最近は、ちょっとした時間があると、アガサ・クリスティーの本を手に取っている。ご存じ、ポワロやマープルが活躍する推理小説なん…
「映画」といえば、「加藤泰」。もう50年も前に、大学に入りたての頃、「緋牡丹博徒 花札勝負」を観た。以来、加藤泰の映画にとりつかれてしまった。 今も、あの…
いつもの通り、NHK-FMのゴンチチの番組を録音しておいたMDで、ベートーベンのピアノソナタを聞いた。第19番ト短調、作品49の1。番組の中でかかったのは…
https://youtu.be/pex7NEyXJpg NHK-FMのゴンチチの番組を昔録音しておいたのをのんびりと聞いていて、突然、大映映画「大魔神…
猫の後ろ姿 2288 Simon & Garfunkel OLD FRIENDS
ゴンチチさんのFM番組を20年前に録音しておいて、聴いていなかったものを今聴いている。20年前に聴いたとしても聴こえなかったであろうものが今は聴こえて来る。…
水木亮さん 新作公演「つなぐ夢・嬰児(いのち)の小川」を拝見しました。会場の敷島総合文化会館大ホールは、臨時席が急遽しつらえられるほどお客さんでいっぱい…
水木亮さん作・演出による演劇公演が今月の19日(日)にあります。命を慈しむ水木さんの思いが、どんな舞台になっているでしょうか。コロナ禍を経て、命への僕等の思…
2010年8月4日の当ブログ316回で、僕は大東亜戦争下のインドネシアにおける「啓民文化指導所」に関して書いた。一部再録したい。 2008年3月15日、福…
榎並和春個展「日々賛々」 4月25日~5月12日 西千葉 山口画廊 同時期に企画画廊「くじらのほね」にて ドローイング展を開催 画家・榎並和春さんが先日こ…
猫の後ろ姿 2283 My Inside Is Broken
18日、朝7時のNHKテレビのニュースで、悲痛な声を聞いた。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の保護局長・清田明宏さんがガザで聞いた声。 看護…
相変わらず、性懲りもなく毎日、「戦時下日本の美術」のことを調べ、考えている。今日はふとこんなことに気が付いた。図版をご覧いただきたい。 上は、194…
1966年10月公開 監督:恩地日出夫 脚本:山田太一 音楽:武満徹 ゴンチチのFM番組を録音しておいたのを毎日少しずつ聴いている。 …
不染鉄 秋色山村 昭和初期 奈良県美 不染鉄 廃船 1969 京近美 中村君、奈良県美での「不染鉄」の展覧会のこと、お知らせいただきありがたく存じます。 こ…
幸徳秋水の甥・幸徳幸衛の人と画業を探求している。 幸衛の作品「室戸岬の風景」(1931年)が、平塚市美術館に寄託されていることを神奈川県立近代美術館の方に…
猫の後ろ姿 2278 Israel Kamakawiwo'ole の声
https://youtu.be/R0xoMhCT-7A Israel Kamakawio'ole ハワイの歌手 What …
ウイリアム・モリス 柳の枝 1887 菅季治と鹿野武一、この二人のシベリヤ抑留者のカラガンダ第十一分所における稀有な出会いを記した菅の文章を再読し、今年一年…
幸徳幸衛 風景 1927神奈川県立近代美術館蔵 幸徳幸衛と幸徳秋水 塩谷さん、こんばんは。 先日、葉山の神奈川近美で、幸徳幸衛の「風景」を再見しました。こ…
猫の後ろ姿 2275 アガサ・クリスティー『ポアロのクリスマス』
今年も暮れつつある。 今年は、アガサ・クリスティーを文庫でいくつも読んだ。 登場する人物たちの、自分の人生への懸命なあがきがとてもよかった。 この『ポ…
「 出逢い 」 玉置浩二×デイヴィッド•ガルフォース×東京フィルハーモニー交響楽団youtu.be 玉置浩二「出逢い」古いテレビ・ドラマの最後にこの曲…
毎日新聞 2020・06・29 「金子文子研究会」の世話役を長くつとめて来られた佐藤信子さんが先日亡くなられ た。追悼文集に、私もごく短いものではあるが次…
