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  • OPECプラスは段階的な減産縮小を合意、過剰な原油高がもたらした混乱

    石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国で構成する「OPECプラス」は、12月3日に開催した閣僚級会合において、来年1月から段階的に減産規模を縮小することで合意した。現在は日量770万バレルの協調減産を実施し、コロナ禍による需要低迷に対応しているが、1月に減産規模を50

  • ワクチン開発への期待で原油高

    ワクチン開発への期待で原油高実際の需要改善には時間必要NY原油先物相場は、1バレル=45ドルの節目を突破し、3月上旬以来の高値を更新している。11月上旬には、欧米で新型コロナウイルスの感染被害が拡大していることが強く警戒され、一時33.64ドルまで急落し

  • <イエレン?新財務長官から考える金価格>『ワクチン開発後のゴールド』

    「ひろこのウィークリーゴールド」に出演しました。<イエレン?新財務長官から考える金価格>『ワクチン開発後のゴールド』

  • 金相場はドル安再開待ち

    金相場はドル安再開待ちコロナ禍のショック続くNY金先物相場は、明確なトレンドを形成できない状態が続いている。8月に過去最高値2089.20ドルを付けたが、その後は1900ドルの節目を挟んで売買が交錯している。米実質金利の急低下が一服したことで金相場の上昇

  • 【コロナ禍で高騰する天然ゴム】あなたの知らない ゴム相場の世界

    「ひろこのスペシャリストに聞く!」に出演しました。【コロナ禍で高騰する天然ゴム】あなたの知らない ゴム相場の世界

  • トウモロコシ相場の高騰続く

    トウモロコシ相場の高騰続く3か月で在庫見通しが急変米農務省(USDA)は11月10日に発表された需給報告において、2020/21年度の米国産期末在庫見通しを前月の21.67億Buから17.02億Buまで4.65億Bu引き下げた。8月時点では27.56億B

  • ワクチンは原油価格の急騰を促すのか、悲観から楽観への転換期を模索中

    NY原油先物相場は約2カ月ぶりの高値圏まで値上がりしている。欧米のパンデミックが深刻化する中、11月2日には33.64ドルまで値下がりしていたが、11日高値は43.06ドルに達している。僅か1週間半で最大28.0%もの上昇率を記録している。このまま急ピッチな値上がりが続くと、国

  • パーム油が8年半ぶりの高値圏、値上がりし易い食用油価格

    パーム油が急騰している。マレーシアのMPOCパーム油先物相場は5月の1トン=1,939リンギットをボトムに足元では3,200リンギット台まで急伸し、2012年5月以来となる8年半ぶりの高値を更新している。パーム油は、食用油やバイオディーゼルとして利用されており、このまま高騰相

  • ワクチン開発の報道で、原油価格が10%近く急騰

    原油価格が急騰している。NY原油先物相場は、先週末の終値が1バレル=37.14ドルだったのに対して、週明け9日の取引では一時40.82ドルまで急伸し、前日比で3.68ドル高(9.9%高)となっている。米ファイザーが独ビオンテックと共同開発している新型コロナウイルスのワクチン候

  • 天然ゴム相場の急騰続く

    天然ゴム相場の急騰続く今年安値から2倍以上天然ゴム相場が急伸している。JPX天然ゴムRSS先物相場は、10月中旬に1kg=200円水準を上抜くと、10月末に向けて300円の節目に迫る急伸地合になっている。コロナ禍が深刻化した4月には一時138.30円まで値

  • 【ゴールドマン・サックスの強気予想を検証】インフレのテールリスクを読む

    「ひろこのウィークリーゴールド」に出演しました。【ゴールドマン・サックスの強気予想を検証】インフレのテールリスクを読む

  • 膠着状態が続く原油相場

    膠着状態が続く原油相場バイデン勝利だと原油高NY原油先物相場は1バレル=40ドルの節目を挟んで明確な方向性を打ち出せない展開が続いている。新型コロナウイルスの感染被害を受けての需要ショックはピークを脱する一方、石油輸出国機構(OPEC)プラスの協調減産が

  • トルコ中銀は予想外の利上げ見送り 金融政策の不透明感強まり、リラは過去最安値を更新

    トルコ中央銀行は10月22日に開催した金融政策会合で、主要政策金利の1週間物レポレートを10.25%で据え置くことを決定した。マーケットでは1.75%の追加利上げが予想されていたため、この決定は予想外で意外感が強く、トルコリラは急落している。リラ/円相場は会合直前の13.43

