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柏市
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渋谷区
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2010/12/14

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  • VOCA展 梅沢 和木

    毎年新聞屋さんにいただいているチケットで今年もVOCA展を観にいってまいりまし た。 ちょうど上野公園の桜もだいぶ咲き始めていたので、花見も兼ねての鑑賞です。 当初あまり期待していなかった今年のVOCA展ですが、一転非常に強烈な作品に出会いました。 それがこちら梅沢 和木。 タイトルは「すべてを死るのも」 高さ232センチ、幅372センチの超巨大作品です。 梅沢 和木はカオスラウンジでの展覧会以降以降、個展も含めちょくちょく見に行ってただけによく知ってましした。 東日本大震災にインスパイアされて製作されたこの絵は、VOCA展の中でも特に目立っており、終始人だかりであります。 佳作ということで受賞はしているのですが、今回のVOCA展のなかでは一番優れた作品です。VOCA展という展覧会いやアート界でのしがらみ上対象をあげるわけにはいかなかったのでしょうが。。 ..

  • 桑久保徹 小山登美夫ギャラリー

    小山登美夫ギャラリーでの4年ぶりの桑久保徹 個展です。 以前観たのは清澄にあるときの小山登美夫ギャラリーでした。 油絵の具で厚塗した大きなキャンバスが印象的でした。 桑久保徹は、古典的な手法(油絵の具でグイグイ描く)をあえて選んで、現代美術に取り組んでおります。もちろんこのヨプな古典的な手法で取り組む作家は多いのですが、桑久保徹の絵はゴッホばりに油絵の具が盛り上がっております。 特徴的なのは心象風景を物語性に表現する独特の世界です。 今回は、桑久保徹が尊敬する画家の生涯を一つのキャンバスに書いた大作で、カレンダーシリーズとし完結するようです。 桑久保徹の選んだ作家は、ピカソ、フェルメール、アンソール、セザンヌ、スーラ、ゴッホ。今後残りの作家を選んで制作していくようですが、今回はペンディング6点、ドローイング6点が展示されていました。 ペンディングは150号..

  • エルナン・バス HERNAN BAS ギャラリー・ペロタン

    かつて日本では紹介されたことのないエルナン・バス (HERNAN BAS)の作品を観にギャラリー・ペロタンまで行ってきました。 地下鉄日比谷線の六本木駅を出て、青山ブックセンターのワキの路を入っていくと、目立つところにギャラリー・ペロタンはあります。 写真撮影もオッケーということで、撮影した写真を少し掲載します。 路面店ですし、全面ガラス張りのギャラリーは道行く人からも展示風景が見えて なにか日本のギャラリーとは少し趣を異にします。 画集も現在発行されている3冊がテーブルの上に置かれており、中身を観ることができます。 エルナン・バスは1978年アメリカ生まれで、近年国際的に注目を集めています。19世紀のデカダン派の作家オスカー・ワイルドやナビ派の画家たちの影響を受けたその作品は、象徴性や指摘比喩に満ちています。 抽象画と風景画の合わさったような画面の中で古..

  • 平子雄一

    エルナン・バス (HERNAN BAS)のことを調べていくうちに、ここたどり着きました。 なんか不思議な絵です。 これから色々調べていこうとは思いますが、こういう世界観は自分には掛けないだろうなと思いますが、何かの参考になりそう。 好きな世界ではあるのですが。

  • エルナン・バス HERNAN BAS

    美術手帖の広告で知ったのですが、面白そうなと言うか、日本では今まで紹介されていなかったアーティストの展覧会が六本木のギャラリーで開催されているので、近々見に行こうかと持っています。 このギャラリー自体フランスから昨年日本に進出してきて、ソフィ・カル、村上隆など世界的なアーティストが多数所属しているようです。 詳しい紹介記事を貼っておきますので参考にしてください。 ギャラリー・ペロタンが2017年6月に日本初上陸! 六本木に新拠点をオープン http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2017/05/perrotin-tokyo-gallery.html そして問題のアーティストですが、エルナン・バス (HERNAN BAS)。日本ではあまり効いたことがなかった名前です。 その作品は油絵でゴリゴリ、一見稚拙な..

