「政界、一寸先は闇」とはよく言ったものだ。このところ国民の期待を膨らませていた国民民主党の政党支持率が、今月に入って反転した。共同通信では前回の18.4%から5.2ポイントも減の13.2%、NNNと読売新聞の合同調査では前回比2ポイント下落の11%、変態新聞では前回比2ポイント下落の13%、産経・FNNでは1.9ポイント減の11.4%で、各社とも軒並み前回比マイナスの数値を記録した。石破内閣の支持率など、底辺で彷徨っているのは結...
警備員の命を奪ったのは沖縄反対活動の「土人」「未開人」である
産経新聞は「2016現場から」という連鎖記事の中で、こういう文章を掲載していた。 10月、警備にあたる大阪府警機動隊員が反対派に「土人」と暴言を吐いた問題でも、地元紙を中心に批判報道が過熱した。暴言自体への批判は当然だとしても、「トラックにひかれて死ね」「お前らは犬だから言葉は分からないだろう」といった反対派による警察官への暴言、違法行為はほとんど報じられない。 まさかこれが現実のものとなろう...
中共の蘇州市で日本人学校の送迎バスが刃物を持った男に襲われた事件で、日本人を守ろうと狂人を制止しようとした中共人女性の胡友平さん(54)が亡くなったという。胡友平の行動に最大の敬意を表するとともに、心からご冥福をお祈りしたい。評論家の石平氏によれば、中共のネット上では「よくやった!お見事!」、「やった人は民族の英雄」、「国を挙げてお祝いしよう」、「日本人をやっつけるなら、やった人を支持する」などと...
ポスト岸田で麻生・菅元首相による仁義なき戦いが勃発しているようで、政局が激しく動いている。国会を延長せずにあっけなく閉じた岸田内閣だが、国会の延長は、首相として解散権行使のカードを持っておくことにほかならず、延長できなかった岸田氏は、その解散権まで奪われたということらしい。解散権という伝家の宝刀を手放した首相は、レームダック化するだけだ。いろいろな場面で繰り広げられる「次の総裁には誰が」という議...
通常国会があっけなく閉じてしまったが、一部では、岸田首相の求心力がなさ過ぎて、会期延長という選択肢すら選ばせてもらえなかったという見方もあるようだ。菅前首相は
選挙も今や命がけの時代である。つばさの党によって追い掛け回された東京15区補選の候補者も命の危険を感じたと吐露していたが、今回の都知事選でも民主主義に対する妨害が横行する。小池百合子の関係先には、「小池百合子に硫酸をかけて失明させる」「選挙事務所を爆破する」などと書かれたファクスが届いたという。レンポウの事務所にも、「ナイフでめった刺しにして殺す」「爆薬を仕掛けて6月24日に爆破する」というファッ...
靖国への冒涜を止めるのは、靖国参拝の常態化と、冒涜に対する怒りをしっかりと示すこと
なにせ都知事選の候補者が50人を超えているので、報道各社にとって候補者を均等に報道することなど不可能だ。だから小池、レンポウ、石丸、田母神閣下などを主要候補者として扱い、他の泡沫候補を無視し、それぞれの政策を比較している絵をままに見る。LGBT法や外国人受け入れ、マイナ一本化、メガソーラーなど、意見が割れそうな政治テーマを並べ、候補者の政策スタンスを比較しているのだが、ほぼすべての左翼的な政策において...
通常国会は何のヒネリもなく、予定通り閉会してしまった。いわゆる「裏金国会」と左派に呼ばれたこの国会は、文字通り政治とカネの問題に終始した感があり、見せ場は乏しかったように思う。そして岸田氏自身、強い思いを示していた憲法改正、安定的な皇位継承の在り方に関する政治課題を、そっくり積み残した。 だから、こんな投稿を見ると、ちょっと膝から力が抜ける感じがする。 「さらに進めていきたい」というなら、何故通...
今日はまずこの眩暈がするような話題から。ガザ侵攻理由にイスラエル人の宿泊拒否、京都のホテルに大使館が抗議文(読売) 京都市東山区のホテルが、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの侵攻を理由にイスラエル人男性の宿泊を断ったとして、同国大使館がホテルに抗議していたことがわかった。市は、正当な理由なく宿泊を断ることを禁じた旅館業法に抵触する恐れがあるとして、ホテルから事情を聞いている。 イスラエル大...
