小さい書房午前中は立川で佼成出版社の櫻井友貴さんと絵本の打ち合わせを。絵はこちらの絵本を描かれた、ただあやのさんが引き受けてくださいました。絵を見せて頂ける日が楽しみです。発売前に再版が決まりました。絵本「ぼくはかける」イ・ハジン訳・内田麟太郞フレーベル館売れなかったらイ・ハジンさんに申し訳ないと心配でしたが、すこしほっとしています。応援ありがとうございました。ただあやのさん
「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。
このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm
河鹿園より見える川合玉堂美術館午後から音楽家の矢部優子さんに誘われ、市会議員(童話作家)石居尚郎さん、最上一平さん、裏若き女性お二人と奥多摩の河鹿園を訪ねました。かっては料亭であり、旅館でもあったという昭和5年建築の木造建築です。いまは玉堂を中心にした私設美術館になっています。職人たちの腕が偲ばれる建物でした。古川緑波、古関裕而の色紙などもありました。亭主の書がわたしにはとても魅力的でした。帰りは澤ノ井酒造経営のカフェー雫で、楽しきぺちゃくちゃを。ことばビルの七階をみえない川がながれている少年は鮒とはなす水のことばで少年はゆうやけの道をだまってあるくだまっててをつないで石ともはなせるのに雲ともはなせたのに秋雨の御嶽渓谷
松岡は、良寬の書の魅力を「はぐれていく書」として書き始めます。良寬の歌を語り、維馨尼、貞心尼の二人の女性とのめぐり逢いを、その北方性を語り、良寬のなかの老童神に至ります。そして松岡は「ぼくは芸術の神髄は「幼な心」の完成と考えています」と、この書を閉じます。深く頷ける言葉です。この言葉が真に我がものとなったとき、わたしもほんとうの少年詩が書けるでしょう。某社よりKKさんの絵本のラフスケッチが届きました。マンガの方法で描かれていました。私はマンガの絵本は初めてですが「愉快、愉快」と喜んでいます。岩崎書店の島岡理恵子様へ絵本テキスト「おばけのそこぢから」をeメールで。無事に編集会議を通りますように。自信はあるんですが。なるぼくはせみになったせみもぼくになったぼくたちはなきとおしたくぬぎばやしで夏を!幼心の完成
岩崎書店今日はひねもす『おばけのしかえし』に続く第三作の絵本テキストを書いていました。まずは山本さんのこれまでの絵本(私との絵本だけではなく)の成果をどう取り込みながら新味を出せるか、ここ十日ほど頭をひねっていました。(これだ!)というアイデアが浮かんできました。つぎは、それを最も効果的に出せる構成・演出です。そして結びをおおらかなおとぼけで終わらせる。最上一平さんによれば『おばけのしかえし』は、山本さんのお手柄が八割だそうです。しかり!絵描きさんに、そうしていただくのが作者の腕なんですねえ。一平さん。(^_^)無節操なリンタロウさん
笑いの力、言葉の力渡邉文幸理論社1300円+税『四畳半襖の下張』裁判の証言席に立った井上ひさしは、職業を聞かれ「戯作者」と答えます。一瞬にして井上ひさしの大きさが分かる場面です。その生涯を支えたバックボーンを、著者は洗礼を受けたカトリックと、父と小林多喜二より受け継いだ社会主義といいます。頷けます。井上はいいます。私たちは多喜二と賢治から「思い残し切符」を渡されていると。それはいま憲法九条の思想を守ることです。そしてなによりも井上文学における、サーカス、映画、浅草フランス座での体験の重さを著者は語ります。私はNHKテレビ「ひょっこりひょうたん島」を毎日楽しみにしていました。そしてそれは『吉里吉里人』になり『きらめく星座』『父と暮らせば』などに実っていきます。これらのことが中学生にも分かる文章で書かれていま...こころ
長野ヒデ子&ハーサンス・ボロルマー二人展12月1日~12日(火曜・水曜定休日)佐助カフェギャラリー神奈川県鎌倉市佐助2-18-15tel0467-55-5226https://sasuke-cafe.com朝一で左膝の電気ビリビリに。その帰り道の散髪屋さんへふらり。礼状を5通書き、こんなものを。しつれんはらはらひらひらふらふらへらへらほらほらは行は「ら」がすきでも「ら」はるんるんらんらん「ん」がすきふん!長野ヒデ子&ハーサンス・ボロルマー二人展
銀の鈴社より詩集『まぜごはん』(絵・長野ヒデ子)の4刷が届きました。「ああ、この詩集は長く読まれていくんだなあ」と喜んでいます。このしみじみ感は好きです。コロナワクチン5回目接種(三日目)は、熱なく、痛みなく、だるさなく、無事通過中です。頂いた本を読みながら礼状を書いていました。一区切りしたそのあとは、少年詩を。つみくまはたにそこへおしっこをするすこしうしろめたいかおでおしっこはたにをおちながらにじになるなやめるものはすくわれる。4刷です