  • 東京オートサロン2018 幕張メッセ

    久しぶりにクルマネタです。 新年も開けて早々1月12,13,14と幕張メッセで開催されていた東京オートサロン2018に行ってきました。 もとは、「オプション」という改造車の雑誌を発行している小さな出版社がはじめた改造車のためのイベントでした。 1983年、初代編集長の稲田大二郎が発起人となり、「東京エキサイティングカーショー」の名称で晴海・東京国際見本市会場東館開催したのが始まりです。 今のようにチューニングカーなどという概念も無く、暴走族の改造車というマイナスイメージしかなかった時代です。彼らの努力もあり、また時代の規制緩和のおかげもあり、改造車のマーケットは広がり、今ではチューンドカーという市民権を得るにまでになりました。 なんといっても日産がR34GT-Rを正式に発表したのがこの会場です。東京モーター書でなく、オートサロンであったことはメーカーにとってもこのイベ..

  • カオス*ラウンジ新芸術祭2017

    最近はあまり展覧会にも行っていない。 まず、東京都現代美術館がずっと改修工事で行っていない。 またよく行く、川村美術館や水戸芸術館も興味を引く展覧会をしてないというのもその理由だ。 そんななか、美術手帖のART NAVIを見ていたら、カオス*ラウンジが何か面白そうなことをやってるのを発見。 カオス*ラウンジ新芸術祭 というやつだ。 黒瀬陽平が中心になって、カオス*ラウンジが2014年から、福島県いわき市の各地を継続的に訪れ、美術史的、民俗学的、社会学的なリサーチを重ね、その成果として2015年から1年に1回、いわき市内で「展覧会」を開催してきました。 今回で3回目らしい。 カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」 そして、その公式サイトというのを開いてみたらびっくり。 http://chaosxlounge.com/zz-izumi..

  • セザンヌの記憶

    三十数年ぶりに描いた油絵。静物画です。 週一で、2時間づつ4週くらいですのでまだ未完成なのですが、とりあえず一旦ここで。 難しいモチーフで描くのに躊躇しましたが、素直にモチーフに忠実に描いたつもりです。 といっても一般的には見えるとおりに描いたとは思えないでしょうね。 前回のブログでセザンヌのことを描いたのですが、 セザンヌは何をしたのか? セザンヌのように、モチーフを単純化するつもりは全くありません。 ですが、自分なりに存在感、空間を書き出そうとしていたらこんな事になりました。 傾向との照明がバラバラで、うまく光を捉えられなかったのもあり、結果的に全体の空間存在がうまく描ききれずに、個別のモチーフの存在感を出そうとした結果です。 もちろん未完成というのもありますが、絵としては全くダメダメです。 ですが、書くことで発見がありました。 昔の感覚というのもあり..

  • セザンヌは何をしたかったのか?

    三十数年ぶりに油絵を描き始めて、どうしても気になってししまうのがセザンヌ。 美術予備校の正面玄関にいつも掲げられていたセザンヌの模写。 ポール・セザンヌの代表作ともいえる「赤いチョッキを着た少年」 (1894-95年) わたしの美術修行時代にとってはとても重要な作家でした。ですが今にして思えばその本質はよく分かっていなかったようです。 一般的なセザンヌ解釈としては、従来のヨーロッパ絵画の伝統的な遠近法を否定し、絵画の平面性や物質性を露わにしたこと、しそして印象派からキュビズムへの橋渡しをしたということで近代絵画の父と呼ばれています。 また、現代アートを理解する上で、絵画の平面性や物質性は避けては通れないほどの重要なテーマでもあります。 では、セザンヌは一体何をしたのでしょうか? 少し考えていきましょう。 まず第一の発見といえるのが、多角的視点の導..

  • 日展 国立新美術館

    国立新美術館で開催されていた日展の招待状を頂いたので観てきました。 昔なら興味もなかった日展ですが、いちどまっさらな眼で見直してみようと最近はこのての公募展にも足繁く通っています。 油絵らしい油絵を観たいという気持ちでしたが、これが殊の外良かったですね。 気になった絵を何点か紹介します。 なかでもこの世界では大家である先生の中山忠彦という作家の作品が凄く印象に残りました。 中山忠彦はホキ美術館でもみましたが、中心になる顔以外は筆のタッチも残しながら、いかにも油絵っぽい雰囲気がお気に入りです。 今後この中山忠彦についても研究していこうと思ってます。 もう83歳という高齢ですが、未だにこれだけの作品が作れるというのは立派なものです。 もちろん、公募団体は昔から様々なしがらみがありいい噂は効いておりませんが、そのようなこととは関..

