車検を通してきました。ぐずぐずと今の車に乗り続けていますが、いよいよ乗り替えを考える時期になってきました。...
「夏潮」所属の俳人。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。惜春の心ラフマニノフの歌
初めての俳句(俳句の作り方)、1998年以降の句帳の清書、句集鑑賞、吟行記、旅行記、ゴルフ、小林研一郎、読売日響を中心にオーケストラ鑑賞記などなど。
今日は、選択授業の句会がありました。稲刈りに向けて、田圃の水を落としました。 蝶々の戯れにくる落し水※今月20回目、今年118回目。...
今日は、枇杷の会がありました。オンラインで八千代句会も行いました。 ぴくりともしない一叢萩曇※今月18、19回目、今年116、117回目。...
オンラインで働き方改革吟行会がありました。バーチャル吟行地の日比谷公園に行ってきました。 ネクタイのいらない仕事秋の風※今月17回目、今年115回目。...
芋虫の嘶くやうに身を反らし 「芋虫」が季題で秋。蛾の幼虫で、主に芋の葉を食べるものを指します。それが、まるで馬が前脚をあげて鳴く時のように、持ち上げた体を反らしたという俳句です。芋虫にしてみれば、次に食べる葉を探ったりとか、そういった動作なのかも知れません。けれども、作者はそこに大型動物が雄叫びをあげる時のような力強さを見てとったのです。芋虫が全身で体現した意志を通じて、小さな命に共鳴する作...
休館が決まっている川村記念美術館に行ってきました。最後になるかもしれないので、ロスコの「シーグラム壁画」をゆっくり堪能してきました。...
「晨」9月号を送っていただきました。ありがとうございます。中村雅樹代表の作品から1句紹介させていただきます。 鵜の居ついたる陵の臭ひかな 中村雅樹...
『澤田和弥句文集』が完成しました。目標としていた5月には少し遅れましたが、ともかく刊行にこぎ着けました。結社誌等に掲載されたものも含めた俳句作品と主な随筆・俳論をまとめました。彼の書き残したものは膨大でしたので、文章は精選したもののみの収録となりました。完成してみると、大きかった澤田君が小さくなってしまったようで寂しい感じもあります。お洒落な装丁や俳句中心で余白の多い本の作りが、そうした気分にさ...
ムーミンの森を訪ねてきました。...
1月1日 うたつごもり句会田作を嚙めば思ひのほか甘く方寸の田圃が二枚ごまめ嚙む負けん気のなくて長兄かるた取る削り節わしづかみして福沸年をとこやうやく起こし福沸姪つ子の写真のまはる年の酒 1月5日 (2、3日 舞子スノーリゾート)アジサシの会塩鯖が焼けて朝餉や雪の宿 1月10日 夏潮池袋句会宝恵籠の髪の明るき福娘 1月11日 文学特論(は)鼻面にべつとりと墨寒の鯉よぢりたる体のひかり寒の鯉 1月13日 八千代句...
毛虫焼けば数珠繋がりに墜ちにけり 「毛虫焼く」が季題で夏。毒があったり、植物の葉を食べてしまうので、毛虫を焼いて駆除するのです。これは、火にくべて一匹一匹燃やすのではなくて、たくさんの毛虫を一網打尽にしているのでしょう。おそらく、バーナーを樹木に直接かざしているのだと思いますが、熱にあたった毛虫が次から次に落下してくるのです。遊びでも何でもなく、害虫に手を焼く人が樹木を守るために仕方なく、効...
今日も選択授業の句会がありました。 炭酸の泡の如くに湧ける萩※今月16回目、今年114回目。...
癇癪玉めくよ百日紅の蕾 「百日紅」が季題で夏。百日紅は鮮やかな花が群がって咲きますが、蕾はやや歪な丸形で色も地味です。作者は、それを見て、昔懐かしいおもちゃを思い出したのです。「癇癪玉」は花火の一種で、その小さな玉をアスファルトやコンクリートなど、硬いところにぶつけるとその衝撃で大きな音を発するというおもちゃです。私も、小さい頃に遊んだ記憶があります。その爆発音は、派手でやや安っぽい百日紅の花...
