長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
今年が最後というのでS氏と二人で頑張ったのだが、参加者も減りあまり得点は伸びずやはり潮時と感じた。歳もとったし世の中も変わった。桜は咲いたが、年々歳々人同じからず、F氏もK氏も不参加だった。囲碁将棋も危ういのだが、将棋は藤井七冠という天才に救われた。囲碁にも波及効果がある模様だ。野球も大谷に救われたが、日本のプロ野球へ影響は限定的だ。救世主による浮上は本筋でないようで、そうでもなさそうだ。プロの仕業は一般大衆には分かるものではなく、人気のある人物の登場がその分野に注目を集める。今の政界には大谷も藤井も居ない。昔は池田勇人や田中角栄・・が居た。好き嫌い毀誉褒貶はあっても政治に目を向かせた。トランプは大注目で政治を変える。救世主は怪しいが変世主は間違いない。今年でおしまい
勿体ないと言われて育った。祖母は勿体ないという人だった。三つ子の魂と言うが、そうした感覚がこの年になっても抜けない。家内もそう言われて育ったはずだが(確かめてない)、本箱や物入れを捨てようと言い出している。確かにほとんど使わず中身は二度と使わない小物や見ることもない図鑑などでなくなっても困らない。唯、買った時には結構な値段だったという記憶が残っている。それでつい、賛同しかねている。貰ってくれる人がいればよいのだが、居そうもないし探すのも面倒だ。もう使わない、居なくなる。そうか、だんだん捨ててもいいかという心境になっている。勿体ないかどうしたものか
昨日から急に暖かくなった。気持ちが悪いくらい暖かい。落葉樹の新芽が綻び、薄緑の葉が出てきている。突然桜が咲き始めた。新緑の季節がもうすぐやって来る。もう七十回以上この季節を経験しているのだが、春から夏よりも夏から秋よりも秋から冬よりも濃く季節の移ろいを感じる。地球上で生きている、生かされていると感じる。春爛漫は勿論嬉しく楽しいのだけれども、どこか微かに物悲しさが混じる。若い人には分からないかもしれない。桜が咲き始めた
最近は半日しか働いていないし、勉強もそれほどしなくなったので、ユーチューブをよく見る。政治経済のチャンネルが多い。ユーチューブは視聴者がよく見る番組を集めてくるらしく、最近アップロードされた番組をクリックするとトランプの画像が載ったチャンネルがいくつか出てくる。経済のチャンネルも混じっている。政治経済とまとめた表現は日本独特のように思うが、この二つが世の中を動かしているという感覚があるからだろう。政治で意見がいくつかに割れるのは分かるが、経済も専門家によって言うことが随分違う。観測数値化できるのにどうしてこれほど皆さん言うことが違うのか不思議な気がする。神の手があるかどうか知らないが、素人には需要と供給に融資と財政出動で予測できそうな気がする。政治経済が密接に影響しあっているせいだろうか。しかし、景気にト...どうしてこんなんなに違うのか
預言者は故郷では受け入れられないと言われてきた。果たしてハラリ氏はどうなんだろう。サピエンス全史を読んで、人類をまとめ動かしてきた鍵を教えられた気がして、以来ハラリ氏を21世紀の預言者と思っている。このほど新しい本NEXUSを出版され日本で公演されたようだ。まだ読んでいないが読んでみたい。ハラリ氏は小柄で痩せて眼光鋭く修行僧というか修道士のような印象がある。ユダヤ人だが果たしてイスラエルで高い評価を受けておられるのだろうか、少なくともネタニエフとは合わないと思う。どうも故郷で受け入れられない預言者は日本好みの印象があるが、ハラリ氏もそうなのだろうか。受け入れられているか、預言者
歴史を学んで人類は歴史から学ばないことを学んだと言う人がいる。確かに繰り返される戦争を目の前にするとそんな気もしてくる。しかし全く学ばなかった訳ではないし、科学技術によって生活環境は大きく変わっている。それを学びと言うかどうかは微妙にしても、一様ではないが確かな変化はある。平安時代、鎌倉時代、戦国時代、江戸時代、明治大正昭和とそれぞれの時代に生きた人は一生の間に時代の変化と言うものをどの程度感じ経験しただろう。戦後すぐ生まれ、昭和平成令和と生きてきた自分の眼から見ると、やはり二十一世紀になって思いもよらぬことが起きてきた感じがする。情報通信とコンピュータの発達普及は世界を変えた。個人的には、曲がりなりにも元気でこの年で働いているなんて想像もしなかった。軌跡を追え
昨日は暖かかった。もうすぐ桜が咲く。歩いて数分のところに何本も桜の木があるのだが、大きな木なので遠見ではつぼみもはっきりせず、本当にあと数日で咲くのかなあと思わせられるのだが、ある日突然と言っていいくらいに咲き始める。毎年桜の季節になると何か桜について書いてきた。今年も何か書くことになるだろうが、心の片隅にどこか楽しみとは違う感覚がある。それは多分桜が時の流れを実感させるからだろう。まあ、思い出は甘酸っぱいものとしたものだが、あと何回などと心に浮かぶのでほろ苦いのかもしれない。もうすぐ桜が咲く
描きたい風景や人物の写真を撮り、それを見ながら油彩画を描いている。先生は時々写真では・・と呟かれる。しかし、野外のスケッチで描き切ることは無理だし、人物画も長時間同じポーズを取ってもらうことはできない。どうしても、写真を撮ってそれを描くことになる。先生はおそらく写真では撮りきれない陰影や色調があると言われているのだろうと思う。ただプロの絵も写実を追求している作品は別として、正確な色や形よりも印象や心象を表現しているような気がする。それでも本物を前にして描いた作品と写真を描いた作品ではどこか微かな違いがあるに違いない。この絵も写真を撮って描いている、週一回なので本物の花では持たない。八分どおり完成だが、あまり写実的ではない、バックのカーペットの色調も現物とは違う。果たしてどんな感じが花を引き立たせるか考えを...写真の写すもの
