一の宮巡礼ブームを仕掛けた二人組作家が歴史・考古学のニュースと本を解説、書評します。
はじめまして!恵美嘉樹と申します。 2007年に『全国「一の宮」徹底ガイド』(PHP文庫)で作家デビューしました二人組です。2008年には2作目『図説最新日本古代史』を上梓しました。 ぜひこのブログをとおして、読んでみたいと思える歴史本に出会えるなど、歴史のおもしろさの一端にふれていただければ光栄です。
著名な女性ブロガーはあちゅうさんが、電通勤務時代に先輩から受けたパワハラ・セクハラについて、Buzzfeedの取材陣、著名ライターよっぴー氏の応援を得て、実名で告発。 電通をやめて独立したばかりのその先輩氏はそれを認め、会社を事実上たたみ、現代版の仇討ちは、大団円で幕を閉じました。 勇気のある告発に対して恵美も、はあちゅうさんへ拍手を送り、深い感銘を覚えました。それで、この話は基本的には終わっていたのかと思っていました。 www.buzzfeed.com と簡単にめでたしめでたしにならないのが、現実の「仇討ち」だったわけです。 忠臣蔵だって、赤穂浪士たちはみんな腹を切って死んでいるわけですから…
2017年に刊行された古代の本の中では、内容的には最大の話題作といえるのではないか、と思っているのが、小林青樹『倭人の祭祀考古学』(新泉社)。 倭人の祭祀考古学 作者: 小林青樹 出版社/メーカー: 新泉社 発売日: 2017/08/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る でも、話題になっていませんね笑 なぜ話題にならないかというと、話が壮大すぎて、みんなついていけないからと感じています。(そういう恵美も何度か目を通して、だんだんと見えてきたかもという程度なんですけど) まず「倭人」の時間幅が広い。縄文時代から古代まで一気通貫。 エリア的に広い。日本列島をこえて東…
お稲荷さまといえば、伏見神社(京都)。そのつぎに有名なのは 豊川稲荷(愛知県豊川市)ではないでしょうか。 豊川稲荷は妙厳寺という曹洞宗の寺院で、稲荷神社ではないのです。 なぜお寺が稲荷なのか、その歴史について寄稿しました。 bushoojapan.com なお、三大稲荷の3番目は、ほかの「三大」ものと同様に、たくさんあるみたいです。 佐賀県の祐徳稲荷神社、青森県の高山稲荷、茨城県の笠間稲荷など。みなさんのご近所で「第三の三大稲荷」があったら教えてください。
政界とユーチューバー界の栄枯盛衰に思いを馳せる平成29年の師走
前回のエントリは3ヶ月前の9月19日でした。 そのときにネタにしたのが emiyosiki.hatenablog.com 「えっ?衆院選ってまだ3ヶ月経ってないの!」と、ちょっとびっくり。 上を書いた9月19日時点では、正式に解散すらしておらず、 【400年前】 石田三成「大丈夫だ。五奉行のほとんど、五大老のほとんど、島津、小早川、、、数の上では有利だ」 毛利輝元「オレ、じっちゃんと違ってカリスマないんで、毛利の家中も実はまとめられないんだよね~」 島津義弘「…三成無礼なやつ。薩摩に帰りたい」 小早川「だから、オレ東軍だっていうの」 吉川「弁当食う時間がないぃぃぃ」 【現在】 朝日「大丈夫だ。…
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