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歴史ニュースウォーカー https://emiyosiki.hatenablog.com/

一の宮巡礼ブームを仕掛けた二人組作家が歴史・考古学のニュースと本を解説、書評します。

はじめまして!恵美嘉樹と申します。 2007年に『全国「一の宮」徹底ガイド』(PHP文庫)で作家デビューしました二人組です。2008年には2作目『図説最新日本古代史』を上梓しました。 ぜひこのブログをとおして、読んでみたいと思える歴史本に出会えるなど、歴史のおもしろさの一端にふれていただければ光栄です。

恵美嘉樹
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2008/11/17

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  • 進撃の巨人28巻ネタバレ 今巻で回収された3つの大きな伏線を解説

    進撃の巨人の28巻が2019年4月に出ました。平成最後の巻ですね。 あらすじについては、いろいろなブログで紹介されていますので、お任します。物語が佳境に入り、だんだんと重要な伏線が回収されだしています。今巻で明らかになった3つの伏線についてネタバレで解説していきます。 毎巻、毎巻ですが、驚きとショックが大きい、読み応えのあるシリーズです。 イェーガー派のクーデター シガンシナ区争奪戦の調査兵団生き残りのフロック(モブキャラだと思っていました)が捕らわれたエレン・イェーガーを旗印に、ザックレー総統を自爆テロで暗殺し、クーデターを起こしました。エレンも牢獄から巨人に変身して、やすやすと脱獄し、合流…

  • 「紳士服のナゴヤ」が閉店セール商法で大儲けしたことで泥沼にはまりだした名古屋城の天守閣木造再建

    人間はいつの時代もなりふりかまわないと、どんなに恥ずかしいとわかっていてもやってしまいがちです。 恥ずかしいけど、きっと効果があったんだろうと思われる商法に「紳士服チェーンの閉店セール」があります。 イラストやさんより 閉店するから、商品を投げ売りするよと消費者に誤認させて、お客を勧誘するものです。 「閉店セール商法」がまさかまさか、国の特別史跡名古屋城で行われたのです。 で、「最後の名古屋城天守閣」は、大いに感動と感謝のうずを巻き起こし、GWには開城3時間も前から並ぶ人がいるなど、大賑わい。前半の「4月28~30日の入場者は約5万人で、過去5年で最多」(中日新聞)、後半も「前年に比べて1・6…

  • 平成最末期になってまさかの「なんちゃって天守閣」を建造する尼ヶ崎市。イタい状況を覆すたった一つの方法

    「私財10億円を投じて“幻の城”尼崎城を再建! 決断した地元名士の地元愛」 と題して、朝日新聞のアエラが、歴史的に明らかに間違っている城の天守閣を創造することを絶賛して、専門家から批判を浴びています。 dot.asahi.com アエラの記事はこんな感じ。 阪神電鉄尼崎駅から南東に歩いて約5分。川沿いにある公園で、着々と建設が進むのが「尼崎城」だ。 「尼崎城を建てて、市に寄付したい」 2015年、ある人物の申し出をきっかけに、尼崎城再建計画は動き出した。尼崎城は、約400年前の江戸時代初期に築かれ、「大坂の西の守り」を担った名城だが、1873(明治6)年の廃城令を受けて天守や櫓(やぐら)、石垣…

  • 書評・西俣総生『杉山城の時代』(角川選書)

    歴史好きから戦国時代を好きになり、そして城を巡るようになる。 はじめは石垣や天守が残っている松本城・姫路城・犬山城などを訪れますが、さらに、はまりだして、土づくりの城の魅力にとりつかれる人たちが増えています。 そうしたお城ファンの道を進んで行くと、必ず耳にするのが「杉山城問題」。 杉山城は埼玉県比企郡嵐山町にある国指定史跡であり、2017年の4月に発表された続・日本100名城にも選ばれたお城です。 典型的な土の城で、広大な城内を歩いてみると、横堀や土橋、屈曲した曲輪など、敵に「横矢をかける」ためのとても技巧的な工夫がこらされており、城ファンにとっては全国の城跡のなかでも、訪問したい一つでしょう…

