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寅次郎の徒然草 http://blog.livedoor.jp/torajiro0421/

芭蕉は日々詠む句が辞世だと言った。 寅が吐く、日々の駄文、これもつたない辞世だ。

寅次郎
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住所
郡上市
出身
郡上市
ブログ村参加

2009/09/22

  • 「追加工事」

    老いが随所に現れてくる。今年に入り、歯の工事が増えてきた。虫歯ではない。ポンコツの歯なんぞは、虫も食わねぇ。まずいから・・・。歯の老朽化である。歯が擦り減って来る、欠けてくる、割れてくる等。もう10年も20年ももたなくていい。適当に治して下さいとお

  • 「高倉健・最後の季節」

    網走番外地、唐獅子牡丹・・・。女房との恋が始まる頃、流行り出した。女房のアパートの隣がヤクザ屋さんだった。彼女をヤクザ屋さんから守らにゃならん?高倉健さんを見習ったのでございます?お陰様で無事でした。てなわけで当時、健さんを兄貴と慕いました。晩年

  • 「弟・健司」

    6月23日は沖縄慰霊の日。日本人が忘れてはいけない日の一つである。6月のこの頃は、我が家にも因縁深い月である。母・故花子は6月26日生まれ。長女・美夏は6月27日生まれ。美夏の夫・秀人は6月24日生まれ。そしてわが弟・故健司は6月24日生まれ。彼は昭和17年、岐

  • 「七夕の事」

    白鳥小学校の校庭隅に飾ってある。全校生徒が書いた短冊が揺れている。子供達が何を願っているのか?短冊を覗いてみた。6年生の子は世界の事を考えている。“どの国も平和で笑顔で戦争のない事を願う”“貧しい国を無くしたい、その為に募金するよ”“こまっている

  • 「真夜中に消えた」

    会社で使っているPCがストライキ!出勤したら、画面が真っ暗!左上に小さな英文字が並んでいる。訳してみたら、ハードデスクに不都合!トーシロには手に負えそうもない。パソコン110番にTel。救急車を呼んだ。早速デスクトップをひっくり返して開腹手術。人

  • 「収穫とEEZ」

    今年前半の収穫を終えた。イチゴは今迄で最低の出来だった。連作がダメだったのか?甘味は十分だったが量が採れなかった。玉ねぎも育ちが悪かった。昨年は豊作だったが・・・。ニンニクもジャガイモも小粒。植えた位置が悪かったか?畑の南側に大きなクルミの木が

  • 「猫グッズ」

    小4の孫、女の子。ジジババが東京に行くと聞いたらみやげをと言う。何がいいの?可愛い猫柄のリュック!東京駅にあると言う。スマホで調べたと言う。どうやって調べたの?猫グッヅ+東京駅 と打ち込んだら出たらしい。行けば解るだろうと詳しくは聞かずに出かけた

  • 「裏表紙の歴史」

    表があれば裏があるのが世の常。表になれなかったモノたち・・・。二番目ではない。“人の行く 裏に道あり 花の山”裏の道の方が、味があるとも人は言う。第1集、尊敬する柴又の寅さんとのツーショット。(67歳)第2集、尊敬する寅さんの格言。(68)“それを言っちゃ

  • 「表紙の歴史」ーⅡ

    第5集は孫3人、泣き叫ぶ凌太郎に成長を見る。大河7歳、優3歳、凌太郎1歳。第6集は新穂高ロープウエー展望台。古希を迎えた愚妻と脳胞手術退院祝いで新穂高へ。槍、穂高等、3,000m級の山々に俗界を忘れる。第7集は成長した孫3人。この年に愚妻は喫茶店稼業卒業、孫の守

  • 「表紙の歴史」ーⅠ

    単なる自己満足を続けている。ブログも今年で第18集になる。表紙も18枚になった。第1集からベースは変えて居ない。中心に描くモノだけ変えてきた。それは、その年の象徴的な出来事にした。第1集は2006年にスタート。カテゴリーは決めず、徒然なるがままに。頭

  • 「梅 雨」

    “土方殺すにゃ刃物はいらぬ 雨の三日も降ればよし”土建屋と致しましては、雨は天敵。仕事がやりずらい、進まない、出来ない・・・。休みになる、日当が出ない。パチンコに行く・・・負ける?踏んだり蹴ったり・・・雨、あめ、アメ。アウトドアー派には嫌われる、

  • 「裸婦考」

    夏になると深いラフに虐められます。ゴルファーなら“ラフ”は先刻ご承知。ゴルフの嫌な人も“裸婦”はご存じ? 得意?暇なのでラフと裸婦についてほじくってみました。カタカナと漢字ですが共通点がある、アル、有る。拙者のゴルフは仕事の接待から始まりました。

