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徒然なか話 https://blog.goo.ne.jp/np4626/

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話の書き綴りです!

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2009/09/19

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  • 都々逸・神戸節(どどいつ・ごうどぶし)

    今日はNHK総合「民謡魂ふるさとの唄愛知県豊川市編」に、日頃から楽しませていただいている東海風流プロジェクト(水野詩都子・﨑秀五郎)のお二人が出演された。水野さんは「平針木遣音頭」と「岡崎五万石」を唄われた。「民謡魂」で「平針木遣音頭」を唄われるのはたしか3回目だ。そしてお二人で「都々逸・神戸節」を演奏された。この愛知県民謡「神戸節」はもとを辿れば茨城県潮来の「潮来節」が江戸で流行り、それが「よしこの節」に変化し、東海道最大の宿場・宮宿に伝わって「神戸節」と名を変えたものだそうだ。さらに「神戸節」は「都々逸」へと発展して行く。番組では民謡として紹介されたが、その粋で洒落た味わいは端唄と称したほうがよさそうだ。「神戸節」は東海風流チャンネルで既にアップされているので掲載してみた。都々逸・神戸節(どどいつ・ごうどぶし)

  • 昭和の日

    今日は「昭和の日」。昭和世代のわれわれにとっては「天皇誕生日」であった。かつては門口に日の丸を掲げていたものだがそんな風習もなくなった。まさに「昭和は遠くなりにけり」である。昭和2年(1927)に行われた昭和天皇のご即位の大礼に際して、古代から伝わる「八乙女の舞」に明治天皇の御製三首を使って新しい歌詞がつけられた。近代の創作神楽である。下の動画「扇の舞」はその中の、明治43年に「神祇」と題して詠まれた一首「わが国は神の末なり神まつる昔の手ふりわするなよゆめ」を歌詞としている。2022.11.25梅林天満宮例大祭太宰府天満宮の巫女昭和の日

  • 水の都の 江津湖の春は

    調べものをしようと県立図書館に出かけたらなんと今日は休館日。しょうがないので図書館裏の上江津湖でも見て帰ろうと裏へ回った。相変わらずハッとするほど透明度の高い水が流れている。湧くからに流るるからに春の水(明治31年夏目漱石)水前寺の湧水が流れる加勢川の清流主流は加勢川として流れて行くが、水前寺から湧き出た水は細い流路となって縦横に流れ、芭蕉林を通り抜け加勢川に合流する。縦横に水のながれや芭蕉林(昭和3年高浜虚子)上江津湖のほとりに広がる芭蕉の林舞踊団花童による「江津湖音頭」水の都の江津湖の春は

  • ストーリーテリング

    毎日少しづつコースを変えながらの散歩。その道すがらを物語ってみた。わが家を出て京町柳川から瀬戸口へ階段坂を降りる。垣根に絡みついたテイカカズラの甘い香りが鼻腔をくすぐる。坂を降り切り、瀬戸坂を横切ると今度は真っすぐ三年坂を登る。30㍍ほど登ったところの「むくり屋根の家」をしばし眺める。ここはもう住まいとしては使われていないが、江戸時代、知行取りの熊本藩士だった藤掛氏の邸だ。益城町の知行地から移築した建物で床柱には西南戦争時の弾痕が残っているらしい。坂を登り切った後、真っすぐ京町本丁の裏道を通って稗田町に入る。稗田町の公園でひと休みしようと入って行くと高齢の女性が箒で清掃奉仕をしていた。「お疲れ様」と声を掛けベンチに座る。そこへ犬を連れた高齢の女性がやって来て、中腰で清掃作業中の女性に声を掛けた。「奥さんな...ストーリーテリング

  • あやめ咲く頃

    「何れアヤメかカキツバタ」南北朝時代の軍記物語「太平記」の一節に典拠を持つことわざで「どちらも優れていて選び迷うこと」の意である。「から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ」古今和歌集の中の在原業平の歌で、旅先での妻恋しさと旅のつらさを詠んだ歌である。「潮来出島の真菰の中にあやめ咲くとはしおらしや」お馴染み茨城県の水郷潮来の俗謡「潮来節」の一節である。「ショウブ」「アヤメ」「ハナショウブ」「カキツバタ」とちょっと紛らわしいが、実は四つとも別ものだそうである。端午の節句にお風呂に入れる「ショウブ」だけは他の三つと異なる系統だという。残りの三つはいずれもアヤメ科の植物だが、あやめは漢字で「菖蒲」と書き、「しょうぶ」とも読む。ところが「アヤメ」と「ショウブ」は全く別の植物であり、「アヤメ」と...あやめ咲く頃

