アガサ・クリスティ―の"AND THEN THERE WERE NONE"のCD朗読速度が173 words/分です。これよりも2割ほど大きい速度で音読できたら、綺麗に読めるでしょうね。210 (words/分)、そこを目標値に置いています。 でも、プロのナレータの朗読技術の凄さは速度にはありません。登場人物で声音を使い分けるとか、間を置いて臨場感のある読み方をするとか、感情を込めたり抜いたり、シーンに応じて緩急を意識して使い分けるとか、そういう高度な領域を自在に行き来しています。あれはとてもコピーできません。 NHKラジオ英会話のナレーション(デイビット・エバンスさんと秋乃ローザさんの二人)も例外ではありません。ナレーションのプロらしいかなり高度な技が使われています。 同調音読をして速度は問題なくなっても、今度はそうしたナレーションの技術をコピーできていないことがよくわかって、音読トレ..