  • 天然ゴム価格が2年8カ月ぶりの高値更新、コロナ禍でも価格急騰の理由

    タイヤなどの原料になる天然ゴム価格が急伸している。大阪取引所の天然ゴム先物相場(RSS)は、10月初めの1㎏=183.10円に対して21日の時間外取引では210円台に乗せ、2018年2月以来の高値を更新している。新型コロナウイルスの影響で自動車生産・販売が一時停止した4月には13

  • 天候不順で農産物全面高

    天候不順で農産物全面高ラニーニャ現象の余波続く気象庁は10月9日に公表した最新の「エルニーニョ監視速報」において、「夏からラニーニャ現象が発生しているとみられる」、「今後冬にかけて、ラニーニャ現象が続く可能性が高い(90%)」との報告を行っている。ラニー

  • ラニーニャ現象で穀物相場が高騰、世界的不作の恐怖

    シカゴ穀物相場が高騰している。CBOTトウモロコシ先物相場は8月の1Bu=320セントをボトムに、10月15日の取引では404.25セントまで急伸している。約2か月で26.3%の上昇率であり、昨年8月以来となる1年2カ月ぶりの高値を更新している。小麦は5年ぶり、大豆は2年7カ月ぶりの高値

  • 「堂島の灯を消してはならない」 総合取引所を目指す大阪堂島商品取引所

    大阪堂島商品取引所(以下、堂島商取)の経営再建に向けた有識者会議「経営改革協議会」(議長=土居丈朗慶応大教授)は10月12日、コメの現物と先物に加えて、農産物先物や工業品先物、更には金融先物も幅広く取り扱う「総合取引所」を目指すことを求める最終提言を取りまと

  • 【YEN蔵×小菅努×御堂唯也】波乱の幕が開けた10月相場|各界のプロが先物、為替、株式見通しを徹底解説!【第2回 さくらインベスト座談会】

    【YEN蔵×小菅努×御堂唯也】波乱の幕が開けた10月相場|各界のプロが先物、為替、株式見通しを徹底解説!【第2回 さくらインベスト座談会】に出演しました。

  • 高止まりする天然ゴム相場

    高止まりする天然ゴム相場コロナ禍の影響残る生産天然ゴム価格が高止まりしている。JPX天然ゴムRSS先物相場は、8月31日の1kg=205.50円で上げ一服となっているが、その後も180円水準ではサポートされる展開になっている。納会値でみると、6月限の13

  • 【金相場:ピークアウトか調整安か】7つの視点で論点整理

    「ひろこのウィークリーゴールド」に出演しました。【金相場:ピークアウトか調整安か】7つの視点で論点整理

  • 原油売りに脅しかけるサウジ

    原油売りに脅しかけるサウジリビア出荷再開で需給緩むサウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、原油市場で空売りを行っているトレーダーに対して、「地獄のような痛手」を負うことになるだろうと警告した。原油需要の先行き不透明感から価格水準が切り下がる中、石

  • 需要不安を織り込む原油相場

    需要不安を織り込む原油相場原油需要拡大のピーク論も NY原油先物相場は、1バレル=40ドルの節目を割り込む展開になっている。4月以降は、コロナ禍からの経済活動の正常化を先取りする動きが優勢になり、緩やかなペースで価格水準を切り上げていた。新型コロナウイル

  • 【Bコミ×小菅努×御堂唯也】各界のプロ同士が語り合う!2020年の相場の行方

    【Bコミ×小菅努×御堂唯也】各界のプロ同士が語り合う!2020年の相場の行方【さくらインベスト座談会】に出演しました。

  • 「北浜投資塾」原油相場の見方を解説

    大阪取引所の「北浜投資塾」で、原油相場の見方を解説しました。約10分の動画が全7本になります。※下の画像をクリックすると「北浜投資塾」の該当ページに飛びます。

  • 【金市場からみるバフェットの総合商社買い】金価格と政府債務との関係

    「ひろこのウィークリーゴールド」に出演しました。【金市場からみるバフェットの総合商社買い】金価格と政府債務との関係金(ゴールド)専門番組「ひろこのウィークリーゴールド」 応募者全員に金相場の特別レポートをプレゼントします。1)番組でキーワードを確認https:

