「沖」6月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 古着屋のトレンドカラーあたたかし 能村研三 明日葉や手足の長き島の子ら 森岡正作...
「夏潮」所属の俳人。平成23年5月、第一句集『ラフマニノフ』を上梓。惜春の心ラフマニノフの歌
初めての俳句(俳句の作り方)、1998年以降の句帳の清書、句集鑑賞、吟行記、旅行記、ゴルフ、小林研一郎、読売日響を中心にオーケストラ鑑賞記などなど。
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「真木」第204号が出来上がりました。ようやく慣れてきて、今回は遅刊せずに発行できました。引き続きしっかりやっていきたいと思います。...
オンラインで八千代句会を行いました。八千代の河津桜は、来週末にライトアップされます。 初桜米本団地五の十二※今月9回目、今年18回目。...
「晨」3月号、「招待席―晨集より―」に寄稿しました。以下の5句を鑑賞させていただきました。 音叉より立ち上がりたる枯木かな 浦川聡子 鱒鮨のうすくれなゐに今年酒 田島和生 二上山の竜の玉なりたなごころ 辻恵美子 猪垣の機器の点滅してをりぬ 前田たけを 絶食のかろき飢ゑあり雁渡し 山﨑満世...
今日は、校内で有志の句会を行いました。 白梅のそびら星梅鉢の蕚※今月8回目、今年17回目。...
国立科学博物館に行ってきました。企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」が開催中でした。森林火災の解説で、時代によって発生しやすさが全然違うそうで、現在は発生の少ない時代だそうです。全く知らない世界で面白かったです。...
夏潮WEB句会がありました。 下萌や瑠璃も翠も我に似て※今月7回目、今年16回目。...
「春月」3月号をいただきました。ありがとうございます。戸恒東人主宰の「侃々集」から5句、紹介させていただきます。 炭竈に積まれし竹の香りけり 銀杏散る本郷菊坂炭団坂 冬温し靄立ちこむる聖橋 凍雲の垂れて赤城嶺押し潰す 甍より日の辷り落つ晦日かな...
6月1日 夏潮池袋句会溝浚へ終へて山ちやん家で軽く 6月3日 アジサシの会風よりも低きに暮らし糸蜻蛉 6月6日 日本語特論梅雨寒のネクタイ胸にぶら下げて梅雨入りの迷彩色の缶ジュース 6月7日 夏潮WEB句会さみだれの東京駅へ見送りに守宮ゐる電子レンジの裏の窓 6月8日 働き方改革吟行会 秋葉原梅雨晴の心もとなし神田川冷酒や鍼の如くに細き箸 6月11日 八千代句会一塊の茂りとなりて人住まず 6月11日 『俳壇』8...
3年ぶりの夏潮新年会がありました。 待春の道を慣れたる歩幅にて※今月6回目、今年15回目。...
オンラインで働き方改革吟行会がありました。 若君に姫君小君梅の下※今月5回目、今年14回目。...
ヴァイグレの指揮で、シューマンの2番ほか。今日は、最初の「コリオラン」序曲が良かったです。最初の太い和音にしびれました。シューマンは、目まぐるしい第二楽章の処理が素晴らしかったです。...
久しぶりで歌舞伎座に行ってきました。「船弁慶」は五世中村富十郎十三回忌追善狂言と銘打たれていて、富十郎の息子の鷹之資が静と知盛役でした。後半、知盛の幽霊になって登場したところからが素晴らしかったです。全身全霊でぶつかった嵐のような激しさで、心を揺さぶられました。...
春の雪(はるのゆき)、淡雪(あわゆき=あはゆき)、春雪(しゅんせつ=しゆんせつ)...
『俳句』2月号、「対談『沖縄を詠む』を読む」で高橋睦郎先生と安里琉太さんが拙句に触れてくださりました。ありがとうございます。 ひと泳ぎしてきて小さきレストラン 夏帽子有明葛まぶしくて 夕立のなきまま潤む夜景かな...
『俳壇』3月号に、「十二か月添削教室」を掲載していただいております。...
今日は、千葉県俳句作家協会の新春交流会がありました。オンラインで八千代句会も行いました。 足の跡半透明に凍りたる※今月3、4回目、今年12、13回目。...
鷹匠や甘える鷹を甘えさせ 「鷹匠」が季題で冬。鷹を飼い慣らして狩りに使うのですが、現在もイベントなどで空に放つところを見る機会があります。こうした披露の場の陰には毎日の世話があり、その信頼関係があってはじめて鷹を操ることができるのでしょう。さて、作者は、鷹匠に鷹が甘えている姿を目にしたのです。鷹のそうした姿が珍しいのはもちろんですが、厳しそうな鷹匠が甘えるままにさせているところも意外に思われた...
今日は、大雪になりました。若君の入学説明会に出掛ける予定でしたが、警報が出て延期になりました。明日に備えて職場の近くに泊まります。...
「沖」2月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 考へる時間が欲しき鳰の湖 能村研三 一村の目覚めのやうに白鳥来 森岡正作...
