フットサルB級指導員(上級・Fリーグ監督ライセンス)、アジアサッカー連盟フットサルGKコーチLv1。指導論、育成年代コラム、練習内容を公開。
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なかなか試合に出してもらえない、 試合に出られても数分間だけ、 という選手たちにはレンタル移籍を 検討してもらいたいです。 10代から20代前半の若い選手は、 いつどのタイミングで成長するか 本当に未知数です。 早熟で小学生の時に化ける選手もいれば、 晩成で大学生になってから急成長する選手もいます。 伸びる時期は本当に、誰にもわかりません。 一つだけ確実にわかっていることは、 選手は試合に出ることで伸びる! ということです。 ですから小学生年代で全く試合に 出られない状況は、 避けなくてはいけません。 試合に出なければ伸びるものも 伸びません。 どんなに厳しくて激しい トレーニングを積んでいた…
「フットサルからサッカーを学ぶ」 をテーマに書いてみます。 フットサルをプレーすると 狭いスペースでのボールキープや ドリブルテクニックが身につく、 と言われがちですが、 私はサッカーIQ(フットボールIQ) も高くなると声を大にして 言いたいです。 フットサルでは、 ●スペースの使い方、 ●スペースの埋め方、 ●パスコースの作り方、 ●サポートのポジショニング、 これらを考えながらプレーしないと、 パスをもらうことが出来ず、 試合で活躍することは出来ません。 なぜならば、フットサルは コートが狭いことにより、 相手チームの選手が常に 目の前にいたり、 味方からパスをもらった瞬間、 そのトラッ…
5月7日(月)に書いた、 「一日のトレーニングをオーガナイズする」 という記事の続きになります。 トレーニングには必ず一日の目的があります。 週末に行われた試合で出た課題をクリアする、 良くなかったプレーを改善する、 チーム戦術を確立するために必要な 技術を各個人に身につけてもらう、 セットプレーの攻撃、 セットブレーの守備、 得点までの崩し、 ボールの奪い方、 などがトレーニングの目的になります。 大事なことは、その中で何を一番に 選手たちに伝えたいか、 改善してもらいたいか、 身につけてもらいたいか、 を明確にしなければいけない ということです。 例えば、一日のトレーニングの課題が、 コー…
フットサルのディフェンスで 大事なことは三つあります。 一つはボールを自陣ゴールに 近づけさせないこと。 自分の目の前にボールがあれば 「奪える!」と思って奪いに 行ってしまう選手もいるかと思います。 目の前で奪えればピンチを チャンスに変えられます。 しかし、そこでリスクを冒すほどの ボール奪取のチャンスがあるのかどうか、 冷静に判断しなければいけません。 もし、ボールを奪いに行くという プレーに対して、誰か一人でも 疑問を抱くならばやるべきではありません。 一人が勝手な行動をしてミスするだけで 即失点に繋がるのがフットサルです。 ※コートが狭いからです。 ボールを自陣ゴールに近づけさせ な…
フットサルでも基本は大事〜高いレベルの守備戦術を取り入れる時期〜
日本のフットサル界はサッカーを ある程度続けた後、 大学生や社会人になってから フットサルに転向する選手で 成り立っています。 よって、フットサルの基本技術・ 基本戦術や知識を学ばないまま 社会人リーグという高いレベル をプレーする選手ばかりに なってしまっています。 この状況はあまりよろしくありません。 なぜならば、高いレベルのチームの練習に 混ざったり試合に出場してしまうと、 基本を身につける時間はありませんし、 細かいところまで指導してくれる 指導者の中の指導者がいないからです。 フットサルに転向した選手が最初から 高いレベルのチームに入ってしまうと、 基本を飛ばしていきなりプロフットサ…
2018.2/9(金)に競技チームのトレーニングを行いました。 トレーニング内容を公開しますので、 参考にしていただけたら幸いです。 ※本ブログに記載されている記事、内容、 写真、画像などの無断掲出・転載・引用は お断りしています。 【ウォーミングアップ】 身体を支える力をつけることを目的とした バランス能力向上、体幹トレーニングを ウォーミングアップに取り入れました。 ●体幹トレーニング ・フロントブリッジ 1分×2本 ・サイドブリッジ 1分×2本 ●ボールの奪い合い ・7名の選手が一人一個ずつボールを保持し、 全員センターサークルの中に入る。 ボールを自分の体の前もしくは真下に置いた状態で…
サッカー、フットサルの指導者もしくは 指導者を目指している方の参考になればと思い、 一日のトレーニングの流れについて書いてみました。 トレーニングは全て繋がっていなければいけません。 最初にパスをやって、次にドリブルをやって、 シュート練習をやったら最後にゲーム。 というようなトレーニングはNGです。 試合の各場面を切り取って、 それを繋ぎ合わせて最後に帳尻合わせのように ゲームをやって終わりというトレーニングは 選手はもちろんのこと、チームとしても 成長に繋がりません。 トレーニングを始める前に、まずは 一日のトレーニングの目的を基に ゴールを描いてみましょう。 今日一日、選手たちにどのよう…
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