車検を通してきました。ぐずぐずと今の車に乗り続けていますが、いよいよ乗り替えを考える時期になってきました。...
「夏潮」所属の俳人。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。惜春の心ラフマニノフの歌
初めての俳句(俳句の作り方)、1998年以降の句帳の清書、句集鑑賞、吟行記、旅行記、ゴルフ、小林研一郎、読売日響を中心にオーケストラ鑑賞記などなど。
「いぶき」第25号をいただきました。ありがとうございます。共同代表のお二人の御句を紹介させていただきます。 アネモネがやたらアンネの日記めく 今井豊 爪よりも天道虫のちひさくて 中岡毅雄...
生きてゐるだけで御(オン)の字花野ゆく 「花野」が季題で秋。今は生きているだけでありがたいという思いをかみしめつつ花野をゆくことだ、という俳句です。「花野」という季題から、作者が大病や大怪我の予後という状況にあるのだろうと想像できます。上五から中七にかけてやや俗な言い回しをそのまま用いていますが、そこに心底ほっとした気持ちが読み取れます。同時に、当たり前に思えていたことが実はそうではなかったと...
日日草(にちにちそう=にちにちさう)...
オンラインで八千代句会を行いました。 絶海に炎帝とこの難破船※今月12回目、今年93回目。...
炎暑の成田山で千葉部会俳句会を行いました。 頰白く楓の陰の翡翠かな※今月11回目、今年92回目。...
「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション 」。
東京国立近代美術館で開催中の「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション 」を観てきました。パリ市立近代美術館、大阪中之島美術館とあわせて3館のコレクションによる展覧会でした。心惹かれた作品を撮ってきました。シャガール「夢」(パリ)、辻永「椿と仔山羊」(東京)、中西夏之「紫・むらさき X IV」(大阪)。...
「真木」第210号が出来上がりました。令和6年度通常総会、第38回協会賞贈賞式、新緑交流俳句会の報告を掲載しました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。...
小君、若君と市原湖畔美術館に行ってきました。眺めの良いレストランで食べたピザがおいしかったです。...
初めてナイターゴルフに行ってきました。クールカートでかなり快適ではありましたが、それでも滝のように汗が流れました。ボールも大量になくしました。スコアは、57の59で116でした。ティーショットは少し落ち着いてきました。...
今日は、午後から高校生のコースデビューに付き合ってきました。9Hまわる予定でしたが、雷が近づいてきたので、7Hで上がりました。新たな猛暑対策グッズとして、ヒヤロン靴下やワークマンのアイスアーマーを投入しましたが、熱中症ぎりぎりでした。7Hまでのスコアは40でした。もう少し暑さに慣れないと厳しそうです。...
男は死に女は生きて虎が雨 「虎が雨」が季題で夏。陰暦5月28日の雨で、建久4(1193)年のこの日、仇討ちを遂げた後に討たれた曽我十郎の愛人、虎御前の流す涙とされています。曽我物は今でも歌舞伎で人気の演目ですが、その元となった『曽我物語』は虎御前をはじめとする女性芸能者が語り歩いて広めたと言います。十郎自身は宿願を遂げると同時に亡くなった一方、虎御前は愛する人の事績を語ることに一生を捧げたのです。この...
オンラインで働き方改革吟行会がありました。 軽鴨の去りたる水の匂ひかな※今月10回目、今年91回目。...
選択授業の句会がありました。 空蟬を左の肩にくつつけて※今月9回目、今年90回目。...
11月2日 文学特論(は)秋惜しむ左に小さきピアスして 11月3日 日本伝統俳句協会関東支部大会 成田本堂を過ぎて小鳥の庭ふかく指ふれて錦木紅葉こぼれけり 11月9日 東松山(11月11日 八千代句会)眺望といふほどもなき枯葉山墨色の翅に一眼冬の蝶凍ててをり蝶の翼のすみれ色 11月15日 文学特論(は)冬ざれに取り残されし支柱かな 11月16日 文学特論(は)芝に置く小春日和の枇杷の影呪はれてをらざるはなし柿落葉使...
今日も選択授業の句会がありました。 木の肌のみどりに光る蟬時雨※今月7、8回目、今年88、89回目。...
選択授業の句会がありました。 水玉と呼べぬ斑点百合の花※今月6回目、今年87回目。...
