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活字中毒者地獄のりす蔵 https://risuji.hatenablog.jp/

本を読まずにはいられない。本を読む時間は、通勤電車の中だけ。もだえ苦しみながらの読書生活。

りすじぃ
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2008/08/23

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  • 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち/飲茶

    『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち (河出文庫)』を読んだよ。徹底的に考えると…。飲茶氏の著書が好きでいくつも読んでいるけれども、今回はkindle版積読本の1冊。特に東洋哲学が好きだとか、知ってみたかったというわけではないけれども、いや、読んで正解だったというのが率直な感想。人間の思索って凄いな。ここまで徹底的に考えることができるんだ…という感じ。では、東洋の哲学者たちは何をどう考えていたのか。 まずは、西洋の哲学者との違い。西洋の哲学者たちが二五〇〇年以上もの間、「真理」を目指して苦闘を続け、それでもまだなお「真理」に到達できていないというのに、東洋の哲学者たちはそれをあっさりと「真理に…

  • 組織設計のマネジメント/ジェイ・R.ガルブレイス

    『組織設計のマネジメント―競争優位の組織づくり』を読んだよ。組織設計でこれだけ語れるか…。組織設計関連本の3冊目。以前に興味があって、読みたい本リストに入っていたものだけど、どこで紹介されていたのかな…。しかも翻訳本だから、日本の組織に合うのかな?と思いながらも手に取る。では、組織設計は何のために行うのか。それがまさに副題にある「競争優位の組織づくり」。多様性、チェンジ、スピード、統合を実現する組織設計は、競争優位性を生む要因となる。このような組織設計は、さまざまな設計の考え方を巧妙にブレンドしたものであり、他社が真似して展開することは難しい。ということは、ユニークな組織設計は、競争優位性を長…

  • 形態の生命誌/長沼毅

    『形態の生命誌―なぜ生物にカタチがあるのか (新潮選書)』を読んだよ。カタチには意味がある。『宇宙がよろこぶ生命論』を読んで以来、気になっていた筆者。読みたい本リストの奥の方に並んでいたものを今回引っ張り出してきた。その長沼毅氏は、以前にちょっとした事件でニュースに出ていたような気がするけど、最近の活躍ぶりはどうなんだろ。辺境生物学者的な位置付けの筆者だけど、今回はちょっと外れて、生物の「カタチ」の話。では、どんなカタチがあるのだろう。まずは骨の話。内骨格生物と外骨格生物の違い。それは死生観にも現れる。すなわち、内骨格生物は死ぬと骨が剥き出しになり、生死のコントラストがハッキリするということ。…

  • 言ってはいけない/橘玲

    『言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)』を読んだよ。でも、堂々と言っている。本書の続編が本屋に山積みされていたのに刺激されて、まずは最初の一冊。「新書大賞2017」とやらを取ったみたい。当時はまったく気にしていなかったのはなぜだろ。 副題は「残酷すぎる真実」ということで、世界中の研究成果から、何が見えてくるのか…ということを3つの観点からまとめたもの。3つと言っても、結局は「氏なのか、育ちなのか」という議論に行き着くんだけどね。では、実際にその「残酷すぎる真実」とはどのような内容なのか?具体的なことをここでは書かないけれども、それを書くということはどういうことなのか?という点で言うと…

  • 就活のコノヤロー/石渡嶺司

    『就活のコノヤロー ネット就活の限界。その先は? (光文社新書)』を読んだよ。バカヤローとの違いは何だ?『就活のバカヤロー』の続編という位置付けだけど、バカヤローの時代とそんなに変わっていないのが就活。変わっていないというか、コロコロ変わって、何が正しいのか分からないという状態が続いているというのが正しい解釈かも。そう言ってしまうと、本書の意味もなくなり、身も蓋もない。だから、本書の内容を一応説明しておくと、時代が変わり、就活をめぐる四者がそれぞれに創意工夫しながら悪戦苦闘している様子を今回もルポしたものといえるよね。ここでは、ルポであるということが重要で、本書に就活ノウハウを求めてもいけない…

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