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  • 腐乳

    雨、8度、72%豆腐に麹菌をまぶして作る「腐乳」という調味料が中国にはあります。白い麹菌、赤い麹菌、どちらを使うかでも味わいが変わります。赤い麹菌のサプリメントが取り沙汰されて以来、すっかり赤い「腐乳」は日本の市場から姿を消しました。先日、白い「腐乳」台湾産を見つけました。麹菌が違えばこうも違うものかと実感します。国が違えば麹菌も違います。「腐乳」はお粥にそのまま添えられたり、炒め物、肉の煮込みの隠し味として使います。白はさっぱり、赤がこくが出ます。今回求めた台湾産の「腐乳」は白です。中国の保存食らしく油に入れて売られています。油は空気との接触を防ぎ腐敗させないためです。この油はラー油に近いのかやや赤い色です。辛味はありません。私はご飯にのせて食べることもあります。1センチ角ほどの大きさ、本来の豆腐であり...腐乳

  • ティータオル

    晴、5度、74%「ティータオル」台所で使う「おふきん」です。日本の「おふきん」よりサイズが大きく、コットンやリネンでできています。お鍋だってすっぽり拭けます。薄いグラスをピカンと拭き上げるにはリネン素材が最適です。しかもリネンは乾きが早いので大助かり。ただ洗って乾かすとシワクチャです。リネンを使うときはシワも味のうちと諦めるか、いやいやとアイロンをかけるか、分かれます。私が主婦になりたての頃は赤ちゃんの「」おしめや「ふきん」にアイロンをかけると殺菌にもなると言われていました。布おむつを使った最後の世代です。洗って、お日様の下干して、アイロをかける、当たり前の仕事でした。毎日洗うリネンの「ティータオル」です。この冬は数枚まとめてアイロンするようになりました。夏はアイロンが必要な衣服がたくさんですが、冬はウー...ティータオル

  • 歌集「ゆふすげ」 美智子

    雨、8度、74%昨日は久しぶりに気温が上がりました。身体が緩みます。日差しもあったので椅子を窓辺に引き寄せて、日がな一日、歌集「ゆふすげ」を開きました。上皇后美智子様の皇太子妃、皇后時代、つまり「昭和」「平成」にわたる未発表の歌を集めた歌集です。年初めの歌会で耳にする美智子様のお歌はその年々にお心に刻まれた想いをお詠みになりました。大きな地震が2度ありました。被災地を度々訪れられた後のお気持ちでしょう。天皇様との海外旅行もいく度か、美智子様らしい目線で小さなことを捉えて詠まれます。この歌集はそういう美智子様の歌よりもより個人としての歌が多い歌集です。妻として、母として。「ゆふすげ」は「キスゲ」のことです。黄色い百合に似た花を咲かせます。私はまだ実際の「キスゲ」の花を見たことはありません。「キスゲ」のことを...歌集「ゆふすげ」美智子

  • 初めてのたこ焼き

    晴、1度、70%初めて「たこ焼き」を作りました。30歳を越した頃から「粉物」と呼ばれる「たこ焼き」「お好み焼き」が好きではなくなりました。家族に請われると「お好み焼き」は作ります。外食の時にも「粉物」は避けました。おやつにと「たこ焼き」を買って家族が分けてくれる時も一つで十分でした。なぜ好きでないのか?考えたこともありませんでした。好きでない理由が急に頭に浮かんだのは数ヶ月前のことです。「ソース」です。ベッタリと掛けられた「ソース」が苦手だと気づきました。「ソース」がない「たこ焼き」を想像します。「美味しそうだわ!」家族に家で「たこ焼き」を焼くと話しても、「粉物」を好きでないと知っているのでまともに相手にしてくれません。私は真剣に「たこ焼き」を作るつもりです。まず「たこ焼き」を作る器具をどれにするか迷いま...初めてのたこ焼き

  • イタリアベリーのバターケーキ

    小雪、2度、57%主人が持ち帰ってくれたイタリアのベリーの瓶詰め、どう使おうか悩みます。ほんのり甘いシロップにブルーベリーなど3種類のベリーが入っています。色は真っ黒、タルトを作るには少なく、パウンドケーキに入れるには多すぎる。しっかり水分を切ったベリーを適当に合わせたバターケーキの生地に入れて焼いてみました。生地の量とベリーの量が半々ぐらいです。水気を切ったつもりでも焼くうちに水分が出ることを予想しています。生地の様子を見ながら粉を徐々に足しました。中温で時間をかけて焼きました。バターの香りがしっかりの色黒いケーキが焼き上がりました。時間をかけて焼いたので、外はカリッと中はしっとりのケーキです。バターの香りと共に甘酸っぱさが口に広がります。レーズンにはない爽やかさです。焼いている香りが紅茶やコーヒーでな...イタリアベリーのバターケーキ