一般の人には理解できないだろうが、胸部レントゲン写真を見て美しいと感じることが百回に一回くらいある。痺れるように美しいと感じることが千回に一回くらいある。99%若い健康な人の写真だ。おそらくどのような仕事にも、その道の人だけが感じることができる美しさがあるに違いない。確かにレントゲンは衣服を素通しに写してくれるのだが、皮膚も肉も素通しで何でそれで美しいと感じると言われるかもしれない。それが何十年も胸部レントゲン写真を見続けていると感じるようになるのだ。美しいと感じる
手頃でしつこくなく懐かしく美味しいと言えば、なかなかこれの右に出るものはない。当然、手堅い人気で客足が絶えない。ちょっと並んで、赤四白二で買ってきた。全国各地で多少のバリエーションがあるようだが、作るのを見ていて飽きないし、食べても飽きない。赤白どちらも甲乙付けがたく、それぞれに美味しいが、正直に言えば買った数から分かるように小豆に手が伸びるほうがやや多い。皆さんそうらしく、小豆の方を多く焼いている。これは旨い
亡くなった森永卓郎さんが株は投機だと言われていたと記憶する。彼は日経平均は高すぎる、2025年には三千円になると予測していた。これは大外れ?で、森永さんの株は投機で株価はそのために高値を付けているという考え方が背景にあったためと理解している。有体に言えば欲が株価を押し上げているという指摘だったのだろうと素人理解している。これがどの程度当たっているかはよく分からないが、個人差がものすごく大きいようだが欲はなくならないというか人間に付き物で生きてゆくのに欠かせないので日経平均は3000円にはならない様子だ。投機ということは簡単には儲からずすっからかんになる危険が付きまとうわけで、才能と人生を費やさないと大儲けできないだろうと予測する。勿論、内部情報などずる賢く分からないようにインチキをすれば別だ。しかしまあこ...株は投機の教え
電波とインターネットの力で世界中のニュースが瞬時に入感する。おかげで行ったことのない土地をまるで訪れているかのように知ることができる。ものすごい時代になったものだ。グーグルアースの縮尺を拡大すると家や道路まで見ることができる。自分の家まで見つけることができる。恐るべき解像度だ。それで知り得ることは確かに増えたのだが、地平が広がって知らないことも増えた気がする。何をもって村や町や大都会や国を知ったと言えるのだろう。勿論、意義深いことだが旅で訪れただけでは十分ではなさそうだ。二三年住んでみないと、言葉がある程度話せるようにならないと分からない気がする。カナダに興味を持ち、グーグルアースで見て回っているが、都会よりも広大な農地や小さな町や村に惹かれる。高々百人の村にも名前がある。どれどれどんな所かなとウイキペデ...広がる地平の彼方に
役作りで10kg痩せたとか20kg太ったとか聞いたことがある。映像に残っているから事実に違いない。それを聞くと役者はやはり常人ではないと思う。勿論、中には普通の常識人で地で芝居をしてそれで高い評価を得ている役者も居るかもしれないが、常人の振りをして狂気を秘めているのが役者のようだ。内科医の重要な仕事は生活指導で、太り過ぎと痩せすぎを前にしてあれこれご指導申し上げているのだが、とても勝ち越せない。痩せさせるのは三勝七敗、太らせるのは一勝九敗くらいだ。判定基準を緩めれば五勝五敗と二勝八敗くらいになりそうだが理想には程遠い。五十年も医者をやっているのに勝ち越せず、自らの非力を痛感、反省しているがもう後がない。役者はさすが
財務省をつぶせというデモがあるようだが、どうもよく分からない。財務省に問題があるとは思うが、解体しては元も子もなくなりもっと困るのではないか。改革せよというのが妥当な主張と思う。具体的な改革方法となると複雑で意見が割れ、多数の人を動員できないので単純明快な解体という過激な主張にしたのだろうか。亡くなった森永さんの財務真理教と言う批判に共鳴して参加している人が多いらしいが、単純化してゆきすぎると森永真理教になる恐れが出てくる。財政政策に対する不満表明の整然としたデモであれば共鳴する人が増えるかもしれない。経済政策は経済学者の間でもいくつか異なった主張があり、簡明にどちらが正しいとは言えない状態にあるのは素人の私にもわかる。デモでの意思表明は理解するが、選挙が一番真っ当な意思表示と思う。官僚組織に制度疲労が出...よく分からない
起きがけは雨が降っていたが、今は止んでいる。天気予報がよく当たる。写生会は三日前に中止になっていた。元々あまり行きたくなっかったのでほっとしている。描きたいものが描きたい。少しでも仕事をしている後期高齢者は日曜日には何事もなく過ごすのが宜しい。寿命が延びて長生きをする人が増えた。そうかといって、年を取らなくなったわけではない。後ろにずれただけで、足腰は弱るし記憶力思考力は低下する。長生きは絶対善で、健康は目標になった。それとお金。本当に多くの人がそう考えているかどうか疑問だが、テレビ新聞ネットではコマーシャルがらみでお金健康旨いものが三種の神器になっている。おそらく若い人はそうした感覚に染まっているのだろう。遺憾ながらそれを防ぐのは難しいように見えるが、いかがなものか。まあ遺憾と感じるのは高齢者だからかも...価値観が変わった?