選択授業の句会がありました。まだまだ残暑です。 波風を立てたくはなく萩の花※今月14、15回目、今年112、113回目。...
「-BLOG俳句新空間-」第232号の「令和六年春興帖、第七」に3句、載せていただきました。http://haiku-new-space-haikucho.blogspot.com/2024/09/blog-post.html?m=1...
オンラインで八千代句会がありました。 新品のピザ窯来る秋日和※今月13回目、今年111回目。...
諸事情により、大会と前後してしまいましたが、小諸の虚子の旧跡を訪ねました。なんと約20年ぶりでした。...
軽井沢で日本伝統俳句協会の全国俳句大会がありました。素敵な会場で、岸本尚毅さんの講演「虚子自伝を読む」を拝聴しました。 豊年や千曲の支流みな太く※今月12回目、今年110回目。...
選択授業の句会がありました。 落柿の水に膨れて浮かびをり※今月11回目、今年109回目。...
先日、千葉県立美術館で「五十嵐靖晃 海風」を観てきました。参加型のプロジェクトで観るだけでは物足りない感じがしてしまいました。...
代り映えしない学校法師蟬※今月9、10回目、今年107、108回目。...
今日は、超結社句会がありました。 草深く残暑の虫の唸るなり※今月8回目、今年106回目。...
新学期、選択授業の句会が再開になりました。 秋草や砂利にうづまるマンホール※今月7回目、今年105回目。...
千葉そごうの通路をお借りした「千葉県俳句作家協会・秋の俳句短冊展」に参加しました。...
今日は、オンラインでアジサシの会がありました。 一ノ宮からは単線秋の草※今月6回目、今年104回目。...
夏休み最終日の若君とゴルフに行ってきました。暑い一日でしたが、鮪丼を食べてがんばりました。西コースを1.5周して、スコアは48、52、42でした。ようやく、ドライバーがまともに打てるようになってきました。...
マクシム・エメリャニチェフの客演でシューベルトの「グレイト」他。小編成のオーケストラで1.5倍速、という感じの軽快な演奏でした。ひたすら長い曲ですが、聴かせどころと流すところが明確で、聴いていて心地よかったです。 前半には、マハン・エスファハニのソロで、スルンカのチェンバロ協奏曲「スタンドスティル」が演奏されました。これも、柔らかな音響が素敵な曲でした。2曲もアンコールがありましたが、アクロバティッ...
今日は、選択授業履修者有志の句会と、夏潮池袋句会がありました。 熱狂を忘れて秋の雲となる※今月3、4、5回目、今年101、102、103回目。...
オンラインで添削教室用句会を行いました。ご協力ありがとうございます。 夕雲のシェフハットめく初秋かな※今月2回目、今年100回目。...
「鳰の子」第67号をいただきました。ありがとうございます。柴田多鶴子主宰の作品から1句紹介させていただきます。 絵タイルに映るともしび夏館 柴田多鶴子...
オンラインで八千代句会がありました。 秋雨をつまらなさうに離陸して※今月1回目、今年99回目。...
「ブログリーダー」を活用して、前北かおるさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
車検を通してきました。ぐずぐずと今の車に乗り続けていますが、いよいよ乗り替えを考える時期になってきました。...
マエストロ・コバケンの「巨人」。力みの抜けたたっぷりとした演奏で、若さを丸ごと肯定するような輝かしさに圧倒されました。それにしても、今日はオーケストラが仕上がっていました。フレーズの継ぎ目や音色の移ろいにも細心の注意が払われていて、森羅万象と言いますか、そういう存在を意識させるような感動がありました。...
10月3日 添削教室用句会萩の塵羽虫の羽の如くなる鈴懸の木のささめきと鉦叩蜘蛛の巣に搦め捕られてこぼれ萩 10月4日 ことばと文学(に)露草の花びら禿びて濃かりけり 10月4日 アジサシの会色鳥やほぼほぼ乾くグラウンド蛇の舌めきて曼珠沙華の花弁 10月6日 松戸・本土寺(10月12日 八千代句会)一枚の葉も添はずして曼珠沙華菖蒲田と云ひ秋草の野なりけり嘴をひらく曼珠沙華の蕾秋の蚊の痕を擦りて無精鬚倒されて献花の...
