無垢の木、地元の材料、再利用が出来る自然の材料を使った、ストック型の喜ばれる家づくりをめざします
建物の場所がもつ環境を生かす、自然素材の利用、再利用できる材料などを考えながら、健康な住まいをめざしています。それが喜ばれる家づくりと思います。そのためにはお客様との打合せを繰り返しながら、何が大切かを真剣に考えた設計をします。
大工の棟梁にまかせていれば、それなりの建物ができた。それは過去のこと すご腕の棟梁もいられますが、一般的に造り手の技術の低下、材料の質も低下、良い材料の不足と様々な社会問題がある。それだけに良い大工を抱えているかどうかの業者の選択、材料の選択・確認は大切なのです。 技術については大工の棟梁も世代交代で若い棟梁に変わった。住宅の木材加工は、現場或いは、大工小屋で構造材の刻みはほとんど見かけない。良い大工ですら、短期の工期と加工賃が安いために刻みを嫌う。一人ですべてを刻むことも難しいので二人で加工することになる。両者間で技術が違うので、組立が難しくなる。高級な住宅はともかくとして、建設されている住宅の90%は、強制乾燥した外材(ホワイトウッド集成材など)を使用し、工場で加工(プレカット)される。加工機械操作をしている人は本当に継手を理解しているのかと思わざる得ないケースもある。そし..
外断熱・住宅の設計 15年前には若夫婦の増築、3年前はご両親の改築、そして今回は平成22年7月に奥さまのご両親の生活をメインにした住まい、新築住宅の依頼を受けた。敷地は多摩地区、広さは100坪。 施主の希望する仕様は、外断熱とエネファームとソーラーパネルとエレベーターを利用した住宅。 外断熱の価格は、勉強会、見学の度に坪単価を尋ねた。現場では、各社、迷いながら建設していることがよくわかる。色んな本が出ているが、まだ完成していない工法だと感じた。それだけに仕様の設定・工事費の設定は難しかった。 結論を言うと、工事費坪60万円~65万円程度のグレードの住宅は、国産材利用と外断熱とネダレス工法を取り入れた木造住宅は、坪75万円~80万円程度の工事費がかかる。 つまり厳しい予算に対して、何を採用し、何を削除するかを考えていかなければならない。
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