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±3σの会 http://sigma3.blogspot.com/

意見の分布を確率現象としたら、±3σ内で多数は構成されるが、わざわざ±3σから外れた主張をしていく。

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2008/04/11

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  • 世の中、多変数で動いている

    もちろん物理学などのように一つの理論で完全に説明できるものもある。しかし、地球温暖化の将来気候学も物価予想も一つの変数では動いていない。前者はCO2濃度だけでは説明できず、後者は社会心理学であることからも、日銀(各国の中央銀行)の操作する市場金利だけで動かない。 後者は金利操作だ...

  • ハマス軍が全面降伏すればガザ市民が助かる

    ハマス・イスラエル戦争はイスラエル軍の勝ちで終わる寸前だ。問題は戦場に残されたガザの市民の生活が悲惨なことになっていることだ。この状態を解決するのはハマス軍が全面降伏することだ。兵士は武装解除して市民の間に紛れ、逃れても良い。司令官以上はカタールなどに亡命する。無条件降伏ではない...

  • 政倫審は時間の無駄

    ある自民党の衆院議員は「政倫審をしても新しい内容が出ないことは、みんなの共通認識。あまり興味がない」と突き放したように話しました。(読売TV) 新しい内容がでないどころか、ボロも出ないことは明らかだ。なにしろ、自民党の疑惑議員は検察の捜査で、任意でも取調べを受けている。その厳し...

  • 能登地震は国全体であたるべき震災なのか?

    地震の規模と震災の規模は違う。大地震でも被害地域が狭く、資産人口も少なければ大震災にはならない。直下型の断層地震は被害地域は狭い。しかし、神戸のような大都市直下だったら大震災になる。東日本大震災はプレート型で地震規模も広範で大きかったが、震災地域は東北三県(福島、宮城、岩手)に集...

  • ガソリン車よりEVを、の売文句に問題

    日本人に金持ちは少ない。いくら環境のためだと売文句を並べてもそれだけで高価なEVに乗り換える人はごく少ない。第一、今乗っているガソリン車に乗り続けた方が炭素排出量は少なくなる。新車時の排出量(それが新車価格だ)がバカにならないからだ。 次の車に、と考えるとき、第一に考慮されるのは...

  • 「政治にはカネがかかる」という嘘(泉房穂氏)

    「 選挙にカネをかけているだけだ」(これも泉氏)。その政治資金を現職政治家に有利にしているのでは、新人が当選しないわけだ。文通費、政党助成金は税金からだが、基本的に現職だけだ。選挙費用の公費負担制度があるが、それだけでは足りないという。だったら、支持者からの献金をあてにするのが筋...

  • 「1つの中国」は中共の党是なのか?

    日本の敗戦後、中国大陸の覇権をかけて国共内戦が戦われた。ほぼ勝ったのは中国共産党の中華人民共和国で、中国国民党の中華民国は台湾に逃れて、反攻を誓って70年以上果たせないでいる。その間、中華民国の国名は変わらないもののその蒋介石の後継、国民党も「1つの中国」の覇者を求めることはしな...

  • ハマス・イスラエル戦争は停戦時期でない

    11/3に「 両戦争とも停戦は欺瞞だ 」とのタイトルで書いた。ハマス・イスラエル戦争を露宇戦争と比較した。両戦争とも現在戦われている。 現在休戦状態が続いている朝鮮戦争とも比べてみる。1950年に開戦した朝鮮戦争は当初は北朝鮮軍が韓国・国連軍を釜山周辺にまで追い詰めた。その後、仁...

  • 習近平が偉そうな顔をする理由

    向かって右の人、役柄上なのかしかめっ面を装っていて気の毒だ。左の人は日頃からの笑顔で、地である軽さが出ているが、それは両国友好を目指す会談でのTPOだ。 超大国の指導者だからだろう、それも元首級の国家主席だ。天皇陛下の下で首相(prime minister)を務めるだけとは国家...

  • 両戦争とも停戦は欺瞞だ

    ハマス戦争でイスラエル軍に停戦が人道的に要請されている。露宇戦争でも何度かロシア側から停戦が呼びかけられた。停戦は戦闘行為を止めることにより両軍の損害が一時的に回避されるだけでなく非戦闘員の人命も失われることがなくなる絶対の価値と誤解されている。 露宇戦争では現状の最前線が停戦ラ...

  • 天井がないだけ監獄は希望がある

    長方形のガザ地区は二方をイスラエルとの国境、一方をエジプト、そして残る一方は海岸だ。三方は他国なので出入りは厳しくチェックされる。これを「天井のない監獄」と自虐しているようだが、三方のみを国境に囲まれているだけだ。さらにはテロリストをイスラエル国内に送り込むので、厳しさは増加して...

  • 急いては事をし損じる、二題

    時機が来るまで雌伏し、その時が来たら大々的に打って出て、成功する。 このようにならなかったのがまずは、中国の韜光養晦だ。これは鄧小平の遺訓で、中国が米国を追い抜く勢いを得るまで雌伏せよと。習近平の「中国の夢」は10年は早く出し過ぎた。おかげでまだまだ力がある米国から警戒され、うま...

