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小金井市
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2010/01/04

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  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな⑧ 〜研究社セットをゲット!

    英語強化型の大学生モデルに含まれる辞書のうち、 リーダーズ 、 新和英大 、 英和活用大 の3つのアプリは買わないですますことにしました。これらはみな研究社の辞書なので、まとめて「 研究社セット 」と呼ぶことにします。 この「研究社セット」は、人によっては使わずにすますこともで...

  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな⑦ 〜理想の組み合わせ

    大学生モデルの最新型の電子辞書を買うかわりにおすすめしたいのは、すでに言ったように、 アプリで辞書を買いそろえる ことです。 実際には、使い慣れた高校生モデルを引きつづき使い ながら、自分のタイミングで必要なものを買い足していけばいいのですが、ここで私の考える、大学生が買いそろえ...

  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな⑥ 〜代わりの手段はいくらでもある

    電子辞書の中身を一覧にしてみると、英語関係だけて大変な量です。この量だけでも圧倒されてしまい、4万円前後なら安いものだと、 最新の大学生モデル を生協の勧めるままに購入してしまいがちです。 しかし、 これらの辞書がすべての学生にとって不可欠というわけではありません 。必要性は大学...

  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな⑤ 〜これ全部必要?

    大学入学と同時にかならず用意しなくてはならないのは、すでに解説したように学習英和を補完する 英和 大辞典 です。これは 英文読解の道具として必須 になります。 このほか、 上級英作文のクラスの課題に対­応したり、英語でレポートや論文を書いたりするのに役立つ辞書 もあります。 大...

  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな④ 〜大辞典を入手する

    たとえ10万語クラスの辞書であっても、万能というわけにはいかない のはいうまでもありません。 『ウィズダム英和辞典』の英検2級の長文問題のカバー率(本文の単語が辞書の見出し語一覧に含まれる割合)は94.9%にとど­まり、さらに英検1級となると、その数字は90.3%にまで落ちるとい...

  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな③ 〜上級学習英和の実力

    高校生モデルの電子辞書が採用している「 上級学習英和辞典 」の話を続けます。 このクラスの英和辞典は、このうえのクラスの大辞典に比べ利用者の幅が広く、各社の競合も激しいので、 それぞれ読者をとらえるための工夫がなされていて、改訂も頻繁 です。ジーニアス、ウィズダム、オーレ...

  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな② 〜高校生モデルはまだまだ使える

    大学の勉強に立ち向かうのに完全装備とまではいえないにしても、電子辞書に含まれる情報はや­はり厖大です。 高校生モデル に含まれていたコンテンツの多くは大学に入ってからも役立ちますし、また役立てるべきです。国語辞典、漢和辞典、百科事典はもちろんのこと、 学習者向けの英語辞書(学習英...

  • 電子辞書「大学生モデル」は買うな① 〜購入を考えている新入生、ちょっと待った!

    これから大学生になるみなさんに、ぜひこのブログを読んで欲しいと思います。 春からの大学生活に向けて、新しい辞書の購入を考えているかたは多いでしょう。 はじめにあたりまえのことを確認しておきます。これまで使ってきた「 高校生モデル 」の電子辞書だけを頼りにただ漫然と講義に臨むような...

  • 老母顕ちくる

    土曜日、亡父三回忌のため、浜名湖畔岩松寺へ。 先々月の母方の伯母たちの姉妹会の話を聞く。 疎開先の藤枝を訪れ、当時の思い出を語り合ったのだそうだ。それぞれの記憶が断片的で、かけらとかけらを持ち寄るうちにそれらが補い合うように話が膨らんでいくような面白い体験だったという。...

  • Aimer mieux / aimer plus

    ちょっと盲点かもしれない類義表現の使い分けの問題。 以下の2文、どちらも正しいのですが、意味は同じでしょうか。 J' aime mieux la mer que la montagne. J' aime plus la mer que la montagne. 答えは...