猫の後ろ姿 2272 「100年前の未来 移動するモダニズム 1920⇒1930」展
「100年前の未来 移動するモダニズム 1920⇒1930」。 神奈川県立近代美術館(葉山)でこの展覧会を観てきた。 幸徳秋水…
榎並和春さんの個展会場の一番奥にあるのが、国展出品作「泉にて」。 岩の割れ目から清冽な水が湧き出している。 思いは、<水>という特別な存在へとうながされる…
11月16日のNHKテレビ「おはよう日本」でこれを知った。ウクライナのオデーサ州に住む若い女性オレーナ・イワネンコは兵士となることを決めた。 老いた両親のも…
永田紅歌集 『いま二センチ』 永田紅さんが、第28回若山牧水賞を受賞されたとのこと。 永田さんの歌と言えば僕はこの歌を思う。 毎日が休暇のようだ 鴨川の流…
11月7日朝7時のNHKテレビニュースで、空爆下のガザで生きる20歳の画家を志す青年のことを知った。 その青年から7枚の絵がネットを通じて日本に届いた。空…
宮城 与徳(みやぎ よとく、1903年~1943年) 洋画家、アメリカ在住中に左翼運動に参加する。帰国後、ゾルゲ諜報団に参加。 ソ連のスパイとし…
榎並和春さんの甲府での個展が今年も、いつもの場所で いつものように始まります。 いつものところで、いつものように会えることが、 こんな不安な時…
猫の後ろ姿 2265 「ふるさと納税返礼品に現代美術作家の作品を」に反対する。
山梨県 現代美術作家の作品 ふるさと納税の返礼品に NHK TVニユース 2023年10月11日 07時42分 今朝、NHKテレビのローカ…
この写真、わたくしの幼少の砌の晴れ姿であります。 甲府市三日町の秦野写真館で撮影されたもので、初めての我が子の成長の姿を 残そうとした若き日のわが…
ああ今日はもうここに秋の空
僕は10月には沖縄に調べものに参りますので、新潟にはうかがえそうもありません。 ご容赦を。
17日、日曜日、甲府の銀座通りで 「一箱古本市」が開かれます。 甲府の町で会いましょう。
1978年9月号表紙:中村研一 北九州上空野辺軍曹機の体当りB29二機を撃墜す1945年戦争記録画展出品 無期限貸与作品 東京国立近代美術館蔵 「太平洋戦争…
姪っ子ふたりが遊びに来てくれました。6歳と2歳の女の子。 一瞬たりとも止まっていない、二人のエネルギーに圧倒されました。 帰り際に、下の愛理ちゃんに…
猫の後ろ姿 2258 多田茂治『大正アナキストの夢』 渡辺政太郎を想う
皓星社から多田茂治さんの『大正アナキストの夢 渡辺政太郎とその時代』が復刻刊行されていること知り、さっそく入手した。 1992年に土筆社からでたこの本は僕…
辺見庸 入り江の幻影 より 朝日新聞8月11日、非常におそろしい記事を2つ読んだ。 全文をここに記録しておきたい。 ******…
榎並和春さんが、8日(火)まで銀座・松屋で個展「夢のまにまに」を開催中。 ご関心のある方、ぜひご覧ください。 なんだか僕は榎並さんの絵とブログの文章に…
猫の後ろ姿 2255 画家・榎並和春さんへ 「混沌」をめぐって
榎並和春 2023/7/19 F130制作過程 画家・榎並和春さんの7月19日のブログに記された榎並さんの言葉を何度も読み、考えている。 <墨でカタチを模…
2023年今夏7月の或る日の嘱目。 仰向けに蝉死にいたる夏日中 …
マティス 「金魚鉢のある室内」 1914年 マティス 「コリウールのフランス窓」 1914年 NHKテレビの「日曜美術館 マティス 幸せの色彩」を観た。18…
猫の後ろ姿 2252 虚実皮膜 虚にして虚にあらず、実にして実にあらず。
榎並和春 人物習作 未完 6月29日の画家・榎並和春さんのブログに、この作品に関してこうあった。 何も見ないで描いては壊してまた描いていく、具象と抽象の間…
この2、3日、松本竣介の絵と文を読み、関連の文献を読んでいる。これもそのうちの 一つ。松本の近くで、彼を見つめていた人の文でいい本だと思う。中で、とても印…
「ブログリーダー」を活用して、モリエール山梨さんをフォローしませんか?
