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さくら進学クリニック「進学コラム」 https://sakurashingaku.hatenablog.com/

千葉県北西部の高校受験情報のブログです。 公表されている情報をもとに、独自の視点で解説をしています。

さくら
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2009/03/01

  • 673.「改めて合否の判定を行った」とは

    こんにちは、さくらです。今日・明日が土日のため、公立入試の採点ミス問題は一見落ち着いています。(それを狙って金曜に発表した?) ところで、気になることがひとつ。「修正した得点により改めて合否の判定を行った」というのは、実際にはどう行ったのでしょう。 まさか、「採点ミスのあった生徒を取り出して、合格最低点を超えているかどうか確認した」だけということはありませんよね。 採点ミスの結果「本来は不合格なのに合格になっていた生徒」(長いので、以下「ラッキー合格の生徒」と略)が1人もいなければそれでもOKですが、 ラッキー合格の生徒が1人でもいればそれでは正しく判定することはできません。 (もちろん、一度…

  • トピックス 今年の公立入試で採点ミスが発覚

    こんにちは、さくらです。 千葉県教育委員会は本日、臨時記者会見を開き、今年の公立高校入試で採点の誤りがあったことを発表しました。3月8日に小金高校の得点開示をした生徒から、採点の誤りが発覚したそうです。 (具体的にどう発覚したのかは不明、自己採点とずいぶん違っていたのでしょうか) 翌日に他の受検者についても確認したところ、複数教科で複数名にわたる採点の誤りが発覚。(ひえ~)これを受けて、県教委は10日から15日まで全公立高校で答案の一斉点検を実施。 県立高校92校で870件、市立高校6校で63件の採点の誤りが見つかりました。 採点ミスの中身は「正解と不正解との誤り」「配点・部分点の誤り」「小計…

  • 672.公立入試発表

    こんにちは、さくらです。 公立入試発表の日がやって来ました。合格された方、おめでとうございます。残念ながら合格を手にできなかった方は、本意でない高校に進学することになると思います。 しかし、大切なことは「どの高校に入るか」ではなく、「入った高校で何をするか」です。 志望していた高校でやりたかったことが、進学する高校でできないはずはありません。どの高校に進学しても、あなたの価値や可能性に変わりはないのです。高校進学はゴールではありません。 人生をマラソンの42.195Kmに例えれば、まだ10Kmにも満たないレース序盤です。 あなたのレースはまだ始まったばかりなのですから、何人かに抜かれたとしても…

  • 671.2日間の公立入試を終えて

    こんにちは、さくらです。 昨日と今日で公立入試が行われました。 受験生の皆さん、お疲れ様でした。ホームページなどで解答を手に入れて、すでに自己採点をした人もいるかもしれません。 自己採点の結果がどうであっても、これで高校受験は終了です。合格発表までの9日間は長いと思うかもしれません。 しかし、すぐに答えが出ることの多いこの時代、「待たされる」ことも貴重な体験です。 不安定な状態で「自分を見つめ直したり」「将来のことを考えたり」することは、とても大切なことです。 そんな時間は人生に何度もあるわけではありません。ひとまず受験のことから離れて、 今までできなかった「やりたいこと」に時間を使ってみたり…

  • 670.公立入試に向けて

    こんにちは、さくらです。公立入試の志願変更が終了し志願者数が確定しました。 上位校(普通科、小金は総合学科)の志願状況は以下のようです。学校名 定員 志願者(志願変更での増減) 倍率 県千葉 240名 380名 (-18名) 1.58倍 県船橋 320名 569名 (-50名) 1.78倍 東葛飾 240名 480名 (-50名) 2.00倍 千葉東 320名 429名 (+-0名) 1.34倍佐倉 280名 395名 (-7名) 1.41倍 薬園台 280名 409名 (+4名) 1.46倍 市千葉 280名 480名 (-14名) 1.71倍 小金 320名 488名 (-4名) 1.53…

  • 669.公立入試志願状況

    こんにちは、さくらです。公立入試の志願状況が発表されました。 さっそく上位校(普通科、小金は総合学科)の志願者数と志願倍率を見てみましょう。前の( )は昨年の志願者数と増減、後の( )は昨年の志願倍率です。 県千葉 398名 (425名、-27名) 1.66倍 (1.77倍) 県船橋 619名 (632名、-13名) 1.93倍 (1.98倍) 東葛飾 530名 (466名、+64名) 2.21倍 (1.94倍) 千葉東 429名 (550名、-121名) 1.34倍 (1.72倍)佐倉 402名 (456名、-54名) 1.44倍 (1.63倍) 薬園台 405名 (388名、+17名) 1…

