「りえさんの言葉を思い出しながらこの間の大変な夜勤乗り越えましたー☆」と今年の春から働き始めた21歳の職員さん。私は一体この娘に何を言ったのか何をしゃべったのか全く覚えていなかったので一瞬ビビリましたがどうやら私は「目の前の仕事を一つ一つこなす事だけ考えればいい。」と言ったみたいです(^。^;)「りえさんの言葉のおかげですごく気楽に働けました。」だなんて。↑けしからん、もっと言え☆(笑)確かにこういう考えが身に付いてから私もどんなに忙しくても精神的に安定するようになったかな・・?介護はもともと忙しい上、突発的なことも多く思うように仕事がはかどらない。しかも職員によって仕事のスピードが違ったりするので自分と比べて焦ったりイライラする事もあります。でも、焦っても仕方ないし「何時までに~をしないと!!」などと考え過ぎ...何気ない一言ですが・・
スタッフによる対応の違いで「何で?」と不服に感じる事ってよくあることだと思います。あるお年寄りを「ポータブルトイレに誘導した」事に対し「なんでトイレまで誘導しないのか?」とか「暴力を振るうお年寄りに対しガツンと怒り説教した」ことに対し「お年寄りの話を聴き、共感してあげたほうが良いのでは?」などなど・・・こういう対応の違いで、職員間で誤解が生じたり「あれは間違いだ!」と陰で指摘したり。もう10年以上前の話ですが、私の飼い猫が猫エイズから来る白血病になりました。その時の対処として獣医さんから「わずかな可能性にかけて人間が使うものと同じ抗がん剤で一気に治す」方法と「食べられるものだけしっかり食べて自宅でナチュラルに死を迎える」方法の二者択一を求められました。「どちらが正しいとか間違いとかでは決してありません。どちらも...獣医さんの言葉
先日生まれて初めて反省文というものを書いてみました事の発端は2週間程前、入所者Tさんの右足側背部に褥瘡が出来ていたこと。その褥瘡が黒く変色し進行した状態で発見されたことに師長さんが激怒。レポート用紙をスタッフ全員に配り「反省文を1週間以内に書けっ!!」とヽ(`Д´)ノプンプン状態。「これだけ身を粉にして働いているのにどれだけ介護スタッフをいじめれば気が済むのか!?」とみんなゲッソリ。非常勤パートの私もちょっとだけ「え~!!非常勤の私も??」と思いましたが・・でもやっぱりスタッフだから責任はあります・・てな訳でトホホな気分でレポート用紙一枚反省文なるものを書きました。最初は看護師長への反発心もありましたが反省文を書いていく内に「本当はこれぐらい介護の仕事は重みがあるものなんだよな~。」と思うようになりました。医療...生まれて初めての反省文
以前も「介護士の資質の問題じゃないよ」で登場した看護師長さん。その後もパワフルに活躍されてます(´Д`)すごく勉強されてるので(そこは尊敬してます)勉強したとおりの理論を介護現場に持ち込もうとします。だけど、介護士なら解ると思いますがこれがなかなか理論通りのことなんて出来ません例えば、食事の際足首を90度に曲げると嚥下が良くなるということで嚥下状態があまり良くない方に、空き箱などで作った足台を置いて足首を90度に曲げるように指示を受けました。でも、お年寄りにも意志があるので足台に足を置くのをすごく嫌がったり、置いてもサ~ッと足を伸ばしたり・・皆さん、そんな理論より自分の身体の心地よさを求めます・・。(苦笑)もちろん、そこを説得したり妥協点を見出すのも介護士の仕事の内ですが、そもそも車椅子のフットレストと足台の微...理論通りの介護
随分と久しぶりの更新になってしまいました皆様お元気でしたか?私は・・・う~ん、ぶっちゃけしんどかった(笑)父の退院、実家での介護に対する援助。それと今年は介護支援専門員の試験を受験しまして、その勉強。更には職場環境の悪化。。。←これ、本当に最悪。それに加え一応主婦なので家の事もあり、何がなんだか分からないほどこの2ヶ月間は忙しかったです。ケアマネ試験も終わり、一段落着いたのでやっとこさこちらも更新ですもー書きたい事だらけでムズムズしています。またボチボチ更新していきたいのでよろしくお願い致しますにしても、ケアマネ受験された方はいらっしゃいますか?今年の問題、すごく難しくなかったですか?過去問と比較するとかなりレベルUPしてたような・・と言うかグレーゾーンをつつくような問題多すぎでしたよね。基本テキストをしっかり...お久しぶりです☆&ケアマネ試験の感想を少し
