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きむさんのフォトノート https://blog.goo.ne.jp/shigekimatan_blg_g

写真大好きの「きむさん」が各地で撮り貯めた写真を掲載。 カメラなどについても、うんちくを傾けます。

日本風景写真協会と全日本写真連盟に所属。 撮影エリアは関西が主ですが、新潟から山口までカバー。但し、関東エリアは敬遠しています。 カメラはキャノンのデジカメ一眼で、もう4代目になりますが、約6年間で6万枚程撮影しています。 風景写真の他、街の子供達を撮るのも大好きです。 できるだけ毎日アップしますので、また見に来て下さいね。

きむさん
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2008/07/29

  • ミツマタを見に

    3月25日、県西部の宍粟市一宮町へミツマタを見に出掛けました。途中トイレ休憩をした駐車場で一寸撮影。道の反対側の流れもなかなか良い感じです。この谷は始めて訪れたのですが大変見事な大群生で、丁度見頃だった事もあって近所の方も数人散歩に来て居られました。対岸の山腹はコブシも見頃の様です。群生する花はどう撮るかいつも悩むのですが…ミツマタはアップで見ても、実に美しい姿をしています。また来年も再訪しようと思いながら、谷を後にしました。帰路神河町の桜華園を、これまた始めて訪れてみました。此処は数多くの品種を集めて居られるので、桜の季節を長期間楽しめそうです。翌26日は北へ向かい朝来市山東町の桜を見て来ましたが、2~3日程早過ぎた様です。帰路川西市へ寄り道して、黒川の桜を覗きました。こちらは丁度見頃で、偶然写友のTさ...ミツマタを見に

  • 梅林へ

    例によって長らくお休みしていた小ブログの、蔵ざらえ開始です。賞味期限をとうに過ぎた、先ずは梅から。去る3月3日、写友氏が出展している写真展を観た帰りに、市内甲東園にある梅林を覗いて来ました。早春の香りはなかなか良いものです。たまたま先輩写友のK氏ご夫妻も観に来て居られて、立ち話する事が出来ました。良く見つけるものだといつも感心するのですが、メジロさんも数羽飛び交って居ました。3月9日は、家内と一緒に神戸市東灘区深江浜にある市の中央卸売東部市場へ、阪神電車で出掛けました。お目当てはコミュニティー紙で紹介されていたお寿司屋さんで、この卸売市場の敷地の片隅にあるそうなのです。門の守衛さんに教えて戴いた通りに広い敷地内を歩いて行くと、漸く辿り着き…大盛り厚身の「海鮮丼」を、シジミのお味噌汁と共に戴きました。美味し...梅林へ

  • 早春の彩り (その2)

    22日には写友のMさんとご一緒してバイカオウレンのポイントを再訪しました。前回の訪問である程度狙い所を把握出来たので…絵になりそうな構図を集中的に狙います。林の中に群生して咲くのですが…広く撮ると誰でも同じ絵になってしまうので…ポイントになりそうな部分をアップで切り取る事に専念します。1.5cm程の小さな花なので手ブレやピンぼけし易く、特に暗い日陰で撮る時は要注意!日射しが入ってくるとシャッター速度が上がるので…失敗作は減りますがバックが真っ黒になるので…少し変化を付けられる様に構図を工夫する事にしました。車内で朝食を挟んで心ゆくまで撮り終え、帰路は西吉野の福寿草自生地へ一寸寄り道。その直ぐ傍にある尾野さん宅で、美味しそうな干し柿をお土産に2つ戴いてから帰宅しました。長期間手入れしていなかった小風景写真サ...早春の彩り(その2)

  • 早春の彩り (その1)

    2月16日未明から奈良南部の十津川村へ出掛けました。2年前から気になって居たのに訪れる機会が無かったバイカオウレンを今年こそ見るためです。林の中に自生して咲くのですが場所がなかなか判らず、昨年奈良に詳しい写友のT氏から教えていただけたのです。キンポウゲ科のとても可憐な花で、1.5cm程の小ささなのに花言葉は「2度目の恋」となかなか情熱的です。名の由来は梅の花に似て根が黄色い(黄連)事だそうで、植物分類学者の牧野富太郎氏が愛した花として知られています。こちらは親戚筋のセリバオウレン、バイカオウレンと並んで一緒に咲いていました。名の由来はご想像の通り芹の葉に似た葉を持つ事です。山の端から顔を出した朝陽が林の中まで差し込んで来ると…明暗差が激しくなってしまい少々撮り辛くなりました。何とか絵になりそうなポイントを...早春の彩り(その1)