  • 668.公立高校進路志望調査を読む

    こんにちは、さくらです。昨日の新聞に「公立高校の進路志望調査」が掲載されました。 これは中3生の志望状況を調査した数字です。 調査は冬休み明けに行っているので、私立入試の結果によって動く生徒の分は含まれていません。 実際の願書提出状況とは異なりますので気をつけてください。今回は、この調査結果から公立1・2番手校の入試傾向を読み取ってみたいと思います。 はじめに1・2番手校(普通科、小金は総合学科)の志望状況をまとめます。 後ろの( )は前年の志望調査の倍率です。県千葉 (定員240名) 志望者484名 倍率2.02倍 (2.26倍) 県船橋 (定員320名) 志望者840名 倍率2.63倍 (…

  • 667.県内私立高校入試結果その5

    こんにちは、さくらです。 昭和学院秀英高校のホームページに入試結果が掲載されました。 昭和学院秀英 (第一志望込み80名) 受験者1240名 合格者667名 倍率1.86倍 (昨年は 1234名 合格者671名 倍率1.84倍)受験者数・合格者数とも昨年とほとんど同じで、倍率は2倍を下回っています。 市川(1.78倍)と昭和秀英がともに2倍を下回り、公立上位校志望者にとっては併願しやすい年だったでしょう。 (番狂わせが起こりにくく実力通りの結果が出やすいという意味です、受かりやすいという意味ではありません)ちなみに合格者数がこのコラムの番号と同じ667なのは、ちょっと嬉しい偶然です。これで県内…

  • 666.県内私立高校入試結果その4

    こんにちは、さくらです。 渋谷幕張の入試結果が掲載されました。渋谷教育学園幕張 (学力・帰国・特別活動の合計55名) 学力選抜試験 受験者669名 合格者235名 倍率2.85倍 (昨年は 受験者715名 合格者231名 倍率3.10倍)受験者が昨年より46名減り、合格者数が4名増えたため倍率はやや下がって2倍台に戻りました。 それでも受験者層のレベルを考えれば、かなり厳しい入試だったと言えるでしょう。 県内私立高校入試結果も、あとは昭和秀英の掲載待ちだけです。 ランキングに参加しています。 クリックすると投票していただけます(ランキングの画面が開きます)、よろしくお願いします。

  • 665.県内私立高校入試結果その3

    こんにちは、さくらです。今日の渋谷幕張の発表で県内私立上位校入試はほぼ終了しました。 渋谷幕張の入試結果はまだ掲載されていませんが、昨日発表の芝浦工大柏で結果が掲載されています。 芝浦工業大学柏 (120名) 1回受験者542名 2回受験者725名 合格者415名 倍率3.05倍 (昨年は 1回受験者541名 2回受験者693名 合格者481名 倍率2.57倍)受験者が2日合計で33名増えて、合格者は66名減ったため、倍率は上がりました。 芝浦工大柏はここ4年間、2.52倍→3.07倍→2.57倍→3.05倍と見事な隔年現象になっています。 ただし、倍率増減の主な原因が合格者数の増減にあるので…

  • 664.県内私立高校入試結果その2

    こんにちは、さくらです。 今日は市川と専大松戸で発表がありました。 市川 (一般90名) 一般入試 受験者1106名 合格者623名 倍率1.78倍 (昨年は 受験者1080名 合格者481名 倍率2.25倍)昨年は合格者が前年より100名も減り、倍率が1.50→2.25倍に跳ね上がりましたが、今年は逆に合格者大幅増で1倍台に戻りました。 ちなみに市川高校の合格者数が600名を超えるのは、県内私立が前期・後期になる前の2005年(合格者745名)以来、18年ぶりです。 2005年は男子校として最後の入試でもありました、何か感慨深いものを感じます。 (進学コラムをさかのぼるだけでこんなデータまで…

  • 663.県内私立高校入試結果その1

    こんにちは、さくらです。昨日から県内私立高校入試が始まりました。 さっそく今日は日大習志野と成田で発表がありました。 日本大学習志野 (190名) B入試(一般) 受験者1665名 合格者860名 倍率1.94倍 (昨年は 受験者1661名 合格者872名 倍率1.90倍 ) 受験者4名増、合格者12名減は、ほとんど昨年と同じと言ってよいでしょう。 日大習志野はここ3年、2倍前後の高めの倍率が続いています。 以前のような1.5倍そこそこの倍率だと安心して受験できるのに・・・。そんなことを思いつつ、今年も第一志望のA入試を見ると定員180名で合格者は196名とひかえめな数字。 一昨年の220名や…