  • 岩波書店が権威主義なんて誰が言った!広辞苑で自費出版をもとに「先斗町」を改定した

    岩波書店の広辞苑と言えば、改定に際しての誤りがあるとニュースになるくらい「ザ辞書」です。 http://www.sankei.com/life/news/180126/lif1801260003-n1.html https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012300889&g=soc 出版コードも001で、岩波書店の本も「知識人」を前面に出して、朝日新聞と並ぶ、左寄りの権威主義の権化のように考えられています。 そういう鼻につくイメージから、重箱の隅をつつくようなニュースにもなるのですが、 今回の京都新聞のこのニュース http://www.kyoto-np.c…

  • 江戸時代の平均的武士の給料は額面1500万円、手取り500万円?

    ビジネス雑誌でときどきみる「歴史特集」。今月(2018年2月12月号)は、プレジデントが「仕事に役立つ「日本史」特集」をしています。 この手の特集は、歴史好きには物足りないことが多くて、これまで買うこともなかったのですが、最近、雑誌読み放題(ドコモのDマガジン)に入ったので読んでみました。 18ー42Pは、Dマガジンでは読めませんでした。特集で読めた最初の寄稿は、歴史を仕事に役立てるために、こんなに戦略的にテーマを決めようという内容。 上のようなチャートを使ったりして、「好きなテーマを探せばいいのでは」と思いつつ、さすが仕事でもとをとろうというにはこれくらいしないといけないのかと感心していたと…

  • 仇討ちとしての#Metoo運動

    著名な女性ブロガーはあちゅうさんが、電通勤務時代に先輩から受けたパワハラ・セクハラについて、Buzzfeedの取材陣、著名ライターよっぴー氏の応援を得て、実名で告発。 電通をやめて独立したばかりのその先輩氏はそれを認め、会社を事実上たたみ、現代版の仇討ちは、大団円で幕を閉じました。 勇気のある告発に対して恵美も、はあちゅうさんへ拍手を送り、深い感銘を覚えました。それで、この話は基本的には終わっていたのかと思っていました。 www.buzzfeed.com と簡単にめでたしめでたしにならないのが、現実の「仇討ち」だったわけです。 忠臣蔵だって、赤穂浪士たちはみんな腹を切って死んでいるわけですから…

  • 古代中国にとってネコか杓子だった古代日本

    2017年に刊行された古代の本の中では、内容的には最大の話題作といえるのではないか、と思っているのが、小林青樹『倭人の祭祀考古学』(新泉社)。 倭人の祭祀考古学 作者: 小林青樹 出版社/メーカー: 新泉社 発売日: 2017/08/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る でも、話題になっていませんね笑 なぜ話題にならないかというと、話が壮大すぎて、みんなついていけないからと感じています。(そういう恵美も何度か目を通して、だんだんと見えてきたかもという程度なんですけど) まず「倭人」の時間幅が広い。縄文時代から古代まで一気通貫。 エリア的に広い。日本列島をこえて東…

  • 稲荷なのに仏教寺院の豊川稲荷

    お稲荷さまといえば、伏見神社(京都)。そのつぎに有名なのは 豊川稲荷(愛知県豊川市)ではないでしょうか。 豊川稲荷は妙厳寺という曹洞宗の寺院で、稲荷神社ではないのです。 なぜお寺が稲荷なのか、その歴史について寄稿しました。 bushoojapan.com なお、三大稲荷の3番目は、ほかの「三大」ものと同様に、たくさんあるみたいです。 佐賀県の祐徳稲荷神社、青森県の高山稲荷、茨城県の笠間稲荷など。みなさんのご近所で「第三の三大稲荷」があったら教えてください。