公選法が想定できていない選挙における秩序崩壊 ~ 大馬鹿者どもの“想定外”に対処せよ
野党が昨日、国会に提出した岸田内閣に対する不信任案は、いとも簡単に否決された。数で多数を握る与党が否決するのは既定路線だが、不信任案が出されようと、カウンターで解散権を行使することもできない首相が指揮を執る国政は、表現するならば“弛緩”である。まるで緊張感がない。敵失に恵まれる立民にも世論の信頼は全く戻っておらず、これでは国民の政治に対する関心が薄れていくばかりだ。 こういうときに耳目を集める都知...
本日告示となる東京都知事選は、公職選挙法がなんのためにあるのかということが問われる選挙となる。あの有楽町の街宣で事前運動を指摘されているレンポウだが、その後も懲りずに、街頭演説を繰り返し、ビラ配りなどもやっているという。北村晴男弁護士が昨日アップしたYouTube動画「【蓮舫議員に告ぐ!】都知事選における公職選挙法違反疑惑を斬る!!」では、レンポウ陣営の公選法違反を断言し、レンポウが都知事選を戦うことす...
8年前の「教材」から何も学べなかったレンポウの「7つの約束」
告示前から地獄絵図の様相を呈している東京都知事選だが、元小池百合子の側近であり、「都民ファーストの会」の事務総長を務めた小島敏郎弁護士が昨日、東京地方検察庁に告発状を提出し、小池は正式に刑事告発されることとなった。当初は選挙公報経歴に「カイロ大学卒業」が記された時点で告発を行うと言っていた小島氏だが、カイロ大学卒業という経歴を50年近くにわたって世間に流布し、議会で質問されても答弁拒否をすることで...
16日に投開票が行われた沖縄県議会議員選挙で、玉城デニーを支持する県政与党の勢力は、過半数を確保できず大敗した。沖縄県議選、知事与党が大敗 玉城氏、非常に厳しい県政運営に(変態新聞) 任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)が16日投開票され、玉城デニー知事を支える県政与党が改選前から4議席減の20議席となり、半数を大きく割り込んだ。玉城知事は、政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設...
今月8日に、長崎県の対馬にある和多都美神社が、南鮮人の出入りを禁止した措置について取り上げた。タバコのポイ捨ては言うに及ばず、境内での排泄行為などもあったといい、コロナ禍前には南鮮人団体客を出禁にしたが、昨年秋に出禁を全南鮮人の拡大した。そして同じ対馬にある八幡宮神社でも、同じ昨年秋から南鮮人の出禁に踏み切ったそうだ。「許可なく社務所の扉を開ける」、「祈禱などの最中に入ってくる」、「ごみを敷地内...
自民の内部文書を晒して「恥を知れ」という立民・杉尾 ~ この人物が国会議員であること自体が「国民の恥」だ。
立件民主党の野田元総意が、現在の状況について、政権を獲得する「千載一遇のチャンス」だと述べたそうだ。野田氏は「(世論が)もう一回頑張ってみろよと、我々だけではありませんが、その他の野党も含めてという空気になってきてるんではないかと思います」と語ったそうだが、彼が言う「他の野党」には、恐らく共産党も含まれるのだろう。しかし、そもそも支持率が4.4%(直近の時事通信調査)しかない政党が政権交代を語るとい...
レンポウの日共ビラ、立民「承知していない」。共産は「知らせてあるじゃん。写真も借してくれたでしょ?」
レンポウが都知事選に出馬表明をした際、「待ってました!」とばかりに全面支援を打ち出した日本共産党。立民党の泉健太がニッポン放送の番組で、「ひょっとしたら、立憲は推薦を出さないかもしれないということか?」と問われ、「それは十分あり得ます」と即答したそうだ。完全に立民カラーが付いているレンポウを「無所属」「オール東京」などと煙に巻き、無党派層の票を取ろうとする戦略を立てているだろうが、有権者をバカに...
自民党よ、「岸田じゃ選挙を戦えない」のが分かっているなら、早く動け!
少し前に岸田首相の在任期間が橋本龍太郎元首相を抜き、戦後で7位だか8位だかになったという記事を読んだ。実際のところ、戦後の歴代首相の在任期間は平均2年余りだそうで、G7の中でイタリアと並んで短いという。岸田氏の在籍日数はもうすぐ1000日となる見込みで、このだらだらと続く惰性の内閣は、続けば続くほど国益を毀損し続ける。 政局は、得てして派手な物言いを際立たせるが、維新の馬場代表は自民党の旧文通費の扱いに...