  • ドイツでアフリカ豚熱が確認されると、シカゴのトウモロコシ相場が急伸した

    欧州で発生したアフリカ豚熱(ASF)が、シカゴのトウモロコシ先物相場を約5カ月ぶりの高値圏まで押し上げている。ドイツは欧州で最大の豚肉生産国であるが、9月10日にブランデンブルク州のポーランド国境付近でイノシシの死骸からアフリカ豚熱の感染が確認されたと当局が発表

  • 金相場の先高感は維持される

    金相場の先高感は維持されるFRBの新戦略で上昇確認 NY金先物相場は、8月7日の1オンス=2089.20ドルで上げ一服となったが、その後も1900~2000ドルの高値圏を維持している。7月下旬から8月上旬にかけては連日のように過去最高値を更新する急伸地合

  • 産金株の隆盛、石油株の衰退

    産金株の隆盛、石油株の衰退資源株のトレンドが変わる著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いるバークシャー・ハサウェイは、今年4~6月期に米銀行株を大量に売却する一方、産金大手バリック・ゴールドの株式2090万株、約600億円相当を購入していたことが明らか

  • 株高・ドル安・在庫減少でも上がらない原油価格の謎

    原油価格が膠着化している。NY原油先物相場は1バレル=40ドル台前半で小動きに終始している。6月8日に40ドルの節目を回復しているが、その後は約3か月で43ドル水準まで値上がりするのに精一杯の状況にある。その間に、世界的な株高・ドル安が進行したことを考慮すれば、コロ

  • 天然ゴム、コロナ禍からの回復遅れる生産

    〔アナリストの目〕天然ゴム、コロナ禍からの回復遅れる生産天然ゴムの産地相場が急伸している。タイ中央ゴム市場におけるRSS現物相場は、コロナ禍による経済活動の低迷が深刻化した4〜5月にかけて1キロ=40バーツ水準まで下落していたが、8月には50バーツの節目

  • ダウ平均がエクソンを除外、米株式市場で石油株の凋落加速

    米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは8月24日、アメリカの代表的な株価指数であるダウ工業平均株価の構成銘柄から、石油大手エクソン・モービル、製薬大手ファイザー、防衛大手レイセオン・テクノロジーズの3社を除外する一方、ソフト大手セールスフォース・ドットコム、

  • 方向性欠く展開が続く原油

    方向性欠く展開が続く原油需要見通しに不確実性 原油相場は、高値膠着気味の展開が続いている。NY原油先物相場は、6月8日に1バレル=40ドルの節目に到達したが、それ以上は値動きが鈍化しており、過去2カ月間では辛うじて40~43ドル水準までコアレンジを切り上げ

  • 金否定論者のバフェット氏が、金鉱山会社の株を買った意味

    著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが、今年4~6月期にウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなど大手銀行の株式を一部ないし全部売却する一方、カナダの産金大手バリック・ゴールドの株式2,090万株、5億6,360

  • 【ロビンフッター金銀にも殺到!】どうみる!?ゴールド急落

    「ひろこのウィークリーゴールド」に出演しました。【ロビンフッター金銀にも殺到!】どうみる!?ゴールド急落https://www.youtube.com/watch?v=gOssj-ujhhU

  • 供給不安を織り込むコーヒー

    供給不安を織り込むコーヒーコロナのもたらす供給制約 新型コロナウイルスは、コモディティ市場においては需要と供給の双方に対するリスクを高めるイベントになる。経済活動の停滞を促す側面が注目されれば、今年4月にNY原油先物相場が一時マイナス価格を記録したのに象

  • 金相場は2000ドル時代へ

    金相場は2000ドル時代へ新冷戦への警戒感も織り込む NY金先物相場は、1オンス=2000ドルの節目に迫る展開になっている。過去最高値を更新し、未経験の価格ゾーンに突入している。新型コロナウイルスの影響で米景気回復見通しに対する不確実性が高まっており、改

  • 「北浜投資塾」プラチナ相場の見方を解説

    大阪取引所の「北浜投資塾」で、プラチナ相場の見方を解説しました。約10分の動画が全10本になります。 

  • 金とビットコインの同時高が意味すること 問われる法定通貨の信認

    貴金属の金に続いて、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン価格も高騰し始めた。Refinitivのデータによると、週末の7月26日に1ビットコイン=1万ドルの節目を突破したが、28日には一時1.14万ドル台まで値上がりし、今年の最高値を更新している。既に金価格が1オンス=1,900ド

