ご存知の通り、大阪では今、55年ぶりの万博が開催されています。バブルの頃に鶴見緑地で花博があったけど、あれは万国博覧会ではないんでね。私が普段乗る地下鉄の路線の乗客数も、やはり万博が始まってから増えた気がする。そんな話題の万博から背を向けて、私がひそやかに向かった先は・・谷町四丁目にある、大阪歴史博物館。隣接するNHK大阪局とエントランスを共有しています。NHKには前にも行ったことがあるけど、博物館に入る...
1960−80年代の懐かしいモノ、ゆるいモノ、心ときめく想い出満載！あの頃なしでは生きていけない！
旧ブログを合わせると、もう12年。細く長くブログを書き続けています。昭和文化・昭和レトロの追究のみならず、たまに国内各所へノスタルジーを追い求める旅にも出かけています。 記事用の写真はデジタルで撮ることが多いですが、フィルム写真の味わいが大好き。やはり、根っからのアナログ体質なのかも知れない。
今回はいつもの「昭和レトロ」とは少々異なりますが、昔の風情ある町並みをご案内。昨年の秋、奈良県の五條市へ行ってきました。フィルム写真を久々に撮りたくて、20年来の相棒・トイカメラのスメ8とともに何年かぶりの撮影旅。旅と言っても、隣県の奈良なので普通の日帰りのお出かけですが。かつて二見城の城下町として賑わった五條市五條新町は、重伝建（国の重要伝統的建造物群保存地区）に指定されており、江戸時代から昭和の...
キーワードは「1966〜67年」?! この時代だから生まれ得た「快獣ブースカ」の魅力とは〜その3
予告通り、今回は「快獣ブースカ」をテーマにした3回目の投稿です。この作品の魅力、1966〜67年というタイミングだったからこそ生まれ得た、良質の子供向け特撮ドラマだったということに着目して総括をしていきたいと思います♪◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ●ブースカに見る、1966ー67年という時期ならではの魅力・その1「街の風景」1950年代半ば、昭和30年頃から始まる高度経済成長期は、都市郊外の山間部を切り開いての新たな宅地造成、焼け跡...
新しい年、2024年が幕を開けました 今年のお正月は暖かくて過ごしやすいですが、皆様は良いお正月をお過ごしでしょうか？私は今年も特に長いお休みはありません（苦笑）でもいいんです。みんなが一斉にお休みの時に動くと混むでしょ？どこも（^^;）例年は、友人知人に毎年出すリアル年賀状をブログでもご挨拶がわりにupしておりましたが、今年は新しい趣向で参ります♪夜曲 byマナサビイ↑ハイ・・これ、私が、中島みゆきさんの「夜...
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ご存知の通り、大阪では今、55年ぶりの万博が開催されています。バブルの頃に鶴見緑地で花博があったけど、あれは万国博覧会ではないんでね。私が普段乗る地下鉄の路線の乗客数も、やはり万博が始まってから増えた気がする。そんな話題の万博から背を向けて、私がひそやかに向かった先は・・谷町四丁目にある、大阪歴史博物館。隣接するNHK大阪局とエントランスを共有しています。NHKには前にも行ったことがあるけど、博物館に入る...
いつもはガーッと書いてしまっているけど、今回はふわ〜っとつれづれに。内容的には面白くないと思うけど、お許しあれ。前回の投稿の後で、月末に再び閉店前の茶屋町のロフトを訪れていました。ロフトへの言葉を書いた札の数が、前より格段に増えてた。昔、ロフトで働いていた元スタッフの方からも。ロフトは青春時代の思い出の場所、という内容の言葉がとても多かったなぁスケジュール帳や年賀状を買う時など、1人で来て目的の物...
平成の末だったか、令和になったばかりの頃だったか、「平成レトロ」というワードが聞こえてきた時には、こんなことを思った。「平成なんか、つい最近やん レトロ扱いするにはまだ早ない？！」昭和先輩の意地の見せ所だ（笑）ところが、コロナ禍を経てここ2年ほどの世の中の状況を見ていると、10年前でさえも遠い過去のように思えてしまうようなドラスティックな時代の変化に驚くばかり。日本人は明治維新の前後、そして太平洋戦...
それは、ほんの些細な、でも長年にわたって感じていた違和感でした。昭和をテーマにしたメディアの企画で、「ビックリマンシール」が取り上げられることが時々あります。「ビックリマンシール」というのは、昭和に販売が始まったロッテの「ビックリマンチョコ」に付いているおまけのシールで、 （↑ レア度が高いため、現在、プレミアがついて高額で取引されているというスーパーゼウスのシール） ↑こういった感じのシール...