今年の春、新しい看護主任さんがやって来た。この主任さん、前の主任さんと違い利用者さんのことをよく看てくれる看護師さんと思っていた。前の主任さんは介護士に全て丸投げ状態で、お年寄りの体調不良にも無関心だったので、微熱程度でもちゃんと対応してくれるこの主任さんを見て「我が施設が良い方向に向かってくれたら。」と少し期待していた。でも、最近雲行きがかなり怪しくなって来ている。この主任さん、”理想”を徹底追求してくる。もちろん、理想や目標は大事だし、必要なものだけれど今の我が施設の現場では到底手に届かない”理想”を求められ、それが出来ないと”介護士の資質の問題”にしてしまう。例えば、食事介助。車椅子での姿勢、首や上肢の角度などを事細かく指摘してくる。移乗介助の際ちゃんと体位を整えていても、時間が経つとズレたり傾いたりする...介護士の資質の問題じゃないよ。
先日の父との2泊3日で、在宅介護はやはり独特の大変さがあると感じました。施設のような殺人的な忙しさはないけれど、何だか真綿で首を絞められるようなジワジワした息苦しさ・・・ってなんだか表現がおどろおどろしくなってしまいました父は暴力的だったり、介護抵抗があったりと特別介護しにくい訳ではありません。強いて言えば、頻尿なこと、食べ物に執着があること、時々一人でベットから起きようとすること位。本当に穏やかでとても介護しやすいタイプです。それでも目が離せない、常に気にかけている状態がずっと続くと家の中が何とも言えない重苦しい空気になっていきました。ちょっとリラックスしたいと思っても出来ないのって案外つらいものなんですよね。母の「パパが寝たらホッとする~!」と言う言葉がすごく印象に残りました。この2泊3日は私と母の二人だっ...在宅介護の大変さ
いや~、久々の記事です父のことで忙しく7月終りからパソコン、TVとはほとんど無縁の日々を送っていました。アクセスしていただいた皆様、どうもありがとうございました。今年のはじめ入院した父ですが、3月から大分の病院に転院しリハビリを受けていました。そんな父もこの9月に退院です。重度の半身麻痺は残ったままですが、一部介助で排泄、入浴出来るまでになったので母は自宅で看る気満々です。短期記憶障害もあります。きっとかなり大変と思います。でも、母の想い、父の幸せをを考えると反対できません。私は娘として父母のサポートをするのみですね。父が倒れてから、私には戸惑いがありました。家族が懸命に父の回復を願う中、私だけ職業柄のせいかいたって冷静だったからです。決して父の回復を望んでない訳じゃありませんでした。けれども、母や他の兄弟が父...私も父の娘
「施設対象外」の記事でもしかしたら読んでくださった皆様に誤解と不愉快な思いを与えてしまったかなあ、と思い改めて訂正させていただきます。私はどんな大変な利用者さんでも基本的に「施設対象外」と考えません。そもそも「施設対象外」と言う言葉もおかしな事と考えています。どんな利用者さんでも要介護状態になり自宅での生活が困難になれば施設に入所する権利があります。利用者さんに認知症や問題行動(この言葉も嫌いですが)があっても、それに対応するのがプロの介護士としての仕事だと思っています。よく職員にとって大変なお年寄りを「施設対象外だ」と言って介護を嫌がる看護師や介護士がいますが、昨日の記事はそういうニュアンスでなくSさんの状態が本当に病的だったので精神科対応の方が良いのでは?と言う意味で「対象外」と言う言葉を使用してしまいまし...「施設対象外」の記事について
月に一度ショートステイを利用されるSさん(女性)。今月もいらっしゃったのですが、一ヶ月ぶりのSさんの変貌ぶりに驚かされました。今までは重度の認知症はあるものの大人しい方でそこまで手の掛かる方ではなかったのですが、一晩中大声を出し続け不眠で、そのまま日中も子供の名前や意味不明な事を大声で叫び続け、窓をどんどん叩き続ける状態。ずっと興奮し続けて御飯も食べませんし、トイレ誘導しようにもコミュニケーションを取れる状態でありません。そして更に全身あざだらけ・・・もしかして虐待・・??とにかく落ち着いてもらわなければと色々してみましたがまずスタッフの言葉に耳を貸さないしSさんが疲れるの待って好きに行動させておいても一向に疲れる様子もなく徘徊しながら叫び続ける有様。結局、Sさんが利用した一泊二日の約30時間我々スタッフはなす...施設対象外
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