今回の米価高騰は2024年「米騒動」と呼ばれつつあるそうだ。本家の1918(大正7)年の米騒動が歴史上有名で、その時と騒動の理由(悪徳買い占め説)は同じだと思わざるを得ない。その点で、日本国民の考えは昭和の100年間を越えても進歩していない。 今回は農水省の減反調整策が失敗して供...
今回の米価高騰は2024年「米騒動」と呼ばれつつあるそうだ。本家の1918(大正7)年の米騒動が歴史上有名で、その時と騒動の理由(悪徳買い占め説)は同じだと思わざるを得ない。その点で、日本国民の考えは昭和の100年間を越えても進歩していない。 今回は農水省の減反調整策が失敗して供...
ガザで中立を疑われている国連UNRWAの代わりに米国財団が住民に食糧配給を開始したところ、住民間で奪い合いの大混乱になった。配給する側も慣れないので手順を間違えたが、受ける側の奪い合いも非難されなければならない。 日本は敗戦後、政府は残った。その政府が米国などからの支援物資を配給...
コメはある程度の期間の貯蔵が可能な穀物だ。生鮮野菜とはそこが違う。同じ穀物でトウモロコシ、大豆、小麦は世界的に取引市場があり、先物もシカゴで取引される。コメもそうなりそうなものだが、コメを主食とする民族は欧米以外のアジアなどに限られる。日本を含むアジア等の各国内で基本、自足され、...
「商品のディスカウントはお得感のために「送料無料」を謳うことがあるが、 実際は送料はタダでなく、総額の中に含まれている。」と10年前に書いたことがある。その時と考えが違ってきた、と言えば、それがネットショッピング(通販)になったからだ。ネットショッピングでは小売の経費が不要になる...
コメ市場は自由化されているから、備蓄米を放出すれば需給関係が緩んで値下がりする、と信じられてきたが、逆に値上がりしている。自由市場でないからだ。供給者のトップ団体(農協→全農)が独占状態だからだ。 減反政策が終了して久しい。しかし、農水省が主唱して減反奨励政策は続いている。それに...
IT関係の商品開発はベーター版により当初普及させ初期不良などを改善して本商品としていく。 EVもその方式だ。日本の三菱と日産が世紀の初めに開発、売り出したが、正直言って、初期の購買者はその使い勝手の良し悪しのモニター化されてきた。車載電池は高価で、車両価格の過半を占める。それでも...
フジテレビのセクハラ社内体質事件と原発再稼働審査は似ている。どちらも問題是正の方法は明らかだが、世間にわかってもらうために儀式が必要なことだ。 フジテレビ社は一刻も早くCM解禁をしたい。CMを出す企業にしても同様だが、世間が許さない限り急いては危ない。そこで第三者委員会で慎重審...
ここで「大火」と山火事を限定しているのは、山火事の発生件数では経年的に減少しているからだ。大面積延焼するまでに消せない山火事が増えている。鎮火した大船渡がそうで、その後も瀬戸内地方でも消せない山火事が多くなっている。その日本での原因は何か? 日本では解決困難な自然災害が頻発すると...
例年だと311の東日本大震災・津波に隠れがちだが、今年は310東京大空襲の80年目になる。米軍機B29が300機飛来し東京下町に焼夷弾を雨あられのごとく投下した。木造家屋が多かったので、下町を取り囲むように環状に落とし、その中へは自然と延焼する効果を狙った(爆弾量が省ける)。10...
現在の少数自公政権に、国民民主、維新が予算案の修正を求めているのは、ぶんどり合戦のほうだ。バラマキというのは政権側が国民の歓心を買うためにする。 結果として、全体の予算の構造を省みることなく政治力の強い方面が利益を得る。 もっと予算と景気を司る財務省が采配すべきではないだろうか?...
トンネルでは中央道の笹子トンネル上り線天井板が2012.12に突然崩落し、たまたまその直下を通行中の車3台を押しつぶして9名の死者を出した。復旧は天井板を上下線撤去し、68日間を要した。 道路は現在も復旧中の埼玉県八潮市の下水道大口径管直上の空洞が原因でたまたま通行中のトラック1...
人間の健康診断でも身体中をめぐる血液検査が病変を知ることができる重要なものとなっている。異常の兆しが血液成分の変化に顕れるからだ。 下水道管渠もその異常を、流れる下水そのもので知ることができないだろうか?下水道管渠を血管に例えると、病変である各家庭からの異常水質も知ることができる...
尹大統領は元検察総長(日本で言う検事総長?)だ。その司法の専門家が憲法上戒厳令を出せる、として結果、逮捕された。現在の検察総長は違憲の戒厳令だと断じているわけだ。検察の新旧トップの判断が割れているが、いずれ裁判(判事の多数派の意見)で決着がつく。多数決(社会の多数派だ)でしか決ま...
阪神淡路大震災(1995.1.17)から30年だ。この間、全国各地が大地震で何回も被災した。神戸のことはつい忘れがちになるが、まずは記念日にだけは思い出すことが「寄り添う」ことにもなる。「寄り添う」という意味だが、自分事として心配(心を配る)する、単に他人への同情だけではない、と...
季節性インフルエンザが大流行して、検査薬が足りなくなっている。そこで「検査あっての診断」だと一部の医療関係者から釘を刺す発言がある。 しかし、町医者などでは通常から検査なしでタミフルなど有効な治療薬を処方することが多い。患者の面診で十分、インフルエンザにかかっていることが診断でき...
アラブで買物をするには、値段交渉術が特殊なことを理解しなければならない。買い手は買いたい値段の1/10からスタートする。売り手は10倍からだ。1万円のものだったら、千円から始める。売り手は十万円だ。見ているわたしの家族は「千円なんて失礼よ」とチャチャを入れるので、交渉は台無しにな...
