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  • 「僕たちは希望という名の列車に乗った(Das schweigende Klassenzimmer)」(2018年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    東西冷戦下のベルリンの壁が建設される前の東ドイツのエリート高校の学生テオとクルトは、西ドイツの映画館に遊びに行きハンガリーの民衆蜂起のニュースを見る。 _ ソ連の軍事介入で犠牲になった人々を哀悼したいという思いでクラスメイトに授業中の黙祷を提案し行ったのだが、その行為が国家への反逆行為と見なされ、当局の調査が入り、生徒たちへの尋問が始まるのだが・・・というストーリーです。 _ 「首謀者は誰なのか」という問い詰めに対して、口を割らない生徒たちに業を煮やした当局の調査官たちの尋問(という脅し)が、めちゃくちゃ怖い! _ 親たちが過去に行ってきた事を調べ上げ、そのネタで生徒たちに揺さぶりをかけていき、段々と生徒たちの連帯意識も揺らいで行く。 _ 仲間を密告してこのままエリート街道を進むのか、それとも信念を貫き退学し肉体労働者として生きるか、人生の決断を迫られ、彼らが導き出した答え..

  • 献血210回目、実は事前検査で初めて引っかかった!

    実は、先週の土曜日に献血に行ったのですが、その時初めて、事前検査で引っかかりました。 _ ヘモグロビンが少し少なかったんです。 _ 200回以上献血をして初めて引っかかったので、少しショック。 _ ということで、リベンジ。 _ 無事に210回目達成! _ 何事も健康第一。献血できることに感謝です。

  • 「あなたが何を信じようとOK」という日本的な宗教観は争いを増長するのか?平和にするのか?問題

    最近のニュースで一番驚いた事。 _ 長野県中野市で発生した立てこもり事件? _ 参照:長野 中野立てこもり4人死亡 中野市議会議長の長男逮捕 https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20230526/1010026698.html _ 確かに驚きましたが、これは事件の背景の解明を待ちたいものです。 _ それとも、100人以上の女性のスカートの中を盗撮した「カリスマ盗撮師」に懲役2年求刑されたニュース?? _ 参照:100人以上の女性を盗撮した罪 被告に懲役2年求刑 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230523/2010017365.html _ 盗撮する人が「カリスマ」になるというのにも驚きましたが、この話も結構闇が深いのでまた別の機会に!(笑) _ これらのニュースよりも、驚いたのは..

  • 「アラビア太郎」杉森久英:著

    明治から激動の昭和を生きた実業家山下太郎氏の生涯を描いた内容。 _ 山下太郎は、大正時代に「オブラート」の開発に成功し、その製造の特許を売った資金で、ロシアから鮭缶を仕入れしたり、上海から米を仕入れたり、満州で満鉄社員の社宅を請け負ったりした実業家です。 _ 成功したと思ったら戦争が起こって無一文になるということを繰り返し、そういう意味では時代に翻弄された方ですが、人生最後にかけた大勝負で、サウジアラビアとクウェートから石油の採掘権を得るという大事業を成功させました。 _ 彼の大事業で日本の経済が多大な恩恵を得られましたが、その割には、彼の存在があまり知られていないのは残念ですね。 _ 山下太郎という男は、仕事に対して厳しい面もあったけど、非常に情に厚いというか、お世話になった人に尽くすタイプだったようです。 _ なので、無一文になっても、どこかで覚えていてくれる人がい..

  • 「007は殺しの番号(007/ドクター・ノオ)(Dr. No)」(1963年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    「ジェームズ・ボンド」シリーズの記念すべき第1作目の作品。 _ アメリカの月面ロケット発射を阻止する妨害電波を止めるべく工作を図る英国秘密情報部(MI6)の諜報部員が殺害される。 _ その捜査を命じられた諜報員「007」ことジェームズ・ボンドがジャマイカへ飛び、怪しいと思われるクラブ・キー島へ向かうが・・・というストーリー。 _ ハラハラ、ドキドキのスパイ映画、極上のエンターテイメント作品の第1作目です。 _ 細かい設定の矛盾は構わず、ボンドガールといちゃついたり、ハニートラップを仕掛けたり、悪の組織「スペクター」が出てきたりと、定番の007シリーズのスタートがここから始まったと思えば感慨深いものがありました。 _ ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)の仕草が、全てカッコいいですね。(敵の罠にハマりやすいのも意外でした。) https://amzn.to/3B4p..