レンポウ「20年間所属していた政党を離れます」 ~ 民主党、民進党、立民党って別モノじゃなかったのか?ww
立憲民主党という政党は、政治政党ではあるのだろうが、同時にブーメラン使いの養成所でもある。このデジタルの時代、過去の言動が劣化せずにデジタル保存されていることを認識していないのか、彼らは過去の言動と整合性が全く取れない言動を繰り返す。 本日、場外ホームラン級のブーメランが飛び出した。放ったのは、敬意をこめてブーメランの女王とでもいうべきか、ただのカミツキガメとでも言おうか、あのレンポウである。お...
日本学術会議の「金はよこせ。でも口は出すな」はもう通用しない
昨年の流行語大賞は、阪神タイガース優勝にまつわる「アレ(A.R.E.)」だったが、私の感覚では“かなり”流行った「公金チューチュー」はノミネートすらされなかった。もともとノミネートの半分くらいは「それ、流行ったっけ?」と疑問符を付けられるものだと言われ、ノミネートの基準も曖昧なこの賞に「説明して~」とお願いしたところで無理なのだ。そういえば、大賞発表当時、「“増税メガネ”もないね」という、かなり率直な意見...
移民問題 ~ 欧州の失敗例を見ずに、世界の潮流を逆走する岸田内閣
経団連はその使命を、「企業と企業を支える個人や地域の活力を引き出し、日本経済の自律的な発展と国民生活の向上に寄与すること」としているが、経済団体という枠を超えて、まるでシンクタンクにでもなったかのように、政府に提言を繰り返し、特にこの団体の利益からは無関係な人々から厄介者扱いされている。その経団連がまた余計なことをやり出している。選択的夫婦別姓、早期導入を 経団連が提言、十倉氏「不自由なく」(時...
都知事選に出馬を表明し、あろうことか共産党と二人三脚で事前運動までやってしまうほど前のめりなレンポウであるが、8日はイコモス(国際記念物遺跡会議)の理事を連れ立って、神宮の森を視察してきたと、Xにポストした。「伐採しても新たに植樹する、でいいのでしょうか」と喧伝。しかし、レンポウのポストには「100年かけて育ててきた森は「神宮内苑(明治神宮御苑)」にあり、今回の神宮外苑は国立競技場や明治神宮野球場の...
国民民主党榛葉幹事長、日本共産党とのガッツり共闘を「オール東京」で糊塗するレンポウをぶった斬る
“棒読み”松野と、それに似たようなリン官房長官。加えて上川“棒読み”外相と、味気の無い会見が普通になってしまった永田町において、国民民主党の榛葉幹事長の定例会見は、会見そのものはもちろん、ちょっとしたエンターテインメントとしても評価が高い。 7日の榛葉氏の会見もかなり面白かった。国民民主党・榛葉幹事長会見 2024年6月7日榛葉さんが、蓮舫さまの政策について解説。立憲共産党のビラを揶揄しててクソワロタ。絶...
岸田内閣が進める「金融・資産運用特区」 ~ GXという美辞麗句のもと、環境が破壊され、国土が切り売りされる
靖国神社放尿・落書き犯を無策で取り逃がしたことで、政府や外務省、警察への批判が高まっている。侮辱されたのが、日本国家のために一命を捧げた人々の御霊を慰めるための施設である靖国神社であるから、国民の怒りは当然だ。しかし、靖国がいわれなき嫌がらせを受ける象徴的な存在である傍ら、他にも外国人の無礼を受ける神社がある。長崎県の津島にある和多都美神社がそのひとつだ。 その立地から、南朝鮮人の観光客が多い津...
どう考えても公選法違反 ~ 枝野は所沢市長のケースとの違いを説明せよ
生前、安倍総理は、レンポウに関し、こう評していたという。「攻撃はしても、落ち着きがない」「批判の言葉だけ毎日考えているけど、うまくいかない」 安倍総理が産経の阿比留瑠比氏に漏らしていた評価だというが、舌鋒鋭いと見られがちなレンポウを、実はかなり冷静に見ていたらしい。政府与党の議員を挑発し、失言を誘発するのは野党の常套手段だが、このように冷めた目で見られると挑発も効果はないということか。 カミツキ...
国家間に波風を立てないことを目的とするなら、そんな首相も外相も要らない
皆さまの温かいお見舞いや励ましの言葉、そしてアドバイスに、心から感謝しております。痛みはまだハンパないですが、寝ているだけだと退屈なので(笑)、可能なペースで更新していきます。 宇野宗助という人物は、首相まで上り詰めたものの、総理在任期間はわずか69日。極端に短かかった内閣の辞任理由が女性スキャンダルだったために、どちらかというの負のイメージが付きまとう。そのたった69日の2日目に、中共で六四天安門...