いま世界で戦われているロシア戦争、ハマス戦争(いずれも開戦した勢力の名前をつけた)を終わらせる時期に来ている。交戦両勢力はわが方こそ正義だ、と信じているから、善悪の戦争は終わらない。人的そして財産の損耗に耐えられないので、そろそろ終戦すべき時期だ。永久に続いた戦争はない。善悪の決...
以前に「グリーン・ディール」政策というのがもてはやされたことがあった。本家本元は古く、「ニュー・ディール」(新規まき直し)政策で、米国の戦前に世界恐慌(デフレスパイラル)対策として、 ケインズ理論による大がかりな公的需要創出政策だった。それをその後の環境(グリーン)対策を推進する...
子どものけんかでは、もともと仲が悪かった原因追及は別にして、暴力的になってしまったけんかをやめさせるときに「先に手を出した方」はどちらかを詮索し、そちらにけんかを諫める。 国家間の戦争も同じだ。もともと非友好的だったそれら国同士の友好策は別にして、それが戦争になってしまった原因追...
よく言われる「ロシアにウクライナは勝てない」、ロシアは軍事大国だから、とは違う。世界全体の趨勢からロシアは不利な戦争を戦ってきた。しかしロシアは負けない。 世界に3つ以上の国がある限り、敵以外の国と同盟関係が成り立つ。ロシアが不利なときその敵のアメリカが有利になる。アメリカ有利で...
米国の選挙は二大政党内での予備選挙を経て候補者を決め、本選挙になる。 日本でも小選挙区ではそもそもは2人の候補の激突を想定していたので、野党乱立では不利になることから、橋下徹氏が提唱したのは野党候補者間予備選挙だ。 自民党内でもこのところ総裁選の後に国政総選挙などが行われることが...
「暴力がさらなる暴力を生む」からこれ以上戦いあうことはやめよう、とは良く言われる。でも実際は暴力的な戦争で双方が厭戦気分になって、終戦となる。 開戦時に両国民は戦闘的だ。しかし、実戦闘が民生にも及ぶことになれば、その被害、親類縁者の死、住居の破壊、インフラの機能がなくなり生活上の...
安倍晋三氏が暗殺されて二年以上が過ぎた。今も続く政治対立は安倍政治の遺恨試合の様相を続けている。 旧統一教会へ少しでも関係した自民党政治家への政治資格論争。これは被害死した政治家を直接貶められないので、その暗殺犯の動機を高めることで、間接的に死者を非難する便法だった。一般的に信教...
中国外務省(外交部)によると、王氏(外交部長)は「冷静に事件を扱い、政治化を避けるべきだ」と訴えた。(共同9/24) 事件とは深圳の日本人学校児童が中国人に殺された(9/18)ことで、日本国民が中国をこの件で敵視するようになるのを防ぐべきだ、ということらしい。 だったら、日本の首...
議論をして実りある結論を得るためには言葉の定義を正確に理解することが不可欠だ。 「脱原発」は原発をゼロにするドイツの政策とは違う。ゼロにするなら福島第1の事故後に停止した全国の原発をそのまま廃炉の作業に入ればよい。日本の脱原発は将来、多様な電源が整備されて、原発に頼らなくてもよい...
気象庁からの警戒情報が相次いで二つ出され、その結末が対照的となっている。一つは8/8の宮崎県沖地震にともなう南海トラフ巨大地震準備の情報と、もう一つは8/16(本日)に予測された関東地方直撃は避けられた台風7号の災害予告だ。 プレートに関係した今回の地震は何百回に一回程度の確率で...
選択的夫婦別姓制度は別姓を必要とするカップルが選択するから反対はできない。ほかの同姓を拒否しているわけではないからというのは合理的考えだ。 日本社会にはこのような非合理的な制度が多い。同類で言えば、人の名前は姓(家族名)と名(個人名)との二つからなり、順番が姓の次が名となる型式で...
新型コロナの夏の感染ピークになっている。冷房の部屋に密閉で過ごすからだ。適度に換気をして冷房する必要があるが、それでは冷房効率が低くなり、電力消費量が増える。 この酷暑、晴天時に太陽光発電は幸いピークになる。蓄電ができないので、夕方の日が陰ってからの夜間冷房に使えない。 太陽光発...
自民党派閥のパーティー収入還流金が所属政治家の収支報告書収入欄に不記載であることが問題となってきた。記載して公表することがないので「裏金」疑惑となった。 一般国民は細かな領収書まですべて税務当局に申告しているのに、政治活動収支は無税で、税務当局にも把握されていない。不公平だと。 ...
JR東海ヘイトの人が「中央新幹線は必要はない」と主張するのをたびたび聞く。そのリニアほどスピードを出す必要があるのかと。 そのような人に限って、ひかりこだまを遅く感じてのぞみ一本槍だ。結果として、1時間あたりのぞみ本数は12本(5分間隔)にまでなって、それでも不足するという。リニ...
日本人の庶民に至るまで乗用車保有が広まって長い年月が経過した。当初はお仕着せの車種に満足していたが、何回か買い替えるに従って、車種選びもバラエティに満ちてきた。 「丁度いい」という売り文句の車(1.5BOX)があった。二台以上を持てるほどの金持ちは少ない。自分の家族にその一台が丁...
国会議員の政治資金が何千万円も必要なのは、地元に複数の事務所を置き、そこに何人もの秘書を雇わなければならないからだと言う。それらの秘書の仕事は国会議員の政策の手伝いではなく、次回の選挙に再選されるためだ。選挙区が広いとそれだけ事務所の数も多くなる。 だったら、全国会議員を全国選出...