  • 「野生の本能」

    家の前の草むらに雀が沢山来る。何故だろう?そこには古いコメが捨てられていた。捨てたのは小生である。お米を捨てるとは、バチ当たりな奴だ。母が身罷って早や9年が過ぎた。母の住んだ隠居所はそのままにして来た。何時までも放置はできないと整理にかかった。そ

  • 「断捨離出来ない」

    母が身罷って9年が過ぎた。母は晩年を気楽に過ごす事を望んだ。家の斜め向かいに隠居部屋を建てた。バストイレ完備の2DK。夫に先立たれ、還暦を過ぎた頃だった。以来、30年余を一人暮らしだった。大正琴、詩吟、宗教と気ままに楽しんだ。多くの友達が集まり、賑や

  • 「塞王の盾」

    552ページある分厚い本。中々読む気が起きなかった。読み始めたら、止まらなくなって来た。そこには穴太積みが出て来たからだ。仕事柄、石積工事は土木につきもの。穴太積みを知ったのは10年前だった。仲間の新幹線会の旅で但馬の竹田城に行った。雲上の城が有名で

  • 「第18集のご挨拶」

    拝啓 今年に入り、二月が暖冬と言われたら、三月は急に冷え込みました。雪が命の我がスキー場群も、雪がなく、早々に店じまい。 同じく雪が金を産む、除雪作業も上がったり。 この地は雪が財布の紐を左右します。雪が早く消え、桜が早く咲くのかと花見に行けば、彼女

  • 「衣変え」

    6月は衣変えの時期。最近は気候変動が激しくて暦が合わない。5月に真夏日が現れるトンチンカン。かと思えば梅雨入りを忘れている。梅雨って、いつ来るんだっけ?お互いにボケてりゃ世の中平和だ。 ソフトの試合が雨天の予報で中止になった。ところが予報が外れ雨

  • 「10年後の領収書」

    パーテー券キックバック問題が点火。裏金が表に出て来た。政治資金の不透明があぶり出された。自民党政治にピンチ到来。政治資金規制法案の改正に追い込まれた。その一つが政策活動費。これは合法的な裏金と言われる。この金の使い道は公開しなくて良かった。それ

  • 「赤城山の記憶」

    59年振りに赤城山を訪れた。昭和40年(1965)年に赤城有料道路を作った。総てに厳しい現場だったが、思い出も多い。その道路は30年後に無料となる。今は赤城南面道路、赤城白樺ラインと変名。通称:東国文化歴史街道とも言われ名前が多い。 前橋市内を外れ、登り始

  • 「59年前」

    前会社のOB会を東京で終えて宇都宮へ。その夜は友人宅に泊めてもらい旧交を温める。翌朝、車で赤城山に向かった。今回の関東行きの主目的は赤城山だった。59年前(昭和40年)ここに現場が出来た。群馬県発注の赤城山有料道路建設工事。第4工区は、赤城の頂上まで

  • 「今年のお上りさん」

    前会社のOB会が皇居の畔、竹橋で開かれた。昨年と同じ所のKKRホテル東京。1年過ぎたら、アクセスが怪しくなった。でも、今は安心。天下の宝刀、スマホ殿が御座る。これがあるから忘れると言う説もあるが。早く着いたので、お堀端を散策。気象庁前のポケットパークで

  • 「国会答弁」

    内閣総理大臣が施政方針演説を行う。これに対し与野党の代表者が質問を行う。各党が、ほぼ同じ事を聞いている。言葉の並びを変えただけで、中身は同じ。総理は楽である。答えは一つあればいいのだ。それを並び替えて、答えればそれで済んでゆく。総理の原稿は官僚が

  • 「恥 道」

    何処かの総理は聞く力が無くなって来た。総理ばかりでなく、貴方も同じだと女房は言う。老いて総てに図々しくなったとも。図々しいとは自己中で、恥知らずの事。この期に及んで、いい子になろうなどとは思わない。ズケズケと言いたいことを言う。その方がストレスは

  • 「90切り」

    3年振りに90を切った。44,44,の88.この3年間は、ほぼ月一ゴルフ。月一では正直、上達はしない。練習場にもいかないのだから。月一では健康にもいいなどとも言えない。漠然とお付き合いをしているだけの感じ。アベレージは103前後をウロウロ。そろそろ道具