おはようございます。 どうやら管理人は帯状疱疹を発症しているようです。患部は頭部で、度し難い頭痛から、昨日までは脳神経外科に診てもらう必要があるかと思っていたのですが、その必要はなかったようで、何故か少し安心したり(笑)。 ただこの痛みが尋常ではないのです。鎮痛剤がないとじっとしていることすら不可能です。目の玉の奥まで痛みます。医者によると、これから腫れが顔まで及び、お岩さんのようになってしまう...
おはようございます。 朝から体調が思わしくなく、本日のブログはお休みさせていただきます。 まったく、今年の健康上のいろいろな出来事は、お祓いが必要なレベルかもしれません。 皆さまもご自愛ください。...
衆院補選や静岡県知事選、はたまた来る東京都知事選の話題が盛んだが、あまり注目が集まらないながら、沖縄県議会議員選挙がある。告示が6月7日で、16日の投開票となるが、与党と野党・中立は現在ともに24議席ずつをわけあっている状況で、接戦が展開されるのは必至だ。元々革新系が強い土地柄があり、野党の連中は雁首揃えて応援に入っているようだ。大激戦の #沖縄県議選今日は10時半にサンエー那覇メインプレイス前で、オー...
中共メディアが早くも、レンポウの都知事選出馬に興味津々ぶりを示している。 確か香港の中共系メディアである鳳凰が、レンポウを「華裔(かえい)議員」と報じている。「華裔」とは、中国本土以外で生まれた中国系の人々を指す言葉だそうで、早くも中共系東京都知事の誕生の可能性に期待が膨らんでいる様子だ。レンポウ東京都知事など言語道断であることは言うまでもないが、外国人参政権など許してしまえば、「期待」を遥かに...
トランプという抑止力 ~ 「中国が台湾に侵攻した場合、北京を爆撃するよう命令する」
中共のチンピラ大使の「火の海」発言に、政府が効果的な対応を全く取れず、むしろ安易な幕引きで中共の思うつぼとなっている事案だが、朝日新聞に「「日本の民衆が火の中に」 中国大使のけんか腰発言は適訳だったか」という記事が掲載されている。「日本の民衆が火の中に」 中国大使のけんか腰発言は適訳だったか(朝日) 台湾で頼清徳(ライチントー)総統が就任した5月20日、東京では中国の呉江浩大使が日本の識者らを大使...
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「政界、一寸先は闇」とはよく言ったものだ。このところ国民の期待を膨らませていた国民民主党の政党支持率が、今月に入って反転した。共同通信では前回の18.4%から5.2ポイントも減の13.2%、NNNと読売新聞の合同調査では前回比2ポイント下落の11%、変態新聞では前回比2ポイント下落の13%、産経・FNNでは1.9ポイント減の11.4%で、各社とも軒並み前回比マイナスの数値を記録した。石破内閣の支持率など、底辺で彷徨っているのは結...
今年4月、官報の閲覧期限が発行から90日に制限される法律が施行された。プライバシーへの配慮というのがその目的だが、そのなかには「帰化に関する告示などのプライバシー等に配慮すべき告示」という項目が入っている。日本の国会には帰化した議員がたくさんいると言われていて、とくに有名なのは陳さん(陳哲郎)なのだが、今後はこういう情報にもアクセスしづらくなる。 令和5年11月の衆院内閣委員会ので、この法改正に関する...
参院選の改選を控えた、自民党西田昌司氏の「ひめゆりの塔発言」がいまだに尾を引いているようだ。沖縄県議会は16日、このいち国会議員の発言を槍玉にあげ、謝罪と撤回を求める抗議決議案を諮り、賛成多数で可決した。自民党ですら賛成にまわったが、とち狂っているのは維新で、なんと「議員辞職を求めるべき」という過激な追及を求めているそうだ。 可決された意見書は、沖縄県のHPに掲載されている。「西田氏の発言は、沖縄戦...
昨日、読売新聞が開始した反日キャンペーンに相まって、国民民主党の公認が決まった山尾志桜里氏の発言がひときわ話題になっている。山尾は「女系天皇の議論を避けつつ、女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っている」と発言。サヨク自民党から離反した有権者の受け皿になり得ると目されていた国民民主党が、保守層の選択肢になり得る可能性を、自ら消した。 昨日、同党の榛葉幹事長が会見で、この件について見解を述べてい...
