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ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々。

趣味は映画鑑賞。専門的な知識があるわけではありませんので、素人が楽しめる範囲内での「映画批評」を行っています。TB・相互リンクなど随時募集中です。

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2010/01/31

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  • 問われる社会的資源~~内在的価値とは。

    何のために生きるのか。結婚してどんなメリットがあるのか。子どもなんてお金(コスト)がかかるだけだ。働かなくてもいいなら、働きたくない。映画を見る時間がもったいないから、時短で見よう。私たちはいつの間にか、本来の目的や価値を見失って矛盾にはまり込んでしまうことがよくある。本末転倒というやつだ。そのことで、今という時間を見失ってしまったように、私には思える。いや、私自身もこの現代人の陥穽に気づかずにいた。私たちが生きづらいと感じてしまう、その内実を少しだけ理解できたような気がするのだ。だが、それが分かっていたとしてもそこから脱却することは容易ではない。内在的価値、ということばがある。あらゆるものやことに対して、価値がある、という言い方は、たいていの場合「○○するのに有効である」とか「○○のためには役に立つ」というよ...問われる社会的資源~~内在的価値とは。

  • マトリックス リザレクションズ

    評価点:37点/2021年/アメリカ/148分監督・脚本:ラナ・ウォシャウスキーわざわざ今公開するような内容も情熱もない。ゲームソフト開発のトーマス・アンダーソン(ネオ、キアヌ・リーブス)は、精神科のアナリストの元に通いながら仕事を続けていた。夢を見ているのか現実なのか区別が付かなくなることがあったからだ。一方仮想空間の中で、ネオを探し続けていた船長バッグス(ジェシカ・ヘンウィック)は、覚醒したエージェントでモーフィアス(ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世)と名乗る男と出会う。二人は協力してネオを探すのだが。20年ほど前に一世を風靡した「マトリックス」の続編。主要なキャスティングとして、キアヌとキャリー・アン・モスの二人は続投ととなった。このころ映画を見ていた人なら、このシリーズの衝撃は大きなものだったことだろ...マトリックスリザレクションズ

  • ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ

    評価点:56点/2021年/アメリカ/97分監督:アンディ・サーキス映画として、おもしろくはない。死刑執行が迫っていたクレタス(ウッディ・ハレルソン)は、うだつの上がらない記者エディ(トム・ハーディ)を呼び出し、自分の過去を洗いざらい話すから、ある言葉を新聞に載せるように要求する。その言葉の意味を理解できなかったエディだが、連続殺人鬼の被害者の遺体が見つかっていないこともあり、仕事のためにと記事にした。そのとき独房に書かれていた落書きから、エディの体に棲まうシンビオートのヴェノムが遺体の場所を特定する。遺体が発見されたことから、死刑執行に拍車がかかり、いよいよその日を迎える。死刑が執行される日、最後の面会にエディを指名したが、隙を突いたクレタスはエディにかみつく。わずかに残っていたヴェノムの破片を体に取り入れた...ヴェノムレット・ゼア・ビー・カーネイジ

  • ドント・ルック・アップ

    評価点:83点/2021年/アメリカ/146分監督・脚本:アダム・マッケイこれが現代のパニック映画。天文学の大学院生ケイト・ディビアスキー(ジェニファー・ローレンス)は念願の新しい彗星を発見した。指導教諭のランダル・ミンディ博士(レオナルド・ディカプリオ)たちのチームで検証したところ、半年後に地球に蝶とすることが分かった。震える手でNASAに連絡し、クレイトン・オグルソープ博士とともに大統領に直接掛け合う機会を得た。しかし、予備選挙を控える大統領は忙しく、話をすることさえできなかった。翌日ジャニー・オルレアン大統領(メリル・ストリープ)に話をしたが「静観して精査する」という解答だった。絶望したケイトとランダルは、メディアにかけあい民衆に知らせることにするが……。Netflix制作のコメディ映画。話の設定としては...ドント・ルック・アップ

  • コロナによる絶滅危惧種 〈共食〉

    コロナの影響で、マスクをすることが前提となり、新しい生活様式が定着した。電車でマスクをしていない人はほぼいなくなり、大声で話すという大阪の名物は影を潜めた。商店でもマスクをしている人ばかりだし、食事もほとんど会話がない。相手の素顔を見ることはほとんどなくなってしまった。相手との心理的距離、社会的距離はどのようなもので測るのか。コロナ前は、おそらく五感が重要な意味を持っていた。視覚、聴覚で相手を捉える距離は、人間関係はごくごく浅い関係であり、個人がふれあう大半の人はこれにあたった。触覚、嗅覚になるとかなり親密な関係であり、味覚は家族や恋人しか知覚することがない距離になる。だが、コロナ禍によって、その距離感は大きく変化した。最近、「顔パンツ」ということばを耳にした。他人に素顔を見られるのは恥ずかしい、素顔はほとんど...コロナによる絶滅危惧種〈共食〉

  • 9人の翻訳家 囚われたベストセラー(V)

    評価点:65点/2019年/フランス・ベルギー/105分監督:レジス・ロワンサル事件を貫く世界観が好き。世界的ベストセラーの「デダリュス」の完結編が完成した。これまで独占出版権を獲得してきたアングストローム(ランベール・ウィルソン)は、この新作を世界同時に出版するために、3ヶ月で上梓すると記者会見した。9人の翻訳家たちに閉鎖的空間の中で一気に翻訳させて、出版することで、漏洩を防止しようと考えたのだ。選ばれた、英語、ロシア語、スペイン語、中国語、デンマーク語、ギリシャ語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語の翻訳家たちは、その徹底した情報管理に辟易しつつも、従うことにする。外部との接触禁止、本文は20ページずつしか公開しない、時間通りに起床し就寝する、480ページを一月で翻訳し、残りで推敲する、というものだった。だ...9人の翻訳家囚われたベストセラー(V)

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