  • 時制システム

    学生さんいわく、フランス語の時制というのはとらえがたいのだそうです。 たとえば英語の時制なら、だれもが頭の中に以下のような図式を思い描くことができます。 フランス語の時制ではどうもこのような論理が見えにくい。 それでは上の図式をこんなふうにフランス語に置き換えてみた...

  • カブールのセネガル人

    フランス語のchameauは、ヒトコブラクダchameau à une bosseとフタコブラクダchameau à deux bossesを含めたらくだの総称。ちなみに西アジア原産のヒトコブラクダはchameau d'Arabie、中央アジア原産のフタコブラクダは chamea...

  • おまえはらくだ。

    「らくだ」です。といっても落語の話ではない。 「月番はあなたですか。」「はい、あたし。なに?」「あの、らくださんがねぇ」「あ、っとっとっと。らくだのことでもってきたってだめだよ。あいつにかかわるのがいけないんだからね。ん、もってきちゃだめだよ。」「いえ、らくださんが死んだ...

  • 生きた地理学

    『星の王子さま』の前回触れた箇所については、山崎説を敷衍した片木先生の解説がありました。 〔…〕もちろんフランス人の得意の皮肉である。〔…〕当時の航続距離で、中国とアリゾナを見分けなければならないフライトなどないし、ましてや夜間飛行中である。(片木智年、『星の王子さま学』、慶應...

  • 『星の王子さま』を翻訳しよう

    もうひとつ、サン=テグジュペリの本を翻訳する講座が開講しています。なにをいまさらと言われそうな、『星の王子さま』。 正直言って開講前はこちらも不安だった。何もなかったらどうしようって…。 なにしろ既訳はすでに20を越えています。加藤晴久、『憂い顔の「星の王子さま」』なんて...

  • 青尻猿

    7月以降、ほとんど死んでいました。死んでないふり、してましたけど。 カルチャーで新講座が2つはじまって、それに公開講座が重なったら、それだけでいっぱいになってしまった。なさけないです。 なるべく人に迷惑はかけないようにしたかったのだけれど、正直いって、こちらのふがいなさに...

  • もうひとつの道

    接続法半過去について、まとめておきましょう。 語幹は、単純過去の語幹+母音(a、i、in、u) 語尾は、- sse , - sses , - ^t , - ssions, - ssiez , - ssent   教師としては、このような説明の仕方をすることに決めまし...

  • 楽勝だね! 接続法半過去

    接続法半過去と言うと思い出すのが、このイメージ、 ソルボンヌのフランス文明講座で使った教科書、 Grammaire du français の中に出ていたものです。 これをはじめて見たときにはちょっとびっくりしました。たとえギャグにせよ、接続法半過去で話す大時代的人物という...

  • 浅草三社祭

    東京で用事を済ませしのち、吾妻橋の上にて、アンリとその道連れなるオルレアンのエビちゃんと落ち合う。浅草寺付近を徘徊し、縁日などをのぞき、三社祭の御輿を見物す。エビちゃんは写真愛好家なり。 町中でも居残りて練り歩く御輿の一団に遇う。アンリ曰く、祭り囃子の笛の音に、不思議に心魅...

  • Henri est arrivé !

    火山灰をかいくぐって(ちゃうちゃう)、アンリ、ヨーロッパ大陸脱出成功! 初来日である。 左 深大寺温泉にて(暗っ!)。 右 その後、そば屋へ。

  • 「書き言葉」って言われても

    単純過去はどういうときに使うのでしょうか。 単純過去は書きことばの過去で、会話では用いられませんが、複合過去は会話などもっぱら話しことばで用いられます。(数江穣治、『フランス語のABC』、新装版、白水社、203頁) これから学ぶ直説法単純過去という時称は、文章語に多く用いられる...

  • 単純過去の活用型と語幹

    そうこうしているうちに、二年生の講読がはじまる。さっそく、単純過去を教えなければならない羽目に。 というわけで、単純過去についてここにまとめておきます。 単純過去の活用語尾には、以下の三つ(あるいは三つ半)の型がある。これを便宜的に「活用型」と呼ぶことにしよう。 ① ...