  • 政界とユーチューバー界の栄枯盛衰に思いを馳せる平成29年の師走

    前回のエントリは3ヶ月前の9月19日でした。 そのときにネタにしたのが emiyosiki.hatenablog.com 「えっ?衆院選ってまだ3ヶ月経ってないの!」と、ちょっとびっくり。 上を書いた9月19日時点では、正式に解散すらしておらず、 【400年前】 石田三成「大丈夫だ。五奉行のほとんど、五大老のほとんど、島津、小早川、、、数の上では有利だ」 毛利輝元「オレ、じっちゃんと違ってカリスマないんで、毛利の家中も実はまとめられないんだよね~」 島津義弘「…三成無礼なやつ。薩摩に帰りたい」 小早川「だから、オレ東軍だっていうの」 吉川「弁当食う時間がないぃぃぃ」 【現在】 朝日「大丈夫だ。…

  • 関ヶ原の合戦と安倍首相の衆院解散がなんとなく似ている

    9月15日は関ヶ原合戦の日♡ 今年2017年は、人気ツイッター石田三成さんがスマホの通知画面で中継して盛り上がっていました。 twitter.com その興奮も収まらない中、現実の世界では、安倍首相が衆院を解散するという報道が出されました。 今回の解散劇(まだしてませんが)は、なんだか関ヶ原の戦いに似ていると思ったのでちょっと書いておきます。 【400年前】 新たな権力豊臣政権がやりたい放題する 【現在】 衆院選で圧勝した民主党政権がやりたい放題する 【400年前】 地震や外征の失敗などの末に豊臣秀吉死亡 【現在】 地震や外交の失敗などの末に民主党政権下野(離党した小沢一郎政治的に死亡) 【4…

  • 国宝の仏画はアートとして作られたのではなかった!キリ

    滋賀県大津市の三井寺(圓城寺)の秘仏「黄不動像」(国宝)を模写した、これまた国宝の仏画に、下書きのような小さい不動さまが描かれていたことがわかったそうです。 それは本体の下書きというよりも、仏画に魂を入れるといえる儀式のためのもの。 各マスコミの記事では、「信仰対象として描かれたことを示す貴重な発見」と、今回の発見が評価されていて、「仏画が信仰対象って当たり前じゃないか」とズッコケそうになりました。 ですが、よく考えたら、いま国宝や重要文化財などとして残る仏画や仏像って、現代人にとってはもはや信仰の対象というよりも、アートとしての鑑賞の対象となっているという側面のほうが強いよなぁ。むしろ、「仏…

  • 進撃の巨人23巻ネタバレあらすじ ライナーが主役?!の新章がはじまる

    進撃の巨人の最新23巻が本日(2017年8月9日)発売になりました。 日にちがかわってすぐに電子版を購入して読みました。 前巻では、エレンたちが勝利し、世界の秘密を知り、「第一章」が完結しました。 その後はどんな展開になるのだろうと思って、楽しみにしていました。 エレンたちが海をわたってマレー帝国のある大陸で活躍するのかな?と想像していましたが、全然違いました! 以下、ネタバレを気にせずに書いていくので、気になる方はそっと閉じてください。 進撃の巨人(23) (講談社コミックス) 作者: 諫山創 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/08/09 メディア: コミック この商品を含むブ…

  • 「とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話」の話題の中心がねとらぼになってしまう理由

    話題の「とある新人漫画化に、本当に起こったコワイ話」をキンドルで読みました。 いやぁ凄まじかったですね。 無料で1600枚のカラー色紙を描かせるだけでなく、東京に呼んでおいて宿泊先の手配(作者は女性)などをしない、年末に打ち合わせのアポを忘れるなどの担当編集者の所業は、読むだけでいらつきますし、ドキュメンタリーなので、爽やかなオチというわけでもありません。 こんなありえない編集者が大手のKADOKAWAに存在することが、まずなかなか信じられません。 KADOKAWAと言えば、次々に中小の出版社を吸収しては、部門ごとつぶしていく印象があり、とくに歴史かいわいでは、新人物往来社が消滅したことからも…

  • 子供の目のクマはスポーツ性貧血かも(医療系まとめサイトはホント駆逐されてほしい)

