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  • 「教える」の意味

    16.前提が変わる 生徒が自分で進みだす、そうなった時、それまで「自主学習」の指導とよんでいたものと違う対応をしている自分に気付く、そう導いたのは自分だが、それがそこに至ったのは、そういう受け止め方をするはたらきが生徒の中にあったということです。逆に言う

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    15.「実践」していても、「意識できない」「ことばにできない」こと 「自主学習」を掲げている「学習塾」といっても、当初は、「プリント」とか「教育機器」の使用にたよるとか、「個別に教える」ないし「学び方を教える」というところから入るとか、そういったケースが

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    14.「やる気」はもともとある 何かを「やる気」になり、それを続けるよう後押しするのも隠れた「やる気」で、それが本人の中ではたらくようになれば、指導する側の対応も違ってきます。 例えば、ものごとの「理解」に関する「やる気」を別の言葉で表せば、本人の「解

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    13.「やる気」は「出させるもの」? さて、「依存」と言えば、「動機づけ」という言葉があります。それはについて、「外発的動機づけ」という言葉と「内発的動機づけ」という言葉が使われるわけですが、そもそもその「つける」というのは、その「何か」をやる本人では

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    12.「依存」と「援助」 「過保護」と「老人扱い」は、前者が潜在する能力の発達機会を逃すことによって、同年配の子供たちに比べて相対的に不能化することであるのに対し、後者はいったん獲得した能力を使用しないことによる不能化であるという違いがありますが、いずれ

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    11.認知症と脳脊髄液の循環 高齢者の「あたま」のはたらきというと、「認知症」のことが思い浮かびます。その認知症についての記述です。認知症の7割を占めるアルツハイマー病は「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し発症や症

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    10.高齢者の運転のこと 「年寄扱い」による「行動」や「思考」の制限というと、最近、「高齢者」の運転免許証の返却が話題になっています。 無論、運動能力の衰えた高齢者の運転を制限するということは、本人にとっても社会にとっても必要でしょう。それを否定するわ

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    9.「年寄扱い」をやめると 「一時代行」に触れたのは、「代行」となる「教える」が全てダメというわけではないと言いたいためですが、ただ、その「教えること」がここでいう「代行」になるかどうかの自覚は必要なことに変わりはありません。 そこで、話を戻して、「肩

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    8.「代行」が必要なこともあるということ「機能」を代行というと、歩く能力の回復させるためのリハビリで、一時的に指導員が支えたり、器具を使ったりします。それは、本来の自分の機能の使用からいうと、ある部分を代行することですから、本来の機能回復には自分で歩くべ

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    7.「代行」かどうかを分かつのは 「教えるな」という時の「教える」の「限定的意味」について取り上げているわけですが、「代行」が、本人の中の「はたらき」の「肩代わり」をすることで、本人の中のその機能が使われないことだということです。つまり、教師は、「教え

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    6.「朝ドラ」で「自分で起きる」-意思機能の代行 現在放映中の朝ドラ「舞い上がれ」の中で、ヒロインの成長が描かれています。 過保護状態で、名にも自分でできなかった少女が、母親の実家である長崎の五島で暮らすようになり、自立するようになるわけですが、それを

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    5.裸眼のすすめ―メガネの「代行」の排除 さて、前回、「代行」について、「他者あるいは『他の物』がその機能の「肩代わり」をすること」と述べましたが、「物」による「肩代わり」も人の機能の発達維持に障ることがあります。その障りを取り上げた方が解り易いかもしれ

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    4.「代行」がもたらす「不能化」 「代行」と言っても、それが本人の中で、機能することもありますから、ここでの「代行」とは、特別付け加える場合は別として、他者あるいは他の物がその機能の「肩代わり」をすることで本人の中では「機能しない」ことを意味します。

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    3.「教えまくる」ことの中に潜む「学びの代行」一斉と個別の違いは、一斉の場合、その教えることが、ある生徒にとっては不足、ある生徒にとっては不要ということになるわけで、個々に教えようということで、「個別に教える塾」に移行したわけですが、その「教える」ことに

  • 「教える」の意味

    2.地元密着の個別指導塾で では、その「『教えるな』という際の『教える』の『限定的な意味』」は何でしょう。それには、それがどういう時使われたかを知ることでしょう。「整体と整脳」で、地域に密着した塾を目指す中で、「一斉授業の塾」「個別に教える塾」「学び方

  • 「教える」の意味

    1.塾で「教えるな」? ここで、塾の指導者間で時々「教えるな」という言葉が使われるということを度々触れました。その「教える」という言葉の定義を調べると、コトババンクによると、次のようになっています。1 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。

  • 能力の受け止め方

    100.「『能力』は[能力]にあらず」 さて、「能力の受け止め方」です。 「理解力」を例で言えば、生徒は、自分の学習を通して、「理解とは何か」についての「理解」を変化させていきます。人任せの理解から自身での納得の度合い、その深さによっても違いがあるでしょ

  • 能力の受け止め方

    99.「朋あり、遠きより並び来たる」 こういう塾に需要があるかということのほかに、ここで「比べるな」と指導したところで、その生徒たちは、家に帰れば、次の朝、学校へ行く、そこは「比較の世界」だから、それは無駄になるのかも、という別の危惧について。 この塾

  • 能力の受け止め方

    98.生徒や父母の中にもある思い 「自主学習能力の育成」を掲げての、塾経営を振り返ってみると、「よく、生徒達が入塾してくれたな」「父母が子供が通うのを認めたな」と思うことがあります。 多くの塾は「成績を上げる」「点数を挙げる」「偏差値を挙げる」「丁寧に

  • 能力の受け止め方

    97.自主学習能力を伸ばす場の需要について 「能力」についてここまでで述べたのは、さまざまな「能力」は、直接間接に結び付いて発揮できるもので、それぞれが個々に分かれて力が発揮できるものではないということです。しかし、それについて考えたり、話し合ったりする

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自主学習能力を育てる指導
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