そのあと、尾脂腺の油を羽根につけて、整えていました。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い3
クズの葉を裏返したら、目が出た小さなカメムシがいました。カメムシ目メダカナガカメムシ科24mm撮影2022.10.01更に小さいメダカナガカメムシ幼虫メダカナガカメムシ
各節に2本の角や棘がある独特の容姿に驚かせられましたが、どんな役割があるのでしょう?大きな角の先はカールしています。チョウ目カギバガ科35mm撮影2022.09.30右が頭、左が尾大きな角の先はカールしています各節に2本の角や棘がありますウコンカギバ終齢幼虫
縁紋(翅の先にある紋)が赤いトンボを初めて見ました。雄では尾部上付属器が上方に曲がっています。トンボ目トンボ科50mm撮影2022.09.30尾部上付属器が上方に曲がっています縁紋の赤が美しいマユタテアカネ♂
ただ黒いだけのハバチなのですが、このハチの科名「ミフシハバチ」が形態からきていたことを知り、トピックスとして取り上げました。ハチ目ミフシハバチ科撮影2022.09.27触覚を拡大すると、3節からなっているので、ミフシハバチですチュウレンジバチ
ヤマトシリアゲ雄は交尾前に雌に食べ物をあげて、雌がそれを食べている間に交尾する、これを婚姻贈呈というという記事を読んでいたので、そのシーンを見た時納得しました。鳥には「求愛給餌」という大切な儀式がありますが、昆虫にも同じようなことがあったというのに驚きました。シリアゲ目シリアゲムシ科撮影2022.09.26雄(右)からもらった虫を食べる雌(左)雌はずっと食べるのに夢中の様子ヤマトシリアゲ婚姻贈呈
翅の先端が黒く腹が真っ赤な赤トンボで、大好きなトンボです。久しぶりに会えましたが、今年は多いようです。撮影2022.09.25顔は黄色、翅の先端が黒いだんだんと腹を上げたリスアカネ♂
名前の由来は腹部先端がカギ状に曲がっているからです。チョウ目やハバチの幼虫に寄生するヤドリバエやヤドリバチに高次寄生されることが必要です。従ってカギバラバチは大量の卵をあちこちの葉に産んで一次宿主の体内に入り、更に一次宿主がヤドリバエやヤドリバチに捕食されてその体内に寄生しなければなりません。なんでこんなに複雑な過程を踏む寄生を編み出したのでしょう、運任せの寄生なので成虫の個体数は少ないようです。初見のハチを堪能しました。ハチ目カギバラバチ科12mm撮影2022.09.25腹部先端がカギ状に曲がっていますキスジセアカカギバラバチ
風が来ない窪地で静かに飛んでいました。ちょっとでも触れたら壊れてしまいそうな細い体でしたが、小さな虫を食べているのでしょう。撮影2022.09.22オオアオイトトンボ♂オオアオイトトンボ連結ホソミイトトンボ♂ホソミイトトンボ♂ホソミイトトンボ♀オオアオイトトンボとホソミイトトンボ
毎年キツリフネが咲くとアゲハチョウやホウジャクが飛んでくるのを楽しみにしています。やっとモンキアゲハがやって来てくれました。秋ですね~。撮影2022.09.22キツリフネとモンキアゲハ
珍しくゴマダラチョウが飛んできて地上に降り、口吻を土に接触させていました。数日前にアカボシゴマダラも同じような行動をしていました。ゴマダラチョウが見れただけでも、この日の探虫は満足感に浸れました。撮影2022.09.22黄色の口吻を土につけてゴマダラチョウ
とても小さいイトトンボなので、飛んでくれないと存在を確認できません。音もなく飛んで。ハートマークを期待したのですが、残念ながらこの時は実現しませんでした。トンボ目イトトンボ科40mm撮影2022.09.21尾端が水色の♂全体が茶褐色の♀水引にのってくれましたホソミイトトンボ♂♀