今日は、八千代句会がありました。 蟬鳴いて廃墟の如き桜かな※今月5回目、今年86回目。 ...
食べかけがあれこれ老の冷蔵庫 「冷蔵庫」が季題で夏。食事のたびに食べきれずにラップをかけて、冷蔵庫に入れておく「食べかけ」。次の食事でそれを食べると今度はその時に作ったものがまた少し残ってしまう、そういったことが繰り返されているのでしょう。「食べかけ」の残り物があれこれと入ったままになっている年寄りの冷蔵庫よ、という俳句です。暑さによる食欲不振の傾向があったりするのかも知れません。以前ならそれ...
駒草の影を朝日がいま作る 「駒草」が季題で夏。高山植物の女王とも呼ばれる花で、山上のザレ場に群落を作ります。他の草木の生えにくい場所ですので、よく日の当たる環境ということになります。ですから、この句の描くところはなるほど説得力があります。地面に這うような低さに花を掲げた駒草に、直接朝日があたることでくっきりとした影が生まれたのです。それを「いま作る」と強調し、山上の日の出に立ち会い、女王と呼ば...
字の名を寺分とかや髢草 「髢草」が季題で春。「寺分」は鎌倉市内だそうですが、寺領であったことを示す地名とのことです。わざわざ調べなくても、字面から何となく想像がつきます。おそらく昔は田んぼがあって、その収入が寺を支えていたという歴史のある土地。路傍の髢草は当時も生えていたでしょうし、子供達が遊びに使っていたのかも知れません。史書に記されているような歴史ではなく、地名をたよりに昔の暮らしに思いを...
『俳壇』8月号に、「十二か月添削教室」を掲載していただいております。...
選択授業の句会を行いました。 鬼百合の雄蕊ひこひこ揺れてをり※今月3、4回目、今年84、85回目。...
カタリーナ・ヴィンツォーの指揮で、ブラームスの2番ほか。冒頭のコネソン「ラヴクラフトの都市」からセレファイスが、猛暑を吹き払う爽快な演奏でした。矢代秋雄のチェロ協奏曲は、ソロのモノローグの深い響きにしびれました。 メインのブラームスも伸びやかな演奏で良かったですが、トゥッティの響きが美しくない箇所が多く、それが残念でした。...
選択授業の句会がありました。いよいよ猛暑になってきました。 水乾き水垢となる炎天下※今月2回目、今年83回目。...
今日は、姫君の誕生日でした。...
「架け橋」No.52をいただきました。ありがとうございます。二ノ宮一雄主宰の作品から1句紹介させていただきます。 この身けふ父の享年花曇 二ノ宮一雄...
「沖」7月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 僧ひとりまじりてをりし実梅採 能村研三 干す蛸に釣られて入る浜食堂 森岡正作...
「晨」7月号を送っていただきました。ありがとうございます。中村雅樹代表の作品から1句紹介させていただきます。 手で払ふ磐座の春落葉かな 中村雅樹...
今日は、夏潮池袋句会がありました。 白靴やサナトリウムのありし町※今月1回目、今年82回目。...
高校生とゴルフに行ってきました。あまりの暑さに、空調服のバッテリーも途中で切れました。写真は朝一で撮ったロッカーです。その後は、写真を撮る気力がありませんでした。スコアは、51、54の105でした。鍛え直します。...
「あらうみ」7月号、「諸家近詠」欄に「弁天島」5句を載せていただきました。ありがとうございます。...
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車検を通してきました。ぐずぐずと今の車に乗り続けていますが、いよいよ乗り替えを考える時期になってきました。...
マエストロ・コバケンの「巨人」。力みの抜けたたっぷりとした演奏で、若さを丸ごと肯定するような輝かしさに圧倒されました。それにしても、今日はオーケストラが仕上がっていました。フレーズの継ぎ目や音色の移ろいにも細心の注意が払われていて、森羅万象と言いますか、そういう存在を意識させるような感動がありました。...