  • サーモンの脂

    晴、0度、69%ノルウェーの「サーモン」の厚切りを見つけました。日本の「鮭」より脂身の多い「サーモン」です。輪切りの「サーモン」をグリルして食べたいと思いますが、売られているのは日本らしい切り身です。フライパンでソテーしました。皿に移すときにフライパンの中には「サーモン」から出た脂が溜まっていました。食後、気になってその脂を白い皿に取りました。クンクン、かすかに焼いたものの匂いはありますが、「サーモン」の匂いももちろん魚臭さもありません。その上オレンジ色が綺麗です。そのままカウンタートップに置いておきました。夕方、見ても脂はサラサラです。冷えていますから匂いひとつしません。寒い海を泳ぐ「サーモン」ならではの脂です。この脂を2度に分けてココのご飯に混ぜました。捨てるにはもったいない脂です。ココの食べっぷりが...サーモンの脂

  • ドライブ・イン・マンハッタン

    晴、1度、56%ショーン・ペン、好きな俳優の一人です。アカデミー主演男優賞のノミネート回数はクリント・イーストウッドと並び最多です。出演者2人、ショーン・ペンとダコタ・ジョンソンの「ドライブ・イン・マンハッタン」を観に行きました。ニューヨークJFK空港から夜中に一人の女性がタクシーに乗るところから話は始ります。マンハッタンの自宅まで途中渋滞に会う中、目的地に着くまで1時間半、タクシーの中での女性とドライバーの会話がこの映画です。女性は20代後半?プログラマーが仕事。ため息をつきながらスマホを見るその様子にだライバーが声をかけます。ドライバーは彼女が既婚者との恋に悩んでいると見抜き、そこからこの女性の心の闇が一気に流れ出してきます。話をを引き出すドライバーも自分の人生を小出しに振り返ります。女性の幼少期の思...ドライブ・イン・マンハッタン

  • チンチラ「トラフくん」

    曇、2度、61%先日、孫娘が11歳の誕生日を迎えました。誕生日前に「プレゼントの希望は?」と尋ねると、タブレット、洋服、とコロコロ変わります。年相応なものと私は考えます。誕生日前の日曜日でした。家族と買い物にでも行ったのでしょう。孫娘から電話がありました。声はウキウキと弾んでいます。「かか、可愛いチンチラを見つけたの。」とすぐに写真が送られてきました。孫は昨年まで「ハムスター」を長年飼っていましたが、亡くなりました。その後ハムスターの家には入居者がないままでした。一人っ子です。話し相手も欲しいでしょう。私も一人っ子でしたから、そんな気持ちはわかります。私からの誕生日プレゼントは「チンチラ」になりました。私は「ハムスター」と「チンチラ」の区別がつきません。「チンチラ」の方がひとまわり大きいのだそうです。家に...チンチラ「トラフくん」

  • 美味しい卵

    晴、2度、62%地方のアンテナショップでの話です。私年代の女性が店に入るなり「あったわ、この卵。」と大きな声を上げました。午後になると売り切れる卵だと店の人と話しています。そして6個入りの卵パックを大事そうに抱えて店を出て行きました。「きっと美味しい卵なんだわね。」わかります、美味しい卵は幸せにしてくれます。香港で暮らした30年、卵に苦労しました。40年近く前の香港の卵は地元と中国の卵でした。孵化し始めている卵、腐った卵に出会うこともしばしばでした。当然生卵なんて!食べられません。そのうちアメリカ、フランスから輸入されるようになりました。白身は水っぽく薄青く見えます。腐敗防止がされてるとも聞いたことがあります。そしてオランダ、韓国、マレーシア、タイの卵が並ぶようになりました。近距離の国の卵はそれなりに食べ...美味しい卵