西日本新聞(11/11)で紹介して頂きました。昨日、午前11時、5回目のコロナワクチンを接種しました。現在18時10分。熱も、痛みも、だるさもありません。しかたがないので少年詩を考えていました。四篇書きこれだけがなんとか。あと三篇は没に。よぞらてんきがいいといわはそらにうかぶちょっぴりだけどこころをかるくするとそらにうかべるとわかったから(ちきゅうも)こんやはたぬきがうかんでいるあぐらをくみときどきへをこきまえへすすむ前進的狸
午前中にムジナとコロナワクチンを接種してきました。5回目です。用心して午後はごろごろ。明日は微熱少年になりましょう。昨日送らせて頂いた非戦絵本テキストに、つぎのようなうれしいご返事を頂きました。無事に編集会議も通過しますように。朝からとても良い原稿を読ませていただきまして、とてもうれしい気持ちになりました。いいですね。詩人の、はたちよしこさんが、詩集『303P』と『たんぽぽぽぽぽ』をブログで紹介してくださいました。はたちよしこレモンの車輪からの旅http://sharin.seesaa.net/コロナワクチン5回目を
ある絵本の表紙です。来春発売されます。版元?それはまだナイショ。朝一で左膝の電気ビリビリに。非戦絵本の絵本テキストを仕上げ某社へ。視覚詩と二時間格闘しましたが、私のイメージと大きく違っていて破棄しました。文章ソフトの限界でしょう。イラストレーターが使う画像ソフトなら可能だったことでしょう。にしても、二時間。ああ、疲れた。ちょっぴり公開
大牟田動物園のおいしいお菓子、人気のカピバラにつづき、タヌキも登場しました。りんたろうタヌキ同様、お引き立てをよろしくお願いします。終日ごろごろしていたら、コンクリートポエトリー(視覚詩)が浮かんできました。タヌキ日和
今日は大牟田のともだちや絵本美術館で山本孝さんの「のんびりトークショウ」がありました。そこへ、突然、ZOOMで参加させていただきました。岡館長のアイデアです。昨日の秘密の作業とは、このZOOMテストでした。突然の登場には山本さんも驚かれたでしょうが、私はどうしても山本さんのトークショウを邪魔している感じが消えず、早く退散させてほしいという気分がアリ、少々早口になっているようでした。絵本『おばけのしかえし』(岩崎書店)が出たので忙しくなられることでしょう。お大事に。某社で頼まれた戦争の絵本テキストを書いていました。過去の戦争ではなく、すでに始まっている未来の戦争。つまり、いまの戦争を書きたくて。空雲もじっとしているまんかいのコスモス畑山本孝さんとご対面~
高畠純さんとの絵本『ワニぼうシリーズ』4巻に中国よりオファーがありました。版元は文溪堂。うれしい報せです。朝一で左膝の電気ビリビリに。帰宅して秘密の作業を。うきうき。昼寝から起き少年詩に挑戦しましたが、悪戦苦闘の末に完敗。ワニぼう中国へ行く
1961年創刊のタウン誌、月刊「KOBECCO」11月号の表紙に絵本『ふっと……』(絵・松成真理子BL出版)の絵を使って頂きました。ページを開くたびに(こんなおしゃれなタウン誌は見たことがない)とつぶやいていました。さすがは神戸です。詩集の発送をしたり、こんな詩を書いていました。尊敬する児童文学者より、うれしいご感想を頂きました。詩集の。少年宇宙は星でいっぱいだずっと見ていたら宇宙の声が聞こえた──きみも星だ。あの日からぼくは光っているちいさなちいさな星だけどちいさなちいさな明かりだけどとおい星から少年の声がする──ぼくも星です。おしゃれ神戸
国立昭和記念公園はお天気に恵まれて、沢山の人が秋を楽しんでおられました。その中に『日本児童文学』奥山恵編集長、詩人の間中ケイ子さん、作家の原正和さん。そして私も。三人に、あれこれと質問を受けました。詩のこと、絵本のこと、童話のこと、昼寝のことなどなど。浮かんだ詩の卵や、絵本のアイデアを書く無罫便箋、愛用のボールペンなどをお見せしながら。インタビューは2023年3・4月号「作家とランチ」のタイトルで掲載されます。7ページ。遠足国立昭和記念公園
童話作家で羽村市議会議員石井尚郎さんに誘われ、教育長さんとこちらを楽しんできました。はじめは「ゆるすぎない」と?マークになりましたが、体力を温存されていたんですね。後半の盛り上がりの素晴らしさ、そのパフォーマンスの高さに韓国の若者たちへ熱い拍手を送ってきました。銀の鈴社明日の発売を前に増刷が決まりました。井上コトリさん、ありがとう。発売前に増刷の朗報が
朝一で左膝の電気ビリビリに。一服して西荻窪のギャラリーうれしかへ。牧野千穂さんの個展「閑話」(画像)を見てきました。このパンに座るクマさんが好きになりましたが、全点売約済みの印が。いいことですね。尊敬する詩人の方より『詩と思想』の意見に賛成ですというお手紙を頂きました。されど意見は意見。実作はなかなか理念通りには。この溝を埋めていくのが詩作でしょうか。牧野千穂さんの絵を見てきました。