  • 662.県内私立高校志願状況

    こんにちは、さくらです。県のホームページに私立前期選抜の志願状況が掲載されています。 (たぶん明日の新聞にも載るでしょう) 調査が昨日(10日)なので受付を終了していない高校が大半ですが、志願状況をホームページで発表しない高校が多いので、不完全とはいえ貴重な情報だといえます。 願書受付を終了していない高校でも、ほとんどが受付終了間際なので、ほぼ確定に近い数字だと考えてよいでしょう。 ただし、県の発表は単願・併願やコース・類などの区別がなされていないので参考程度に見てください。ところで、志願状況に掲載されている倍率は志願倍率(志願者数÷定員)です。 私立は定員より多く合格者を出すので、実勢(実質…

  • トピックス 県千葉・東葛飾のインターネット出願について

    こんにちは、さくらです。千葉県教育委員会のホームページに「令和5年度千葉県公立高等学校入学者選抜におけるインターネットを活用した出願について」が掲載されました。 県千葉と東葛飾でインターネット出願を実施することは発表されていましたが、その詳細が明らかになりました。 詳しくは県教委の該当ページを見ていただくとして、簡単に流れを説明します。 ※ネット出願が行われるのは県千葉と東葛飾のみです、他の高校は今まで通りの出願になります。県千葉高校と東葛飾高校の受験を希望する生徒は 1.1月13日~26日に出願専用ページで出願の申込みをします ここで氏名や住所など志願者情報の入力と、写真のアップロードを行い…

  • トピックス 令和6年度公立入試の日程

    こんにちは、さくらです。 千葉県教育委員会のホームページに「令和6年度千葉県県立高等学校入学者選抜の日程」が掲載されました。 現在の中学2年生が受験するときの日程になります。願書提出 2月6日(火)・7日(水)・8日(木) (令和5年度は8日・9日・10日) 志願変更 14日(水)・15日(木) (15日・16日) 学力検査 20日(火)・21日(水) (21日・22日)追検査受付 26日(月)・27日(火) (24日・27日) 追検査 29日(木) (3月1日)発表 3月4日(月) (3日) 学力検査は令和5年度より1日早く、発表は土日の関係で1日遅くなっています。 ほぼ同じ日程だといってよ…

  • 661.公立入試の教科別特徴

    こんにちは、さくらです。 今回は公立上位校受験の手引きの最終回、「6.公立入試の教科別特徴」です。スローペースの人でも1・2年分くらいは公立の過去問を解いていると思います。 (入試は2月下旬なので、あまり急いで公立の過去問をこなす必要はありませんが) 学校の試験ではまんべんなく取れている人でも、過去問の得点は教科でばらつきがあるかもしれません。 それは当然です、そもそも公立の入試問題は全教科まんべんなく取れるようにはできていないのです。 ということで、学校でも塾でもあまり教えてくれない、千葉県公立入試の教科別特徴について書きます。 公立入試で1点でも多く得点するために、教科の特徴を知り、対策に…

  • 660.公立受験校はいつ確定するのか

    こんにちは、さくらです。久しぶりの更新です、もうこの時期になると受験情報も出尽くしているということです。 あとは勉強するだけの時期だともいえるでしょう。以前のコラム「656.公立高校と私立高校の位置づけ」で「少なくとも冬休み明けまでは公立受験校で悩む必要はありません」と書きました。 公立の願書提出は2月に入ってからなので、「1月まではひたすら第一志望目指して勉強を頑張ろう」ということです。 とはいえ、ではいったいいつ決めればいいんだと思う人もいるでしょう。 そんなわけで今回は、いつ、どのような形で公立受験校を確定するのか、そのためのポイントについて書きます。12月以降で受験校確定の判断材料にな…

  • トピックス 公立高校の選抜・評価方法

    こんにちは、さくらです。各公立高校のホームページに、来年度(2023年入試)の選抜・評価方法が掲載されました。来年度は東葛飾と千葉東が学校設定検査に思考力を問う問題を導入するため配点を変更しています。 両校とも県千葉と同様に100点満点の得点をそのまま使用する配点になっています。 また、県千葉が2段階の選抜を導入します。(これは後述) 1・2番手校の普通科(小金は総合学科) の選抜・評価方法は以下のようです。県船橋 学力検査500点 + 内申135点×0.5 + 作文10点 = 577.5点満点 東葛飾 学力検査500点 + 内申135点×0.5 + 思考力を問う問題100点 = 667.5点…