これまでブログにUPしてきたように、昨年は岐阜県などを訪れていました。記事では触れていませんでしたが、その旅の途中で出会った気になったレトロ物件を、忘れないうちにちょこっとここでご紹介しておきたいと思います♪JR高山本線の「猪谷駅」。山間にあるローカル駅ですが、ここは昔からJR西日本とJR東海の境界駅であったらしく、乗換・乗継駅ともなっています。私も乗り継ぎのためにこの駅で降りて結構な長い時間待ちましたが...
昨年の秋からずっと観てみたいと思っていた映画でした。半月ほど前にやっと映画館へ。自主制作映画で単館上映だった作品が見る見る評判を呼び、全国での上映にまで至った過程は、何年か前の『カメラを止めるな』と似ていますが、ついに日本アカデミー賞まで受賞するとは! これを快挙と言わずして何と言う。3年ぶりぐらいの映画館だったのですが、当日券が￥2000になっているのに驚いたちょっとぉ〜、何でもかんでも値上がりし過ぎ...
前回に引き続き、「飛騨高山レトロミュージアム」のルポです〜こんな風に通路に、レトロなゲーム機が置かれています。ここもパチンコのお部屋。「日本最古の？！UFOキャッチャー」と書かれたPOP。これとは形状は違ったと思うけど、飴ちゃんゲットマシーンは、90年代ぐらいまでは商業施設で見かけた気がします。おもちゃやノベルティ雑貨が展示されているスペース☆パート2。ロッテガムの販促用ののれんが、良い感じ〜♪右端の赤いペ...
3回に渡って「高山昭和館」を紹介しましたが、その高山昭和館から歩いて15分ほどの場所にもう1軒、昭和レトロをテーマにした施設があります。その名も「飛騨高山レトロミュージアム」。高山昭和館との共通チケットもあり、2館とも制覇したい方は両館で販売されているこのチケットを購入するのがお得です。各種ホーロー看板に、薬局のサトちゃん人形。こちらも昭和感いっぱいの外観。ヒデキもモンチッチも好きだったけど、妙にゴ...
少し間が空きましたが、前回・前々回から引き続き、飛騨高山にある「高山昭和館」のルポです。日用品や文房具などを売っていたよろず屋さんの小さなお店と、その奥に、家庭にあった「お茶の間」が再現されているスペース。昭和30年代中盤〜後半（1960年代前半頃）が再現されている雰囲気のスペースですが、田舎の一軒家では昭和40〜50年代もこんな感じでした。テレビの型などは最新のものに進化していましたけどね。近所に小商いの...
本題に入る前に。前回のブログで検診検査のことを書きましたが、先生が診た限りでは、また簡易的な検査の結果を見る限りでは問題なさそうとのこと。詳しい検査の結果が出るのは今週末になりますが、ひとまずはホッとしました。昔手術をした箇所に気になる症状が出ていたので重病の可能性が高いんじゃないかと、正直、怖かったし色々悩んだりもしていました。心配してくださった方もおられたようで、すみませんでした。ただ、詳細な...
半年前のことを今頃になって書くのもアレですが。昨年の夏、ずっと前から行きたいと思っていた「高山昭和館」を訪れました。高山昭和館は、古い町並みで知られる飛騨高山に10年以上前からある施設で、インスタを相互フォローさせていただいていたりしたご縁もあっていつかは、と思っていました。写真などで拝見する限り、昭和30年代ごろの町並みやお店の様子が館内に再現され、昭和30〜50年代ぐらいまでのかなりのボリュームのレト...
お正月から1週間、寒くなってきましたね。明らかに季節の進みが半月早いです。今年の初夢は、この歳でこんな夢を見る というような恥恥な夢でした 縁起の良い初夢として「一富士、二鷹、三茄子」と言われるけど、富士山はまだしも鷹とかナスビの夢なんて見ることあり得ますか？！今年、こんなんで良い年になるんかしら今年、友人知人に出した年賀状。家のスキャナー兼プリンターが動かないことと時間の節約もあって、自分が撮った...
新しい年、2025年が幕を開けました 皆様、良いお正月をお過ごしでしょうか。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!世間的には奇跡の9連休と言われるお正月休みも、旅行にもどこにも行かず、家で過ごしております。仕事も実は何日かあったりして。では、我が家の楽しいお正月の様子を、ちょこっとだけお目にかけましょ♪何年か前まで放送されていた、沢口靖子さんのリッツのCMじゃないですが、真ん中に鎮座する、とあるモノを囲...