    WelqをはじめSEOによるネット広告を稼ぐための「医療系まとめ」サイトの迷惑さはいまさら言うまでもありません。が、実際に迷惑なので、 <比較的元気で熱もない体育会系の子供が、「目のクマ」や「頭が痛い」、「かかとが痛い」> と言った、極めて限定的な症状だったケースを、わたし個人の経験から紹介します。 「子供」「目のクマ」で検索すると、ずらっとまとめ記事が掲載されています。 その中のものは、冒頭だけ「子供」と書いていますが、実際には、よくある女性の悩みまとめにある「クマには青くま、黒くま、赤クマの3種類がある」という内容がずらずらとコピペされて文字数を稼ぎ、さらにその下には、彼ら(まとめサイト作…

  • Amazonを中華詐欺に乗っ取られてアカウントを回復するまでのたったひとつだけの方法

    対岸の火事とおもっていたわけではありませんが、やられました。 月に1度くらいまとめてお買い物するプライム会員なのですが、ログインできない。 買い物履歴をみると、なぜかキンドルの履歴だけは見えるので、中途半端にログインはできているとしばらく思っていました。 おかしいなぁと思って、登録メールを見てみると、(ふだんアマゾンは自動振り分けでタイムラインには載らないようにしていたので) 冬虫夏草を大量に大阪の中国人宛に購入されているではないですか! 冬虫夏草が換金性の高い商品だとこのとき初めてしりました。 アマゾンは新たな発送先を指定すると、あらためてクレジットカードの情報を打ち込む必要があります。なの…

  • 声に出して最初から読みたい進撃の巨人第1巻ネタバレあらすじ

    進撃の巨人を1巻からあらためてキンドルで読み直しています。 kindleのキャンペーン中かのようで、40%のポイントがついています。つまり4割引き!だったからです。(2017年4月23日現在) 結局全巻そろえてしましました笑 自分があとで読み返して伏線などに「うーむ」とうなって楽しむためのネタバレなあらすじ紹介なので、伏線についてもどんどん指摘し、さらにその答えもバンバン書いてしまいます。 ですから、ネタバレしたくない人は読まないくださいませ。(とはいえ1巻など前半を知らない人はほとんどいないと思いますが) 進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者: 諫山創 出版社/メーカー: …

  • 第一部壁の中編の完結!進撃の巨人22巻ネタバレあらすじ

    進撃の巨人22巻(2017年4月7日発売)は、1巻から始まった「壁の中」編つまり事実上の第一部の最終巻となります。 87話から90話まで収録されており、90話のタイトルは「壁の向こう側へ」です。 21巻の後半から始まった謎ときの続きとなり、重要なネタバレが満載ですので、知りたくない人は読むのをストップして本編をお読みください。 進撃の巨人(22) (週刊少年マガジンコミックス) 作者: 諫山創 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/04/07 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る 【PV】『進撃の巨人』第22巻 発売中! エレンの父グリシャ・イエーガーが…

  • 吉田松陰の形見と前橋市が認定した短刀に真贋論争

    色々な禍根を残した2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」。 とりわけヒロインと結婚する楫取素彦(かとりもとひこ)は維新後に群馬県令となり、県庁を高崎から前橋へ移したことで、高崎市民から「悪」の象徴とされている。 逆に前橋市民にとっては恩人といえる。 その前橋市が今年(2017年)3月28日に、松陰の形見の短刀が本物と判明したと発表し、3月31日から5月7日まで前橋文学館で公開されている。 この短刀は、松陰の妹の寿(ヒロインの姉で、素彦の最初の妻)が持っていたもので、群馬出身の実業家・新井領一郎が1867年に渡米する際に渡されたもの。 アメリカカリフォルニア州在住の新井の曽孫の家に残っていた短刀…

  • 中世から近代へ壁の外の衝撃の歴史が明らかにされた進撃の巨人21巻ネタバレあらすじ

    進撃の巨人21巻は、前巻にて調査兵団に大きな犠牲を出しながら起死回生の大逆転を果たしました。 21巻は83話から86話まで収録しています。 この巻はこれまでの世界観を一変する、世界の秘密が明かされます。 それだけにネタバレ度はハンパないので、知りたくない人は読まないようにしてください。 【PV】『進撃の巨人』第21巻 発売中! 進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス) 作者: 諫山創 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/12/09 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (6件) を見る アルミンの策により、超大型巨人を倒し、中からベルトルトを引きずり出したエレ…

