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算数学び合い研究会『置算研』 http://vaio0819.blogspot.com/

「学び合い」で算数学力向上を目指す実践研究をしています。一緒に実践し、真の学力を向上させましょう!

横浜国大の石田淳一教授のご指導のもと、小学校算数「学び合い」の指導法を実践研究しています。さらに、信頼関係を土台とする学級経営をめざすために、菊池省三先生からご指導いただいております。石田塾&菊池道場で、授業力、担任力、学力アップ!

田井地 清
フォロー
住所
米沢市
出身
白鷹町
ブログ村参加

2011/01/04

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  • 数理的処理のよさを感じさせるには

    お久しぶりです。今年度は、3年生の学級担任となり、また新たな気持ちで授業に取り組んでいます。ブログはちょっと間隔が空いてしまいましたが、日常の授業や学級経営に関わることをアップしていきたいと思います。 今年の冬に、2年生の算数の助言を頼まれ指導書を読んでいたら、「数理的な処理のよ...

  • 分数も小数も整数も、すべて「単位のいくつ分」で説明させる

    4年算数「分数のたし算」 3、4年の分数指導をしていると、分数をたしてしまうという誤答が見受けられます。また、正答であっても、 「なんで分母は足さないの?」 と問うと、 「分子だけ足して分母は足してはいけないから。」 という子どもたちの反応が見られます。 分数指導で必ず心がけた...

  • 型を示す

     新学期が始まり1か月が過ぎました。今年度は4年生の担任ということでスタートしました。再任用2年目ですが、若者に負けないようにがんばります。 参観日の時に、「かさをつくろう」という小数のひき算の発展的な授業をしました。石田淳一教授の著書にあるものを自分なりにアレンジしてやってみま...

  • 説明する力を付けさせる算数授業とは?

     先月、市内M小学校の授業研究会にお呼びいただきました。今回は、5年生の三角形の面積を求める問題です。三角形の求積は、過去何度も研究授業でやりましたが、いつも話題になることが、三角形と平行四辺形のどちらを先にやるかということです。教科書によって違うのですが、 ◯三角形を先に扱うメ...

  • 数学的な効率性で深く考えさせる

    今年度、6年3クラスの算数を担当していますが、同じ授業でもクラスによって出される考えが違います。だから、全体の話し合いの流れが微妙に変わります。しかし、流れが変わっても取り上げる考え方の順番は決まっていると思います。 本時は、4人でリレーの順番の決め方は何通りあるかという順列の問...

  • 比例が「かけわり図」へと発展

    久しぶりのアップになります 。 現在、6年生の3クラスの算数を担当しています。教科担任制の先駆けとして、6年だけですが教科担任を中心として学習指導を行なっています。 教科担任のメリットとしては、教材研究や授業の準備が楽になる、また、学年全体が同じ歩調で進でられるということでし...

  • 少人数学級で、協働的に表現力や思考力を身に付けさせる 〜2つの学校の飛込授業より〜

      <飛込授業その1> 2020年12月4日 南陽市立漆山小学校にて5年生のクラスにて飛込授業をさせていただきました。この授業は、8年前、米沢市立西部小学校に勤務していた時に、石田教授と共に学び合いの本を執筆なさっていた先生を石川県からお呼びして、示範授業をしていただいた時の授業...

  • 丁寧な見通しが考える足場につながる

     市内の小学校にて、6年算数「場合の数」の組み合わせの授業を参観させていただきました。 順列の時と何が違うか、落ちや重なりがないようにするにはどうすれば良いかという見通しをしっかり持たせていました。 丁寧な見通しは、考える足場になるのでとても大切です。 そして、グループでの学び合...

  • ニューアイディアを生み出す空気感

    4年算数「複合図形の面積」の授業です。 やり尽くされた感のある複合図形の面積の授業ですが、敢えて研究授業で公開しました。 見通しの時は、iPadのグッドノートというアプリを使用しました。このアプリの特長は、アップルペンシルで文字を書いたり、図や直線を描いたりできるという点です。 ...

  • 前時の誤答を次の意欲にするためのコツ

    階段式の正方形が並ぶ図形。正方形の数とまわりの長さとのきまりを見つけて解く問題です。 前時で、時計の問題を話し合っていた時、縦の見方と横の見方が出されていました。2つとも、比例関係を前提とした考えが出されていましたが、それは比例関係ではないので、2つの考えは間違いということになり...

