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  • 457

    虫の卵 insect eggs 夜道を歩く。 帰り道、郊外で右手に空き地とか、田んぼが見える。 遠くに電車が、ガタンゴトンと過ぎてゆくのが見える。 何もない町だけど、 そういうもの淋しさも時には美しく感じ―――

  • 456

    another world モウココニハ ダレモイマセン チニメリコンデユク ユウウツナコエ ナニヲサガシテ イマスカ? コエガシタ クビヲフッタ ソウデスカト コエガシタ アシオトガキコエ トオザ

  • 455 *せんとうのいよくがそがれることばのまじゅつ(?)

    さいのうのつかいかた さあ、あたいの光線銃で、 勝負だぽわわん(?) 寝言は寝る前に言えなのだぽわわん、 さあ早く抜け、 脱ぐなよぽわわん(?) 語尾が気になるぽわわん、か? 泡の精霊なのだぽ

  • 454 *にゅうがくしきからへんなやつにめをつけられた(?)

    いろいろおかしい 君、まさか・・・・・ニュー・・・タイプ・・・(?) それは破滅と再生の、 スクラップ・アーム・ヘッド・クラッシュ(?) 暁気導闇の残音洞のしらべ、 パッショネイト・サンからの、 デスア

  • 453

    Dazzlingly 聴いてくれなくても、 (空へ昇ろう、半熟卵の卵黄のような月、 病気にかかったような、汚れた色をしてる、) 加速器保護用球ギャップ。 、、、 いいよ。 ///ノイズ [共通化/標準化]

  • 452

    molestation 痴漢をする人というのは、 「ガラガラでも隣の席に座ってくる」は、 すごくポピュラーだ。 でもこんな言い方をする事自体、 僕がもう社会に対する期待や希望を失っている、 という言い方も

  • 451

    発掘 Excavate 僕の故郷であるビキハノシティーは、 ヤマトタケルが没後この地に舞い降り、 「羽を曳くが如く」飛び立ったという白鳥伝説があるが、 まあそんなのは嘘に決まっているのだが、 二〇一九年

  • 450

    drone ドローンとは何だと思う? と聞いてみる。 そうすると、 「空を飛んで綺麗な写真や動画を撮る」と答えた。 模範解答は、いや世間一般の手触りの良さで言うなら、 「効率的なデータ収集や高精度な地

  • 449

    Artificial Intelligence AIという言葉はだいぶ前から言われているけど、 対話型AI「ChatGPT」や、画像生成AIなどが出てきている。 規制しろ、このままだと人類は滅亡するだのと言われている。 仕事の四分の

  • 448

    砂漠 砂漠という言葉を聞くと、想像してしまうことがある。 そこに、一人の人間がいる。謎のピコピコ音がして、 ゲームスタートというわけだ。 棒人間、へのへのへもじでもいい、CPU、 仮名A、何でもい

  • 447

    猫先輩 可愛い猫が公園にいました。 サバンナでは、ライオンと蛇が戦っているのに、 都会では、人間に猫がすりよります。 これは何しろすごいことです。 皆さん、思いませんか。 発想の転換ですね、 利用

  • 446

    傲慢 ふえー、知らなかった、 苺のぶつぶつって、実なんだ。 博識なんだね、賢いんだね。 じゃあ、ウェスターマーク効果って何? わたしね、百科辞典読むのが趣味なんだ。 じゃあ苺知ってたんじゃないか

  • 445

    The secret of beautiful words or the principles of music 落雷の後に美しい旋律が甦ってくる、 時間から切り離され、 言葉からも切り離されたというのに。 ロイヤリティー諸島の、 ムリ・ビーチの細か

  • 444 *いろいろまじごめん

    この夜は 風が起こって木の葉が揺れてはじめて、 物言わぬセーヌ河になったのさ。 夢のヴェールを下ろして、 心拍数が、一三〇から一四〇。 脳の酸素容量が減って、 言葉はこんな時に、感覚的神経記号で