  • 自分でも描きはじめました~

    今年9月から週一で絵を描きに行きだしました。 何十年ぶりに描く油絵はなんか新鮮でした。 自分で実践する制作で何かが変わるかもしれません。 この教室には年配の人しかおりませんが、しばらくココを拠点に描き始めようかと思ってます。 久しぶりに描いたモチーフは植物。 浪人生以来、なかなか描く機会もなかったのですがどう描いていいのか躊躇しまくり。とりあえず自分なりに描いてみました。 公民館の一室で光の当たり方もばらばらで明暗もはっきりしません。とてもむつかしかったのですが、とにかく存在会が出せるようにと考えながら描きます。 改めて、セザンヌの凄さを感じます。 近代絵画の父と称されるセザンヌ。このブログではこれからは自分なりの作家研究も踏まえて、作品も紹介していこうと思ってます。 2017年12月

  • 新制作協会展 国立新美術館

    新制作協会展を初めて観てきました。 六本木の国立新美術館出10月2日まで開催されています。 先々週は同じ国立新美術館で開催されていた日展を見たのですが、もう何を考えてるのかって感じでブログにも描く気になれなかっただけに、今回の新制作展は期待してなかったにも拘らず大変楽しく観覧できました。 この新制作展、今年で81回目ということですね。 公募団体のかなでもかなり歴史のあるほうなんでしょうね。 まったくの予備知識無しで、期待もせずに見ていたのですが、いわゆる油絵の楽しさを彷彿されるような絵画がたくさん展示されており個人的にはとても楽しめました。 新制作協会は説明によると1936年協会創立となっています。 猪熊、伊勢、中西、内田(巌)、小磯、佐藤、三田の7名は、「反アカデミック芸術精神に於て官展に関与せず、我々は独自の芸術的行動の自覚に於て我々の背馳すると認めたる一..

  • 写実画 ホキ美術館

    本屋をのぞいていると気になる画集があった。 「写実画のすごい世界」 限りなくリアルな女性たち という副題で、女性像を中心にした写実画の画集だ。 この手の絵はずっと敬遠していたのだが、よく見るとただの写真のようなリアルな絵とは違い、まさにリアリズムを追求した絵だった。 しかも作者は日本人達。 写実画の世界ではアンドリュー・ワイエスが好きで画集も持っているが、このタイプの作品もまさに現代アートという認識で、自分に素直になって観ると好きかもしれない。 しかもこの写実画を集めた美術館が数年前に千葉市にオープンしたらしい。 ホキ美術館という。 今度、じっくり鑑賞にいこうと思う。 現物を眼の前にしてどのようなに感じるか楽しみだ。

  • 陶芸⇔現代美術の関係性ってどうなってるんだろう? 村上隆

    8月30日まで麻布のカイカイキキギャラリーで開催中の展覧会を観てきました。 現在村上隆氏が注目している現代陶芸。 それは伝統的な陶芸の延長上にあるのでなく、現代に生活する現代美術との関わりが大きいのではないかと考えられる。 その仮説を検証するためのような展覧会である。 出品作家は『もの派』の菅木志雄や李禹煥、岡崎乾二郎。 そして80年代に現代美術の世界にはバブル期に隆盛を誇ったデパート系、特に西武セゾンやパルコなどのグラフィック系の公募展などが現代美術に影響を与えることになるのです。その代表作家として日比野克彦など。 あらためて当時の日比野克彦の初期の作品を観たのですが、これが結構インパクトありました。あの当時の状況を知っている管理人といたしましては、ここに日比野の作品が入ることでこの展覧会の企画意図を理解できました。 70年代までアート界は完全にファインアートとグラフィック(コマーシャル..

  • 原田郁 展覧会 東浦和

    以前に何かの広告で使用されていた作品が気になって、名前を覚えておりました原田郁さん その原田郁さんの展覧会開催されていましたので見に行きました。 と言っても、毎週木曜日だけオープンのそのギャラリーはJR武蔵野線の東浦和駅から徒歩20分というところ。行きはバスに載ってそこから5分ほど歩きました。 住宅街の中のとあるオタクの一部を開放して展示をしてるようで、そのオーナーさんいよると、原田郁さんの展覧会をすることで随分コアなお客さんがお見えになったということです。 普段の客層とは違い新鮮な驚きもあったようです。 オーナーさんは以前は銀座のギャラリーに勤務していたらしく、原田郁サンの作品が好きで直接本人にコンタクトをとって、今回の運びとなりました。 ギャラリーペピン(東浦和) ちょっと変わったギャラリーですが、こういうギャラリーが増えていくといいですよね。..