  • 萱島神社(かやしまじんじゃ)in 大阪府寝屋川市

    京阪本線萱島駅の高架下に鎮座し、御神木の楠が萱島駅のホームを貫いている珍しい神社です。 _ 御祭神は、菅原道真公、豊受大神、萱島開拓の祖神である神田氏の祖先が祀られています。 _ 樹齢700年と推定される楠を、京阪本線の高架化に伴い伐採しようとしたが、工事関係者に不幸な事故が多発したことから、ホームと屋根を楠が突き抜ける形で駅が作られたという話を聞いたことがあります。 _ やはり地域を長年見守ってくれていた御神木ですからね。 _ むやみに切ったらアカンということなんです。

  • 「帰らざる河(River of No Return)」(1954年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    アメリカがゴールドラッシュで沸く時代、酒場の歌手ケイ(マリリン・モンロー)は恋人ハリーにギャンブルで金鉱の権利を手に入れたと伝えられ、その登記のためカウンシル・シティーへ向かう。 _ 一方、その酒場町で働いていた息子マークを探しあてた父マットは農場に戻り生活をしているところに、ハリーとケイが急流を筏もろとも遭難しかけ、たまたまいたマットが助けたのだが・・・というストーリーです。 _ ギャンブルで金鉱の権利を得て、銃で馬と食料を奪うような男に着いていく女が、農場で働き子供を守る実直な西部男にやがて惹かれていくという話なのですが、いろんな箇所で整合性が合わず、なかなか「しんどい」作品でした。(笑) _ まぁ、この時代の映画ですから、マリリン・モンローのお色気たっぷりのシーンと歌と、先住民(ネイティブ・アメリカン)との銃撃戦と、ちょっとした冒険シーンがあれば、観客は十分楽しめたのでし..

  • 「セクシィ古文」田中貴子:著、田中圭一:画

    日本の古典(古文)から下ネタ、エロ描写、濡れ場を国文学者である田中貴子先生が厳選し、田中圭一先生が漫画調で現代語訳にして解説した内容です。 _ 思わず吹き出したセクシィ古文の数々、日本人の性愛に対する感覚の一部が伝わってきて、少し感動もしました。 _ というか、下ネタって、いつの時代でも笑えるんですね。 _ なんか昔の日本人の方が、性愛に対してあっけらかんとしていて、爽やかに、むしろ自然に捉えていたのでは?と思ってしまいました。 https://amzn.to/3lLTAZ5

  • 「TIME(In Time)」(2011年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    人類が老化を技術で克服した近未来、人間は遺伝子操作により25歳以上肉体は年を取らなくなり、代わりに体内時計の残り時間によって余命が設定され管理されるようになる。 _ 時間貧乏の人々はスラム街に追いやられ、その日暮らしを強いられる一方、富裕層は永遠ともとれる時間をもてあそぶようになる。 _ ある日、生きることに疲れた富裕層出身の男が、スラム街出身の主人公ウィル・サラスに時間を与え、その男は自殺を図る。 _ ウィルはこの不合理な社会に復讐する為に、富裕層の集まるエリアに行き、大富豪の娘シルヴィア・ワイスに出会うのだが・・・・というストーリーです。 _ 自分の腕を上にして相手の腕をつかめば相手の持っている時間を奪い取ったり、逆に与えたりできるという設定も面白かったし、興味深い発想でした。 _ けど、途中から、主人公のウィルと、誘拐されたシルヴィアが仲良くなって、時間泥棒をする..