  • 443

    駄菓子屋へ自転車のスタンドを止める。 (​宮澤賢治のように三ツ矢サイダーを買おう、) 子供たちの笑い声が聞こえる。 ガシャポンだ。 ノスタルジックフレイヴァ―のする木造住宅、下町情緒。 百年前からずっ

  • 442 *伝えたいこと

    馬鹿 別に誰かを庇おうと思って言うわけではないが、 遠すぎて想像力が及ばず抽象的な関係にとどまる、ということもある。 株やFXなんて知らない人にとっては、 ヒステリーやノイローゼの一つと言い放っ

  • 441

    ニューカレドニア というかカグーを見に行く ニューカレドニアは南太平洋に浮かぶ、 フランスの海外領土で、 政庁所在地ヌーメアのある、 ニューカレドニア島(グランドテール島)や、 ロイヤルティ諸島(

  • 440

    ホストという仕事 ホストをやってる八割は、日給ホスト。 歌舞伎町では一か月で百人が辞めて、百人がホストになる。 ホストの条件とは何だろう、 「ルックス」「スタイル」などのビジュアルは前提条件だろ

  • 439

    氷 ice 氷の透明度と硬度を左右するのは、氷の結晶体の大きさ。 ウィスキーやカクテルには欠かせない。 一九五〇年代には、氷屋という商売もあった。 アンモニアを使って熱を奪って氷をつくるのだが、

  • 438

    bird 君が時を流れさせる夏の恒例、美少女罰ゲーム、 青い鳥逃がした。 屋根裏部屋の、 一番高い小窓に小鳥がやってくる確率、 心が描いてゆく図形。 ねえ、グーは35パーセントで、 パーは33.3

  • 437 *あるいは何故写真詩で、写真詩的アプローチが成立しないか

    Farewell 曲がりくねった、 道・・・未知―――。 (通り過ぎたんだろ―――う、ね・・) (思い出せないけど―――いま、は・・) 誰にもしられずに、 「終わっていくんだね・・・) 「辛いんだね、悲しいんだね・・・」 い

  • 436

    glass shards 戒厳令を敷いた陰気なくすぶり、恥ずかしい一皿。 鍵と鍵穴。 (音楽は空気のように軽やかに澄み渡るけど、 電気じゃなけりゃ嫌で、反射光線じゃなきゃ願い下げで、 息もできない、口も閉じ

  • 435

    朝 霊魂の翳り、幻覚、知覚の歪み、 ―――青い酔った焔の揺らぎ、 夜明けの鶏小屋で見つけたものは・・・。 タイプライターを打つ時」 顫音/体温 心の中は爆弾かかえた アナーキスト」」 アナーキスト

  • 434 *いろいろまじごめん

    シロナガスクジラ 君のこと好きだよ、エンドルフィンの分泌が確認されたから(?) 道路の真ん中でバスストップ、 ジュリエットとロミオの疑心暗鬼法(?) 君はシロナガスクジラの哀愁を感じるんだ、

  • 433 *社会のよくある図式

    no one really understands 貧しいことは、悪なんだ。 ある子供は言う、 この世界は天国か地獄なんだ、 と交霊述西汪文鳴しながら。 口うるさい母親に育てられた。 ある子供は言う。 この世界

  • 432

    There's not always tomorrow left 何もない夜だった 粛かな夜だった 胸が五月蠅かった 涙が流れた 言葉をもたない悲しみは 言葉の分だけ深まった

  • 431

    前世 見定め難い、 何の手ごたえもない死の想いを添える、 凄愴な緊張の糸。 鉈を揮って吊り橋を落とす。 超高分子量聚乙烯の感触。 琴钢丝。 蜈蚣のように右へ左へうねり、 幾十年かの歳月が葬り去られ