子供の頃、神社の軒下にあったすり鉢状の穴にアリを落とし、中にいる虫が引きずり込んで捕食するという光景を楽しんだものでした。アリ地獄とはウスバカゲロウの幼虫のことで、ちょっと見たくなり鉢状の穴付近を掘ってみました。いました、いました、でも死んだふりを最後まで貫き通しました。撮影後、元の場所に戻しました。アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科ウスバカゲロウ幼虫15mm撮影2022.09.21アリ地獄が地面に作った穴アリ地獄と呼ばれたウスバカゲロウの幼虫大きなハサミでがっちり挟むのでしょう裏返しにしても死んだふりアリ地獄
アリグモ♀が卵を産んでその巣を守っているように見えました。今後どう展開するのか、楽しみです。クモ目ハエトリグモ科撮影2022.09.21アリに擬態したクモです。脚は8本あります。巣のようで何か作業をしていました。アリグモ♀の巣
ツユ草を吸蜜するために飛んできました。この時期の毎年のテーマです。撮影2022.09.21因みに、昨年はこうでした。ツユクサの雌しべにとまって雄しべの花粉をなめている様子【季節の花】ちょっと薄い色のツユ草も咲いていました。ツユ草とホソヒラタアブ
ダイミョウセセリなのに斑が白でなく水色だったので、とても違和感を感じました。撮影2022.09.17【季節の虫】ハスモンヨトウ幼虫ダイミョウセセリ
「コナカイガラムシ科」から「ヤブタバココナジラミモドキ」に改題します
最近カイガラムシに興味を持って積極的に探しています。ほとんど動かないので今まで興味の対象外だったのですが、知ると未知の世界が見えてきました。ほとんどのカイガラムシは寄生植物の樹液を栄養源として生きているようで、みな幹に張り付いており、体はロウ物質で覆われています。カメムシ目コナカイガラムシ科そらさんからコメントをいただき、アブラムシであることが判明いたしました。はじめの日は下の写真のようにびっしりついていましたが、次第に崩れてきて、有翅成虫も見られるようになりました。ヤブタバコという植物についていたので、ヤブタバココナジラミモドキという名前になるのだそうです。カメムシ目アブラムシ科詳細はそらさんのブログをご覧ください。興味深いアブラムシの生態がわかります。撮影2022.09.17数匹いる赤い個体は歩けるよ...「コナカイガラムシ科」から「ヤブタバココナジラミモドキ」に改題します
アキノノゲシの茎にびっしりついた赤いアブラムシ、みな口吻を茎に突き刺しているので、お尻を空にむけています。真っ赤な身体に長い触角と長い脚を持つ成虫と、小さい幼虫、大きく背に黒い帯があるのは無翅型の成虫です。アブラムシがアリなどに与える「甘露」は排泄孔から分泌されます。一方身体の後端付近に角状管と呼ばれる1対の黒い突起があります。角状管からは敵の接近を仲間に知らせる「警戒フェロモン」が分泌されます。角状管の先端にオレンジ色の液滴を付けたアブラムシが観察できました。撮影2022.09.17角状管の先端にオレンジ色の液滴を付けたアブラムシがいます中央にいる大きいのは無翅型の成虫です排泄孔から何か出てますね小さい幼虫タイワンヒゲナガアブラムシ
褐色のハゴロモを何頭も見かけました。その後もっと赤い個体もみかけました、しかも目が赤い。翅の形状はよく似ているので個体差か雌雄の違いなのか?外来種で和名もないので不明ですが、1,2年前から幼虫が話題になっていたものなのか?カメムシ目ハゴロモ科撮影2022.09.17拡大すると今度は目が赤い明るい所では全体に赤い居た場所から推定すると、これの幼虫のようです外来種のハゴロモ