  • 「ドラえもん」(全45巻)+「ドラえもんプラス」(全6巻)藤子・F・不二雄:著、大人読みしました。

    ご存知「ドラえもん」の単行本で発行されている作品を大人読みしました。(長編シリーズはまた別途読んでいきます。) _ しかし、すごいなぁ。同じようなパターンの展開なのに、1話ずつが面白く非常にコンパクトにまとめられている。 _ いつも、のび太が叱られたり、いじめられたりして、ドラえもんに泣きついて、秘密道具を悪用して、オチという展開なのですけど、これが面白い。 _ 同じような機能の道具なのに、少しずつ違って、その違いをきっかけに、これだけ話を作れるって、本当にすごいなぁ。 _ しかし、のび太は「ひみつ道具」をこれだけ悪用できるって、ある種の才能ですね! https://amzn.to/3Zk2rj5 https://amzn.to/3Z8IBI0

  • 「フォレスト・ガンプ/一期一会(Forrest Gump)」(1994年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    知能指数は劣るが純粋な心持ったフォレスト・ガンプの半生を、1950~80年代のアメリカの歴史を通しながら描いた作品。 _ 懐かしい映像や音楽を交えながら、まっすぐに生きるフォレストの姿と言葉で感動を呼び、興行的にもヒットしました。(久しぶりに鑑賞しました。) _ 昔観た時には気づかなかった細かい部分が再発見できて面白かった。 _ 人生は運命で決まっているのか、偶然の重なりで決まっていくのか、はたまたその両方なのか? _ そして、そのような人生観とは別に、そもそも人の幸せとは何なのだろうか、と幾重にも考えさせられる作品ですね。 _ エビ漁で成功したダン隊長がフォレストに「命を救ってくれた礼を言ってなかったな」と泳ぎだすシーンに、なぜか感動。以前は、スルーしていたシーン。 _ あとフォレストとジーンの結婚式に、義足をつけたダン隊長がアジア系のフィアンセとやってきて再会..

  • 「「原爆は日本人には使っていいな」」岡井敏:著

    1944年9月に当時米大統領だったルーズベルトと英首相チャーチルとの間で作られた「ハイドパーク覚書」には、「原爆は日本人に使用」"used against the Japanese"と記されているにも関わらず、 日本の原爆資料館には「日本に使用」と誤訳されたままになっていることを指摘した内容です。 _ 「日本に使用」であれば、第二次世界大戦を終わらせる為に使用せざる得なかったと解釈できるかも知れませんが、「日本人に使用」というのは、(あの野蛮な黄色い猿である)日本人であれば”人体実験”という大量虐殺をしても構わないというニュアンスが含まれている。 _ 著者は、この点を「日本側」の様々な団体、役所、新聞社などに指摘し続けてきたが、誰も訂正をしなかったということです。 _ 現在も広島の原爆資料館では、訂正されないままに「誤訳」されているらしい。 _ あの戦争は、日本人が悪かった..

  • 「スペース カウボーイ(Space Cowboys)」(2000年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    旧ソ連で開発され長年使用されていた通信衛星「アイコン」が故障し、そこになぜかアメリカの技術が盗用されていた為、修理するのに40年前にアメリカ初の宇宙飛行士になるはずだったダイダロス・チームのメンバーが集められた。 _ 急遽訓練をして宇宙に出たまでは良かったが、通信衛星と聞いていたのが核ミサイルを搭載したミサイル衛星だった上に、事故で衛星が制御できなくなり、ミサイルの推力を利用し引き離し手動で自爆させることをメンバーの一人ホークがかって出るというストーリーです。 _ 宇宙飛行士になれず今はおじいさんになってしまった退役軍人が、宇宙行きの切符を手に入れて張り切っちゃいます系の作品です。(笑) _ 今では懐かしいスペースシャトルも大活躍。 _ しかし、ちょっと都合の良過ぎるストーリー展開でしたね。ツッコミ所満載って感じです。 _ 核ミサイル搭載のミサイル衛星を地球から永遠に引..