  • ガザ避難民のエジプト受け入れ

    パレスチナのガザ地区はエジプトとも国境を接している。イスラエル軍のガザ侵攻を前にこの国境のラファ検問所を通して避難民を受け入れる考えがある。しかし、エジプトは断るだろう。 イスラエルからエジプト・シナイ半島にかけては地中海海岸沿いにオアシス的土地が帯状にある。ガザ地区のような人が...

  • 図書館で本を借りる理由は廃棄物問題

    ごみ袋の価格を製造にかかる実費以上に値上げする「有料化」を実施した場合、2年後に燃えるごみの量が年間1人当たり平均約40キロ減るとの調査結果を示している。(環境省手引き) 減らないと思う。減らすにはゴミの発生源にまで遡らないと。主として過剰包装などで紙ゴミが増える。高級店などで...

  • ホタテの行方から、中国ボイコットへ

    日本からタイへのサバの輸出が異常に多い。サバは熱帯の海では穫れないので、とは思うが、逆にタイから日本へはサバ缶が輸出されている。日本のサバをタイの労働力でサバ缶に加工するので、都合二回の貿易となる。 似たようなものと思うが、ホタテの貝付きのものは中国へ輸出され、そこで貝柱に加工さ...

  • 日本の鏡・中国

    中国の国民は、反日教育かもしれないが、福1ALPS処理水の放流に極端な放射能恐怖を抱いている。これはかつての日本人が原発反対の素朴な感情として放射能を極端に畏怖したことと似ている。日本がたどった道を中国もたどっている。 太平洋戦争終戦後にアメリカ人のヘレン・ミアーズが「アメリカの...

  • 暑い日は危険を冒してでも外に出よう!!

    今日も暑い。その危険な暑さのなか、渋谷に出かけた。行き交う人の半数は外国人(旅行客)という印象だ。世界の中で最も暑い東京の観光を楽しんでいるようだ。彼らを含んでマスクをしている人はほとんどいない。マスクだと危険度を増す。マスクして熱中症で死ぬ確率と、ノーマスクでコロナで死ぬ確率を...

  • 「和をもって貴しとなす」では立ち行かなくなった日本

    2011年の311の福1事故から12年以上。ようやくデブリ冷却水がALPS処理を経て放出することができるようになる。ALPSでトリチウム以外は検出限界以下に処理できるようになっている。それでも日本人の和を第一にすることで、放出が遅れに遅れた。しかし、いまだにその和が完遂されている...

  • 「危険な暑さ」は高齢者にだけだ

    連日35℃以上になる猛暑日が続いている。そこで「危険な暑さ」と表現するのはいかがなものか?その暑さの中でも野外で働かなければならない人もいる。若い人は暑さをものともせずに外出する。晴れていれば野外で遊ぶのに最適だ。 危険なのは暑さに弱い高齢者などにだろう。 似たような警告に新型コ...

  • リニア新幹線は速いだけでない

    JR東海の中央新幹線は全長285.6kmだ。起点の品川から終点の名古屋まで40分間で到着するので平均時速は428.4km/時、最高速度は505km/時となる。起終点が同じ在来の東海道新幹線で最速ののぞみタイプは87分間で、全長359.2kmを新横浜駅ひと駅停車で走る。平均時速は2...

  • デジタル化するかアナログのままか

    そもそも基本に戻って考えれば、現在の保険証をマイナ保険証に切り替えるメリットがはっきりしない。(野口氏) デジタル医療に移行するためには現在のアナログ保険証をデジタル化しなければならない。その手間がマイナカード1枚でできるなら、健保組合側も省力化でき、個人としてもマイナカード1...

  • 冷房という人工環境でしか生きられない人類

    酷暑の夏、とくに高齢者はエアコンにより最適温度下で暮らすようにと言われる。昼はリビングの冷房、夜も寝室は冷房だ。全ては電気などで動くので、電気の文明でないと生きられない。生の大気からは隔離された生活で、まるで、火星にいるようだ。 その電気は現在のところ、火力発電と一部原子力発電と...

  • 高齢者とキャッシュレス化

    キャッシュレス化が進まないのは、高齢者が現金指向なことがある(地方部もそうだ)。 本日、種々の会費支払いに郵便局に出向いた。会費請求元からは郵便局振替票が同封されていて、いずれも手数料負担は請求元が負担するものとなっている。ただし、郵便局窓口で振替金額そのものを現金で支払おうとす...

  • マイナポイント狂騒曲からマイナポイント詐欺へ

    デジタル弱者にもマイナカードの登録とひも付けを奨励するためにマイナポイント(総額2万円分)を「エサ」とするから以下のように不都合が生じた。 ①マイナポイントが欲しいので、役所に行って、まずはマイナカードを作成、そして、ついでにマイナポイントゲットの手続きもお願いする(窓口職員は断...