文・森くま堂絵・いわさきさとこBL出版1500円+税文の森くま堂さんは絵本テキストコンクール大賞(童心社・日本児童文学者協会)の大賞受賞者ですが、受賞者の中でもとびぬけて活躍されている方です。その発想の柔軟さ、文章の切れ味の小気味よさが魅力です。主人公のカッパの名前がしゃれています。カッパーノ。河童の河三郎じゃねぇ。みんなのあこがれであるカッパーノのぴかぴか光る皿が、カラスに盗まれます。皿のないカッパーノの人気はたちまち凋落。「みっともないなあ」。皿を訪ねて三千里の旅が始まります。この絵本の成功は、絵のいわさきさとこさんに出会ったことが大きいでしょう。いたるところににやりと笑わされる仕掛けがちりばめられています。映画の画面には©MORIKUMAPICTURE。司書がカッパーノにすすめる本のタイトルは『うし...森くま堂さんの絵本「カッパーノ」
絵・北谷しげひさ文・内田麟太郞講談社イラストレーターの北谷しげひささんの絵本原画が、中国イラストレーション国際コンペティション・絵本部門で優秀賞を受賞されました。おめでとうございます。福岡四日間。左膝がよく頑張ってくれたので、今朝はご褒美に五月まで歩いていた公園まで散歩をしてきました。あとは、ひたすら礼状や契約書を。寝る子は育つというので、今日も昼寝と夕方寝をたっぷりと。明日の朝はずいぶんと育っていることでしょう。中国より果報あり
矢崎節夫・作高畠純・絵フレーベル館1360円+税青空と星が大好きな矢崎節夫さんの、空と星の童話集です。1981年5月初版第一刷。そして40年ぶりの今月、新装版第一刷が出ました。矢崎さんは嬉しいことでしょう。初版の絵も高畠純さん。今回も。でも、高畠さんはあらたに絵を描き下ろされています。赤い鳥文学賞受賞作品。読ませて頂きながら何度も(こんな童話が書きたいなあ)と思わされました。童話集はこれまでも読んできましたが、はじめての経験でした。詩があったからです。詩人だから書けた童話でした。(こんなものが書けたらなあ)。誘惑されています。なんとも魅力的な。昨日は旅疲れの体のメンテナンスに。もみもみと鍼ちくちく。昼寝したり夕方寝したりしながら、雑用を。本日も似たり寄ったり。「のこった、のこった」。詩のある童話集矢崎節夫『ほしとそらのしたで』
もう「講演はしません宣言」をしているのに、大川市(福岡県)と母校中友小学校でおしゃべりしてきました。6日・大川は浄土真宗の覚了寺さん。演題は「亡き人と共に生きるわたし」。えっとのけぞる演題ですがお寺さんの希望です。それも「絵本の話はいいです」という条件付きで(^_^)。高校同期生に「行ってあげて」と頼まれまして。これは断れないんですね。母校も。古い私とお笑いください。そういいながらも、お寺さんは私の絵本と詩集『303P』を売ってくださいました。詩集は完売。別に檀家さんにお配りしますと詩集を40冊。いいお寺さんです。夜・同期生三人とおいしい有明海の料理を。励まされます。7日・母校の中友小学校へ。体育館で子供たちの質問に答えながらの予定でしたが、コロナで急遽ZOOM講演に。先生たちもアラアラ、私もアラアラ。保...覚了寺さんはいいお寺です。
秋だから。ブログをしばらくお休みします。秋休み
岩崎書店1400円+税本日。見本刷りが届きました。今時にしては嬉しい初版部数でした。山本孝さんの頑張りです。16日発売。ムジナはイタチと小平霊園へお墓参りに。私は旅支度の点検の後は、こんなものを書いていました。詩人文月悠光さんとの対談企画(書店・配信視聴)が進行中です。詳細が決まりましたら告知させてください。せんせいへかおりちゃんひろみちゃんやすこちゃんさっちゃんアンナちゃんだれをいちばんすきなのかかんがえてもかんがえてもわからないみんなわらっていてみんなおこっていてもうあたまのなかはぐちゃぐちゃのばらばらのめちゃめちゃだからまじめなぼくはきょうもべんきょうはできませんでるぞでるぞ
岩崎書店の島岡理恵子さんより『おばけのしかえし』の色校が届きました。発売は11月中旬。画像は山本孝さんのFBより拝借しました。雑用の後は、こんなものを。だんごあわだんごつきみだんごささだんごみたらしだんごくさだんごおいわけだんごきびだんご──はなよりだんご。だんごむしはいそいそとむしだんごになったいのちひからびたこころがわれしらずになみだをながすこころにふるあめになりひびわれたこころにしみていくだれがうめていてくれたのだろうかあたらしいいのちがめぶいてくるいのちはささやく──もう、なかないで。なきすぎればめぶいてきたいのちもつちもおしながしていくから──もう、なかないで。あなたのいのちがあなたにささやくだんごいのち!