  • 【ネタに困った時は漢字の成り立ちを調べると結構いいかもと気づいた戴冠式の話】

    英国王チャールズ3世の戴冠式(たいかんしき)が、5月6日に行われました。 _ ニュースなどでご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。 _ この「戴冠式」の「戴(たい)」という漢字なのですが、私は、「頂」という字の旧字だと思っていました。 _ 古文書などの昔の文献を読んだ時に、「戴く」という表現があったと勘違いしておりました。 _ ということで、「なぜ、頂冠式と書かないのだろう?」と思って調べたんです。 _ 「頂」という字も、「戴」という字も意味は、ほぼ同じ。 _ 1)いただく。頭の上に物をのせる。 2)ありがたくうける。もらう。 3)長としてあがめる。 (「頂」には、頭のてっぺん。物のいちばん高いところ。という意味があります。) _ という意味が、両方の漢字にあります。 _ 頭の上に何かをのせるという意味から、有難くいただくとか、トップとしてあが..

  • 「コンフィデンスマンJP 英雄編」(2022年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    「コンフィデンスマンJP」シリーズの劇場版第3弾で、ダー子・ボクちゃん・リチャードが、マルタ共和国を舞台に「いちばん多く稼いだ者が勝者」というバトルを描いた内容。(実際には、全て日本で撮影したらしい。) _ 多数の豪華ゲスト、詐欺師同士の騙し合い、長澤まさみの七変化、盛りだくさんのエンターテイメントでした。 _ まぁ、詐欺師が主人公のコメディですので、犯罪・詐欺の内容の整合性はかなり甘い。(そもそも推理モノと捉えない方が良いのかも。) _ なので、「そこで上手いこと引っかかってくれてラッキーですね」という展開の連続で、途中から気持ちが萎えてしまいました。 _ 長澤まさみさんの名演技に★1つ、豪華ゲスト陣のスケジュール調整に★1つで、合計★2つという感じですね。 https://amzn.to/3i8g2dt

  • 久我神社(くがじんじゃ) in 京都市北区紫竹

    京都市北区紫竹下竹殿町に鎮座する久我神社は、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の境外摂社です。 _ 御祭神は、賀茂建角身命 (かもたけつぬみのみこと)。 _ 賀茂県主(賀茂氏)の祖神とされていて、上賀茂神社の御祭神である「賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)」の祖父? _ そして、神武天皇の東征で先導した八咫烏(やたがらす)と同一視されている神様です。 _ めちゃくちゃ偉い神様じゃない? _ その神様が、上賀茂神社から少し離れたこの地で祀られているって、ちょっと不思議ですね。 _ あまりにもパワーがあるから、少し離されたのかなぁ?(私の勝手な想像です。) _ 本殿の前にもう一つ祠があって、本殿を覆い隠すような建て方でした。 _ 御神木も切り株だけでしたし。 _ 確かに本殿を見た時は、何か畏敬の念を感じさせるような佇まいの不思議な感覚になった神社でした。

  • 「ワイルド・スピード(The Fast and the Furious)」(2001年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    ストリート・レーサーたちを題材とし、ヒットしたカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズの第1作目の作品。 _ 輸送トラックが改造車の集団による襲撃を受ける事件が多発し、その捜査の為に地元のストリートレースの実力者ドミニクに近付く捜査官のブライアンだったが、段々ドミニクと親密になって行くに連れ個人的な感情が入っていき・・・というストーリーです。 _ ストリート・レースをする車が、ひたすらカッコいい映画です。 _ あと、車に群がる「お姉ちゃん」が超セクシー!! _ なので、ヒットしたのでしょう。(笑) _ 映画としてのシナリオは・・・まぁ、感想は言いません。そういう類の映画ではないですね。 _ ブイブイ言わせるエキゾーストノートを感じていたいゴキゲンな作品ということです。 https://amzn.to/3VE615t