  • 430 *いろいろまじごめん

    tacit understanding 君トイル、意味、ハナイノ、 ハッ、 オウトツコスッテ、果テルダケ、 眼玉ッ、火傷サ、口ノ渇キ、 共鳴ッ! パッ・・パッ・・パラシュウゥト(シテ、) ―――二ツノ瞳トヱヴェレスト。

  • 429

    さわやかな風が吹いて 木洩れ日の中にふりそそぐ陽射し、 ぐんぐん進むマウンテンバイク、 (あめは こずゑのなかにあり・・・・・) 無人駅、プラットフォーム。 バスは数本、電子マネーが使えない。 コン

  • 428

    煙が匂って I smell smoke すべてが嘘になっていたんだ、 名付けるということで否応なしに名前が、 後を追いかけてくることを知ったん―――だ・・。 エフェラメルの中、蜃気楼・・。 夜空に、ほらこだまし―――

  • 427

    put on a bandage, remove a bandage 刑事不介入、 第三者が立ち入ることも、 まず出来ない、 黒白の切片の配置、 線の並列交錯に現われる、 節奏や諧調のような、 家庭内の問題、性格上の不一致、 そこ

  • 426

    S 雲は淡々、様々、Go Round! 光の模様が踊り狂う目蓋の底の夢の中、 ふわり浮く、 “情報転送 可視光伝達、共通感覚探索―――” (鳴り響く、) 課題やタスクについては自動化・習慣化が進み、 効率的な

  • 425 *いろいろまじごめん

    兄と妹 ちょっと兄面すんなって、キモいんだよ。 クラスメイトに見られたら囃されるんだよ。 洗濯物もそうだけど、一緒に洗わないでよね。 え? 血つながってないの? えーと、コホンコホン、お兄ち

  • 424

    運命 今日のことを忘れないでねと十歳の彼女が言う。 三十年後の未来から来たの、と。 未来からと真顔でオウムのように繰り返したあと、 破顔して、 じゃあ、もう四十ぐらいかと言った、 そうすると二

  • 423

    扉 夢の中で、メリーさんという小さな女の子が出てくる。 メリーさんは年端のいかぬ感じで、十歳かそこらあたりの女の子で、 フリルのついたドレスをきている。 真っ白な顔に少しグレーがかかったような重い

  • 422

    怪 苔生した階段が増える、 耳の穴の奥でひとしきり、 ゴオと風の音がする。 夜の二時頃。 丑三つ時。 また月のない夜。 墓地で、戦時中の防空壕もあり、 戦前からも姥捨てなどの話があった地域。 神佛

  • 421

    金縛り なんだったら、こういう言い方をしようか。 僕は呪詛のかけ方を知っているので、あなたに死ぬ呪いを掛けよう。 だって、あなたは「呪い」というのを信じていないんでしょ? あなたは「神通力」という

  • 420

    馬鹿の王国 僕の頼りない内臓に地下水が入り込む、 嗅覚だけで。 苛立ち喚こうと―――。 異常な程の吸収能力、 停止された虚無、抑圧、異常性、閉塞、 ここは無人の惑星でない、 巨大な宇宙空間で瞑想

  • 419

    kamome studio「窓」 アイはじまってます 覗き込めよ この変態野郎 檻の気分はどうだい 今日も奴隷かい?

  • 418 *いろいろまじごめん

    神社皇帝 ゲイシャはジンジャへいく。 てんぷら。 ラーメンはニンジャする。 ふじやま。 にほんの人は、 ニッポンのヒトです。 じぱんぐ。 さらさらのぱらぱら。 ばきばきのぺらぺら。 でもね、

  • 417

    曲がり角 眼がさかなのように泳ぐのは、 ぎんの数珠を並べたからだ―――ね。 つやな趣のあるやまから、 葡萄酒のような雨が降る、 ちいさな坂道をのぼって、 静脈のような青い春をなつかしみ、 血管の中に

  • 416

    from night to morning あかんぼになる煤紙、句読点を産んでゆく。 疑問符を孕ませてゆく。 常に、継続的に、等しく、須らく、尽く。 ―――平和。 息を殺してる犯罪者、 冥府が十全に機能したような夜、