  • 冬の表情

    2月4日夕刻丹波篠山市へ「ふくすみ雪花火」という地元のお祭りを見に出掛けました。この祭りは小ブログ2015年2月16~19日でもご報告したのですが、コロナ禍の元での久しぶりの再開となったものです。主催者も見に行く方も正直言って手探り状態だったでしょうし、以前より随分規模が縮小されていて更に今年は肝心の雪が全く無い事もあってか、とても静かなお祭りでした。2月6日は福井県敦賀市の浜辺へ出掛けました。大先輩写友のO氏が素晴らしい作品を写真展に何度か出して居られたのを見せて戴き、是非一度見ておきたいと思っていたのです。自然の造形の面白さを感じずには居られません。ただこの日は散歩の方の足跡などが目に付いたので、条件が良い時に再訪したいと思いました。帰路おおい町の五波峠へ向かいましたが、この時期峠まで行き着ける訳も無...冬の表情

  • 新春拾遺

    年が明けて1月9日、冷え込んだ早朝冬景色を探して三田市方面へ出掛けました。カエデの実が霜を纏って寒そうにぶら下がっていました。20日にも三田方面へ、池の氷が朝焼けの空を映して美しい模様を描いていました。26日も三田方面へ、畑の畝のパターンも冷たそうです。お気に入りのU字の流れ、この日は朝焼けしてくれる雲が無くて残念でした。1枚目と同じポイントですが、雪を纏うと随分表情が変わります。京都府北部まで足を伸ばし大江山の中腹まで上がってみました。小さな池の芦が綺麗な造形美を見せていました。29日綺麗な池の氷紋を求めて、また三田市へ、期待通り池の表面は全て氷で覆われ…どういう具合で出来るのか直線的な紋様や…葉や鳥の羽の様な紋様が出来ていて、見る位置や角度によって様々な表情を浮かび上がらせていました。31日は写友のM...新春拾遺

  • 年末拾遺 (その3)

    12月8日は先輩写友のK氏が「柿が一杯残ってるよ~」と教えて下さった三田市母子の茶畑へ出掛けました。かなり冷え込んだので霜が降りた茶の葉を期待したのですが、残念ながらそれは無し。でも柿はたわわで見事です。近くの畦では農家の方が、刈った草を焼いて居られました。16日は京都府和束町の茶畑を覗きに行きました。此処も霜は殆ど無く、加えて今まで一番気に入っていた茶畑が完全に放棄されて雑草だらけになっているのを目撃。残念でなりませんが、傾斜地の茶畑を維持するのは並大抵の努力では出来ない事なのだと改めて思い知らされました。気を取り直して宇治田原町の茶畑へ廻ります。こちらはとても良く手入れされ耕作地を更に広げる工事も行われて居ました。絵になる風景を今も変わらず見る事が出来ます。18日も宇治田原町の茶畑を再訪、写友のKさん...年末拾遺(その3)

  • 年末拾遺 (その2)

    12月2日は兵庫県北部養父(やぶ)市方面へ出掛けました。氷ノ山国際スキー場を通り過ぎて氷ノ山林道をどんどん登って行くと本格的な雪になりました。林の下草にも積もって行きます。辺りはすっかり白くなりましたが、ガラガラした地道なので滑る心配は全くありません。行き交う車など全く無く、めぼしい被写体を見つける度に道の真ん中に車を停めたまま撮影して行きます。大段が平(おおだんがなる)まで上がると視界が開け、冬の足音が聞こえてきそうな景色が広がっていました。いつも撮るブナの大樹を記念撮影して、今来た道を戻ります。帰りにいつもの香美町「木の殿堂」に一寸寄り道して、広場の真ん中に立つ独立樹にご挨拶。道の脇の雪を被った枯れ葉の彩りが良く目に留まったので、これも記念に撮影して帰宅しました。撮影メモ写真4、道の脇に落ちる流れも上...年末拾遺(その2)

  • 年末拾遺 (その2)

    12月2日は兵庫県北部養父(やぶ)市方面へ出掛けました。氷ノ山国際スキー場を通り過ぎて氷ノ山林道をどんどん登って行くと本格的な雪になりました。林の下草にも積もって行きます。辺りはすっかり白くなりましたが、ガラガラした地道なので滑る心配は全くありません。行き交う車など全く無く、めぼしい被写体を見つける度に道の真ん中に車を停めたまま撮影して行きます。大段が平(おおだんがなる)まで上がると視界が開け、冬の足音が聞こえてきそうな景色が広がっていました。いつも撮るブナの大樹を記念撮影して、今来た道を戻ります。帰りにいつもの香美町「木の殿堂」に一寸寄り道して、広場の真ん中に立つ独立樹にご挨拶。道の脇の雪を被った枯れ葉の彩りが良く目に留まったので、これも記念に撮影して帰宅しました。撮影メモ写真4、道の脇に落ちる流れも上...年末拾遺(その2)