  • 659.1か月後に迫った選抜・評価方法の更新に向けて予習しておく

    こんにちは、さくらです。2023年公立入試の実施要項が発表になり、残る重要情報は「選抜・評価方法」のみとなりました。 選抜・評価方法は例年10月下旬に、県教委ではなく各高校のホームページに掲載されます。 (現在、各高校HPに掲載されているのは今春の入試のものです)そこで今回は、公立上位校受験の手引きの5回目、「5.選抜・評価方法の読み方」をお届けします。 1か月後の更新に向けて、選抜・評価方法の読み方を予習しておきましょう。 ところで、昨年は更新されてからコラムを書いたので、今回の内容は昨年のものとほとんど同じになっています。 5.選抜・評価方法の読み方公立高校のホームページで公開されている「…

  • トピックス 令和5年度公立高校入学者選抜実施要項

    こんにちは、さくらです。千葉県教育委員会のホームページに「令和5年度千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項について」が掲載されています。 これは、公立高校入試についてのほとんど全ての情報をまとめたものです。 公立入試についてわからないことがあれば、ここを調べることでだいたい解決するでしょう。 ただ、受験生が読んでおくべきものかと言えば、その必要はないと思います。(特に面白いものでもありませんし)ところで、この中の「付表2」一般入学者選抜における検査の内容等で、2023年入試におけるKの数値が発表されています。 Kの数値とは調査書の評定にかける数字で、原則を1として、各高校の特色に応じて0.5以上…

  • 658.県内私立高の入試日程のまとめ

    こんにちは、さくらです。県内私立高校の入試日程が発表されました。 そこで、入試相談のない(併願推薦などのない)私立8高校の入試日程や募集定員をまとめておきます。県内私立高校の募集要項をまとめたものは千葉県教育委員会や千葉県私立中学高等学校協会のホームページに掲載されています。 千葉県教育委員会のホームページ 千葉県私立中学高等学校協会のホームページ定員は原則として併願のものですが、学校により単願や第一志望なども含みます。 (単願や第一志望を別枠で設定している場合は定員を掲載しています、ただしスポーツ推薦は掲載していません)なお、入試相談のない8校はすべて後期選抜を実施しません。 [前期選抜] …

  • 657.公立高校の入試システム

    こんにちは、さくらです。公立上位校受験の手引きの4回目、「4.公立高校の入試システム」をお届けします。千葉県の公立高校では、高校ごとに選抜・評価方法が公表されています。 その中で調査書・学力検査・学校設定検査の配点が明示されているので、透明度の高い入試だと言えます。 選抜・評価方法は例年10月下旬に発表されるので、現在、各高校ホームページに掲載されているのは前回入試のものです。 2023年には若干の変更点があるかもしれませんが、前年の選抜・評価方法をもとに公立高校の入試システムについて解説します。 (学校設定検査が「思考力を問う問題」に変更される東葛飾と千葉東は必ず配点が変わるでしょう) 4.…

  • トピックス 令和5年度公立高校募集定員について

    こんにちは、さくらです。千葉県教育委員会のホームページに「令和5年度千葉県公立高等学校第1学年生徒募集定員について」が掲載されています。 今年は中学校卒業者数が昨年より約80人増加するそうですが、全日制全体で9学級の定員減となっています。 卒業者増なのに定員減というのは妙な感じですが、定員割れが常態化している高校をテコ入れするということでしょう。上位校に定員の変更はありません。 平成26年度から1学級増になっている 県船橋・普通科 は継続して通常より1学級増(8学級)のままです。 1・2番手校普通科(小金は総合学科)の募集学級数は以下のようになります。 (1学級の定員は40名、( )内は普通科…

  • 656.公立高校と私立高校の位置づけ

    こんにちは、さくらです。公立上位校受験の手引きの3回目、「3.公立高校と私立高校の位置づけ -併願パターンを考える上で-」をお届けします。 私立併願校選びの参考にしてください。ところで、このコラムを読んでいる人は公立志望の人が多いので、「私立の話より、公立の話が聞きたい」と思うかもしれません。 確かに、この時期はまだ第一志望の公立高校のことを考えるので精一杯かもしれません。 しかし、「1.入試までの日程」をもう一度見てもらえばわかりますが、公立入試が動き始めるのは2月からです。 実際には1月下旬には受験校を決める必要があると思いますが、少なくとも冬休み明けまでは公立受験校で悩む必要はありません…