10月3日 添削教室用句会萩の塵羽虫の羽の如くなる鈴懸の木のささめきと鉦叩蜘蛛の巣に搦め捕られてこぼれ萩 10月4日 ことばと文学(に)露草の花びら禿びて濃かりけり 10月4日 アジサシの会色鳥やほぼほぼ乾くグラウンド蛇の舌めきて曼珠沙華の花弁 10月6日 松戸・本土寺(10月12日 八千代句会)一枚の葉も添はずして曼珠沙華菖蒲田と云ひ秋草の野なりけり嘴をひらく曼珠沙華の蕾秋の蚊の痕を擦りて無精鬚倒されて献花の...
昨日、梅雨入りしました。この先の予報を見ると、意外に雨は少ないようです。そのかわり、来週以降の最高気温が軒並み猛暑ラインに届いています。早くも空調服の出番となりそうです。...
ホルスタイン走れば速し草芳し 「草芳し」が季題で春。放牧されているホルスタインが走り出したところに出会ったのです。移動を促されてのことか、何かに驚いたのか、大きな体にしては華奢に見える脚で思いのほか速く走ります。一日中草を食べて、あとは牛乳を搾られるだけの、退屈な暮らしをしているイメージに反して、活発な動きに感動したのでしょう。それが、匂うばかりに萌え出た春の草とともに印象づけられたという俳句...
昨日は、日本伝統俳句協会の通常総会がありました。抜井諒一さんが協会賞、大先輩の三村純也さんが稲畑汀子賞を受賞されました。おめでとうございます。 のどかなる日差し京成八幡駅※今月5回目、今年55回目。...
オンラインで八千代句会がありました。 かたばみの何心なく群れてをり※今月4回目、今年54回目。...
オンラインでアジサシの会がありました。 万緑の平川門にかかる橋※今月3回目、今年53回目。...
「ヒルマ・アフ・クリント展」を観てきました。会期末ということもあって、かなり賑わっていました。「10の最大物」という人の幼年期から老年期までを描いた10枚の大作が面白かったです。1枚目が成人期の終わりの絵、2枚目は老年期のはじめの絵です。素敵な人生という感じがしました。 常設展もざっと観てきました。川端龍子の「新樹の曲」に惹かれました。...
昨日は、オンラインで夏潮WEB句会、対面で夏潮WEB句会(仮)がありました。 印籠の如く亀の子見せつけて※今月1、2回目、今年51、52回目。...
午前スルーでゴルフに出掛けました。初めてのコースでしたが、大きなバンカーと存在感のあるオークの木が印象的でした。今日は、比較的ティーショットが安定していたので楽しかったです。後半、バンカーショットとバッティングがゾーンに入って、別人のようなゴルフができました。スコアは、45の39で84でした。...
目まぐるしい天気で気圧の変化が激しく、体調に響いています。花粉症に逆戻りとまでは言いませんが、鼻炎がおさまりません。...
9月に久々に台湾に行くことになりました。7年ぶりなので、楽しみです。...
小君と潮来に行ってきました。ちょうど嫁入り舟が着くところでした。...
「沖」6月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 雨足りし土のかをりや初燕 能村研三 ふらここを漕がねば故郷見えて来ぬ 森岡正作...
「鳰の子」第72号をいただきました。ありがとうございます。柴田多鶴子主宰の作品から1句紹介させていただきます。 降り出して夏鶯の声の艶 柴田多鶴子...
幹事会総会に出席しました。お世話になっている皆様にご挨拶できました。...
今年も俳人協会の夏季俳句指導講座に参加します。俳句文学館での講座は8月2日(土)です。詳細は下記をご参照ください。https://www.haijinkyokai.jp/event/post_676.html...
尾高さんの指揮でブルックナーの9番。並々ならない気合で充実した音響でした。やや写真集的なきらいがあって、リズムや流れを感じたいところもありました。前半には、尾高尚忠作曲交響的幻想曲「草原」が演奏されました。...
卯浪(うなみ)...
選択授業の句会がありました。 青柿や罅だらけなる武道場※今月14回目、今年76回目。...
今日は、ゴルフの早慶戦に参加してきました。高校男子の部は慶應が勝ちました。私も先生の部で1位になりました。スコアは、47の49で96でした。だいぶ良くなってはきましたが、ドライバーがまだまだ不調です。グリーンを狙うショットやアプローチは、割とうまく打てました。...
『俳壇』7月号に、「十二か月添削教室」を掲載していただいております。...