イチビという植物の大きな蕾の上に、スカシヒメヘリカメムシの異なるステージの一家がそろっていました。以前見た時はもっと地味色だったのに。今回のは朱色の個体が多く華やかでした、脱皮したては赤いのが多いですが。カメムシ目ヒメヘリカメムシ科撮影2022.09.15成虫5齢幼虫1,2,3齢幼虫たち【季節の生き物】ビロードハマキを久しぶりに見ました。スカシヒメヘリカメムシ
一次寄生が桃なのでこの名前がありますが、二次寄生はヨシで葉裏にたくさんいました。有翅型は緑色で、白いロウ質粉に覆われています。無翅型は頭部・胸部と腹部後方が赤く、その間は黄色です。カメムシ目アブラムシ科撮影2022.09.15右中央の個体は有翅型【季節の生き物】サワガニ♀が水辺に向かって歩いていました、産卵場所を探していたようでした。モモコフキアブラムシ
笹の一節ごとにササフクロカイガラムシがついていました。それを甲斐甲斐しくサポートするアリがいます、きっとご褒美の甘露がお目当てだったのでしょう。カメムシ目フクロカイガラムシ科カイガラムシを包む白い物は自身が出すロウ物質です。撮影2022.09.11ササフクロカイガラムシ
ボーベリア菌は、虫にとりついて虫にとって必要不可欠な水を体内から奪い去り、死にいたらせます。死体はボーベリア菌に覆われて白くみえます。このような死体は触らないようにしましょう、人間には害はないですが、この菌を拡大させる可能性がありますので。今まで甲虫では見たことがありましたが、クモは初めてでした。撮影2022.09.10長い脚が2本残っているので、アシナガグモでしょうか?ボーベリア菌に侵されたクモ
まるで鳥の糞のような色合いと感触で擬態しているつもりなのですが、ちょっと大き過ぎですよね。自分で張った糸を伝って移動していきました。クモ目コガネグモ科13mm撮影2022.09.10オオトリノフンダマシ
炎天下の田んぼを3日探してようやく見つけました。たくさんの稲の葉の中で本当に小さくて揺れている繭で、見つけた時は感激でした。ホウネンタワラチビアメバチは稲の葉を食べる害虫、フタホシコヤガの寄生蜂として知られていますが、他にもチョウの幼虫にも寄生します。ハチは幼虫の体に産卵し、孵化したハチの子は幼虫の体を食べながら成長し、そこから出て、繭を作ります。宿主から脱出した幼虫は、糸を垂らして、その先に独特な模様の繭を作ります。「豊年俵」はその名の通り稲を守る貴重な蜂なのです。そして5日後の09.10に羽化しました。ハチ目ヒメバチ科10mm撮影2022.09.05隣のアリと比べて、繭は約5mmほどの大きさです揺れて揺れて5日後、上部に脱出孔がありました稲の害虫、フタホシコヤガは一か所に一つの卵を産むのでしょう、田ん...ホウネンタワラチビアメバチ繭
ヤマトシリアゲは春型と夏型があり(年2化)、前者は体が黒いですが、後者は茶色です。また雄は交尾する前に雌に食べ物を婚姻贈呈し、雌が食べている間に交尾するのだそうです。このとき雄は葉についていた水を給水していました。撮影2022.09.04目的はこれだったようですヤマトシリアゲ夏型♂
葉上に幼虫がいたのですが、弱っているようにみえました。腹部から大きな白いものが、よくあるセミヤドリガのようなものがついているように。翌日見ると、白い繭のようなものだげあって、幼虫は跡形もありませんでした。この繭から何が出てくるか楽しみと思ったのも束の間、1時間後に見るとなくなっていました。がっかり。最近多いです、こういうことが。果たして何がでてきたのでしょう。撮影2022.09.03たぶんスズメガ科の幼虫の腹部に白ものが白い物に栄養をとられたようです翌日、白い繭だけが残っていました【季節の花】ミズオオバコの花田んぼに咲いた清楚な花、初めて見ましたこれは何でしょう?