  • 「引っ越しの歴史」

    建設業の宿命は早い転勤である。現場勤務は工事が竣工すれば次へ・・・である。チョンガーの頃はこれが又楽しくもあった。だが所帯を持つと身軽には動けない。昭和41年新婚の新居は平塚市諏訪町。2階の1DKのアパート。風呂は近所の銭湯。1階は大家が焼き鳥の一杯飲

  • 「寺前会」

    郡上青年会議所OB会のOB会が出来た。郡上青年会議所が創立して48年が過ぎた。卒業生は150名を越している。その内、16名が鬼籍に向かって居る。OB会は今迄、銀婚式、金婚式などをやってきた。最近は何故かやらない。原因は奥様方が、いやだと言うらしい。恥ずか

  • 「鮎 幟」

    今年、鯉のぼりは長良川に泳がなかった。鮎幟がカムバックして来た。これは故・和田薫さんの発案だった。16年前、和田さんと愚生で垂井町を視察。相川公園に350匹の鯉が泳いでいた。遠くにはまだ雪の残る伊吹山連山。堤防には200本のソメイヨシノが咲き誇る。この

  • 「破 壊」

    高校の時の読んだ記憶がある。とすれば65年以上前になる。丑松は穢多を隠した教師だった事を覚えていた。作者は島崎藤村。昨年暮れ彼の故郷・馬籠に行った。藤村記念館で再読しようと買い求めた。部落問題には関心があった。高校3年の時“部落問題に思う”を書いた

  • 「雨のゴルフ」

    月一の楽しみが雨に壊された。図々しい奴が10人程ドタキャン。これの出来る奴はゴルフの上手い奴等に多い。俺は下手だから、そんな事とても出来ねぇ。ゴルフ場が今日は出来ませんという迄はやれ!と俺は教わった。カッパを着て、雨と戦った。雨ニモマケズ風ニモマケ

  • 「白生会」

    35年続けた会を退会する事にした。昭和63年(1988)白鳥町長選挙があった。現職三島氏は7期28年を目指そうとしていた。長期政権を打倒しようと我々は若い仲間を立てた。美谷添生町議、若干39歳!組織バックなしの草の根運動で挑戦!時の町会議員は全員が現職を応援

  • 「積算今昔」

    積算は土木工事ソフトの基本中の基本。材料、機械、には値段がある。この場合、人にも値段がある。技術のある者、無い者、等々。これ等は場所によっても違う。その上に経費がかかる。これ等を組み合わせて、モノを作る。道路、橋、トンネル、鉄道、団地、ダム、家、

  • 「歴史発見」

    自分史を纏め出してから先祖を追求して来た。我が家の先祖は瀬木茂右衛門である。古い戸籍に二人の茂右衛門を見た。一人は天保元年(1830)2月10日の生まれ。二人目はその父が、茂右衛門と書いてあるが、生年月日や女房は記されていない。それ以前は解らない。郡上

  • 「歯の大工事」

    抜歯後、一週間目に向かった。抜いた後をどう埋めるかの相談。選択肢はいろいろとある様だ。だが、この一本だけを持たせるのは難しい。横の歯と抱き合わせる必要がある。その為には、横の歯も取る必要がある、と。又、抜くのかよ?もう勘弁してくれよ、先生。され

  • 「カンフル剤」

    今年の子供の日はソフトの試合だった。地元で開催の為、グランド作りから始まる。朝の7時半からグランドに集合。ルールにのっとり、白線が引かれてゆく。この白線引きが意外と難しい。体が左右にぶれると直線にならない。白線の出来具合で、グランドが良く見える。

  • 「敦賀にて」

    敦賀へ法要に行ってきた。白鳥から大野市旧和泉村までは旧道。距離は15.5㎞、所要時間は約30分。そこに、中部縦貫道九頭竜ICが完成した。令和8年(2026)春には白鳥まで完成する。時間は半分位(15分)短縮されるだろう。九頭竜ICから中部縦貫道で福井北IC。そこか

  • 「長久保赤水」

    孫が栃木に就職するので随行。女房の実家が茨城なので立ち寄った。久々に故郷の親族と会食、話は弾んだ。その中で“長久保赤水”の資料と本を渡された。俺が建設業で地図に詳しいからだと言う事で。この時始めて“長久保赤水”なる人物を知った。江戸中期の地理学者

  • 「拝啓総理大臣殿」

    桜も終わり新緑の候。補欠選挙全敗、ご愁傷さまです。その傷も癒えない内に外遊されます。閣僚関係者含めて31人。推定費用12,6億円とか。何しに行かれるのですか?今回、奥様は行かれないのですか?日本は今、物価高で苦しんでおります。能登の皆さんも途方に