  • 米中「新冷戦」への警戒織り込む金価格 過去最高値を更新中

    金価格の高騰が続いている。NY金先物相場は7月中旬の1オンス=1,800ドル水準に対して、7月24日の取引では1,930ドルまで値上がりしている。2011年9月に付けた1,923.70ドルを上抜き、過去最高値を更新している。年初の1,521ドルから既に400ドルを超える値上りになっている。円

  • 中国洪水で高騰するパーム油

    中国洪水で高騰するパーム油天然ゴムも期近に上昇圧力 7月は九州地方で豪雨・洪水被害が観測されたが、中国や東南アジアでも豪雨が観測されている。中国の長江流域では豪雨が止まらず、河川水位の上昇から各地で洪水被害が報告されている。下流域には南京市や合肥市といっ

  • 13年越し悲願の「総合取引所」誕生 市場関係者の期待と不安

    日本取引所グループ(JPX)は7月27日、貴金属とゴム、農産物の取引を東京商品取引所から大阪取引所に移管した。商品先物取引と証券デリバティブを一体で取り扱う「総合取引所」が始動している。「総合取引所」の狙いは、日本市場の国際競争力の強化だ。世界の取引所は、証券

  • 新型コロナで高騰する金

    新型コロナで高騰する金景気見通しの不確実性増す 内外の金価格が高騰している。NY金先物相場は6月下旬に1オンス=1800ドルの節目を突破し、2011年9月以来の高値を更新している。また、東京金先物相場は年初の1グラム=5303円に対して6200円台まで上昇

  • 【国債マネタイゼーションが始まった】金価格と株価 本当の関係性

    「ひろこのウィークリーゴールド」に出演しました。【国債マネタイゼーションが始まった】金価格と株価 本当の関係性

  • 週刊エコノミスト寄稿

    週刊エコノミスト(2020年7月21日号)に寄稿しました。「上昇を続ける金価格 米雇用改善でも先行き不透明感 年内1900ドルへ上昇シナリオ」

  • 原油高に一服感が強まる

    原油高に一服感が強まる伸び悩む精製マージン NY原油先物相場は、1バレル=40ドル水準で上げ一服感が広がっている。4月下旬以降は急ピッチに安値修正を進めてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて急落する前の値位置(50~60ドル水準)に近くづく中、改

  • 先行き不透明感で金は堅調

    先行き不透明感で金は堅調株価と関係なく買われる 金相場が騰勢を強めている。NY金先物相場は1オンス=1700ドル台前半をコアとした膠着状態が続いていたが、6月下旬に入ってから上昇傾向を強め、年初来高値を更新している。スポット市場では約8年ぶりの高値が更新

  • コーヒー相場や安値低迷か

    コーヒー相場や安値低迷か6年ぶりの高在庫水準へ ICEコーヒー先物相場は、1ポンド=100セントの節目を下抜き、約8か月ぶりの安値圏で取引されている。昨年12月には一時142.45セントまで値上りしていたが、今年は4月以降に売り圧力が強まり、断続的に値位

  • 緩やかな上昇続く天然ゴム

    緩やかな上昇続く天然ゴム生産環境に混乱残る 東京天然ゴム先物相場は、4月2日の1kg=138.30円をボトムに、6月入りしてからは150円台中盤から後半まで値上がりする展開になっている。新型コロナウイルスによる需要ショックが想定以上に早く解消に向かう中、

  • 経済再開で白金が安値修正

    経済再開で白金が安値修正需要と供給の双方が激変 NY白金先物相場は、3月16日の1オンス=562.00ドルをボトムに、5月下旬には一時900ドル台を回復するなど、底固く推移している。急落前の1000ドル水準を回復するには至っていないが、概ね2月下旬以来と

  • 原油高の不都合な真相、ヘッジファンドの買いは早くも撤退中

    原油高の不都合な真相、ヘッジファンドの買いは早くも撤退中原油価格は「経済の体温計」とも言われ、NY原油先物価格が4月に1バレル=マイナス40.32ドルを記録してから、5月後半に30ドル台後半まで切り返していることは、投資家マインドの改善に寄与している。新型コロナウイ

  • 意外と緩まなかったプラチナ需給、新型コロナウイルスのダメージは需要環境に留まらず

    意外と緩まなかったプラチナ需給、新型コロナウイルスのダメージは需要環境に留まらず自動車の排ガス触媒や宝飾品に使用されるプラチナ(白金)価格が大きく上昇している。東京商品取引所(TOCOM)プラチナ先物価格は、3月17日の1グラム=1,843円をボトムに、5月21日には一時