夏潮WEB句会がありました。 薄氷の上にひこひこ尾を振れる※今月2回目、今年11回目。...
「いぶき」第19号をいただきました。ありがとうございます。共同代表のお二人の御句を紹介させていただきます。 枇杷の花せめてその日を迎へたし 今井豊 口数のすくなかりけり龍の玉 中岡毅雄...
勤務先の母校から素敵なアイテムをいただきました。皆様、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。...
今日は小君の誕生日です。2歳になりました。...
オンラインでアジサシの会がありました。 春近し前に後ろに子をのせて※今月1回目、今年10回目。...
https://drive.google.com/file/d/1wcSHRkmZ_58tJkhtsj-2DcwauiarQzBC/view?usp=sharing 3月11日に日本伝統俳句協会千葉部会俳句会を行います。春めく頃の成田山新勝寺に是非お運び下さい。3月11日(土)成田山書道美術館研修室13時締切5句1500円...
日本伝統俳句協会のWeb投句箱、1月の結果が発表になりました。皆様、ご投句ありがとうございました。2月のお題は「若布」です。https://haiku.jp/tsukuru/16665/...
『モリコーネ 映画が恋した音楽家』を観てきました。なるべく上映時間の長い映画ということで選んだ作品でしたが、素晴らしいメロディーの数々に酔いしれました。特に、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『ミッション』、『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽が心にしみました。...
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「沖」6月号を送っていただきました。ありがとうございます。能村研三主宰、森岡正作副主宰の作品から1句ずつ紹介させていただきます。 古着屋のトレンドカラーあたたかし 能村研三 明日葉や手足の長き島の子ら 森岡正作...
今日は、選択授業のダブルヘッダーからの池袋句会でした。 彩の群がり立ちてジギタリス※今月3、4、5回目、65、66、67からの。...
久々にゴルフに行ってきました。相変わらずドライバーが不調だったので、プレッシャーを感じるホールは3Wで手堅く打っていきました。夏芝になって、アプローチが打ちやすくなりました。スコアは、46の44で90でした。...
選択授業の句会がありました。先週植えた田んぼも順調そうです。 枇杷捥いで空の真白を仰いだる※今月2回目、今年64回目。...
吾が断ちし根ツ切虫の天寿かな 「根切虫」が季題で夏。イモムシ状の夜行性の幼虫で、ジャガイモ、トウモロコシなど野菜類の苗を食いちぎってしまいます。作者は、畑を荒らす根切虫を駆除したわけですが、自分が奪ったその命を顧みて詠っています。やむを得なかったこととはいえ、やがて蛾の成虫になる未来が待っていた「天寿」を自分が断ってしまったのです。「断ちし」、「根ツ切虫」に挟んだ促音、「天寿」という強い表現に...
オンラインで添削教室用句会を行いました。 こどもの日漁港の猫は暇さうで※今月1回目、今年63回目。...
今日も選択授業の句会がありました。 町よりも古き学校枇杷実る※今月20回目、今年62回目。...
9月1日 アジサシの会流星と決勝戦の行方かな 9月6日 文学特論(は)鳩よりも高きところに法師蟬 9月6日 夏潮池袋句会積まれたる文に棲まうて茶立虫 9月7日 文学特論(は)蟬の翅引きずられゆく石畳新涼の欅の幹を覆ふ苔 9月9日 八千代句会台風の夕餉の魚肉ソーセージペンギンの羽抜けてゆく残暑かなほよほよと鰯の群の漂うて土曜日は野分の後の雨に過ぎ 9月11日 響句会球を蹴る部活ばつたを追ふ部活 9月13日 文学特...
ダブルヘッダーで選択授業の句会がありました。 鵯の枇杷の実りを告ぐる声※今月18、19回目、今年60、61回目。...
「鳰の子」第66号をいただきました。ありがとうございます。柴田多鶴子主宰の作品から1句紹介させていただきます。 電線のたるみもなくて夏きたる 柴田多鶴子...
昨日、標記の講座がありました。講師に書家の藻井紫香さんをお迎えして、虚子の書風について解説いただきました。裏方と進行を担当しました。...
今日は、千葉県俳句作家協会の通常総会、新緑交流会がありました。 雛罌粟の花ねむたくて泣きたくて※今月17回目、今年59回目。...
オンラインで働き方改革吟行会がありました。 明易の十四歳の誕生日※今月16回目、今年58回目。...
今日も選択授業の句会がありました。 生物の先生の留守未草※今月15回目、今年57回目。...
樟若葉(くすわかば)...
今日は、選択授業の句会がありました。 火の字にも不の字にも見え若楓※今月13、14回目、今年55、56回目。...
新しい首席客演指揮者ヴァルチュハを迎えて、マーラーの3番。出だしのスケール感に乗りきれなかったのですが、その後の室内楽的なニュアンスが抜群でした。第4楽章のメゾソプラノも、天啓のような歌唱で素晴らしかったです。じっくり歌ったフィナーレの集中力も見事でした。...
今日は、選択授業の句会と放課後の句会を行いました。田んぼも苗が届くのを待つばかりになりました。 まだ濡れてゐるやうに照り柿若葉※今月11、12回目、今年53、54回目。...