  • 年末拾遺 (その1)

    例によってブログとホームページの更新が長期間滞って居りましたが、昨年師走に遡って整理させていただきます。先ず、12月1日に京都市左京区にある瑠璃光院へ家内と出掛けました。磨き上げられた机や廊下に映る新緑や紅葉で超有名な寺院で、訪れた方が多いと思いますが…我々は2人とも今まで訪れた事が無かったので…紅葉の見頃はもうとうに過ぎている事を承知で予約し、出掛けた次第です。折角なので想い出造りにとお茶を一服戴きました。入り口のカエデが一番色鮮やかだったと思います。帰りに出町柳近くの「出町ふたば」で大福を3軒分買い求め、大事に抱きかかえて帰宅しました。撮影メモ写真2~4共、此処はどんな構図も撮り尽くされているが始めて訪れるとやはり一度は超定番の構図で撮っておかない事には帰れない。写真7、商店街の歩道に3重に折れ曲がっ...年末拾遺(その1)

  • 今秋のオマケ

    日にちは前後しますが、捨て難い絵が有るので一応アップする事にします。去る11月15日午前9時44分頃阪急電鉄西宮北口駅前の今津線踏切で遮断機が上がるのを待っていると、宝塚方向から南下して来たのは何と!京とれいんではありませんか!思わずスマートフォンを構えて数枚撮影しました。「京とれいん」は阪急電鉄自慢の観光用車両なのですが、それが何故神戸線の西宮北口駅の今津線を走っているのか小生には理解出来ませんが、これから貸切列車としてお客様を迎えるのでしょうか。こちらは11月28日に訪れた兵庫県丹波市の常瀧寺、地元紙に「黄葉が見事」という記事が出ていたのですが所用で直ぐに訪れる事が出来ず、この日やっと行く事が出来たのです。しかしやはりかなり落葉が進んでいて、少々寂しい姿となっていました。来年は是非一番美しい姿を見たい...今秋のオマケ

  • 今秋拾遺 (その6)

    漸くカレンダーに近付いて来ましたが、去る11月25日は滋賀県の湖北へ出掛けました。「奥琵琶湖パークウェイの紅葉が見頃」との記事を見て、小生初めての場所でも有り一度覗いてみようと思ったのです。ところが途中の長浜市を走っていると、田んぼに掛かる霧がとても美しい情景に出会いました。思わず車を空き地に停めて撮影開始。朝日も山の端から射しはじめて…ますます良い感じになってきました。前夜の好天で冷え込み切り株の稲にも朝露が一杯です。光の当たり具合と山陰との具合が…なかなか良い雰囲気でした。途中で長く引っ掛かってしまいましたが、何とか道路開通時刻にはゲートに到着して…一番乗りでパークウェイをゆっくり登って行きます。見頃と言えば見頃なのですが、やはり茶色くなっている葉が多い様で彩りはイマイチなのではないかと思いました。湖...今秋拾遺(その6)

  • 今秋拾遺 (その5)

    去る11月12日三木市にある兵庫県立三木山森林公園へ出掛けました。「モミジバフウの紅葉が見頃」との記事を見て、覗いてみたくなったのです。訪れたのは初めてですが、綺麗に手入れされた公園は80ヘクタールもの広さがあるそうです。散策して居られる方も多いのですが自ずとまばらになって…とてもゆったりと過ごせる素晴らしい公園でした。こういう場所が歩いて行ける程の近くにある方は実に羨ましいと思います。帰路少し寄り道をして、三田市の千丈寺湖畔にある小野公園へ廻りました。こちらは「ラクウショウの黄葉が見事」との記事を見ての立ち寄りです。黄金色に輝く姿は神々しささえ感じます。続いて同22日には、兵庫県宍粟市の最上山公園へ向かいました。今年の紅葉は色が冴えないのでは無いかと思っていたのですが…此処の紅葉は丹念に探せば美しい彩り...今秋拾遺(その5)

  • 今秋拾遺 (その4)