  • 「コロナからの手紙」

    関市の堀野さん発行の“バトン”の中に見た。ヴィヴィアン・リーチと言う女性が書いた詩。“コロナウイルスから人類への手紙”15年前、マイケルジャクソンが歌った。”アース・ソング“、それは、人間は地球を虐めてきた、今、地球は泣き叫んで反撃してきた、と。そ

  • 「牛玉宝印」

    長滝白山神社の宝印シンポジュームに参加。去年の5月6日のブログに“白山瀧宝印”、5月10日に“起請文”を書いている。長滝神社では5月5日にデデデン祭りがある。その日、その時だけの御朱印が発行される。それを求めに神社に参拝した。その時は、書かれた起請文に

  • 「薬物依存症」

    ギャンブル依存症で大谷の通訳が御用に。桁外れの金額に貧乏人の俺はただ唖然!英語を話せなくて良かった・・・。I Love gamble 程度じゃ勝負にならねぇから?大谷の傍で十分豊かであったろうに・・・。人間の果てしない欲望が哀れと言うもいとおかし。 愚生、2

  • 「老いぼれの開幕」

    ようやく出番が来た。開幕2試合は若いクラスで控えだった。古希の開幕でスタメンが廻って来た。シニア岐南戦は8番セカンドで先発。1死満塁の好機にセカンドゴロ。でも打点1を稼いだ。2試合目の高山シニアは8番ファースト。2死2,3塁でセンター前ヒット!2

  • 「ゴールドマーク」

    今年も所属するクラブのコンペが始まった。新役員が一部ルール改正をした。バーディー、イーグル、アルバトロス、ホールインワン、これ等には賞金を与えるらしい。賞金は、その都度、皆から集めると言う。何とも、しみったれた規則である。我々老齢ヘナチョコプレー

  • 「消えた切符」

    久々に女房とバンテリンドームに向かった。岐阜まで車で行き、名鉄で名古屋へ。自動販売機で切符を何とか2枚買った。自動改札機へ切符を突っ込んだ。バーが開いて、中に入れた。発車迄時間があり、トイレへ。快速電車にうまく座れた。先程から、女房が落ち着かない

  • 「依存率」

    日本の食料自給率は38%らしい。詩人の高村光太郎は言った。“食うものだけは自給したい。これなくして真の独立はない“と。これは戦後の日本を見て言ったものと思う。戦後日本の食料自給率は80%位だった様だ。いま日本は急激な物価高騰に泣いている。その引き金は

  • 「留飲下がる!」

    今年のトラはまだ寝てるのか?昨年のビリ中日が現在、首位。昨年の覇者阪神が5位。その中日に1敗1引き分け。我慢ならねぇ・・・。現地に乗り込んで、直接気合を入れないと。14日、多くをキャンセルして名古屋へ向かった。この日は忙しかった。早朝6時から宮掃除、

  • 「銀漢の賦」

    NHK連続ドラマ“風の峠”に魅せられた。原作が葉室麟の“銀漢の賦”と知り図書館へ。2007年に初版が出ているから、かなり古い。知らなかったが、かなりの人が読んでいる。この頃から葉室麟は藤沢周平の後継者と言われだした。 西国の小藩である月ヶ瀬藩の小役人・日

  • 「川勝潔し」

    静岡県知事が突然辞任した。県庁職員激励訓示でミスった。“皆さんは菜っ葉を作る人とは違うんだエリートなんだから努力しろ!“職業の差別だと叩かれた。言わんとする事は解るが、舌足らずだった。再三に渡り、言い過ぎる人だった。今度、言い過ぎたら辞める!と、

  • 「白鳥大火と能登」

    明治40年(1907)4月3日夕刻。上之保村白鳥に大火が発生。白鳥全戸206戸の内、153戸が全焼した。半焼、倒壊を含め壊滅的状況となった。原因は竈で炊事中、天井に積み置いた藁に点火。火は近隣の白鳥神社に移り始めた。皆で御神体を辛うじて捧げ出した。火は烈風に煽ら

  • 「宇都宮新発見」

    宇都宮と言えば大谷石と餃子位しか知らなかった。孫が就職するので一緒に訪れた。昔、栃木に住んで居た頃は、度々行っていた。半世紀余り前の事で、記憶は大半が消えている。宇都宮CCで道路公団主催の大きなコンペが有った。遅刻して出場出来なかった事は今も覚えてい

  • 「懐かしの栃木」

    初孫が栃木県芳賀町にあるホンダ系の会社に入社。オートテクニックジャパンと言う社名。かく言う自分も昭和45年(1970)栃木市に住んだ。東北自動車道栃木IC造成工事の時、愚生30歳。長女はここで生まれて4人家族になった時だった。今回、孫を送ってゆくので立ち寄って