欠席した俳人協会千葉県支部俳句大会の作品集を送っていただきました。ありがとうございます。 乾燥機並んで回るうららかな※4月17回目、今年52回目。...
「いぶき」第24号をいただきました。ありがとうございます。共同代表のお二人の御句を紹介させていただきます。 野火を消さんと竹箒叩きつけ 中岡毅雄 涅槃図の猫涅槃図の前の猫 今井豊...
故あって栃木に来ています。ちょうど良い機会なので、隙間時間に黒羽の芭蕉の足跡を訪ねてきました。旅心をひどく刺激されました。...
小君と千葉市動物公園に行ってきました。今日は、ライオンもハイエナも雄叫びをあげていました。...
「春月」6月号をいただきました。ありがとうございます。戸恒東人主宰の「侃々集」から5句、紹介させていただきます。 春風にマンドリンの音蕩けゆく 野火止に雉子のさ走る日暮かな 禁門にのこる弾痕椿落つ 閂の掛かる裏門山桜桃梅 連翹の垣を巡らし水車小屋...
今日は、オンラインで八千代句会を行いました。 食卓を拭きて涼しき風入れて※今月4回目、今年76回目。...
今日は、オンラインでアジサシの会がありました。 着陸す北海道の麦秋に※今月3回目、今年75回目。...
9月2日 アジサシの会澄む水を丸呑みにして濁り河初月やヱビスビールの恵比寿様 9月5日 日本語特論ブレーキが悲鳴をあげて秋暑し蜻蛉の草を摑める怒り肩 9月6日 夏潮WEB句会邯鄲の野に終バスを見送りて 9月7日 夏潮池袋句会熔岩の粒粗くして富士薊食べる分だけを二坪菜虫とる 9月10日 八千代句会秋蟬を風吹き抜けてゆきにけり立ち乗りで畦ぎはの稲刈りにけり三段の鉄条網の稲雀ゆりのき台七丁目まで威銃 9月12日 日本...
昨日、今日で選択授業の句会が2回、オンライン句会が1回ありました。 先生も生徒も暇で栗の花※5月19回目、今月1、2回目、今年72、73、74回目。...
上岡敏之の客演で、ニールセンの5番をメインとするプログラム。叙情的なメロディに宿る悲痛さや、執拗な反復によって突き進んでいく感じなど、全体に戦争の影を意識させる曲でした。指揮者もオーケストラも献身的で、迫真の演奏でした。 ヴィルサラーゼがソロを担当した、シューマンのピアノ協奏曲も、即興の妙に溢れていて楽しめました。...
今日は、ゴルフに行ってきました。朝まで雨が降っていましたが、きれいに晴れてくれました。スコアは、49の50で99でした。...
今日は、放課後の句会がありました。 枇杷の実の版画の如く色づきぬ※今月18回目、今年71回目。...
今日は、新宿御苑でつちのこ句会に参加してきました。オンラインで働き方改革吟行会もありました。 むらがりて薔薇らしからぬ小花かな※今月16、17回目、今年69、70回目。...
久々に早慶戦を観戦しました。今日は、残念ながら負けてしまいました。...
『俳句文学館』第625号に4月24日の広報委員会の報告記事を書いております。...
春の川(はるのかわ=はるのかは)、春江(しゅんこう=しゆんかう)...
身の内にひそむ病魔も春を待つ 「春を待つ」が季題で冬。まだ表立って症状が出ているわけではない病気が、検査の結果あきらかになったのでしょう。それを抱えながらも春を待つことだ、という俳句です。「も」の後には、「あるが」のような言葉が省略されていると解しました。つまり、病気の不安はあるが、やがて来る春とともに快方へ向かうことを願っているという理解です。「春を待つ」気持ちは切実だと思いますが、同時に治...
今日は、ご縁あってドルトン東京学園中等部にお邪魔して、俳句の授業をしてきました。走り梅雨の一日を楽しく過ごせました。...
『新房総吟行案内』(2023年4月、俳人協会刊)が完成しました。私も編集委員として少しだけお手伝いしました。俳句もたくさん載せていただきました。近所にも知らないスポットがたくさんあって、これから訪ねてみたいと思っています。...
今日は、千葉県俳句作家協会の通常総会・新緑交流俳句会がありました。公式の懇親会は行いませんでしたが、場所を移しての二次会はできるようになりました。また、オンラインで八千代句会も行いました。 ねつとりと雨の雫や蜘蛛の網※今月14、15回目、今年67、68回目。...
音楽監督ジョナサン・ノットの指揮でマーラーの6番。ピアノ独奏のリゲティ「ムジカ・リチェルカータ」第2番に続ける形で演奏されました。今日はステージ横の席で、目の前にハンマー。分厚いオーケストラの奥に見るのとは違って、迫力がありました。演奏も緻密にしてエネルギッシュという感じで素晴らしかったです。...
『俳句四季』6月号、「ある日の俳人」のコーナーに出させていただきました。ありがとうございます。...