日本ではマイカーの稼働率が極端に低い。5%の時間帯にしか利用されなく、95%は車庫に鎮座しているだけだと言われる。その空いている時間帯の車を貸し出す。それがカーシェアだ。マイカーでなく専用の車を用意して、様々なドライバーに貸し出すのはレンタカー業だ。 ライドシェアはそのマイカーを...
政治資金不記載の政治的責任に関する自民党党内処分が出た(4/4)。有権者とくに自民党支持者の間では大いに関心のあることだ。ところが、野党支持者と野党関係者までが自民党処分内容に意見を言う。それらにはこのタイトル英文の和訳「余計なお世話だ」と言うべきだ。 自民党で政治資金の問題があ...
もちろん物理学などのように一つの理論で完全に説明できるものもある。しかし、地球温暖化の将来気候学も物価予想も一つの変数では動いていない。前者はCO2濃度だけでは説明できず、後者は社会心理学であることからも、日銀(各国の中央銀行)の操作する市場金利だけで動かない。 後者は金利操作だ...
ハマス・イスラエル戦争はイスラエル軍の勝ちで終わる寸前だ。問題は戦場に残されたガザの市民の生活が悲惨なことになっていることだ。この状態を解決するのはハマス軍が全面降伏することだ。兵士は武装解除して市民の間に紛れ、逃れても良い。司令官以上はカタールなどに亡命する。無条件降伏ではない...
ある自民党の衆院議員は「政倫審をしても新しい内容が出ないことは、みんなの共通認識。あまり興味がない」と突き放したように話しました。(読売TV) 新しい内容がでないどころか、ボロも出ないことは明らかだ。なにしろ、自民党の疑惑議員は検察の捜査で、任意でも取調べを受けている。その厳し...
地震の規模と震災の規模は違う。大地震でも被害地域が狭く、資産人口も少なければ大震災にはならない。直下型の断層地震は被害地域は狭い。しかし、神戸のような大都市直下だったら大震災になる。東日本大震災はプレート型で地震規模も広範で大きかったが、震災地域は東北三県(福島、宮城、岩手)に集...
日本人に金持ちは少ない。いくら環境のためだと売文句を並べてもそれだけで高価なEVに乗り換える人はごく少ない。第一、今乗っているガソリン車に乗り続けた方が炭素排出量は少なくなる。新車時の排出量(それが新車価格だ)がバカにならないからだ。 次の車に、と考えるとき、第一に考慮されるのは...
「 選挙にカネをかけているだけだ」(これも泉氏)。その政治資金を現職政治家に有利にしているのでは、新人が当選しないわけだ。文通費、政党助成金は税金からだが、基本的に現職だけだ。選挙費用の公費負担制度があるが、それだけでは足りないという。だったら、支持者からの献金をあてにするのが筋...
日本の敗戦後、中国大陸の覇権をかけて国共内戦が戦われた。ほぼ勝ったのは中国共産党の中華人民共和国で、中国国民党の中華民国は台湾に逃れて、反攻を誓って70年以上果たせないでいる。その間、中華民国の国名は変わらないもののその蒋介石の後継、国民党も「1つの中国」の覇者を求めることはしな...
11/3に「 両戦争とも停戦は欺瞞だ 」とのタイトルで書いた。ハマス・イスラエル戦争を露宇戦争と比較した。両戦争とも現在戦われている。 現在休戦状態が続いている朝鮮戦争とも比べてみる。1950年に開戦した朝鮮戦争は当初は北朝鮮軍が韓国・国連軍を釜山周辺にまで追い詰めた。その後、仁...
向かって右の人、役柄上なのかしかめっ面を装っていて気の毒だ。左の人は日頃からの笑顔で、地である軽さが出ているが、それは両国友好を目指す会談でのTPOだ。 超大国の指導者だからだろう、それも元首級の国家主席だ。天皇陛下の下で首相(prime minister)を務めるだけとは国家...
ハマス戦争でイスラエル軍に停戦が人道的に要請されている。露宇戦争でも何度かロシア側から停戦が呼びかけられた。停戦は戦闘行為を止めることにより両軍の損害が一時的に回避されるだけでなく非戦闘員の人命も失われることがなくなる絶対の価値と誤解されている。 露宇戦争では現状の最前線が停戦ラ...
長方形のガザ地区は二方をイスラエルとの国境、一方をエジプト、そして残る一方は海岸だ。三方は他国なので出入りは厳しくチェックされる。これを「天井のない監獄」と自虐しているようだが、三方のみを国境に囲まれているだけだ。さらにはテロリストをイスラエル国内に送り込むので、厳しさは増加して...
時機が来るまで雌伏し、その時が来たら大々的に打って出て、成功する。 このようにならなかったのがまずは、中国の韜光養晦だ。これは鄧小平の遺訓で、中国が米国を追い抜く勢いを得るまで雌伏せよと。習近平の「中国の夢」は10年は早く出し過ぎた。おかげでまだまだ力がある米国から警戒され、うま...
パレスチナのガザ地区はエジプトとも国境を接している。イスラエル軍のガザ侵攻を前にこの国境のラファ検問所を通して避難民を受け入れる考えがある。しかし、エジプトは断るだろう。 イスラエルからエジプト・シナイ半島にかけては地中海海岸沿いにオアシス的土地が帯状にある。ガザ地区のような人が...
ごみ袋の価格を製造にかかる実費以上に値上げする「有料化」を実施した場合、2年後に燃えるごみの量が年間1人当たり平均約40キロ減るとの調査結果を示している。(環境省手引き) 減らないと思う。減らすにはゴミの発生源にまで遡らないと。主として過剰包装などで紙ゴミが増える。高級店などで...
