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絵本作家・内田麟太郎 公式ブログ 『広告する日記』 https://blog.goo.ne.jp/rintaro-uchida

「ともだちや」シリーズ等の絵本・童話・児童文学作家であり詩人でもある内田麟太郎のオフィシャルブログ。

このブログは日記です。 講演会予定・近刊情報・掲示板などは、ブログとは別の公式ホームページにあります。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/default.htm

内田麟太郎
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住所
羽村市
出身
福岡県
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2010/06/11

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  • 夏だから

    自宅でおとなしく寝転んでいましたが、どうにもこうにも左膝とふくらはぎが痛く、近所の整形外科へ杖にもたれて。わずか5分ほどの距離ですが、激痛のたびに止まりとまりしながら到着。しんぱいした膝屈伸(40年ほど続けています)で骨がすり減ったのかと思っていましたが、レントゲン写真に写る膝は美しく!(ここが大事)、その近くに小さな惑星のようなものが。ゴミだそうです。このお方が炎症を起こしていました。「炎症が治まれば大丈夫です」と湿布薬と炎症鎮静化のお薬を。ほっ。岩崎書店経由で、山本孝さんより絵本原画2場面分が送られてきました。まあ、なんと描き込んであることか。でありながらうるささはなく、色は美しく響き合っていました。作品は『おばけの○○○まる』。ご期待ください。夏なので夏の詩を。夏あーん。街が夕立をまっている夏だから

  • はるのうた

    のはるののはらのつちのしたのみみずのいびきのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののたんぼくものしたにたんぼがひろがっているたんぼにはくもがうつっているぽちゃん。くもにさわりたくてカエルがとびこんだおまけつらくてもいつものようにつりにいくつれないかもしれないけれどあぜみちにはカラスノエンドウがさいているからそらにはヒバリがないているからだからきょうもつりにいくぞうさんのうたをうたいながら──こんにちは、トカゲさん。──こ...はるのうた

  • テレビ西日本「美の鼓動」 収録

    今日は暖かくてよい天気でした。テレビ西日本「美の鼓動」のスタッフさん三人と、私の散歩コースにある公園へ。散歩姿を撮った後、楠の木の側で一時間ほどインタビューを。私の仕事部屋(コックピット)へ戻り、再びインタビュー開始。カメラはずっと回っていました。収録3時間。番組は2分30秒。これまでの番組は、こちらからのHPでご覧になれます。https://www.tnc.co.jp/kodou/今日、収録の番組は、3月6日11時45分~放映。エリアは福岡と山口県の一部。ただしエリア外の方も、上記のHPでご覧になれます(3月9日より)。画像は集音マイクです。テレビ西日本「美の鼓動」収録

  • はなから はなへ

    絵本『おばけの○○○○』(岩崎書店)のラフです。いうまもなく絵は山本孝さんです。短い散歩と礼状と雑用を。雑用は明日のテレビ撮影のための準備です。その間にこんな詩を書いていましたが、二転、三転……五転。フンチュウたちはどこかへ消えてしまいました。また、別の作品で帰ってきてくれることでしょう。はなカブトをしめ戦場から戦場へかけめぐったたおしてたおしてたおしてさびしさだけがのこったカブトムシはそっと石のうえにカブトをおくはなからはなへカナブンがとんでいるはなからはなへ

  • 山口マオさんのお仕事

    文溪堂で、販促用のPOPをこしらえて頂きました。右膝からふくらはぎにかけて痛みがあり、散歩の途中に電話したら、運良く鍼灸院に空きがあり、そのままUターン。しばらく膝屈伸を休むようにいわれました(四十年間、毎日100回続けていたものです)。寝たままで出来る運動を教えていただきました。礼状の後は、山口マオさんについてのエッセイを、しこしこと。『イラストレーション』を出している玄光社より、マオさんのこれまでのお仕事を見渡す本が出ます。山口マオさんのお仕事

