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絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
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住所
羽村市
出身
福岡県
ブログ村参加

2010/06/11

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  • 秋雨の御嶽渓谷

    河鹿園より見える川合玉堂美術館午後から音楽家の矢部優子さんに誘われ、市会議員(童話作家)石居尚郎さん、最上一平さん、裏若き女性お二人と奥多摩の河鹿園を訪ねました。かっては料亭であり、旅館でもあったという昭和5年建築の木造建築です。いまは玉堂を中心にした私設美術館になっています。職人たちの腕が偲ばれる建物でした。古川緑波、古関裕而の色紙などもありました。亭主の書がわたしにはとても魅力的でした。帰りは澤ノ井酒造経営のカフェー雫で、楽しきぺちゃくちゃを。ことばビルの七階をみえない川がながれている少年は鮒とはなす水のことばで少年はゆうやけの道をだまってあるくだまっててをつないで石ともはなせるのに雲ともはなせたのに秋雨の御嶽渓谷

  • 幼心の完成

    松岡は、良寬の書の魅力を「はぐれていく書」として書き始めます。良寬の歌を語り、維馨尼、貞心尼の二人の女性とのめぐり逢いを、その北方性を語り、良寬のなかの老童神に至ります。そして松岡は「ぼくは芸術の神髄は「幼な心」の完成と考えています」と、この書を閉じます。深く頷ける言葉です。この言葉が真に我がものとなったとき、わたしもほんとうの少年詩が書けるでしょう。某社よりKKさんの絵本のラフスケッチが届きました。マンガの方法で描かれていました。私はマンガの絵本は初めてですが「愉快、愉快」と喜んでいます。岩崎書店の島岡理恵子様へ絵本テキスト「おばけのそこぢから」をeメールで。無事に編集会議を通りますように。自信はあるんですが。なるぼくはせみになったせみもぼくになったぼくたちはなきとおしたくぬぎばやしで夏を!幼心の完成

  • 無節操なリンタロウさん

    岩崎書店今日はひねもす『おばけのしかえし』に続く第三作の絵本テキストを書いていました。まずは山本さんのこれまでの絵本(私との絵本だけではなく)の成果をどう取り込みながら新味を出せるか、ここ十日ほど頭をひねっていました。(これだ!)というアイデアが浮かんできました。つぎは、それを最も効果的に出せる構成・演出です。そして結びをおおらかなおとぼけで終わらせる。最上一平さんによれば『おばけのしかえし』は、山本さんのお手柄が八割だそうです。しかり!絵描きさんに、そうしていただくのが作者の腕なんですねえ。一平さん。(^_^)無節操なリンタロウさん

  • こころ

    笑いの力、言葉の力渡邉文幸理論社1300円+税『四畳半襖の下張』裁判の証言席に立った井上ひさしは、職業を聞かれ「戯作者」と答えます。一瞬にして井上ひさしの大きさが分かる場面です。その生涯を支えたバックボーンを、著者は洗礼を受けたカトリックと、父と小林多喜二より受け継いだ社会主義といいます。頷けます。井上はいいます。私たちは多喜二と賢治から「思い残し切符」を渡されていると。それはいま憲法九条の思想を守ることです。そしてなによりも井上文学における、サーカス、映画、浅草フランス座での体験の重さを著者は語ります。私はNHKテレビ「ひょっこりひょうたん島」を毎日楽しみにしていました。そしてそれは『吉里吉里人』になり『きらめく星座』『父と暮らせば』などに実っていきます。これらのことが中学生にも分かる文章で書かれていま...こころ

  • 長野ヒデ子&ハーサンス・ボロルマー 二人展

    長野ヒデ子&ハーサンス・ボロルマー二人展12月1日~12日(火曜・水曜定休日)佐助カフェギャラリー神奈川県鎌倉市佐助2-18-15tel0467-55-5226https://sasuke-cafe.com朝一で左膝の電気ビリビリに。その帰り道の散髪屋さんへふらり。礼状を5通書き、こんなものを。しつれんはらはらひらひらふらふらへらへらほらほらは行は「ら」がすきでも「ら」はるんるんらんらん「ん」がすきふん!長野ヒデ子&ハーサンス・ボロルマー二人展

