この作品は、ある男が自分こそ本物のジョン・ファーンリ卿だと名乗り出るところから始まる。その男は、タイタニック号沈没の混乱で自分と現当主が入れ替わったのだと主張する。証拠を携えその男はファーンリ卿の館へやってくるが、二人の真偽が分かるその時、現当主のファーンリ卿が死んでしまう。自殺なのか他殺なのか。フェル教授が解決に乗り出すが、事件の影には悪魔崇拝や機械仕掛けの人形が付きまとう・・・初・カーです「私、ミステリーが好きなんだよねー」なんて周りに言っておきながら、カーを未読だった私・・・ミステリーファン失格ですなんで今まで読まへんかったんやー!と絶叫したくなるほどおもいろい。これ、ものすごく好みだ。不可能犯罪のトリックも素晴らしいのだけど、その背後にただようゴシック小説の雰囲気が最高一人っきりで夜読んでいると、ぞくぞ...曲った蝶番―ディクスン・カー
仕事が込んでて、まとまった時間を取れないので今日の読書はアンソロジー。このシリーズ、出ると必ず買ってしまう・・・StorySeller3もそろそろ出るらしい。でも今回は3でなくて2のほうを。旬な作家が集まっているこの本。今回は沢木耕太郎、伊坂幸太郎、有川浩、近藤史恵、佐藤友哉、本多孝好、米澤穂信の6人。豪華・・・この顔触れに沢木さんが入ってるのが渋い。「深夜特急」シリーズ、高校生のときはまったなぁ。そしてドラマ化された「深夜特急」で主演した大沢たかおにもはまりました伊坂さんはいうまでもなく大好きだし、米澤さんは小市民シリーズがすきだし、最近出た「追想五断章」がいい!三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を読んで以来、スポーツ小説もすきになったので、近藤さんの自転車ものも楽しい近藤さんはビストロパ・マルのシリーズ...StorySeller2
読んだ本の感想を細々と綴っていきます。お暇な時にでものぞいてみてください始めました!
「ブログリーダー」を活用して、さといもさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。