自民と特定野党双方の体たらくを尻目に、国民の期待を政党支持率に結び付けてきた国民民主党が、ここにきて迷走を重ねている。先の衆院選で候補者擁立不足に泣き、取れる議席を取り逃したことへの反省が大きいのは良いのだが、立てる候補者の“質”が問題視されているのだ。 日本維新の会に所属していた足立康史元衆院議員、元自民党の薬師寺道代元参院議員はまだいいとしても、元立民党の須藤元気という人選のセンスには大きな疑...
山田吉彦東海大学海洋学部教授は、海洋安全保障のエキスパートだ。今夏の参院選に出馬が決まっているが、保守論壇でも活躍する人材でありながら、自民党ではなく、国民民主党を選択した。こういうエキスパートの擁立を逃し、かたやタレント議員の残念な国会答弁で話題になる自民党。かなりヤバい状態にあると思う。 その山田教授がYouTube番組で、このような見解を述べている。「尖閣を東京都に買われては困る、と政府が買って...
主要メディアの中で産経新聞だけが正面から向き合う「移民問題」。なかでも川口市、蕨市を震源地とするクルド人問題は、被害に遭う日本人がいるにもかかわらず、クルド人問題を提起するだけで差別だと因縁をつける極左団体がいて、難しい問題をさらに複雑化させている感がある。 「レイプをされました」 トルコ国籍のハスギュル・アッバス被告の公判で、当時12歳だった女子中学生が証言した。アッバスは川口市内で女子中学生に...
3月末、消費税減税について、「物価高対策のひとつの対応として考えられないことではない」、「きちんと検討させてください」と述べていた石破首相。だが、ここにきて消費税には触らないことを明言し、事実上、議論は終了した。降って湧いた、石破自身の政治資金裏金スキャンダルは、この変節の最終局面の直前に出たものだ。まるで、「財務省を敵に回すと、こうなるよ」という、秘密結社Zからのメッセージであるかのようだ。 ...
実り少なき通常国会における数少ない朗報の部類に入るのが、夫婦別姓法案の成立が難しくなったことだ。この法案については、そもそも立法事実があるのかという点から意見がぶつかる。「夫婦別姓導入に賛成か、反対か」という二択の問いである場合と、「旧姓使用の拡大を含む場合は?」という三番目の選択肢がある場合とでは、結果が大きく異なる。朗報と認定できるかは、会期を一カ月以上残している今の段階では判断が難しいが、...
麻生太郎氏はいま、自民党の最高顧問という名誉職に就いているが、名誉職には似つかわしくない忙しさだ。日本政府は18日にバチカンで行われる予定の新ローマ教皇・レオ14世の就任式に、麻生氏を派遣する方向で調整に入ったそうだ。FNNによれば、前教皇の葬儀は、麻生氏が日程の都合で出席できなかったため、岩屋が出席していたというから、麻生氏がファースト・チョイスであったようだ。まぁ教皇の葬儀は、石破首相が出席すべき...
7月3日に公示、20日に投開票されると言われる今夏の参院選。わざわざ3連休のど真ん中に投票日を持ってくるのは公明党が要望したという噂で(当然、公明党は否定している)、投票率を下げ、組織票を効かせようとする意図だと言われる。どんな小賢しいことをしても、自民・公明が勝てる要素は皆無だが、公明党はまだしも、自民党は間違いなく「負ける気満々」である。 特に主食の米を中心に物価は高く、食糧品とエネルギーに値下...
自民党の西田昌司氏の発言が話題になっているが、西田氏の語った文脈には何の問題もないにもかかわらず、党の沖縄振興調査会の会長を務める小渕優子は「発言で沖縄の皆さんの心を傷つけてしまったという事実は変えられない。大変残念だ」と語り、西田氏を批判。「改めてひめゆりの塔に足を運び、沖縄戦について理解を深め、再認識して欲しい」(「もう一回勉強しなおせ」の意味)と語った。 産経新聞によると、西田氏の発言はこ...
最近の自民党には褒めるところとか共感するところはほとんどなく、拙ブログでも自民党批判が多くなっている。だが、自民党自身がそういう道を選んでいるという事実を鑑みれば、当然の成り行きだと考える。そもそも昨年9月の総裁選で石破茂を選出した時点で“終わって”いるのだが、まったく軌道修正できていないどころか、軌道修正をする気さえ感じられず、来月の都議選、再来月の参院選は惨敗する気満々のようである。 自民党の...