  • 風評退治には愛用

    福1からのALPS処理水には除去できないトリチウムが含まれてしまう。科学的には無害と証明されているが、これだけ報道されると「風評」による福島海産物の忌避、あるいは、価格の低下という被害が生じてしまう。 風評を政府挙げて克服する必要がある。それには報道で対抗するしかない。例えばだが...

  • 異常気象なんでも地球温暖化?

    パナマ運河の水位低下の原因は、ヨーロッパでは地球温暖化による「降水量の減少」にあると報道されている(記事より) 異常気象(気候)現象をすべて地球温暖化に帰するのはどうなのか?この先、地球が温暖化するとして、それは地球平均の気温のことだ。地球各地の気候(降水量も)は全球(大型計算機...

  • 健康保険証はじめすべてのカードの代わりにこれ1枚がマイナカードだ。

    病院通いをしていると健康保険証を毎月確認のため提出させられる。被保険者(患者)が組合員でなくなったり他の組合に移転したりしていると、病院から本人負担分以外を請求できなくなるから、酷いときは100%を請求(未保険扱いとして)されることがある。マイナンバーカードが保険証の代わりになっ...

  • 解散に大義は不要だが理由は必要

    衆議院は最長任期は四年間だが、この間に民意を問う必要(理由)が生ずれば、解散総選挙をすることになる(だから衆院任期は不定だ)。選挙の理由としては、直前の国会で与野党もめて「ここで選挙をすれば議席数が大きく変動する」と見積もられるときだ。そうでないのに民意確認のために選挙の手間(費...

  • ダムの最大の破壊力は水圧

    昔、巨大ダムが数多いことで有名な某県でダム管理の仕事をしていたときに、阪神淡路大震災が起きた。「本県でもし同様の地震が起きたら断層上にあるダムは大丈夫か?」という質問を受けて、ダムの耐震性を説明するのに最適だったのは「ダムは常時巨大な水圧を受けていて、それに耐える構造になっている...

  • カホフカダム自然崩壊説は?

    下記はカホフカダムの崩壊後の写真で、上方(右岸側の主決壊)と下方(左岸側)の2箇所が決壊している。ミサイルなどの攻撃ではこの2箇所ともに崩壊に至るほどのダメージは受けない。ダムコンクリート内部の監査廊(トンネル)からダイナマイトなどの爆発物を仕掛けてコンクリート堤体に大損傷を与え...

  • 半導体生産はもうからない

    半導体が商品として出荷されるまでには国際的分業がある。川上側からは半導体回路の設計、生産機械の製造、素材材料の供給、そしてこれらを採り入れた大量生産という流れだ。いま、最川下の大量生産に長けているのは台湾のTSMCなどだ。これには大量に資本を投入しコストをギリギリにカットして価格...

  • 感染症対策の基本は国民を動かす力だ

    天気がよい日が続くので、昨日は鎌倉、今日は渋谷と出かけ、歩いて、マスク着用率を比較してみた。鎌倉は外国人観光客が多いにもかかわらず、マスク率は90%を超える。渋谷は50%程度だろうか。外国人は「日本に来て日本に従う」フレンドリーな人が多いので、観光地かどうかはマスク率にほぼ無縁だ...

  • 5類になっても新型コロナは困難な病

    感染症法上の2類から5類に新型コロナが格下げになった。そうなっても新型コロナが未だ困難な病(難病)であることとは無関係だ。オミクロン株へと変異して、感染力は強くなったが、全体としての致死性などは低下した。それがウイルス変異の一般則だ。しかし、高齢者とか基礎疾患者には重病化の危険は...

  • 充電池性能があと七倍になったら

    電気自動車とガソリンエンジン車を比べるのに最適なのがプリウスの新型だ。同じ型式で、HVとPHEVがラインアップされている。共通するのはHVシステムで、エンジン排気量は約2,000cc、後者には11.63kwhのEV走行用の充電池を搭載。EV走行は87km航続可能。 車両価格は37...

  • 客が多くなれば宿泊料を値上げすれば?

    コロナが一段落して旅行需要が国内あるいはインバウンドともに回復している。そこで心配されているのが、一度、コロナで退職した従業員などが戻らず、宿泊施設などの供給力が不足しているらしい。 これはアベノミクスが目標とした需要の回復にあたる。需給バランスが需要過多になれば、供給側としては...

  • AI支援では論理思考能力がつかない

    これまで何回も文章回答のテスト問題を採点したことがあるが、一番多い間違いは、設問文を正しく理解できていないことだ。少しずれている類似設問への回答文が書いてある。たぶん試験前から想定設問を準備(記憶)していて、それへの回答としては満点に近い。受験生側から見ると「ヤマが少しずれた」の...

  • visit japan webでの帰国

    外国から帰国の際に必要なCIQ(税関、入国審査、検疫)の手続きがスマホでのvisit japan webで可能となり、スピードアップなど合理化がなされている。昨年の秋まではMySOSの検疫手続きだけだったが、今回の帰国では入国審査と税関も加わった。 検疫(厚労省)では事前(出国前...