第51番目の州になれ、何だとふざけるなという悪ふざけのような言動から深刻な摩擦が生まれ経済戦争になろうとしている。一体カナダはどんなところとにわかに興味を持ち少し調べている。バンクーバー、カルガリー、トロント、オタワ、ケベック、プリンスエドワード島、ノバスコシアくらいは直ぐ思い浮かぶが、肝心の中心に広がる大平原アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州については殆んど知識がない。ウイニペグは小麦の集散地と習った記憶がある、しかしそれもウイニペグという独特の響きから憶えているだけだ。カナダは世界第二位の国土の広さを誇るのだが、人口はカルフォルニア州と同程度の四千万人でアメリカの九分の一だ。その大部分がアメリカ国境から200km以内のところに住んでいる。まあ、それも当然、緯度が高いので冬の厳しさは半端でなく内...にわカナダ
米価を筆頭に物価が上がり政治は不安定で地上波テレビは詰まらなくなって・・充実した生活は遠のいているのに、日本に危機感は薄くそこそこの平和感が漂っている。日本はアリスも驚く不思議の国なのかもしれない。アメリカの投資家が日本の政治家は選挙対策しか考えていないと言っていたが、当たっているような気がする。選挙対策ばかり考えている政治家は少数だが大きな力を持っている。有権者が選挙対策に惑わされないようにならないと危機が訪れる。当事者精神を持って選挙対策の政策言動を見抜きたい。現実は甘くないが信頼できる政治家もいるし問題に対峙して危機を乗り切らないとじり貧になる。トランプによる撹乱の今はピンチでチャンスだ。平和感が漂う不思議
発足七週間、迷走するトランプ大統領。作戦があってあのように振る舞っているという解説者がいる一方、脳力低下が始まって支離滅裂になっているという解説者がいる。どうも深謀遠慮があるとは思えない。政治を損得の取引と考え脅しすかしているのだが、なめていたトルドーの思わぬ反撃に動揺しているように見える。個体差が大きいけれども、年を取ると脳力が落ちるのは避けられない。娘でなく息子に多いのだが、高齢の母親を医院に置いて自分は用足しに行ってしまう。母親はしっかりしているようでどうしても衰えが隠せない。診察を終わっても迎えに来ないので、受付に息子に電話してくれと頼むのだが電話番号がうろ覚えなのだ。受付が言われた番号に掛けるのだが人違いで平謝りになる。ようやく4回目に通じた。待つことニ十分、閉まる頃に首を長くして待つ母親を迎え...しっかりしていそうで、
誰がひらがなを考え付いたか、まあ一人の人物が考え出したわけではないようだが、平仮名と漢字がよんどころなく共存している日本語の言語能力(そういう捉え方があるかどうか知らないが)は高いと感じる。と言っても日本語以外では英語がほぼ不自由なく使え、ドイツ語は辞書があれば読めた、フランス語がほんの少しわかる程度で、たくさんの言葉が使えるわけではない。日本語は平仮名があるおかげで聞き取れれば辞書ですぐ意味が分かる。尤も、訛りがあると手こずる。それが英語ドイツ語フランス語になると、聞き取れても綴りが分からないことが結構あり困る。NBCCBCBBCなどを見ていると時々分からない単語が出てくる。文脈から予想は付くのだが辞書を引いて確認している。ところが予想する綴りで出てこないことが時々あって困惑する。デビステイトはdevi...ひらがなは便利
若い人でも、コンピュータやソフトの設定内容を隅々まで理解し偽情報を完璧に見分けている人は少ないのではないか。自分は後期高齢者で多少物忘れも出てきているが、何とか現役で仕事をしており、最新の知識を取り入れるように努力している。しかしながら、どんどんリニュウアル、アップデイト、バージョンアップされる機能についてゆけない。詐欺メイルには、自動種分けと騙されない用心で今のところ騙されずに済んでいるが、巧妙な作りに騙されそうになる。本物のオファーも無視して多少損をしているかもしれない。切り取られたネット情報には人の眼を引こうと誇張したり、意図的に編集したものも多く、鵜呑みにはできないものが多い。色々言われるが、新聞は信頼性が高いと思う。売れなくなっていると聞くと世の中の指標となる手掛かりが消退するようで不安になる。...分からなくなる時
ノールウエイの燃料供給会社HALTBAKKBUNKERはアメリカ海軍への燃料供給を中止すると発表した。トランプバンスのゼレンスキーへの仕打ちは許しがたい。利潤よりも大切なものがあるというのが会社社長の決断の理由だ。金より目先より自分の都合より大事なものがあるなんてとトランプ大統領は驚いているだろう。勿論、減りつつあるが、トランプよりも普段着のゼレンスキーの方が悪いという人も居るのだが。トランプ大統領が知らなかったこと
このところ結構雨が降り気温の上下差が大きい。昨日は家内と二人で数年前に辞めた二人の事務員と久しぶりに夕食を共にした。十五年、二十年と居た彼女たちなので二年振りと言っても全く違和感なく昨日まで一緒に働いていたかのように話をしていた。もう一度職場を変えるそうだ。色々あるからやむを得ないことだが、私と一緒働いていた時は仕事に行くのが嫌と思ったことはありませんでしたと言ってくれたのが心に沁みた。人生、世の中には時に理不尽な出来事がある。アラフォーでもう一度頑張りますという言葉に心の中でエールを送ったことだ。春宵値千金
爽快な歌を見付けた。「アメリカの五十一番目の州なんて御免こうむる。」勿論、評価しようとしない人も居ると思うが、私は優れていると聞き入った。https://www.youtube.com/watch?v=ADDuf_UL4hw強くなければ生きていけない優しくなければ生きていく資格がない。Notyour51st
トランプにコケにされたカナダの首相トルドーがアメリカの属国扱いに正面から反撃に出た。アメリカに送っている電気を停止するぞ、アメリカからの輸入品に関税を掛け返すと言明した。カナダを通して密輸されていると非難された麻薬の取り締まりはきちんとやっていると反論した。LNGなどエネルギー資源をアジア向けに輸出する道を探り始めた。強そうで実は臆病な(アメリカのコメンテイターの表現)トランプは怯んで譲歩すると言い出している。アメリカが最強国と言っても自分の都合ばかりをゴリ押ししては、隣国友好国も黙ってはいないことが明らかになった。変化が必要と感じアメリカ国民はトランプを選んだようだが、トランプ流の変化の中身には支持者からも異論が出てくるだろう。株価が下がり物価高に歯止めがかからない。上手く行かないことは他人のせいにする...カナダは黙っていない