  • 415

    日の底 地の黒い割れ目と、 見慣れない屋根、 靴すべりを使って家を出た。 このところ急に忙しくなって、 今日東京に着いたところです。 ―――酒が飲みたい。 静寂を焼き切りにか

  • 414

    答えは刺さるのではなく、 答えは最初からある刺 力学に興味があるんだ、 君は人間の始まりや終わりに興味がある。 問い掛けの中に問い掛けがある、 逆向きの作用がある、遠心力がある、 力の場がある。

  • 413

    The mysterious temptation of the sun 太陽にもし感情があるなら 向日葵にでもなりたかったんじゃないか いや違う 別にえらそうなことを 言いたいのとは違う 真夜中 夜の道を歩きながら どうして

  • 412

    君がいたあの場所から From that place where you were 幼馴染がプラットフォームに立ってた。 空、ゴミ、人が遠景で浮かぶ引き戸を開けると、 乱暴な叙情。 ジャングルジムにタンスの防虫剤を見つけたよ

  • 411

    land of mirrors ひと月に一度か二度、 見知らぬ駅を見る。 水晶体が感光する。 心象レンズへ、と。 (君を、)思い出させる、 ―――綾を織る。 羽化が始まる。 スパイダー・ウェブ(へ、) ユング・ザ

  • 410

    ロード トラックに積まれた不法廃棄は、 まるで缶珈琲のタブ引き起こす一瞬だった。 町がうらぶれた細胞みたいに遠ざかり、 黒に染まる。 フェード・アウトのタイミング―――で・・、 (思ったこ​とのない、

  • 409

    petrify 見回りの足音に、せーのでプールに潜った。 酸が金属を侵蝕するみたいに、 錯乱に満ちた光もそりゃ、諧謔でもって。 息がまだなくならない。 壁に焼き付けられた影のように、 周辺には避難警報。

  • 408 *いろいろまじごめん

    If you smile, there will be a hole in the balloon あはは、 いいね、それ、 ふふ、 君が、 わたしを? アハハ、 駄目だ、 止まんないや。 ふふっ、 幸せにすりゅって、 すりゅって、 ふふ、

  • 407 *あ、全身に蕁麻疹が(?)

    A smile heals all wounds 終わらない朝があった―――な。 終わらない夜もあった―――な。 笑って笑って、 今が一番大切だよ、 返品有効期限も切れるし、 レシートなんか捨てたでしょ。 クーリングオフっ

  • 406

    do you like summer? バスが去っていく後ろ姿を、 見つめて、また歩き出す。 傷口から釘が出てくる、 これはあなたですか? テンプレートに沿った、 バス停から見える踏切。 言葉の中に溶けてゆく、身

  • 405

    I can feel the desert on the other side of my memory 長い悲しい―――声、が、した、 ワグナアの音色、ドビュッシイの景色。 君にも、思い出せないぐらい、硬く薄い、笑顔、 君にも、切なくて考えられな

  • 404

    the windmill continues to turn スマートフォンでLINEを打ちながら、 一寸の幸せに一尺の魔物がつくように、 凄艶な光をたたえて悪魔が眼の前に立っていたら、と思う。 急傾斜、曲線、凸状、振動、 白黒

  • 403

    My dreams are hot, my heart is cold よくわからないけれど真夜中にマラソンがしたくなって、 歩き始めた。 どういった理由で警察官になったんですか、弁護士になったんですか、 医者になったんですか―――と

  • 402

    コンビニについて考える詩人 ​​​コンビニへ行く。 出店方式が多彩でやたら提携をしたがるローソンや、 自社製品に強く店舗数が圧倒的なセブンイレブン、 そして実は日本発祥の草分けコンビニであるファミリ

  • 401

    ノーフォーク島 オーストラリアというと、 オセアニアで、東西約一万四〇〇〇キロ、 南北約一万キロに及ぶ広大な範囲を持つ。 オーストラリア大陸と大部分が南太平洋にある、 太平洋諸島を合わせた総称だ

  • 400 *じゃジュースおごるからフランス料理おごってね(?)

