アンドレイ・クルコフ著『灰色のミツバチ』(2024.10 左右社) 読了。何てことない話?なのに、ぐいぐい引き込まれた。大きな事件は起こらず(戦争中だけど)ただひょうひょうと、時と変化に流されていく。主人公のセルゲーイチは頑ななようで柔軟。楽観的。楽観できぬことは見
映画、音楽、本の備忘録。まれに旅行記、ライヴレポ、飲食ネタ、似顔絵等。
映画は試写会とWOWOW中心。本は雑食。音楽はUSオルタナ/カントリー/フォーク/ジャンク等が好き。
千駄木の伊勢五本店に、飲んだことない「楽の世」が入荷した。前に飲んだのは山田錦×ゆめまつり×7号酵母だったけど、これは原料米と使用酵母が非公開。けど、酸度もアルコール度数も高くてパンチありそう。買わねば。色はやや濃い目で、どこかほの暗/黒/茶色っぽさを
MAE POWELL live @The Lost Church(San Francisco) SEP/15/2023アンティーク感満載のベニュー。お花を模した照明が可愛い。お目当ての Mae Powell (メイ・パウエル) はさらに可愛い♡ プラチナブロンドのベリーショートで、ちょっとミシェル・ウィリアムズ似。い
サンフランシスコ到着日の夜、食べに行った Goodfellas というピザ屋。ファストフードばりの安っぽい外観と内装で、客がゼロ。「失敗したかな…」と思いきや、これが大当たりだった!何がすごいって、スライスピザとビールで8.5ドルという高コスパ! 缶ビールだけど、バド
Travelodge by Fisherman's Wharf(トラベロッジ)
サンフランシスコ滞在初日のホテルは Travelodge(トラベロッジ)。最初ずっと「トラベル・ロッジ」だと思ってた。空港からホテルまで BARTとバスで13ドル。向かいのマリオット前にバス停がある。ここで降りればいいから分かりやすい。いかにもモーテル然とした、いい面構
4年ぶりの渡米にして、初の長距離LCC(ジップエア)利用。成田空港までの京成乗車券は、金券ショップで京成の株主優待券(1回乗車券)を買うと、通常成田まで1270円のところ880円で済むと今回知った(もっと安い時もあるぽい)。これ次回も使おう。出国前に成田空港5Fのク
4年ぶりに海外へ。この円安時に渡米とは正気の沙汰じゃない。が、金銭的な余裕以上に、為替の正常化を待つほどの時間的余裕がもうない。旅先はサンフランシスコ。ZIPAIR(ジップエア/JALのLCC)が直行で飛んでて有難い。しかも成田発21:35なら仕事が終わってから行ける。
今日の地口絵は、飛んで火に入る夏の虫ならぬ「何で胃にいるサナダムシ」。なんでだろ~、なんでだろ~。
モトハラに「総乃寒菊 Discoveryシリーズ2023」が入荷した。限定酒で早々に売り切れた記憶なんだが、再出荷されたの? とりあえず、なくなる前に確保。シリーズ4種類のうち「コシヒカリ」を使ったピンクラベルの New Sensation は「助平」で飲んだから、食用米つながりで「
純米大吟醸にしては安いので気になった、聖の「純米大吟醸 あきのひじり INDIGO」を北千住のかきぬまで購入。ググったら「ガスたっぷりでシュワシュワすごい」って声散見。楽しみ。開栓時プシュ音あり、グラス内側に気泡がついた。けど泡粒ほどなく消滅。香りは青りんごみ
今日の地口絵は、どんぐりの背比べならぬ「どんぶりの絵食らえ」。そんな絵ぶつけられても…。
長瀞蔵の「純米吟醸生原酒 中取り」を谷口のガレージセールで購入。定価1600円(税抜き)の半額でいいよと言われ、800円ぽっきり(しかも税込み)。生原酒で要冷蔵なのに常温で売られてたんだが、この値段なら食指が動く。味が変敗してないことを祈りつつ、開栓。開栓時の
今日のモダン地口絵は、待つ身は長いならぬ「辰巳は長い」。体長の話でしたか。
日本最古の清酒酵母の1つであるらしい S.yedo、通称「江戸酵母」で醸した『大倉 特別純米 S.yedo 無濾過生原酒』。 酸度が5.4とバカ高いし、これは気になる…。伊勢五のオンラインショップが売り切れてたから、慌てて買いに行った。家で気づいたけど、和装女性の絵が違う