  • 山頭火出家のナゾ

    今日は坪井繁栄会の「お茶の間交流センター」を訪れ、ここの主である岡崎さんに久しぶりにお会いした。岡崎さんは地域起こし活動とともに「坪井・山頭火の会」の事務局長でもある。4年ほど前、坪井の見性寺で行われた「山頭火の会」に飛び入りで参加させていただいた時のテーマが「山頭火出家のきっかけを作ったのは誰?」だった。「木庭」という姓だけが分かっているその人の最も有力とされているのが、進学予備校の走りとなった壺渓塾を設立した木庭徳治さん。当日は木庭氏の養女澄子さんが出席されて父上から聞いた話を証言された。山頭火は大正13年の暮れに泥酔して市電を止める事件を起こした。その時、「木庭」と名乗る男性に助けられ、報恩寺に預けられたのを機に出家したとされる。ただ、この「木庭」氏には別人説もあり、その日の「山頭火の会」でも断定す...山頭火出家のナゾ

  • 4年ぶりの「せいしょこまつり」

    今日は4年ぶりの加藤神社「清正公(せいしょこ)まつり」。しかも4年前までの7月下旬開催から4月下旬開催へと変更された。毎年猛暑の中での神幸行列は参加する大勢の子供たちにとってハードだったので、この開催時期変更は喜ばしい。もっとも戦前は春に行われていたそうなので、元来の開催時期に戻ったことになる。たまたま参拝に来られていた方から「こんな大きなまつりがあるとは知らなかった」との声が。再開を機にもっと情報発信が必要なのかも。神幸行列の出発鳥居をくぐるあたりから掛け声のボルテージも上る凛々しい子どものせいしょこさんたち可愛い巫女さんたちも行列に加わる馬上の湯田宮司4年ぶりの「せいしょこまつり」

  • 舞楽 ~飛鳥文化~

    今日4月22日は聖徳太子の命日。飛鳥時代に聖徳太子によって創建された大阪市天王寺区の四天王寺では聖徳太子を偲んで恒例の「聖霊会舞楽大法要」が行われた。その様子はYouTubeのライブ配信が行われたので初めて視聴した。といっても半日がかりの行事なので、太子様には申しわけないが、最初から最後まで見るわけにはいかない。今までYouTube動画で見て知っている童舞の「胡蝶(こちょう)」と「迦陵頻(かりょうびん)」に的を絞ることにした。四天王寺聖霊会の舞楽は国の重要無形民俗文化財の指定を受けているそうで、今を去ること千四百年前の豪華絢爛な飛鳥文化を垣間見る思いがした。胡蝶迦陵頻2:34:25頃から「迦陵頻」、2:49:35頃から「胡蝶」が演じられます。舞楽~飛鳥文化~

  • 初夏の香り

    わが家から新坂を歩いて下っていると、どこからか甘い香りが漂ってきた。えッ!これはたしかテイカカズラの花の香だなと思い、山側斜面の藪を見上げると間違いなくテイカカズラの花が咲き始めていた。毎年5月に入る頃から咲き始めていたと思うので今年は開花が早まったのだろう。近年、周辺のテイカカズラ繁茂の勢いが凄い。帰りがけによくよく見て行くと、漱石ゆかりの坂であることを示す案内板の近くにまでテイカカズラが迫っていた。いずれこの案内板にも絡みつくのかもしれない。午後、立田山湿性植物苑のカキツバタを見に行く。今年も本紫の花を咲かせていた。ちょうど1年前、くまもと花博の会場となった時、遊歩道の木柵などが整備されたらしい。もうしばらくすると肥後花菖蒲も咲くと思うのでまた訪れたい。山あいの窪地を薫風が吹き渡っていた。初夏の香り

