chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ニホンオオカミの正体。 https://blog.goo.ne.jp/nihon-ookami

絶滅したと言われているニホンオオカミとは何か?生き残りの可能性は?

絶滅したといわれて100年が経過したニホンオオカミですが、その正体は果たしてオオカミなのか?犬なのか?生き残りの可能性はあるのか?

銀狼
フォロー
住所
丸亀市
出身
丸亀市
ブログ村参加

2011/02/17

arrow_drop_down
  • これは問題では?

    私は山陰柴犬という古いタイイプの犬を飼っています。日本犬保存会に所属しており、会報が届くのですが、つい先日とどいた第5号に、面白い記事が出ていたので紹介します。これはニホンオオカミの尾のことについて書かれていて、神奈川県伊勢原町の方がお持ちのニホンオオカミの尾で、非常に保存状態が良く、ニホンオオカミの尾がどのようなものであったかが正確に分かる貴重な資料だそうです。そこに書かれてあるのは、ニホンオオカミの尾の特徴として、X状の黒い差毛、八の字様の差毛、その下7cm間隔で輪状の差毛があるとしている。この特徴は英人が飼っていた狼を写した絵にも、和歌山大学の標本にも共通してあるそうです。これはニホンオオカミとニホンイヌを区分けする基準点としての特徴であると書かれています。しかし、その続きに「現在の野生犬の中に同様の尾を...これは問題では?

  • 現場の声。

    ヤマイヌハイキングさんから、すばらしい情報をいただき、更新に入りました。フォーラムの中で、各種の目撃談からわかること、大の大人が作り話をして何の特にもならないこと、これが作り話なら、みんな動物作家にでもなれます!私自身、山陰柴犬という古いタイプの柴犬を飼っています。(今のショー用の柴犬とは全く違う)さらにフォーラム中にもある古いタイプの四国犬専門に保存されている方も存じ上げています。昔は日本にはこういうタイプの日本犬しかいませんでした。これらは猟犬として人に飼われ、非常に野性味に溢れ、オオカミに近い形態をしたものも多くいましたが、それらとは明らかに違う犬科動物を目撃していたのです。ある意味現在、改良された日本犬しか目にすることのない私たちより余程信用できると思いませんか?1905年絶滅ということを繰り返す、どこ...現場の声。

  • なんとかして!

    NHK教育テレビで、アイスマンという5300年前の人間の研究の番組をやっていました。オーストリアとイタリアの国境付近で発見され、氷付けになっていたものを解凍して、当時の姿や生活ぶりを解明しようとするものです。採取されたDNAから姿が復元され、どんな姿をしていたかがわかりました。5300年前のものでも見事に復元できるんですよ。100年前くらいのニホンオオカミが何故復元できないんですか?真面目にやっていないのでは?骨格標本もあるし、骨も数十点は残されているはず。研究者さん、なんとかお願いしますよ。謎に包まれているニホンオオカミの姿を復元してくださいよ!どんな姿をしているかが分かれば、目撃談の参考にもなるのですから。なんとかして!

  • 私なりの結論。

    まずは下のリンク先の記事をお読みください。http://homepage2.nifty.com/~wolf/wolf/Ancient_Wolf_lineages.htmlここからは今の時点で私なりの結論を述べることにします。ニホンオオカミ(ヤマイヌ)canishodophilaxはタイリクオオカミとは別種とはいえないほど形態の良く似た古代オオカミの一個体群だった可能性が高い。(これは見た目であって、DNAなどを調べると違いが大きいかもしれない)オオカミとヤマイヌの呼び方が2種類あるのは、初期のころは、何度も日本列島は大陸と繋がったり離れたりを繰り返しているうちに、少数が渡ってきていたタイリクオオカミと、もともといた小型の古代オオカミのことを指した可能性あり。後に大型のタイリクオオカミは島国である日本では隆盛をほ...私なりの結論。

  • これからは。

    これがNHKの放送で紹介されていたトラの若いころなんでしょうね。でも虎毛になっているということは、狼ではなく犬だということです。以後の記事では、山棲みの犬と共に除外することにします。これからは。

  • もうないの?