  • 「石岡墓参」

    初孫の栃木就職に随行。ついでに大奥の実家、石岡に墓参する。義兄の葬儀以来、7年振りである。コロナが帰省を長く阻んで来た。今回も万全ではないが、行く事にした。姉の旦那が病み上りで、心配なのだ。お互いに80を越した身だから不安なのだ。80を越した身だ

  • 「郡上の選挙」

    地元郡上市の選挙が終わった。4期16年の日置市政に終止符。久々に激しい選挙戦が予想された。選挙は地域を活性化させると言われる。半面しこりも残るが・・・。当初は副市長が出馬し三つ巴も予想された。だが副市長は体調を崩し戦う前にダウン。結局、新人二人の激

  • 「孫の旅立ち」

    孫は二十歳になり旅立った。高山の自動車短大を卒業。遠く栃木県にて社会人の一歩を踏み出す。家族で旅行を兼ねて、送って行った。朝5時、7人の家族は2台の車で出発。白鳥→高山→安房峠→松本→上田→軽井沢→高崎→栃木→宇都宮総延長≒350㎞の行程。この中に昔

  • 「ひむろ飛脚」

    今から400年前、江戸末期の物語。まもなく黒船が来航して幕府が崩壊してゆく頃。江戸時代では真夏に氷など夢のような話。夢の様な最高の贅沢を加賀藩は考えた。加賀の雪氷を毎年夏に江戸の将軍様に届けた。藩の記録には当時、金沢から江戸まで120里(約480km)これ

  • 「ネパールカレー」

    チケット入手困難な人気落語家。娘婿が3枚ゲットしてきた。毎週日曜の笑点では見ている。今回は美濃市の文化会館。愚妻と娘と三人、車で1時間走った。駐車場に入り、まずは腹ごしらえ。近くにネパールの食堂を見つけて入る。聞けば気さくに話すネパール人。14年

  • 「春風亭一之輔」

    立川談志以来と言う人気落語家。美濃市文化会館に来ると言う。落語フアンとして、聞き逃す手はない。相手は東京から来てくれるのだ。こちらは車で1時間弱だ。開場前だと言うのに長蛇の列。前列から6列目のいい席に落ち着いた。寄席にはよく行ったが独演会は初めて。

  • 「馬の尻尾」

    所変われば葬儀の所作も変わる。ぼんやりしていれば眠いだけで終わる。珍しさも手伝って一挙手一投足を眺めていた。曹洞宗は賑やかだ。導師一人に4人の楽団員が控える。木魚、鐘リン、太鼓、シンバルと。シンバルが鳴ると、眠けも覚める。導師は頭巾を被っている。

  • 「超ローカルルール」

    4ヶ月ぶり、今年初のゴルフ。高校の先輩が幹事で、今年で8年目。参加者は一宮市近辺が多い。当時の高校は、県外入学はフリーだった。一宮市は繊維の町であり、紡績が盛んだった。岐工高には紡織科があり、人気は高かった。幹事の先輩は紡織科OBで今年87歳。小生は土

  • 「敦賀の水戸烈士」

    敦賀の松原海岸近くに水戸烈士の墓がある。水戸天狗党が尊王攘夷を旗印に京を目指した。823名が敦賀まで来たがここで幕府軍に捕縛される。厳しい寒さの中、16棟のニシン蔵に押し込められた。厳寒の中で多くのものが亡くなった。そして353年が斬首され、埋められた。

  • 「喝とそわか」

    世界中どこでも屁は臭い世の中、そうじゃないモノが沢山ある。ところ変われば品変わる。縁あって福井県敦賀の葬儀の参列した。天下の永平寺の末寺の住職が導師。導師の他に楽隊が4人いて、賑やか。宗派は日本三大禅宗の内の曹洞宗。拙者は親鸞様の浄土真宗しか知ら

  • 「初孫の成人」

    平成15年生まれの初孫が成人式を迎えた。昭和15年に自分が生まれているから覚えやすい。その差は64歳。奴が30歳になればそれに64を足せば俺が94歳。俺が100歳になれば奴は36歳。俺の年齢―64歳=奴の年齢。奴の生まれる時、俺は母を乗せて高速を走っていた。母を一

  • 「頑張ろう能登!」

    東日本大震災から13年が過ぎた。能登大地震も2ヶ月余が経過。県シニアソフトボール連盟の総会を開催。岐阜、郡上、高山、中津川から14名が参加。今年の登録は6チームになった。20年程前は17チームが参加して来たのに。何が原因で減って来たのだろう。原因は諸説

