サンデー毎日のサンデー似顔絵塾に入賞した。(長塚京三)サンデー毎日似顔絵塾入賞「長塚京三」
彩度13以上の配色で構成し、間に低彩度のグレイッシュなピーマンで緩衝材にした。ピーマンは固有色である「緑」を使わずに、それに見える配色をしている。構成を見せるため、描写は最小限にしている。平面構成「ピーマン」
補色対比ではない最小限のハレーションを起こしつつ、人物はグレイスケールで描き、彩度対比で画面を引き締めた。立体的に描写はしているが、髪の毛の黒で平面化している。二階堂ふみ(似顔絵)
固有食ではないが、それに近い高彩度なトーンで構成した。輪郭を白のドットで片ぼかしして、モチーフのなすを平面化している。平面構成「なす」
固有色ではないが、それに近い高彩度なトーンで色を配置した。わざとはみ出して、白い線で平面化している。鈴木亮平(似顔絵)
固有色ではないが、固有色に近い高彩度なトーンで構成した。白い線でリンゴを描き平面化している。平面構成「りんご」
立体的な人物を無彩色で描き、背景との彩度差で画面を引き締めた。背景には影も描き、空間を出している。小栗旬(似顔絵)
平面構成。三つの直線と二つの曲線の構成。平面構成「ムーブメント」
平面構成の配色をベースに、立体的に描いてはいるが、髪の毛と服の低明度の色面で平面化させている。役所広司(似顔絵)
平面構成。三つの直線と二つの曲線の構成。ピンク色をテーマに、マゼンタとバイオレットの混色で調和させた。イエローグリーンで、アクセントを与えている。平面構成「ピンク」
平面構成。三つの直線と二つの曲線の構成。コーラルレッドを支配色(ドミナントカラー)として固定して、他の色を合わせた。平面構成。三つの直線と二つの曲線の構成。バーントシエナを支配色(ドミナントカラー)として固定して、他の色を合わせた。支配色にオレンジを混ぜ、彩度対比の階調を作っている。平面構成「コーラルレッドとバーントシエナの構成」
平面構成で配色や構図を考えてから描いた。立体的に描いてはいるが、厚みを出して平面化した作品。松山英樹(似顔絵)
平面構成で配色や構図を考えてから描いた。側面に反射光を描いて立体的に仕上げた。中村勘九郎(似顔絵)
平面構成で、配色や構成を考えてから描いた。平面的な立体感を出し、影を描いて空間を出した。升毅(似顔絵)
平面構成。平面構成「パプリカ」
平面立体的に仕上げた平面作品。夏井いつき(似顔絵)
平面構成。三つの直線と二つの曲線の構成。平面構成「にょろにょろ」
立体的な陰影で描いたあと、厚みを描いて平面化した作品。唐沢寿明(似顔絵)
平面構成。三つの直線と二つの曲線の構成。平面構成「きらり」
習作の平面構成の色をベースに、彩度差のグラデーションで金色を表現した作品。広瀬すず(似顔絵)
平面構成。直線三本と曲線二本の構成。白色と黒色は不可。平面構成「キラキラ」
習作で描いた平面構成の色をベースに、面の色を描いて立体的に描いた作品。高橋英樹(似顔絵)
平面構成。直線三本と曲線二本の構成。白色と黒色は不可。平面構成「ホット」
手前の手をはっきりと描いて、奥にある顔をグラデーションでぼかした作品。ぼかしのグラデーション(似顔絵)
平面的な立体。レンブラント・ライトの光源で、二つに面分割し、立体的に描いた作品。適切な陰影表現をすれば、二分割だけでも立体に見える表現になる。立体的平面。レンブラント・ライトの光源で、陰影を二つに面分割して立体的にしてはいるが、厚みを描いて平面化させた作品。表現は厚みのほうが優先される。平面的な立体と立体的な平面(似顔絵)
似顔絵の勉強をしてきました。似顔絵の勉強(ドクターエックス)
三つの直線と二つの曲線の構成。白色と黒色は不可。幾何構成、色彩構成、平面構成
テーマ「サウンド」予備校生時代の平面構成。珍しく黒色を使っている。彩度対比が流行して、「彩度がどれだけ出せるか合戦」のようになってしまい、自分は黒からグレイッシュパープルへグラデーションをかけ、最小限の彩度対比を試みた。構成が持たなかったので、目だけビビットな赤を塗った作品。サウンド(平面構成)
片ぼかしのグラデーションで平面化している。イチロー(似顔絵)
それぞれの面を違う色で塗り、立体的に仕上げている。松井秀喜(似顔絵)