  • マイナス価格から回復続く原油

    マイナス価格から回復続く原油需給リバランスで30ドル回復NY原油先物価格は、4月20日に1バレル=マイナス40.32ドルを記録したが、5月下旬には30ドル台を回復する展開になっている。新型コロナウイルスの感染被害がもたらした強力な需給緩和圧力が、約1カ月

  • 米石油リグ稼働数は10週連続で急減中、マイナス価格のショックが継続中

    米石油リグ稼働数は10週連続で急減中、マイナス価格のショックが継続中原油価格の急落は中東産油国やロシア経済に大きなダメージをもたらしたが、それは国内にシェールオイル産業を抱えている米国も例外ではない。今年の原油価格急落に対して最も衝撃を受けた国の一つが米国

  • マイナス価格の衝撃から1カ月、原油価格はどうなった?

    マイナス価格の衝撃から1カ月、原油価格はどうなった?NY原油先物価格は、4月20日に1バレル=マイナス40.32を付けたことが大きなニュースになったが、それから間もなく1カ月が経過しようとしている。新型コロナウイルスによる需要ショック、更には石油輸出国機構(OPEC)プラ

  • OPECプラス会合に不透明感、トランプ大統領の脅しは通じるか?

    原油価格を下支えするためのサウジアラビア、ロシア、米国を中心とした主要産油国の調整が難航している。4月9日に石油輸出国機構(OPEC)プラス会合、10日に20カ国・地域(G20)エネルギー相が開催され、世界経済や金融市場を不安定化させる一因になっている過剰な原油安を是

  • 原油安に慌て始めた産油国

    原油安に慌て始めた産油国トランプ政権も介入始める石油輸出国機構(OPEC)プラスの協調減産体制は、3月末を以て終了した。2018年1月から国際原油需給と価格の安定化に寄与してきた政策だが、3月6日のOPECプラス会合で追加減産を巡る協議が決裂したことを受

  • 難航する産油国の協調減産協議、米国にも減産参加を求める声が強い

    トランプ米大統領の仲介によって、主要産油国が協調減産の再開を模索し始めているが、合意が形成されるのかは、なお予断を許さない状況が続いている。サウジアラビアは4月5日に石油輸出国機構(OPEC)緊急会合の開催を要請したが、実際に緊急会合を開催できるかも含めて、産

  • サウジアラビアが産油国の緊急会合を要請、トランプ大統領の仲介成功か

    トランプ米大統領は4月2日、サウジアラビアとロシアが原油の協調減産体制に回帰するとの見通しを示した。自身のTwitterにおいて、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談を行ったこと、そのムハンマド皇太子がロシアのプーチン大統領とも会談を行ったことも明らかにして

  • シェールオイル企業の破たん始まる、トランプ大統領は原油安是正のディールに自信

    米シェールオイル生産のホワイティング・ペトロリアム(Whiting Petroleum Corp)は4月1日、日本の民事再生法に相当する米連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。サウジアラビアとロシアの対立、そして新型コロナウイルスの影響で原油・天然ガス価格が急落する中、負債

  • 新型コロナで供給不安も浮上

    新型コロナで供給不安も浮上突然に供給が急減するリスク新型コロナウイルスの感染被害は依然として拡大中だが、コモディティ市場に対する影響については微妙な変化が観測され始めている。当初の「需要リスク」中心の議論から「供給リスク」についても関心を払う必要性が高ま

  • VIXショックで金も急落

    VIXショックで金も急落リスク資産も安全資産も売り新型コロナウイルスの感染被害拡大は、投資環境に対して極度の先行き不透明感をもたらしている。市民生活のみならず世界経済にとっても大きなリスクになっていることは間違いないが、そのリスクが実際にどの程度のレベル

  • 有事の小麦買い? 小麦先物価格が3日で10%上昇

    小麦の国際価格が、突然に急伸し始めた。シカゴ小麦先物価格(中心限月)は、3月16日に1Bu(ブッシェル、1Bu=27.215kg)=492.00セントと昨年10月11日以来の安値を更新していたが、19日の取引では一時541.00セントまで、僅か3日で最大10.0%の急伸地合になっている。今年は潤

  • 産油国の対立が激化する ~サウジの怒り、ロシアの焦り、アメリカの危機感~

    3月6日の石油輸出国機構(OPEC)プラス会合における協議は決裂し、週末を挟んで国際原油価格は急落した。1バレル=40ドル台中盤で取引されていたNY原油先物価格は、3月9日の取引で一時30ドル台も割り込み、2016年2月以来の安値を更新している。新型コロナウイルスの影響で経