  • ふるさと

    わがふるさとのランドマークいささか旧聞に属するのだが、今年の2月、YouTubeマイチャンネルの動画「ふるさと」にある方から次のようなコメントをいただいた。「作曲した岡田京子さんとはどいうかたかわかりません。どなたか教えてください。」この動画をアップしたのはもう13年前になるが、作詞が石塚克彦さん、作曲が岡田京子さんというお名前だけは調べた記憶があるのだが、どういう方なのか存じ上げないのであらためて調べてみた。その結果は下記のとおりなのだが、今回おたずねいただいたおかげで随分久しぶりに倍賞千恵子さん歌うこの歌を聞いた。この歌は山田洋次監督の映画「同胞(はらから)」(1975)の主題歌で僕の大好きな歌の一つ。わがふるさと熊本の風景に当てて映像化してみたいと思い、それまで撮りためていた写真をあれこれ引っ張り出...ふるさと

  • ヨイショコショ節 と 淡海節

    「しずごろう民謡わがままチャンネル」(水野詩都子さん&﨑秀五郎さん)に新たにアップされた曲は「ヨイショコショ節」。お二人のもう一つのプロジェクト「東海風流チャンネル」で3年ほど前にアップされた「淡海節」ともとは同じ唄である。簡単に言うと喜劇役者・志賀廼家淡海(しがのやたんかい)が唄った「ヨイショコショ節」のことを後に「淡海節」と呼ぶようになったというわけ。「ヨイショコショ節」は山口県で唄われていた民謡。NHKの「新日本風土記アーカイブス『みちしる』」では山口県周防大島に伝わる民謡として紹介されているが、元治元年(1864)の第二次長州征伐(四境戦争)において大村益次郎率いる長州軍が「石州口の戦い」で幕府軍を破った時、奇兵隊の一員として参戦していた人が陣営で唄われていたこの唄を持ち帰ったものという説がある。...ヨイショコショ節と淡海節

  • 今日の1枚 ~古京町の石材置場~

    このエリアはかつて熊本家庭裁判所があり、その後、熊本市役所古京町別館として使われていた建物があった場所である。建物は熊本地震で損壊し、解体撤去された。今は熊本地震で崩落した飯田丸五階櫓石垣の復旧工事のための石材置場となっている。このエリアに納まりきれない程あった石垣や裏込石が最近急激に減り始めた。それは飯田丸五階櫓石垣の復旧工事が進んでいる証なのだろう。予定では来年2月に石垣の積み直しが終わり、それから櫓建物の復旧に4、5年かかるという。飯田丸五階櫓が地震前の姿に戻るのはまだだいぶ先のことではあるけれど、この石材置場を見て、少しづつ少しづつ復旧が進んでいることを実感するのは楽しい。飯田丸五階櫓石垣復旧工事のための石材置場▼熊本地震前の飯田丸五階櫓▼熊本地震で石垣がV字崩壊した飯田丸五階櫓▼「奇跡の一本石垣...今日の1枚~古京町の石材置場~

  • 地震とハーン

    熊本地震本震からちょうど7年の昨夜、地震があった。7年前の悪夢が甦った。幸い短時間で収まったが、南区辺りが震度3だったようだ。一瞬、明治熊本地震のことが頭をよぎった。明治22年7月28日(1889)に発生した明治熊本地震から5年後の明治27年8月8日(1894)再び熊本は大きな地震に見舞われている。今またそれが再現するのではないかという危惧が常に頭の片隅にある。明治27年の地震の時、五高の教師として熊本にいたラフカディオ・ハーンは熊本二番目の坪井西堀端の家に住んでいた。友人の東京帝大教授バジル・ホール・チェンバレンへの手紙で「阿蘇が爆発して地震が頻発し、庭で夜を明かした…」と書き送っている。この頃は日清戦争が始まったばかりで、ハーンは全国から熊本に結集する若い兵士の姿や錦山神社(加藤神社)や藤崎八旛宮など...地震とハーン

  • 吉岡隆徳記念出雲陸上

    陸上競技日本グランプリシリーズは先週熊本で行われた「金栗記念選抜中長距離大会」に続き、今週は島根県での「吉岡隆徳記念出雲陸上競技大会」。ライブ配信で観戦した。注目したのは女子100mに出場した熊本中央高校の山形愛羽選手。大会は雷雨のため一時中断。予定よりだいぶ遅れたが、女子100mは3組のタイムレース。1組で2位となった山形選手は全体で3位に入賞した。これを足掛かりに高校最後のシーズンの活躍を期待したい。ゼッケン84番が山形愛羽選手▼女子100mタイムレース集計結果▼吉岡隆徳さんについて吉岡隆徳の名を冠したこの大会は、1932年に行われた第10回ロサンゼルス五輪の100mで、東洋人初の6位入賞を果たし「暁の超特急」と呼ばれた出雲出身の伝説のスプリンターを記念する大会です。吉岡さんが東京女子体育大学の教授を...吉岡隆徳記念出雲陸上