  • 熱々トロトロのブルーチーズ

    晴、5度、52%熟成させた「ブルーチーズ」の最後のひと欠けを食べていた時のことです。「ブルーチーズ」を未だ焼いたことがないと気づきました。朝焼いたバゲットがまだあります。薄い「ブルーチーズ」の欠片をバゲットにのせてオーブンに入れました。高温で焼け目をつけます。数分のうちにブルーチーズのあの匂いです。庫内をのぞいているとバゲットの脇に「ブルーチーズ」が流れ始めました。急いでオーバンから取り出します。「ブルーチーズ」も溶けるんだ!お皿に乗せてパチリとしたら、急いで口に入れました。上面はこげてパリパリ。パリパリの「ブルーチーズ」はいつもの食感とは違います。ブルーチーズ煎餅のようです。脇に流れたチーズをバゲットですくい糸を引く「ブルーチーズ」を口に入れます。トロトロの「ブルーチーズ」もまた初めての体験です。青カビ...熱々トロトロのブルーチーズ

  • 紫花豆 ふた品

    曇、4度、53%「念に一度の贅沢」とエイッと気合いを入れて買うお豆があります。「紫花豆」の新豆です。乾燥した「紫花豆」でも親指の大きさです。ゆっくり時間をかけて水を含ませ時間をかけて煮ます。茹で上がった「紫花豆」はますます太ります。甘く煮る「煮豆」も他の豆よりずっしりと立派に仕上がります。柔らかく煮上がった豆を前に「さて何を作ろうかな?」トマトと玉ねぎの旨みを吸った「トマト煮込み」にしようと思ったのですが、寒い日でしたので「ブラックオリーブ」を足してスープ仕立てにしました。熱々を口に入れます。「紫花豆」は「金時豆」の豆質と似ていますが、もう少し硬め、荷崩れがほとんどありません。大きな豆がトマトと玉ねぎの旨みを吸って豆自体の持つ甘みがことさら感じられます。ほっくりと口の中で崩れます。このひと皿でお腹が十分。...紫花豆ふた品

  • 「紺屋町」

    晴、8度、69%町名の新表示が行われたのは昭和のいつ頃でしたか?何丁目何番地と改められ、何区と言われるようになりました。その前の古い町の名前は奥ゆかしく趣のある名前が多くありました。福岡の繁華街「天神」から西に10分ほど歩いたところに、古着屋やエスニック料理の店が並ぶ通りがあります。昔の町名は「紺屋町」、つまり染物屋が並ぶ町でした。私が子供の頃ですら染物屋はほとんどありませんでしたが、名残の家並みがありました。大きくはない古い木造の低い街並みでした。10年ほど前までは若者が我が物顔に歩いていたこの町、今ではすっかり韓国、中国からの観光客に明け渡しています。そして「テナント募集」の店もポツポツ。国道から横に入ったこの町の突き当たりに昔と変わらぬ佇まいの店が2軒あります。古本屋。和菓子屋。変わらぬ場所に店の作...「紺屋町」

  • 一枚のスカーフの温かさ

    雨、6度、92%暖かな香港で30年過ごして、帰国して8年になりました。寒さが堪えます。昨年まではタートルネックのセーターにもう一枚セーターを重ね着していました。ところが昨年の今頃首筋、背中と痒みが出ました。乾燥肌になったのかと、自然成分のボディクリームに替えました。すぐに痒みがなくなり、また冬を迎えました。この冬は服の着方を変えました。タートルネックのセーターは着ずに、首元は大判のスカーフをグルグルと巻いてセーターを着ています。スカーフは一枚羽織るだけでも温かです。旅行時には荷物にならず、シワにもならないので必ずトランクに入れます。タートルのセーターと同じくらい首元を温めてくれています。ありがたいことに今年はどこにも痒みがありません。昨年の痒みは乾燥もあるのでしょうが、ウールに負けていたのかもしれません。...一枚のスカーフの温かさ

  • 幼稚園の子どもたちとココ

    晴、3度、68%気温が高くなくても空が青く晴れていると散歩に出たくなります。日本海に面する福岡は冬は曇天が続きます。少々の寒さでも散歩に出ます。もちろんココも一緒です。目指すは少し遠くの公園、公園で日向ぼっこのつもりです。平日のお昼間、誰もいない公園を思っていました。公園の角を回ると公園に黄色とピンクの帽子が動いていました。「あっ、幼稚園児だわ。」20人ほどの子供達を3人の先生が見守っていました。隅っこで陽を浴びてようと思い公園に入りました。先生の一人が「パグだわ。」と言うと周りの子が一斉にココに注目します。寄ってきた子供たちはココを遠巻きに見ているので、「噛まないから、触ってもいいよ。」と言うと、恐る恐る手を出しました。一人の子が触ってもココがされるがままなのを見ると次々に手が出てきました。遠巻きだった...幼稚園の子どもたちとココ