  • ネーミングで焦点化

    ブロックをグループに分けて式化するという授業です。 見通しで1つの事例を挙げて、「いろいろな方法で式を作ろう」というめあて意識をもたせました。これは1+3+5+7+5+3+1=25ということになることを確認しました。これも、一つの式化というわけですが、グループに分けて式化するとい...

  • 「〜倍」なのにわり算になるのはなぜか

    文書題に、「〜倍」と書いてあるのに、なぜわり算なのかがわからないということがあります。それは、□を使った式を使えば説明ができます。 文章題を読んで、すぐにわり算だと言う人がいました。倍なのになぜわり算なんだろうという課題意識を持たせました。 まずは、プチ自力解決。そしてすぐに...

  • どんな考えを出させるか、学び合いの構成には教師の意図が必要

    コロナ禍ではありますが、徐々に本来の学び合いの姿に戻っています。 さて、4年算数「倍の見方」の単元で、何倍になるかという問題を通して、簡単な割合に関する考え方を身に付けるのがねらいです。 <問題> どちらの包帯がよく伸びるでしょう。 A の包帯;30cmが60cm B の包帯;...

  • コロナ対策のグループ学習開始!

    約半年ぶりのアップになります。 新年度から新型コロナ感染防止のため、密にならない授業を心掛けてきました。机と机のディスタンスを十分に取り、子どもたちが同じ方向を向いているという昔の大学の講義のようになっていました。さらに、主要4教科に関しては、進度の遅れを取り戻すために、どんどん...

  • コミュニケーションゲーム的学び合い

    3学期始まりますね。子どもたちの顔を見るのがとても楽しみです。 さて、2学期の実践からです。算数では、「問題づくり」というものがあります。問題を解くことはあっても、問題づくりまでは手が届かないのかもしれませんが、問題をつくることによって、何を答えればよいのかをじっ...

  • 文章題理解につながる国語科での取り組み

    あけましておめでとうございます。2020年最初の記事になります。今年もよろしくお願いします。 さて、算数では、よく文章題が苦手という話をよく聞きます。算数の文章題理解でも、国語の長文読解でも、読解力が不足しているというのは学力調査などで報道されている通りです。ある程度の文章を...

  • 3人グループのチーム学習

    いよいよ師走ですね。期末事務も忙しくなると思いますが、風邪などひかないようにご自愛ください。 前回に3人グループについて紹介させていただきました。今のクラスの人数が27名なので、3人グループにすると9グループできます。なので、黒板にホワイトボードを貼ると写真のように...

  • 小集団グループのメリット・デメリットからの『3人グループ』

    得意な子どもと教師とのやりとりで進んでいく授業や、教師の講義型の授業では、苦手な子どもは置いていかれます。そこで、小集団交流をして、一人一人に参加させようという試みは、20年以上前から行われています。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。 【4人グループ...

  • かけわり図のよさを実感する

    夏休み辺りからの原稿執筆のため、久々の投稿になります。 6年「速さ」の学習です。速さと道のりから時間を求める方法を考える授業です。 今回は、数直線図を使って考えるという見通しにより、一人一人が数直線図に挑戦しました。1時間で80㎞だから⬜︎時間では200㎞という関係をつか...

  • 水泳でも学び合いの力!

    算数の学び合いについての実践してきましたが、この学び合いを他教科でやってみたという事例です。国語や社会などの教科ではもちろん効果が見られましたが、今回は実技教科である体育です。 体育では、チームで教え合うことはよくありますが、水泳でやってみたらどうなるのでしょうか。今までの...

  • 見通しをどこまでもたせるか

    算数の授業研究会がありました。 6年算数「分数÷分数」 教科書の問題は、ペンキと面積から分数÷分数の立式をさせて解かせるというものでしたが、教科書の流れでは、面積図に持っていきたいという意図があるように思えました。指導要領では、わからなない子どもへは、面...

  • たて、横の長さが分数の時も、「たて×横」の公式が成り立つのか

    6年分数のかけ算の授業です。 たて、横の長さが分数でも、たて×横という長方形の面積を求める公式を使ってもよいのかを説明させたいと思いました。たぶん、下の図を見せただけで、たて×横で求められますということになり、答えが出てすぐに終わってしまう授業をしている人もいるのではないかと...

  • 「授業展開モデルA」で解き方を説明させる

    4年生の算数の授業を見せていただこうと担任に声をかけたら、自習になるとのことだったので、代わりに自分が授業を進めることになりました。 学び合いの授業をしていると、「まず自分の考えをもたせてから学び合わせるべきだ」と言う人がいます。確かに、自分の考えをもって話し合わせるこ...

