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バスde温泉 https://blog.goo.ne.jp/seiichi_kuroda

路線バスで温泉巡りをしています。そこで出会った旨いもんや、近場のB級グルメを紹介しています。

路線バスをはじめ、公共交通機関で温泉を巡る、エコな旅を使命にしています。

KURODA
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東住吉区
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生野区
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2008/08/21

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  • 界 加賀(旧:白銀屋)@山代温泉

    加賀温泉駅からバスで20分ほどのところ、北陸で最大級の温泉・山代温泉です。北陸の温泉街で特徴的なのが、町の中心の「へそ」に当たる所に「総湯」と称する立派な共同湯があるのだが、この山代でも然り。この総湯の目の前にある「界加賀」は、経営不振に陥ったリゾート施設や旅館の再生で知られる星野リゾートが運営する宿で、以前は「白銀屋」という屋号で商っていた創業1624年というかなりの老舗。加賀藩主・前田利常公や北大路魯山人といった歴史を彩った人物にも所縁があり、本館建物は有形文化財にも登録されている格式高いお宿です。今回、ちょっと贅沢にこのお宿に泊まることに。チェックインを済ませて部屋に案内されました。玄関やラウンジや老舗ならではの風格とともに和風モダンなデザイン性が満ち溢れていますね。この旅館では「デザイナーズ加賀モダン」...界加賀(旧:白銀屋)@山代温泉

  • 古総湯@山代温泉

    大袈裟な言い方かもしれないが、温泉は生命を育むための地球が生み出した恵みです。この日本は温泉に恵まれた故、古来よりそこに生命が宿るとともに、動物や人が集まり、その源泉を中心に街を形成し、そして独自の温泉文化を創り出してきました。関西から特急サンダーバードで約2時間、そして加賀温泉駅からさらに路線バスで30分ほどのところ。1300年の歴史を誇る山代温泉は、加賀温泉郷の一角を占め、和倉、山中、片山津と並ぶ県下有数の温泉です。ここでは温泉街の真ん中に総湯と呼ばれる共同浴場が建ち、それを中心にして旅館や商店が立ち並ぶ「湯の曲輪」という街並みが形成されてきた様を目の当たりにすることができます。そしてここでは、多くの文人墨客を集める独自の文化を育んできました。大きな旅館が立ち並ぶなか、ところどころ雰囲気のいいお店や、和装の...古総湯@山代温泉

  • 汀邸 遠音近音(オチコチ)@鞆の浦温泉

    山陽本線・福山駅からトモテツバスで約30分、終点の鞆港BSでバスを降りると、そのあたりは雁木のある古い港と江戸時代の面影を残す建物が点在する鞆の浦です。鞆の浦は、沿岸航海が主流の時代には、潮流が変わるこの鞆の浦が瀬戸内海を横断する舟の拠点で、鞆港が潮待ちの港として賑わいました。そのため、ここには古い町並みが残り、1992年には都市景観100選に、2007年には美しい日本の歴史的風土100選に、2017年には「福山市鞆町伝統的建造物群保存地区」の名称で重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。宮崎駿がここに滞在して「崖の上のポニョ」の着想を得たというのは有名な話だが、宮城道雄が光を失う前、目に焼き付いていた海の情景がこの鞆の浦で、そのイメージから生まれたのが箏曲『春の海』だったのはあまり知られていません。今...汀邸遠音近音(オチコチ)@鞆の浦温泉

  • 「guntû」@瀬戸内海

    「guntû(ガンツウ)」は、「せとうちに浮かぶ小さな宿」をコンセプトに、中四国の瀬戸内海沿岸における景勝地を錨泊しながら周遊する宿泊型の客船です。尾道市にあるベラビスタマリーナを母港として2017年10月17日に就航しました。体は全長:81.2m・全幅:13.75m・総トン数:3,200t。船のデザインは建築家の堀部安嗣氏で、屋根瓦のある瀬戸内の風景に溶け込むような三角屋根と、海の色にあわせて変化するシルバーの船体が特徴です。客室は4タイプで19部屋、乗客数は最大38名。世界遺産の宮島やモダンアートで知られる直島など、瀬戸内海を巡るさまざまな航路を2泊3日、または3泊4日をかけて10ノットの巡航速度で周遊します。今回、妻殿と一生の思い出に残る旅を…ということで、この「guntû」に乗船してみることにしました。...「guntû」@瀬戸内海

  • みくりが池温泉@地獄谷温泉

    立山黒部アルペンルートの最高峰、富山側からは富山地鉄、立山ケーブルカー、立山高原バスを乗りついでたどり着く室堂駅。ここは駅とされるようにトロリーバスの終着駅です。トロリーバスは正式には無軌条電車ということで、一応鉄道の分類に入るんですね。なのでここは日本一高いところにある駅といえます。室堂駅から10分ほど歩いたところ、みくりが池の傍の地獄谷を見下ろす位置に建っているのがみくりが池温泉です。「みくりが池温泉」というのは温泉名ではなく、この名称は旅館を含む温泉施設自体を指しています。源泉は日本最高所の源泉地帯(標高2,300m)である地獄谷温泉で、ここからの引き湯。とはいえ、地獄谷温泉自体は火山性ガスの危険があるため温泉施設を設営できないので、ここが地獄谷温泉といっても間違いではないでしょう。看板に記されているよう...みくりが池温泉@地獄谷温泉