  • マスクは強固な習慣のまま

    マスクが個人の判断になって二週間、花見に1人散歩に出た。 1人だから、しゃべることはなく、マスクはしないで出かけた。リスクは鼻からの吸気での感染だけで、こちらからエアロゾルを出すことはない。平日の街は閑散としていて、行き交う人のマスク装着率はおよそ90%だ。 ノーマスクを指弾する...

  • 片方だけがマスクでも感染防止に

    コロナ2019が第5類になる予定で、そのときは「マスクは個人の判断で」となる。社会的に問題が怖れられるのは、マスク派とノーマスク派が混在する場面だ。個人の自由だからいいではないか、とはならない。 マスクの効果は感染者から被感染者へのエアロゾルを遮断することにあるが、片方だけがマス...

  • ガーシー議員は「恐れ入りました」の陳謝

    国会に欠席を続けるガーシー参議院議員はとうとう帰国して、登院して陳謝文を読み上げることになった。お仕着せの陳謝文をそのまま読み上げる、これでは心からの陳謝にはならないが、国会としての落とし前をつけたことにはなる。 大岡越前のお白洲裁判でも、微罪の場合は「恐れ入ったか」(越前守)「...

  • 国連のロシア非難で「棄権」する理由

    国連総会は23日、ロシアのウクライナ侵攻開始から丸1年となるのに合わせて開催された緊急特別会合で、侵攻を非難する決議案を圧倒的多数で採択した。141カ国が賛成し、ロシアを含む7カ国が反対、中国やインドなど32カ国が棄権した。(ニュースより) 明らかな侵略行為のロシア非難に32ヶ国...

  • 「マスクは個人の判断で」の意味

    マスクは着けておくに越したことはない。尾身氏はそれは「当分の間」だと勧告した。「着けなくて完全に」よくなるのはウイルスが天然痘のそれのように完全に絶滅したときだ。残念ながらコロナウイルスではその日はやってこない。マスクを外すリスクはゼロにはならない。 個人の判断で、とはそのリスク...

  • ロシアの最終兵器・核兵器は国土防衛的使用になる

    プーチン大統領はロシア軍戦意高揚のためスターリングラード(現ボルゴグラード)での対独戦勝利の歴史を強調している。ここでソ連はナチスドイツに反撃開始し、最終的に勝利したと。 国土を蹂躙された、それもナチスからだ、というのはロシア国民の意識を奮い立たせる(記憶のある年寄りだけもしれな...

  • フィリピン話二題

    日本での強盗グループをルフィを名乗る日本人統括者がマニラの拘置所から差配していて、その便宜を結果的に拘置所が与えていたビックリする話しがあった。 以下に、わたしが前世紀末の昔だが、フィリピン旅行中にビックリした話しを披露したい。 (交通事故後は警察署に駆け込む)セブ島のまっすぐな...

  • mRNAは不活化ワクチンと感染予防で同程度?

    ワクチンは感染予防のために接種を受ける、そのような常識だった。しかし、既接種者でも感染する人が続出して、「重症予防効果もある」とその疑念をそらすようになった。 毎年の季節性インフルエンザ予防ワクチンだったらわかる。その年に流行するであろう型の予測が外れることもあるからだ(少し外れ...

  • 死に際の患者にまでコロナが

      「新型コロナウイルス感染症」による死亡は、1万6,756人で、日本人の死因の1.16%でした。(2021年、下記リンク) 日本人全体で1年にざっと百万人以上死亡する。1日に平均すると3,000人程度だ。新型コロナ死は第8波で1日500人がピークだった。死亡者がコロナに罹って...

  • 習近平中国になって成功物語から外れた

      「もう中国でビジネスを展開するのは難しい」と思う企業家などが増えてきているのは間違いない(佐々木氏) 政治の指導があっても、いままでは個々の企業家の判断で、中国から手を引く企業が少なかった。それがゼロコロナでの中国との行き来の困難さとかデカップリングされつつあるサプライチェ...

  • 中国は政権の無謬性が第一

    習政権には、感染拡大を助長する意図があっても、それを食い止めたり緩和させたりするようとする考えは毛頭ない。そしてそれはすなわち、中国政府は今、国内の感染拡大を放任するという極めて無責任な態度をとっていることの、戦慄すべき深層的な理由であろう(石平氏) 中国共産党政権にとってコロ...

  • 旧統一教会トラブル解決法は最初からズレている

    昨年一番のニュースになったのはある母子家庭の不幸のことで、狂信の母親は二男一女の子弟の面倒をほとんど見ないで、ある程度裕福だった家産をほとんどある新宗教に寄付したとのことだった。(そこからの社会へのとばっちりはここでは述べない) 宗教がらみではよくある話しだが、このトラブルの解決...

  • 防衛予算増に必要な税は国全体で確保を

    倍増する防衛予算にその財源(増税など)をどうするかが問題になっている。予算査定の財務省の方針は「新規(増額)施策にはセットで財源が必要」としていることからそうなっているのだろう。 予算査定は要らざるを減額査定して、そこで生じた余剰財源で必要な新規施策を、というものだ。だから財務...