ススキの葉の食痕を見つけたのでいるかな、と覗くとはじめはガングロの幼虫ばかりでした。でもいろいろな個体がいることに気づきました。すごく仲良く大小いろいろな個体がくっついて仲良くしていました。でもいつしかいなくなったり、鳥が食べてしまうんでしょうか?撮影2022.08.29ガングロの幼虫こんな子もいました茶色のは脱皮したばかりだから卵もありました。歩くと糸をだすのでしょうか、葉には痕跡がありましたクロコノマチョウの幼虫たち
ゴマダラチョウはすっかり姿を見ませんが、赤い星をつけたチョウが路脇で羽化していました。撮影2022.08.29蛹につかまって黄色のストローを動かしていましたまだ翅は伸びきっていません初めて空を飛ぶってどんな感覚なんでしょう?アカボシゴマダラ羽化
ジョロウグモが巣にひっかかったキバラヘリカメムシを捕獲に出動、簡単にグルグル巻にするだろうと、見ていましたが・・・。カメムシの臭腺から液体を噴射したようで、飛んで逃げました。撮影2022.08.25背後から近づいて脚が触れたとたん・・・クモはすっとび、しばらく動けませんでしたジョロウグモVSキバラヘリカメムシ
モンキアゲハが吸蜜しながら、優雅に飛んでいました。好みの問題はありますが、アゲハの中でも優雅さは一番かも。撮影2022.08.25モンキアゲハ
今年は見られないのかと気をもんでいましたが、やっと教えていただいた所で撮れました、課題が消化できてよかったでした。どうみても桜の枝が落ちているとしか見えませんよね、脚が見えなければ、擬態としては完璧です。チョウ目シャチホコガ科撮影2021.08.25交尾中顔なのですが、切り口にしかみえませんね前脚が見えてますまだよ~~くみていないので、一頭だったら、ゆっくりみてみたいですツマキシャチホコ♂♀
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そのあと、尾脂腺の油を羽根につけて、整えていました。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い3
かなりダイナミックに翼をバタバタしました。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い2
小さな水たまりで水浴びをした後、天気がいいと楽し気に羽繕いをします。この日は狙い道理にやってくれました。ヤマシギの羽繕い1~5までは連続動作です。撮影2024.03.22ヤマシギの羽繕い1
タシギはなんの前触れもなく、時々やってきます。どういう情報をもとにやってくるのでしょうね?撮影2024.03.22タシギ
トラツグミの羽根はなかなか美しいですね。こんなに派手に見える衣装でも、環境に入り込むと、見つけにくいなんて、自然はなかなか巧です。撮影2024.03.22続トラツグミ
今年はトラツグミが何回も登場してくれて、楽しませてくれました。野鳥の極端な減少は、鳥インフルエンザも大きく影響しているようです。南極のペンギンの500頭の死体を発見したというニュースを聞きました。皇帝ペンギンに悪影響するのではないかと心配されているようです。撮影2024.03.22トラツグミ
コゲラがカマキリの卵を食べていました。こんなものでも食べるなんて、驚きました。撮影2024.03.22コゲラがカマキリの卵を
ヒレンジャクがヤドリギの実を頬ばっていました。でも同じくらいの大きさの糞をするので、栄養になっているのか、いつも疑問に思っています。撮影2024.03.15続ヒレンジャク
ヒレンジャクがヤドリギの中で実を啄んでいるのですが、なかなか姿が見えません。イライラしてもしょうがないので、辛抱強くチャンスを待ちましたが・・・。撮影2024.03.15ヒレンジャク
ハクセキレイがちょっと高い所から、全体を眺めていました。こんなに近くでみるのは久しぶりでした。撮影2024.03.14ハクセキレイ
2羽のヒクイナが追いかけっこをしていました。撮影2024.03.14ヒクイナ
最近は人馴れしてきたようで、この広場にも出てきました。撮影2024.03.14コジュケイ