  • 犯罪者の主張を垂れ流すと社会が歪んでくる事に気づいたマスコミ?の話

    安倍元首相を暗殺したテロリストY容疑者の犯行動機(某宗教団体の被害)については、延々とマスコミで取り上げました。 _ その結果、「被害者救済法」なる法律まで出来てしまいました。 _ しかし、岸田首相の暗殺未遂事件では、K容疑者の動機については、少し取り扱われたけど、最近ではほとんど話題にもならなくなりました。 _ これは、さすがにアホなマスコミでも、テロリストの主張を垂れ流しすると、世の中に悪影響を与えると気づいたのか? _ 岸田首相を襲撃したK容疑者は、確か選挙に出る時の供託金が高すぎるというような主張をしていたと思いますが、それはある意味マトモな意見だったから、マスコミは取り扱わなかったのか? _ 選挙制度の改善を本来はすべきなのでしょうが、現状議員になっている人にとってはマイナス要素になりうるので、話題にして欲しくなかったのか? _ まともな主張なら、暴力で訴..

  • 「バイス(Vice)」(2018年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュの時の副大統領「ディック・チェイニー」の半生を描いた伝記映画。 _ 「史上最強で最凶の副大統領」「影の大統領」と呼ばれるほど権力を一手に担い、結構めちゃくちゃしたチェイニー(と奥さん)の実像を、当時のアメリカと世界情勢を絡め、かなり皮肉っぽく描いていて、良い意味で勉強になりました。 _ と同時に、「アメリカ様」のめちゃブリがよく分かり、めちゃくちゃ気分が悪くなりました。 _ そりゃこんなことをしていたら、反アメリカの勢力が増えるでしょ! _ それでも「テロ」を攻撃しないとアメリカをどうやって守るんだ!と吠えるチェイニーの姿に、闇の深さを改めて知るのでした。 https://amzn.to/3VH7w2Q

  • 「輪廻の蛇」ロバート・A. ハインライン:著、矢野徹・他:訳

    SFの巨匠ロバート・A. ハインライン氏の短編小説集です。 _ 収録作品 ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業(The Unpleasant Profession of Jonathan Hoag) 象を売る男(The Man Who Traveled in Elephants) 輪廻の蛇(All You Zombies) かれら(They) わが美しき町(Our Fair City) 歪んだ家(And He Built a Crooked House) _ 短編集なのですが、難解で濃密なストーリーで、何度も読み返しました。 _ タイムパラドックスの傑作として名高い「輪廻の蛇」は、その後の様々な作品に影響を与えているような感じのグルグル感。 _ 未来の自分が、過去の自分の未来をいじって、今の自分に落ち着く?いや、落ち着かないよ。 _ 結構、頭の中がグルグルと混..

  • 「ルパン三世 1$マネーウォーズ」(2000年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    ルパン三世のTVスペシャルシリーズ第12作目の作品。 _ 「幸運のブローチ」を手に入れるため奔走するルパン一味の前に立ちはだかったのは、世界的な大手投資銀行の頭取シンシア・F・クレイモフという女性で、彼女は経済で世界を制覇するだけでなく実際に戦争を仕掛けて世界中の利権を手に入れようと目論んでいたのだが・・・というストーリーです。 _ ルパン三世のTVスペシャルシリーズらしい色んな要素が盛り込まれて楽しめました。以前にも鑑賞したはずなのに、あんまり覚えてなく、それが逆に良かった。 _ ルパンには珍しく恋愛感情を使いつつ詐欺で相手を陥れたり、不二子が結構ドジ打ったり、ルパンの死を本当に悲しんだりと、シナリオがかなり練られていると思いました。 _ ドンパチ少なめ、心理戦で「お宝」を盗むというのが、大人のルパンって感じで良かったです。 _ 最後には「幸運のブローチ」をお気に入り..

  • 【これまで見えなかったモノが撮れる時代、あなたは何を見ますか? 】

    年々、日々、秒々、カメラの精度が上がっていて、これまで目に見えなかったものも段々と見えるようになっています。 _ 分子レベルの動きも映像で撮影できるレベルにきているとのことで、そうなると音や匂いも写真で撮れるという話。 _ 音や匂いも分子レベルでの動き(波動)ですからね。 _ そのうち第六感、霊感、テレパシーなど、これまでどうすれば測定できるか分からなかったモノも撮影できるのかも? _ そうなれば、人間が感知できない情報を、AIが勝手に分析するようになるはず。 _ となると、完全に人間を超えるAIが出来ますね! _ ちょっと背筋が凍る思いがしました。 _ 私は、AI(人工知能)は、人間を越えることがないと思っていたので。 _ 人間には五感以外に感じている「何か」があると思っていたからです。 _ 人間が感知できていない情報を、精密な画像処理で人工知能が認知..