  • 新型コロナ感染の記

    新型コロナ(オミクロンだろう)に罹ってしまったが、自宅療養で完治してから1週間以上が経過した。この機にこの間の経験を記すことにより、未罹患者の参考に供したい。 いつものカゼとは違うな、と念のためかかりつけ医で受診したのが始まりだ。のどの痛みがいつもより酷い。唾を飲み込むのでも痛...

  • 防衛費も国葬も、増税反対につなげてしまう日本人

    「増税反対、だから防衛費倍増に反対する」という論理構造になっているのはおかしい。 まずは防衛費を増やす是非、そしてそれからその財源はどうする、という順だ。国葬反対の議論で数十億円かかるからというのがあった。これも同じ論理構造に陥っている。国葬が必要だったら、数十億円はかかる、と...

  • 日本人の謝り方が悪い

    日本人は相手が怒っているとき「とりあえず謝っておこう」と考える。しかしそれでは真の謝罪にならない。謝罪を受けなだめられて以後の関係を良好にしたい、という意図だけが感じられるからだ。 必要なことは怒りの理由を双方で納得するまで議論することだ。相手は言葉が通じない暴力団ではない。 ...

  • いまになっても検査万能主義である不幸

      (北京)市民は「PCR検査は要らない。自由がほしい」などと叫び、コロナ対策の正常化を求めた。(ニュースより) ゼロコロナによる不自由を反対すればよいものだが、PCR検査がそのゼロコロナの核心であることを知って反対している。 そもそもPCR検査は感染拡大初期に押さえ込むため...

  • どのみち気候変動支援は必要だ

    それ(「損失と損害」)がCOP27の正式な議題になったのは今年、異常気象による破壊的な自然災害が世界中で相次いだことが背景にある。(木村氏) 異常気象は自然災害の特徴としていつの時代もあるものだ(北極振動と偏西風の蛇行が原因とする説)。もしそれが地球温暖化起因だとしても、そのう...

  • インフレ手当が永続すればコストプッシュインフレに

    (インフレ手当)支給の理由としては、 「食料品などの値上げラッシュによる実質賃金の減少を補うため」(略) (NHKより) 手当というと一時的な支給だ。その理由の一つの上記だと、インフレで上がった物価は元に戻ることはないので、永久に支給しなければならない。つまり基本給に反映しない...

  • 激増する患者数から医療体制を見直す

    第8波になろうとしても相変わらず第7波までの感染症対策を引き継いでいる。オミクロン株はその変異種を含めて感染力は強く、いままでより多くの感染者を生んでいる。だから、新型コロナ医療の優先度を変え(下げ)ないと医療全体としてトリアージにならない。桁違いに多くなった新型コロナ患者への優...

  • 大入り満員が成功、とする文化

    日本人は混雑を厭わない。好きだと言ってもよい。行楽シーズンには道路あるいは交通機関が混雑するのが毎年のニュースとなる。風物詩扱いなのだ。今年もそのシーズンになったと。 主催者が何かの企画を催したとする。その評価は何人が訪れたかの来訪者数の勝負となる。混雑すればするほど良い。 一方...

  • 西欧の巧妙な非関税障壁、EV化、石炭火力禁止

    西欧先進国は昔から産業保護政策には巧妙だ。他地域からの貿易輸入を数量制限する米国のようなことはしない。隠された障壁で自地域産業を輸入品から守る。その代表がISOだったが、日本はじめ世界はこのハードルを難なく越えた。 乗用車生産技術では欧州が得意だったディーゼル車が日本のとくにマツ...

  • 目の前の蠅を追い払うだけ(旧統一教会と新型コロナ)

    旧統一教会が悪事を働いたからと宗教法人解散を要求する人がいる。その程度の悪事だったら、他の宗教でも似たり寄ったりだ。だからここで解散させることができたとしたら、他の宗教にとってもその危険が迫ることになる。つまりは、一宗教だけではない宗教全体への視野を持って、宗教からの不都合をどこ...

  • 弔意を呼びかけ、は言葉の意味に矛盾する

    「国葬というからには、全国民が弔意を示すべき」とした上で「強制はダメだが、呼びかけをするくらいのことをしなくてはいけない。しかし呼びかけは内閣の決定だけではできません。(略)」(橋下氏) 弔意、というのは心の中のことで、要請とか呼びかけをする性質のものではない。呼びかけしないと...

  • 国葬反対は呉越同舟

    国葬に「反対」との回答が62%(毎日、9/17,18) この記事にもあるが、反対理由は様々だ。 ①安倍氏は国葬に値しない ②国葬の根拠がない ③国葬にカネがかかりすぎる このうち②③には岸田内閣として反論ができていると考えている。①についてはモリカケサクラと死後問題にされた旧...

  • 国葬は法的に妥当だが政治的には?