  • FRBの緊急利下げで金堅調

    FRBの緊急利下げで金堅調金利無き世界への回帰進む米連邦準備制度理事会(FRB)は3日3日、0.50%の緊急利下げを決定した。17~18日に定例の米連邦公開市場委員会(FOMC)開催を控えているが、新型コロナウイルスの感染被害で実体経済やマーケット環境の

  • 原油相場でパニック売り続く、協調減産が無理ならシェールオイル潰し再開か

    NY原油先物価格が、週明け直後のアジア時間の取引で急落している。3月6日の取引でも1バレル当たりで前日比4.62ドル安の41.28ドルと急落していたが、週明け9日のアジアタイムには一時30.00ドル(前日比11.28ドル)まで更に大きく値下りし、2016年2月以来の安値を更新している

  • 原油価格が10%超の急落、OPECプラス会合が決裂

    3月6日のNY原油先物価格は、1バレル当たりで前日比4.62ドル安(10.1%安)の41.28ドルと急落した。取引時間中の安値は41.05ドルとなっているが、これは期近物では2016年8月以来の安値更新となる。5日の石油輸出国機構(OPEC)総会に続いて、6日にはロシアなどを加えたOPECプラ

  • OPECは条件付の追加減産で合意、ロシアに対して「背水の陣」で参加迫る

    3月5日に開催された石油輸出国機構(OPEC)総会は、異例の展開を見せた。新型コロナウイルスの感染拡大による供給過剰と原油価格急落への措置として、日量150万バレルの大規模な追加減産が合意されている。OPECの声明では、新型コロナウイルスが「異例の状況」を生み出してい

  • 産油国は追加減産を合意できるか? OPECとロシアの協議が難航中

    3月5日に石油輸出国機構(OPEC)総会、6日にロシアなどを加えたOPECプラス会合が開催される。新型コロナウイルスの感染被害拡大で世界経済の先行き不透明感が強まる中、国際原油需給バランスの乱れ、そして原油価格の急落に対してどのように対応するのかを協議する重要な会議

  • FRBの緊急利下げでも売られた米国株、前回の緊急利下げ後の株価は?

    米連邦準備制度理事会(FRB)は3月3日、0.50%の緊急利下げに踏み切った。声明文では、「新型コロナウイルスが経済活動に新しいリスクをもたらしている(the coronavirus poses evolving risks to economic activity)」と理由を記している。パウエルFRB議長も記者会見で、「

  • 天然ゴム、割安評価だが反発時期は不透明

    ◎〔アナリストの目〕天然ゴム、割安評価だが反発時期は不透明=小菅努氏 1月中旬以降のマーケットでは、新型コロナウイルスへの対応に終始する時間帯が続いている。東京商品取引所(TOCOM)天然ゴム先物市場も例外ではなく、投資環境と実体経済(ゴム需要)にどの程

  • 新型コロナで不安定化する原油

    新型コロナで不安定化する原油産油国の対応まとまるか新型コロナウイルスのリスクを巡って、原油相場は不安定な値動きが続いている。NY原油先物相場は、1月8日の1バレル=65.65ドルをピークに中国の景気減速リスクを織り込む形で急落地合に転じ、2月4日には49

  • 株価急落局面で金価格も急落している「謎」

    世界の株価が急落する中で、安全資産の代表格である金価格が下落する一見すると「奇妙」な現象が観測されている。指標となるNY金先物価格は、2月24日の1オンス=1,691.70ドルをピークに、28日の欧州タイムには1,630ドル水準まで急落している。27日の米株式市場ではダウ工業平

  • 新型コロナで原油価格が今年最安値を更新、本格化する産油国の調整

    新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済の先行き不透明感が強まる中、原油価格が改めて値下がりしている。指標となるNY原油先物価格は、2月4日の1バレル=49.31ドルで下げ一服となり、20日の54.66ドルまで急反発していたが、25日の取引で再び50ドルの節目を割り込み、26日は

  • パラジウム相場の高騰再開

    パラジウム相場の高騰再開根強い供給不足への危機感NYパラジウム相場が過去最高値を更新している。新型コロナウイルスの影響で中国では自動車生産・販売環境に大きな混乱が見受けられ、自動車排ガス触媒用の貴金属需要は下振れリスクが強く警戒される状況になっている。し

  • 株高でも崩れない金相場

    株高でも崩れない金相場安全資産が必要な時代続く11月の米国株は過去最高値を更新する展開になっている。足元の実体経済や企業業績環境は、良好な状態にあるとは言い難い。しかし、米中通商合意に対する期待感が強くなっていること、世界的な低金利環境などが投資家のリス

  • 新型肝炎で金相場は上値追い

    新型肝炎で金相場は上値追い世界的な低金利化が加速する安全資産の代表格である金相場が堅調だ。年初の1オンス=1521ドルに対して、1500ドル台中盤から後半の値位置を保っている。中東の地政学リスクの高まりを受けての買い圧力は瞬間的なものに留まったが、その後

  • 米石油業界が年末に想定している原油価格は?