見本刷りが届きました。うれしくてうれしくて笑いました。これまでの少年詩集のイメージが木っ端みじんに吹き飛んでいました。アハハハハ。81歳にしてこんな愉快なことに出会えるとは。表紙をめくると、ショッキングピンク。わかったか、じいさん!朝一で、左膝の電気ビリビリに。それからひたすら礼状を書いていました。内田麟太郎×山本孝コンビによる、大人気絵本『おばけのきもだめし』の続編『おばけのしかえし』が11月発売!発売に先がけて動画で絵本の内容をちら見せpic.twitter.com/44R9ml0J3c岩崎書店@IWASAKISHOTEN愉快なる衝撃である
作曲家の信長貴富さんが私の詩「ひばりに」を合唱曲にしてくださいました。3日。酒田市で鶴岡の子どもたちが歌ってくれます。指揮は柿﨑泰裕先生、ピアノは渕上千里さん。二部合唱曲集《今日はこのままおうちにいて》1.今日はこのままおうちにいて(詩=白川美古都)2.夕焼け(詩=高階杞一)3.ひばりに(詩=内田麟太郎)4.涙が乾く処方箋(詩=日向れい)音楽之友社から楽譜も出して頂けるとのことで、こうなっています。→(^_^)詩集『詩303P内田麟太郞』の見本刷りが版元に届いたようです。午前中はムジナと昭島のユニクロへ。午後は旅支度をすましごろごろ。藤田のぼるさんがベルマーク教育助成財団の雑誌(4月号)に南塚直子さんが陶板画を描いてくださった詩画集『ともだち』を紹介してくださってました。短いけれど心のこもった文章によろこ...詩「ひばりに」が合唱曲に
「ブログリーダー」を活用して、内田麟太郎さんをフォローしませんか?
小さい書房午前中は立川で佼成出版社の櫻井友貴さんと絵本の打ち合わせを。絵はこちらの絵本を描かれた、ただあやのさんが引き受けてくださいました。絵を見せて頂ける日が楽しみです。発売前に再版が決まりました。絵本「ぼくはかける」イ・ハジン訳・内田麟太郞フレーベル館売れなかったらイ・ハジンさんに申し訳ないと心配でしたが、すこしほっとしています。応援ありがとうございました。ただあやのさん
韓国版の絵童話『ねこの手かします④』の校正が届きました。タイトルは「無敵の猫の手怪盗ゼロを捕まえろ」となっています。日本版は文研出版。絵は川端理絵さんです。午前中は絵本『ひとのなみだ』のことで地方紙の取材を。なぜか疲れました。で、たっぷり昼寝し、こんなものを。つまりつまりそのなんともうしますかはなはだもうしあげにくいのですがなにしろことがことですからこちらのたちばというものもありましてなるべくうちわのひとだけでおんびんにすませればもうこれにこしたことはありませんのでおおさわぎになりましてはあのかたもせけんがせまくなりましょうからできますればひそかにともうしますかひとめにつかぬようにおはこびいただければそれはもうわたくしどもといたしましてはただただありがたいことではやいはなしがおつうじが三月もつまりむにゃむ...ご~ん
信長貴富さん作曲の合唱曲集『今日はこのままおうちにいて』(音楽之友社)が5刷になりました。五ヶ月に一度の増刷です。私の詩「ひばりに」も入っています。初出は『日本児童文学』。つづいてアリス館から植田真さんの絵で絵本に。むろん詩集にも。台湾版(中国語繁体字)の絵本『なきすぎてはいけない』(絵・たかすかずみ岩崎書店)の契約が十年延長になりました。よろこんでいます。ささやくひとにはきこえないこえがあるとおいほしからいつもとどいていたのだけれどもそれがふときこえるときがあるひとりぽっちでいるときやだまっているときに──こんにちは。ひとはそのこえがまたききたくなりひとりになるとおくまでこころをとどけたくてひとりになるそれからそっとささやく──こ、ん、に、ち、は。はるかとおくからとどいたこえはこころできいていたからはる...「ひばりに」
内田麟太郎講演会会場・ちひろ美術館・東京9月28日(日)14時~15時30分定員:40名/参加費:1000円(入館料別)オンライン/定員100名/参加費700円申し込み:要事前予約/8月28日(木)より公式サイト・TELにて佼成出版社より絵本『きこえないこえ』(絵・竹上妙)の重版通知を頂きました。クジラとゾウの話です。えがおおとこはどなっただいじゃがにげたすぐさがせどこじゃあっちじゃこっちじゃそっちじゃむこうじゃうえじゃしたじゃみぎじゃひだりじゃおとこはじいさまにもどなっただいじゃはどこじゃ!うしろじゃ。ふりむけばえがおおしまいじゃ秋のお知らせ
編集・日本児童文学者協会発売・小峰書店定価・1100円最上一平さんの「天神の大輔」と小手鞠るいさんのエッセイ「児童文学作家を目指すあなたへ」を面白く読みました。小手鞠さんはこう書いています。「絶対に作家だけで食べていけるようになってやる!(中略)そのガッツが作家にならせてくれたのです」。じんめいきゅうじょかなしくてかなしくてつらくてつらくてバッタはたにそこへみをなげたそうなんだけどはねがかってにひらきぱたぱたぱたとんでいく──しにたいんですけど。──いきたいんですが。バッタはしにたがりバッタのいのちはいきたがりきがつくとむこうぎしにちゃくりく──これってじんめいきゅうじょ?──まあそんなもんでしょ。バッタはたすけられたようなひとだすけしたようなバッタはいびきをかいてねむっているバッタのいびきなのかバッタの...はなくそまんちん