    安倍元首相国葬の是非は法的側面と政治的側面からとに分けて考える必要がある。いま法的には内閣の権限で国葬ができるし、裁判所の判断もそれが定着している。 問題は政治的な効果だ。政治家の国葬はその功績を否定する政治的勢力にとって国葬にも値しないと考えるのは当然だ。法的に整っていてもこ...

  • デフレは日本人が選んだ

    消費者にとって、モノの値段が上がっても給料がそのぶん上がれば同じではないか、とはならない。 物価は直線的に毎日上がるが、給料はその分を見て一年に1回程度階段状に上昇するだけだから、差の三角形分損する。また、そのインフレ時には収入が上がる人と少ししか上がらない人に格差が生じてくるの...

  • 国葬への反対とっかかりは予算しかないから

    9月に開かれる安倍元総理大臣の「国葬」をめぐり、岸田総理大臣は、国会の閉会中審査に出席し、実施の意義などを説明する意向を明らかにしました。(NHK) 国葬には反対の国民もいるが、それだけで実施不可となるわけがない。国葬は行政権に属する。実施費用には予算の範囲内での支出は任されて...

  • 沖縄戦は米軍が選択した

    今年は沖縄返還50周年だ。沖縄ものが種々放送されているが、いずれも旧日本軍に巻き添えになった県民の悲劇だ。ただし、攻めてきたのは米軍で日本軍の守備隊が応戦したに過ぎない。米軍はマッカーサー指揮で、蛙跳び作戦をしていた。跳ばされて安寧だったのはラバウル、台湾。攻められたのはフィリピ...

  • 若者の感染確率の高い行動が解禁になって感染者が増えた

    新型コロナ感染が始まって2年半が経過した。この間、公的な防疫部門はよくその仕事を遂行してきたが、国民との間に感染症対策の基本に誤解が残ったままだ。 それは公衆衛生の観点と臨床医療との考え方の違いだ。 個々の国民が重病にかかる、そしてそれが死に至る病の場合はとくに、臨床医は個別にそ...

  • 統一教会が名称変更したから欺されたのではない

    「世界基督教統一神霊協会」(略称:統一教会)が名称変更して「世界平和統一家庭連合」になった。韓国では1994年、日本で改名が認証されたのが2015年のことだ。違いは「基督教」「神霊」がなくなり、「平和」と「家庭」が入った。「世界」と「統一」が残っているので、偽装の目的だけではなさ...

  • 知事会のオミクロン対策が現実的

    黒岩知事は「2類相当」となっていることで保健所業務や医療機関の負担が大きくなっており、オミクロン型では実態に合っていないと指摘した。 後藤厚労相はインフルエンザより致死率が高く、感染力が強いことや病床逼迫の恐れがあることなどから、2類相当のまま対応するとした。(NHK) 感染...

  • 家族内トラブルが社会に最後まで残った

    母親が入信した頃、山上容疑者は高校生で、母親はまもなくして自宅を売却し、02年に破産宣告を受けていた。時期的に多額の献金が原因だった可能性がある。(読売) 社会の支配構造が民主的になっても、社会のいざこざを裁定する裁判機能は必要であり続ける。民主社会以前の鎌倉幕府は武士の間の紛...

  • 日本の街頭演説ではもともと危険だった

    安倍元首相遭難死(7/8)の翌日の今日も投票日前ラストデーで街頭演説などは継続するそうだ。 警備を厳重にしても、街頭で不特定の有権者と触れあうようなスタイルでは危ない。米国みたいに防弾ガラスで防護するようでないと今後日本でも難しくなるのではないか? 管理された屋内の空間などで...

  • 太陽光発電(風力も)はkwでなくkwhが期待されている

    電力需給がひっ迫するのは、日中から夕方遅くにかけてで、電力需要の少ない深夜の発電分などはほぼ関係がないから(太陽光発電の発電出力kwだけに注目すべきだ・・・日経XTECH) https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/062...

  • 日欧、キリギリスとなるのは?

    このところ東電管内での電力需給ひっ迫情報(注意報レベル)だが、盛夏の冷房需要より厳冬の暖房需要に影響が大きくなるだろう。寒さで死ぬ人は多数だが、暑さで死ぬのは稀だ(高齢者など)。そして、電力供給が綱渡りなのは北海道と本州関東以北で、いずれも寒冷地だ。 欧州でロシアからのガスが止...

  • 物価高騰分は補給金で?

    マクロ(リフレ)経済学者の日本経済再生論は金融緩和に加え財政出動でデフレギャップを埋めること(だけでできる)にあるらしい。 問題はその財政財源だが、国債を発行して国内消化し、日銀がそれらを買い戻せば(財政ファイナンスだ)、あわせて超金融緩和にもなるだろう。いわゆるMMT理論の日...

  • 放送局が自粛の先頭に立っている

    NHKラジオのトーク番組を聴いているとその冒頭にスタジオ内のコロナ対策を事細かに説明している。曰く、出演者同士の距離をとる、アクリル板で仕切る、換気を十分に(トークが中断する時間帯にとくに)とかだ。 テレビでないので見えないから説明が必要だ、というのではない。わざわざ説明するこ...