小田和正さんの「クリスマスの約束」。毎年クリスマスの恒例だったこの番組が今年で最後ということで、24日の夜中に他のことをしながらもずっと見て聴いておりました。しばらく前に収録されたと思われる今年のライブの映像に加え、過去の名コラボシーンなどもオンエアされて見応えがあり素晴らしかったです。私はこの番組が始まった2001年当初も見ていたんですが、最初は、テレビ局のスタジオと思われる場所で本当にこじんまりと収...
もう先々週の話になってしまいますが・・前々回の投稿でも触れた、NHKのドラマ『宙わたる教室』。結末は大体わかっていたけど、それでも最後までええお話でした。これを見始めた時、90年代の山田洋次監督の「学校」という映画と比べてみたい気持ちがありました。「学校」は夜間中学が舞台で、当時と現在では夜間の学校に通う生徒の年齢層や背景が違うというのを聞いたことがあったので、その興味もあったりして。ドラマ中でも屈指...
最近見ているドラマとも絡めて、自分の今の心境を綴ってみようかと思っていましたが・・それよりもやはり、このことで書かずにはおれなかったです。訃報をテレビで知った時には、「えええっ、まさか!! 」と思い、愕然としました。決してファンというわけではなかった。でも、そんな私でさえも、カセットにミポリンのアルバムをレンタルしてダビングしたことがありました。（まだ残っていると思うので、ブログに載せようと思って探...
前回からの続き、富山県八尾町にて9月初頭に開催された「おわら風の盆」の様子を。前回は、お祭りが始まる前に散策したレトロな町並みをご紹介しましたが、今回は夕方以降のお祭り本番の様子です。日が暮れて、少しずつ暗くなっていく途中の時間帯も良いんですよね〜。晴天だったら最高のマジックアワーの時間帯で、さらに良かったんですけど。お祭りの舞台となる八尾町内は、更に小さな町単位に分かれていて、それぞれの町ごとに...
何年も前からずっと行きたいと思っていた場所。そこに自分もいられたら、と思っていた夜ーー。富山県の八尾（やつお）町に、初めてやってきました。この日は、『おわら風の盆』の開催当日。毎年9月1日から3日にかけて行われ、江戸時代からの300年の伝統がある有名なお祭です。お祭が始まる前の明るいうちに、見物場所のリサーチも兼ねて町並み散策をしたいと思い、夕方より前に到着したものの、あいにくの小雨のお天気。予報では天...
8月が終わり、9月になったばかりの頃。朝の大阪駅、端っこの11番線ホーム。大阪駅始発の「特急ひだ」号にこれから乗る! 岐阜・名古屋を経由して下呂温泉や飛騨高山まで直通で行ける、今や希少になってしまった大阪駅始発の特急列車。時間的には、名古屋までのぞみで行ってそこから特急に乗り換えた方が早いけど、私は最初から特急列車だけで行く方を選んだ。料金が安くつくし、乗り換えの手間が省けるのが楽なので。それに旅情もあ...
その日の朝、大阪は青空が広がっていた。9月上旬、まだまだ入道雲が浮かぶ夏空だ。20年以上前から存在を知っていたけれど、行ったことがなかった歴史あるスポットを目指して鶴橋駅から近鉄の快速急行に乗り込む。が、奈良県を過ぎ三重県に入ったあたりから曇り空になり、さらにはその先のトンネル付近を境に天候がガラリと変わって激しい雨にそして、次の乗り換え駅に到着したら構内アナウンスが。〝大雨により〇〇駅付近で線路が...
このところ、スマホが不調。「本体メモリの空き容量が不足しているので不要なデータを削除してください」と言う表示が出るので、いくつか選択して画像データを削除しようとしても、なぜかデータを削除できない、更新できないという(==;) 少し前にもこのワーニングが出て、その時は選んだデータを削除できたけど、今はメールの送受信もできないことが度々ある状態に（汗）スマホに送られるメールはインターネットのwebメールでも受...
世間はG.W.後半戦ということですが、私は相変わらずの通常モード。というか、やりたいこと、やらないといけないこともたくさんあるんですが、とにかく時間が足りないです（汗）間が空きましたが、前回、前々回からの続きで、今回も京都の東映太秦映画村の訪問記です。で、最終回である3回目にして、衝撃の事実を明かしますと・・そうなんです。私がこちらを訪れたのは昨秋だったんですが、今年から2028年にかけて映画村の大幅リニ...
私が物心ついた頃にはすでにこの番組に出演されていた、「笑点」の木久蔵さん（今でも木久蔵と言ってしまいます）が番組をご卒業されたり、1986（昭和61）年の春から38年間に渡って放送された「世界ふしぎ発見!」のレギュラー放送が終了したり、この春も、子供の頃や若い頃から当たり前のように存在していたものがどんどんなくなり、変わっていきます。若い頃は、「なるほど・ザ・ワールド」のひょうきん由美こと益田由美アナや、...