日本からタイへのサバの輸出が異常に多い。サバは熱帯の海では穫れないので、とは思うが、逆にタイから日本へはサバ缶が輸出されている。日本のサバをタイの労働力でサバ缶に加工するので、都合二回の貿易となる。 似たようなものと思うが、ホタテの貝付きのものは中国へ輸出され、そこで貝柱に加工さ...
中国の国民は、反日教育かもしれないが、福1ALPS処理水の放流に極端な放射能恐怖を抱いている。これはかつての日本人が原発反対の素朴な感情として放射能を極端に畏怖したことと似ている。日本がたどった道を中国もたどっている。 太平洋戦争終戦後にアメリカ人のヘレン・ミアーズが「アメリカの...
今日も暑い。その危険な暑さのなか、渋谷に出かけた。行き交う人の半数は外国人(旅行客)という印象だ。世界の中で最も暑い東京の観光を楽しんでいるようだ。彼らを含んでマスクをしている人はほとんどいない。マスクだと危険度を増す。マスクして熱中症で死ぬ確率と、ノーマスクでコロナで死ぬ確率を...
2011年の311の福1事故から12年以上。ようやくデブリ冷却水がALPS処理を経て放出することができるようになる。ALPSでトリチウム以外は検出限界以下に処理できるようになっている。それでも日本人の和を第一にすることで、放出が遅れに遅れた。しかし、いまだにその和が完遂されている...
連日35℃以上になる猛暑日が続いている。そこで「危険な暑さ」と表現するのはいかがなものか?その暑さの中でも野外で働かなければならない人もいる。若い人は暑さをものともせずに外出する。晴れていれば野外で遊ぶのに最適だ。 危険なのは暑さに弱い高齢者などにだろう。 似たような警告に新型コ...
JR東海の中央新幹線は全長285.6kmだ。起点の品川から終点の名古屋まで40分間で到着するので平均時速は428.4km/時、最高速度は505km/時となる。起終点が同じ在来の東海道新幹線で最速ののぞみタイプは87分間で、全長359.2kmを新横浜駅ひと駅停車で走る。平均時速は2...
そもそも基本に戻って考えれば、現在の保険証をマイナ保険証に切り替えるメリットがはっきりしない。(野口氏) デジタル医療に移行するためには現在のアナログ保険証をデジタル化しなければならない。その手間がマイナカード1枚でできるなら、健保組合側も省力化でき、個人としてもマイナカード1...
酷暑の夏、とくに高齢者はエアコンにより最適温度下で暮らすようにと言われる。昼はリビングの冷房、夜も寝室は冷房だ。全ては電気などで動くので、電気の文明でないと生きられない。生の大気からは隔離された生活で、まるで、火星にいるようだ。 その電気は現在のところ、火力発電と一部原子力発電と...
キャッシュレス化が進まないのは、高齢者が現金指向なことがある(地方部もそうだ)。 本日、種々の会費支払いに郵便局に出向いた。会費請求元からは郵便局振替票が同封されていて、いずれも手数料負担は請求元が負担するものとなっている。ただし、郵便局窓口で振替金額そのものを現金で支払おうとす...
デジタル弱者にもマイナカードの登録とひも付けを奨励するためにマイナポイント(総額2万円分)を「エサ」とするから以下のように不都合が生じた。 ①マイナポイントが欲しいので、役所に行って、まずはマイナカードを作成、そして、ついでにマイナポイントゲットの手続きもお願いする(窓口職員は断...
福1からのALPS処理水には除去できないトリチウムが含まれてしまう。科学的には無害と証明されているが、これだけ報道されると「風評」による福島海産物の忌避、あるいは、価格の低下という被害が生じてしまう。 風評を政府挙げて克服する必要がある。それには報道で対抗するしかない。例えばだが...
パナマ運河の水位低下の原因は、ヨーロッパでは地球温暖化による「降水量の減少」にあると報道されている(記事より) 異常気象(気候)現象をすべて地球温暖化に帰するのはどうなのか?この先、地球が温暖化するとして、それは地球平均の気温のことだ。地球各地の気候(降水量も)は全球(大型計算機...
健康保険証はじめすべてのカードの代わりにこれ1枚がマイナカードだ。
病院通いをしていると健康保険証を毎月確認のため提出させられる。被保険者(患者)が組合員でなくなったり他の組合に移転したりしていると、病院から本人負担分以外を請求できなくなるから、酷いときは100%を請求(未保険扱いとして)されることがある。マイナンバーカードが保険証の代わりになっ...
衆議院は最長任期は四年間だが、この間に民意を問う必要(理由)が生ずれば、解散総選挙をすることになる(だから衆院任期は不定だ)。選挙の理由としては、直前の国会で与野党もめて「ここで選挙をすれば議席数が大きく変動する」と見積もられるときだ。そうでないのに民意確認のために選挙の手間(費...
昔、巨大ダムが数多いことで有名な某県でダム管理の仕事をしていたときに、阪神淡路大震災が起きた。「本県でもし同様の地震が起きたら断層上にあるダムは大丈夫か?」という質問を受けて、ダムの耐震性を説明するのに最適だったのは「ダムは常時巨大な水圧を受けていて、それに耐える構造になっている...
下記はカホフカダムの崩壊後の写真で、上方(右岸側の主決壊)と下方(左岸側)の2箇所が決壊している。ミサイルなどの攻撃ではこの2箇所ともに崩壊に至るほどのダメージは受けない。ダムコンクリート内部の監査廊(トンネル)からダイナマイトなどの爆発物を仕掛けてコンクリート堤体に大損傷を与え...