榎並さん、僕が榎並さんの絵と出会って、もう40年が過ぎました。大学院を出たばかりの若者 が、もう立派な老人となり果てました。 スクエア展で榎並さんの大作を…
先週の木曜日、コロナ禍で行けなかった歌舞伎座に3年ぶりに行ってきました。「団菊祭 五月大歌舞伎」昼の部の外題は、「寿式三番叟」「勧進帳」「三人吉三巴白浪」…
オコゼの塩焼き榎並さんのブログからお借りしました。スゴイ生命力を感じます。 選ぶという事は自分の度量を明らかにすることで、そこに選んだ人の価値観が問われる。…
この写真、榎並さんのブログからお借りしました。胸に沁みるように美しいです。 榎並和春 冬の旅 1991年 東御市梅野記念絵画館主催「第23回 私の…
榎並和春 ツィゴイネルワイゼン 2025 F20 第125回・榎並和春個展 個展タイトル「ひとひとのあわい1」 2025年4月24日(木)~5月11日(日)…
朝日新聞 2025 03 31朝刊 「西太平洋で有事に直面した場合、 日本は最前線に立つことになる。」 3月30日、防衛相で行われた…
折坂悠太の歌「ユンスル」を最近知って、とても心惹かれました。まず、折坂悠太の歌があり、続いてイ・ランという女性のポエトリイ・リーディングがある。 「ユンス…
高き峰々に包まれ空を見上げて、そろそろ半世紀になります。甲府荒川沿いの生活の中で再会しました。私自身の原風景に!水面の煌めき、山も空も写し込んだその流れ。幼…
榎並和春さんの個展がもうすぐ始まります。 早春の京都のピリッとした空気に触れたいのですが、 残念ながら僕は今年は会期中には京都に参れません。 お近く…
「大きな声で、元気よく」 ちょっと気弱な気分になった時、僕はこの水木亮さんの言葉を心の内で叫びます。 すると、なにやら、さてやるかと勇気が湧…
「You Tube 折坂悠太 スペル」で検索してください 大学の時の友人の奥さんが亡くなられたことを知った。 ついこのあいだは、妹の旦那さんが亡くなった。…
画家・榎並和春さんが、そのブログで「憧れの座職」と書いておられる。僕は、文学座の役者、加藤武さんの事を思い浮かべました。 加藤さんは2015年に86歳でな…
"Oh, Lady be Good!" Ella Fitzgerald"Oh, Lady be Good!" was written in 1924 by…
妹の旦那さんが亡くなって、今日、告別式が無事執り行われた。焼香に立った僕の足の具合がこころもとないのを気遣ってくれて、 妻初美さんが僕の左手を軽く握ってく…
先日、水木亮さんの作・演出による「終末施設 どどんぱの仲間達」を拝見した。演ずるのは、山梨ことぶき勧学院の「希望塾」の諸氏・諸嬢の皆さん。演ずるうちに、徐…
金子文子と朴烈主婦之友 1926年3月 来月の8日、山梨で、「第22回日韓歴史教育交流シンポジウム ―韓国の教師と日本の教師・市民との歴史教育交流-…
中込靖成 Landscape #1562 2023 9年前、山梨大学医学部付属病院でクモ膜下出血の手術を受けた。術後、毎月検査と診察にここに通ってきた…
年末の銀座で、榎並和春さんの個展が今日、始まりました。 先日、山梨英和大学の教室の飾られた自作の前で、榎並さんのレクチャーがありました。大きな絵がすぐそ…
昨日24日、榎並和春さんの個展を拝見。最終日、ゆっくり楽しませていただきました。 猫の後ろ姿を描いた作品があって、うれしくなりました。やっぱり。猫はかわい…
