次期学習指導要領を見据えた地誌学習のあり方について(日本地理学会公開シンポジウム)

次期学習指導要領を見据えた地誌学習のあり方について(日本地理学会公開シンポジウム)

日本地理学会春期学術大会(駒澤大学)のシンポジウムに登壇してまいりました(プログラムはこちら)シンポジウムのテーマは「次期改訂に向けての小中高地誌学習の新たな方向性—GIS・フィールドワーク」でした。自分に与えられたテーマは表題の通りです。 込み入った話はスライドの本体に譲るとして、総合討論でも話題になったことは、「中学校社会科地理で扱う地誌と、高校地理歴史科の地理総合・地理探究で扱う地誌は何が違うのか?(違いを持たせなければならないのか?)という点です。特に、高校ではあまりにも手薄になってしまっている日本地誌をどうするか?は、新学習指導要領(2032年〜)を待たずとも、4月の授業から常に..