半導体が商品として出荷されるまでには国際的分業がある。川上側からは半導体回路の設計、生産機械の製造、素材材料の供給、そしてこれらを採り入れた大量生産という流れだ。いま、最川下の大量生産に長けているのは台湾のTSMCなどだ。これには大量に資本を投入しコストをギリギリにカットして価格...
天気がよい日が続くので、昨日は鎌倉、今日は渋谷と出かけ、歩いて、マスク着用率を比較してみた。鎌倉は外国人観光客が多いにもかかわらず、マスク率は90%を超える。渋谷は50%程度だろうか。外国人は「日本に来て日本に従う」フレンドリーな人が多いので、観光地かどうかはマスク率にほぼ無縁だ...
感染症法上の2類から5類に新型コロナが格下げになった。そうなっても新型コロナが未だ困難な病(難病)であることとは無関係だ。オミクロン株へと変異して、感染力は強くなったが、全体としての致死性などは低下した。それがウイルス変異の一般則だ。しかし、高齢者とか基礎疾患者には重病化の危険は...
電気自動車とガソリンエンジン車を比べるのに最適なのがプリウスの新型だ。同じ型式で、HVとPHEVがラインアップされている。共通するのはHVシステムで、エンジン排気量は約2,000cc、後者には11.63kwhのEV走行用の充電池を搭載。EV走行は87km航続可能。 車両価格は37...
コロナが一段落して旅行需要が国内あるいはインバウンドともに回復している。そこで心配されているのが、一度、コロナで退職した従業員などが戻らず、宿泊施設などの供給力が不足しているらしい。 これはアベノミクスが目標とした需要の回復にあたる。需給バランスが需要過多になれば、供給側としては...
これまで何回も文章回答のテスト問題を採点したことがあるが、一番多い間違いは、設問文を正しく理解できていないことだ。少しずれている類似設問への回答文が書いてある。たぶん試験前から想定設問を準備(記憶)していて、それへの回答としては満点に近い。受験生側から見ると「ヤマが少しずれた」の...
外国から帰国の際に必要なCIQ(税関、入国審査、検疫)の手続きがスマホでのvisit japan webで可能となり、スピードアップなど合理化がなされている。昨年の秋まではMySOSの検疫手続きだけだったが、今回の帰国では入国審査と税関も加わった。 検疫(厚労省)では事前(出国前...
マスクが個人の判断になって二週間、花見に1人散歩に出た。 1人だから、しゃべることはなく、マスクはしないで出かけた。リスクは鼻からの吸気での感染だけで、こちらからエアロゾルを出すことはない。平日の街は閑散としていて、行き交う人のマスク装着率はおよそ90%だ。 ノーマスクを指弾する...
コロナ2019が第5類になる予定で、そのときは「マスクは個人の判断で」となる。社会的に問題が怖れられるのは、マスク派とノーマスク派が混在する場面だ。個人の自由だからいいではないか、とはならない。 マスクの効果は感染者から被感染者へのエアロゾルを遮断することにあるが、片方だけがマス...
国会に欠席を続けるガーシー参議院議員はとうとう帰国して、登院して陳謝文を読み上げることになった。お仕着せの陳謝文をそのまま読み上げる、これでは心からの陳謝にはならないが、国会としての落とし前をつけたことにはなる。 大岡越前のお白洲裁判でも、微罪の場合は「恐れ入ったか」(越前守)「...
国連総会は23日、ロシアのウクライナ侵攻開始から丸1年となるのに合わせて開催された緊急特別会合で、侵攻を非難する決議案を圧倒的多数で採択した。141カ国が賛成し、ロシアを含む7カ国が反対、中国やインドなど32カ国が棄権した。(ニュースより) 明らかな侵略行為のロシア非難に32ヶ国...
マスクは着けておくに越したことはない。尾身氏はそれは「当分の間」だと勧告した。「着けなくて完全に」よくなるのはウイルスが天然痘のそれのように完全に絶滅したときだ。残念ながらコロナウイルスではその日はやってこない。マスクを外すリスクはゼロにはならない。 個人の判断で、とはそのリスク...
プーチン大統領はロシア軍戦意高揚のためスターリングラード(現ボルゴグラード)での対独戦勝利の歴史を強調している。ここでソ連はナチスドイツに反撃開始し、最終的に勝利したと。 国土を蹂躙された、それもナチスからだ、というのはロシア国民の意識を奮い立たせる(記憶のある年寄りだけもしれな...
日本での強盗グループをルフィを名乗る日本人統括者がマニラの拘置所から差配していて、その便宜を結果的に拘置所が与えていたビックリする話しがあった。 以下に、わたしが前世紀末の昔だが、フィリピン旅行中にビックリした話しを披露したい。 (交通事故後は警察署に駆け込む)セブ島のまっすぐな...
ワクチンは感染予防のために接種を受ける、そのような常識だった。しかし、既接種者でも感染する人が続出して、「重症予防効果もある」とその疑念をそらすようになった。 毎年の季節性インフルエンザ予防ワクチンだったらわかる。その年に流行するであろう型の予測が外れることもあるからだ(少し外れ...
「新型コロナウイルス感染症」による死亡は、1万6,756人で、日本人の死因の1.16%でした。(2021年、下記リンク) 日本人全体で1年にざっと百万人以上死亡する。1日に平均すると3,000人程度だ。新型コロナ死は第8波で1日500人がピークだった。死亡者がコロナに罹って...