  • 「郡上は変わるか?」

    我が故郷郡上市は二十を過ぎた。20年前、7か町村が合併して誕生。この20年、財政難で鳴かず飛ばず。元気のない郡上であった。今回、現役市長が引退して選挙となる。二人の新人が名乗りを上げてきた。山川ひろやす氏 64歳。村議の父が、高鷲村に来た自衛隊演習地計

  • 「サンモニ」

    日曜日の午前9時からはTVに張り付く。関口宏のサンデーモーニングが始まる。この番組だけは、まともだと見ている。ゲストは多彩であり、鋭い。レギラーは寺島実郎、青木理、松原耕二。その寺島氏の講演を岐阜グランドホテルで聞いてきた。聴衆は約500人で満員の盛況

  • 「うつろ屋軍師」

    “うつろ”とは虚ろ、空ろとも書く。要は空っぽの意味。うつろ屋だから、空想家、空論家と言うべきか。うつろ屋軍師だから、とてつもない事を言う戦術家。その男・江口三郎右衛門正吉は丹羽家の家来だった。丹羽長秀は織田信長の重臣。織田家五大老の一人として信長

  • 「拝啓自民党様」

    三寒四温の今日この頃。年度末国会でよく頑張りました。能登復興予算を年度内に通すべく休みも返上。能登を守りました!政治倫理審査会にも総理自ら出席。これも能登を守る為でした。政倫審では立派に説明責任を果たされました。記憶なしと、嘘とを堂々と説明されま

  • 「恥と教養」

    厚顔無恥=政治家こんな方程式が成り立つ昨今。総てとは言わないが、マスコミを賑わす人に多い。厚顔無恥とは、厚かましく、恥知らずなさま。他人の 迷惑 などかまわない。 自分 の 都合 や 思惑 だけで 行動 すること。 図々しいさま、云々を言う。厚顔無恥と書

  • 「確定申告」

    申告したくない!誰しも、そう思うだろう。今の政治家の体たらくを見れば。何千万単位のキックバックが無税かよ?裏金が許されるのかよ?“不明”の2文字で済むのかよ?秘書が・・・で済むのかよ?記憶がありません!で済むのかよ?写真を突きつけられたら、薄々

  • 「2月の落選川柳」

    時々、中日川柳へ投稿するも不採用。入選のハードルはかなり高い様だ。余り露骨なものは落とされる。拙者のは、相手を深く傷つけるみたい。クスリと来ないでドッキリ過ぎるのか?教養不足か、育ちの悪さか?はたまた師匠がいないせいだろうか?自分で納得してるだけ

  • 「触るな!」

    TVでニュース以外はあまり見ない。三流芸能人のドタバタが余りにも多すぎる。食べ物番組もやたらと多い。きれいなネーちゃんが大口空けてパクつく。口に入れたとたんに、ウーンおいすぃー・・・!それも立って食べている。我々が御幼少であったガキの頃は?おっかさ

  • 「花だいこん」

    山本一力だいこんシリーズの第3作目。一膳飯屋だいこんをやっていたつばきは店を人に譲った。そして大工の安治夫婦と親子3人で暮らす。徳川幕府も中期になると経済は悪化した。武士の連中は借金生活が常だった。武士は幕府からの給金は米である。その米を札差に行き

  • 「スワ お迎え!」

    柄にもなく寝込んじゃった。出社して、顔認証機の体温は37.5度。平熱より1度以上高い。この時期異常に暖かいので、体温も上がったか?気にも留めず、午後、洗車。何故か疲れる・・・大した労働でもないの。帰宅し、夕食にシシャモの焙ったのが出てきた。ぬるめの燗

  • 「陸軍中野学校外伝」

    著者は自衛隊に特殊部隊を創った人。父が陸軍中野学校に在籍した。父の名は南部藩家老の血筋を引く“伊藤均”陸軍中野学校では優秀な生徒。その中で蒋介石暗殺命令を受ける。陸軍中野学校とは、外国の動静を探る秘密情報要員を養成する所。スパイの養成組織でもあっ

  • 「顔が利く」

    事務所に顔認証システムを設置。目的は温度測定。二日酔い測定?あらかじめ社員の顔をインプットしておく。測定器の前に立つ。名前が表示される。温度が測定され表示される。次にストローで息を吹きかける。息の中のアルコール含有量が出てくる。それ等が印字され