  • 藤祭 ~藤崎八旛宮~

    桜の季節が慌ただしく過ぎ、もう藤の花の季節。今日4月15日は藤崎八旛宮藤祭の三日目。五穀豊穣と諸行の繁栄を祈願する祭祀がとり行われた。承平5年(935)、山城国の石清水八幡大神が肥後国の茶臼山西側段丘(今の藤崎台)に勧請された。その鎮座の日、勧請の勅使が藤で作った神馬の鞭を、三つに折って三ヶ所に埋めたところ、その中の一つからやがて芽が出て枝葉が繁茂したので藤崎宮の名称が付いたという伝承がある(異説あり)。この神恩に感謝する祭りとして、毎年、藤の花が咲く4月に行われるのが「藤祭」である。境内の藤棚も見ごろに祭祀をとり仕切る神職の入場氏子会などが式典に参列能楽殿では仕舞が奉納された(喜多流能楽師狩野了一さん)藤祭~藤崎八旛宮~

  • 熊本地震から7年

    今日は熊本地震の前震から7年。あっという間だった気もする。最近は自分自身の中で風化が始まっているような気がして、今日は7年前の地震発生直後から13回にわたってブログに書いた「余震のまにまに」を読みなおしてみた。時々、こういう記憶のリマスター作業が必要なようだ。当時、ブログには掲載しなかった写真を4枚選んでみた。崩落した往生院山門(4月18日)鯱や瓦が落ちた熊本城大小天守(4月19日)崩落した東十八間櫓に押しつぶされた熊本大神宮社務所(6月12日)転落寸前まで動いた鼻欠け地蔵(7月10日)1997年に20数年ぶりに熊本に帰ってあらためてふるさとの美しさを認識した。一日も早くあの頃の熊本に戻ってほしいという願いを込めて。▼火の国旅情熊本地震から7年

  • 牛深ハイヤ節にまつわる話(2)

    3月25日にNHK九州・沖縄で放送された「キミだけ応援団」で紹介された「牛深ハイヤ」を伝承する牛深高校郷土芸能部の活動をこのブログで取り上げた。番組の中で、高校生を指導する牛深ハイヤ保存会のメンバーが歌詞の意味を教える場面があった。それは「お前さんに暇状(ひまじょう)はやいもせんが取いもせん」という長囃子の一部だった。これは「あなたに離縁状をやりもしないし、もらいもしない」という意味だと説明していた。意味はわかるのだが、どういう状況なのかの説明はなかった。この長囃子には「権現山から後ろ飛びゃするとも」という前段がある。天草の久玉町と魚貫町にまたがる権現山という400㍍くらいの山がある。その山の断崖から飛び降りるという意味。「清水の舞台から後ろ飛び」がもとになったと思われるが、重大な決意をもって行動を起こす...牛深ハイヤ節にまつわる話(2)

  • 夏目漱石来熊記念の日

    明日は、今から127年前の明治29年4月13日、第五高等学校の教師として赴任した夏目漱石が上熊本駅(当時は池田停車場)に降り立った日。7年前のこの日、上熊本駅に蒲島熊本県知事や大西熊本市長らも出席して「夏目漱石来熊120年お帰りなさい漱石祭」が盛大に行われた。漱石記念年の華々しいスタート、となるはずだった。しかし、その翌日、震度7という大地震が熊本を襲った(熊本地震前震)。予定されていた漱石記念年行事の中には中止されたり、内容が変更されたりしたものもあった。そして何よりも、われわれ漱石ファンでさえも「それどころじゃない!」という気分になってしまった。僕も当初は参加を予定していた行事にほとんど参加しなかった。漱石顕彰の拠点でもある「漱石内坪井旧居」は地震による損壊で閉鎖された。漱石先生にはお気の毒なことにな...夏目漱石来熊記念の日