絵本「ぼくはかける」イ・ハジンフレーベル館韓国の絵本作家イ・ハジンさんの日本デビューに参加させて頂きました。この絵本は韓国でもイ・ハジンさんのデビュー作だそうです。それがどれだけ大切なことか。緊張させられた日々でした。下旬、発売です。だれにもだれにおしえられたのでもないおさなごはたちつくすしずみゆくゆうひのかがやきにだれにおしえられたのでもないおさなごはたちつくすあおいみずうみのそのあおさにおしえられなくてもうつくしさはわかるうまれたままでうつくしさはわかるうつくしいとだからわすれていったうつくしさがあるのはらにたつかぜにふかれながらあかあかとしずむゆうひにわたしがわたしになっていくうまれたときのわたしにわすれていったうつくしさがあるみえなくなっていったうつくしさがあるおさなごがゆうひをみているあかあかと...絵本「ぼくはかける」イ・ハジン
故郷大牟田市の広報課より大蛇山まつりのTシャツを頂きました。しゃれてるでしょ。少年詩を書いたり,葉書を書いたり、メールをしたり、昼寝をしていました。たんこぶたんたんたんたんこぶ三つたんたんたんたんたんこぶ四つたんたんたんたんたんたんこぶあちこちたん単たんたんこぶ一つ大蛇山まつりTシャツ発売
https://www.google.com/url?rct=j&sa=t&url=https://www.shimotsuke.co.jp/list/select/ehon2025&ct=ga&cd=CAEYACoUMTc2MjczNDY0MTI3NTA4MDUwODcyHGZmOTY0MzQyZjhiMmZkNDg6Y28uanA6amE6SlA&usg=AOvVaw2bvPr3X2TfzU2vNJO7T84bもうすぐ、もうすぐ、17日より。栃木で「ぐるんぱのようちえん」「からすのパンやさん」「ともだちや」など絵本原画が見られます。わくわく。某社のSさんより嬉しいメールが。お預かりしている絵本テキスト、企画会議を通りました。まだ、84歳かしら?夏つかれた風が河原でやすんでいる川風にふかれながら少年は足...栃木県さくら市に『ともだちや』の絵本原画が
絵・山本孝暑いんだよ。文句あっか。コノヤロウ、バカヤロー、あの野郎。ガリガリ君を、買ってこい!このすこたん!森タヌキがほほえみかけるイノシシははなにしわをよせるミミズクがわらいながらおりてくるキツネはおっぽをふる岩はおだやかにわらいかける風はみみをくすぐっていくヘビはあしにじゃれていくみんなやさしくわたしにわらいかけるきっと木のせいねガリガリ君
公園には草刈り機が。このヘビイチゴもなくなったことでしょう。絵本テキストを書いていました。冷水を飲み飲み散歩
松本猛さんの日本絵本賞選考評です(部分)その絵本のことばが浮かんでいます。「ぼくにはわからない。なぜいきていなければならないのか。こんなにくるしいのに」。どうなっていくのでしょうか。書きながら考えていくことになります。そらをむろんぞうがそらをとんでいたというのはうそであるきりんがとんでいたというのはほんとうだけどいうまでもないことだがきりんがそらをとんでいたというのもうそにきまっているかばはとんでいたけどすぐにばれることだがかばがそらをとんでいたというのもおおうそであるうそはたしかにとんでいたがうまほどうまくはなかったけれどウソ書きながら考える
二宮由紀子・文井上コトリ・絵BL出版定価1760円(税込)おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれなナンセンス絵本です。おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれなことばのナンセンス絵本です。おしゃれなおしゃれなおしゃれなおしゃれな絵のナンセンス絵本です。扉ね、しってた?このきんぎょのおとうさんはね第一見開きぞうなんだよ。だから、ぞうはきんぎょのことたべないんだ。どんなにおなかがすいていても、ね。すごいでしょ、この書きだし。この先は書きません。おしゃれで奇想天外なお話がかろやかにかろやかに展開します。絵もかろやかなかろやかなナンセンス絵本の傑作です。絵本『ひとのなみだ』がNHKラジオで朗読されます。海外邦人向けの国際放送でも。近くなりましたら改めて。いうまでもなくたかがたかではないか。からすはからからとわらった...絵本『しってた?』
なにもありません。詩は未完。お知らせしたいニュースもなし。メダカも元気です。只今無事
小泉今日子さんの会社、株式会社明後日の読み聞かせイベントで、小泉さんが「あのねあのね」(絵・山﨑おしるこ303BOOKS)を、朗読してくださいました。https://303books.jp/reports/20351/全国学校図書館協議会より依頼された「日本絵本賞30周年パンフレット」の原稿を書いていました。社名が明後日おしゃれだなぁ