3日のいわゆる憲法記念日に、大手紙はこぞって社説で憲法を採りあげた。やはり注目したのは朝日の社説だが、相変わらずの新興宗教的な文章が羅列されている。すさまじく劣悪な部分がこれだ。 今の米国は反面教師の感がある。ただ80年前までの日本とその社会を思えば、これを暴走と見て大方が顔をしかめていること自体、現憲法と共にあった戦後の歩みの成果とも言えるのではないか。「人の支配」でなく「法の支配」を自明とみ...
共産党の滋賀県議が県議会で、陸上自衛隊の訓練を「人殺しの訓練」と公的に批判し、当然の成り行きとして大炎上し、謝罪に追い込まれた。中山和行という県議は本会議で「不適切な発言だったことを反省し、家族会、自衛隊員、関係者の皆様に深くおわびする」と謝罪したが、いかにも共産党らしい。 産経が先月30日の社説で、「共産は綱領で「憲法9条の完全実施(自衛隊の解消)」を掲げている。一方、平成12年党大会から、自衛隊...
We the people Okinawaで検索してみて。美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。 懐かしさすら覚えるこの投稿。これはタレントのローラさんが旧Twitterに投稿したものだが、これによって彼女はかなりの批判を浴びた。芸能人が政治的発言をしてはいけないということはあり得ない。彼らも有権者であり、意思を表明する権利は保障されている。 しかし彼らには、我々一般庶民とは根本的に異な...
自民党の参議院議員である山田宏氏(全国比例)は京大法学部のご出身だが、Xにこんな投稿をしていて、ちょっと驚いた。憲法概論では、日本国憲法は昭和20年8月15日に「革命」が起きて、主権者が天皇から国民に移って成立したと教わった。そして今でも大学の法学部ではその「嘘」を教えている。 さすが京大だ。さすがというのはもちろん皮肉で、京大は難関であるのと同時に、“左傾斜”が激しいことでも有名だ。学内の極左活動家の...
1946年(昭和21年)11月3日に公布され、1947年(昭和22年)の今日、5月3日に施行された現行憲法。施行から78年間、1文字も変更されていない。私は過日のブログで、自動車の脱炭素化に向けた補助金を材料に、「一度決めたら逆戻りできないのが日本の最大の弱点のひとつ」と書いたが、憲法はまさにその決定版だ。同じ敗戦国でも、ドイツは今まで、67回も改憲しているという。 何故いままで一度も改憲ができなかったのか。その理由...
フジテレビにまつわる騒動は、当然ながら親会社にも波及し、フジ・メディア・ホールディングスの役員人事が荒れているようだ。私は一連のフジテレビ問題にはあまり興味が持てず、ほとんど追いかけていない。芸能人の下半身事情にまつわる問題よりも、平井宏治氏が指摘し、NHK党の浜田聡議員が質問主意書で政府に問うた株主構成における外国人の比率が放送法に抵触していた可能性がある問題(質問主意書 1 2 3 / 動画)なら、もっ...
高市早苗氏が台湾を訪問し、歓待を受けたという。頼清徳総統をはじめ、前総統の蔡英文氏、林佳龍外交部長(外相)など、国家元首級の歓待ぶりだったそうだ。ガス抜きだとか保守しぐさという辛辣なことを言う人も少なくないようだが、自公両党のトップが中共詣でするなか、台湾で自身の日本のプレゼンスを見せたことの意義は、間違いなく深いと思う。 同行したのは3人で、黄川田仁志、尾崎正直両衆院議員と佐藤啓参院議員。黄川...
「うまずして女性か」という発言を切り取られ、週末の報道を賑わしていた上川陽子外相。上川氏は、一部で問題視されていた発言を撤回した。切り取った側の悪意を持ったメディアが、またひとつ成功体験をしたということである。 前提として申し上げておくが、私はこの上川氏を全く評価していない。肝っ玉が据わっていることは事実だろう。法相時代、オウム真理教の元代表、麻原彰晃(本名 松本智津夫)ら教団の元幹部7人の死刑を...
4月末の衆院3補選の結果を見ると、自民党が支持を失っていることは誰の目にも明らかであり、その敵失によって大きな恩恵を受けたのが立民党だ。 立民党が党として何かを為したわけでもないので、自民への逆風が弱まれば、その分、立民の支持も減ると思われる。要するに、自民への逆風をどれだけ長く維持できるかだけが問題なのだ。 逆に、日本維新の会の萎み方は自滅という見方も成り立つ。「身を切る改革」というのが彼らのス...