    11月10日写友のAさんとご一緒して、未明から岐阜県揖斐川町の徳山ダム湖へ向かいました。道中の峠道では西の空に残る満月が秋模様の山肌を照らしていました。道端の情景が美しくその都度車を停めて撮影するので…なかなか前へ進みません。漸くダムに到着、前夜来の好天のせいで気温3度と冷え込み濃い霧が立ち込めています。霧が薄くなるのを待つために暫くは近くの湖面辺りを撮る事にして…黄葉の美しい所を探しては…道路から体を乗り出して撮影して行きます。ダム湖の最深部で撮影した後…福井県境の冠山峠へと登って行きました。峠は霧の上でスッキリとした秋晴れ。既に葉を落とした木々もまた風情があります。山肌の秋模様を楽しんで収穫の多い撮影行を終え、帰路に着きました。撮影メモ写真5~8共、勿論場所によって条件は異なるだろうが、此処に関して言...今秋拾遺(その4)

  • 今秋拾遺 (その3)

    10月20日は岐阜県関市の21世紀の森公園へ出掛けました。他クラブの写真展でTさんの素晴らしい作品を見せていただき、小生も是非一度訪れたいと思っていたのです。岐阜へ行くついでに合わせて、公園の駐車場から少し登ると広い杉の林に入り…その中に株杉と呼ばれる、若い杉を育てる老樹が点在しているのです。老樹だけにその幹はねじくれ破れ、一部朽ちたりしていて…素晴らしい風格を見せてくれていました。大満足で杉の林を後にしました。帰路徳山ダム湖を一寸覗いてから無事帰宅しました。撮影メモ写真1~7共、遊歩道は良く整備されていて安全に散策や撮影を楽しむ事が出来る。写真1絞り優先AEf8(1/30sec)露出補正=-1EV焦点距離=25mmISO=6400画質=RAWWB=太陽光ピクチャースタイル=風景AFR5写真2f11(1...今秋拾遺(その3)

  • 今秋拾遺 (その2)

    10月14日福井県大野市へJR越美北線を見に出掛けました。写友のNさんが見せてくださった作品がとても魅力的で、小生も是非一度その情景を見てみたかったのです。その後往路に下見して置いた福井市のポイントへ戻り、畑の横で次の列車が来るのを待ちます。1時間後に、漸く待ちに待った次の列車が登場。秋の風情一杯の絵が撮れました。10月16日は徳島県つるぎ町のソバ畑へ出掛けました。とても深い谷の斜面に作られているのですが、作物の生育だけで無く畑の維持・収穫作業そのものさえもほぼ限界ではないかと思う程の、崖と言っても差し支えない急傾斜です。撮る時に上を向いたりすると足元が危なっかしく、ずり落ちそうになります。早々に退散して下の谷まで降りてから見上げても、この畑の厳しさが思いやられます。帰路途中で見かけた滝に一寸寄り道してか...今秋拾遺(その2)

  • 今秋拾遺 (その1)

    写真展や諸々の日々の雑務に取り紛れ、いつもの事ながらホームページとブログのアップが完全に滞っていました。すっかり季節外れになってしまっていますが、ここらで秋の忘れ物を整理させていただきます。9月30日もう遅いかも…と思いながら、岡山県真庭市の川東公園へ彼岸花を見に出掛けました。幸い白く傷んだ株は少なく未だ見頃で、素晴らしい情景を思う存分に楽しみました。10月11日は未明から兵庫県丹波市氷上町のコスモス園へ出掛けました。広大な畑一面に500万本と言われるコスモスが咲き乱れる様子は正に圧巻です。どんどん彩が薄くなる朝焼けに急かされる様に、広大なコスモス畑を歩き廻ります。好天なのですが朝露を纏った畑を歩いていると、膝から下がビショ濡れになりました。東の空が明るくなり人の気配が漂ってきました。今日も爽やかな良い一...今秋拾遺(その1)

  • 初秋の滋賀へ

    秋分の日を含む3連休下の娘が帰宅していたので、家内と3人で25日の未明滋賀県湖西へ出掛けました。高島市今津町の湖岸彼岸花で人気のポイントに5時50分に着くと、既に数十台の車が停まっていて大勢のカメラマン諸氏が熱心に撮影中でした。小生は湖岸近くで人気の無い別のポイントを探して撮影開始。しばし撮影している内に雲間から朝日が弱い光を投げ掛け始めました。低い位置にある雲の上まで昇って眩しく朝日が差し始めると…未明から場所撮りをして居られたカメラマンの一部は帰り支度を始められたので、代わって小生がその場所に入れていただき…絵になるポイントでまた暫く撮影。その後車に戻っていつものコンビニお握りの朝食を取り…2人共未だ行った事が無いと言う直ぐ近くのマキノ町の超有名なメタセコイア並木で記念撮影。南へ戻りながら途中畑の棚田...初秋の滋賀へ