    Adult women are not Cinderella ねえ、だって。」 もう、だって。」 魔法は、解けてしまう。」 余韻は呪縛なの、恋の口どけの甘さなのに。」 後ろ髪引かれた一抹の不安と、雷の直撃。」 やり直したい。戻

  • 399 *しょしんわすれず みつごのたましいひゃくまでも(?)

    おんがきゅ きみのすてきなかいがんに、 あきかんをすてるー♪ ジュッジュッジュッ(?) んー、いい感じ。 きみのすてきなじんせいに、 やぶからぼうにむちゃぶりするー♪ じゃアメリカ行けよ(?) ん

  • 398 *いくぜ! おどるぜ! とびはねるぜ!(?)

    グッドバイJーboy huu...片手腕立て、 「いいね〜〜! 最高〜〜〜〜〜!」 huu...hoo(?) 「手拍子」「拳を天に突き上げる」 R&Bのエッセンスで金太郎飴、 マトリョシカじゃNO! NO! 「

  • 397 *うち、もう、わかってもうたんやでー(?)

    犯人 は この中に おる 政令指定都市の集団犯罪

  • 396

    さよならの街 どんな角度から見ても、 すごく自然な郊外を、 国家的な儀礼みたいに、 通過する、 敏感な触角のような髪の毛で、 雪がきそうだなと夢の続きみたいに思う、 誰も聞いていない、アナウンスが

  • 395 *いろいろまじごめん

    tomato juice cafe au lait 重要なそのスタイルは、冷凍されたレタスによく似ていた。 石膏という字と、斥候という字が思い浮かぶ。 限定されたその強力なツールは、 防壁をぶち破らずにスピードに任せて

  • 394

    雨音と体液 rain sound and body fluids つながらない電話じゃない、 誰もいない朝じゃない、 ただ心の奥から、 生きている人間を盗む、 声が聞こえただけ。 夢に羽根が生え、 他人の眼に天国が墜落し

  • 393

    マイナスが惹きあう フラジャイルに乾杯に乾杯 Negatives attract each other Cheers to Fragile

  • 392

    注目して。 作法もなく大胆に伸ばした足が、 釣り糸にかかった魚のように、 身をくねらせたことを。 夏休み、 夜の学校の匂いが、 水に餓えた獣の舌を連れてくる。 Pay attention. His legs were stre

  • 391

    風見鶏 空に靴を蹴り上げたら、 二度と戻って来なかった、 そんな伝説。 そんなよもやま話。 でも信じる人に、 信じたい力をくれる。 裸足で歩いて家に帰るのも、 池に落ちて濡れて帰るのも、 そんな

  • 390

    酸数 暴力的な花が、 二等辺三角形に、 見えた。 わたしは、 円形や球体に、 なりたいの、 だろうか。 点を線でつなぐたびに、 時間や距離を省略して、 答えが現れる。 日増しに複雑になる、

  • 389

    銅徳 痛み止めなしには越えられない、 退屈な風景に花を添えようなんて、 思わない。 高速で人が動き出したら郵便物も、 爆弾になる、段ボールをかむった男も、 傘をファッションにした女も、 犬の散歩

  • 388

    戦脳 バラバラ死体のような百人一首の視界は 「立入禁止」と書かれた屋上から。 臨界戦線の幕開け、壊れているとしても―――。 それでも息をしたい、 逃げ道を防ぐ厚い壁とフラット化する世界、 “ジーンズ”

  • 387

    4 p.m. on the loudspeakerThe waltz is about to spread, The slave traders are about to be arrested. 午後四時、スピーカーから 拡がる、これからワルツが、 これから奴隷商人の摘発。