  • 旅の衣は篠懸の…

    巨匠黒澤明の没後25年にあたる。先週土曜日、ETV特集「黒澤明が描いた『能の美』」が放送された。撮影を始めたものの未完に終わったドキュメンタリー映画「能の美」が紹介されるとともに、能を取り入れた黒澤映画の中から「蜘蛛巣城」や「乱」などで、メイク、衣装、所作などに能がどのように取り入れられたかが解き明かされた。これまでも黒澤映画と能の関係を紹介するTV番組や文献には触れる機会があり、断片的な知識はあったが今回の番組でだいぶ整理できたような気がする。しかし、僕にとって黒澤映画と能のかかわりを知った最初の作品は能「安宅」をもとにした「虎の尾を踏む男達」である。製作されたのが1945年、終戦の1ヶ月後というから驚きだ。さすがに米軍占領下では公開できず、初公開は7年後の1952年となった。この映画の面白いところは謡...旅の衣は篠懸の…

  • 春麗ら

    青空の下、熊本県の県木でもあるクスノキの若葉が美しい。常緑樹であるクスノキは新しい葉が芽吹くと古い葉は紅葉して落ち、新旧の入れ替わりが行われる。今はまさに交替が終わったばかりで目にも鮮やかな萌黄色を楽しむことができる。藤崎台球場ではここを本拠地とするプロ野球独立リーグ・九州アジアリーグに所属する火の国サラマンダーズの試合日。今日は北九州下関フェニックスとの3戦目。試合前、球場前広場ではチアガールのSallysがファンにパフォーマンスを披露していた。護国神社は毎年春の訪れを告げる境内や鳥居前の梅の季節が終わり、桜もソメイヨシノは葉桜となり、残るはピンク色の八重桜のみとなった。加藤神社の「清正公まつり」は毎年7月に行われていたが、今年から4月に行われることになった。今年は4月23日(日)に行われる。神幸行列が...春麗ら

  • 金栗記念大会で陸上競技新シーズンがスタート!

    今年も熊本は「金栗記念選抜中長距離大会」で陸上競技の2023シーズンが始った。昨年・一昨年に続き、この大会の目玉は女子中長距離のエース田中希実選手。自ら日本記録を持つ1500mに出場した。さすがに日本陸上界のスター。彼女のレース直前になるとスタート地点にメディア各社が集結。観客も彼女を近くで見ようと移動してきた。今日のレースでは彼女は本調子には程遠いように見え、同じチームで競い合ってきた、後藤夢選手に次いで2位に甘んじた。プロ転向など環境の変化にまだ適応できていないのだろう。今後の復調に期待したい。レース前の選手紹介で挨拶する田中希実選手。手前17番が後藤夢選手。レースを引っ張る田中選手と後藤選手。金栗記念大会で陸上競技新シーズンがスタート!

  • 散る花を 惜しむ心やとどまりて

    未明まで降り続いた「桜流しの雨」もやっと止んだ。数日前、花見客で賑わった熊本城周辺を散策してみると、咲き残る花をまばらに残しながらほとんど葉桜に近い状態となっていた。毎年繰り返される風景だが、つい、自分はあと何回桜を見ることが出来るのだろうと思ってしまう。千年昔の人々もきっと同じ思いだったに違いない。春雨の降るは涙か桜花散るを惜しまぬ人しなければ(大友黒主)散る花を惜しむ心やとどまりてまた来ん春のたねになるべき(西行)桜花散るを惜しまぬ人しなければ▼創作舞踊「桜月夜」散る花を惜しむ心やとどまりて

  • 牛深ハイヤ節にまつわる話(1)

    コロナ禍で中止や縮小開催が続いた「牛深ハイヤ祭り」もやっと今年は正常な形での開催に戻りそうだ。その「牛深ハイヤ節」にまつわる話を二つ。今日はその1を書いてみた。江戸時代からの海運などによって全国約40ヶ所に伝わったといわれる「牛深ハイヤ節」はこれまで、奄美大島で古くから歌われてきた「奄美六調」と呼ばれるノリのいい歌がもとになっていると聞いてきた。しかし、鹿児島純心女子短期大学の小川学夫名誉教授による「奄美の島唄研究」によるとこの「六調」というのは、本土に広く伝わる「六調子」がもとになったものであるという。鹿児島本土、宮崎、熊本でも「六調子」は盛んに歌われるが、その一例として熊本の人吉地方で歌われる「球磨六調子」をあげて、奄美の「六調」と曲名、詞形、囃子詞がほとんど一致していて、本土系であることは疑いない、...牛深ハイヤ節にまつわる話(1)