  • 熟成したブルーチーズと干し柿

    晴、2度、70%年末に北海道の「ブルーチーズ」をいただきました。日本の「ブルーチーズ」は初めて。直ぐに封を切りました。薄青いカビは見えますが、あの鼻をつく匂いがありません。口に入れてもピリッと舌を刺すカビ独特の刺激もありません。説明書にじっくり熟成させて召し上がってくださいと書かれています。ひと月半待ちました。包みを開けると「ブルーチーズ」独特の匂いです。ご覧のように青カビが育って中心にもカビが入っています。ピリッと強い刺激とねっとりとしたチーズに仕上がっています。熟成してくれました。賞味期限も近づいています。熟成を待つ間、幾度か包みを開けて熟成度を確かめていました。「ブルーチーズ」と「干し柿」を合わせてみたらどうだろう?とそんな時思いつきます。「干し柿」の甘さとねっとり、「ブルーチーズ」の刺激とねっとり...熟成したブルーチーズと干し柿

  • 「ミラベル」が連れてきてくれたご縁

    晴、7度、67%こうしてブログを書いていますと、読んでくださった方からいろいろな形でコメントをいただきます。数日前に「ミラベルのジャム」のことを書きました。「ミラベル」という果物を見たこともありません。もちろん食べたこともありません。フランス北部の「ミラベル」が有名だそうです。私が求めた「ミラベルのジャム」もフランスのものでした。「どなたか日本でミラベルを作っているところをご存知の方は教えてください。」とそのブログに私は書きました。二日後,カナダにお住まいのフランス人のご主人を持つ日本人女性からコメントをいただきました。そのご主人のフランスのご実家の庭には「ミラベル」の木があってとても美味しいと綴ってあります。そして日本では岩手県盛岡に栽培農場があると教えてくださいました。きっと調べてくださったのだと思い...「ミラベル」が連れてきてくれたご縁

  • 久しぶりに10度を超えました。

    曇、5度、64%ここ数日、寒い日が続いていました。日本海側の福岡は南ですが寒さがきつい日があります。北の地方は大雪が続いています。昨日は朝は冷え込んだものの、昼前には気温が10度を超えました。ココも暖かさを感じたのでしょう、ベットを降りて庭に出してくれと言います。デッキの陽だまりでしばらく二人で過ごしました。空の青さが私に歩こうと誘います。「ココ、お散歩に行こう!」ココの目が輝きました。寒い季節でもココは数年前のように長い距離は歩けません。目指すは以前はよく通った公園です。ココに合わせてゆっくりゆっくり。祝日のお昼間、しかも暖かいので公園は親子連れでいっぱいでした。滑り台からも子供の声が聞こえます。陽の当たるベンチでただただ、ココとぼーっと時間を過ごしました。珍しくベンチに上げてくれとせがんだココです。今...久しぶりに10度を超えました。

  • 毛玉取り

    晴、2度、70%ウールの服を着るようになって、数ヶ月、普段に着るセーターに毛玉がつき始めました。セーターについたココの毛をとるついでに「コロコロ」をかけますが、毛玉はセーターにしがみついています。そこで、しまいこんであった「毛玉取り」を箪笥から出してきます。香港にいた頃、「J.CREW」からおまけでもらった「毛玉取り」です。こんなものでセーターを梳くとセーターを傷める気がします。ですからそっとセーターを撫でます。もこもこと毛玉が取れると気持ちがいい。昨日はこの「毛玉取り」をまじまじと見ました。二枚の木片にプラスチックの板を挟んだだけのスマホより小さなサイズです。その木片に焼印がしてあります。その文字のバランスがカッコいいなぁ。「SWEATERCOMB」、確かに「セーターの櫛」です。英語表現にも感心します。...毛玉取り

  • イワシ

    曇、4度、64%お魚屋さんの店先、たらいの氷水に大きなイワシが浮いています。ひと目見ただけでも脂の乗りがわかります。「お刺身用」とふだがついています。奥のおじさんに声をかけました。「一番大きいのを一匹ください。」「刺身にする?」ちょっと考えました。「そのままでいいわ。」頭もお腹もついたまま家に持ち帰りました。途中、自分で捌いてお刺身にするか?そのまま塩焼きにするか?散々悩みました。流しでイワシを見つめます。皮に切れ目も入れずにお腹も出さずに頭も取らずに、グリルに入れました。こうすればイワシから出る汁を無駄にすることはありません。お腹周りに一番美味しい脂がついています。しばらくすると香ばしい香りと共にイワシの中で汁が跳ねる音が聞こえます。途中裏返しにしたりせず、触らないことです。グリルから出してお皿に乗せま...イワシ