    米国のダラス地区連銀がエネルギー業界幹部を対象に行った四半期調査「エネルギー・サーベイ」によると、7~9月期の「エネルギービジネス指数」はマイナス7.4となり、4~6月期のマイナス0.6から更に落ち込んだ。2四半期連続のマイナスであり、2016年1~3月期以来で最低になっ

  • サウジ石油施設攻撃からの1週間を振り返る

    サウジアラビアの石油施設が9月14日に攻撃を受けてから1週間が経過した。NY原油先物相場は13日終値の1バレル=54.85から週明け16日の取引で一時63.38ドルまで急伸し、一瞬にして15%を超える急伸地合になったが、その後は57.50~59.50ドル水準まで上げ幅を縮小しており、20日

  • サウジ原油供給が一時中断

    サウジ原油供給が一時中断原油供給環境は脆弱だった9月14日、サウジアラビア東部アブカイクとクライスの石油関連施設が攻撃を受けた。アブドルアジズ・エネルギー相は日量570万バレルの原油供給が中断したと発表し、原油市場のみならず金融市場全体が大きな動揺を見せ

  • サウジ石油施設攻撃は、サウジ版「9.11」になるのか

    9月14日、サウジアラビアの石油施設が攻撃を受けた。サウジ・エネルギー省の発表だと一瞬にして日量570万バレルの原油供給が停止し、世界の原油供給の約5%が喪失された。サウジアラビアは、世界最大規模の産油量を誇り、国際原油需給の安定化に寄与し続けてきた信頼性の高い

  • 平成の金価格はどう動いた?

    平成の東京金価格は1,698円で始まり、4,590円で終わりました。30年での累積パフォーマンスは170.3%高となります。高値は5,081円、安値は840円です。1990年代までは低迷状態が続いていましたが、2000年代に入ってから徐々に地合を引き締め、特に2000年代中盤から金価格が騰勢

  • トランプ大統領、今年最初の増産要請

    トランプ米大統領が原油高抑制に動き始めました。Spoke to Saudi Arabia and others about increasing oil flow. All are in agreement. The California tax on gasoline is causing big problems on pricing for that state. Speak to your Governor about reducing. Econom

  • 南アでAMCUが労組としての認定取り消し?

    South Africa's AMCU union says it hasn't broken labour lawsSouth Africa’s militant AMCU union said on Friday that it was complying with the country’s labour laws, disputing a government notice which said it could be de-registered for breaking rules gove

  • やはり分かっていないトルコ中央銀行

    トルコ中銀が金利据え置き、ハト派に転換 7月ごろ利下げかトルコ中央銀行は25日、政策金利である1週間物レポレートTRINT=ECIを24.00%に据え置いた。据え置きは予想通り。また将来の引き締めに関する文言を撤回し、ハト派姿勢に転換した。中銀は声明では「物価に影

  • BOJがフォワードガイダンス修正、動かないリスクか?

    日本銀行は、海外経済の動向や消費税率引き上げの影響を含めた経済・物価の不確実性を踏まえ、当分の間、少なくとも 2020 年春頃まで、現在のきわめて低い長短金利の水準を維持することを想定している。日本銀行は4月25日の金融政策会合において、上記のようにフォワード・ガ

  • Q1の中国金需要は微増

    China's gold consumption slightly up in Q1BEIJING, April 25 (Xinhua) -- China's gold consumption edged up 0.69 percent year on year to 286.93 tonnes in the first quarter of this year due to strong domestic demand, according to the China Gold Association T

  • ゴールドマン・サックスは、イランインパクトは限定的との見方

    Goldman says removal of Iran oil sanctions waivers to have limited impactGoldman Sachs expects the United States’ decision to end waivers from sanctions on imports of Iranian oil to have a limited impact on prices, even though the timing of the halt is m

  • 中国の豚コレラ被害拡散、豚の1/3喪失か?

