脱ひよこ翻訳者!王子たちの子育てと仕事・勉強を両立させて自分に自信をつけたいな。
英日翻訳の仕事をしています(貧困・社会問題、環境、自己啓発本、生活雑貨のカタログなど)。2人目出産後、ぼちぼちと仕事を再開しましたが、本格復帰するまで生活にメリハリを付け、翻訳可能な専門分野を増やすべく勉強中です。2007年8月生まれの超わんぱく元気王子1号、2010年8月生まれの超きゅーとな王子2号、大ざっぱなA型だんなの4人家族。趣味はベランダガーデニングとパン作り。
知念実希人著『優しい死神の飼い方』上司命令により、犬の体に封じられて地上に左遷(派遣)された死神。ホスピスの看護師、菜穂に「レオ」と名づけられ、未練から地縛霊となりそうな患者たちの心残りを解消していく。2作目の『黒猫の小夜曲』から先に読んでしまったので、今回も全員の未練がつながっているんだろうなと思ったけど、つながりかたがいろいろで、すごくおもしろかった。おもしろかったけど、やっぱり人が亡くなるので、悲しかったな。だけど、患者たちは未練を解消されて穏やかに最期を迎えることができた。悲しいけど温かい。でも、やっぱり悲しいかな。知念実希人『優しい死神の飼い方』
シヴォーン・ダウド著、越前敏弥訳『ロンドン・アイの謎』12歳の少年・テッドが主人公。マンハッタンに引っ越すいとこのサリムが母親とともに泊まりに来た。サリムの希望でロンドン・アイに乗ることになったけど、チケット売り場は長蛇の列。怪しげな男の人がチケットを1枚譲ってくれて、サリムは1人で観覧車のカプセルに乗り込んだ。30分経ってカプセルが戻ってきたとき、ほかの乗客は降りてきたのに、サリムはいない!「ほかの人とはちがう」優秀な頭脳を持つ主人公テッドが考え、姉のカットが行動する。思春期の姉と弟の遠くて近い距離感、人間の思い込み、ステレオタイプ、などなど。いろいろな要素がとても自然で日常的。最後のサリムの居場所だけは想像できたけど、それ以外は素直に文字を追うだけの私の脳ではわからなかったorzシヴォーン・ダウド『ロンドン・アイの謎』
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