「もう中国でビジネスを展開するのは難しい」と思う企業家などが増えてきているのは間違いない(佐々木氏) 政治の指導があっても、いままでは個々の企業家の判断で、中国から手を引く企業が少なかった。それがゼロコロナでの中国との行き来の困難さとかデカップリングされつつあるサプライチェ...
習政権には、感染拡大を助長する意図があっても、それを食い止めたり緩和させたりするようとする考えは毛頭ない。そしてそれはすなわち、中国政府は今、国内の感染拡大を放任するという極めて無責任な態度をとっていることの、戦慄すべき深層的な理由であろう(石平氏) 中国共産党政権にとってコロ...
昨年一番のニュースになったのはある母子家庭の不幸のことで、狂信の母親は二男一女の子弟の面倒をほとんど見ないで、ある程度裕福だった家産をほとんどある新宗教に寄付したとのことだった。(そこからの社会へのとばっちりはここでは述べない) 宗教がらみではよくある話しだが、このトラブルの解決...
倍増する防衛予算にその財源(増税など)をどうするかが問題になっている。予算査定の財務省の方針は「新規(増額)施策にはセットで財源が必要」としていることからそうなっているのだろう。 予算査定は要らざるを減額査定して、そこで生じた余剰財源で必要な新規施策を、というものだ。だから財務...
新型コロナ(オミクロンだろう)に罹ってしまったが、自宅療養で完治してから1週間以上が経過した。この機にこの間の経験を記すことにより、未罹患者の参考に供したい。 いつものカゼとは違うな、と念のためかかりつけ医で受診したのが始まりだ。のどの痛みがいつもより酷い。唾を飲み込むのでも痛...
「増税反対、だから防衛費倍増に反対する」という論理構造になっているのはおかしい。 まずは防衛費を増やす是非、そしてそれからその財源はどうする、という順だ。国葬反対の議論で数十億円かかるからというのがあった。これも同じ論理構造に陥っている。国葬が必要だったら、数十億円はかかる、と...
日本人は相手が怒っているとき「とりあえず謝っておこう」と考える。しかしそれでは真の謝罪にならない。謝罪を受けなだめられて以後の関係を良好にしたい、という意図だけが感じられるからだ。 必要なことは怒りの理由を双方で納得するまで議論することだ。相手は言葉が通じない暴力団ではない。 ...
(北京)市民は「PCR検査は要らない。自由がほしい」などと叫び、コロナ対策の正常化を求めた。(ニュースより) ゼロコロナによる不自由を反対すればよいものだが、PCR検査がそのゼロコロナの核心であることを知って反対している。 そもそもPCR検査は感染拡大初期に押さえ込むため...
それ(「損失と損害」)がCOP27の正式な議題になったのは今年、異常気象による破壊的な自然災害が世界中で相次いだことが背景にある。(木村氏) 異常気象は自然災害の特徴としていつの時代もあるものだ(北極振動と偏西風の蛇行が原因とする説)。もしそれが地球温暖化起因だとしても、そのう...
(インフレ手当)支給の理由としては、 「食料品などの値上げラッシュによる実質賃金の減少を補うため」(略) (NHKより) 手当というと一時的な支給だ。その理由の一つの上記だと、インフレで上がった物価は元に戻ることはないので、永久に支給しなければならない。つまり基本給に反映しない...
第8波になろうとしても相変わらず第7波までの感染症対策を引き継いでいる。オミクロン株はその変異種を含めて感染力は強く、いままでより多くの感染者を生んでいる。だから、新型コロナ医療の優先度を変え(下げ)ないと医療全体としてトリアージにならない。桁違いに多くなった新型コロナ患者への優...
日本人は混雑を厭わない。好きだと言ってもよい。行楽シーズンには道路あるいは交通機関が混雑するのが毎年のニュースとなる。風物詩扱いなのだ。今年もそのシーズンになったと。 主催者が何かの企画を催したとする。その評価は何人が訪れたかの来訪者数の勝負となる。混雑すればするほど良い。 一方...
西欧先進国は昔から産業保護政策には巧妙だ。他地域からの貿易輸入を数量制限する米国のようなことはしない。隠された障壁で自地域産業を輸入品から守る。その代表がISOだったが、日本はじめ世界はこのハードルを難なく越えた。 乗用車生産技術では欧州が得意だったディーゼル車が日本のとくにマツ...
旧統一教会が悪事を働いたからと宗教法人解散を要求する人がいる。その程度の悪事だったら、他の宗教でも似たり寄ったりだ。だからここで解散させることができたとしたら、他の宗教にとってもその危険が迫ることになる。つまりは、一宗教だけではない宗教全体への視野を持って、宗教からの不都合をどこ...
「国葬というからには、全国民が弔意を示すべき」とした上で「強制はダメだが、呼びかけをするくらいのことをしなくてはいけない。しかし呼びかけは内閣の決定だけではできません。(略)」(橋下氏) 弔意、というのは心の中のことで、要請とか呼びかけをする性質のものではない。呼びかけしないと...
国葬に「反対」との回答が62%(毎日、9/17,18) この記事にもあるが、反対理由は様々だ。 ①安倍氏は国葬に値しない ②国葬の根拠がない ③国葬にカネがかかりすぎる このうち②③には岸田内閣として反論ができていると考えている。①についてはモリカケサクラと死後問題にされた旧...
安倍元首相国葬の是非は法的側面と政治的側面からとに分けて考える必要がある。いま法的には内閣の権限で国葬ができるし、裁判所の判断もそれが定着している。 問題は政治的な効果だ。政治家の国葬はその功績を否定する政治的勢力にとって国葬にも値しないと考えるのは当然だ。法的に整っていてもこ...
