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認知症と物忘れ http://sogenakane.at.webry.info/

認知症は早期発見が大事らしいけれど、初期に加齢による物忘れとどう見分けるのだろう

母の様子が少し変わってきているようです。でも9割5分は今までと同じ。5分がとても気になります。単なる加齢による変化なのか、早期の認知症なのか。認知症を学習します。

sogenakane
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2009/01/26

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  • 母と同居して半年

    ここのところ忙しく、ブログ更新ができていません。 毎日なんてとんでもないですが、週に2から3回は更新したいけれど、 それも、難しい。 ということが、ブログを始めて、3ヶ月半経過し、わかりました。 ところで、母と同居して半年が過ぎました。 「認知症」かどうかは、やはり?です。 受診もしていません。 半年が過ぎて感じることは、 人や物の名前(特に人)が出てこない頻度が、やや多くなった。 親戚や特…

  • 認知症と診断されたあなたへ

    小澤勲著「認知症と診断されたあなたへ」医学書院 を読む。 小澤勲先生の本からは「愛」を感じる。 臨床で多くの認知症患者さんと関わる中で、発せられる言葉であり、とても重く、響くものを感じる。 「認知症という病気は知的機能は低下しても、人と人との繋がりは保たれる、そんな病なのです」と、本の見返しに書いてあります。 このことはとても大事なことと述べられています。

  • 須貝祐一著「ぼけの予防」岩波新書を読む

    須貝祐一著「ぼけの予防」岩波新書を読む 著者は医師で日本認知症ケア学会理事もされている。 この本は、ぼけの予防 が中心であるが、 1 ぼけとは何か の章があり 「年のせい」と認知症の違い の項目が一番最初に書かれている。 ここで述べられていることをまとめてみる。 まず、「年のせい」とは、何か 「年のせい」の物忘れや理解力の低下は、60歳を過ぎ…

  • 認知症になって変わること 環境の受け止め方と疲労

    ブログを初めてからまだ2ヶ月も経っていない(はず)。 母の様子を書いた記事よりも、 文献を紹介した記事の方が、 よく読まれているようだ。 私が、このブログを書き始めたとき 本(主に医学関係)では、具体的な症状がわかりにくい。 ブログで他の皆さんのところの様子はどうなのか、 具体的に認知症の始まりの症状が知りたいという思いで、 色々と読んでみたけれど(すべては見ていないけれど)、 多くは、認知…

  • 認知症初期の性格変化について

    老年精神医学雑誌、第16巻3号、2005年、p.310~314 斎藤正彦「アルツハイマー病初期にみられる性格変化」を読む 症状の変化を初期に観察することは難しいけれど、 性格の変化をみることはもっと難しい。 この論文でも、まずそれが述べられている。 性格変化を研究として見る場合、 ・性格の変化、という概念が不明確 ・発症の時期が特定しにくい 性格の変化が、他の症状の前から起きるのか、症状の後なのか判断は…

  • 会話について

    昨日も巻き寿司だった。 これで、今年1月以降、メニューに巻き寿司が出てきたのは5回目である。 やはり多いように思うけれど、 ・巻き寿司の具材が残っていたため、という理由があった。 ため、様子観察。 ちょっと心配だけれど、とても美味しかった。 いろいろと気になることを書いているけれど、 元々の性格が私にはよくわからないので、 それが「すこしだけおかしい」事なのか「もともとの気質」なのか、 その違…

  • 認知症の前段階

    老年精神医学雑誌、第16巻3号、2005年、p.289~295 武田雅俊「前駆状態の病態概念」を読む 少し古いですが、特集として 痴呆(認知症)の前駆症状 が組まれている雑誌です。 この論文で印象に残っているところ 正常な老化と病的な老化をどのように区別するという問題が重要となってくる。 多くの痴呆性疾患の発症は…

  • 軽度の認知症チェックリスト

    医師の診断向けの本でも、 認知症の診断は、加齢による年相応の変化なのか、正常範囲を超えた低下なのかその判断は容易ではない、と書かれている。 以前にも紹介した山口靖保編「認知症の正しい理解と包括的医療・ケアのポイント」協同医書出版

  • これはエピソード記憶の障害?