  • 655.公立上位校入試の概要

    こんにちは、さくらです。 公立上位校受験の手引きの2回目、「2.公立上位校入試の概要」をお届けします。 2.公立上位校入試の概要千葉県の公立入試は2020年(現高3生)まで、前期と後期の2回の選抜が行われてきました。 試験が2回あるといっても定員が増えるわけではなく、「合格者の一部を不合格にして再受験させる」意味不明の不条理な制度でした。 定員を2回の試験に分けるため、上位校では前期・後期とも高倍率の厳しい入試になっていました。それが2021年から1回きりの入試になり、入試状況は大きく変わりました。 前期・後期のころとの違いがわかるように、公立上位校・普通科(小金は総合学科)の過去3年間の倍率…

  • 654.入試までの日程

    こんにちは、さくらです。気がつけば7月末、夏休みも4分の1が過ぎました。 受験勉強は軌道に乗っているでしょうか。夏休みは学校が休みになるので受験情報はほとんど出てきません。 この進学コラムでも書くことがないので、「公立上位校受験の手引き」を少しずつ配信します。 受験の手引きを見て、受験生として必要な情報を整理しておきましょう。 (受験の手引きは情報のまとめなので、以前や今後のコラムと内容が重複することがあります)今回は1回目、「1.入試までの日程」です。 1.入試までの日程《私 立》 12月15日から 入試相談開始 1月17日から 県内前期入試 2月10日から 都内一般入試 《公 立》 2月8…

  • トピックス 学校設定検査の内容

    こんにちは、さくらです。千葉県教育委員会のホームページに「令和5年度千葉県公立高等学校入学者選抜「一般入学者選抜」等における学校設定検査の内容等について」という文書が掲載されています。 公立入試の2日目の午後に行う「学校設定検査」に何をするのかという一覧が載っています。 今春、県千葉で導入された「思考力を問う問題」が他の高校でも採用されるのか注目でしたが、案の定でした。上位校の検査内容は以下の通りです。県千葉 その他の検査(思考力を問う問題) 県船橋 作文 東葛飾 その他の検査(思考力を問う問題) 千葉東 その他の検査(思考力を問う問題) 佐倉 面接 薬園台 面接 市千葉 小論文 小金 作文東…

  • 653.実際どこの大学に進学してるの?

    こんにちは、さくらです。前回は県船橋・薬園台・船橋東の進学先について円グラフを書いて考えてみました。 ふつうの生徒がどのレベルの大学に進学しているのか、イメージがつかめたのではないかと思います。 ただ、大学をグループ分けしたので、具体的にどこの大学に行っているのかはわかりにくくなってしまいました。そこで今回は前回の続きとして、今年の卒業生の「進学者の多い7大学」をピックアップしてみました。 7と中途半端なのは、実際に書き出してみると5だと少なくて10だと多いので、まあ7くらいがいいかと(笑)。 「進学者数が多い=ボリューム層」と考えると、進学者数が多い大学はふつうの生徒の進学先と考えられそうで…

  • 652.ふつうの生徒はどこの大学に行く?

    こんにちは、さくらです。今回は公立高校の大学進学実績について書きます。 高校を大学で学ぶための準備期間と考えれば、大学実績は高校選択の重要なポイントになるでしょう。 ただ、中学生に大学実績はわかりにくく、実際には有名大学の合格者数を比較するくらいしかできなかったりします。東大など有名大学の実績は、校内でもトップクラスの人の話です。 東大に10人入ったとか言っても、ふつうの生徒には夢のような話なのです。 では、クラスでまん中くらいにいる「ふつうの生徒」はどんな大学に進学しているのでしょうか。最近は進路実績として、合格者数だけでなく進学者数まで公表する高校が増えてきています。 特に第2学区では県船…

  • 651.県内私立高の日程 その1

    こんにちは、さくらです。県内私立高校のホームページに来年度の募集要項が出始めています。 上位校では市川と日大習志野が掲載しています。 市川1月17日(1日目) 一般 90名(帰国生入試を含む)日程・定員とも前年と変更はありません。 一般とは別に単願推薦(30名)があります。 一般と単願は5教科、帰国生は3教科の入試です。 日本大学習志野1月17日(1日目) B入試(一般) 190名日程・定員とも前年と変更はありません。 一般とは別に第一志望(A入試)と剣道部のみのスポーツ推薦(合わせて180名)があります。 2023年入試も1月17日から始まるようです。 コラムには載せませんが入試相談ありの高…