部分的に平面化して描いている。関口宏(似顔絵)
似顔絵は、平面的に描ければよいのであって、立体的に描ける必要はない。けれど、表現の開拓や、オリジナリティーを追求するのであれば、立体的に描く練習も大切になってくる。「立体を平面化する過程」に、発見があるためだ。似顔絵と平面化
前回の参詣学園「初めての似顔絵教室」自由化丘校は、目の離れ具合を誇張する課題だった。立体的に描くと、眼球までイメージして誇張しずらいが、平面化すると側面の輪郭まで目を離した誇張ができるというもの。理屈が「難解すぎる」と言われたが、実践では描けていたので、安心している。はじめての似顔絵教室アーカイブ
彩度対比をテーマに描いた。鼻だけ立体的に描いている。つんく♂(似顔絵)
nホワイトとニュートラルグレイの明度7.0のみで、ハイキーに描いた。狭い明度差で描く練習も兼ねて。野村萬斎(似顔絵)
ランプブラック(明度2.0)やジェットブラック(明度1.5)の代わりに、マスタード(明度6.0)とホワイトを使って描いている。最近、黒い色が使いづらくなっている。吉永小百合(似顔絵)
鼻を立体的に描いて影を落とした。顔の側面に反射光を入れた。背景である壁に人物の影を描き、鼻から壁までの奥行きを表現している。村上春樹(似顔絵)
背景を、モンドリアンのように水平垂直で構成し、人物を片ぼかしのグラデーションで平面化させた。片桐はいり(似顔絵)
明るい面だけ描写して、暗い面は省略して現象を描いている。玉木宏(似顔絵)
平面化させたフォルムに、片ぼかしのグラデーションで奥行きを与えた。図柄を描いて、さらに平面化させた。市川実日子(似顔絵)
平面化させたフォルムに、方ぼかしのグラデーションで奥行きを出した。図柄を描き、さらに平面化させた。森口瑤子(似顔絵)
背景には最小限のハレーションをおこし、彩度差を出した。鼻を立体的に描き、顔の側面には反射光を描いた。妻夫木聡(似顔絵)
鼻を立体的に描き、顔の側面に反射光を描いた。壁に影を描き、後頭部までの奥行きを出した。清野菜名(似顔絵)
四十五度の構成線を引き、平面化した。杉本哲太(似顔絵)
平面を構成(平面構成)して描いた。八代亜紀(似顔絵)
測光に設定して、立体的に描いている。のん(似顔絵)
逆光に設定して、立体描写を平面化した。石丸謙二郎(似顔絵)
背景には、最小限のハレーションを発生させた。全体としては、平面化させたフォルムを平面立体として仕上げ、鼻だけ立体感を強調させている。古田敦也(似顔絵)
平面化して仕上げている。上白石萌音(似顔絵)
石膏像の面取りのように、面を意識して立体的に仕上げている。寺脇康文(似顔絵)
平面化したフォルムを、平面立体として仕上げている。中川翔子(似顔絵)
目鼻口だけ立体的に仕上げている。由紀さおり(似顔絵)
補色に近い二色とホワイトのみで描いた作品。鼻だけ立体的に仕上げている。水谷豊(似顔絵)
似顔絵の勉強をしてきました。彩度対比をテーマに、背景には最小限のハレーションを発生させて、人物は平面化し、片ぼかしで仕上げた。似顔絵の勉強
補色の二色とホワイトのみで描いた作品。片桐はいり(似顔絵)
背景には、最小限のハレーション。人物は、平面化して、片ぼかしして仕上げた。高嶋政伸(似顔絵)
彩度対比をテーマに描いた。背景には、最小限のハレーションを発生させている。人物は、じーっと見で描写した。石坂浩二(似顔絵)
違う意味でリアル。篠原涼子(似顔絵)
似顔絵には、筆致は必要か。ミッフィーで有名なディックブルーナは、ものすごくゆっくりと線を引く。そういった筆致を含めて、必要だと言える。筆致の要素を分類すると、絵の具の含有量、速度、筆運びが考えられる。筆運びには、直筆、側筆、逆筆などがある。筆運びは、一つの方法で描くこともできるが、絵がもたないということが出てくる。そうなると、渇潤、渇筆と潤筆が必要になってくる。渇筆とは、ドライブラシのように扱う。潤筆とは、水分を多く含んだ筆で描く。技法を沢山使えばよいということではないが、絵をもたせるために、以上んようなことは、知っておいたほうがよいかもしれない。似顔絵と筆致
彩度対比をテーマに描いた作品。松平健(似顔絵)
