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  • 売契に私道が無い(3)

    ブログの愛読者の皆さん、そうでない方も含め、こんにちは。今回はWさん側が少し欲を出したことで残念な結果となってしまいました。これでは私道部分の相続登記費用も回収出来ないので、結果的にWさんは自腹を切ったことになってしまいますしね。これは私個人の意見ですが、そもそも30年前の売買契約時に私道負担があることが分かっていたならば、売買契約の対象に当然含めていたでしょうし、含めたからと言って売買金額がその分、例えば10万円とか、20万円とか増えていたとは思えません。また、30年分の私道持分の使用料を過去に遡ってIさんに請求するのもおかしな話だと思います。名義変更が漏れていたことで、この間の固定資産税等をWさん側が実際に負担していたわけでもないからです。だから、私としては、Wさん側に欲張らずに快く協力をしてもらいた...売契に私道が無い(3)

  • 売契に私道が無い(2)

    ブログの愛読者の皆さん、そうでない方も含め、こんにちは。早速、その私道持分がまだWさんのご主人名義のままだったので、まずWさんの息子さん名義に相続登記をお願いし(これは私が担当しました。Wさん名義にしなかったのは今は仙台に住んでいるからです)、Iさんとの交渉はその後にするということになったのですが、その交渉の場は事の経緯をある程度整理して説明出来る私の事務所となりました。それが今週の日曜日の話です。双方とも私道持分名義の移転の必要性は理解しているし、そもそも私道持分なんて金銭的評価を付けづらいものなので、Wさんが負担した相続登記費用プラス2、3万円で話がまとまるだろうと私は考えていたのですが、Wさん側が名義移転の対価として30万円を要求したことから(Wさんの息子さん曰く、30年分の使用料だそうです)、Iさ...売契に私道が無い(2)

  • 売契に私道が無い(1)

    ブログの愛読者の皆さん、そうでない方も含め、こんにちは。皆さんは『私道負担』という言葉を聞いたことはありますか?ご自宅など不動産を購入した場合に出てくる言葉なのですが、今回はご自宅購入後約20年経過した後にある問題を伴って出てきた言葉なのです。以下、事の経緯を簡単に説明します。Iさんは、約20年前にWさんからご自宅を住宅ローンを利用した上で購入しました。ちなみに、共同仲介(Iさん側の不動産仲介業者はD、Wさん側の不動産仲介業者はM)でした。ところが、双方に不動産仲介業者が付いているのにもかかわらず、ご自宅の目の前にある私道の持分移転登記がされていなかったのです(売買契約書を確認しましたが記載されていませんでした)。それが20年も経った後になぜ漏れていたことが分かったのかというと私道の舗装の話が持ち上がった...売契に私道が無い(1)

  • 公証書での登記

    ブログの愛読者の皆さん、そうでない方も含め、こんにちは。先日、『公証書(宣誓供述書みたいなもの)』を住民票の代わりに使用した所有権移転登記を経験しました。ちなみに、売主は日本在住の日本人、買主は中国上海在住のSさん(日本人)と日本在住のSさんの奥さんです。Sさんに関して、このような場合は通常、在上海日本国総領事館で「在留証明書」を取得した上で登記をするのですが、ロックダウンの影響で総領事館が証明書の発行業務を停止していたことから、今回は別の方法を選択せざるを得ませんでした。それが公証書です。近場の『公証処(公証役場みたいなもの)』で和訳付きのものを1週間ほどで作成してもらいました(和訳出来るかどうかは公証処によってまちまち)。なお、単なる「Sさんがこの住所に住んでいます」とだけ記載されたようなひな型は無か...公証書での登記

  • なぜ受け取らない?

    ブログの愛読者の皆さん、そうでない方も含め、こんにちは。最近、立て続けに経験したので愚痴ることにしました。それは何かと言うと書類の授受についてのことです。登記が完了すると、買主の権利証等を指定されたタイミングで指定された住所に書留で送ります。その旨は当然買主には説明しています。それもいつも5分ぐらい時間をかけて丁寧に伝えています。買主もその場ではいつもわかりましたと答えてくれます。ところが、受け取ってもらえずに戻ってくることが何度か続きました。先日もこのブログでお伝えしたようにネットで受け取ってもらえたのか、初回の配達で不在となった場合は再配達の依頼をしてもらえたのか、都度確認はしていますので、受け取ってもらえていない場合にはSMSで早めに注意喚起はしています。郵便局での留置期間は7日間だからです。それで...なぜ受け取らない?

  • ディアゴスティーニ、続ける?続けない?

    ブログの愛読者の皆さん、そうでない方も含め、おはようございます。皆さん、デアゴスティーニってご存じですか?CMでよく見かけるリアルな模型パーツ付き定期購読誌のことです。私はふと思うのです。これって創刊号だけ格安で、2号から定価になるじゃないですか?それをせめて5号とか、10号まで格安にしたほうが良いのではないかと。というのも、創刊号だけならば次号の購入をあきらめやすいと思うのですが、数号購入し、ある程度組み立てが進んでいくと途中で高いなと思いつつも続けてしまうと思うんですよね。躊躇すると思うんです。そうはならないですかね?購入したことは一度も無いから想像でしかありませんが。ちなみに、デアゴスティーニとは創設者の名前が由来だそうです。では、ブログの愛読者である皆さんもそうでない皆さんも、今日が昨日よりも幸せ...ディアゴスティーニ、続ける?続けない?

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