  • 650.正しい情報その4 -英語検定-

    こんにちは、さくらです。早いものでもう6月、ちょうど今年1回目の英検が行われた頃でしょう。 初めての検定試験にドキドキした人もいたのではないでしょうか。 二次試験は7月なので、まだドキドキは続きますね。ところで、次の英検(第2回)は10月です。 受験勉強は過去問研究など佳境に入っている頃ですが、英検を受けるべきでしょうか? ということで、今回は公立上位校受験と10月の英語検定について書きます。 《正しい情報その4》 わずかな努力で2級以上に合格できる人は、ぜひ取っておこう! そうでない人は、秋は受験勉強に集中しよう!「646.正しい情報その1 -内申点・公立編-」でも書きましたが、公立上位6校…

  • 649.正しい情報その3 -偏差値-

    こんにちは、さくらです。6月から模擬試験が始まります。 模試では志望校を記入しますから、志望校を決めるために偏差値を調べたりすると思います。試しにGoogleで「県立千葉高校 偏差値」で検索してみます。 検索の1ページ目に出てきたホームページをチェックして見てみると・・・ 県千葉高校の偏差値は 70 76 74 72 70 74 69 73 73 と、見事にバラバラの数字が出てきます。 下は69から、上は76まで、差が7もあり、どれを信じたらいいのか困ってしまいます。 (インターネット上には、いかにいいかげんな情報(失礼!)があふれているかってことです)というわけで、今回は志望校の合格基準偏差…

  • トピックス 公立高校入試の結果

    こんにちは、さくらです。 千葉県教育員会のホームページに「令和4年度 千葉県公立高等学校入学者選抜 学力検査結果の概要」が掲載されています。 (今年から資料の名前が「検査の結果」から「検査結果の概要」に少し変わりました、危うく気づかないところだった・・・) これには公立入試の「平均点」「設問ごとの正答率・無回答率」「得点分布グラフ」などが掲載されています。過去4年間(2020年までは前期選抜)と平均点を比較してみると 国語 社会 数学 理科 英語 5教科 2018年(H30) 63.2 52.9 58.5 60.0 59.7 294.3 2019年(H31) 54.2 56.6 54.5 60…

  • 648.正しい情報その2 -内申点・私立編-

    こんにちは、さくらです。前回は公立上位校入試における内申点の扱いについて書きました。 今回は私立上位校入試での内申点について書きたいと思います。(今回は結構な大作です)《正しい情報その2》 安全校で困らないためには、5科23、9科38以上の内申点を確保したい! でも、公立1番手校志望なら安全校なんかで悩まない、実力があれば問題なし!一般に「公立入試は内申点を加味するが、私立は内申を見ない試験一発勝負」と思われているようです。 それは、一部正しく、一部で正しくありません。 そのあたりを詳しく解説していきましょう。 千葉県の私立高校は入試制度(合否判定の仕方)によって2つのグループに分類できます。…

  • 647.今年の公立の問題は難しかったのか

    こんにちは、さくらです。得点開示が終了して10日、新たな報告も来なくなってきましたので、このあたりで結果報告をしたいと思います。 ただ、今年はリアルタイム報告で更新していましたので、新たに報告する内容がありません。 そんなわけで結果報告とともに、前年の合格点と比較して、上位生にとって今年の公立の問題が難しかったのか、考えてみたいと思います。まずは、貴重な情報を送ってくださった皆さん、ありがとうございました。 直接送信された方の書き添えていただいた文章もすべて読ませていただきました。 合格と不合格、両方の情報があってはじめて合格最低点の特定をすることができます。 不合格の情報を送ってくださった方…

  • 646.正しい情報その1 -内申点-

    こんにちはさくらです春休みが終わり、新学年が始まりました。 新中3生のみなさんは、受験学年という意識が出てきているでしょうか。 公立入試は2月21・22日です、残り1年どころか、もう11か月も切っています。 早く「自分は受験生だ」という意識を持って、どんどん対策していきましょう。受験学年になったみなさんに、今回から「知っておくべき正しい情報」をお伝えします。 実力勝負の中学受験と違い、内申点、併願推薦、入試相談など、様々な要因の絡む高校受験は情報の勝負でもあります。 正しい情報を知り、正しく対処した者が、よりよい結果を得ることができます。しかし、世の中には怪しい情報があふれています。 特にネッ…

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