  • 台風一過

    大型の台風14号が前夜日本海を通過した20日早朝、荒波を求めて波浪警報の出る京都府最北端丹後半島の間人(たいざ)海岸へ出掛けました。台風一過とは言え、何も遮る物が無い北の海からのうねりは…腹に響く様な音を立てて…小学校裏の岸壁の岩に打ち付けていました。少し東へ移動して立岩が見える展望台へ。近くの岩に打ち付ける波が夥しい飛沫を吹き上げていました。足元の砂浜に寄せる波も砂を巻き込んで茶色く泡立ち、波の華も北風に吹き飛ばされていました。更に東へ移動して屏風岩展望台へ。距離が有るので波が小さく見えますが、実際は激しく打ち続けて居ました。撮影メモ写真1~5共、波飛沫が夥しい上に北風に吹き上げられて飛んで来るので、車は勿論雨合羽も塩で真っ白になってしまう。問題はカメラとレンズで、飛沫がバラバラと降って来る度に身を挺し...台風一過

  • 今夏拾遺 (その3)

    こちらが三日月状の展示室、床を踏む足音さえ大きく反響してこちらは超現実的な音の世界を感じさせられました。大地の展示、隣にある池と共に…金属棒が揺れ動きそれ等が希に触れ合う時の響きがこだまして、こちらも異空間を形造って居ました。池に臨む喫茶室さえその佇まいが芸術的です。帰り際に受付カウンターの前に垂れ下がっているコロナ対策のビニールシートが、水紋の様に外の景色を映している事に気付きました。こちらは併設されている図書館、こんな所で本を読んで居られたら幸せな1日になりそうです。家族連れが記念撮影して居られました。奈義町のMOCAはMuseumOfContemporaryArtでしょう。帰路に着く前昼食を取りに那岐山麓山の駅に立ち寄った際、近くの菩提寺の境内に国の天然記念物に指定されている大銀杏が有ると聞き、寄り...今夏拾遺(その3)

  • 今夏拾遺 (その2)

    7月30日と8月4日は岡山県勝田郡の奈義町現代美術館を訪れました。かなり以前から有った施設だそうですが小生はつい最近知って、是非覗いてみたいと思った次第。30日は家内と4日は写友のNさんとご一緒です。左にチラッと見える受付棟から入り正面の筒状の建造物(太陽の棟)へ向かいます。この狭いらせん階段を登ると…此処の呼び物の超現実的な空間に投げ出されます。魚眼レンズで見た様な造形をまた魚眼レンズで撮影する…という、常軌を逸した空間です。真っ直ぐ立つのも難しい程の歪んだ異空間に、小生はブラックホールをイメージしました。それにしても日本文化の極みの様な石庭をこの様に捉える感覚は、正に現代美術なのでしょう。圧倒されたまままたらせん階段を前室まで降りて来ると、奈義町の住人達がセピア色の平面の中に並んで居ました。一旦受付ま...今夏拾遺(その2)

  • 今夏拾遺 (その1)

    忙しさにかまけてすっかり放置状態の小ブログ、随分遡ってのご報告です。7月6日と7日の連続で姫路市夢前町に有るヤマサ蒲鉾(株)の蓮の花苑を訪れました。6日は単独行、7日は写友のAさんとご一緒です。阪神間でも良く知られた蓮の名所で、広く一般に開放してくださっているのは実に有り難い事です。両日とも早朝から多くの方々が訪れ、散策や写真撮影を楽しんで居られました。蓮池ではお約束の水滴を探して歩き…絵になりそうなところを…見つけては狙います。陽が当たり出すとみるみる内に消えて行くので、手際よさも肝心です。でも足元にも気をつけないと、大変な事になりそう。天気の良い日はクモの巣が美しく輝くので、それも見落とせません。6時半近くになるともう汗ばむ程になり、フと気付くと汗だくでグロッキーになった様な株を見つけてしまいました。...今夏拾遺(その1)