  • 4本目のいちごのロールケーキ

    曇、0度、62%いちごがたくさんあったので「いちごのロールケーキ」を作りました。1本目、「美味しいなぁ。」と食べました。次の日もまだいちごがあります。2本目を焼きました。この2本、つまり2日目の「いちごのロールケーキ」が美味しいと感じません。粉っぽく感じます。もっそりと重いスポンジです。クリームもボソボソ感じます。いつものレシピ、メモを見ないで頭に入っている分量で作りました。3本目を翌日焼きました。注意して焼いたつもりなのに、いまひとつ私は美味しいと感じません。生地の重さが抜けません。クリームも重く感じます。お菓子やパンで日常作るものはメモを見ずに計量も適当なところがあります。基本は卵一つとの割合で頭に入っています。作るからには美味しいと思える菓子やパンを作りたい、マンネリではありませんが家で作る菓子やパ...4本目のいちごのロールケーキ

  • ベットカバー

    曇、0度、67%一年を通して私のベットは「ホワイトキルト」のベットカバーがかかっています。ミシンキルトのカバーです。そして冬になると足元に毛布を一枚乗せます。暖を取るためではなく、寝相の悪い私が布団を跳ね除けないためです。このベットでココと一緒に休みます。ココは寒くなると自分でベットに上っていることもあります。白のベットカバーはすぐに薄汚れて見えるので、ひと月に一度洗濯します。1日で乾かなかった先日、夜の気温は3度と予報です。布団カバーの上から足元の毛布をすっぽりと被せました。大きな毛布です。ピンクとペパーミントグリーンの格子の毛布です。毛布を広げた途端、部屋がフッと暖かく感じました。同じ部屋ののにまるで別の部屋のいるようです。空気の匂いまで緩んで感じます。部屋で目に入る部分が多い、カーテン、テーブルクロ...ベットカバー

  • ミラベルのジャム

    晴、2度、59%「ミラベル」という果物をご存知でしょうか?本の中で幾度か「ミラベル」と書かれていましたが、実物の果物を見たことはありません。本で読むとどんな味かしら?と想像するばかりでした。数日前、「ミラベル」と書かれたジャムを見つけました。フランスのジャムで少し値が張りますがエイっと買いました。家に帰るなりすぐに蓋を開けました。どろりとしたジャムの中に「ミラベル」の塊が残っています。匂いを嗅ぎます。「アプリコット」に似た匂いです。スプーンでひと匙。匂いばかりか味も「アプリコット」ジャムにそっくりです。「ミラベル」は西洋プラムと呼ばれるさくらんぼをひとまわり大きくした果物だそうです。北フランスのものが有名さそうですが、香港でも日本でも実際のものを見たことがありません。ひと匙ひと匙食べながら、黄色に実る「ミ...ミラベルのジャム

  • 3本のイチゴのロールケーキ

    曇、2度、61%主人が香港に戻る前、イチゴをたくさん買っておいてくれました。イチゴをそのまま食べるよりイチゴの「ショートケーキ」、イチゴの「ロールケーキ」が好きです。しかもこの寒さ、イチゴだけでは手が出ません。クリームやスポンジに包まれて欲しい。と、「ロールケーキ」を焼きました。焼いた日のうちに1本、美味しいと食べました。まだイチゴがあります。そこで次の日もロールケーキを焼きました。2日目の「ロールケーキ」です。見た目は普通の「ロールケーキ」ですがスポンジ硬く、食べた後に粉っぽさが残りました。1日目に焼いた分量と同じで焼いたのにどうしてかな?まだまだイチゴはあります。そこで3日目、粉や砂糖の分量に手を加えて「ロールケーキ」を焼きました。違いがわかるように3本目は表巻きにしました。巻きはぎこちない仕上がりで...3本のイチゴのロールケーキ