    ニホンオオカミの研究でまず基本になるといわれているのはライデンの模式標本ですが、ライデンにはもう1つの標本があったようです。これは模式標本よりがっしりしていて、随分オオカミっぽいですね。もう1つの画像はシーボルトが手にいれたおおかめとやまいぬの図。右の伏せているのがやまいぬで足に出来物があり、立てなかったそうですが、これが模式標本だったらしく、剥製の足の同じ位置にできものがあった後が確認されたそうです。左の立っているほうがおおかめ、これがもう一つの剥製の動物?詳しいことは判りませんが、ライデンの標本といえば例のやつしか出てこないところをみるともうないのかもしれませんね。2つあったら、やまいぬとおおかめが別の動物だという手がかりの一端が掴めたかもしれないのに・・・。(画像はスズカハイキングさんからお借りしました)もうないの?

  • 教科書から考察。

    明治時代の教科書にあるニホンオオカミの紹介です。肉食獣類。狼。おほかみ。(1)種類1狼(2)部分頭長シ○口長ク且大ニシテ耳下ニ至ル耳ハ小ナリ○体犬ニ似テ大ナリ○脚蹼(みずかき)アリテ能ク水ヲ渉ル○毛灰色ニシテ白色雑ル○歯甚ダ鋭利ナリ(3)常習性猛悍兇暴ニシテ餓ユルトキは人ニ迫ル深山ニ棲息シ他獣ヲ害シ(以下略)とあります。おほかみとありますが、オオカミでしょう。(2)の部分ですが、頭部は長い、口は長く大きく耳の下まで裂けているとあります。(恐ろしさを強調しているともとれますが)耳は小さい。体は犬に似ているが大きいとありますが、ここである犬はおそらく中型日本犬それより大きいということは、現在の秋田犬くらいあったのかもしれません。もしくはプロポーション的に犬より胴が長いので、同じくらいの体高であっても、大きいとしたの...教科書から考察。

  • 分けて考える。

    久しぶりの更新になりました。NHKの番組、何度も再放送されていますね。それだけ反響が大きかったのでしょう。このブログにいろいろ書いてきましたが、整理して書くことにします。私が思うに、ニホンオオカミは1996年に奥秩父で、八木氏が撮影した動物が1番近いと思っています。2000年に九州の祖母山で撮影された犬は古いタイプの日本犬、またはそれと山棲みの犬との混血、そして村上氏が作り出した狼犬は山棲みの犬、または過去に少しは生き残っていたニホンオオカミの血が入っているかもしれない山棲みの犬です。以後、このブログでは八木氏が撮影した動物をニホンオオカミの生き残りの可能性が高い動物と位置づけてこれをベースに議論していきたいと思います。(山棲みの犬はこれはこれで貴重な動物だとは思いますが、今後は除外したいと思います)最後に、こ...分けて考える。

  • お願い。

    いつもたくさんの方が来ていただいてありがたく思います。このブログについて管理人からお願いがあります。コメントをいただいている方それぞれのご意見があると思います。でもあの意見は違うとか、批判を書き込むのはどうかやめて下さい。みなさんそれぞれニホンオオカミが好きでその方なりのご意見を言ってくれるのがうれしく、このブログを開設しました。人の意見を批判するのなら2chででもやってください。あまり荒れるようだとアクセス禁止、場合によっては閉鎖せざるをえません。どうかよろしくお願いします。お願い。

  • 『ETV特集 見狼記 ~神獣ニホンオオカミ~』 現代に遺る信仰を観て。

    『ETV特集見狼記~神獣ニホンオオカミ~』現代に遺る信仰という番組が20日にありました。八○氏がいろんな目撃者の下へ行ったり、頭骨の保存している方をたずねたりしていました。ここはと思うところに赤外線カメラをしかけたりしていましたが、狼の姿は写りません。主に秩父近郊の話が主で紀伊半島あたりの話が少なかったのは残念でした。もうこのあたりには熱心に日本狼を探したり、研究している人は少ないのかもしれませんね。ただ収穫もありました。以前紹介した村上さんという、狼犬を作出しようとした人の話が出て、多くの狼犬の写真と1頭だけ生き残っていることが判っている狼犬が出ていました。この犬も老齢で、白内障で目が白くなっていましたからやがて寿命が尽きるでしょう。村上さんがやってきた研究もこれで終わりになります。やはり個人レベルではこれが...『ETV特集見狼記~神獣ニホンオオカミ~』現代に遺る信仰を観て。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、銀狼さんをフォローしませんか?

ハンドル名
銀狼さん
ブログタイトル
ニホンオオカミの正体。
フォロー
ニホンオオカミの正体。

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用