  • 386 *いろいろまじごめん

    ラブコメ わたしが横目でお前を見ていた証拠があるか? わたしはたんにお前の横を見ていただけのことだ そういう日が続くこともある しかしながら お前がわたしに文句を言いたい 照れるという勘違いをした

  • 385

    Actors in the fictional world 如才なく振舞うこともできるけど 傍にいて笑って下さい 心理学や哲学では越えられない苦しみを 愛の買えるコンビニで癒せるけど 懲役みたいな虚しさをあなたはどうしよう

  • 384

    恋が終わった なんて言うと 途端に可哀想で 悲劇的な ヒロインみたい だから わたし 海に飛び込んで みたんだ 息継ぎもせずに 流れ星を 見たんだ

  • 383

    Neither I nor anyone else is designed to be tested. 背中に金色の矢を注ぎ、 都会のビルに血のような落日の舌が垂れさがり、 そして彼は潮風の匂いのする雑木林から、 こぼれた夕暮れの最後の光の微笑み

  • 382 *キューピーコーワゴールドは関係ない(?)

    なんかすごい マヨネーズ 鳥たちが♪ ピヨピヨピヨ。 鳥なのさ♪ ピヨピヨピヨ。 おとうさん。 ピヨピヨピヨ。 すごいね。 ピヨピヨピヨ。 鳥たちが♪ ピヨピヨピヨ。 鳥なのさ♪ ピヨピヨピヨ。

  • 381 *いろいろまじごめん

    夫婦喧嘩は犬も喰わない 転じて面倒くさいカップルは 誰も憧れない 「浮気をしましたね? 三度の飯より、 漫画飯、鉄板に飯―――ね?」 「ねって何、強要? してません」 「じゃあ、信じてあげます。わた

  • 380

    There are no real answers in my heart 特別でありたい女の子たちの見開いた瞳孔。 瞳を押したらコールセンター恋愛二十四時へ繋がる―――かも知れない。 でも以前よりも、出会った頃よりもずっと、影が深くな

  • 379

    never まぎれもない ドリーミーなスカイハイだって わかってたけどアフターグロウで レバーコントラストの法で パラシュートが開いたんだ インシネレートしたアンビリカルコード 頭蓋骨へ侵入する 切

  • 378 *いろいろまじごめん

    say性所為 嘘をつくなよ。 やりたいんだろ? そうさ僕等は、 欲望の塊、 下劣な戦場の、 煽情の線状で、 Gの声を聴く。 フニャチン野郎じゃ、 口説けない。 傷つき方が勲章で、 大量殺戮の

  • 377

    reverse Variety is the spice of life (Step up your game) 収束する太陽への蝶、 ―――嘘の優越、不死の錯覚、 釘付けにされた運命―――が、 「視線」の【感染】を始める。 Eager beaverの君にも、 (

  • 376

    A storm in a teacup 役目を果たせず破れ去った解説書。 オブジェクトそのものの異常性で、 水に浸した兎の皮。 アブストラクトの造形が、 三十六計逃げるに如かずと言いなが―――ら・・、 制御機能の停止ボタ

  • 375 *いろいろまじごめん

    ダイナミックジャイアネス かもちゃんは枝豆を塩ゆでし、 いずうさが枝豆から豆をせっせこせっせこ取り出した。 かもちゃんは缶詰のトマトソースを、 フライパンの上で沸騰させ、 そこにコンソメスープを

  • 374 *そのようにしてキングオブバードは忙しい

    かもちゃん、 スーパータルタルソースを作れば かもちゃんが「からしマヨネーズ」と、 「タルタルソース」を取り出し、 業務スーパーで買ってきた「タマゴサラダ」の上にぶちまけた。 それで天才の料理の

  • 373

    future 鬱病は気分障害の一種だ。 社会の接点が少しずつ増える中で多くの苦難や困難を経験し、 見通しのつかない将来の不安を漠然と感じる。 学校や職場での人間関係。 大人としての責任と重