  • 4刷です

    銀の鈴社より詩集『まぜごはん』(絵・長野ヒデ子)の4刷が届きました。「ああ、この詩集は長く読まれていくんだなあ」と喜んでいます。このしみじみ感は好きです。コロナワクチン5回目接種(三日目)は、熱なく、痛みなく、だるさなく、無事通過中です。頂いた本を読みながら礼状を書いていました。一区切りしたそのあとは、少年詩を。つみくまはたにそこへおしっこをするすこしうしろめたいかおでおしっこはたにをおちながらにじになるなやめるものはすくわれる。4刷です

  • 前進的狸

    西日本新聞(11/11)で紹介して頂きました。昨日、午前11時、5回目のコロナワクチンを接種しました。現在18時10分。熱も、痛みも、だるさもありません。しかたがないので少年詩を考えていました。四篇書きこれだけがなんとか。あと三篇は没に。よぞらてんきがいいといわはそらにうかぶちょっぴりだけどこころをかるくするとそらにうかべるとわかったから(ちきゅうも)こんやはたぬきがうかんでいるあぐらをくみときどきへをこきまえへすすむ前進的狸

  • コロナワクチン5回目を

    午前中にムジナとコロナワクチンを接種してきました。5回目です。用心して午後はごろごろ。明日は微熱少年になりましょう。昨日送らせて頂いた非戦絵本テキストに、つぎのようなうれしいご返事を頂きました。無事に編集会議も通過しますように。朝からとても良い原稿を読ませていただきまして、とてもうれしい気持ちになりました。いいですね。詩人の、はたちよしこさんが、詩集『303P』と『たんぽぽぽぽぽ』をブログで紹介してくださいました。はたちよしこレモンの車輪からの旅http://sharin.seesaa.net/コロナワクチン5回目を

  • ちょっぴり公開

    ある絵本の表紙です。来春発売されます。版元?それはまだナイショ。朝一で左膝の電気ビリビリに。非戦絵本の絵本テキストを仕上げ某社へ。視覚詩と二時間格闘しましたが、私のイメージと大きく違っていて破棄しました。文章ソフトの限界でしょう。イラストレーターが使う画像ソフトなら可能だったことでしょう。にしても、二時間。ああ、疲れた。ちょっぴり公開

  • タヌキ日和

    大牟田動物園のおいしいお菓子、人気のカピバラにつづき、タヌキも登場しました。りんたろうタヌキ同様、お引き立てをよろしくお願いします。終日ごろごろしていたら、コンクリートポエトリー(視覚詩)が浮かんできました。タヌキ日和

  • 山本孝さんと ご対面~

    今日は大牟田のともだちや絵本美術館で山本孝さんの「のんびりトークショウ」がありました。そこへ、突然、ZOOMで参加させていただきました。岡館長のアイデアです。昨日の秘密の作業とは、このZOOMテストでした。突然の登場には山本さんも驚かれたでしょうが、私はどうしても山本さんのトークショウを邪魔している感じが消えず、早く退散させてほしいという気分がアリ、少々早口になっているようでした。絵本『おばけのしかえし』(岩崎書店)が出たので忙しくなられることでしょう。お大事に。某社で頼まれた戦争の絵本テキストを書いていました。過去の戦争ではなく、すでに始まっている未来の戦争。つまり、いまの戦争を書きたくて。空雲もじっとしているまんかいのコスモス畑山本孝さんとご対面~

  • ワニぼう 中国へ行く

    高畠純さんとの絵本『ワニぼうシリーズ』4巻に中国よりオファーがありました。版元は文溪堂。うれしい報せです。朝一で左膝の電気ビリビリに。帰宅して秘密の作業を。うきうき。昼寝から起き少年詩に挑戦しましたが、悪戦苦闘の末に完敗。ワニぼう中国へ行く

  • おしゃれ神戸

    1961年創刊のタウン誌、月刊「KOBECCO」11月号の表紙に絵本『ふっと……』(絵・松成真理子BL出版)の絵を使って頂きました。ページを開くたびに(こんなおしゃれなタウン誌は見たことがない)とつぶやいていました。さすがは神戸です。詩集の発送をしたり、こんな詩を書いていました。尊敬する児童文学者より、うれしいご感想を頂きました。詩集の。少年宇宙は星でいっぱいだずっと見ていたら宇宙の声が聞こえた──きみも星だ。あの日からぼくは光っているちいさなちいさな星だけどちいさなちいさな明かりだけどとおい星から少年の声がする──ぼくも星です。おしゃれ神戸