消費者にとって、モノの値段が上がっても給料がそのぶん上がれば同じではないか、とはならない。 物価は直線的に毎日上がるが、給料はその分を見て一年に1回程度階段状に上昇するだけだから、差の三角形分損する。また、そのインフレ時には収入が上がる人と少ししか上がらない人に格差が生じてくるの...
9月に開かれる安倍元総理大臣の「国葬」をめぐり、岸田総理大臣は、国会の閉会中審査に出席し、実施の意義などを説明する意向を明らかにしました。(NHK) 国葬には反対の国民もいるが、それだけで実施不可となるわけがない。国葬は行政権に属する。実施費用には予算の範囲内での支出は任されて...
今年は沖縄返還50周年だ。沖縄ものが種々放送されているが、いずれも旧日本軍に巻き添えになった県民の悲劇だ。ただし、攻めてきたのは米軍で日本軍の守備隊が応戦したに過ぎない。米軍はマッカーサー指揮で、蛙跳び作戦をしていた。跳ばされて安寧だったのはラバウル、台湾。攻められたのはフィリピ...
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今回の米価高騰は2024年「米騒動」と呼ばれつつあるそうだ。本家の1918(大正7)年の米騒動が歴史上有名で、その時と騒動の理由(悪徳買い占め説)は同じだと思わざるを得ない。その点で、日本国民の考えは昭和の100年間を越えても進歩していない。 今回は農水省の減反調整策が失敗して供...
ガザで中立を疑われている国連UNRWAの代わりに米国財団が住民に食糧配給を開始したところ、住民間で奪い合いの大混乱になった。配給する側も慣れないので手順を間違えたが、受ける側の奪い合いも非難されなければならない。 日本は敗戦後、政府は残った。その政府が米国などからの支援物資を配給...
コメはある程度の期間の貯蔵が可能な穀物だ。生鮮野菜とはそこが違う。同じ穀物でトウモロコシ、大豆、小麦は世界的に取引市場があり、先物もシカゴで取引される。コメもそうなりそうなものだが、コメを主食とする民族は欧米以外のアジアなどに限られる。日本を含むアジア等の各国内で基本、自足され、...
「商品のディスカウントはお得感のために「送料無料」を謳うことがあるが、 実際は送料はタダでなく、総額の中に含まれている。」と10年前に書いたことがある。その時と考えが違ってきた、と言えば、それがネットショッピング(通販)になったからだ。ネットショッピングでは小売の経費が不要になる...
コメ市場は自由化されているから、備蓄米を放出すれば需給関係が緩んで値下がりする、と信じられてきたが、逆に値上がりしている。自由市場でないからだ。供給者のトップ団体(農協→全農)が独占状態だからだ。 減反政策が終了して久しい。しかし、農水省が主唱して減反奨励政策は続いている。それに...
IT関係の商品開発はベーター版により当初普及させ初期不良などを改善して本商品としていく。 EVもその方式だ。日本の三菱と日産が世紀の初めに開発、売り出したが、正直言って、初期の購買者はその使い勝手の良し悪しのモニター化されてきた。車載電池は高価で、車両価格の過半を占める。それでも...
フジテレビのセクハラ社内体質事件と原発再稼働審査は似ている。どちらも問題是正の方法は明らかだが、世間にわかってもらうために儀式が必要なことだ。 フジテレビ社は一刻も早くCM解禁をしたい。CMを出す企業にしても同様だが、世間が許さない限り急いては危ない。そこで第三者委員会で慎重審...
ここで「大火」と山火事を限定しているのは、山火事の発生件数では経年的に減少しているからだ。大面積延焼するまでに消せない山火事が増えている。鎮火した大船渡がそうで、その後も瀬戸内地方でも消せない山火事が多くなっている。その日本での原因は何か? 日本では解決困難な自然災害が頻発すると...
例年だと311の東日本大震災・津波に隠れがちだが、今年は310東京大空襲の80年目になる。米軍機B29が300機飛来し東京下町に焼夷弾を雨あられのごとく投下した。木造家屋が多かったので、下町を取り囲むように環状に落とし、その中へは自然と延焼する効果を狙った(爆弾量が省ける)。10...
現在の少数自公政権に、国民民主、維新が予算案の修正を求めているのは、ぶんどり合戦のほうだ。バラマキというのは政権側が国民の歓心を買うためにする。 結果として、全体の予算の構造を省みることなく政治力の強い方面が利益を得る。 もっと予算と景気を司る財務省が采配すべきではないだろうか?...
トンネルでは中央道の笹子トンネル上り線天井板が2012.12に突然崩落し、たまたまその直下を通行中の車3台を押しつぶして9名の死者を出した。復旧は天井板を上下線撤去し、68日間を要した。 道路は現在も復旧中の埼玉県八潮市の下水道大口径管直上の空洞が原因でたまたま通行中のトラック1...
人間の健康診断でも身体中をめぐる血液検査が病変を知ることができる重要なものとなっている。異常の兆しが血液成分の変化に顕れるからだ。 下水道管渠もその異常を、流れる下水そのもので知ることができないだろうか?下水道管渠を血管に例えると、病変である各家庭からの異常水質も知ることができる...
尹大統領は元検察総長(日本で言う検事総長?)だ。その司法の専門家が憲法上戒厳令を出せる、として結果、逮捕された。現在の検察総長は違憲の戒厳令だと断じているわけだ。検察の新旧トップの判断が割れているが、いずれ裁判(判事の多数派の意見)で決着がつく。多数決(社会の多数派だ)でしか決ま...
阪神淡路大震災(1995.1.17)から30年だ。この間、全国各地が大地震で何回も被災した。神戸のことはつい忘れがちになるが、まずは記念日にだけは思い出すことが「寄り添う」ことにもなる。「寄り添う」という意味だが、自分事として心配(心を配る)する、単に他人への同情だけではない、と...
