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毎日が美びっとカルチャー https://blog.goo.ne.jp/ag-maeda

熟メン茶々丸のアート、シネマ、音楽、スポーツのカルチャー談義

1959年愛知県生。印象派から現代美術までこなすアート通にして、ローリングストーンズとマービンゲイを愛するロック&ソウルマニア。映画と音楽を愛し、ジャンル、国境を問わず鑑賞。B級グルメ通、スポーツ通。地元を愛するドラ&グランパスファン。中途半端なちょい悪オヤジを嫌い、白洲次郎を信望する頑固でお茶目なオヤジです。

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2009/09/25

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  • 映画 教皇選挙:巨大な密室で展開する最上級ミステリー

    本日の映画レビューは、エドワード・ベルガー監督のバチカンを舞台にしたミステリー「教皇選挙」です。アカデミー賞8部門にノミネートされ、作品賞最有力と予想されていた本作。残念ながら脚色賞のみの受賞でしたが、かなりの見応えを感じる内容でした。内容は現ローマ教皇の死により、次の法王を決める教皇選挙における選挙の内幕を描くミステリー。フィクションではありますが、過去のカトリック神父のスキャンダルや保守派と革新派の対立などを踏まえながら選挙の詳細が描かれていきます。教皇選挙については、ネットフリックスオリジナルで話題となった映画「2人の教皇」を観ていたので理解できたのですが、100人を超える各国の枢機卿による候補者選びの暗躍に亡き教皇が記したメモの秘密など、選挙を取りしきる清廉潔白のローレンス枢機卿の選挙戦における苦...映画教皇選挙:巨大な密室で展開する最上級ミステリー

  • 映画 名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN

    本日の映画レビューは、ボブディランの青春時代を描いたティモシー・シャラメ主演の「名もなき者/ACOMPLETEUNKNOWN」です。アカデミー賞の主要8部門にノミネートされながら無冠に終わった本作。しかしながら、絶大な人気を経て今なおロングランヒットを続けています。僕もディランのデビューから音楽の転換期となったニューポート・フォーク・フェスティバルまでの若きディランの熱狂の時代が描かれ、IMAXで臨場感を味わいました。主演のティモシー・シャラメは21世紀を代表する美少年で本作も含め二作でノミネート作品に出演。主演男優賞のノミネートされましたが、ブルータリストでオスカーに輝いたエイドリアン・ブロディに引けを取らぬ演技でした。また、世界的なパンデミックにより撮影が遅れたことが功を奏してブルースハープやギターの...映画名もなき者/ACOMPLETEUNKNOWN

  • 映画 ANORAアノーラ:ハチャメチャなシンデレラストーリー

    本日の映画レビューは、本年度アカデミー賞5部門を受賞した「ANORAアノーラ」です。今年のアカデミー賞は、どの評論家も予想が外れたのではないでしょうか。そして、今回のアノーラがオスカー5冠とは予測不可能な事態だったと思います。とは言え、カンヌでパルムドールを受賞もだてではなかった。インディペンデント作品で低予算で制作された本作。古典的なシンデレラストーリーを今風に解釈した作品でR18指定からもわかる通りか、かなりお下劣な内容です。ロシア系アメリカ人のストリッパー、アニー(アノーラ)が、店に来たロシア人御曹司のイヴァンに見初められヴェガスの教会で結婚しシンデレラストーリーが結実。しかし、イヴァンの両親から猛反対を喰らい婚約破棄を迫られ、挙句の果てにイヴァンは失踪。イヴァンの部下とボディガードと一緒に捜しだし...映画ANORAアノーラ:ハチャメチャなシンデレラストーリー

  • 映画 ブルータリスト:壮大かつ残酷な自己史

    本日は映画レビューはアカデミー賞ノミネート作品の「ブルータリスト」です。先ずは、今回の作品でユダヤ人建築家を演じたエイドリアン・ブロディのアカデミー賞主演男優賞受賞を祝したいと思います。今回は主演男優賞1部門の受賞でしたが、作品としては、個人的に評価の高い作品です。物語は、ハンガリー出身の建築家ラースロー・トートという架空の人物のの半生を描いたものですが、強制収容所に数年を過ごし、妻と姪を残してアメリカに亡命したラースローのアメリカでの波乱万丈の人生を描いています。戦後のアメリカでムーブメントを巻き起こしたブルータリズム建築がベースにあり、その建築家の総称としてタイトルのブルータリストがあるようです。かつてドイツでも新進気鋭の建築家と知られたラースロ無一文の労働者から、ある富豪の部屋をデザインしたことを契...映画ブルータリスト:壮大かつ残酷な自己史

  • 映画 セプテンバー5:緊迫感あふれる中継劇

    本日の映画レビューはミュンヘンオリンピックでのテロ事件を追った「セプテンバー5」です。平和の祭典のオリンピックで起こったパレスチナ武装組織によるテロ事件。当時中学生だった僕にとっても衝撃的な事件として記憶に残ってます。今回の映画は、そのテロ事件を中継したアメリカのスポーツクルーによる中継で事件を追った9月5日が描かれています。緊張感あふれる中継は、報道の経験のないスポーツ担当クルーにより行われ、オリンピックの最中にイスラエル選手団とコーチが人質となりスポーツかテロかの中継選択が迫る中でテロの中継を決断、世界中に映像が流れる衝撃的なものでしたが、その中継を95分間に凝縮してリアルに再現され、局内から流れる生の映像と演じるスタッフたちの臨場感と見事としか言いようがありません。錯綜する情報に二転三転するスタッフ...映画セプテンバー5:緊迫感あふれる中継劇

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