  • 「定員割れ」

    3月末に郡上市議会議員選挙がある。同時に市長選も行われる。市長選は現職が引退して新人2人が立つ。市議4期の、学習塾経営、早大卒、44歳。市民病院を退職した脳神経外科医、岐大卒、64歳。この二人の一騎打ちになる。若者が新しい風を吹かせるか!外科医が郡

  • 「言論の府」

    裏金国会が喧しい。裏金が出てきたが、出て来ただけ。会計責任者が御用となっただけ。検察は大物を取り逃がしている。捕まえるふりをしただけ。それに釣られて国税庁も知らん顔。裏金には税金は掛けられねぇ。消費税も関係ねぇ。親方衆には逆らわねぇ。“永田町

  • 「能登を想う」

    6年前に社内旅行で能登へ。氷見温泉に泊まり、能登半島を旅した。立山連峰が浮かぶ雨晴海岸に義経伝説を聞いた。真言宗の古刹上日寺では樹齢1400年の大銀杏。墓石などは倒れたが、大銀杏は踏ん張った由。大銀杏は国の天然記念物に指定してある。輪島の重蔵神社は1,30

  • 「教 誨」

    狭い田舎の“虐め”の極致を描いた作品。それは大人達であり、身内であり、親子であり、子供達である。田舎の風習が悲劇を生んでゆく。読んでいて息苦しくなる。でもページは止まらない・・・。 自分の娘と娘の友達を殺した響子。その罪は死刑だった。響子は何

  • 「2024始動」

    温暖化? 雪が少ない! ない!大寒に雨が降る? 気象も狂った。暦を変えずばなるめぇ、お代官様。日本の政治も狂っている。“永田町 泥棒同士が 縄をなう”奴等も変えずばねるめぇ、お代官様。いやさ、お代官様も変えずばなるめぇ皆の衆。 今年のスキーは諦め

  • 「高齢者特訓講習」

    免許証更新の為の二番目の関所。一番目は過日、認知症検査だった。これを無事クリアー。今日は講習である、試験ではないと言う。先ず、¥6,500払えと言う。これで約2時間のお勉強だ。自給にすると¥3,250になる。世間相場の約3倍である。先ずはオメ目の検査。静止

  • 「孫とデイト」

    買い物は元来好きではない。女房は最近口うるさく言う。最近のスーパーは男の人が多いと言う。それも、高齢者の単身が目立つらしい。奥さんに先だたれた高齢男子。食品の買い出しらしい。それを見て女房が云う。お父さんも練習しなさい、と言う。私がいなくなった

  • 「故郷の城」

    城と言っても様々である。天守閣、曲輪を供えた立派なもの。その出先の簡単な城。柵を巡らせただけのモノ。様々あるが一説には35,000位有ったと言われる。近年の小中高大学の合計が35,000校と言われる。奇しくも同じ位の数字だ。歴史関連の公開講座に参加して来た。

  • 「ヒューマンエラー」

    ヒューマンエラーとは、“人為的に生じた事故や不注意などのこと”“意図しない結果を生じさせるもの” と言う。この定義は難しい。人間はミスをする生き物と言われる。一言で言えば“人が行動して起きたミス”だ。うっかりする、手抜きする、が主な原因。エラーは

  • 「尖閣1945」

    心震える本であった。今迄、尖閣列島を良く知らなかった。凄いドラマが隠れていた。日本人の凄さ、素晴らしさが涙を誘った。そして、この島は紛れもなく日本の領土だと確信した。今日本の政治は裏金問題で大騒ぎしている。この本を読めば自分達の愚かさが解るだろう

  • 「しらを切る」

    辞書によると、わざと知らないふりをする。しらばくれる、と出て来た。パーテー券問題で白波五人男が浮かんだ。白波と言うのは盗賊と言う意味らしい。白波五人男は盗賊五人男なのだ。盗賊が、何故、かくも持て囃されるのだろうか?リーダーの日本駄右衛門が言う、

  • 「組・新年会」

    4年ぶりに開かれた。コロナが開かせなかった。組の戸数は29軒である。その内、24名が集まった。新年会がなかった4年間で7名があの世へ。子供は一人も生まれず、組は衰退の一途。コロナで家に閉じこもり、やる事がなかった。何もしなきゃ、子供は増えない?繁殖

  • 「恋する豚」

    千葉県に住む友人が送ってくれた。“恋する豚”を?何いー?千葉の豚は恋をするのか?いやいや、豚に恋をした話らしい。千葉県北東部香取で豚を育てている。茨城とは県境、北に利根川、東に太平洋。温暖で空気の良い所で牧場を営む。そこで恋人、いや恋豚を育んで