絵が趣味でもう二十年描いてきた。当初、思い及ばなかったのだが、絵は額に入れると重いし結構嵩張って場所を取る。なんだかんだと五十作くらいあるから、置いておく場所に困るようになってきた。色々な趣味があると思うが形になって残るものは、小さくて軽いものならよいが重くて場所を取るものは溜まってくると置き場所に困る。もう、額に入れるのをやめようと思う。釣りカラオケ囲碁将棋呑んべい・・のような趣味は物が残って置き場所に困ることがないのでよさそうだが、ワインが趣味のU氏はあれもこれもと買い集め、ワインセラーが一杯になり、奥様に一生掛けても飲みきれないでしょとストップが掛けられたようだ。ワインは経年変化で味が変わるから一本ではなく同じものを半ダースくらい買ってしまうのですごい本数になっているらしい。嵩張ると気付く趣味
弥生、春三月になった。昨日一昨日は寒かったが日曜日は暖かく四月の陽気だった。春眠暁を覚えずと言う。若い時、壮年まではちょっと疲れていると十時間くらい眠れた。高齢者になるとよく眠っても高々八時間くらいのものだ。たいていは六時間で目が覚めてしまう。孟浩然は51歳で亡くなっているから、高齢になると春眠暁を覚えるのを知らなかったのかもしれない。春宵値千金、これは今でも分かるけれども、何と言っても青壮年に向けた言葉と感じる。しかし果たして、この感覚が今の人に分かるだろうか?春眠暁を覚える。
世の中には話が溢れている。話半分と言うように話は半分作られたものなので、重大な判断の根拠にはできないはずなのだが、そうなってしまうことも多い。意外なことに、これを修正するのは非常に難しい、と言うのは人類は話で生き延びてきたからだ。話が正しかったからではない。話で人がまとまることが出来たからだ。論理は感覚に及ばず、科学には高々二百年の歴史しかない。二十一世紀になっても話四分の一どころか話十分の一のホラ吹き男が人を集め動かしてしまう。二十一世紀のホラーかもしれない。話半分と言うが
今朝、外が暗いと思ったら久しぶりの雨だった。農業ではないが有難い感じがする。昨日の将棋NHK杯戦で藤井七冠は99%負けていたところをひっくり返して勝ってしまった。こうした負け方は辛く、心に傷を残す。増田康宏八段はその後遺症か棋王戦でも三連敗で負けてしまった。藤井七冠は終盤が飛び抜けて強い。強すぎる?。NHK杯戦を見ているとプロと言えども三十秒では中々読み切れないのが分かる。解説のプロが分からないなどと言い出す。唯、藤井七冠だけが正解の手を指し続けてゆく。解説のプロも聞き手もあれあれと眺めているばかりだ。終盤の手を読む力は三十を過ぎると落ちるようだが、藤井七冠の場合はどうなんだろう。興味深いがそれを見届けられるか分からない。強過ぎる?藤井聡太
文春新書の「ピークアウトする中国」梶谷懐・高口康太を読んだ。何故かというと断片的でなく断言的でない中国の実情を知りたいと考えていたからだ。中国や韓国を嫌うユーチューバーが多く?(そうした人の実際の数は分からない)、誇張して悪く書くので今にも滅びてしまいそうな印象を受けるが、現地の映像を見ると人々は裕福ではないが普通の日常を生きているようで、実際はどうなんだろうと疑問を持っていた。できれば三冊、少なくとも一冊は文庫本程度の分量内容の本(情報)を頭に入れなければ、物事の実際は理解できないと考える。ピークアウトするという題名はどうかと思うが、人の眼を引き読んでもらうにはこうした題名が良いらしい。確かに内容の一部を的確に表現しているが、週刊誌的ではなくどちらかと言えば学術的な噛み応えのある内容の本だ。確かに中国は...ピークアウトする中国
ゼレンスキーを独裁者などと言っていないと嘯いて口を拭うトランプほどでなくても、世の中には虚言が渦巻いてる。しばしば荒らげた声と猫なぜ声で語られる。それに押されたりまやかされてはなるまい。言葉でなく行為を見つめよと教えているのは政治家でも哲学者でも文学者でもなく、車椅子の科学者だ。まやかされない
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長い間gooでブログを書いてきましたが、gooが店じまいするというので「はてな」に引っ越しました。ブログの仕様が異なり、よちよち運転ですが新天地で運転を始めました。ご興味のある方はまた読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。駅前糸脈店主敬白移転先住所https://higshimaru.hatenablog.com/https://higshimaru.hatenablog.com/引っ越しました
gooがブログを止めるというので引っ越しを始めた。うまく行くかどうか手探りだが、「はてな」に引っ越すことにした。新天地でさてどうなることか。お名残り惜しいが、心機一転。取り敢えずご報告。引っ越します。
家内が夕飯作りに草臥れたというので、老夫婦で回転寿しに行った。私は光り物中心に八皿、家内も巻物デザートなど八皿で合わせて十六皿。会計は三枚でお釣りが来て嬉しかった。お腹が空いていても十皿が限界なのだが、隣の若い二人連れは三十皿近く積み上げていた。男性の方は中肉中背で大食らいには見えないのだが、一人で二十皿くらい平らげていた。自分も二十歳の頃はあれくらい食べられたと思う。若い力を目の当たりにした。隣の客はよく食う客だ
敵愾心を煽るのが得意な人達が活躍している。妬み辛み恨みを利用して他者を非難し不平不満を掬い取り、それで稼いだり支持を取り付けたりしている。人間には劣情がある。それを利用した戦術なのだ。昔、小学校でそれは醜いこと慎むべきことと教わったのでその感覚が身に染みている。それが絶対に正しいことかどうかは分からないが、それに人類の知恵が詰まっているのは確かだと思う。何でもあり、とにかく数を集めれば勝ち?の世の中では、人類の知恵がかき消されてしまう。今だけ金だけ自分だけには同感できない、明日もあなたも思いやりも大切だと思うのだが。敵愾心を煽る戦術
高い関税は脅しだろうと高をくくっていたら同盟国?にも掛け始め、どうも本気らしいと身構えたら僅か二週間で腰砕け、やっぱり脅しで交渉の手札だったと思わせる兆候が表れてきた。猫の目トランプに振り回される世界だが、アメリカが信頼できない国になったのは間違いなく世界秩序は変容した。色々な人が指摘しているようにこのピンチは日本が変わるチャンスだ。歴史の知識は乏しいが、日本は変わらない変われない国だいうことは歴史から分かる。革新する信長のような人物は例外で、故に本能寺の変が起きたと観測している。いつも変化をもたらしたのは外圧で、トランプは大きな外圧と捉えられる。これを利用して変らないと日本はじり貧になる。先送り隠蔽体質の自民党では駄目だ。ではどこにと代わる政党がないようでも変えないと、トランプがもたらした秩序破壊という...トランプという外圧