  • 岡崎の池へ

    或る写真展で素敵な作品を見せていただき、また偶然傍に居られた方から「これは○○池ですね…」と教えていただいた事から、去る23日それがどんな所なのか見に出掛けました。池へ出る小路をさんざん探し廻ったあげく漸く発見、周囲には誰も居ずみすぼらしい野良猫だけが出迎えてくれました。間違い無く確かにこの池でした。睡蓮の適期にまた訪れてみようと思います。帰路はスイスイと約3時間半で帰宅しました。多忙にかまけて放りっぱなしだった小ホームページ「四季逍遊」を、約2ヶ月ぶりに更新しました。宜しかったら覗いてみてください。URL:http://shikishouyuu.hannnari.com/右欄外「ブックマーク」の「四季逍遊」でもリンクしています。撮影メモ写真全て、この池へのアプローチ路は、「此処へ行くんだ!」という強い意...岡崎の池へ

  • 北信の遅い春 (その2)

    今回の信州行は2泊3日の予定なので、翌2日はもう帰宅する日。どう過ごすか前夜考えた結果、栄村の野々海池を早朝に再訪する事にしました。2時に起床し30分後に出発、4時半に撮影開始しました。この日も無風で水面の撮影には有り難い天気です。5時過ぎに山の端から朝日が差し込んで来て、池面の氷を照らしました。まだら模様の氷上を鴨が2羽並んで歩いて行きます。勿論飛べるのですが時々水を飲んだり羽根を繕ったりしながら、ず~っと歩いて行きます。シャーベット状の氷粒が浮いているのでしょう水面にも模様が出来て、それが朝日を受けオレンジ色に光ります。鴨は歩いて薄氷の端まで行ってしまいました。車に戻り朝ご飯、ただ一人こんな景色に包まれながらゆっくり取る朝食は、それがコンビニお握りでも最高の贅沢です。足元には溶けた雪の間からフキノトウ...北信の遅い春(その2)

  • 北信の遅い春 (その1)

    5月31日の早朝新潟県境近い信州北部へ向かいました。飯山市関田峠のブナ林に14時頃到着。過去に数回訪れて居ますが再訪は久しぶりなので、翌日の夜明け前に訪れるための下見をしておきます。この日は午前中雨だったので、霧が出て良い雰囲気でした。ついでに峠に有る茶屋池を覗いてから、宿に向かいます。下りの途中でタムシバがアチコチで咲いていました。コブシより早く咲く花ですが流石に雪深い峠道、丁度満開です。本番の1日は3時に起きて再び関田峠へ向かい、4時過ぎに到着。先着のカメラマン諸氏約50名?に混じり撮影開始。無風なのですが前日とは違って残念ながら霧が全く無く、朝日だけが頼りの撮影になりました。ブナ林は1時間程で早々に切り上げて峠を下り、途中の田茂木池でちょっと1枚。未だ朝の6時なので15時のチェックイン時刻まで何処で...北信の遅い春(その1)

  • 北広島へ

    25日写友のKさんMさんとご一緒して、また北広島町を訪れました。午前0時出発という超過酷日帰り弾丸撮影行で、前日も休めなかったお二人は往路爆睡。でも撮り頃の時刻になると何故か自然にしっかりと目を覚まされ、先ずは朝霧漂う幻想的な光景を3人で撮影。レンゲツツジがアチコチで丁度見頃でした。ここはアカツメクサを主役に。臥竜山へ上がりブナの森でしばし撮影。窪地にも漸く朝日が入って来ました。此処から先が今年の若葉!と、随分判り易い緑の色です。これはハウチワカエデでしょうか、森の中でもひときわ爽やかな新緑です。山を降りる途中、U字カーブに光が入っていたので超広角で1枚。八幡原へ降りるとアチコチの湿原でカキツバタが咲いています。形の良いクモの巣を逆光で撮っている内に、超望遠で覗くと…葉だけでなく花弁からも露が一面吹き出ていると...北広島へ

  • 奥神辺高原の春

    去る16日は兵庫県北部後15km程で日本海という位置に有る奥神辺高原へ出掛けました。先輩写友のK氏から「5月末頃に、滝の近くで綺麗な黄色の小さな花が咲く」と教えていただいたので、本番で困らない様にどんな場所か下見しておきたかったのです。これは二ツ滝。砂防ダムの上流には一寸した池が出来ていて…緑を映してなかなか良い雰囲気でした。少し下って一ツ滝。その周辺ではタニウツギが満開で、養蜂家の方達がミツバチを飛ばして居られました。流れに近い所では水を好むケヤキの大木が涼しげな木陰を作ってくれています。折角奥神辺まで来たので…少し足を伸ばして香美町のうへ山の棚田へ。期待通り田の脇のツツジが満開でした。更にもうホンの少し寄り道して吉滝へ、こちらも予想通りヒメレンゲが咲いていて…流れの傍で可憐な姿を見せてくれました。一般的には...奥神辺高原の春

