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ぐうたらら https://blog.goo.ne.jp/izune18/

毎日の幸せを書くことによって表現したいなぁ、と思っています。

日常の幸せだなと感じるところや、嬉しかったことなんかを書いています。ただの日常日記です。

いずね
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2009/04/22

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  • 深いしわ

    年寄りの顔は深い。若いほうが良いとされるこの世界で、シワは消してしまう文化のなかで年寄りの顔は、あまりきれいなものではない。若いほうがシワもないし、何もなくてきれい。青い野球帽をかぶり、その下から見える焼けた肌。手はシワだらけで、きれいじゃない。爪の隙間は黒く、栄養が行き届かないのか筋も入っている。丸い指先は、固い皮膚が張り付いている。身なりもあまりきれいではない、おじいさん。なんとなく苦手な人だと思う。野球帽の下から現れる顔は、いつもおちゃめな笑顔。歯がないから、歯茎が見えている。糸のように目を細めて、笑う。私がおじぎをすると、おじいさんは私のまねをする。深いおじぎ。なんだか、苦手。そう思うけれど、この人を避けると、バチがあたる雰囲気を持っていて不思議とじーっと見てしまう。おじいさんも私をじーっとみる。目の中...深いしわ

  • ひさしぶりということ

    小学生、中学生と高校生の時も少し。一緒に過ごしてきた人間と久々に会った。3人で会ったけれど、昔の距離感や質感はなく、新たな関係が始まった。変わらないところは、変わらない。変わるところは、変わるから、関係も違う。3人で随分と長い時間を過ごしてきたしそれでも、長い間、会うことがなかった。携帯が壊れたりすると、いまの時代は不便だ。至近距離に住んでいるのに、まだ地元にいたの?と声をかける。子どもの頃と、大人になってからの性格となんだか程よく、違う性格。私も考えていることがまとまってきて子どもの頃の伝えたいことがわからない、という状況がなくなってスパッと言いたいことが自分でかわるようになってきた。今しかない、という感覚も薄れてこの先、長いんだろうな、とお互いに言い合う。この先が長いであろうことに気が付ける子供ではなかった...ひさしぶりということ

  • 薄い青緑いろ

    感動した、そういう言葉を使う時点で、感動しているのか怪しいと思ってきた。読書感想文や、作文などで使われる言葉。自分が信じてこなかった言葉の一つ。使わないとは言わないけれど、どういう言葉か形がわからなかった。大人になると、自分がありとあらゆるものに感動していたと気が付いてきた。自分でも驚いたけれど、確かに私は感動していた。この時期ならば、ノウゼンカズラの鮮やかな色、花の名前を知らなかったから、名前にも。あとは、入道雲が流れたり、風の通り道、夜に響き渡るバイクの音。自分が感動していることにも気が付かないほど、感じることは多くてあとあと考えてみたら、感動していたのだと、わかった。その場で感動したといえる人は、とても頭のいい人。私にとって感動とは、何か新しいことを観察することで、生まれている。じっくり興味のあるものを見...薄い青緑いろ

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