  • 紙芝居「ともだち おっとっと」

    絵・山口マオ童心社2090円4月上旬発売祭日だというので膝の休養も兼ねてひねもすごろごろしていました。少年詩をひとつ。録画してあった西部劇「大砂塵」を楽しみました。西部劇はどこやらからいわくありそうな男が馬でやってくるところから始まるのが、定番でしょうか。定番とはいっても、そこからどう展開していくかが監督の腕の見せ所でしょう。今日の作品は60点。ユーモアとセリフが、いまひとつ。つげ義春作品に出会ったのは1960年代の終わり頃、衝撃でした。それからずっと読んできました。今朝のニュースで、つげさんが芸術院会員になられたのを知りました。次は蛭子能収さんになってほしいなあ。はるだからはるだからももこはるだからはるおはるだからうららはるだからどこまでもどこまでもなのはな紙芝居「ともだちおっとっと」

  • 少年詩 ひとつ

    3月6日(日)午前11時45分~12時テレビ西日本放送「美の鼓動」に、大牟田市ともだちや絵本美術館とともに出演します。私の収録場面は東京です。2分30秒の番組ですが、よく出来ています。放映エリアは山口県から沖縄県まで。なお、3日後にはテレビ西日本・美の鼓動・過去録で観られます。入院が延びたら気が抜け寝坊をしてしまいました。礼状を三枚。詩集と子供たちの感想文を読んでいました。少年詩ひとつ。書き始めましたが飛躍がありすぎかなあと悩み、保留に。されど二日続けての保留が悔しくて、寝転んで改稿、風呂で改稿、パソコンで改稿と、なんとか仕上げました。空ツクツクボウシがないているさりゆく夏をひきとめるように少年はおもわず夏をおっかけていったがうまく岬から空へ飛びたてただろうか夏の終わり。トビは空を飛んでいく少年をみるときがある少年詩ひとつ

  • 絵本テキスト大賞受賞作が絵本になりました

    文・こまつのぶひさ絵・はたこうしろう童心社1300円+税わたしも審査委員で関わっている、絵本テキスト大賞受賞作(主催・童心社/日本児童文学者協会)です。現代のお父さんの感性が満ちあふれています。次作の『まいごのモリーとこうもりのかさ』も絵本化がすすんでいると聞いています。つぎつぎと絵本を出される方でしょう。なんどもコンクールや持ち込みで落されている方におすすめします。わたしの見ている限り文章が下手で落とされる方は、まずおられません。応募されるくらいですから、それなりに書ける方です。落とされる理由はただひとつ。お話の感性が古いからです。だから、あえて本の内容は紹介しません。身銭を切り受賞する感性とはどんなものかを、わが目でお確かめください。それが受賞への一番の早道でしょうから。なお、絵本テキストコンクールの審査委...絵本テキスト大賞受賞作が絵本になりました

  • 絵本「はるいちばん」 青山友美

    講談社1400円+税これまでの青山さんの絵本に、私はすこしさびしいものを感じていました。もうすこし熱がほしいなあ。その熱がいきおいがこの絵本には満ちあふれていました。おそらく青山さんのなかで、絵(場面)とことばがしっかり把握されていたからでしょう。完璧な構成が感じられました。第一見開きでは、少女が窓を開け風を感じています。ひゅー、かぜがぬるい。第二場面は、灯台のある岬をながめ。きょうだ。犬は風に吹き落とされた洗濯物に跳び上がっています。第三場面は、ひゅうううー。いくよ。わたしがいちばんにつかまえるんだ!少女と犬が岬へ向かって駈け出します。春一番の季節の海の色と波立ちがよく描き込まれています。トンネルの効果が見事です。トンネルを抜けて広がる枯れ草の岬。擬音だけです。しゅるしゅるしゅるしゅるしゅるしゅる俯瞰の岬、画...絵本「はるいちばん」青山友美

  • あなたがいる

    寡黙な人。第三回目ワクチン接種をしてきました。2時間30分経過。まだ、症状はなにも出ていません。昨日送らせて頂いたエッセイ「童謡詩精神と内田博」。最終章の最後に収めてくださるそうです。ほっ。あなたがいる

  • 撮影成功

    ホワイトホールの撮影に成功しました。「童謡詩精神と詩人内田博」を書き上げ、メール添付で送らせて頂きました。お昼は生協の焼き芋と昆布巻きでした。和食でしょうか。撮影成功