季節性インフルエンザが大流行して、検査薬が足りなくなっている。そこで「検査あっての診断」だと一部の医療関係者から釘を刺す発言がある。 しかし、町医者などでは通常から検査なしでタミフルなど有効な治療薬を処方することが多い。患者の面診で十分、インフルエンザにかかっていることが診断でき...
アラブで買物をするには、値段交渉術が特殊なことを理解しなければならない。買い手は買いたい値段の1/10からスタートする。売り手は10倍からだ。1万円のものだったら、千円から始める。売り手は十万円だ。見ているわたしの家族は「千円なんて失礼よ」とチャチャを入れるので、交渉は台無しにな...
いま世界で戦われているロシア戦争、ハマス戦争(いずれも開戦した勢力の名前をつけた)を終わらせる時期に来ている。交戦両勢力はわが方こそ正義だ、と信じているから、善悪の戦争は終わらない。人的そして財産の損耗に耐えられないので、そろそろ終戦すべき時期だ。永久に続いた戦争はない。善悪の決...
以前に「グリーン・ディール」政策というのがもてはやされたことがあった。本家本元は古く、「ニュー・ディール」(新規まき直し)政策で、米国の戦前に世界恐慌(デフレスパイラル)対策として、 ケインズ理論による大がかりな公的需要創出政策だった。それをその後の環境(グリーン)対策を推進する...
子どものけんかでは、もともと仲が悪かった原因追及は別にして、暴力的になってしまったけんかをやめさせるときに「先に手を出した方」はどちらかを詮索し、そちらにけんかを諫める。 国家間の戦争も同じだ。もともと非友好的だったそれら国同士の友好策は別にして、それが戦争になってしまった原因追...
よく言われる「ロシアにウクライナは勝てない」、ロシアは軍事大国だから、とは違う。世界全体の趨勢からロシアは不利な戦争を戦ってきた。しかしロシアは負けない。 世界に3つ以上の国がある限り、敵以外の国と同盟関係が成り立つ。ロシアが不利なときその敵のアメリカが有利になる。アメリカ有利で...
日本人の庶民に至るまで乗用車保有が広まって長い年月が経過した。当初はお仕着せの車種に満足していたが、何回か買い替えるに従って、車種選びもバラエティに満ちてきた。 「丁度いい」という売り文句の車(1.5BOX)があった。二台以上を持てるほどの金持ちは少ない。自分の家族にその一台が丁...
国会議員の政治資金が何千万円も必要なのは、地元に複数の事務所を置き、そこに何人もの秘書を雇わなければならないからだと言う。それらの秘書の仕事は国会議員の政策の手伝いではなく、次回の選挙に再選されるためだ。選挙区が広いとそれだけ事務所の数も多くなる。 だったら、全国会議員を全国選出...
日本ではマイカーの稼働率が極端に低い。5%の時間帯にしか利用されなく、95%は車庫に鎮座しているだけだと言われる。その空いている時間帯の車を貸し出す。それがカーシェアだ。マイカーでなく専用の車を用意して、様々なドライバーに貸し出すのはレンタカー業だ。 ライドシェアはそのマイカーを...
政治資金不記載の政治的責任に関する自民党党内処分が出た(4/4)。有権者とくに自民党支持者の間では大いに関心のあることだ。ところが、野党支持者と野党関係者までが自民党処分内容に意見を言う。それらにはこのタイトル英文の和訳「余計なお世話だ」と言うべきだ。 自民党で政治資金の問題があ...
もちろん物理学などのように一つの理論で完全に説明できるものもある。しかし、地球温暖化の将来気候学も物価予想も一つの変数では動いていない。前者はCO2濃度だけでは説明できず、後者は社会心理学であることからも、日銀(各国の中央銀行)の操作する市場金利だけで動かない。 後者は金利操作だ...
ハマス・イスラエル戦争はイスラエル軍の勝ちで終わる寸前だ。問題は戦場に残されたガザの市民の生活が悲惨なことになっていることだ。この状態を解決するのはハマス軍が全面降伏することだ。兵士は武装解除して市民の間に紛れ、逃れても良い。司令官以上はカタールなどに亡命する。無条件降伏ではない...
ある自民党の衆院議員は「政倫審をしても新しい内容が出ないことは、みんなの共通認識。あまり興味がない」と突き放したように話しました。(読売TV) 新しい内容がでないどころか、ボロも出ないことは明らかだ。なにしろ、自民党の疑惑議員は検察の捜査で、任意でも取調べを受けている。その厳し...
地震の規模と震災の規模は違う。大地震でも被害地域が狭く、資産人口も少なければ大震災にはならない。直下型の断層地震は被害地域は狭い。しかし、神戸のような大都市直下だったら大震災になる。東日本大震災はプレート型で地震規模も広範で大きかったが、震災地域は東北三県(福島、宮城、岩手)に集...
日本人に金持ちは少ない。いくら環境のためだと売文句を並べてもそれだけで高価なEVに乗り換える人はごく少ない。第一、今乗っているガソリン車に乗り続けた方が炭素排出量は少なくなる。新車時の排出量(それが新車価格だ)がバカにならないからだ。 次の車に、と考えるとき、第一に考慮されるのは...
「 選挙にカネをかけているだけだ」(これも泉氏)。その政治資金を現職政治家に有利にしているのでは、新人が当選しないわけだ。文通費、政党助成金は税金からだが、基本的に現職だけだ。選挙費用の公費負担制度があるが、それだけでは足りないという。だったら、支持者からの献金をあてにするのが筋...