今日のモダン地口絵は、灯台下暗しならぬ「どうだいモトクロス」。「どうだい?」と言われても…。
長瀞蔵の「純米吟醸 うすにごり」を谷口のガレージセールで購入。定価1600円(税抜)の商品を税込1200円で、しかもちゃんと冷蔵で売ってた。出荷から時間が経った売れ残りでもないのに値引き販売するって珍しいなーと思い、蔵の営業さん?と思しき兄ちゃんに尋ねたら「知名度
亀有で映画を観た後、駅近くの「一粋家」で夕食。この好立地で二合699円の燗酒、破格すぎ。大徳利になみなみ入ったぬる燗酒。口の中と温度差ないから、すうっと馴染む。ふつーに美味。すぐ出てきそうな「塩だれキャベツ」を頼んだら、どでかい鉢にたっぷり大盛。嬉しい
今日のモダン地口絵は、逃げるが勝ちならぬ「逃げるわ火事」そりゃま、そうだな。
自作のタブレットカバーを使ってみて気づいた。動画を見るにも雑誌を読むにもスタンドがないと不便!なので、スタンド付きのタブレットカバーを作った。使うのはダンボールとカッター、ゴムひも、布ガムテのみ(全て家にあるものなので実質0円)。作り方は以下。お気に入
「モダン地口絵シリーズ」新作にして目下いちばんの自信作。光陰矢の如しならぬ「インコ矢の如し」シンプルイズベスト。音速で飛ぶインコ見たい!
神田・小川町のカレー店「プルナ」でランチ。シェフはネパールの5つ星ホテル「エベレスト」で10年修行した人らしいが、外観と内装に5つ星の高級感は一切なくて、店員さんは感じよく、居心地よかった。ランチタイムはナンかライスがおかわりできて(1回のみ)ナンは「半分の
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アンドレイ・クルコフ著『灰色のミツバチ』(2024.10 左右社) 読了。何てことない話?なのに、ぐいぐい引き込まれた。大きな事件は起こらず(戦争中だけど)ただひょうひょうと、時と変化に流されていく。主人公のセルゲーイチは頑ななようで柔軟。楽観的。楽観できぬことは見
本日のモダン地口絵は「後悔先に立たず」ならぬ「教会岬に建たず」いや、岬に教会ありそう。
本日のモダン地口絵は「百花繚乱」ならぬ「ヒャッハー狂乱」ふなっしー、いちど生で見てみたい。
大倉本家の「純米生酒 夏うらら」を千駄木の伊勢五本店で購入。大倉好きだから良く買うけど、「夏うらら」だけは、ちょっとこのラベルいただけないなぁと、これまで避けてた…。でもそれじゃ「夏うらら」一生飲めないよ? たぶん私好みの味なのに? きっと美味しいのに!
本日のモダン地口絵は「雨垂れ石を穿つ」ならぬ「甘ったれ医師の迂闊」解剖研修@グアムで浮かれる美容外科医(画像検索したら出た。こういうの消えないんだな…)
「Tsuchida F 2024」を千駄木の伊勢五本店で購入。F (エフ) は乳酸菌が造り手の予想を超えて大暴れしたため酸味が強く出すぎてしまったお酒。無添加の酒造りゆえの産物=失敗作?でもあるのだろうけど(以前、土田の試飲会でお会いした常務さんが「昔だったら『F』みたいな酒
ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル シーズン3を U-NEXTで鑑賞。これまででいちばん良かった。一途な愛が内からだだ漏れなチェルシーが可愛くて可愛くて。何があってもこの子だけは幸せになって欲しい、と思いながら見てた。なのに・・・。辛すぎるラスト。
これメルカリに出して全く反応ない。場違いすぎたか。1990年頃に2号連続で買ってコンプリートした、音楽雑誌「NME」の付録トランプ。海外オークションサイト eBay だと 300ユーロくらいで出品されてた(売れてないが)スペードのAがイアン・カーティス(JoyDivision)
月の輪の「飲みあきせぬ酒」を吉池で購入。なぜって、半額だったから…。出荷年月は今年1月。しかも2月出荷のは定価で売ってる。聞いたことない蔵だけど、2022年に週刊ダイヤモンドが「新日本酒紀行」で取り上げてた。女性杜氏さんの名前(裕子/ひろこ)にちなんだ蔵のキ