  • 一日の半分は眠っています

    いい装丁でしょ。『内田麟太郞詩集』(303BOOKS)の装丁をしてくださる寄藤文平さんのお仕事です。たまたま求めた本ですが、装丁が綺麗なので「だれだろう?」と調べたら寄藤さんでした。本はサントリー学芸賞受賞。晶文社。午前中は絵本のサインと梱包に、礼状数通。午後から「童謡詩精神と内田博」の推敲加筆を。あとは昼寝と夕方寝。一日の半分近くは眠っているのに罪悪感はないんですね。「これで作品が書けているから、いいんだもん」と納得しているのでしょう。偉い人にはなれないなあ。一日の半分は眠っています

  • 雪ともいえず

    朝。秋草丘陵にうっすらと雪が。コピーしたいCDが画面に出なくててんやわんや。音をうっかり消したのかも。「童謡詩精神と内田博」を推敲していました。こんなのも。おろおろきみのなきさけぶ声でぼくは目がさめた熱い鍋の上にたたされさけんでいた声たすけをもとめていた声ぼくたちはきみをわすれていくだろう(それはゆるされていいことだ)それでもぼくたちはわすれていたはずのきみのなき声をこれからもきくだろうそしてわが子をそっとだくだろう(それはゆるされていいことだ)わたしたちのかなしみはまぼろしを見るだろう公園をかけていくこどものなかにきみのすがたをわらいながらかけているきみのすがたをなきさけんでいるきみではあまりにもつらいからもうかえってこないきみではあまりにもつらいからよわいぼくたちであるぼくたちはほほえむきみだけをおもうだろ...雪ともいえず

  • 西村繁男さん やなせたかし賞受賞

    西村繁男さんのこれまでの業績をたたえ、やなせたかし賞が贈られました。西村さん、お目出度うございます。なお、私も一緒に受賞したのではありませんよ。念のため。昨日は「童謡詩精神と内田博」の続きを。今日は少年詩二つを書き、あとはごろごろしていました。よぶぬくい石の上でキジネコはいつもねそべっていた少年がとおっても顔も上げない少年は越していったネコはときどき顔を上げる少年が歩いてきていた方へ遠い町で少年も顔を上げるだれかによばれたようで影虫にこころはないとはらっぱはころされた魚にこころはないとうみはころされた木にこころはないともりはころされた鳥にこころはないとそらはころされた敵にこころはいらぬとひとはころされたうつむいた影がいちれつくらやみにうかんでいる西村繁男さんやなせたかし賞受賞

  • ちゃんぽん

    しんぶん赤旗(2月6日)に登場させて頂きました。岩崎書店の島岡理恵子さんより絵本『おばけのしかえし』の完成ラフが届きました。オオー!もちろん、即OK。明日から、山本孝さんが本画に入ってくださいます。今日は代休でごろごろ。雪が降ってきたので、雪の詩を書きました。「ちゃんぽん」は最後の三行にたどり着くのに、悶々と三日。ではありますが「ちゃんぽん」が出てきてくれたときは、やったね、と。誕生犬は猫にいった──なーんだ、猫か。猫も犬にいった──なーんだ、犬か。ふたりはけんかもせずに立ち去った──なーんだ、つまらん。けんかをきたいしていたカラスはあくびをしたあくびは伝染するつぎからつぎへと──なーんだ、つまらん。どんぶりはあくびをしてうどんをすすった──ひーっ!天地逆転宇宙捻転イモリはヤモリにしがみついたかくして地上にちゃ...ちゃんぽん

  • これは読めます 文字のサイズがね

    利休と織部。芭蕉と其角。高弟でありながら、異風の道を歩いた織部と其角。そのモダンとシュルレアリスム。これは読みます。老眼でもなんとか読めそうですから。今日届いた古本です。「童謡詩のこころで・詩人内田博」を続けていました。やっと初稿を書き上げました。へたばるなあ。これは読めます文字のサイズがね

  • 読みません

    この本は読みません。断固として読みません。読んではいけない本です。今日、古本屋より届いたのですが……文字が小さくてじいさまには読めません。♪ただそれだけ~今日は「詩人内田博」の続きを書いていました。それから、こんなものも。テストないている少年のせなかをだれかがなでていつた風だろうかうただろうかヘビは少年へおもわず手をのばした(もうなくんじゃない)──いいこいいこ。ねむっているトカゲをおひさまがなでている読みません

  • ゆうぐれ な

    本日も雑用日和でした。されど忙中閑あり。こんなものを書いていました。はたけでだあれもいないからソラマメが空とはなしをしている──おとうさん。ふたり石とはなしをしていたら風がささやいていった──海がきれいですよ。ぼくと石は峠へのぼっていったぼくはあるきながら石ははねながらはるの海をふたりでみたくてふたりでならんで──いいね。といいたくてゆうぐれな