  • 「ニューヨークの恋人(Kate & Leopold)」(2001年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1876年のニューヨークにいた英国貴族(ヒュー・ジャックマン)が21世紀にタイムスリップしてしまい、21世紀のキャリアウーマン(メグ・ライアン)と恋に落ちるラブコメ。 _ 現代にタイムスリップした英国貴族の公爵のレオパルドは、やがてニューヨークの生活に馴染みだし、キャリアウーマンのケイトと恋の落ちるのだが、元の世界(1876年)に戻ることに決意する。 _ ケイトはその事を知らず、自らの昇進パーティを祝っていたところに、隠されていた「事実」を知った元恋人と弟がやってきて、ケイトに伝えるが・・・というストーリーです。 _ 白馬の王子がタイムスリップして現代にやってきて、社会の息苦しさの中で懸命に生きる女性を迎えにくるという、よくあるパターンの作品です。 _ 一応、「OTIS」という実在するエレベーター会社と、公爵のレオパルドの家系が関係があるような設定になっています。 _ ..

  • 玉田神社(たまだじんじゃ)in 京都府久世郡久御山町

    木津川と宇治川が交わり淀川になる地域、久御山町に鎮座する玉田神社。 _ この辺りは大きな川が交わる地域なので、昔から肥沃な土地だったのでしょう。 _ 玉のような田んぼが広がる神社って、素敵すぎる名前です。 _ 奈良時代の元明天皇の勅願により建立されたと伝えられています。 _ 昔から「方除け」の守り神として信仰されているそうです。 _ 岩清水八幡宮から見て鬼門ということなのかなぁ。 _ 本殿・末社市杵社・一の鳥居・二の鳥居が、国登録有形文化財に登録されています。 _ 私が参拝した時は、子供の節句を祝っていました。 _ めちゃくちゃ落ち着く気持ち良い空間でした。

  • 「教誨師」(2018年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    拘置所で教誨師を務める牧師佐伯(大杉漣)と6人の死刑囚との面会の様子を描いた作品。 _ 教誨師というのは、受刑者に対し、道徳をわきまえた品性、道徳心などのの育成を目的として教え諭す人のことです。 _ 基本、拘置所の一室で教誨師と死刑囚との対話のシーンしかないのですが、その対話の中から、それぞれの死刑囚の性格や考え方、どんな罪を犯して、それに対してどう思っているのか?さらには教誨師である佐伯の心の葛藤が段々と読み取れていく興味深い作品でした。 _ 気丈に牧師を追い詰める死刑囚が、刑の執行日に見せる態度・・・色々と考えさせられますね。 https://amzn.to/3WCJeYD

  • 「どろろ梵」手塚治虫:原作・道家大輔:著(全4巻)大人読みしました。

    手塚治虫先生の作品「どろろ」のキャラクター「百鬼丸」が、約500年後の現在に女性として蘇ったら?という設定の作品です。 _ 原作「どろろ」の設定が完璧すぎるので、どんな続編やリメイク作品を作っても、「ハズレなし」というやつですね。 _ 基本妖怪退治の話ですが、梵(ぼん)という主人公の一人の女子中学生が、妖怪を認知できるようになり、妖怪になった「どろろ」と「百鬼丸」を和解(?)させるように働いていくというストーリーでした。 _ 原作の「どろろ」から、ちょっとかけ離れすぎかなぁ。百鬼丸が女性である意味もあんまりないし。 _ 逆に言うと原作の「どろろ」を読んでなくても、意味が通じる内容にはなっています。 https://amzn.to/3Ubqb6M