  • 信州鬼無里へ (その3)

    奥裾花自然園の駐車場に着くと既に車が2~3台停まっていました。皆さん漸く咲き始めたミズバショウを目当てに来られたのだと思います。予報通りの快晴で昨日のしっとりした風情はありませんが、彩りが鮮やかに出るのとミズバショウの特徴である仏炎苞(ほう)が白く輝いてくれます。広大な園内を廻ってミズバショウの咲く池を訪ね歩きます。遠くなのでこの絵では小さくて良く判りませんが、残雪の奥にもミズバショウが一杯咲いています。こんな素晴らしい情景を家内と殆ど二人じめ、何という贅沢でしょう。歩いている時家内が可愛い花が咲いている!と言うので撮ってみたのは良いのですが、何の木の花か判りません。ご存じの方が居られましたら、教えていただければ幸いです。公園の奥にある池、危険なので池の周囲はロープが張られていて残念ながらこれ以上は近寄れません...信州鬼無里へ(その3)

  • 信州鬼無里へ (その2)

    翌10日は予報通り快晴になる兆し。早く目が覚めたので宿の周囲を早朝散歩しました。冷え込んで霧が立ち込め…朝露も一杯降りていました。自然園もこんな情景なら最高なのですが…朝食をゆっくり戴いてから出掛けるので…それは無理な相談と言うモノでしょう。ご夫婦の愛犬あずきちゃん、とても良い子で家内と仲良く遊んでくれました。ご夫婦は朝食の準備で大忙し。150年前から此処に建っているというこの古民家は、囲炉裏で燻された梁など実にドッシリとした造りですが建築の仕事をなさっていたというご主人がアチコチ手を入れられ、とても居心地の良い宿に生まれ変わっています。美味しいコーヒーを戴いて、出発前に信州古民家の宿燕の玄関前で、記念撮影をさせていただきました。開業がたまたま大変な時期にぶつかってしまいましたが、素晴らしい出会いをこれから沢山...信州鬼無里へ(その2)

  • 信州鬼無里へ (その1)

    ご報告が遅くなってしまいましたが、去る9~10日家内と一緒に信州最北部の鬼無里(きなさ)へ出掛けました。4月中旬に久しぶりに信州を訪れた事で、また信州を撮影したい気持ちがぶり返してしまったのです。ここ鬼無里は行政的には長野市内ですが、その北端部は新潟県妙高市に接していて当然ながら雪深く…今回の目的地である鬼無里の最北端奥裾花自然園は4月29日にやっと開園したばかり。ミズバショウの湿原にも未だ残雪が有ります。今回の撮影行は家内も一緒という事で余り無茶な行程は止めて、訪れるのはこの奥裾花自然園だけに絞り…この日は鬼無里の集落にある宿に泊まる事にしました。明10日は快晴の予報なのでしっとりとした情景はこの日の内に撮っておかないといけません。折角なのでなるべく残雪が入る構図で、遅い春の情景を切り取りました。撮影メモ写真...信州鬼無里へ(その1)

  • 宇陀へ

    去る4月30日早朝家内とゴールデンウィークで前日帰省した娘と一緒に、奈良県宇陀市の鳥見山公園へツツジを見に出掛けました。25日に下見した時は未だ蕾の株も多かったのですが、丁度見頃になっていて…前夜の雨のお陰で花には露が一杯付いていて…とても瑞々しい姿を見せてくれていました。モミジの大樹の緑も清々しく感じます。我々が到着した時には既にカメラマン諸氏の車が数台停まっていましたが、その内の1台が大先輩写友のO氏と写友のI氏だったのには驚きました。狙うポイントの考え方がとても似ている様です。蕾が朝日に輝いているのをアップで覗いてみると、これは水滴では無くネバネバした蜜の様でした。水滴の中のツツジを狙ってから公園を後にして…近くにある室生湖へ向かいました。タチヤナギの新緑の映り込みがとても美しい湖です。最後に竜王ヶ渕へ向...宇陀へ