趣味は何ですかという問いに旅行という答えを時々見たり聞いたりする。今はそうでもないが、以前は旅行って趣味でするものかなあと妙な感じがした。史跡を巡るとか旨いものを食べに行くとか言われれば成程感が出てくるのだが、漫然と旅行が趣味と言われるとピンとこなかった。知らない土地に行ってみたいという好奇心が根底にあるのだろう。中には世界一周に出かける人もおられる。さすがに世界一周となると趣味を越えるようで半ば本業になってしまうようだ。世に転勤族と呼ばれる人達が居られる。お付き合いのある薬品メーカーの人はみなさん全国を何か所か転々とされており、住んだ土地の話を聞かせてもらうのは楽しかった。世の中で言われていることは概ね正確なようで、九州博多は良いですね。引退するなら静岡でしょうか。名古屋京都はやりにくいですと言われる。...旅行が趣味
備蓄米を放出しても米価が下がらない。価格は需要と供給で決まると思っていたのだが、何か別の絡繰りがあるらしい。米作の調整をしてきた政府は、この謎を解明して国民に説明する義務と責任がある。米食を減らして食パンやスパゲッティにしているという主婦がテレビに出ていた。需要が抑えられているのに米価が下がらない、どういうこと?。農家の販売価格が消費者の手に届く間に、どのように変化してゆくのか調査をして報道してほしい。もし米が不足しているのなら、備蓄米をすべて放出すればよい。新たな備蓄米は安くアメリカから輸入すればよい。カルフォルニア米は安くて十分美味しい。何故米価が下がらない
内科学会総会で大阪に行ってきた。自宅でオンラインでも受講できるのだが、長年の習慣で家内を連れて大阪に一泊した。私は勉強、家内は買い物。新幹線は半分が外国人で、何だか外国旅行気分だった。欧米人はともかく、どこかの国の人はエスカレータの乗り口を塞いで立ち話、思わず通り道ですと注意しようとしたら日本語ではなかった。大阪は二年振り、同じ大都会でもどこか東京とは違う。東京より立て込んでビルが多い、広告が多い、緑が少ない。関西と一口にいうが、関西はひとまとめにできない、京都大阪神戸で違うのだ。微妙というより大きく違う。好きかと言われると、すぐには返事ができないが、大阪にはエネルギーを感じる。大げさかもしれないが快適な新幹線乗って大阪の街を歩いて、まだ日本は大丈夫と感じた。大阪と新幹線
鶯の泣き声が聞こえる。初心者のはずだがきちんとホーホケキョと聞こえる。どこかで練習してから来たのだろうか。三月にも聞こえていた記憶があるから、きっとそうなのだろう。まだ時々冷え込むが、ずいぶん暖かくなった。桜も散り、あっという間に緑の若葉に置き換わり桜の木だった面影は消え、なんだか不思議な感じがする。そういえば今年はまだ桜餅を食べていない。柏餅に変わる前に食べておきたい。春夏秋冬と四季の味わえる日本だが、春は短い。五月は初夏で夏に入る気がする。新緑、青壮年には意欲の湧く季節なのだが、高齢者には少し重い。心が沈みがちの鬱傾向の人にも付いてゆけない感じがするようだ。多様を受け入れる柔らかい世の中がいい。鶯が鳴いている
トランプ大統領はあたふたと言うことが変わるが、実はこれも策略で裏に深い狙いを持っていると解釈する解説者が居る一方、ころころ変わるのは場当たりの表れで関税に捉われた視野の狭い愚策だと断ずる解説者も居る。当初、私もひょっとして深い戦略があるかもしれないと思わされたが、ここまで言うことがころころ変わると単なる乱心と思えてきた。誤った現状認識に基づいた愚策でパンドラの箱を開けて世界をカオスに陥らせた人物として記憶されることになるのではないか。しかしながら、決して自分の間違いを認めたり悪かったと謝罪しないから厄介だ。うまく行くと自分の手柄うまく行かないと誰か他者のせいにする。そうして岩盤支持層は繋ぎ留められ、一定の評価をする人たちは途切れないだろう。いくら何でも猫の目では
手品師ではないけれども、あまり手の内は明かさないほうが良いかもしれない。でもまあ、知って貰うのと理解が深まるかもしれない。病気というのは嫌なもので、中でも質の悪い病気は診る方も負担が大きい。有難いことに医学は進歩しており、癌と言えば死刑宣告のように響いた時代は過ぎ去り、早期のがんは治る時代に進行したがんもかなり生きながらえることができる時代になった。そうはいっても人間は心配から逃れることはできない。後医は名医と言われるように、早期に疾患を見付け適切に対処することは難しい。病気が少し進行してから診断することはさほど難しくない。市井の開業医はできる検査は限られているし、早期の疾患を診ることが多いので、簡単そうに見えるかもしれないが実は中々難しい。なんでも気軽に話せてご心配ありませんよと言ってくれる先生と思われ...手の内
見出しに本当や真相が踊る。実際に記事を読んでみると、たいてい本当や真相は書かれていない。そう思わせる状況や思惑が書かれているだけだ。人の目を引く釣り見出しなのだが、人はそれに釣られるし状況思惑でそうなのだと納得してしまう人も多い。どうも人間の遺伝子の中に話を信じてしまう思考回路が組み込まれているらしい。世に悪知恵のある人物は多く絶えることはない。どうすれば怪しい話うまい話・・に踊らされることから逃れられるだろうか。歴史と経験に学ぶことがその方策の一つなのは間違いない。万年の歴史から学ぶことは難しいかもしれないが千年の歴史からは学べる。千年の経験は不可能だが祖父母の伝聞まで広げれば百年の経験に手は届く、各々方今はその時と申し上げたい。本当と真相の語るもの
長くgooでブログを書いてきたが、gooがブログサービスを止めるという。どうしたものか。これが潮時とブログを辞めるか、あるいはどこかに移転するか。最初はブログというものがあるそうなと聞き、自分もやってみようと始めたのだが、いつの間にか習慣となり幾許かの仲間というか知己もでき、ボケ防止とストレス解消の効果もあり続けてきた。毎日三、四十分ばかり、最近は日記のように書いていた。サービス中止まで数か月あるので、一か月くらいどうするか考えたい。どうするか、思案投げ首