  • 佐久間信盛はなぜ追放されたのかについての新説をあげる『織田信長の家臣団』を書評しました

    2017年2月に中公新書から刊行された 和田裕弘著『織田信長の家臣団ー派閥と人間関係』(中公新書)を書評しました。 織田信長の家臣団―派閥と人間関係 (中公新書) 作者: 和田裕弘 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/02/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 先日書評した『織田信長の古文書』で取り上げた佐久間信盛への譴責19か条に通じるもので、興味深く読み始めました。なにしろ、その理由が新説としてあげられているというからです。 本書は非常に労作です。 データーベースとして、これだけの家譜や家系図を網羅した努力は凄まじいものがあります。 ただ、データ…

  • 全滅覚悟から一気の大逆転へ 進撃の巨人20巻ネタバレあらすじ

    シガンシナ区をめぐる調査兵団VS巨人の戦いが前巻から引き続いて続く20巻。 迫力の戦闘シーンが長いので、ストーリーを追うのが趣旨のこのエントリーは短めになります。 20巻は79~82話が収録 【PV】『進撃の巨人』第20巻 2016年8月9日(火)発売! 進撃の巨人(20) (講談社コミックス) 作者: 諫山創 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/08/09 メディア: コミック この商品を含むブログ (8件) を見る ベルトルトは 超大型巨人に変身し、その際の爆発で、シガンシナ区内に展開していた調査兵団主力のハンジ隊らは全滅。 残るは、エレンたち104期のいつもの面々になりました…

  • 新兵器雷槍で鎧の巨人倒すもほぼ全滅の大爆発 進撃の巨人19巻あらすじ・ネタバレ

    いよいよ、調査兵団と巨人のガチ対決です。 75~78話を収録した19巻は、大迫力のバトルが続きます。(18巻のあらすじはこちら) ということはストーリー的(世界の謎)には、それほど進展がないということになります。なのであっさりまとめます。 進撃の巨人(19) (週刊少年マガジンコミックス) 作者: 諫山創 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/04/08 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る 巨人軍には、新たな巨人(四足歩行タイプ)が参戦です。 知恵のある巨人は、指揮官相当の「獣の巨人」(ジーク)、鎧の巨人(ライナー)、超大型巨人(ベルトルト)、四足歩行…

  • エレンに父から巨人が受け継がれた逸話明らかに!進撃の巨人18巻のあらすじネタバレまとめ

    進撃の巨人は、ブームのさいに、もちろん読んでいました。革命を成し遂げたあたりで、一服感があったので、そのまま数年、読んでいませんでした。 しかし、たまたま、コンビニで最新刊の22巻を見かけて、読んでみたところ、日本史だった話が世界史にまで展開するようなことになっていて、ビックリ。 すぐにキンドルで、この第二部的な話のはじまる18巻から読み始めました。 壁の先の世界がいっきに広がっただけに、話はその分、ややこしくなりました。 そこで、自分用にも情報を整理してまとめようとした次第です。 まったく未読者への考慮はない、ネタバレし放題ですので、読もうという方は、この記事を読まないようにしてください。 …

  • 織田信長の写真集発売される(2万円)

    戦国武将の写真集が出るとしたら、肖像画よりも書状集ではないでしょうか。 そうした歴史マニアの心を揺さぶる本が出ました。(と言っても、刊行は2016年です) 歴史の学会雑誌を見ていて、書評が載っていて「欲しい」と思ったのですが、 価格は2万円。。。 アマゾンでポチとはいかず、ジュンク堂書店で現物を見た上で入手しました。 有名な書状の現物(もちろん写本も多いですが)が見れると、色々と当時の空気が伝わってきて、楽しくなります。 このシリーズは、ほかに豊臣秀吉や徳川家康もあり、いわゆる戦国三英傑シリーズなのですが、写真集として、ならやっぱり信長さん人気になるのではないでしょうか。 武将ジャパンさんに感…