  • 372

    水位 water level 死は万物の定業、摂理ならば、 想像を絶した困苦や、欠乏、 酷寒、焦熱、孤独のわざわいを、 どうしよう。 搾りたてのトマトジュースのような、 明け方から日の暮れまで弛まず、

  • 371

    一杯の水 コップに水を入れ、 そして溢れた。 空気が足りない。 安全な飲み水を確保することは、 古の時代から重要な課題。 そして僕等は、 ペットボトルと同化した。 透明な傷を手に入れた。 空想

  • 370

    塾講師 塾と一口にいっても、すべての塾を称して「学習塾」と言い、 (習い事といってもいいわけだが、) その中で学校の授業をフォローする「補習塾」と、 (補習塾は、主に小中学生向けが多い印象がある、

  • 369

    牡の空気 ―――ボクシングジム。 騒音対策の内装工事がされ、 ロッカールームやシャワールームなどもある。 男性用更衣室には、 出席簿がわりに体重を記入するシートがある。 広い部屋の中で、十数人の男達

  • 368 *きしょくわるいものつくってまじごめん(?)

    片思いも 楽しいけれど、 やっぱり「好き」って、 言われるのが、 いいよね。 君は「可愛い」を、 目指していて、 僕は「カッコいい」を、 目指す。 セックスの相手、 探すんじゃなく、 一生傍にいてほ

  • 367

    フリーメーソン フリーメーソンは、別に秘密結社ではない。 が、秘密結社に仕立て上げられうるような、 仕掛けもそこかしこにある。 ただ、ありとあらゆる結社に秘密が存在しないわけはなく、 公開結社とい

  • 366

    LINE STORY 「LINEでさー、ミホさ、母親がゴキブリに発狂したって書くんだよ、こいつ」 「レイコだって、父親がインキンタムシで、変な薬塗ってて、 すげー嫌だったってLINEしてきたじゃん、めちゃくちゃウケ

  • 365

    コーヒーナップ コーヒーには覚醒作用がある。 このカフェインには飲んでから効くまでのタイムラグがある。 タイミングよくコーヒーを使って、 スッキリ起きれるような昼寝をしようというのが、 「コーヒ

  • 364

    夏の日 山道に揺られながら、 病んだ紫陽花のような日輪が狂っていた。 色硝子の破片を降り落としているようだった、 なごやかなそよ風を無風とする陽の光に切り取られ、 揚羽蝶―――だった・・。 眼の中で

  • 363

    砂時計の中に、 最後の燐寸が白く光る。 影にやわらかい反射があたり、 一瞬。 カメレオンのような舌が伸びる。

  • 362

    ウィンカー SNS上で、 真っ直ぐ行けるけれど、 道路は大きなカーヴになっているという時、 ウィンカーをどうすべきかというのがあった。 実は兄の家に行くまでにこういう道路があって、 僕は原則入れる

  • 361

    日出ずる国 A country called Japan 頭の中に世界地図を思い浮かべると、 日本の右にはアメリカ、左に中国、 左上にはロシア、 世界の主導権を争う大国の中心にある。 この交差の中心にアジアの端にある

  • 360

    X-Day 化け物や怪物、 吸血鬼、妖怪、 伝説の生物。 恐竜。 人間の規格を問われる、 一瞬がある。 犬や猫や鳥に知性を与え、 補助的な発声器官を与え、 人間の言葉を話します。 ロボットは心を

  • 359

    黒魔術骨董品店 あら珍しいお客様です、 こんにちは、黒魔術骨董品店へ、 山奥異次元トンネル生と死の狭間で、 サハラ砂漠したようで、 ようこそでございます。 日本語がおかしい? 気にしなさんなよ、馬

  • 358 *いろいろまじごめん

    サバイバル沖縄二泊三日、 都会の景色に疲れたので、 青春してみたー(爆) 沖縄最高、裸足で暮らすサバイバル二泊三日、 食糧は魚や、植物。原始的生活、まじさいこー。 落ちてたペットボトルで濾過装置つ

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