トラツグミの羽根の模様は周囲の環境に溶け込むようで、目を離すと、どこ?と、探すことがしばしばありました。でもなかなか綺麗なので、また会いたいです。撮影2024.03.14続トラツグミ
トラツグミの動作は、比較的のんびりなので、連射していると同じポーズが何枚もありました。久しぶりだったので、ついつい手に力が入ってしまったのかもしれません。ミミズを探していました。撮影2024.03.14トラツグミ
コサギの羽根は純白でとても綺麗ですね、優雅に飛び去りました。撮影22024.03.11続続続コサギ
コサギの足のひざ下は黄色で黄色のソックスをはいているようです。とてもゆっくりと飛ぶので、猛禽に襲われることも多く、数が激減しています。撮影2024.03.11続続コサギ
冠羽を風になびかせて、踊っていました。でも肝心な魚は取れとのかな?撮影2024.03.11続コサギ
東京湾に面した内湾でコサギが魚を探していました。凄く大げさに反応するのですが、魚を採れたシーンを見ませんでした。撮影2024.03.11コサギ
久しぶりにホオジロ♀に草原で会えました。植物の種でも探していたようでした。撮影2024.03.11 ホオジロ♀
海岸でムクドリを見たのは初めてなので、海藻でも食べているのかと思って見ていましたが、どうやら貝をつまんでいたようでした。撮影2024.03.11磯の岩にはこんなものも着いていました。満潮になると中心から触手がでてくるでしょう。花虫網イソギンチャク目タテジマイソギンチャク科ムクドリ
今年はよく見かけますが、いままでこの虫をみたことがありませんでした。アミメカゲロウ目センブリ科25mm撮影2023.04.03黒い翅ですが、透けてみえましたクロセンブリ
春になってハバチが多数飛び回っていますが、同定が難しいです。フタホシハバチ似ですが、脇も赤いので該当しませんでした。ハチ目ハバチ科撮影2023.03.31ハバチ科のハチ
ちょっと変わったミバエがダンスを踊っていました。翅には黒い不規則な模様がありました。ハエ目ミバエ科10mm撮影2023.03.31ミバエ科のハエ
クロクサアリが木の茎に多数集まって、そこに付いているアブラムシ状のもの(黄色)から甘露を得ているようでした。クロクサアリは全身が艶のある黒で綺麗です。ハチ目アリ科4.5mm撮影2023.03.31クロクサアリとアブラムシ?
ハナグモがハバチを捕らえましたが、そのハナグモの脚をアリがくわえていました。勝敗は圧倒的にハナグモが有利でした。撮影2023.03.29アリは諦めましたハナグモとハバチとアリ
いままであまり見たことがなかったのですが、この春はどこに行ってもたくさんいました。ヒメジジョウカイに似ていますが、前胸背が赤色であることで同定できます。コウチュウ目ジョウカイボン科10mm撮影2023.03.24ヤトセスジジョウカイ
小さな小さな虫ですが、木の幹に穴を開けて産卵し、材をだめにする害虫だそうです。わずか数日間飛び回り相手を探していたようです。コウチュウ目ゾウムシ科キクイムシ亜科2mm目がどこにあるのか探しましたが、見つかりません。いくつかの種類がいるそうですが、外見では判別できません。撮影2023.03.22わずかに目が見えましたキクイムシ亜科
トゲズネハリアリの卵は周囲にとげのようなものがついています。この先に粘着物質が付いていて天井の材に付着して保存されます。こんな卵を見たのははじめてです。トゲズネハリアリの働きアリは卵をとても大切にしている様子で、つねに働きアリが周囲にいました。撮影2023.04.02卵をかかえて移動させますトゲズネハリアリの卵
中脚のすねにトゲ状の剛毛を多く持つためこの名前になりました。ハチ目アリ科ハリアリ亜科4mm撮影2023.04.02中脚のすねにトゲ状の剛毛が白く見えます腹柄節下部突起は三角で大きい中央下に卵が見えますが、周囲のトゲ状の先端にしずく状のものが付いています、これは壁に貼り付けるための接着剤ですトゲズネハリアリ