  • 今日の駄話

    桜もソメイヨシノが散り始め、八重桜や御衣黄など遅咲きの桜が主役になりつつあるようだ。街では統一地方選挙の県会議員と市会議員の選挙カーが次から次とやって来てうるさい、うるさい!一方、新年度となり会社や学校など入社式や入学式のニュースが盛んに流される。見ていて気になるのは新入社員や新入生を迎える社長や学長らの講話だ。WBCや大谷選手などの話題を引合いにしながらグローバル化への心構えやマルチな能力開発など、大変立派なお話ばかりなのだが、原稿に目を落としたままだったり、スピーチに力が感じられなかったり。もちろんニュースだから講話のダイジェストではあるのだが、ニュースで流されるのは話の要諦をクリッピングしているはず。はたして新入社員や新入生たちにどの程度伝わっているのだろうかと他人事ながら心配になる。もっとご本人た...今日の駄話

  • あいみょんが「鶴瓶の家族に乾杯」に登場!

    今夜の「鶴瓶の家族に乾杯」秋田県五城目町の旅編に人気シンガーソングライターのあいみょんが登場。2年前の正月「ブラタモリ」と「鶴瓶の家族に乾杯」のコラボ番組以来の鶴瓶との共演となった。これまで鶴瓶の「A-Studio」(TBS)やタモリの「タモリ倶楽部」(テレ朝)にも出演しており両御大の覚えもめでたかった。今回も鶴瓶との息はピッタリ。今夜は前編だったので内容はまた別の機会にするとして、見ながらふと思ったのは彼女が出演した「タモリ倶楽部」のこと。3月末で40年の歴史にピリオドを打ったが、あいみょんが出演したのはなんと「春画脇役大賞」という企画の回。彼女は臆面もなく「春画が趣味」と公言してはばからなかったが、番組でもなかなかの春画通ぶりを見せていた。「タモリ倶楽部」が続けば、期待していた春画企画の第二弾もありえ...あいみょんが「鶴瓶の家族に乾杯」に登場!

  • 2023年1~3月動画視聴ベスト10

    YouTubeマイチャンネルの「2023年1~3月動画視聴ベスト10」は次のとおりでした。今年は年初から「伊勢音頭」が好調で、過去2年、年間最多視聴動画となった「幸若舞敦盛」の牙城に迫るのかどうか今後に注目です。サムネイル画像をクリックしていただきますと動画を視聴いただけます。1.伊勢音頭(8,576回)2.幸若舞「敦盛」(6,847回)3.おてもやん(6,488回)4.南部俵積み唄(6,014回)5.熊本民謡おてもやん(4,699回)6.ひえつき節(4,541回)7.かっぽれ(3,740回)8.こわらべ~京ものがたり~(3,252回)9.花童~たわらはごろごろ/うれしいひなまつり~(2,565回)10.こわらべ~江津湖音頭~(2,501回)2023年1~3月動画視聴ベスト10

  • 四つ御廟とガラシャ夫人のクルス

    一昨日、実は立田山から小峰墓地に向かう途中、泰勝寺跡(立田自然公園)に立ち寄って肥後細川家の初代藤孝夫妻と二代忠興・ガラシャ夫妻の墓「四つ御廟」にお参りした。先月、何者かによって四つ御廟に赤い液体がかけられたというニュースを見ていたので、その後の状況を確認しておきたいということもあった。公園係員の話ではまだ調査中で何も処置は行われていないらしい。ただ、普通にお参りしている分には特に違和感はなかった。接近して見れば分かるのかもしれないが、こちとらが変に疑われても困るので接近するのは控えた。この泰勝寺は明治時代初期に廃寺となるまで臨済宗のお寺だったので、ガラシャ夫人廟といえどキリシタンを表象するものは何もない。いつもお参りする度にそれがお気の毒な気がする。ところで、ガラシャ夫人が最期の時まで肌身離さず持ってい...四つ御廟とガラシャ夫人のクルス

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