  • 「なぜほめ言葉をあふれさせるのか」学び合うための学級経営

    新年度最初の成長ノートは、「なぜほめ言葉をあふれさせるのか」というテーマで始めました。昨年度から、「ほめ言葉のシャワー」をしていました。ほめられる方はもちろん、ほめる方もうれしくなるという声が多かったのですが、改めてなぜほめ言葉なのかということを考えさせたいと思い、今回のテー...

  • 協働的な学び合いを可能にする学び合い

    卒業式も終わり、いよいよ新年度に向けての準備の時期となりました。 さて、今回もフォレスタネットに掲載していただきました。vol 4ということですが、これで4回掲載となりました。 このフォレスタネットは、小学校の授業準備のための実践集ということで、各教科・各学年ごとの実践の...

  • もとにする量と比べる量の関係を繰り返し考えさせる

    5年割合の学習です。 「〜は〜の〜倍」という問題なので、「倍」だからかけ算だという比較的わかりやすい問題ですが、ここで関係図や線分図などでしっかりと指導しておかないと、比べる量を求める問題で間違えてしまうことがあります。 ...

  • 「台形の面積」;指導者と子どもがちがえば、公式化までの過程がちがってくる

    市の公開研で、M小学校のN教諭が5年算数「台形の面積」の授業をしました。共同研究することになっていた私は、指導案検討から関わってきました。2年前も同じ5年生だったので、共同研究をしました。その時は、台形というのは、かなりの種類の求め方があり、前時までに行ってきた、「移動法」、「分...

  • グランドクロスセミナーの告知

    告知させてください。 10月27日、横浜国立大学にて「グランドクロスセミナー」が開催されます。全国的に有名な菊池道場と学力研、そして石田淳一先生とのクロスセミナーになります。 置算研という自分の研究会が並列して行われること、とても嬉しく思います。半分は、菊地道場山形支部の...

  • 石田淳一教授による「探求的なグループ学習を取り入れた算数授業の活用」のセミナー開催

    今年も箱根において、横浜国立大学の石田淳一教授を講師としてのセミナーが開催されます。協働的な学び合いのある算数指導を目指す先生は、ぜひおいでください。(ちなみに、私の授業実践も取り上げていただく予定です。)以下、案内文になります。 平成30年度 授業力開発セミナ...

  • 筋道立てて説明する力を養う

    【南陽市算数数学部会の提案授業 】 5年の異分母分数のたし算の授業です。   この授業を仕組むにあたって考えたことは、     ⑴  単に通分させて練習させるのではなく、図を使うことで、目盛りの数が通分したとき の分母と同じ数になるということに気付かせたい。 ...

  • 説明できることがわかったということ

    分数の単元に入りました。約分や通分によって、分数の加減計算ができるようにするという単元の流れです。 3/5と2/3の大きさを比べよう という課題。分数の数直線図でどちらが大きいかわかりますが、 図を使わないで大きさを比べる にはどうすればよいかということを考えさ...

  • 公倍数の「はかせどん」発見

    5年「整数」の公倍数を見つける授業です。 公倍数を見つけるにはどうすればよいかというめあて意識をもって取り組みました。 教科書では、両方の倍数を並べて共通倍数を見つける方法と、8の数の倍数だけを書いて、そこから6の倍数を選ぶという方法を比較検討し、大きい数の倍数...

  • 方法別グループ学習 『四角形の4つの角の和」できなくても達成感

    四角形の内角の和を求めるという課題です。 見通しでは、 1切って合わせる 2折る 3角度を計る 4対角線を引く という考えが出されました。 今回も方法別に分かれて取り組ませました。 このグループは、切って合わせる考えです。黙々と作業していました。 ...

  • 方法別のグループ学習 「かけわり図」のよさ

    「かけわり図」という図は、教科書でも見かけないものですが、我がクラスではこの方法のよさを感じる人が増えています。 5年算数「小数のわり算」の単元です。いつも通り、グループ学習を基本にして学習してきました。そして単元の最後の習熟問題に、立式を説明させる問題がありました。 肉...

  • 学び合いで説明させることが大切です(余りのある小数のわり算)

    余りのある小数のわり算の学習。余りがいくらになるかを考えます。 下の2つのグループは、出た余りをそのまま答えにしています。F班は、「ここまでいいですか?」などと、発表する時の言葉を書いていました。 A班も同じように説明していますが、商の求め方は既...

  • 5年小数のわり算(筆算)の事例

      5年「小数のわり算」の単元です。小数のかけ算では、10(100)倍して積を10(100)で割るという流れで学習してきましたので、同じような方法で解決できるのではないかという考えが出されることは予想されました。 筆算の前々時、2.4mで96円のひも、1mは何円かという問題...