クロクサアリなどのクサアリ類に属するアリの巣には好蟻性生物がいることが知られています。バッタ目アリヅカコオロギ科10mmもしやと思ったらコオロギの形をしていました。アリヅカコオロギはアリの巣で一生過ごし、アリから口移しで甘露をもらいますが、アリにはなんの利益もありません。アリが移動するときは一緒に移動します。アリは目が悪いので仲間を匂いで判別しますので、アリヅカコオロギはクロクサアリの体表から巣仲間認識物質の炭化水素を奪い、自分の体に吸着させて、アリになりすまします。好蟻性生物には、アブ、ゴキブリ、ハナムグリ、ハネカクシ、ツツハムシなど多岐にわたりますが、まだ判明していないことが多いようです。撮影2023.03.29クロクサアリの巣からでてきたアリヅカコオロギ形はコオロギですが、クロクサアリの働きアリから...アリヅカコオロギの一種
体色は強い光沢のある黒色で腹柄節に山があり、よくアブラムシに集まり、アブラムシが出す甘露を定常的な餌とします。ハチ目アリ科ヤマアリ亜科5mm撮影2023.03.29腹の前の腹柄節に小さな山が見えます強い光沢のある黒色で水を飲んでいますクロクサアリ
卵室は木の棚を利用したところに集まって保存されていました。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科5mm撮影2023.03.29白い卵の中が黒く見えます、発生しているのでしょう。働きアリは巣が壊されるとすぐに卵を一つづつ安全な場所に移動させますアズマオオズアリの卵室
働きアリは小さく透明な腹をしています。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科2.5mm撮影2023.03.29働きアリが卵を顎でくわえて移動させています目がとても小さいです腹が黄色にみえますアズマオオズアリの働きアリ
体長の半分が頭のような頭でっかちのアリで、大顎で大きな虫の解体や巣に侵入した敵を攻撃します。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科3.5mm撮影2023.03.29大きな大顎左が働きアリです。大きさの違いがわかりますアズマオオズアリの兵アリ
このアリはフタフシアリ亜科なので腹柄節と後腹柄節の2つの節があります。また腹部以外にはシワがみえます。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科3mm撮影2023.03.24左のオオシワアリはあごで卵をくわえ移動中です卵も殻などに包まれていませんから、巣内は湿気が多いです図鑑写真オオシワアリ
頭部、胸部にはしわがあり、前伸腹節刺は目立つトゲ状です。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科3mm撮影2023.03.22鋭いトゲが2つの節の前に見えます頭部、胸部にはしわがありますカドフシアリ
アリの巣探しが興味深かくて、いろいろなアリを見つけています。このアリはフタフシアリ亜科なので胸と腹の間に腹柄節と後腹柄節の2つの節があります。何故かウロコアリの巣にいました。ハチ目アリ科フタフシアリ亜科2.5mm撮影2023.03.16右側がウロコアリです左側がウロコアリです、色合いが違いますムネボソアリ
ナミテントウがカラスノエンドウについているアブラムシを食べにきたようです。他に幼虫たちも集合していました。甲虫目テントウムシ科5mm撮影2023.03.30ナミテントウ2紋型
朽木を削っていたら、茶色の塊がうごめいていたので、マクロレンズで見たらアリでした。アリハンドブックで調べると、大顎が特徴的な綺麗なアリでしたが、体長2mmの小ささに写真を撮るのに苦労しました。腹柄節、後林腹柄節にある海綿状の付属物が目立ちます。ハチ目アリ科2mm撮影2023.03.16ウロコアリ
ちょっと見慣れないヒラタアブが飛んでいたので、撮ったあと調べてみると、フデヒメヒラタアブという外来種のようでした。ヨーロッパでは普通に見られる種でメスは黄色い額を持ち、腹部は黒く4本の黄色い帯がありました。ハエ目ハナアブ科11mm撮影2023.03.14♀♂フデヒメヒラタアブ♂♀