  • 馴染みのカップ

    仕事中はこのカップでお茶を頂きます。疲れた日は蜂蜜で珈琲を。京都で求めた記憶があります。はつこいかおりちゃん!目がテンになってにげだした馴染みのカップ

  • その日和

    故郷、大牟田は雪が降ったようです。高知の四万十も激しく雪の降っている映像が。羽村はまだ降っていませんが、よく冷える日でした。もしかした明日辺りは。今日は部屋片付けをしていました。人に砂漠に石はないあるのは砂だけ砂漠に河はないあるのは砂だけ砂漠に森はないあるのは砂だけ砂漠の人はときどきミサイルを飛ばすとおいむかし飛んでいたという鳥の姿を見たくてむしょうにさびしい日にむしょうに人に会いたい日にその日和

  • レインボーブックガイド 草谷桂子

    「レインボーブックガイド」草谷桂子子どもの未来社1500円+税昔、街頭で見かける旗は、日の丸か、赤旗か、黒旗でした。それは私にはどこかしら寒い風景でした。でも、このごろは、テレビでもレインボー色の旗をよく見かけるようになりました。多様な性と生を表しているのでしょう。この大きな潮のうねりは、もう後退していくことはないでしょう。荒井良二さんの『あさになったのでまどをあけますよ』。そして、長野ヒデ子さんの『おとうさんがおとうさんになった日』と『おかあさんがおかあさんになった日』が一緒に紹介されています。私の『どろんこおばけになりたいな』と『いのちは』も、「絵本から見るそれぞれの気づき」で紹介されています。著者の草谷桂子さんには、たくさんの著書がありますが、家庭文庫を41年間続けておられる方です。本日は落語とヴァイオリ...レインボーブックガイド草谷桂子

  • パパのこと

    本日発売になりました。童心社昨日、エッセイ集を出してくださる出版社よりに宿題が出ました。書き下ろしで「内田博」について書いてください。詩人だった父です。参ったなあ。父というのは息子には書きにくいものです。仕方がないのであきらめて書き始めましたが、だれもが知ってて、だれもが気がついてないことが書けそうな気になっています。それは内田博の詩のいちばんいい資質でありながら「殺された」ものです。その悔しさを書いています。エッセイ集のタイトルをぼんやり考えています。版元のことを考えると、なるべく多くの方に読んでもらいたいので、気軽に読んでもらえるようなものを。いま、浮かんでいるのは『詩であそぶ絵本であそぶ』。まだ、いろいろと悩むことでしょう。パパのこと

  • うへ~っ。

    おおむた市議会だよりに、ともだちや絵本美術館を取り上げて頂きました。市民、議会、行政のみなさんに支えられ、キツネとオオカミはがんばっています。午前中は雑用を。早いお昼を頂き都内某所へ。版元とエッセイ集の打ち合わせです。どさっと渡された資料にうへ~っ。私がこれまで書いたものを調べられ、国会図書館などでコピーしてこられたものです。こんなに書いてたんだ。本にしてもらえるなんて考えもしないで書いてきた、文字通りの雑文でした。帰りにユニクロで肌着を、書店で宇宙や芭蕉や文学的エッセイなど買い帰宅。鯛焼きでお茶を頂き、そのまま、こと~んと夕方寝を。うへ~っ。

  • あかん

    日本児童文学者協会・編5000円+税大変な労作だ、と私はつぶやいていました。敗戦すぐの会員名簿には詩人近藤東の名がありました。若い日に何度か会った詩人でした。文学者の戦争責任の文書もありました(今では公表されたのか、会内だけで読まれたのか分からないようです)。文学者の戦争責任は、それを責める他人事としてではなく、高校生の頃から自分の中にある問いでした。(お前はその時、書かないと言い切れるのか)と。それほど強い人間として自分を考えないというのが、答えでした。大切なのは英雄ではなく、弱いみんなが手を結び、そのような状態にしないことだと。そして自分は……ということが答えでした。いまも。児童文学を研究している人には、欠かせない資料集でしょう。某社より電話がありました。もう十数年前に出した絵本のことです。(絶版だ)と心配...あかん

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