講談社1400円+税とうとう日曜日シリーズも最終巻になりました。30巻だそうです。おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。このグレードでこのような作りのお化けシリーズはほかにもあるでしょうが、子供たちに村上しいこさんの名前と田中六大さんの名前は、あたたかさといっしょにこころに残ったことでしょう。この「あたたかさ」が類書とちがうところではないでしょうか。三重の方言のあたたかさ。そしてなによりも脇役はいても、その他大勢がいない物語に流れているぬくもりです。しいこさんは迷惑を掛けるお化けも、わがままを叫ぶおばけも、「ええやん」とつつんでくれます。それは読者にも「ええやん」と聞こえていたことでしょう。終わっても、ええやん。まだ蝉の声は聞こえません。はねるうさぎはねるはねるはねるはねるうさぎはねるはねてはねてく...ええやん
先日、画家の中川一政の本を読んでいたら、この本のことが出てきました。懐かしい本でした。父の本箱にこの本(単行本)がありました。茂吉の『赤光』などと一緒に。単行本にはとても手が届かない値が付いています。岩波文庫もありましたが、これは旺文社文庫です。旺文社版には受験生相手の作者年譜が付いています。これが私は好きでした。とても得したようで。買うに買いましたが残念ながら読めません。文字が小さすぎます。青年老いやすくアーモンドミルク。民話たぬきはくさくはなかったうんこがくさかっただからうんこをするとしらんふりをしたあめがふりゆきがふりはるがくるとうんこをしたところからしろいはながさいたそれはそれはうつくしいはなだったたぬきはうんこがしたくなるとおじぞうさまのまわりにしたはるをおもいながらおじぞうさまはみがわりじぞう...アーモンド効果
故郷・大牟田市立ともだちや絵本美術館で故郷を離れた者には相反する感情があるようです。啄木の、ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな石をもて追わるるごとくふるさとを出でしかなしみ消ゆる時なしにも、私生児として生まれた室生犀星の、ふるさとは遠きにありて思ふものにもそれを感じます。そしてその筆名が故郷の犀川よりであれば。手放しの故郷絶賛よりも、深く感じるものがあるのはこの悲しみがあったればこそでしょう。足音むなしくてさびしくてマーケットにいったけど靴もブローチもほしくなかったなにもほしくはなかったけれどなんとなく空きビンをかってきたテーブルにおくと足音がきこえたこれからいれるものが歩いてくるすがたはみえなかったけれどちいさな足音がきこえてきた遠くからわたしのところへ歩いてくるこれから故郷は
森くま堂・作カワダクニコ・え国土社1300円+税いかなることでありましょうか。くまはパンツをはくことになります。世界でただひとりパンツをはくくまです。ところが、ぎっちょん、すてれこてん。ひもは風に乗り、あちらへふわふわ、そちらへふわふわ。見えなくなりました。さて、話は変わりまして、こちらは鎮守の森のお祭り。浪人者かと思わせる奇態な香具師(やし)が、口上もあざやかに、さすがは舌先三寸が商売。不思議なゴムひもの物語をのべております。いまや、パンツにひもなどないご時世でございますが(ユニクロも無印も)、そこが実に面白い、いまどきのSNS少年少女に朗々と啖呵売の口上を聞かせてしまう。なんとも珍奇にしておかしい講釈師森くま堂。さあさあ、おひまな坊ちゃんも、おいそがしい嬢ちゃんも手に取ってご覧アレ~。たまたまたまたま...パンツのひもでござる
本年度の流行語大賞を狙う「ばさらかよか~」です。お休みしていた絵本がすこし動き出しました。下山ひとはたすけをもとめてさけぶうごけなくなった山のなかで──おーい、おーい。だれでもなくひとへしらないひとへでもみえないひとへでも──おーい、おーい。ひとはさけびかえすしらないひとへひとのこえでほそいこえがふとくなりとおいこえがちかくなりひとはひとへむかってかけていく山に死にに行った男もおもわずこたえるおおきなこえでちからいっぱいのこえで──おーい、おーい。男はひとをせおって下りてくる自分をたすけて下りてくるつなぐつなぐきみとてをつなぐつなぐあなたとてをつなぐつなぐみけとてをつなぐつなぐくろとてをつなぐつなぐかばとてをつなぐつなぐかさおばけとてをつなぐつなぐどらきゅらとてをつなぐつなぐうたうひととてをつなぐつなぐお...つなぐ
部分文芸社の塚田紗都美さんから企画絵本『かおりちゃん』の絵本原画(カラーコピー)が送られてきました。絵は楓真知子さんです。少年の初恋物語。元気と抒情がひとつにとけあい秋にはお目見えです。あいののしありあいなぐりあいとっくみあいふんづけあいつばかけあいにらみあいあいあいあいあいあいあいせかいはあいでいっぱいだあいにくかさはいっぽんだったけどあいあいがさでかえってきたあいにくかさはいっぽんだったけど初恋の絵本
夏の暑さにも負け、加齢にも負け、娘女房にも負けた、そういうひとにわたしはなっちゃった。絵本『ともだちのなまえ』(教育画劇)をご一緒してくださった、彫刻家のはしもとみおさんが、情報番組内にて特集されました。https://youtu.be/t7vNDB0-XE0?si=BRElR7--_4Jl-DfAともだちや絵本美術館でも、展示が企画されています。三鷹のよもぎBOOKSさんで、はしもとさんの小さな展示があります。https://www.instagram.com/p/C8lvssqyLrj/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==はないかだはなびらひらひらひらひらひらひらいけのみなもにひらくはなひらひらはなひらYouTubeアトリエのはしもとみおさん