  • 名剣温泉旅館@名剣温泉

    宇奈月から黒部峡谷鉄道のトロッコに揺られること1時間20分。終点の欅平駅を降り、黒部川の支流に沿って15分ほど歩いたところにある渓谷の一軒宿です。日本秘湯を守る会の提灯が揺れているこの旅館は、黒部峡谷温泉郷を代表する名湯です。日本秘湯を守る会の会員旅館には「どこが秘湯やねん」っとツッコミたくなるような街中の旅館もあるが、ここは掛け値なし。紛れもない秘湯です。帳場で荷物を預かってもらい、早速お風呂へ。ここでも山肌にへばり付いた、建築足場みたいな通路を通って待望の秘湯へ。葦簾に囲われているのがこの旅館の露天風呂です。硫黄の臭いが実に芳しい露天風呂では、やや白濁したお湯が掛け流されています。源泉は上流の祖母谷温泉からの引湯で、ここに至るまでに湯温は約80℃まで下がっているものの、それでも熱いので加水は致し方ないところ...名剣温泉旅館@名剣温泉

  • 湯元榊原館@榊原温泉

    大阪から近鉄特急で1時間少しのところ、榊原温泉口駅には榊原温泉の各旅館の送迎バスが集まってきています。ここから10分ほど送迎バスに揺られると、のどかな田園地帯に小さな温泉街が現れます。榊原温泉は、七栗の湯とも言われ、「枕草子」第117段に「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」とうたわれている「三名泉」のひとつです。なにぶん山の中のこと、この温泉街には歓楽的要素は一切ありません。ここは平安時代には既に湯治場が形成され、江戸時代には伊勢参詣客が神社の参拝前にこの七栗の湯で斎戒沐浴するのがしきたりとなり、垢離場として大いに賑わったと言われています。そんな歴史ある小さな温泉街の中に、巨大な建物による威容を誇っているのが、この温泉の湯元である「湯元榊原館」です。榊原温泉では最大規模の全56室、2019年で創業100周年...湯元榊原館@榊原温泉

  • 木屋旅館@三朝温泉

    JR山陰本線・倉吉駅より、日ノ丸バスで20~25分ぐらいのところ。三朝温泉は平安時代末期の1164年に発見されたという歴史ある温泉で、2017年現在、年間入湯客数は鳥取県内では皆生温泉に次ぐ2位とされる著名な温泉地です。三朝温泉の特徴は何と言ってもその泉質にあります。ラジウム・ラドンが含まれる世界でも有数の放射能泉だからです。そのため、温泉療法を実施する病院や研究施設も立地するほか、長期滞在者向けの旅館や自炊宿も見られる「現代湯治」の顔も見せています。三徳川に架かる三朝橋周辺の両岸には大規模な旅館が立ち並ぶいっぽう、石畳が敷かれた温泉本通りには、小規模な旅館や飲食店、古美術店、スナック、土産物屋、射的場などが並んでおり、温泉情緒を漂わせています。この木屋旅館は温泉本通りにある、三朝では小規模は部類の老舗旅館です...木屋旅館@三朝温泉

  • ゆかむり温泉@岩井温泉

    山陰本線・岩美駅より日交バスで10分程のところ、1300年の歴史があるとされる岩井温泉は、平安時代の「八古湯」の一つに数えられる歴史ある温泉です。この温泉街のメインストリートは旧国道9号線。今はバイパスの開通によって、この道を通り抜ける車も少ないし、歩く人もほとんどいません。かといって決してゴーストタウンではなく、人の息遣いは感じられるまさしく閑静な温泉地。3軒しかない旅館はそれぞれが老舗で、実に落ち着いた佇まいが魅力的です。この町の中心に、建て替えられて真新しい共同湯があります。湯に浸かりながら柄杓で温泉を頭からかぶるこの温泉の奇習「ゆかむり」に因んで「ゆかむり温泉」と名付けられています。館内は新しい施設らしくバリアフリー化され、清掃も行き届いていて気持ちいい。ゆかむり温泉HPより丸いやや深い浴槽に透明のお湯...ゆかむり温泉@岩井温泉

  • 岩井屋@岩井温泉

    山陰本線・岩美駅より日交バスで10分程のところ、1300年の歴史があるとされる岩井温泉は、平安時代の「八古湯」の一つに数えられる歴史ある温泉です。江戸時代半ばには16軒の旅籠が並び、藩主専用のものも含めて8箇所の温泉がありました。山陰と京都を結ぶ街道の沿いにあるため、温泉としてだけでなく、街道の宿場町としても栄えたようです。明治末期に鉄道が通じると京阪神方面からの観光客が訪れるようになったが、鉄道ルートから外れていたため、大正時代に最寄り駅から軽便鉄道を敷設して客を運んだが、戦局の悪化により休止、その後再開されることはなく廃線となりました。岩井温泉を有名にしたのは、「湯かむり」という独特の入浴法が伝わっていることです。これは湯治の際に手ぬぐいを頭に被り、専用の柄杓で湯を叩きながら「湯かむり唄」を吟じながら頭に湯...岩井屋@岩井温泉

  • 孫九郎(温泉)@福地温泉

    JR・高山駅から濃飛バスで1時間と10分ほどのところ。奥飛騨温泉郷のひとつに数えられる福地温泉は、標高が1000メートルに達する高地にある11軒の旅館・民宿からなる静かな温泉地です。ここは平安時代には村上天皇が湯治に訪れていたという入湯伝説が残るものの、温泉街自体は昭和に入ってから形成された比較的新しい温泉街。山間の秘湯ながら、高山駅から1時間に1本毎に平湯・新穂高を結ぶ路線バスが通っているので、アクセスは良好です。しかし福地温泉口のバス停で降車すると辺りには何もなく、山の中置き去りにされた気分で不安になります。アイスバーン状の道をツルツル滑りながらようやく福地温泉を代表する老舗旅館「孫九郎」にたどり着きました。適度な広さを持つ客室の窓からは白銀の世界が広がっています。取るものも取りあえず、冷えた体を温めるため...孫九郎(温泉)@福地温泉

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