  • 遠足 国立昭和記念公園

    国立昭和記念公園はお天気に恵まれて、沢山の人が秋を楽しんでおられました。その中に『日本児童文学』奥山恵編集長、詩人の間中ケイ子さん、作家の原正和さん。そして私も。三人に、あれこれと質問を受けました。詩のこと、絵本のこと、童話のこと、昼寝のことなどなど。浮かんだ詩の卵や、絵本のアイデアを書く無罫便箋、愛用のボールペンなどをお見せしながら。インタビューは2023年3・4月号「作家とランチ」のタイトルで掲載されます。7ページ。遠足国立昭和記念公園

  • 発売前に増刷の朗報が

    童話作家で羽村市議会議員石井尚郎さんに誘われ、教育長さんとこちらを楽しんできました。はじめは「ゆるすぎない」と?マークになりましたが、体力を温存されていたんですね。後半の盛り上がりの素晴らしさ、そのパフォーマンスの高さに韓国の若者たちへ熱い拍手を送ってきました。銀の鈴社明日の発売を前に増刷が決まりました。井上コトリさん、ありがとう。発売前に増刷の朗報が

  • 牧野千穂さんの絵を見てきました。

    朝一で左膝の電気ビリビリに。一服して西荻窪のギャラリーうれしかへ。牧野千穂さんの個展「閑話」(画像)を見てきました。このパンに座るクマさんが好きになりましたが、全点売約済みの印が。いいことですね。尊敬する詩人の方より『詩と思想』の意見に賛成ですというお手紙を頂きました。されど意見は意見。実作はなかなか理念通りには。この溝を埋めていくのが詩作でしょうか。牧野千穂さんの絵を見てきました。

  • 森くま堂さんの絵本「カッパーノ」

    文・森くま堂絵・いわさきさとこBL出版1500円+税文の森くま堂さんは絵本テキストコンクール大賞(童心社・日本児童文学者協会)の大賞受賞者ですが、受賞者の中でもとびぬけて活躍されている方です。その発想の柔軟さ、文章の切れ味の小気味よさが魅力です。主人公のカッパの名前がしゃれています。カッパーノ。河童の河三郎じゃねぇ。みんなのあこがれであるカッパーノのぴかぴか光る皿が、カラスに盗まれます。皿のないカッパーノの人気はたちまち凋落。「みっともないなあ」。皿を訪ねて三千里の旅が始まります。この絵本の成功は、絵のいわさきさとこさんに出会ったことが大きいでしょう。いたるところににやりと笑わされる仕掛けがちりばめられています。映画の画面には©MORIKUMAPICTURE。司書がカッパーノにすすめる本のタイトルは『うし...森くま堂さんの絵本「カッパーノ」

  • 中国より果報あり

    絵・北谷しげひさ文・内田麟太郞講談社イラストレーターの北谷しげひささんの絵本原画が、中国イラストレーション国際コンペティション・絵本部門で優秀賞を受賞されました。おめでとうございます。福岡四日間。左膝がよく頑張ってくれたので、今朝はご褒美に五月まで歩いていた公園まで散歩をしてきました。あとは、ひたすら礼状や契約書を。寝る子は育つというので、今日も昼寝と夕方寝をたっぷりと。明日の朝はずいぶんと育っていることでしょう。中国より果報あり

  • 詩のある童話集 矢崎節夫 『ほしとそらのしたで』

    矢崎節夫・作高畠純・絵フレーベル館1360円+税青空と星が大好きな矢崎節夫さんの、空と星の童話集です。1981年5月初版第一刷。そして40年ぶりの今月、新装版第一刷が出ました。矢崎さんは嬉しいことでしょう。初版の絵も高畠純さん。今回も。でも、高畠さんはあらたに絵を描き下ろされています。赤い鳥文学賞受賞作品。読ませて頂きながら何度も(こんな童話が書きたいなあ)と思わされました。童話集はこれまでも読んできましたが、はじめての経験でした。詩があったからです。詩人だから書けた童話でした。(こんなものが書けたらなあ)。誘惑されています。なんとも魅力的な。昨日は旅疲れの体のメンテナンスに。もみもみと鍼ちくちく。昼寝したり夕方寝したりしながら、雑用を。本日も似たり寄ったり。「のこった、のこった」。詩のある童話集矢崎節夫『ほしとそらのしたで』