絵・伊藤秀男いつ見ても、伊藤さんの絵はいいなあ。散歩しながら郵便局や銀行に寄ったり、昼寝したり、取材してくださる方と打ち合わせをしたり、こんなのを書いたり。のはらタンポポタンポポタンポポタンタンポポポポタンポポれっしゃがとおりますタタンタタンポポポポタンタン水郷蟹江
「母のひろば」7月15日号童心社小雨の中を左膝の電気ビリビリと散歩に。公園は蝉がよく鳴いていました。ミンミンの抜け殻が落ちていましたが、連日の雨を吸ったのでしょ。しなしなでした。本日のトドは、こんなものを書いていました。魔法はるか入道雲のおくからヤンマはとんでくるあまりにもちいさくあまりにもとおくだれにもみえないけれど少年にはみえているゾウよりもおおきくなりクジラよりもおおきくなりとんでくるものが──こんにちは。バイカモのはなびらにすわり少年はヤンマとはなすドジョウのおならであそぶモエビのことをひげをそってしまったナマズのことを──いいねえ。ヤンマはからだをゆすってわらう少年はみえなかったものがみえているちっちゃないのちがみえているけしの実を食べたあの日からモエビ
児童書専門店メルヘンハウス(名古屋)の三輪さんが絵本『ともだちのなまえ』(絵・彫刻/はしもとみお教育画劇)を紹介してくださいました。昨日の中日新聞です。村上しいこさんよりいただきました。いつの日か横文字の書評を読みたいものです。もちろん翻訳で。沼河童は草ぶえをふくざわめく葦の音にかくれてともだちのいないさびしさをひとりぼっちのさびしさをきくひともいないうたきかせたいひともいないうた河童よりももっとひとりぼっちのうたうたいつかれ河童は遠くをみる葦にふく風はやみ沼はしずかにホテイアオイをさかせている(…………)河童はゆっくりと立ち上がり頭をさげるさびしい歌をきいてくれていたひとたちにさびしい歌をきいてくれていたさびしいこころにホテイアオイ
昨日13日は公明党・羽村市議会議員石居尚郎さんのご紹介で、MIN-ON主催のグループSANTROFIを楽しんできました。同行者はピアニスト・作曲家の矢部優子さん。会場へ着くと漆工芸家の並木恒延さん(日本芸術院賞受賞)もお隣に。喇叭(トランペット・トロンボーン)と太鼓(ドラム)の大好きな私は、ギターなどを加え、さらにアフリカの踊りと雄叫び?(ボーカル)のサウンドに大興奮(行儀良く座りながら(^_^)。帰るとぐったり疲れていました。つまり、今日もトドをしながら、こんなものを。化石はる石の種をうめたなつ白い花がさいたあき青い実がみのった耳にあてるとトンボのいびきがきこえたガーナが来た
水内喜久夫・編集小柏香・装丁/挿絵PHP研究所雨の中を散歩がてらに不動産屋まで。マンションの大規模修繕工事期間中の駐車場確保です。ご近所に確保できました。NHKのラジオ深夜便(再放送)を聴いていました。自分が真面目に話しているのにビックリしました。村上里和さんが上手に聞き出してくださったからでしょう。インタビューは相手を「待つ」というのがよく分かりました。番組の中で紹介してくださった、絵本『ひとのなみだ』、詩集『ぼくたちはなく』がAmazonでいい位置になっていました。感謝。散歩がてらに
小雨の中を散髪へ。あとは手紙を書いたり、こんなものを書いていました。ばかわらいAIがあるからかみもほとけもいらなかったAIがあるからだいとうりょうもそうりだいじんもいらなかったAIがあるからぎかいもコンペもいらなかったAIがあるからてんさいもしゅうさいもいらなかったにんげんはさびしくなってばかわらいをしたわらうたびになみだがこぼれたうれしくてうれしくてばかなじぶんをだきしたばかなにんげんをだきしめたばかはえらいのだ
第62回おおむた「大蛇山」まつり7月27日・28日公園で初蝉を聴きました。ニイニイ蝉だったのでしょうか。Xで絵本『ひとのなみだ』をUPしてくださる書店さんが増えてきて喜んでいます。自分で選書し仕入れられる小さな本屋さんなのが嬉しいです。絵本テキストを推敲していました。それからこんなものを。らてん語なみだはらはらはなびらひらひらあかりちらちらおもいつらつらあっちへらへらそっちふらふらてんからてんぷらそらからぱらぱら大蛇山が来る
nakaban絵本原画展『ひとのなみだ』日時:2024年7月23日(火)〜8月5日(月)12:00〜20:00[水曜定休]場所:フラヌール書店〒141-0031東京都品川区西五反田5-6-31※東急目黒線不動前駅より徒歩3分内田麟太郞へのインタビュー再放送、今週です。12日(金)午前4時台です。7月8日(月)から14日(日)までの放送内容-ラジオ深夜便-NHK絵本が一つ。前に動きました。ナンセンス詩を書いていましたがザ折。その中のウミウシに絞りこんなものを。うみとうみうしうみうしはうみをひっぱっていくうみがほんとうのうみをみたいといったからもっとひろいうみをみたいといったからあれかなんじゅうねんたったのだろうさらにのろくはなつたけどうみうしはまだうみをひっぱっているうみがいった──もう、やめよう。──あき...うみうしの詩