ユーチューブから世の中の情報を得るようになって三年ほど経つ、新聞は全国紙二紙を読んでいるが地上波テレビはほとんど見なくなった。ユーチューブの登録チャンネル数は三百くらいあり、ほぼ毎日チェックするものからニ三か月に一度チェックするものまで色々だ。三百以上はあまり増えない。というのは月にいくつか新たに登録するが同じくらい登録を外すものがあるからだ。視聴登録数がみるみる増えたチャンネルにPIVOTがある。比較的中立で経済に力点が置かれている。ゲストが適切でインタビュアーの質問も的を得ていて聞いてみたいことを聞いてくれる点が視聴者が増えている理由と思われる。竹下隆一郎氏が抜けても勢いに陰りはない様子だが、それには新しい魅力的な女性陣の力が与っているようだ。移転した竹下氏のCROSSDIGがどの程度伸びるか不明だが...PIVOTはPIVOT
友人のS氏がコーヒーに凝りだし、豆を挽いて飲むと美味しいですよと言われるので自分も豆を挽いて飲みだした。実は二十年ほど前は自分も豆を挽いて飲んでいたのだが、ちょっと億劫になり最近はインスタントを飲んでいた。まあ最初はブラジルが良いかとブラジルから始め次いでグアテマラと飲んでみた。確かに香りがよく美味しい。ちょっと手間がかかるが色々な豆を試す楽しみもある。さて次はと迷っていたら、今月お得なのはペルー産ですというのでそれを買ってきた。お得と言ってもコーヒー豆は高騰しており100g700円もした。ペルーMべロニカ、果たしてどういう味がするだろう。職場に着いたら早速飲んでみたい。ペルーMベロニカは初めて飲んだが、マイルドで苦みは少なくわずかな酸味に旨味があり飲みやすく美味しかった。単独もよいがケーキも合いそうだ。ペルーのコーヒー
左足の親指が腫れて痛く、この二三日びっこを引いている。痛風だねというのが医者の反応だろう。ところが後期高齢者の場合違うことも多いのだ。実は階段を登る時、左足が思ったほど上がっておらず躓いてしこたま親趾を打撲してしまったのだ。幸いあと二段ほどだったので、二階に倒れこみ階段から落ちるのは免れたのだが、打撲の後遺症でびっこを引いている。年を取ると僅か1cmのことだが足が思ったほど上がっていないことが起きる。以前にも軽く躓くことがあり、気を付けていたのだが今回に懲りて、今は意識して足を挙げて兵隊の行進のように階段を登っている。それと階段は真ん中は歩かず手摺のそばを昇降している。転倒は高齢者に思わぬ障害をきたすことが多い。いつも段差にはご注意と申し上げているのに、自分が怪我をしてしまった。極めて遺憾だ。左足の親指が腫れて痛い
ユーチューブで政治経済の解説を視聴している。皆さん色々なことを言われる。バランスの取れた視野の広いものよりも自分の主張が正しいというニュアンスのあるものの方が多いかもしれない。そうしたユーチューブも結構な視聴回数なので、そういうものかと思っている。何十万という視聴回数を持つものには色々なゲストに様々な視点から解説を聞くバランスの取れた公平客観的な感じのものが多い。そうしたチャンネルに登場する中で成程と感じることを言われる三人に注目している。それはエミンユルマズ、ジョゼフクラフト、モーリーロバートソンの御三方だ。日本語も日本人以上に巧みで、見方はそれぞれ違うのだけれども視野が広く鋭いことを指摘される。ロジカルでしがらみがないせいかもしれない。とても参考になる。外国名だけれども
結構涼しいというか寒いといってもいい日が多かったので桜が長持ちした。入学式の日にも満開の桜が見られた様子だ。地方によって新学期の日は異なるようだが七日八日のところが多かったのではないか。七十年前で今では記憶も薄れたが、自分が小学校に入った日にも桜が咲いていたと思う。大した風もないのに桜は散る、桜吹雪の中を出勤している。株価が乱高下し、経済学者から評論家、素人のはずなのに色々口をはさむ人まで百家争鳴で解釈予想がネットで乱舞している。私も爺のつぶやきに過ぎないが、政治経済のことを書くので人間には世の中のことを色々気にしたり考えたりして発言したい性質を持った人間が居るのだと分かる。女性も居るが男の方が多い。自分の場合、多少のストレス発散になっている気がする。百家争鳴に参加
トランプ関税発表直後、証券アナリストの多くは米株価は下がるが日本株の下げは大きくない、35000円で底だなど色々勝手なことを言っていた。ところが、株価は下げ続けて大きく下落した。一体どこが専門家なのだろう。確かに明日のことはわからないのだが、わからなさにも専門性があると思っていたがトランプが相手では考えても分からないということか。トランプの関税は単なる脅しで、米株価下落を気にするから実際には高い関税は掛けないと言われていたが、現実は株価暴落もなんのそのしばらくすれば回復する我慢しろと突っ走っている。トランプ自身は意図も予期もしていなかったと思うが、パンドラの箱を開けてしまった。アメリカには頼れないアメリカは信用できないというパラダイムシフトが起き始めている。日本の政治家も経済人もまだそこまでは考えていない...パンドラの箱を開けた
地理と歴史を小学校から学んできた。地理は大得意、歴史はまあまあだった。要するに好きこそものの上手なれというわけで、地図帳を飽きず眺めている子供だった。勉強に何故するのかという理由など不要と思うが、今頃になって地理と歴史は世界を理解するために必須の道具となる知識だったのだと気付いた。ユーチューブで中国食品料理市場観察に嵌まっている。当たり前かも知れないが、昔親しんだ三国志西遊記水滸伝の中国は共産国となっても消えたわけではなく、実際様々な形で残っているようだ。三千年の歴史に高々七十年の薄皮を被せただけだから、それは当然かもしれない。しかしまあ、アメリカなど影も形もない三国志の時代にあんなに広い国をあちこち移動し統一しようとしていたのだから白髪三千丈の国なのだ。今頃気付いたこと
中国にラーメンはなく、日本の発明のように聞いていたが、ユーチューブを見ているとどうもラーメンはあるようだ。出汁の中に麺を浮かせたあるいは麺に出汁を掛け、色々な具を乗せた料理は中国各地にある。中で蘭州の物が有名なようで、日本でも蘭州ラーメンとして提供している店がある。どうしてラーメンが日本人の発明のような情報が飛び交っていたのだろう、中国食市場の情報が入って来なかった、あるいはまったく同じものがないためにそうした解釈が流れたのかもしれない。得意の改善工夫で日本人の口に合うように変化させたのは確かかもしれないが、どうもラーメンの源流は中国にあるようだ。どうしてこうゆう浅い情報が、出回ったのかわからないが、きっと似たようなことがあちこちで起きている。ラーメンはある
諾否をはっきり表明しなくても、何となく本心がどちらかなのか分かることは多い。相手の心の動きを読んで、印象操作をする天才と思われる小池百合子都知事の写真を見かけることが多くなった。写真を出す人は何らかの意図があってある特定の写真を選んでいると思われるが、小池さんは相手の表情を読むことだけでなく表情を読みにくくする才能にも恵まれておられるようで、何を考えておられるのか分かりにくい写真が多い。対人の仕事をしているので、一般男性よりは表情が読める気はするが、それでも分かりにくい。それこそ海千山千のマダムに聞いた方が良さそうだ。渋野日向子、全米女子オープンで準優勝おめでとう。渋野は笑顔がいい。表情の不思議