  • 覚了寺さんは いいお寺です。

    もう「講演はしません宣言」をしているのに、大川市(福岡県)と母校中友小学校でおしゃべりしてきました。6日・大川は浄土真宗の覚了寺さん。演題は「亡き人と共に生きるわたし」。えっとのけぞる演題ですがお寺さんの希望です。それも「絵本の話はいいです」という条件付きで(^_^)。高校同期生に「行ってあげて」と頼まれまして。これは断れないんですね。母校も。古い私とお笑いください。そういいながらも、お寺さんは私の絵本と詩集『303P』を売ってくださいました。詩集は完売。別に檀家さんにお配りしますと詩集を40冊。いいお寺さんです。夜・同期生三人とおいしい有明海の料理を。励まされます。7日・母校の中友小学校へ。体育館で子供たちの質問に答えながらの予定でしたが、コロナで急遽ZOOM講演に。先生たちもアラアラ、私もアラアラ。保...覚了寺さんはいいお寺です。

  • 秋休み

    秋だから。ブログをしばらくお休みします。秋休み

  • でるぞ でるぞ

    岩崎書店1400円+税本日。見本刷りが届きました。今時にしては嬉しい初版部数でした。山本孝さんの頑張りです。16日発売。ムジナはイタチと小平霊園へお墓参りに。私は旅支度の点検の後は、こんなものを書いていました。詩人文月悠光さんとの対談企画(書店・配信視聴)が進行中です。詳細が決まりましたら告知させてください。せんせいへかおりちゃんひろみちゃんやすこちゃんさっちゃんアンナちゃんだれをいちばんすきなのかかんがえてもかんがえてもわからないみんなわらっていてみんなおこっていてもうあたまのなかはぐちゃぐちゃのばらばらのめちゃめちゃだからまじめなぼくはきょうもべんきょうはできませんでるぞでるぞ

  • だんご いのち!

    岩崎書店の島岡理恵子さんより『おばけのしかえし』の色校が届きました。発売は11月中旬。画像は山本孝さんのFBより拝借しました。雑用の後は、こんなものを。だんごあわだんごつきみだんごささだんごみたらしだんごくさだんごおいわけだんごきびだんご──はなよりだんご。だんごむしはいそいそとむしだんごになったいのちひからびたこころがわれしらずになみだをながすこころにふるあめになりひびわれたこころにしみていくだれがうめていてくれたのだろうかあたらしいいのちがめぶいてくるいのちはささやく──もう、なかないで。なきすぎればめぶいてきたいのちもつちもおしながしていくから──もう、なかないで。あなたのいのちがあなたにささやくだんごいのち!

  • 愉快なる衝撃である

    見本刷りが届きました。うれしくてうれしくて笑いました。これまでの少年詩集のイメージが木っ端みじんに吹き飛んでいました。アハハハハ。81歳にしてこんな愉快なことに出会えるとは。表紙をめくると、ショッキングピンク。わかったか、じいさん!朝一で、左膝の電気ビリビリに。それからひたすら礼状を書いていました。内田麟太郎×山本孝コンビによる、大人気絵本『おばけのきもだめし』の続編『おばけのしかえし』が11月発売!発売に先がけて動画で絵本の内容をちら見せpic.twitter.com/44R9ml0J3c岩崎書店@IWASAKISHOTEN愉快なる衝撃である

  • 詩「ひばりに」が合唱曲に

    作曲家の信長貴富さんが私の詩「ひばりに」を合唱曲にしてくださいました。3日。酒田市で鶴岡の子どもたちが歌ってくれます。指揮は柿﨑泰裕先生、ピアノは渕上千里さん。二部合唱曲集《今日はこのままおうちにいて》1.今日はこのままおうちにいて(詩=白川美古都)2.夕焼け(詩=高階杞一)3.ひばりに(詩=内田麟太郎)4.涙が乾く処方箋(詩=日向れい)音楽之友社から楽譜も出して頂けるとのことで、こうなっています。→(^_^)詩集『詩303P内田麟太郞』の見本刷りが版元に届いたようです。午前中はムジナと昭島のユニクロへ。午後は旅支度をすましごろごろ。藤田のぼるさんがベルマーク教育助成財団の雑誌(4月号)に南塚直子さんが陶板画を描いてくださった詩画集『ともだち』を紹介してくださってました。短いけれど心のこもった文章によろこ...詩「ひばりに」が合唱曲に

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