猛暑でモカトロ~ンしています。夏の海蛙の泳ぐ日曜日海に来て海の蒼さに五円玉モカトロ~ン
私の極楽園暑くなる前にムジナと都知事選の投票へ。やはり若い方の暮らしを考え、東京の緑を守ってくれる人に。夜はマンション管理組合の理事会へ。金曜日ヤンマと遊ぶ栗最中天ノ川銀河鉄道梅田から天ノ川電車で渡る日曜日狸里庵私の好きな場所
暑いので公園に人影はなく、椋鳥の群れだけが餌をついばんでいました。ただ、礼状を書いていました。自分はどんな詩を求めているのだろうと考えたら、ジョアン・ミロや元永定正さんの絵のような無条件に楽しい笑いを宿した作品だと思えました。哄笑や、苦い笑いや、さびしい微笑みなど、何かの物語に凭れた笑いではなく。むつかしいなあ。全国高校生大作書道展(独立書人団主催/毎日新聞社など後援)で、鳥取城北高校書道部3年生の矢崎心悠(こはる)さんが、私の「なみ」を88個の「へ」の字で表現され、3位準大賞を受賞されたそうです。お目出度うございます。そして、ありがとうございました。じいさんは杖に凭れて善光寺
というわけで、ひねもすごろごろしていました。昨日送らせて頂いた絵本テキスト、画家さんにも編集者にも「おもしろい」といっていただきました。あとはよき日を待ちましょう。猛暑だって
絵本『はるがもぞもぞ』の一場面。エッチングは南塚直子さんです。お中元の配達と重なっているのでしょうか。絵本『ひとのなみだ』(絵・nakaban童心社)は、まだ献本先に届いていないようです。絵本テキストを仕上げ、Hさんへ送らせて頂きました。高校同期会の写真が届きました。同封の手紙に「一人一人の円熟した表情」とありましたが、来年は完熟までいきそうです。完熟物語
詩集「日めくり暦」藤井則行紫陽社2200円+税九十歳の詩人の詩集です。ともすれば過ぎし日の思い出詩は、詩精神の衰弱である場合が多いのですが、感性はとてもみずみずしく、またその上質なユーモアとひとつになり、時代へのしなやかな異議申し立てになっています。すみずみまで慈愛の宿る詩集です。左膝の電気ビリビリや散歩のあとは、いつものように礼状を。それから昼寝なんぞをいたしまして、依頼されている絵本の新作テキストを書いていました。下書きから離陸し快調になってきたので、9見開き目でストップを。あぶない、あぶない。文研出版の生田さんから嬉しいメールが。ナンセンス絵本「とりはとりでも」の絵は高畠那生さんが引き受けてくださいました。刊行は2026年4月。生きましょう→強欲じじい。(^_^)絵本『おばけにょうぼう』を、またNH...藤井則行さんの詩集
散歩に行く公園は草刈り中でした。丸坊主になりますが、この季節です。すぐに青々と草が伸びきれいな花が咲いてくれます。今日、はこんなことやあんなことをしていました。つきキリンがぽつんサイがぽつんワニがぽつんつきにてらされぽつんひとりぽっちのぽつんぽつんぽつんよぞらでぽつんやさしいひかりのぽつん東京新聞月光のそなた。
NHKTVの日曜美術館で渡辺省亭を紹介していました。(上手い日本画家はごちゃごちゃ書かないんだよなぁ)。その余白に感心しながら観ていました。絵は余白を観る者の想像力に委ねる。詩は余白を読む者の想像力に委ねる。というわけで余白の詩を試みてみました。それから、こんなものも。いきがいあかんにんげんつづかんどぼーんすいめんぷか~んどざえもんぶつだんプリンメロンワインようかんしにんくえんのめんうまかもんざんねん──もどりました。余は白である
絵本『はるがもぞもぞ』の一場面です。エッチングは南塚直子さん。版元は……。左膝の電気ビリビリに。そのまま散歩の予定でしたが雨が激しくなり中止に。詩集を読みながら礼状を書いたり、頼まれた小学校へサイン本を送ったり、こんなものを書いていました。絵本『ひとのなみだ』はクロネコメール便がなくなったので、献本先へ届くのが遅れているようです。月曜日までには届くのではないでしょうか。雨はビルの谷間にふる雨は四角な形になっていく海の上にふっていた雨は楕円形だったけれど少年の上にふる雨は………………雨のなかをつめたくなった少年をだきフクロウは飛んでいく町からきえた王国へ時間のない土地へ裸足の少年がかけてくるどろんこの河童といっしょに雨は花になってふる雨が降るので雨の詩を書いていた
とくますひろこ展「少年の目」7月15日~7月20日12:00~19:00maya東京都港区北青山2-1026tel03-3402-9849散歩をしたり、詩誌の礼状を書いたり、昼寝をしたり、こんなものを書いていました。宣言エリちゃんにいいました──いちばんすきです。アヤちゃんにもいいました──いちばんすきです。ミキちゃんにもいいました──いちばんすきです。カヨちゃんにもいいました──いちばんすきですふられてもふられてもこれからもだからぼくはぜったいにいちばんすきなひととけっこんできる男です宣言ひとつ
午前中はひたすら手紙を書いていました。昼寝から起き、自主的に(^_^)絵本テキストの改稿を。それからこんなアホなものを書いていました。昨夜からアイスノンの枕をしています。恋文横町