本日のモダン地口絵は「楽あれば苦あり」ならぬ「ラックあれば服あり」モノトーン好きか。
石塚酒造の蔵見学時に買った「越後高柳 特別本醸造」を開栓。蔵で最初に飲んだせいもあってか、試飲した中でいちばんインパクトあったのがこれ。本醸造なのに柔らかい甘みとしっかりしたコク旨さで、飲みごたえありつつも飲みやすいのは、かすかな酸が味を引き締め、重さを軽
本日のモダン地口絵は「唯々諾々(いいだくだく)」ならぬ「いいミャクミャク」二次創作OKだそうです。
本日のモダン地口絵は「一日千秋」ならぬ「イチジク選手」弱そうだな…
西條鶴の「夏純米 涼風彩酒」を千駄木の伊勢五本店で購入。蔵元コメントの「柑橘を想わせるみずみずしい香り」「さわやかな酸味と、レモンやグレープフルーツの皮のような軽い苦みがアクセント」って表現に惹かれた。原料米は 中生新千本(なかてしんせんぼん)で、使用酵母
本日のモダン地口絵は「目の上のたんこぶ」ならぬ「井上のたんこぶ」井上順さん(似てねえよ…)のX、いつ見てもかっこいい。さすが「渋谷生まれ、渋谷育ち」は違うよなー。ってそれ「原宿生まれ、原宿育ち」のホフディラン・小宮山雄飛さんもそう。人生の楽しみっぷり
目下いちばんの推し蔵・石塚酒造の「ヒメノイ yami90」を購入。精米歩合90%のお米が生み出す野性味(野味)を残しつつ吟醸酒のようにきれいなお酒を目指したチャレンジ酒で、最大のポイントは降雪を溶かして仕込み水に使ったこと。「雪を溶かした水は硬度がゼロだから、より
本日のモダン地口絵は「因果応報」ならぬ「議員が訪欧」エッフェル姉さん…
「まるいし 生酛純米吟醸 うすにごり生原酒」を御徒町の吉池で購入。「二兎」でお馴染みの丸石醸造が数年前に立ち上げた新ブランドらしい。なるほど「二兎」と「まるいし」で、まさに "二兎を追う" のか?(二兎のブランドコンセプトが「二兎追うものしか二兎を得ず」だしね
本日のモダン地口絵は「のれんに腕押し」ならぬ「カレンに腕押し」滝沢カレン、いまいち似てない…
石塚酒造の蔵見学で「雪眠洞貯蔵 かめぐち酒」のミニボトル購入。絞った新酒をろ過後、雪眠洞(氷温貯蔵庫)で寝かせたお酒。もち米四段仕込ならではの濃醇な旨みと適度に熟成したマイルドさが特徴で、味わいが濃厚だからロックで飲むのもいいらしい。けど、まずは冷酒で。
白杉酒造の「URANISHI うすにごり 無濾過生原酒」を浅草橋の SAKE Streetで購入。白麹使用で酸っぱいらしく、試飲の際にお店の方が「グレープフルーツぽい味」と。飲んだら、おおお!まじグレフル!! ちょー爽やか柑橘ちっくで、これからの季節にぴったり。(試飲は1杯30
本日のモダン地口絵は「雨垂れ石をうがつ」ならぬ「ごまだれイチボうまっ」Hボーンがなまってイチボになったんだって。知らなかったー
大七の「雪しぼり 本醸造にごり酒」を信濃屋 北千住店の店頭試飲会で購入。生酛ならではの発酵力を活かして瓶内で二次発酵させた微発泡のうすにごり。本醸造=アル添酒だけど「米アルコール使用」とのことなんで、一応 "米だけの酒" だよね。買ったのは 300ml入りのミニボ
映画『アメリカン・フィクション』('23/"American Fiction") をAmazonプライムで鑑賞。「今こそ黒人の声に耳を傾けるべき」という白人の "上から目線" と、主人公の「それは定型。真の黒人の声じゃない」というインテリ黒人(ならでは)の斜め上から目線(主張)。その両
大倉本家の「山廃特別純米 麹四段 直汲み無濾過生原酒」を千駄木の伊勢五本店で購入。大倉は過去に飲んだ「S.yedo」「濁酒」「辛口」どれも美味しかったし、この「麹四段」は通常「三段仕込」のところ、四段目に麹を投入することで甘みと旨みが増すらしく、日本酒度-23、酸