衆院選15区補選に出なかった緑のたぬきは、やはり三選を目指すのか!?橋下徹は出るのか?レンポウは??日本保守党は候補者を擁立するのか!? 7月に迫る東京都知事選を巡り、様々な憶測が飛び交っている。都知事選の投開票は7月7日だが、告示は6月20日であり、もう一ヶ月しかない。国内総生産(GDP)の都内分である都内総生産は、20年度に名目で約109兆6000億円に達し、インドネシアやオランダと同等クラスだ。つまり都知事とい...
一度だけだが、ニューカレドニアを訪問したことがある。気温の高さと海とサンゴ礁の圧倒的な綺麗さが深く印象に残っていて、私はやらないが、ダイバーには天国だろうと思う。また、地名は忘れたが、一泊で滞在した離島で見上げた夜空の星の数が信じられないほど多く、天体ファンをも満足させる土地であろうと思う。私自身は、Tシャツを着ないでシュノーケリングをやって、背中をひどく火傷し、うっかり寝返りを打って夜中に悲鳴...
河野太郎の、豹変ぶりというか、ダブルもしくはトリプルスタンダードというか、手っ取り早く言ってしまえば「大嘘つきっぷり」がネットで話題だ。10日の記者会見で、内閣府の再エネタスクフォースに構成員として参加していた大林ミカの資料に中国の国営電力会社のロゴマークが入っていた件について、調査状況を問われた際、「調査に私は携わっていないので、内閣府か何かに聞いていただきたい」と、ケツをまくったそうなのだ。 ...
産経新聞グループのマーケティング会社「産経リサーチ&データ」が、次期衆院選の小選挙区で入れたい候補の党派について調査したところ、トップは自民だったが、日本保守党が2位に食い込んだという。 4月28日に投開票が行われた衆院補欠選東京15区では、自民党が候補者を立てない中で9候補が乱立、無所属や諸派が一定の得票を集める現象も起きたため、全党派の候補者が立候補したと仮定して答えてもらった。その結果、「支持する...
昨日、指にちょっとした手術を受けた影響で、キーボードが打てず、ブログをお休みしました。ご訪問いただいた方には大変失礼しました。スマホで更新?昭和な私には無理です(笑)。 米国大統領選まであと半年となった。民主党がバイデンを見限り、ミシェル・オバマを指名候補とするというような“飛び道具”も噂されるが、実質的にトランプ対バイデンの一騎打ちになるだろう。国内の保守派のあいだでは、トランプ再登板への期待が...
JNNの世論調査で、岸田内閣の支持率が前回から7ポイントも上昇したらしいが、度々書いているように、JNNの調査は数字が極端に動くので、数字が乱高下しても参考程度に留めおくべきだと思う。そのうえで申せば、内閣に対する評価なんて、報道の仕方によってどちらにでも動くのだから、数字に惑わされず、しっかりとその本質を見る努力は必要だと考える。 保守論客の櫻井よしこ氏が、憲法改正を念頭に、岸田首相にかなり肯定的な評...
おはようございます。本日も定例の(?)現実逃避で、山梨市のとあるキャンプ場に来ております。 今朝はあいにく雲を被っておりますが、昨日の富士山です。 二日酔いが激しく、やはりキャンプ地からの更新は無理なようです。本日は更新をおやすみさせていただきます。 皆さま、佳い1日を。...
共同通信というメディアには、Xのアカウントで「共同通信ヘイト問題取材班」というのがある。やれ、米ボーイスカウト連盟がゲイ男子の募集を開始し、「スカウティングアメリカ」と名称を変えただの、群馬県が撤去した朝鮮人労働者の追悼碑を拡張現実(AR)技術で画面上に再現するアプリが開発されただの、心底どうでもよい話題をSNSに投稿している。 共同通信が言うヘイトというのは、彼らがヘイトだと考えるものすべてが含まれ...
PowerPointテンプレート事件(仮称)で一躍時の人となった大林ミカ。大林のことを調べていて、自然エネルギー財団のウェブサイトに掲載されている中心的な人々を確認していたら、音楽家の小林武史がいた。2011年、「再生可能エネルギー促進法案」成立に向け、孫正義が中止となって菅直人を「激励」する場面があったが、法案成立への要望書を手渡した際にも、小林は加藤登紀子や宮台真司らとともに、登場していた再エネ推進派であ...
