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ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々。

趣味は映画鑑賞。専門的な知識があるわけではありませんので、素人が楽しめる範囲内での「映画批評」を行っています。TB・相互リンクなど随時募集中です。

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2010/01/31

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  • 夏の憂鬱【小学生の思い出】

    私は小学校の頃、夏休みが憂鬱だった。その原因は夏休みに出される宿題だ。非常に勉強熱心だった私は、当然のごとく宿題をこなすということが苦手だったし、意志の強い私は毎日こつこつ机に向かうという計画的なビジョンも描くことができなかった。いや、厳密に言えば、今も描くことなんてできない。小学校の授業について行けなかった記憶はない。ただただひたすらに宿題がいやだったのだ。子どもが小学生になり、一生懸命宿題をこなしている。ちょっとめんどうくさそうではあるが。その子どもの姿を見ていて、自分の幼年時代を思い出さないわけにはいかない。なぜ授業はそれほど嫌ではないのに、宿題となるとこんなに嫌になるのか。私はここに自分の性格以上に勉強なるものがどういうものかという本質を見出した(ような気がする)。授業は一人で受けるのではない。だから、...夏の憂鬱【小学生の思い出】

  • 新劇場版エヴァンゲリオンの考察 その2

    この文章は前回の続きです。まずは前半部分をお読みください。またすべてネタバレ前提ですのでご注意ください。●エヴァに乗るという矛盾エヴァに乗るということは、庇護されるものから開放され〈他者〉と向き合うことができるようになるということだ。だからエヴァに乗るということは、そもそも矛盾をはらんでいる。エヴァに乗るということは、エヴァを降りるために乗るからだ。「ずっとここにいてくれたんだね」というシンジのユイに対してつぶやくことばは、まさにここだ。母親が見守ってくれていたそのエヴァというゆりかごを、〈他者〉から守り〈他者〉と対峙するために、降りる物語だったのだ。ここにエヴァが庇護者としての両親の愛というメタファーを読む可能性に行き着く。私たち皆がエヴァに乗り、そしていつの間にかエヴァを降りていたのだ。物語の最終盤で、エヴ...新劇場版エヴァンゲリオンの考察その2

  • 新劇場版エヴァンゲリオンの考察 その1

    この文章は新劇場版のエヴァンゲリオンの一連の作品についてのものです。4作品のネタバレ前提としていますので、未見の方はご注意ください。未見の方がこのタイトルに惹かれるかどうかは不透明ですが。とはいうものの、テレビシリーズの影を踏んでいることは確かですが、基本的にはテレビシリーズと切り離して新劇場版の4作品のみをその対象としています。私自身もキレイに分離できているとは言い切れないので、そこはご容赦いただきたいと思います。また、各メディアで明かされる制作秘話のようなものはほとんど仕入れずに書いています。他人の分析や考察も読んでいません。ここに示す以外にも、この一連の作品には謎や読解すべき記号に満ちあふれています。ですが、私の一定の読み、ということで書いてみました。温かい目で、「こういう読み方もあるいは可能かもしれない...新劇場版エヴァンゲリオンの考察その1

  • ゴジラVSコング

    評価点:53点/2021年/アメリカ/115分監督:アダム・ウィンガード見るべき点がない。コングとゴジラを引き合わせると人類が滅亡するほどの惨事が起こることが分かったモナークはコングを大型ドームで捕縛することにした。しかし、その領域はコングにとって狭く怒りと悲しみを覚える日々だった。一方、最先端科学技術を売りにしたアペックスの研究所が突如現れたゴジラに襲われた。巨大生物に対する危機が迫っていると訴えるアペックスCEOのウォルター・シモンズ(デミアン・ビチル)は、地底空間にあると思われる大量のエネルギーを目当てに、冒険家ネイサン・リンド(アレクサンダー・スカルスガルド)を地底空間探索のメンバーに引き入れる。ネイサンの知人であるコングの研究者アイリーン(レベッカ・ホール)は、コングの故郷を探すため、という話を聞き、...ゴジラVSコング

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