  • 紫花豆

    小雪、2度、62%毎年12月に入ると気になることがあります。「新豆」です。特に気になるのは「紫花豆」、いつも買うお店に入荷を確かめます。特に昨年は猛暑でたくさんの作物に被害が出ていました。やはりお店の人の話では入荷がいつもより遅れるとのことでした。年末「黒豆」を買いに行きました。その横に「紫花豆」の新豆も並んでいました。ホッとしました。「黒豆」と「紫花豆」を買うと散財です。年末は「黒豆」だけ求めました。お正月の「黒豆」も主人の帰宅で全部食べました。「全粒粉」を買いに行ったのに「紫花豆」を買ってしまいました。1キロ入りです。持ち重みのある袋は幸せな気持ちにしてくれました。中国や台湾でも「紫花豆」の生産されていますが流通量は少なく、やはり高価な豆です。信州から上州にかけて栽培されている「紫花豆」の大きさ、味わ...紫花豆

  • オーデコロン

    雪、3度、62%夜休む前に、ひと吹き「オーデコロン」を使います。若い頃より使う量が減りました。それでも夜最後の「オーデコロン」のひと吹きは心がフッと舞い立ちます。夏と冬は使う「オーデコロン」が違います。冬は少し香りの重いもの、夏は軽やかなもの。数本の「オーデコロン」から選びます。二日前の夜、久しぶりに「MARNI」の瓶を手に取りました。瓶の水玉も好きな理由です。香りは唐辛子のようなスモーキーな甘さを持っています。ひと吹きして休みました。ところが夜中に目覚めました。夢見が悪いわけでもなく、体調が悪いわけでもないけど何か私の中に不調が起きています。寝ようと目を閉じても、頭の奥が冴えています。そのまま夜が明けるまでベットで横になっていました。身体の不調ではありません。「なんだろう?」ずっと考えていました。ベット...オーデコロン

  • あんぽーね

    曇、8度、77%最中を餡と皮に分けて売るのを考えた人は皮が湿っぽくなるのが嫌いだったのだと思います。「最中」の皮のパリッと保つために皮と餡を別に売り始めたのでしょう。「あんぽーね」という自分で作る最中をいただきました。中の餡は「粒あん」と「マスカルポーネ」です。餡子と乳製品の相性は抜群、クリームチーズでなく「マスカルポーネ」を使うところがこの「あんぽーね」の妙味。好き勝手に2つの案を詰めました。蓋をして二口で食べれる大きさがいい。皮にこだわりがあるらしくパリッとしています。自分で作る最中は餡の量などで味が変わります。一概に美味しいとか美味しくないとか評せません。だって私は粒あん無しの「マスカルポーネ」だけを入れて2つ目は食べました。これがなかなか美味しい。こうして色々に楽しめるの自由があります。餡が最初か...あんぽーね

  • 大濠公園のココ

    曇、6度、86%一月最後の日、福岡にしては珍しく青空が広がりました。気温も上がると予報です。しかも週日です。先日駐車場が満車だった「大濠公園」を目指しました。週日の駐車場はガラガラです。パグですしココは歩くのが得意な方ではありません。ゆっくりと広い場所を主人と3人で散策するだけです。「大濠公園」の隣接地は元の黒田城址で「舞鶴公園」につながっています。サーカス小屋も建つ広いグランドでココのリードを取りました。リードなしは違法だそうです。リードがないと不安なのかココは塊ます。主人が走ってその後をココが追いますがすぐに止まります。振り返って私を探します。広い空間に不慣れなのでしょう。お昼時間になりました。公園内の市立の美術館のテラス席でお昼をとりました。ココにはお芋の用意をしてきましたが、サンドイッチのパストラ...大濠公園のココ

  • 如月 ついたち

    曇、8度、64%今年もひと月が終わり新しい月になりました。特別なことをするわけでもないのに、時間が過ぎて行きます。もうすぐ、香港から帰国して8年目になります。留守をしていた30年の日本の変化を理解できるようになりました。この冬一番の寒気がもうすぐ到来です。寒さがあるから春の訪れが嬉しいと、北国でもないのに家に篭ります。日本家屋の我が家に少しでも明るさをとポップな模様のテーブルクロスに替えました。朝のひと時間しか日が入りません。日が刺さなくてもこのクロス一枚が明るさを放ってくれます。陽の光がレンズに映り込んだ面白い写真です。床の間にも明るい表装の「汀女」のお軸を掛けました。唯一、女性らしいお軸です。赤い色紙が小窓のように床の間に収まりました。火を入れても寒さを感じる座敷です。赤い色のありがたさが身に沁みます...如月ついたち

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