独断と偏見による日本の現代美術考察です。アメリカルールの現代アートに対して日本独自の道はあるのか?
8月30日まで麻布のカイカイキキギャラリーで開催中の展覧会を観てきました。 現在村上隆氏が注目している現代陶芸。 それは伝統的な陶芸の延長上にあるのでなく、現代に生活する現代美術との関わりが大きいのではないかと考えられる。 その仮説を検証するためのような展覧会である。 出品作家は『もの派』の菅木志雄や李禹煥、岡崎乾二郎。 そして80年代に現代美術の世界にはバブル期に隆盛を誇ったデパート系、特に西武セゾンやパルコなどのグラフィック系の公募展などが現代美術に影響を与えることになるのです。その代表作家として日比野克彦など。 あらためて当時の日比野克彦の初期の作品を観たのですが、これが結構インパクトありました。あの当時の状況を知っている管理人といたしましては、ここに日比野の作品が入ることでこの展覧会の企画意図を理解できました。 70年代までアート界は完全にファインアートとグラフィック(コマーシャル..
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