  • 20年前に取り入れていた「フリートーク」というアクティブ・ラーニング

    本棚から懐かしい書籍が出てきました。18年前に執筆した実践です。5年生の「合同な形」の単元。  この頃から、「フリートーク」を取り入れて、自由に立ち歩きをさせて、各自好きなように考えを聞き合いました。   フリートークでは、ただしゃべってくるのではなく、互いの考え...

  • すべての教科で「考え、議論する」

    新学年が始まって、早くも1か月がたちました。本格的な学び合いの授業にするために、算数科ではもちろんですが、すべての教科で学び合うことが必要です。 さて、今年度から道徳が教科になりました。これを機に、全国的に道徳の実践に力を入れている先生が増えているようです。自分もアクティ...

  • 学び合いの仕込み「コミュニケーションゲーム」

    新年度が始まり、子たちも新しい教室で張り切っていると思います。 さて、いよいよ授業開始!今年度も学び合いのある授業に取り組んでいこうと思っています。算数や国語などの教科の授業で学び合いの仕方を『仕込む』ことが大事な時期です。4月から5月に渡って、1年間の見通しをもった仕込み...

  • 若い教師の授業研(フォレスタネットセレクションより)

    卒業式も終わり、ほっと一息というところです。卒業担任だったのでということを言い訳にして、ブログ更新をさぼっておりました。新年度に向けて、また意欲的に投稿しようと思っているところです。 そんな時に、フォレスタネットから冊子が届きました。SERECTIONという冊子です。 ...

  • 主体的・対話的な学びを育てる授業づくり

     今の教育界では、「主体的・対話的な学び」を求めています。山形県でも、「探究型の学習」を提唱しています。目指すところは同じです。 この主体的・対話的な学びというのは、どういう学習を定義しているのかは、たくさんの書籍を読めばわかると思います。 横浜国立大学の石田淳一教授 は...

  • チーム学習のプチ道場

     ブログをご覧になられている皆さん、今年もよろしくお願いします。 さて、平成29年12月27日の箱根合宿セミナー(授業力開発セミナー)に参加して、チーム学習について発表させていただきました。 まず自分の担任歴を紹介させていただきました。 3・4、4・5、5・6、5・...

  • 底面積と底体積のこだわり

    期末事務で超多忙な時期ですが、一息入れるためにアップしてみます。 三角柱の体積を求める問題(写真下)ほとんどの子どもたちは、「底面積×高さ」であることを知っています。だから、4×3÷2をして三角形の面積を求め、それに高さをかけて求められるという気付きが多数ありました...

  • 石田セミナー箱根合宿のご案内

    だいぶ寒くなりましたね。昨日、冬タイヤに交換しました。初雪もそろそろですね。    さて、今年も石田先生の合宿セミナーが開催されます。私は、チーム学習の実践を発表したいと思っています。昨年も参加しましたが、全国から学び合いの授業を進めたい方々が集まります。 ...

  • 正答グループ3対誤答グループ3のチーム学習

    公開研が終わりましたが、チーム学習は日々続きます。 中学校では、集合として扱われている問題でしょうか。両方に手を挙げた人がみかんやバナナに手を挙げた人と同じなのか、それとも違うのかというのが学び合いの中心となります。 さっそくグループ学習をしました。このグループ学習の...

  • 学び合いの算数授業の評価(市公開研にて)

    市の公開研究発表会が終了しました。今回の授業では、グループ学習からグループ同士が学び合うチーム学習、さらにその流れで全体の学び合いはどうあるべきかということを提案しました。簡単に言うと、学び合いのある算数授業のあり方ということです。 今回の授業は、6年算数「場合を順序よく整理...

  • グループ学習のよさを実感する(6年;比例)

    今日の算数は、比例しているかどうかを説明させるという内容でした。 見通しでは、横の見方と縦の見方が出され、グループ学習が必要なのかな?と思いましたが、文章で説明させたかったので、グループで取り組ませました。 A班 は、どちらの見方でも説明していました。説明としては...

  • 次時へつなぐ学び合いのよさ

    運動会が終わり、ほっと一息。しかし、来月18日の市の公開研を控え、学び合いの授業を追究しようと思います! 6年「速さ」の単元が終わり、「変わり方を調べて」(2時間扱い;啓林館)の学び合い。 1教時目は、向かい合って歩く場合の出会うまでの時間(分)を求める問題。...

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