誰ですか OSEES の新作ジャケが Butthole Surfers "Independent Worm Saloon" に似てると言ったのは。(うちの旦那だ)Butthole Surfers といえば制作進行中のドキュメンタリー映画 "Butthole Surfers: The Hole Truth and Nothing Butt" のティーザートレイラーがちょう
「楽器正宗 オルタナ Fresh HOP」を買いに千駄木の伊勢五本店へ行ったら「即 完売」!!かき沼本店に電話したら取り置きOKというので、北千住店で購入(※北千住のかき沼nomiyoko は取り置き不可だけど本店は可、しかも北千住で受け取れるとは、いい抜け道知った!ちなみに「
鳴海(なるか)の「ヴァージニティ 純米 白麹」を浅草橋の SAKE Streetで購入。試飲しようと思ったら「在庫あと1-2本なんで試飲やってない」と(そっか残念)。でも、鳴海は前に飲んだ「純米 直詰め生」が大胆すぎるオニ酸っぱさで「酸っぱうまNo.1」て書くほど気に入ったお
「天穏」の生酛純米酒を新宿の伊勢丹地下で購入。土田酒造の試飲販売会で常務さんがおすすめしてくれた「完全無添加の日本酒を造っている6蔵」のひとつ。飲んでみたかったんだーー!!R4BYから酒米が変更になったとのこと。それについての説明がいい。「酒米が、好適
すばらしく良い出来と思う、5月3日にリリースされた The Lemon Twigs の新作 "A Dream Is All We Know"A Dream Is All We Know The Lemon Twigs中でも8曲目の How Can I Love Her More? に胸アツ!サビの "I miss you" エモすぎるわーー!!と盛り上がってるの私だけじゃ
本日のモダン地口絵は「窮鼠猫を噛む」ならぬ「急きょ猫を飼う」末永くお幸せに♡
三笑楽(さんしょうらく)の「備前雄町 山廃純米 直汲み生原酒」を伊勢五本店で購入。山廃仕込みで扁平精米(不要な部分のみ無駄なく削る/無駄に磨きすぎないからエコ)、酵母は安心・安定の協会7号、さらにアルコール度数やや高め(18度)だからパンチありそう。しかも富山
フィンランド帰りの友人にもらったマリメッコのペーパーナプキンがちょー可愛い♡ けど何に使おう? ホムパやんないし、かといって普段使い/使い捨てには勿体なさすぎる…。ので、メガネの収納ケースに敷いてみたら、おおおお!いきなりイメチェン!!! ナプキンを折
本日のモダン地口絵は「うなぎの寝床」ならぬ「うさぎの寝言」いい夢見ろよ!
青木酒造の代表銘柄・米宗(こめそう)の「山廃純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒」を千駄木の伊勢五本店で購入。SAKETIMEによると「青木拓磨杜氏を中心に家族のみで酒造りを行い "味のある旨い酒" をめざす。山廃仕込みと生酛仕込みがメインで、全量蔵つき酵母を使用(酵母無
ジリアン・マカリスター『ロング・プレイス、ロング・タイム』(2024.3 小学館) 読了。リース・ウィザースプーンがブッククラブで紹介して話題になった英国発のベストセラー。最初のうち話の進行遅いしタイムループと思ってたらタイプリープつかベンジャミンバトン?!ど
本日のモダン地口絵は「鶴の一声」ならぬ「鶴のヒットこええ」一本足打法。
本日のモダン地口絵は「仏の顔も三度」ならぬ「仏のタラモサンド」ホトケじゃなくてフランス。トレビアーン!
「松みどり」を醸す中沢酒造の「亮 特別純米 キヌヒカリ」を御徒町のふくはら酒店で購入。蔵の11代目、鍵和田亮氏の責任醸造「亮」シリーズの第2弾で、使用酵母は11代目が自ら神奈川県松田町の河津桜から分離した「天然河津桜酵母」(協会酵母より酸を出しやすいんだそう)
ホレス・マッコイ『屍衣にポケットはない』(2024.1 新潮文庫) 読了。1937年の作品。『彼らは廃馬を撃つ』が面白かったから読んでみた。ら、ぜんぜん雰囲気が違ってびっくり。主人公はバリバリ正義感でも女には不誠実(なのにモテモテ)というエンタメ度高めで映像化した