ヴァイグレの指揮で、シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」をメインとするプログラム。後半は少し暑苦しいくらいでしたが、大熱演でした。第1部から第2部にかけての官能的な盛り上がりが良かったです。 前半は爽やかな2曲。ウェーベルンの「夏風の中で」の色彩豊かなオーケストラも良かったですし、モーツァルトの軽やかさも魅力的でした。モーツァルトは、第2楽章の内省的な響きも心にしみました。...
芍薬の蕾天窓ひらきけり 「芍薬」が季題で夏。芍薬の蕾がほころんできた様子を、天窓が開いたと詠った俳句です。まん丸にふくれた蕾の中に詰め込まれた花弁が覗いている様子は、なるほど天窓が開くというたとえにぴったりです。牡丹より丈が低く、上から見下ろす形になることがそう思わせるということもあるでしょう。何より、「天窓」という言葉の品格は、女王とも称えられる芍薬の花にふさわしく思われます。...
今日は、選択授業の句会がダブルヘッダーでありました。 空色のエプロン干して夏木陰※今月12、13回目、今年74、75回目。...
手術することを選びて朝桜 「朝桜」が季題で春。病状に対していくつかの選択肢を提示されていて、自分で決断しなければならない状況にあったのでしょう。おそらく、薬を飲みながら様子見といった対処もあり得たのではないかと想像されます。清らかな朝桜を前に、作者は手術して根本的に治療することを決めたのです。どの道を選んでもそれなりの心配事がある中で、自ら決断した清々しい心持ちが伝わってきます。 東京が近づ...
選択授業の句会と放課後の句会がありました。 薫風に扉を半開き美術室※今月10、11回目、今年72、73回目。...
今日は、日本伝統俳句協会の総会がありました。二次会の祝賀会の司会をさせていただきました。オンラインで八千代句会もありました。 祭凧かすかに見えてきたりけり※今月8、9回目、今年70、71回目。...
オンラインでアジサシの会がありました。 けばけばと大麦畑熟れてをり※今月7回目、今年69回目。...
今日も選択授業の句会がありました。 十薬の刈られて既になかりけり※今月6回目、今年68回目。...
「沖」6月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 古着屋のトレンドカラーあたたかし 能村研三 明日葉や手足の長き島の子ら 森岡正作...
今日は、選択授業のダブルヘッダーからの池袋句会でした。 彩の群がり立ちてジギタリス※今月3、4、5回目、65、66、67からの。...
久々にゴルフに行ってきました。相変わらずドライバーが不調だったので、プレッシャーを感じるホールは3Wで手堅く打っていきました。夏芝になって、アプローチが打ちやすくなりました。スコアは、46の44で90でした。...
選択授業の句会がありました。先週植えた田んぼも順調そうです。 枇杷捥いで空の真白を仰いだる※今月2回目、今年64回目。...
吾が断ちし根ツ切虫の天寿かな 「根切虫」が季題で夏。イモムシ状の夜行性の幼虫で、ジャガイモ、トウモロコシなど野菜類の苗を食いちぎってしまいます。作者は、畑を荒らす根切虫を駆除したわけですが、自分が奪ったその命を顧みて詠っています。やむを得なかったこととはいえ、やがて蛾の成虫になる未来が待っていた「天寿」を自分が断ってしまったのです。「断ちし」、「根ツ切虫」に挟んだ促音、「天寿」という強い表現に...
オンラインで添削教室用句会を行いました。 こどもの日漁港の猫は暇さうで※今月1回目、今年63回目。...
今日も選択授業の句会がありました。 町よりも古き学校枇杷実る※今月20回目、今年62回目。...
9月1日 アジサシの会流星と決勝戦の行方かな 9月6日 文学特論(は)鳩よりも高きところに法師蟬 9月6日 夏潮池袋句会積まれたる文に棲まうて茶立虫 9月7日 文学特論(は)蟬の翅引きずられゆく石畳新涼の欅の幹を覆ふ苔 9月9日 八千代句会台風の夕餉の魚肉ソーセージペンギンの羽抜けてゆく残暑かなほよほよと鰯の群の漂うて土曜日は野分の後の雨に過ぎ 9月11日 響句会球を蹴る部活ばつたを追ふ部活 9月13日 文学特...
ダブルヘッダーで選択授業の句会がありました。 鵯の枇杷の実りを告ぐる声※今月18、19回目、今年60、61回目。...