  • 金融緩和しただけでは景気向上にならない

    日銀は10年近くインフレターゲット政策を継続して、2%のインフレを達成できていない。そのインフレが賃金上昇からのデマンドプルインフレだったら景気が向上していることになるが、現今のは輸入物価高などのコストプッシュインフレだ。 金融緩和は景気向上の必要条件に過ぎず、それだけでは十...

  • 投資は株売買とは違う

      「貯蓄から投資へ」と岸田政権は奨めるが、貯蓄はローリスクローリターンで株(投資)はハイリスクハイリターンが違うところで、どちらを選ぶかは個人の考えとか置かれた生活環境で違って当然だ。政府が国民にどちらかを奨めるという意味がわからない。 投資される企業の立場だったら、その直接...

  • そろそろコロナ対策は終わりマスク問題が残った

    イスラエルは新型コロナワクチン先進国だ。その国で四回目の接種が進んでも、新規感染者は1日5,000人程度出続けている。人口は日本の1/13だから、日本に換算すると65,000人程度となる(日本でいま20,000人を切るまでになった)。 日本では四回目の接種推奨は(重症化を予防す...

  • アフリカなどに主食穀物の栽培をやめさせ輸入小麦にした先進農業国

    国連が発表したデータによると、2018年から2020年の間にアフリカ諸国は自国で消費する小麦の44%をウクライナとロシアから輸入している。アフリカ開発銀行からは、アフリカ大陸における小麦の価格が45%上昇しているとの報告(記事より) 最近のニュースによるとウクライナ産の小麦輸出...

  • 砲弾は当たらないものだ

    (米軍は)面制圧を目的とするクラスター弾を廃止した結果、射程を延伸しGPS誘導を用いた精密誘導弾に切り替わり、今やMLRS/HIMARSは多連装ロケットというよりは事実上の地対地ミサイルであると認識した方がよいでしょう。主弾薬である227mmロケット弾が誘導ミサイル化しています。...

  • 遠くへ行くのが旅行だ

    知らない町を 歩いてみたい ♪ どこか遠くへ 行きたい ♪ これは「遠くへ行きたい」の歌詞冒頭だ。知らない遠いところへ行く、これが旅行の醍醐味だ。いつも住んでいるところとは風土人情が違う。そのような非日常の体験が旅行でできる。 いまコロナ対策だとしてマイクロツーリズムが推奨さ...

  • 東京での割合が一割に減ってきた

    新型コロナの毎日の陽性者数を日本の各都道府県別に比較すると、最近は東京都は3,000人程度、全国では30,000人程度だ。注目したいのは東京都のシェアで、ほぼ一割となっている。思いおこすに昨年までの第5波まででは二割ないし1/3程度だった。東京都の人口の対全国率は11%だから、大...

  • PRに勝つものが戦争にも勝つ

      「ドンバス地方に何かを持ち込みたいなら、(西部)リヴィウのウクライナ税関を通す方がまだ早い」との皮肉(記事より) 古今東西、全ての戦争が補給の強弱でその勝負が左右されてきた。今回も同じだ。ウクライナは欧米諸国からほぼ無限と言ってよい補給を受ける。戦争では「たまに撃つタマがな...

  • 9条で平和になったのは世界のほう

    「憲法9条があったから戦後日本は平和だった」と因果関係が飛躍した議論をする人がいる。その因果途中には各プロセスがあることを理解しなければならない。 日本を非武装化するために米占領軍は憲法9条を押しつけた。ときの総理の吉田茂はこれを逆手にとって、国土防衛を占領解除後も米軍に委ねる...

  • 戦う前にウクライナにもすることがあった

    露宇戦争(第2次、2022.2.24〜)でロシア軍は見込み違いを悔やんでいるに違いない。こんなに苦戦するなら開戦しなければ良かったと。 戦争はこのような見込み違いから勃発し、引くに引けない苦境になって不幸な結果をもたらす。ロシア軍の見込み違いは第1次露宇戦争(2014.2.23〜...

  • 世論調査をより深く知ろう、9条と原発

    同じ調査で、9条1項、2項はそのままにし新たに自衛隊の存在を明記する自民党の9条改正案を問う設問では、賛成が55%と反対の34%を大きく上回っていた。(産経抄) 「察するに有権者の多くは9条改正と聞くと、平和主義を放棄するようなもっと抜本的な変化を思い浮かべて忌避するのではない...

  • 8年前のクリミア奇襲は桶狭間の故事

    天下をとる寸前にまで勢力を伸ばした織田信長、緒戦は桶狭間の奇襲だった。信長の偉かったのはこの勝ち戦の奇襲パターンを二度と繰り返さなかったことだ。 それに比べ、プーチンの対ウクライナ戦争の負けぶりは比較される。プーチンの勝ち戦は2014年のクリミア奇襲作戦の電撃的成功だった。今回は...