最初に聞いてから二年近くになる。naReloというグループ名が目に留まったのがきっかけだった。慣れろということだろうか、今も由来は知らない。福岡を中心に活動しているらしい。二人のボーカルの女性の声が好きで時々聞いている。柔らかく僅かにハスキーで心地良い。ギターのお兄さんも、ドラムのおじさんも何とも品があって感じがいい。段々認知され、時々遠征してコンサートを開いているようで、機会があればいつか聞きに行きたい。naReloを聞く
医学と診療はちょっと違う。高齢の女性が脚が浮腫んだと受診された。今掛かっている医師のところで訴えたら浮腫みを減らす薬を呉れたけどよくならないと転院希望で受診された。病歴を取り診察し検査をして原因らしいものが分かったので、薬を調節したら徐々に浮腫みは消失した。ところが何度か通院するうちに便通異常筋肉の張り咳鼻水食事が美味しくないと色々他の訴えが出てきてすっきりしない。浮腫みが良くなったので感謝されるかと思いきや、次から次と不調を訴え始められて思わぬ展開に戸惑っている。よい表現ではないかもしれないが面倒なことになった。まあそれでも、こうした症例にきちんと向き合うのが内科医の仕事と恩師に教えられそう心しているので、色々な視点から粘り強く対応したい。何十年やっても診療は難しいと感じる。解けない問題
トランプに有罪評決が出た。不倫に口止め料を支払ったことに対する裁判なのだが、問題は選挙に不利に働くからと口止め料を払いその資金の使い道を誤魔化して会計処理したところにある。不倫自体はプライベイトなことだし、選挙に響かなければそんなのは嘘だと言い張ってびた一文も払わないだろう。そうした人物が大統領候補どころか、当選しそうだというのだから恐れ入る。尤もチンさん、近さん、正さん・・に対抗するには真面目な人物では駄目で、*をもって*を制す、という説もある。尤も彼らから俺はそんな姑息で狡いことはしないと抗議がくるかもしれない。しかしその次期大統領になりそうな人物に脅されても陪審員はちゃんと有罪評決を出したのだからこれまた凄いことだ。司法の独立
牛丼には吉野家、すき家、松屋と三大チェーンがある。しばらく牛丼から足が遠ざかっていたが、半年ほど前から再び月に一度くらい寄るようになった。以前は圧倒的に吉野家に行くことが多く、吉野家が一番おいしいと思っていたが、最近の味見からすき家松屋も結構おいしいと見直している。どうも吉野家に追いつき追い越している感じがする。色々トッピングを変えて牛丼のバリエーションも増えた。松屋などは大盛の他に小盛も用意しており、体重を気にする者にはありがたい配慮だ。牛丼チェーン店の幹部が女性客をどう捉えているか知らないが、松屋は女性が少し入りにくい雰囲気だ。個食の男性を主な客層にしているのかもしれないが、少し考えた方がよいとアドバイスしたい。尤も薄利だから注文はチケット購入と機械化が進み人手を減らしているようで、女性向けの雰囲気作...牛丼チェーンの変化
毎日何通も所有していないクレジットカードの確認メイルが入る。よからぬ方法で知ったアドレスへの自動的送信だと思うが、引っかかる人が居るから詐称メイルが横行するのだろう。一体どういう人達が仕掛けているのか知らないが、知恵と知識を悪用している。知能犯というのは仕掛けが複雑で大元が分かりにくく取り締まりが難しいようだ。しかも以外に罰則が緩いらしい。それに比べると窃盗暴力犯は現行犯で、犯人が分かりやすく取り締まりがしやすい。そして意外に罰則が重い。高々数万円の物を盗んで懲役一年以上というのは、執行猶予が付いたとしても重すぎる感じがする。単純粗暴犯には専門的な仕事に付いて稼ぐ能力のない社会規範を身に付ける環境になかった人が多く、刑が教育にならず世間の目も厳しく社会復帰ができず累犯になりやすい。犯罪の専門的な知識や知見...持っていないカードの確認
行きつけの蕎麦屋が値段を上げたのに合わせて、中華風の豚汁のような熱い汁に付けて食べる新メニューを始めた。新しもの好きで早速食べてみた。それなりに美味しい。もう三回も食べた、そうして美味しいのは豚汁風の汁で、蕎麦の美味しさが失われているのに気付いた。このつけ汁では、蕎麦の香りが失われてしまう。ウドンなら麺の味もさほど損なわれないだろうが、蕎麦はやはりそばつゆでないと駄目だ。蕎麦は余計な雑味を切り落として食材の本来の味覚を浮き出させた和食なのだと実感した。勿論、種物も美味しいが蕎麦の美味しさはせいろに限る。せいろの旨い蕎麦屋が本物。蕎麦はそばつゆで
蓮舫氏が東京都知事選に立候補した。小池百合子対蓮舫で派手な女性候補の一騎打ちになる。東京は日本の首都で、都政は都民でない人間にも影響を及ぼすので無関心ではいられない。怪しげな応援団の中傷合戦になりそうで嫌な予感がするが、そうした雑音に踊らされることなく、まともな政策の競い合いを展開して頂きたい。今の日本の政治には広い視野と寛容な心が必要、難しくともその範を示して欲しい。広い視野と寛容な心を
静岡県知事選挙が終わり鈴木康友氏が次点の大村慎一氏に7万票以上の差をつけて当選した。三位の森大輔氏を別にして、二人の主張にさほど大きな違いはなかったように聞いた。何故圧倒的な支持で再選していた川勝知事が突然辞めたのかも分かりにくい、降って湧いた選挙だった。令和初頭に莫大な建設費用で大量の電気を使い高額液体ヘリウムを米国から輸入するリニアを建設しなければならない理由も不明瞭だ。疑問を持つ者としては奇妙な選挙だった。しかしこれが唯一の国民が意思表示をする機会、演説していた内容とやっていることが違わないか目を離さずきちんと見てゆきたい。それには自立したジャーナリストの取材報道が必須で、選挙と同じようにマスコミの報道姿勢が国を左右していると指摘したい。自立したジャーナリストを育てて行く必要があるが、玉塵混淆のユー...選挙は国民の意向
中国各地の食市場のユーチューブを見ているのだが、これは食べてみたいというものの中に時々これはいいやというものがある。見た目、彩り形、がもう一つなのだ。しかし、殆んどがオープンキッチンなので画像を続けて見てゆくと料理が出来上がってゆくプロセスがわかる。そうすると、もう一つと感じられた料理が美味しそうに見えてくる。勿論、ユーチューブでは分からないが音香りも一役買うだろう。オープンキッチンには良いところばかりでなく、やりにくい部分もあるかもしれない、しかし納得と理解の効果は大きいと思う。オープンキッチンの光と影