  • ASUSのミニノートE200Hでタッチパッドをしていると勝手に画面が拡大したり縮小したりするのを止める方法

    ASUSのミニノートE200Hを外用のノートとして購入して1年。 3万円台で重さも、スマホの充電器よりも軽いくらいで重宝しています。 が、もちろん複数のソフト(ブラウザ含む)立ち上げるとすぐに固まったりしますが、値段と軽さと、バッテリーの持ち(4,5時間は持ちます)からしたら文句は言えないです。 ポメラよりは使えるかなと。 しかし、ずっとイライラしていたのが、Chromeでネットを見ているときにタッチパッドをさわると、拡大したり、縮小したりということがかなりの頻度で意図せずにおきることです。 とうとう、キレて。ようやく調べて対処することになりました。 検索ワードはこちら 「クロームでズームにな…

  • 「日本」の母卑弥呼をつくった弥生時代の大飢饉

    歴史は繰り返す、とよく聞きます。 人は同じことを繰り返すかというと、 「いやいや、人類は進歩していく」と考えたいところですが、 保護主義と自由貿易主義を繰り返すアメリカの「歴史は繰り返す」を見るに、やっぱり、どちらかというと繰り返すんじゃないかなと思っています。 それ以上に繰り返す歴史を示してきたのが、天候。 人間が住み始めて以来、日本列島は寒冷化と温暖化を繰り返してきました。 エアコンも床暖もない時代ですから、もちろん温暖化すれば人は豊かになって人口も増えるし、寒くなれば逆にになります。 その温から寒の切り替わりの時期に、大きく歴史が動いたという事象が考古学などからわかってきています。 今回…

  • 芦辺拓『ダブルミステリ 月琴亭の殺人 ノンシリアル・キラー』(東京創元社)のネタばれ分析

    面白かった。表から読むストーリーは古典的な密室殺人事件。裏から読むストーリーはブログの形式。 ほとんどかみ合わない2つのストーリーが、袋とじの「解決編」で結びつく。 本格派推理を読み終えたあとに訪れる、映画のエンドロールを見たときの余韻にひたれた。 エンターテイメントとしての読書としては申し分ない体験だったと強調した上で、ちょっとしてからふと 「これはそれほど謎のある殺人事件なのだろうか」とも感じかつ、そうだとしても、こうして時系列や視点をかえることで面白い物語にする小説の技法を知りたくなったので、無粋であることを百も承知で、因数分解してみることにした。 批評や書評でなく、あくまで自分用のメモ…

  • メモ藤原定家明月記でオーロラ観測と国立極地研究所など

    平安時代って、日本でオーロラは見えるは、海面上昇するは、地震も多発するは、天変地異的にはすごい時期だったんですね。 武士の時代になるのもさもなんという気がします。 以下、毎日新聞の報道です。 平安・鎌倉時代の歌人、藤原定家(1162~1241年)が日記「明月記」に書き残した「赤気(せっき)」という現象は、太陽の異常な活発化によって京都の夜空に連続して現れたオーロラだった可能性が高いと、国立極地研究所や国文学研究資料館などのチームが米地球物理学連合の学術誌に発表した。連続したオーロラの観測記録としては国内最古という。 明月記には、1204年2~3月にかけて、京都の北から北東の夜空に赤気が連続して…

  • 山形庄内砂丘で見つかった30メートル超の平安時代の巨大津波か

    NHKニュースで報じていた「平安時代に起きた巨大津波の痕跡か 山形庄内平野」というニュースに引き込まれました。 www3.nhk.or.jp 箇条書きにまとめると ・山形県に高さ30メートルを越える未知の地震津波が起きていた ・西暦1000年代から1100年代前半、平安時代後期(11~12世紀)か ・沖合20キロほどの海底が地震によって地滑りを起こしたことが原因か となります。 詳報しますと、 山形大学の山野井徹名誉教授(地質学)らが海岸から1キロ内陸の庄内砂丘の標高25ー37.9メートルの4箇所で、砂丘内で泥の層を発見。 高潮などとは考えられないことから津波が押し寄せて海岸の沼の泥がまきあげ…

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