  • 日本だけでない大本営発表

    露宇戦争で決め手となるのは情報戦争部門だ。世界相手のそれもあるが、自国民向けの「大本営発表」が現在のロシアでも見られる。ロシア国民の大半は検閲されたロシアのTV放送しか見ないで政府の戦争方針を支持している。 かつての大日本帝国民も同様だった。インターネットなどの個人情報媒体はなか...

  • 露軍は便衣兵を殺害した、と言い訳するかも

    「状況は間違いなく深刻であり、多くの海外指導者に対し、意見表明を急がないよう求める。根拠のない批判を急がず、複数の情報源に情報を求め、少なくともロシアの説明に耳を傾けるよう求める」と述べた。(露側ベスコフ報道官) 写真、動画に改ざんなどの偽装がされているかどうかは国際的な監視団...

  • 感染者数が減らないのは当然だ

    脇田隆字座長は3月31日、「リバウンドの兆候が見え始めている可能性はある」とし、感染再拡大、リバウンドを注視していく必要があると話しました。(TBS) 「リバウンド」はダイエットによる体重減量に意志が弱く失敗する類似から来ている。感染が再拡大するのは国民の意志が弱いからだ、と...

  • 電力需給ひっ迫警報は日本人の瞬間芸への警告だ

    太陽光発電は東京電力管内で天気が良く晴れる日などはおよそ1800万キロワット、大型の発電所18基分の出力になりますが、きのう(22日)のように雨や雪が降る日にはほとんど発電しません。また、夜間も当然ですが発電できなくなります。 この不足分を補うため火力発電所が使われます。しかし、...

  • 病気になる自由

    新型コロナパンデミックでの二年間は「病気になる自由」がなかった。感染症患者が続出して医療体制が追いつかない恐れがあったからだ。だから医療体制を増強するまで、感染のピークを低くし後に遅らせるために様々な社会規制がなされ、それは個人が感染してしまう「自由」まで剥奪したとも言える。2年...

  • バラマキの歯止めがなくなった

    第6波の「まん延防止」を全て解除するが、医療体制への補助は当分の間継続するらしい。 「病院で薬をもらう」は日本語として正しくない、と日本語学者から聞いたことがある。「もらう」のではなく「買う」が正しい。患者は3割でも負担するし、残りの7割も健保組合からで医者がくれるわけではない。...

  • 放射能汚染とウイルス感染

    11周年目の311がやってきて、今年も福1の事故の後始末に焦点が当たっている。この三年間は新型コロナウイルスのパンデミックとも重なる時期だったので、これら二つの現象のあいだで何かと比較がされ、日本人の陥りやすい過敏なリスク感覚が露わになるだろう。 放射能もウイルスも目に見えない脅...

  • ロシアの国力が毀損されてこそ戦争終結につながる

    国際社会は『ウクライナ頑張れ、ウクライナと共にある』って言っておきながら・・・(橋下氏) ウクライナ人が国に残って戦い続けると言っている。それを陰ながら助けてロシアとの戦争が長引く、のはウクライナ人の望むところだ。 そもそもロシアがその縄張りと考える「シマ」のなかの抗争だ。そ...

  • ウクライナ危機にコロナが相対化された

    ウクライナ戦争でロシアが核戦争も辞さないとかの大きなリスクの前にο株の大感染リスクは影を潜めてしまった。これは日本人のリスク比較の感覚が正常になったひとつの証拠だ。 おかげで世界から「鎖国の日本」として揶揄されてきた入国管理の厳しさも徐々に解除されつつある。正常なリスク感覚から言...

  • ウクライナ戦争は中台への予行

    プーチンが始めてしまったウクライナへの侵略の結末は中国による台湾侵攻を考える上での予行になるだろう。 中国は孫子の兵法を継ぐ国だ。戦争にとりかかる前に敵の対応を事細かに予測・検証する。日米欧がどう出るか。ウクライナでのロシアの失敗があれば当然参考にする。プーチンはロシアの民主主義...

  • ο株感染者のワクチン接種記録を統計的開示せよ

    オミクロン株対応にと三回目のワクチン接種が求められている。しかし、一二回目と違ってその接種ペースは今ひとつだ。国のワクチン供給、自治体の接種体制それぞれに問題があるとされるが、基本的には国民一般が緊急性を感じていないからだと思う。 日本での新型コロナ感染対策は自粛・自主行動を基本...

  • オミクロン株と季節性インフル

    季節性インフルエンザ(以下、インフルと略す)がどのようにして現在の感染対策になったか(感染症法の5類)を考えるとオミクロン株(あるいはその後の再変異株)が今後どうなるかが見通せる。 インフルはワクチンは毎年のものが開発されている。治療薬も飲用のタミフルなどがそろっている。インフル...

  • 供給力確保のための総力戦

    野口悠紀雄氏は現在に至るまで日本は1940年体制だと看破した。戦争遂行体制がそのまま続いていると。軍備増強などの供給力に劣る日本は、戦時に民間の需要を抑える総力戦体制をひいた。それが日本社会の習い性になったのだ。 現在の対コロナ戦でもこの供給力確保に腐心している。病院の治療体制は...

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