気温が不安定で鼻風邪を引いてしまった。葛根湯を飲んでいる。鼻水そのものには大して効果はないが、風邪の重症化を防ぐ作用がある。国会の質疑を視聴すると岸田首相という人は鉄面皮という顔貌ではないけれども実質は鉄面皮以上に言を左右にして答えにならない答えを繰り返す鈍器のような恐ろしい人なのが分かる。国会の質疑をはぐらかして時間を稼げば、問題が解決すると勘違いしておられる。裏金作りと官房機密費の流用は永田町の問題ではなく日本の行く末を左右する核心の問題なのを全く自覚しておられない。歴代最低ではないのか。このままでは政治から日本が腐ってしまう。最悪ではないかもしれないが
医療保険証を無くしマイナンバーカードにするという方針が決定され、保険証が無くなる期限があと半年に迫っている。しかしマイナンバーカードの普及は遅々として進まず、どうなることかと心配されている。もしマイナンバーカードが既に90%以上普及していればこれほど揉めることもないだろう。実はなくては困る保険証をマイナンバーカードに変更するのを急ぐのは、そうすればデジタル戦略の要であるマイナンバーカードが嫌でも普及するだろうというの政府の読みというか作戦があるからだという憶測もある。当たらずといえども遠からずだろう。マイナンバーカードが保険証になると個人の医療データがどの医療機関でも閲覧でき、極めて便利になる。重複する検査や薬も無くなり無駄な医療費も減り極めて合理的だ。唯、知られたくない個人情報が洩れる心配、悪用する人物...鶏が先か卵が先か
スキャンダルがなくおそらく特に嫌う議員も居ない肝っ玉の据わった上川外務大臣は石破という世間の観測とは異なり自民党内では次期総理として一番人気だったようだ。確かに癖のない常識人でバランスが取れている感じがして、手垢のついた俺が俺がという男性議員よりも安全で好感度という意味で瓢箪から駒の可能性があった。しかし生まずして何が女性かというのは、自己責任で弱者を退ける自民党体質を持っておられたことを示唆しており、好感度が下がった。迂闊と言うか思い余って口が滑った面はあると思うが、そういう感覚があったのは否めない。私も四十歳を過ぎて市井の医者になって往診をして初めて貧しく恵まれないのは自己責任と切り捨てられないと知った。誰もが精一杯生きている。勿論、他人から見れば努力が足りないように見える時見える所はあるけれども、そ...生まずして何が女性
メディアに出てくる経済評論家にはジョゼフクラフト、デビットアトキンソン、エミンユルマズ・・など日本人でないと思われる人が何人も居る。みんな日本語が流暢で自分の見方を理路整然と解説される。おそらく英語などの他言語も達者で広い視野から政治経済情報を得ている上に、理路整然と話す能力があるので説得力のある解説ができるのではないかと思う。日本人でこの人達と同じように外国顔が流暢に話せる評論家は少ない?のではないかと思うが、どうか。ミスター円と言われた榊原英資氏などは流暢に英語を話されるが。昔は英語の医学書を読んでいたが、だんだん日本語の医学書と雑誌になってしまった。英語の教科書は理路整然と書かれており分かりやすいのだが、どうしても日本語ほど早くは読めない(日本語が早く読めるのは表意の漢字があるせいのように感じている...経済評論と言語能力
将棋名人戦で豊島九段が三連敗の土俵際で一勝を返した。三手目の1六歩の変化球が功を奏した模様だ。唯、どうも僅かに藤井井八冠に不調の兆しがある。今までの藤井名人だと不利から盛り返せば再逆転を許さず勝ち切ってきたのだが、本局は再逆転で負けてしまった。AI越えの手を指すなどと称賛される藤井名人も人間なので疲れてきたか、周りのワンパターンの扱いに倦んだか、あるいは年頃の悩みでもあるのか。とにかくこれだけ有名になると何処に行っても気付かれ、人に気を遣う名人は気が休まらないのではと思う。観戦するファンとしては一局でも多く熱戦が見られるのは嬉しいのだが、私は老爺心といわれても将棋以外のことで藤井名人が疲弊しないようにしてあげたい。豊島九段一勝返す
年を取って耳が遠くなり、普通の会話の声は聞き取れなくなったお爺さんがおられる。補聴器は眼鏡ほどには補正力はなく、お爺さんは買ってもらった高価な補聴器を結局は付けたがらず、通信困難了解度不良の家庭内孤島に置き去りになってしまう。理解度は保たれているのに、了解度が悪いために頓珍漢な返事をしてしまう。おまけに作話や幻想が混じるために、家族特に息子は父親は呆けたと相手にしなくなる。もう何年も帰っていない育った街に先月帰って懐かしかったと医師に話す父親の後ろで息子はバツ印を出す。連れてくるのが手間なので、できるだけ長く薬を出してくれと言う息子に明日は我が身なんだがと思う。気心が知れたら少しづつ時々は難聴で昔の記憶の中に生きている親の話を聞いたらどうかと話してみたい。耳元で話せば、ちゃんと通じるのだから。それは違うのでは
意識とは何か。明快な回答説明があるとは思えないが(脳科学者の茂木健一郎氏もそう言っている)考える人もあまり考えない人も自分なりの理解感覚を持ってるだろう。臨床医学は実践の実学なので、意識を多角的に具体的に清明から昏睡まで段階に分けて把握できるようにしている。勿論、病気としての扱い対応はこうした方法で可能でも、科学的哲学的には不十分でまだまだ分からないことが多い。非専門家としては意識があるのは生きているということで、意識がないのは死んでいるというか死んだも同然な状態の気がする。睡眠中や麻酔を掛けられた時に意識があるだろうか、夢を見ていることも多いので微かに変容した意識があるのかもしれないが、気が付いたら朝と言うことも多いので睡眠は小さな死かもしれない。では人以外の動物、彼らは明らかに生きている、にも意識があ...意識というもの
偶然ユーチューブを見ていて李相哲という人のインタービューを見た。インタビューアーは高井望。テレビで何度か見かけたことはあるが、きちんと話を聞いたことはなく風貌と名前から韓国の人と思っていた。しかし、インタービューを聞いて失礼な感想かもしれないが数奇な運命を辿った人なのを知った。韓国人の両親の元中国で生まれ、中国北京の大学を卒業後縁あって来日し、偶然の出会いと本人の努力実力で上智大学の博士号を取得、現在龍谷大学社会学部教授をされている。来日十年余りで迷うことなく日本国籍を取得し、世話になった人の名を組み合わせ竹山と日本名を持っておられる。血脈の韓国の情勢分析を専門とされているようだ。語り口から信用できそうな人と感じた。インタビュアーの高井望という人は全く知らなかったのだが、碌に見たこともないのに勝手に評価し...李相哲という人