  • 「天使にラブ・ソングを2(Sister Act 2: Back in the Habit)」(1993年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    「天使にラブ・ソングを」の第二弾。 _ シスターたちが奉仕をしている聖フランシス高校が荒れているのでデロリスに助けを求めるが、その高校に廃校の話が出ていることが分かり、生徒達と音楽コンクールへ出ることを決めるのだが・・・というストーリーです。 _ 荒れている生徒を音楽で更生させてコンクールに出るパターンです。 _ 「天使にラブ・ソングを」の第一弾が良すぎたので、パート2は難しいですよね。 _ 普通に音楽の才能がある生徒ばかりで、しかも先が読める展開でした。 _ なので、普通にオススメ度★3つです。 https://amzn.to/3FH10Eg

  • 飴ちゃんは他府県では飴さん?

    飴ちゃんでコーヒー味のやつがありますよね。 _ あれってカフェインが入っているのでしょうか? _ コーヒー味の飴ちゃんを舐めると夜寝つきが悪くなるんですよね。 _ しかし、なぜ大阪だけ飴に「ちゃん」とつけるのだろうか? _ いや、私は大阪出身なので、生まれてからずっと「飴ちゃん」であって、他の呼び方を知りません。 _ 他の地域の方は、飴のことを何と呼ぶのでしょうか? 飴さん? まさかキャンディー? _ そんなことを考えながら、夕方以降はコーヒー飴を舐めないでおこうと誓ったのでした。

  • 「最強のふたり(Intouchables)」(2011年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    頸髄損傷で首から下の体が動かせない大富豪(フィリップ)と、彼の介護人となった貧困層出身の黒人移民男性(ドリス)との交流を描いた内容。 _ ぶっきらぼうだけど率直すぎるドリスは、フィリップを障害を持つ哀れな人間ではなく一人の人間として扱い、互いに友情が芽生えてくるというストーリーです。 _ 実話がベースになっていて、このドリスがなかなか良い奴でして、「人間らしく生きる」ってどういう事なんだろう?と考えさせられる内容でした。 _ ただ残念だったのは、各々のエピソードの詰めが若干甘いというか、繋がっていない感じだった所。 _ その最たるシーンは、一番最後にフィリップとドリス本人が出てくるのですが、ドリス本人がアフリカ系黒人ではない点でした。 _ 移民だという点は変更していないようなのですが、映画本編とのギャップが(アフリカ系の方の独特の人懐っこい感じが本編ではあったので)激し..

  • 「やよいワールド in ひらかた」

    私の住んでいる枚方(ひらかた)市で出土した遺物の展示を見にいきました。 _ といっても、3月で終了したのですが、紹介が遅れました。(汗) _ 我が町枚方市には、弥生時代の遺跡が多く存在します。 _ うちの近所にも古墳がありますし、近くの丘は宅地開発の時に遺跡が発見されて、小学生の時に見学にいった記憶があります。 _ 大阪がまだ海だった頃、枚方辺りがちょうど淀川の河口になっていたので、人が古くから住んでいたのかと思います。 _ そんな枚方から出土した遺物たち。 _ いろんな想像を巡らせることが出来て、勉強になりました。

  • 「ブレードランナー 2049(Blade Runner 2049)」(2017年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1982年制作の映画『ブレードランナー』の続編。 _ 前作で人造人間「レプリカント」レイチェルとその人造人間を取り締まる「ブレードランナー」デッカードが恋に落ちて去った後の話で、2022年に発生した「大停電」以降の2049年の環境破壊が進む地球が舞台になっています。 _ 新型レプリカント「K」が、旧型レプリカントを取り締まっている時に枯木の根元に古いレプリカントの遺体を発見し、解剖の結果、その人造人間が出産をしていた形跡を発見。 _ 事件の痕跡をすべて消すように命令されたKは、その子供を探していくうちに父親であろうデッカードを探し当て事情を聞いていると、人造人間の生殖技術が欲しい新型レプリカントの製造元ウォレス社からの襲撃を受け・・・というストーリーです。 _ 前作のファンにとってみれば、続編ということもあり、いろんな伏線やオマージュを楽しめる作品でしたが、ちょっと尺が長い..

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