今日は本題の前に・・なんと3/5から、ロッテの「コーヒーガム」と「ジューシー&フレッシュガム」が復刻販売されています♪特にコーヒーガム!! 子供の頃からガムの中でも1、2を争うぐらい大好きなガムだったので超Happyです以前、このブログでも記事中で何度かコーヒーガムに言及したことがありましたが（昭和の最愛キャンディ&キャラメル・マイベスト11♪、昭和〜平成 これが私の最愛チョコレート!!! （1）〜永遠のベスト5〜、...
関西のとある有名スポットについてはまた次回に。今日もゆるゆると書かせてください京都でバスに乗っていた時に窓からチラリと見えて、立ち寄ってみることにした場所。その建物のすぐ近くにあったお風呂屋さん。看板のちょいサイケ風のデザインから見て、1970年代ぐらいからやってるお風呂屋さんか。もう10年以上前から、お名前だけは存じあげていた施設。「おもちゃ映画ミュージアム」。映画前史とも言える時期の古い動画装置や光...
こういうブログをやっているいないに関わらず、自分はつくづく根っからアナログ人間なんだと自覚することが多々あります。・ネットバンキングをやっていない（いざという時信用できない、怖い）・絶版本など書店で入手できない本を除き、本は必ず書店で買う・電子書籍は読まない（目が疲れすぎて合わない）・基本、衣食住の生活必需品のネット通販は利用しない。実店舗派。・アマプラ、ネトフリなどに加入したことがない。映画やド...
昔は当たり前のようにそこら中にあったのに、今では存在感をなくしてほぼ絶滅危惧種と化しているものは世の中にたくさんあるけど、そんな風に多少なりとも認識されるものはまだマシで、その存在を思い出されることもないままいつの間にか世の中からひっそりと消えていくチャーミングなモノや文化もあります。6〜7年ぐらい前からだったか、気になりつつも買い集めるのを見送っていたものがありました。放っておいたらゴミ同然に捨て...
今回はいつもの「昭和レトロ」とは少々異なりますが、昔の風情ある町並みをご案内。昨年の秋、奈良県の五條市へ行ってきました。フィルム写真を久々に撮りたくて、20年来の相棒・トイカメラのスメ8とともに何年かぶりの撮影旅。旅と言っても、隣県の奈良なので普通の日帰りのお出かけですが。かつて二見城の城下町として賑わった五條市五條新町は、重伝建（国の重要伝統的建造物群保存地区）に指定されており、江戸時代から昭和の...
予告通り、今回は「快獣ブースカ」をテーマにした3回目の投稿です。この作品の魅力、1966〜67年というタイミングだったからこそ生まれ得た、良質の子供向け特撮ドラマだったということに着目して総括をしていきたいと思います♪◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ●ブースカに見る、1966ー67年という時期ならではの魅力・その1「街の風景」1950年代半ば、昭和30年頃から始まる高度経済成長期は、都市郊外の山間部を切り開いての新たな宅地造成、焼け跡...
新しい年、2024年が幕を開けました 今年のお正月は暖かくて過ごしやすいですが、皆様は良いお正月をお過ごしでしょうか？私は今年も特に長いお休みはありません（苦笑）でもいいんです。みんなが一斉にお休みの時に動くと混むでしょ？どこも（^^;）例年は、友人知人に毎年出すリアル年賀状をブログでもご挨拶がわりにupしておりましたが、今年は新しい趣向で参ります♪夜曲 byマナサビイ↑ハイ・・これ、私が、中島みゆきさんの「夜...
前回に続いて、「快獣ブースカ」をテーマにしての2回目です。本日もどうぞよろしければお付き合いくださいマセ。今回は、「快獣ブースカ」の中で私が特に好きな回を中心に取り上げてみたいと思います♪【 快獣ブースカ」の中で、私が特に好きな回と印象に残った回！ 】☆ 第15話「バラサで行こう」前半の中では、印象に残る回。ブースカの天然な無敵っぷりが際立つ回でもあります。「バラサ」というのは、「バラサ、バラサ」という...
1ヶ月以上のご無沙汰になってしまいました。気づけば、もう年末間近ですね（汗）それでは、久々に昭和全開のトピックとまいります〜今回から2回にわたって、>1960年代の人気特撮作品「快獣ブースカ」についての感想と考察を綴っていきたいと思います!もう何年も前に入手したDVDでしたが、やっとまとめることができそうです。どうぞよろしくお願いします♪◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私と「ブースカ」との出会いは意外と最近で、おそらく10〜15...