  • ロッカクアヤコ個展2017

    原宿駅から歩いていける外苑前のギャラリーターゲットで、ロッカクアヤコさんの個展が開催されていました。 ロッカクアヤコ個展2017 5月18日(木)- 6月8日(木) allery-target.com/「obscura」by-ロッカクアヤコ/ 今回は最近取り組んでるアクリルに絵を書いて何層にも重ねた作品です。 絵に奥行きや後ろ姿を見せることで、浮遊感が増し想像力の感じられる作品に仕上がっているようです。 最近のロッカクアヤコさんはこのような試みもしてるようですね。作品はその性格上商品が多いのですが、すべて完売。高いものは300万円以上もします。 ロッカクアヤコ人気のすごさに驚きますね。 ロッカクアヤコさんには昔からの固定ファンも多くおり、私も過去のブログで何度も紹介しております。 過去のロッカクアヤコさんに関する記事はココを参考にしてください。 二階..

  • MADSAKI個展「HERE TODAY, GONE TOMORROW」 カイカイキキギャラリー

    1974年生まれのMADSAKIは、幼少時に人種の坩堝のニューヨークへ移住し、パーソンズ・スクール・オブ・デザイン(ニューヨーク)を卒業後したようですが、現在は東京で活動してるようです。 れっきとした日本人です。 偶然にも作家本人がギャラリーに居合わせておりましたので、少しお話をさせていただきました。凄く謙虚で腰の低い方でした。 彼の今回の作品は自身の妻を題材にした、プライベートな自己言及的な作品が中心です。 グラフィティー風のタッチで日本的なエオス漂う作品は、日本とアメリカの両方の感性をを抱えたなにか不思議な屈折した想いが同居しているような印象です。

  • 草間彌生 わが永遠の魂 前衛の女王

    東京六本木の国立新美術館 で開催中の草間彌生大回顧展 「草間彌生 わが永遠の魂」会期は2017年2月22日(水)- 5月22日(月)です。 国内では市場まれに見る大規模な草間彌生の展覧会になります。 このブログでも草間彌生氏の記事は何度か取り上げているのですが、数年前に埼玉県立近代美術館で開催されたときの記事が捜せなかったのですが、その時も草間彌生の全貌を知れる大変素晴らしい展覧会だったのですが、それ以上に大規模な展覧会でした。 大きな展示室に、草間彌生が2009年から取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」から厳選された約130点が公開されています。このへ展示室のみ撮影も許可されていますので、その様子を御覧ください。全作品が日本初公開となります。 草間彌生は1960年代にニューヨークで活躍しており、当時は全裸のへんてこなパフォーマンスなど繰り広げてお..

  • 私が選ぶ VOCA賞2017 上野の森美術館

    この展覧会は40歳以下の若いアーティストを紹介するもので、平面作品にこだわった展覧会としては信頼おけるもので、毎年管理人は見ております。 それぞれ、学芸員や研究者の推薦でその推薦文とともに展示を眺めていると、平面作品の今が分かるようです。 問題は、昨年もそうでしたが、VOCA賞に選出された作家に疑問が残るということです。 そこで、今回まことに勝手ではございませんが、管理人の独断と偏見で選ばせていただいた作家を紹介させていただきます。 題して「私ならこう選ぶVOCA賞2017」 池平撤兵 https://blogs.yahoo.co.jp/betterhalf20012001 菊谷達史 http://www.pictaram.com/media/1481559486341682465_12766518 斎藤瑠璃子 ..

  • 国立近代美術館常設展 大竹伸朗 奈良美智 岡崎乾二郎

    昨年、国立近代美術館で開催されておりました「endless 山田正亮の絵画」を観たときに常設で展示されていた作品で比較的気になった作品をご紹介します。 右が大竹伸朗、左奈良美智 中村一美も。 さらに岡崎乾二郎。 岡崎は派手な売り方はされてませんが、若いアーティストや一部学生の間では人気ですよ。理論派画家として、著作も多いですし。 岡崎乾二郎「絵画の準備を」 絵画の準備を!出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2005/12/16メディア: Kindle版 岡崎乾二郎「1979-2014」 岡崎乾二郎―1979ー2014作者: 岡崎乾二郎出版社/メーカー: BankART 1929発売日: 2014/08メディア: 大型本

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