最近は、ちょっとした時間があると、アガサ・クリスティーの本を手に取っている。ご存じ、ポワロやマープルが活躍する推理小説なん…
「映画」といえば、「加藤泰」。もう50年も前に、大学に入りたての頃、「緋牡丹博徒 花札勝負」を観た。以来、加藤泰の映画にとりつかれてしまった。 今も、あの…
いつもの通り、NHK-FMのゴンチチの番組を録音しておいたMDで、ベートーベンのピアノソナタを聞いた。第19番ト短調、作品49の1。番組の中でかかったのは…
https://youtu.be/pex7NEyXJpg NHK-FMのゴンチチの番組を昔録音しておいたのをのんびりと聞いていて、突然、大映映画「大魔神…
ゴンチチさんのFM番組を20年前に録音しておいて、聴いていなかったものを今聴いている。20年前に聴いたとしても聴こえなかったであろうものが今は聴こえて来る。…
水木亮さん 新作公演「つなぐ夢・嬰児(いのち)の小川」を拝見しました。会場の敷島総合文化会館大ホールは、臨時席が急遽しつらえられるほどお客さんでいっぱい…
水木亮さん作・演出による演劇公演が今月の19日(日)にあります。命を慈しむ水木さんの思いが、どんな舞台になっているでしょうか。コロナ禍を経て、命への僕等の思…
2010年8月4日の当ブログ316回で、僕は大東亜戦争下のインドネシアにおける「啓民文化指導所」に関して書いた。一部再録したい。 2008年3月15日、福…
榎並和春個展「日々賛々」 4月25日~5月12日 西千葉 山口画廊 同時期に企画画廊「くじらのほね」にて ドローイング展を開催 画家・榎並和春さんが先日こ…
18日、朝7時のNHKテレビのニュースで、悲痛な声を聞いた。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の保護局長・清田明宏さんがガザで聞いた声。 看護…
相変わらず、性懲りもなく毎日、「戦時下日本の美術」のことを調べ、考えている。今日はふとこんなことに気が付いた。図版をご覧いただきたい。 上は、194…
1966年10月公開 監督:恩地日出夫 脚本:山田太一 音楽:武満徹 ゴンチチのFM番組を録音しておいたのを毎日少しずつ聴いている。 …
不染鉄 秋色山村 昭和初期 奈良県美 不染鉄 廃船 1969 京近美 中村君、奈良県美での「不染鉄」の展覧会のこと、お知らせいただきありがたく存じます。 こ…
幸徳秋水の甥・幸徳幸衛の人と画業を探求している。 幸衛の作品「室戸岬の風景」(1931年)が、平塚市美術館に寄託されていることを神奈川県立近代美術館の方に…
https://youtu.be/R0xoMhCT-7A Israel Kamakawio'ole ハワイの歌手 What …
ウイリアム・モリス 柳の枝 1887 菅季治と鹿野武一、この二人のシベリヤ抑留者のカラガンダ第十一分所における稀有な出会いを記した菅の文章を再読し、今年一年…
幸徳幸衛 風景 1927神奈川県立近代美術館蔵 幸徳幸衛と幸徳秋水 塩谷さん、こんばんは。 先日、葉山の神奈川近美で、幸徳幸衛の「風景」を再見しました。こ…
今年も暮れつつある。 今年は、アガサ・クリスティーを文庫でいくつも読んだ。 登場する人物たちの、自分の人生への懸命なあがきがとてもよかった。 この『ポ…