  • 「嫌われる」

    今年の書初めは“我不驕”と墨した。八十路を振り返ってみると色々あった。恥ずかしき事の数々・・・赤面の数々。それ等の大半は己の無知と驕り・・・。人様に不快の念を与え、抱かせた。反省? この期に及んで、何を今更・・・。世の諺に曰く、終わり良ければすべ

  • 「黒牢城」

    いま世界は殺戮の中にある。ウクライナ、パレスチナ、アフガニスタン、ミャンマー等々。罪のない女性、子供も無差別に殺されている。理不尽な戦争の為に・・・。こんな時に、この本を読んだ。445年ほど前の戦国時代。荒木村重は織田信長に反旗を翻した。何故、反旗

  • 「報われた」

    新幹線会ヒストリーをまとめた。副題~男のはぎしり~として。東海道新幹線は開通して60年になる。その9年後に新幹線会は誕生した。その半世紀余を一冊にまとめた。手元に残した記録、メモ、写真、等々を集めて。この会に参加した人、40数名。その内、13名が鬼籍に

  • 「柿ミステリー」

    揖斐郡大野町の柿を頂いた。9月末に親友・平田君が逝去した。彼は大野町で柿を手広く栽培。何時も時期になると沢山頂いた。今年も主人亡き後、奥さんが収穫された。それを頂き、外に干しておいた。天日で干して熟そうと思い。9個だけ、家の東側の軒下に置いた。1個

  • 「辰年のメッセージ」

    今年も各地から初春の声。甲辰84への暖かいメッセージ。元旦早々、能登で大地震勃発、死者多数。羽田空港で旅客機炎上、奇跡の脱出。波乱の幕開け。とてもおめでとうございますとは言えない。だが、賀状たちはそれを知らない。賀詞の文字は華やぎ、龍は舞っている。悲

  • 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

    泥棒をした3人が逃げ込んだのは空き家のナミヤ雑貨店。ナミヤ雑貨店は投函された相談に店主が回答する店だった。相談の答えは、雑貨店の牛乳箱に入れられる。最初の悩み相談者は女性で投稿名・月のウサギさん。彼女はオリンピックを目指すアスリート。彼女の恋人は末

  • 「花奪い復活」

    4年振りに復活した。奥美濃の奇祭、花奪い祭り。通称“六日祭り”1月6日に決まって行われる。この日は決まって空が荒れると親父は言っていた。我々がガキの頃はその通りだった。5日まで天気が良くても、六日は荒れた。そして雪が、しっかりと降った。昨今、親父の

  • 「涙腺ゆるむ」

    女房と映画鑑賞。“あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら”特攻隊の映画であることは知っていた。だが女房は知らなかった。題名からして、安っぽいラブロマンス映画?か。と女房は思っていたらしい。母子家庭に育つ高校生・百合は反抗期。母親と衝突し、家を飛び出

  • 「波乱の幕開け」

    元旦早々、能登半島に大地震。4日現在、石川県で死者81名。我が家でも揺れた。小3の孫(女)は機敏だった。食卓の下に、咄嗟に潜り込んだ。その後も、黄色のヘルメットを冠っていた。学校で教わっているのだろう。バーバは食卓につかまっているだけ。その後のTV

  • 「甲 辰」

    明けましておめでとうございます。十二支は子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の12種類。干支とは本来“十干十二支”の略。十干とは甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の10種類。干支とは十二支と十干を組み合わせたモノ。組み合わせると60種類になる。今年は甲辰に当たる。同じ辰年でも60

  • 「令和5年のおさらい」

    83歳になった年も無事に暮れた。有り難き幸せに存じ上げ候・・・。1月 “男盛りは八九十”と書初めし気合を入れる。 映画“ラーゲリより愛をこめて”に涙した。 油坂峠の冊子を郡上市に贈呈し新聞に掲載される。2月 2回目のコロナに感染、自宅監禁の刑。 ロート

  • 「今年の独り言」

    ウクライナ戦争で物価高騰。岸田の賃上げ、減税説も空念仏。新車等はとても買えない。ビックモーターで中古車を選択。損保ジャパン保険もきっちり付けて。車種は今が旬のダイハツ。ビックモータースさんは草取りもやるらしいね?タダでやってるみたいだよ・・・。

  • 「今年の迷句達」

    1月 書初め“男盛りは八、九十” “少しずつ 少しずつ 戦争へ” 岸田政府は重要な事を決めた。 敵基地攻撃能力を明記、歴史的な転換を図った。 戦後、守って来た専守防衛を捨て去った。 この重大事を閣議だけで決めた。 “チコちゃんに 叱ってもらえ 永田町

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