昨日、梅雨入りしました。この先の予報を見ると、意外に雨は少ないようです。そのかわり、来週以降の最高気温が軒並み猛暑ラインに届いています。早くも空調服の出番となりそうです。...
ホルスタイン走れば速し草芳し 「草芳し」が季題で春。放牧されているホルスタインが走り出したところに出会ったのです。移動を促されてのことか、何かに驚いたのか、大きな体にしては華奢に見える脚で思いのほか速く走ります。一日中草を食べて、あとは牛乳を搾られるだけの、退屈な暮らしをしているイメージに反して、活発な動きに感動したのでしょう。それが、匂うばかりに萌え出た春の草とともに印象づけられたという俳句...
昨日は、日本伝統俳句協会の通常総会がありました。抜井諒一さんが協会賞、大先輩の三村純也さんが稲畑汀子賞を受賞されました。おめでとうございます。 のどかなる日差し京成八幡駅※今月5回目、今年55回目。...
オンラインで八千代句会がありました。 かたばみの何心なく群れてをり※今月4回目、今年54回目。...
オンラインでアジサシの会がありました。 万緑の平川門にかかる橋※今月3回目、今年53回目。...
「ヒルマ・アフ・クリント展」を観てきました。会期末ということもあって、かなり賑わっていました。「10の最大物」という人の幼年期から老年期までを描いた10枚の大作が面白かったです。1枚目が成人期の終わりの絵、2枚目は老年期のはじめの絵です。素敵な人生という感じがしました。 常設展もざっと観てきました。川端龍子の「新樹の曲」に惹かれました。...
昨日は、オンラインで夏潮WEB句会、対面で夏潮WEB句会(仮)がありました。 印籠の如く亀の子見せつけて※今月1、2回目、今年51、52回目。...
午前スルーでゴルフに出掛けました。初めてのコースでしたが、大きなバンカーと存在感のあるオークの木が印象的でした。今日は、比較的ティーショットが安定していたので楽しかったです。後半、バンカーショットとバッティングがゾーンに入って、別人のようなゴルフができました。スコアは、45の39で84でした。...
目まぐるしい天気で気圧の変化が激しく、体調に響いています。花粉症に逆戻りとまでは言いませんが、鼻炎がおさまりません。...
9月に久々に台湾に行くことになりました。7年ぶりなので、楽しみです。...
小君と潮来に行ってきました。ちょうど嫁入り舟が着くところでした。...
「沖」6月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 雨足りし土のかをりや初燕 能村研三 ふらここを漕がねば故郷見えて来ぬ 森岡正作...
「鳰の子」第72号をいただきました。ありがとうございます。柴田多鶴子主宰の作品から1句紹介させていただきます。 降り出して夏鶯の声の艶 柴田多鶴子...
幹事会総会に出席しました。お世話になっている皆様にご挨拶できました。...
今年も俳人協会の夏季俳句指導講座に参加します。俳句文学館での講座は8月2日(土)です。詳細は下記をご参照ください。https://www.haijinkyokai.jp/event/post_676.html...
尾高さんの指揮でブルックナーの9番。並々ならない気合で充実した音響でした。やや写真集的なきらいがあって、リズムや流れを感じたいところもありました。前半には、尾高尚忠作曲交響的幻想曲「草原」が演奏されました。...
卯浪(うなみ)...
選択授業の句会がありました。 青柿や罅だらけなる武道場※今月14回目、今年76回目。...
今日は、ゴルフの早慶戦に参加してきました。高校男子の部は慶應が勝ちました。私も先生の部で1位になりました。スコアは、47の49で96でした。だいぶ良くなってはきましたが、ドライバーがまだまだ不調です。グリーンを狙うショットやアプローチは、割とうまく打てました。...
『俳壇』7月号に、「十二か月添削教室」を掲載していただいております。...
ヴァイグレの指揮で、シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」をメインとするプログラム。後半は少し暑苦しいくらいでしたが、大熱演でした。第1部から第2部にかけての官能的な盛り上がりが良かったです。 前半は爽やかな2曲。ウェーベルンの「夏風の中で」の色彩豊かなオーケストラも良かったですし、モーツァルトの軽やかさも魅力的でした。モーツァルトは、第2楽章の内省的な響きも心にしみました。...