彩度対比をテーマに描いた作品。吉幾三(似顔絵)
彩度対比をテーマに描いた作品。宮本亜門(似顔絵)
色相対比をテーマに描いた作品。大谷翔平(似顔絵)
補色対比をテーマに描いた作品。香取慎吾(似顔絵)
補色対比をテーマに描いた作品。唇には補色ではない、赤をさした。香取慎吾(似顔絵)
進出色と後退色をテーマに描いた作品。えなこ(似顔絵)
色相対比をテーマに描いた作品。錦織圭(似顔絵)
最小限の描写を心がけて描いた作品。冨永愛(似顔絵)
小磯先生の最小限の描写は、抽象画にさえ思えてくる。小磯良平(似顔絵)
色相対比をテーマに描いた作品。渡辺恒雄(似顔絵)
色相対比をテーマに描いた作品。錦織圭(似顔絵)
色相対比をテーマに描いた作品。木村拓哉(似顔絵)
縦のストロークだけで描いた作品。長塚京三(似顔絵)
リキテンシュタインのように、アメリカンコミックのテイストで描いた作品。菅野智之(似顔絵)
髭をカスレで表現した作品。ミッキーカーチス(似顔絵)
大きさの誇張をした作品。山田孝之(似顔絵)
トーンの誇張をした作品。本木雅弘(似顔絵)
筆ペンで稚拙な線を引き、片ばかしで仕上げた。桂文枝(似顔絵)
位置と大きさの誇張をした作品。林修(似顔絵)
前回の産経学園自由が丘校、はじめての似顔絵教室は、ガンバレルーヤを描いてもらった。課題は、目の位置と角度を誇張することだった。どうしても、じーっと見の観察に頼りすぎて、ぱっと見の第一印象を上手くとらえられない。誇張しても、じーっと見で、また誇張されていない状態に戻すことが続いた。似顔絵教室なので、誇張もできるようになってほしい。はjじめての似顔絵教室アーカイブ
違う意味の抑揚。武豊(似顔絵)
違う意味の抑揚。おのののか(似顔絵)
違う意味の抑揚。佐々木蔵之介(似顔絵)
違う意味でリアル。アントニオ猪木(似顔絵)
違う意味でリアル。佐藤優(似顔絵)
似顔絵の勉強で描いた作品。似顔絵の勉強
似顔絵には、抑揚は必要か。その答えは、必要だと言える。けれど、抑揚のない線には、都会的でオシャレな印象を与える。かと言って、抑揚が必要ない訳ではない。抑揚のある線の引き方で、太さではない抑揚、つまり「線そのものの強弱」で引く。そうすることによって、のびのびとした線になる。抑揚のある太さの線を練習してから、太さではない抑揚の線にも挑戦してほしい。似顔絵と抑揚
白目はワントーン落とすべきか。トーンで見る場合においては、必要である。そのとき、歯も唇があるので、ワントーン落とさねばならない。ただし、ワントーン落としただけでは、歯がくすんで見えてしまうので、フェルメールのように、口元に白いハイライトを入れたりしなくてはならない。例外は、平面的に描きたい場合だ。平面的に描くときには、白目と歯は白く描き、トーンを落とさず影を落としてもよい。トーンで描くのか、平面的に描くのかで、白目の白さの問題は考えたほうがよい。白目はワントーン落とすべきか
デジタルのイメージ。河野太郎(似顔絵)
違う意味でリアルなデフォルメ。吉田鋼太郎(似顔絵)
抑揚をテーマに。永瀬正敏(似顔絵)
じーっと見で。大倉孝二(似顔絵)
筆致と抑揚をテーマに。下重暁子(似顔絵)
違う意味で(まさに)デフォルメ。野田佳彦(似顔絵)
違う意味で(まさに)デフォルメ。小泉進次郎(似顔絵)
似顔絵には、この大きさで描かねばならないという決まりはない。けれど、最終的に描きたいサイズに合わせて練習することが大事だ。はがきに描きたいのであれば、直接はがきに描くのではなく、はがきサイズの紙に描くとよいと思う。私の場合は、はがきサイズに手描きで制作している。最近、少しサイズが小さく感じるようになったので、A4サイズに描いたり、アップの構図で描いたりしている。似せる練習は、小さいほうが細部にこだわらず描けるのでよいとされているが、仕上げで絵がもたないと困るので、一概には言えない。最終的なサイズを意識して、完成をイメージして描けるとよいと思う。似顔絵とサイズ
位置の誇張。柳楽優弥(似顔絵)
影をつけて。川口春奈(似顔絵)
壁。有吉弘行(似顔絵)
アップで。石田ゆり子(似顔絵)
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