  • 「勇気を持て!」

    トゥルニエの短編では、辞書による読みの違いが生まれる可能性があまり見られなかったと書いた。ただし一箇所だけ、辞書によって訳語がかなり異なる例があった。意外な単語である。 トゥルニエの短編の話者は、二人姉妹の姉のサラの性格を、こんなふうに描写する。 toujours acti...

  • 学習のための仏和、再再考

    続きますと言いつつなかなか続けられなかった辞書に関する話、続けます。 カルチャーでの翻訳講座では、バカロレアについてのエッセイにつづいて、ミシェル・トゥルニエの短編「Les deux sœurs」を読んだ。 で、まず意外なことにというべきか、文学テクストを例にとって辞書を...

  • 現用主義

    相変わらずバカロレアについてのエッセイを例にとりながら、仏和辞典が現代の文章でよく使われる言い回しにどれだけ対応しているかという話。 mitigé このエッセイからの最後の例。今は教職に就いているルグランなる人物が登場してこんなことを言う。 Je garde de c...

  • 辞書を引き比べてみる

    カルチャーの翻訳講座でバカロレア200周年についてのエッセイを読んだ( "Le baccalauréat a fêté ses deux cents ans !", Le francais par les textes , PUG, 2003)。 ジャーナリズム文体で、フラン...

  • 学習のための仏和辞典、再考

    学生のころは「ロワイヤル」全盛だった。初級でもういきなりロワイヤルを買って、引きまくった。「プチ」のほうもすでにあったが、見向きもしなかった。本当のロワイヤルを文字通り使いつぶして、すぐさま2冊目を買った。これも今はもう表紙が取れそうになっている。そのうち、「ディコ」なる辞書が登...

  • 手の美術史

    『 手の美術史 』なる本を、森村泰昌が今年の春に出しているそうです。近所の図書館のデータ・ベースで「内容紹介」を読んでみると、「謎めく手、誘惑的な指先、痙攣する恐ろしい手…。古今の名画からモリムラ・メソッドにより厳選した約200点の『手』のクローズ・アップを掲載。作家・作品名等の...

  • シーレの手

    「自画像」(1911) 今回の展覧会のチラシにも使われている「自画像」。自己の表象、多重人格のテーマなど、内面的な分析はさておき、画面全体の構成が面白い。 クリムト についてもすでに言えることだが、人間の顔以外の部分を装飾平面と化した背景に溶け込ませる、大胆な様式化。はっきり...

  • シーレを見る、ブリヂストン美術館に寄る

    シーレ、『ひまわり』 (1909) ウィーン・ミュージアム(旧ウィーン市立歴史博物館)所蔵の絵画を展示する、日本橋高島屋アートギャラリーの「 クリムト、シーレ ウィーン世紀末展 」に行く。 クリムト に期待して行くとちょっと失望するかも。油彩は『 パラス・アテナ 』、『 愛 ...

  • 山口薫展

    おお、久しぶりの更新。 世田谷美術館の「山口薫展」、見てきました。(日本に帰国したのです。) 1933年に留学先のパリから日本に帰国してから敗戦までのシュル・リアリズム色の濃くなる時期が、やはりかなり凄い。それまで外界に向けられていた画家の視線が、内省的になる。暗い緋色のバ...

  • うわぉっ

    最近トラブル続きで心底へこんでいたのだけれど、今日はいいことがあった。 話はさかのぼって、おととい 。Bulletin d'informations proustiennes というプルースト研究誌の編集主幹BB氏から突然のメール。 BIP のゲラを送るから住所を教えてくれと...

  • パースと翻訳論

    ネットで公開されているCécile Cosculluela の博士論文 Traductologie et sémiotique peircienne : l'émergence d'une interdisciplinarité (Université Michel de Mo...

  • ヴァレリー、プルースト、晦渋性

    2時間ほどしか寝ていなかったが、土曜日は例によって1日中働く。 電車の事故で遅れて、11時からローラさんとブリジットさん。3課「時間」の残りを終え、4課「曜日」の会話を読み、5課「日付」の導入まで。ローラさんは6月4日生まれのふたご座、ブリジットさんは1月24日でみずがめ座。 ...

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