芍薬の蕾天窓ひらきけり 「芍薬」が季題で夏。芍薬の蕾がほころんできた様子を、天窓が開いたと詠った俳句です。まん丸にふくれた蕾の中に詰め込まれた花弁が覗いている様子は、なるほど天窓が開くというたとえにぴったりです。牡丹より丈が低く、上から見下ろす形になることがそう思わせるということもあるでしょう。何より、「天窓」という言葉の品格は、女王とも称えられる芍薬の花にふさわしく思われます。...
今日は、選択授業の句会がダブルヘッダーでありました。 空色のエプロン干して夏木陰※今月12、13回目、今年74、75回目。...
手術することを選びて朝桜 「朝桜」が季題で春。病状に対していくつかの選択肢を提示されていて、自分で決断しなければならない状況にあったのでしょう。おそらく、薬を飲みながら様子見といった対処もあり得たのではないかと想像されます。清らかな朝桜を前に、作者は手術して根本的に治療することを決めたのです。どの道を選んでもそれなりの心配事がある中で、自ら決断した清々しい心持ちが伝わってきます。 東京が近づ...
選択授業の句会と放課後の句会がありました。 薫風に扉を半開き美術室※今月10、11回目、今年72、73回目。...
今日は、日本伝統俳句協会の総会がありました。二次会の祝賀会の司会をさせていただきました。オンラインで八千代句会もありました。 祭凧かすかに見えてきたりけり※今月8、9回目、今年70、71回目。...
オンラインでアジサシの会がありました。 けばけばと大麦畑熟れてをり※今月7回目、今年69回目。...
今日も選択授業の句会がありました。 十薬の刈られて既になかりけり※今月6回目、今年68回目。...
「沖」6月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 古着屋のトレンドカラーあたたかし 能村研三 明日葉や手足の長き島の子ら 森岡正作...
今日は、選択授業のダブルヘッダーからの池袋句会でした。 彩の群がり立ちてジギタリス※今月3、4、5回目、65、66、67からの。...
久々にゴルフに行ってきました。相変わらずドライバーが不調だったので、プレッシャーを感じるホールは3Wで手堅く打っていきました。夏芝になって、アプローチが打ちやすくなりました。スコアは、46の44で90でした。...
選択授業の句会がありました。先週植えた田んぼも順調そうです。 枇杷捥いで空の真白を仰いだる※今月2回目、今年64回目。...
吾が断ちし根ツ切虫の天寿かな 「根切虫」が季題で夏。イモムシ状の夜行性の幼虫で、ジャガイモ、トウモロコシなど野菜類の苗を食いちぎってしまいます。作者は、畑を荒らす根切虫を駆除したわけですが、自分が奪ったその命を顧みて詠っています。やむを得なかったこととはいえ、やがて蛾の成虫になる未来が待っていた「天寿」を自分が断ってしまったのです。「断ちし」、「根ツ切虫」に挟んだ促音、「天寿」という強い表現に...
オンラインで添削教室用句会を行いました。 こどもの日漁港の猫は暇さうで※今月1回目、今年63回目。...
今日も選択授業の句会がありました。 町よりも古き学校枇杷実る※今月20回目、今年62回目。...
9月1日 アジサシの会流星と決勝戦の行方かな 9月6日 文学特論(は)鳩よりも高きところに法師蟬 9月6日 夏潮池袋句会積まれたる文に棲まうて茶立虫 9月7日 文学特論(は)蟬の翅引きずられゆく石畳新涼の欅の幹を覆ふ苔 9月9日 八千代句会台風の夕餉の魚肉ソーセージペンギンの羽抜けてゆく残暑かなほよほよと鰯の群の漂うて土曜日は野分の後の雨に過ぎ 9月11日 響句会球を蹴る部活ばつたを追ふ部活 9月13日 文学特...
ダブルヘッダーで選択授業の句会がありました。 鵯の枇杷の実りを告ぐる声※今月18、19回目、今年60、61回目。...