    Fatal swine fever ravages China’s pig farms and shakes global food marketsAs millions of pigs disappear in China, the rest of the world is beginning to notice.The country’s pig population, the largest in the world, is likely to shrink by almost a third,

  • 対イラン制裁強化とローガン法違反の脅し

    トランプ米大統領が、Twitterで3月28日以来、約1カ月ぶりに原油について言及しました。Saudi Arabia and others in OPEC will more than make up the Oil Flow difference in our now Full Sanctions on Iranian Oil. Iran is being given VERY BAD advice by @JohnKerry and

  • 対イラン制裁でも大きな混乱はないとみたトランプ政権

    No more waivers: The United States will try to force Iranian oil exports to zeroOn Monday morning, Secretary of State Mike Pompeo will announce to the media that, as of May 2, the State Department will no longer grant sanctions waivers to any country that

  • 対イラン制裁強化のジレンマ

    アメリカ政府は昨年11月5日に対イラン経済制裁を発動しましたが、その際は余りに原油市場に対する影響が大きいとして180日間の例外認定を日本や韓国など一部の国に対して行いました。この180日の期限は5月に訪れることになり、トランプ政権は難しい判断を迫られることになり

  • GWのガソリン価格は5年ぶりの高値

    4月27日から5月6日まで、今年のゴールデン・ウィーク(以下、GW)は10連休になる。異例の長さとなる大型連休とあって、自動車を使った旅行やレジャー、外出などの計画を立てている人も多いだろう。そこで気になるのがガソリン価格だが、今年のGW中のガソリン価格は5年ぶり

  • Sibanye StillwaterとAMCUが基本合意、ストは終結へ

    Sibanye-Stillwater and AMCU conclude gold strike− signing the 2018 three-year wage agreement* previously signed with National Union of Mineworkers (the NUM), Solidarity and UASA in respect of wages and conditions of service for the period 1 July 2018 to

  • コロンビアで、コーヒーからコカイン生産にシフト?

    Traders wake up to cost of coffee volatility as farmers down toolsThe lowest international coffee prices in a decade are leading many despairing farmers in Central and South America to abandon their farms, fuelling fears of an industry crisis.出典:Financ

  • 原油価格の歴史は繰り返すのか? ~1980年代との比較~

    歴史は繰り返すのか?ということで、個人的に作成しているのが下のグラフです。2014年の原油相場急落は、供給サイドがトリガーになった急落相場ということで、1980年代との類似性が指摘されています。そこでこの二つの原油相場急落を、急落前の高値を一致させた時間軸で重ね

  • 中国経済の底は11月~1月だった?

    中国成長横ばい6.4% 1~3月、減速に歯止め中国国家統計局が17日発表した2019年1~3月の国内総生産(GDP)は物価の変動を除いた実質で前年同期比6.4%増えた。成長率は18年10~12月から横ばい。18年1~3月から4四半期ぶりに減速に歯止めがかかった。個人消費は振るわなかったが

  • ウォルト・ディズニー株が過去最高値を更新

    ウォルト・ディズニーの株価が過去最高を更新しています。直接的なきっかけは、4月11日に動画配信サービス「Disney+」のローンチを発表したことです。全米で11月4日、その後は19年末から20年初めにかけて西ヨーロッパとアジア太平洋、2020年末までには東ヨーロッパと南米でも

  • マーケットシェアと原油価格を巡る悩み

    Russia, OPEC may ditch oil deal to fight for market share: Russian ministerRussia and OPEC may decide to boost production to fight for market share with the United States but this would push oil prices as low as $40 per barrel, TASS news agency сited Rus

  • 「持続可能なパーム油のための日本ネットワーク(JaSPON)」への期待

    パーム油調達 環境配慮 イオンなど18者が団体イオンやライオンなど18企業・団体は11日、食品や洗剤などで使われるパーム油の持続可能な調達を目指す団体を設立した。森林を破壊して植えたアブラヤシを原料とするパーム油を使っていないことを示す国際認証を取得し、関連商品

  • 米政府の制裁強化なら、OPECは増産対応か?

    OPEC、7月から増産も 価格上昇や供給減少続けば=関係筋石油輸出国機構(OPEC)は、ベネズエラとイランの原油供給が一段と減少し、価格上昇が続いた場合、7月から増産する可能性がある。関係筋が明らかにした。ロシアなど非加盟国との協調減産を延長すれば、市場を

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