株式公開に向けて、まずは株の勉強を始めました。
会社が株式を公開すると言い出した! 何もわからないど素人のコロ部長以下2名は、ゼロから勉強していかなければなりません。
おっ! いいものを見つけました。 特にコロ木くんは、これを知ればやる気が起こることでしょう。 「めでたく上場したあとは『上場記念パーティー』をやったりするんだな。これは、コロ沢くんたちの力を発揮してもらわなければ。」 2人がいっせいに振り向いたのがわかりました。 シメシメ・・・。 「パーティ!」 「ごちそうが出るんですね!」 「きゃー絶対上場させましょうねぇ!」 まぁ、動機はどうであれ、やる気が起きてくれるのが一番だよ・・・。
いよいよ申請期です。 ここは、かなりややこしそうだ。 「定款変更」 など、専門家の力をかりなければ。 「インサイダー規制研修」 など、学ばなければならないことも多い。 いや〜大変だ! 「むずかしくて、つまんない」 「あきちゃった」 おいおい・・・
次は、申請期の1期前だ。 このあたりは 「市場の選定」 とか 「証券会社の選定」 とか、具体的なことになってくるな。 市場はなんとなく東証マザーズがよさそうだが、 素人のイメージだけで決めるものではないのだろうな。 このあたりは、IPOコンサルタントの念入りな指導を 受ける必要がありそうだ。 しかし、「証券印刷会社の選定」というのは 株券電子化になった今、必要ないのではないだろうか? それとも、それとは違うものなのだろうか? そのあたりもちゃんと確認しないといけないな。
次に、申請期の2期前のスケジュールを見てみました。 今、すぐに取り掛かれそうなものは 「月次決算の迅速化」 ぐらいかなぁ・・・。 「それくらいなら、イメージつきますけどね。」 「でも、どうして株式公開のために、月次決算が早くでる必要があるの??」 それはね。 経営者が常に自社の経営状態を把握しておくことが必要だし、 何よりも投資家に対して情報開示するために、すばやく月次決算を出す必要があるんだよ。 投資家はそれをもとにして、投資するかどうかを判断するんだからね。 「ふーん」
「上場までの手順」のスパンの長さに驚きましたが、 まずは、申請期の3期前から見ていくことにしました。 チェック事項は全部で20項目ほどあるようです。 その中で、われわれがまずしなければならないこと。 それは・・・ 「IPOコンサルタントの決定」 準備室のわれわれに知識がまったくないのですから 信頼できるコンサルタントをなるべく早く選定し 教えてもらわなければなりません。 どうやったら信頼できるコンサルタントかどうかが わかるのだろうか・・・。 他にもいろいろと社内体制を整えるべきチェック項目が ありますが、 コロ沢くんとコロ木くんが注目したのは..
あるサイトで「上場までの手順」を見つけました。 それによると・・・ 「申請期の3期前から始まっている!?」 「3期っていうことは・・・?」 「3年前から準備するってこと・・・?」 こいつは大変なことになったなぁ・・・。
株式を公開するためには、まず何をしたらいいのか? まったく見当がつかないので とりあえずネットで調べてみました。 あるサイトで、「上場までの手順」を見つけました。 これこれ!こういうものを求めていたのだよ。 しかし、そのスケジュールを見てビックリ!したのです。
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