米国という世界の覇権国会の元首であるにもかかわらず、その頭のボケ具合でいまや世界で知られることとなったジョー・バイデン。バイデンは、中共、ロシア、インドと日本を並べ、名指しで「外国人嫌いだ」と語り、ブーイングを呼んだ。バイデンが語った文脈の中心は、「米国経済が成長している理由の1つは、移民を受け入れているからだ」というものだが、移民を受け入れるというより、移民が作った国なのだから、他国を同じ基準...
国際NGO「国境なき記者団」の英国支部が今月3日、ロンドンで2024年の「報道の自由度ランキング」を発表したが、調査対象の180カ国・地域のうち日本は70位。前年68位から2つランクを落としたそうで、G7ではサイテーだったという。このなんとか記者団に何故日本のランクがそんなに低いのか尋ねたところ、「ジャーナリストが特定のテーマについて報道するのが難しいからだ」とし、「ジャーナリストがよりデリケートなテーマについて...
5月3日の憲法記念日には、護憲、改憲両派がそれぞれの結束を確認する集会を開く。くしくも本年は、自衛隊が創設されて70年となる年。いまだに自衛隊違憲論が当たり前のように語られるよぅな憲法を護持している異常さに気付くべきだと思うのだが、もはや宗教化していると言ってもいい護憲論にはなかなか通用しない。 護憲派は3日、、「武力で平和はつくれない! とりもどそう憲法いかす政治を 2024憲法大集会」なる集会を、東...
日本では民主主義の模範というような誤解を受けている米国だが、この誤解は、GHQが施した日本国民への洗脳による影響の一例だろう。彼らは民主主義のリーダー的存在として位置付けられているが、その内実はかなりお寒い。混乱に乗じるのではなく、平時でも小売店への強奪行為などが平気で起こる映像は、彼らの民主主義が上手くいっていないことの証拠だ。少なくとも、彼らに説教をされるいわれはない。 ジョー・バイデンという...
きょう5月3日は憲法記念日である。占領下にGHQが、国際法を無視して日本に押し付けた憲法の何を記念する必要があるのかという気もする。しかし、1947年のきょうから1文字もその憲法を変えることができていない現実を直視し、自らの不甲斐なさを再認識するという意味において、5月3日は有意義な日としたい。 さて、5月3日という日は、1987年に右翼団体「赤報隊」が起こした朝日新聞阪神支局襲撃事件の日でもある。赤報隊を名乗る...
岸田首相は「外交の岸田」をアピールし、リンホウセイの後釜として上川陽子を外相に据えつつも、「官邸主導の外交」を進める意思を示していた。岸田氏は長きに渡って安倍政権による官邸主導の外交をそばで見てきた。恐らく同じような手法を自分でも取れると「勘違い」したのだろう。岸田“官邸主導”外交の本質は全方位迎合であり、主体性はない。ないどころか、主体性を発揮するベースとなる主権を切り売りしているかのようだ。 ...
評論家で歴史作家の八幡和郎氏が、PRESIDENT Onlineに「愛子天皇」は選択肢に入っていない…「旧宮家男子を養子に」という政府の皇族確保策が妙案である理由」というコラムを上梓し、それがYahooニュースに転載されたら、そのヤフコメではヒステリックな落書きであふれたそうだ。私はそれ(愛子天皇)がありえないときちんと法律的に説明しているのだが、それに対する反論でなく、気に入らないとか、「愛子さまは素晴らしい」とか「秋...
衆院補選の立民全勝、自民党が唯一戦った島根の自民惨敗を受け、報道各社は社説で補選結果を論じた。岸田応援団の読売は、「政治資金問題を含め、内外の課題について着実に結果を出せなければ、(首相)退陣論は強まるだろう」と述べつつ、今回の立民の3勝を「「敵失」のおかげではないか。政策を磨き、地道に支持者を増やさなければ、勢いは続くまい」と牽制。産経も、この結果が政権交代論の後押しとなる可能性を警戒し、「立...
昨日投開票が行われた衆院3補選は、すべての選挙区で立民党候補が勝利するという、最悪の結果となった。特に東京15区においては、組織票に抗うためにはどうしても必要だった投票率の高さは望むべくもなく、前回の選挙から18.03ポイント下げた40.7%だった。他の2選挙区も前回の投票率を大幅に割り込んだが、これは選挙そのものに対する関心の低さというより、多くの有権者を政治にシラケさせた自民党の責任だろう。 自民党はガチ...