    最近、母の妹が 「引越の頃は、姉さん、ぼけてきたんじゃないかと、心配したわ」と言っていたらしい。 やはり、急激な環境の変化やその他の強いストレスは、 高齢者に認知症のような症状を引き起こすようだ。 最近は、「おかしいなぁ」と、首をかしげるような言動はずいぶん少なくなってきているので、やはり、引越は、認知症を引き起こす(この表現でよいかは疑問)かなり強い要因のようだ。 じゃあ、母は加齢によ…

  • あなたの家族が病気になったときに読む本 を読む

    福井次矢 他編、須貝佑一 他著:「あなたの家族が病気になったときに読む本 認知症」講談社、2006年 今までは、職場にある本を読んでいたが、 市民図書館に家族向けの本があったので借りて読んでみた。 感想は、 やはり、家族向けの本はとても詳しく具体的に症状が書かれていて、よくわかる。 医学書は体系的に学ぶのにはよいけれど、具体的な行動が症状としてまてめられすぎる傾向がある(当然か)。 この本…

  • 巻きずしと金銭管理

    金銭管理について 銀行へ行って税金などの入金する仕事がある。 これについて。 母は、先に銀行へ行って、振込や入金の用紙(?)を必要枚数もらってきて、 それを家で記入して、次の日に入金する。 この仕事は何十年している仕事だが、このような方法をし始めたのはいつからなのか。 よくわからないが、たぶん最近だと思う。 なぜこのような二度手間をするのかは、 「大勢の人で順番を待つのが大変、時間がかかる…

  • 生理的老化性変化は少ない

    1月8日の記事にした 「認知症テキスト」に気になる文章があった。 21ページ 日本の1700例の解剖(平均年齢80.5歳)から得られたデータは、 認知症の症例が 40% 軽度認知機能障害 15% 認知機能が正常 35% 判断できない 10% とのこと。 そして、 高齢者では、認知機能に障害がある症例のほうがない症例より頻度が高い。 これまで生理的老化性変化といわれてきたものが、多数例の検討か…

  • 電気製品・電子機器の操作について

    家をリフォームし、新しい機器の操作がいくつか必要になった。 その操作が最初はなかなか覚えられなかった。 一つは、給湯器の温度設定。 そして、床暖房、エアコン、お風呂の暖房。 このほか天窓とそのスクリーンの開閉のスイッチ。 ガス調理台、食洗機のパネルもある。 このガス調理機器がとても複雑で、勝手に弱火になったり消えたりと、賢いのだろうけれど、とても使い勝手が悪くてしょうがない。私でも?と考え込…

  • 早期認知症の症状

    一般医家のための老人性痴呆 を読む の続き この本も早期発見の重要性を説いている。少し長いけれど、引用する。 p.45~ 「痴呆の治療が手遅れにならないためには、前痴呆か遅くとも軽症痴呆の時期に見つける必要がある」 「われわれの調査からこの時期(前痴呆)の症状には明確な特徴があるので、注意すれば見逃すはずはないと考えている。」 「また、これらの症状は一過性の変動はせず、着々と進み、悪化し…

  • 怠惰な不活動

    金子満雄著「一般医家のための老人性痴呆」南江堂、1990年 を読む 序文を引用する 人はたとえ高齢であっても、食物を求めて必死に戦っているときには、ボケてなどいられなかったのではないだろうか。「今日はイモのつるを食べたが、明日は何を食べられるだろうか」と目を光らせ食物を求めていたあの戦後の時代には、今日の現象が起こることなど予想だにされなかったであろう。 満ち足りた飽食の現代にあって、・・・…

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