  • 白毫寺の藤

    去る4月28日早朝から「九尺藤」で有名な兵庫県丹波市の白毫寺を訪問しました。実はその前日写友のKさんからご連絡が有り、藤がほぼ見頃になっている事29日からは閉鎖されて見られなくなる事を教えていただいた次第。観光地化しているお寺なので、もう随分前に一度訪れただけでその後は敬遠していたのですが、折角教えていただいたのですから久しぶりに再訪してみる事にしました。良く整備・手入れされた長大な藤棚が売り物で、その更に奥にもう一列藤棚がしつらえられています。先端が未だ蕾の房も有りますが、正に見頃満開というところです。棚が金属パイプなのが少々残念ですが…これだけ見事な藤もそうは無いでしょう。Kさんお勧めの円周魚眼レンズでも1枚撮ってみました。訪れて居た2~3人のカメラマン氏が「折角見頃なのにゴールデンウィーク中に閉鎖するのは...白毫寺の藤

  • 信州の春(その2)

    翌20日未明から小川村へ向かい後立山連峰の朝を待ちます。観光スポットになってしまった立屋の桜がある奥まで上がってしまうと、山を入れた良い構図が取れないので少し下の見晴らしの良い場所で朝焼けを待ちました。しかし肝心の時に山頂にだけ薄雲が掛かり、残念な事になりました。右は姿が美しい双耳峰として著名な鹿島槍ヶ岳、左は種まき爺さんの雪形が山頂直下に出る事で名付けられた爺ヶ岳。穏やかな春の1日の始まりです。この後、前夜TVのローカルニュースで「道路の冬期閉鎖が、今日解除された」と報じられていた美ヶ原へ向かいました。中信に当たる当地はやはり芽吹きが随分進んでいます。美ヶ原へ上がる途中にある渋池、映り込みが美しいので…しばし池端を歩きながら撮影、水温が低いのか落ち葉や枝がそのままの形で水底に沈んでいました。これは何という木で...信州の春(その2)

  • 信州の春(その1)

    18日深夜に出発して20日夕刻帰宅した、信州撮影行分を2回に分けてご報告します。これは19日早朝に到着した北信の春飯山市の千曲川河川敷の土手の様子、ツクシが未だ元気なんだ…と一人で感動して居ました。川岸のタチヤナギの若葉をバックに河川敷内の畑の畦に咲く菜の花は、春の到来を感じます。長峰スポーツ公園の針湖池の周囲も明るい春の色、奥の白いのは未だたっぷりと残っている残雪です。丁度見頃というところでしょう、此処には写っていませんが池の傍には春を待ちかねた釣り人が何人も竿を出していました。池の周囲を撮り歩きながらぐるりと一周。木々が揺らぐ姿も気のせいか柔らかく見えてきます。千曲川の土手を彩る桜並木、後10年もするとかなり立派になる事でしょう。随分久しぶりに北竜湖へ上がってみる事にしました。残雪ももう少なく、タチヤナギの...信州の春(その1)

  • 春の拾遺(その7)

    去る16日は広島県山県郡の北広島町へ出掛けました。地元の先輩写友のT氏から「ブナの森は5月後半が見頃」と教えていただいていたのですが、雪解け後まだ間もない臥竜山の森はどんな様子なのか、一度見てみたいと思ったのです。ブナの森には巨木も多く、その佇まいには風格を感じます。森は遠目には裸木の様に見えても、近付くと其処此処で若葉が顔を出していました。道路脇から顔を出したフキノトウもずんずん伸びています。小生余り詳しくないのですが、ヤブテマリでしょうか。斜面の下の方で咲いていたので、ズリ落ちそうで小枝を掻き分けて此処まで近寄るのがやっとでした。道脇の崖の途中から房花が垂れ下がっていました。ネット図鑑で見る限りキブシというのでしょうか。不確かなので、詳しい方が教えてくださると有り難いです。5でご紹介したのと同じ花でしょうか...春の拾遺(その7)

  • 春の拾遺(その6)

    去る4月6日は写友のKさんと岐阜県下呂市の桜を見に出掛けました。実は写友のMさんもご一緒する予定だったのですが、お近くの方が発熱されたので「コロナ非感染が確認出来るまで遠慮する」と、楽しみにして居られた撮影行を辞退されたのです。後日検査結果が出て幸い非感染だったそうなのですが、そういう気遣いを強いられる状況なのだと、改めて思い知らされた1日でした。夕刻からライトアップされ、手前の田に映る見事な姿の夜桜を夢中になって撮りました。ひとしきり撮り終えた後もう一ヶ所の桜を訪問、こちらも見事な姿でした。何せ帰路も4時間以上掛かる場所なので、此処も早々に切り上げて深夜無事帰宅しました。しかし帰宅後寝ながら「星を廻して撮りたい…」と思い始め、来年まで待てない思いが強くなるばかり。結局8日午前の仕事を済ませてから岐阜を再訪、2...春の拾遺(その6)

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