あ、ブログのことです。たいして調べもせず…。はてなブログで、なちゅらるHi!よろしければ、今後もご覧ください。引っ越しました
北海道、主に道央圏の岩、海、山、川の地味なアウトドア体験記
多い記事は小樽赤岩です。カテゴリーで興味ある分野をご覧ください。
ルート名をタイトルに使うのは、初めてな気がする。同行者と2日ツアーで、2人で順番にRPできた。かっぱは、この日1発RPを決めていた。だけど、これまでウオーミングアップなしでワクワク感を抑えられずにうまくいかなかったことがあったので、落ち着いて行動するために、ウオーミングアップへと向かう。そして、ウオーミングアップは、なぜか「らぶ衛門」10a。少し大きめのクラックは好きだが、リードすると怖い。しかも、2人ともカムの4番とか5番とか持っていないので、小さい番数で工夫して登る。それがまた、怖い。「頭ならびに腹」の取り付きに行くと、若者が取り付いていた。懸垂でヌン掛けしようと思っていたので、ありがたく借りる。6月からで5回目のトライ。前回でムーブは固まっている。ボルト3本目からは全て不安要素がある。しかし、どのボ...頭ならびに腹2days
大先輩S田さんと、タッシー&INさんとの宴会を名寄で設定。ついでに、見晴岩で登るという贅沢企画。寒いからテント内で飲むために久々登場ヨーレイカサンドームテント。4人で煮炊きしながら、ゆったり飲んだ。その日中は、S田さんにTRで遊んでもらうために、今まで見ていなかった簡単ルートの一撃通過遊び。「ゲゲゲのクラック」を登ってもらうために「もう我慢できない」を登った。ゲゲゲは楽しいが、もう…は、難解ルートだった。「アスパ・ラブ」が楽しい。登り心地のよい好ルート。グレードが高いのはやらないと言っていたS田さんであったが、「私が好きだ」は、昔の思い出があるらしく、その気になってくれたのでついでに落とす。「フェミニスト」は、見ただけでやっていなかったので、どさくさに紛れて落とす。この日はこれでおしまい。11時まで飲んで...名寄で宴会
グレードは、ムーブを対象としているのか、持久力耐性か、それとも怖さを乗り越える心へのメッセージか、いや、その全てか…、などと、無責任に考えを巡らせるのが楽しい。そこで、なかなか見かけない12aというグレードが定着している「ヘルフィンガー」をやりに、旭川奥立岩に行く。前日から朝方まで残った雨の影響か、水滴が滴る奥立岩であったが、「ヘルフィンガー」のみ影響が少ない。とはいえ、いきなり12クラスに取り付くと最近ろくなことがないので、多少滴りはあっても、軽いグレードでアップする。「フロンティアスピリッツ」5.9。終了点近くまでは、楽しく登った。しかし、終了間際はかなりの濡れ&滴り。ヌルっといかないように探っているうちに、シャツもズボンも滴り濡れ。「もう少し待ちますか。」ということで、のんびりしていると上空から気配...12というグレードを考えるために…
タイトルは「頭ならびに腹」のこと。1989年初登の名ルート。今期取組を始め、3日目。ムーブは大体ばらし終わっているので、RP気分満載でやってきた。アプローチに漂う秋の気配を感じながら集ったのは4人。クラックと「頭ならびに腹」を堪能したい方ばかり。そんな仲間がタイミングよく揃うのが本当にありがたい。懸垂でヌン掛けする。小さいホールドに遠目のピン間隔なので、マスターで取り付く気にならない。フィストサイズのクラックを6m程度登ってからフェイスに入る。フェイス部分のピンは5本しかない。下部クラックにキャメロット2番、3番と、上部に安心のためのカムを一つ決める。すぐ隣に「妊娠3か月」というクラックラインがある。Fくんがリードする。まだクラック慣れしていないというFくんだが、時間をかけてRP。秋の青空に喜びが満ちあふ...クラックとフェイスを楽しめる好ルート
今夏は日本語と英語が標準語と化したセバチバナ。国際的なばかりではなく、クライミング素養を高めるのに重要な要素を多々含んでいることが明らかになりつつある。その秘密を隠された名ルートとともに紹介していく。「ビックママ」11b。ガバをつなぎカンテ沿いを右上していく好ルート。傾斜の強いガバ地帯で、パワーを出し尽くさないための小さなムーブの工夫を試される。攻略のカギは持久力向上なのか、ガバの捉え方なのか、足運びなのか…。12後半に挑みたいクライマーにぜひとも試していただきたい一品。「トビー」11c。この岩場では11cにしないと辻褄が合わないので、敢えてきっぱり。「ビックママ」とスタートを共通にするものの、まったく違うムーブセンスと力の保持を試される一品。自力でムーブを解決できるあなたは、ムーブセンスとランナウト耐久...セバチバナの使い方
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修験の壁。春は、あちこち訪れたい。まだ、義経岩に行っていないのが寂しい限りだが、この歴史が新しめの壁も訪問できるのが嬉しい。しかし、ミストワールド。全く天候不順が続く。ついてすぐに岩自体のミスト具合を確かめに「陽当たり良好」を登る。登れて安心するとともに、すぐ晴れると勝手に思っているのでヌンチャクを残す。しかし、晴れない。ガスはどんどん濃くなり、水滴が体に当たり始める。同行者5名、皆が帰りたがっているのが分かる。整備的土木作業もあるので、刈り払ったり、平らをはっきりさせたりする。せっかく来たから昨年シーズン末の整備はうまくいっていたようで、崩れが少ない。嬉しい。遅れてきたWさんは、「よく登ってますねえ。」と、あきれ顔。まともに登れる感じではないので、「キツネの嫁入り」をTR化。少しあそぶが、まだこの時期は...春のミストワールド
山から帰って予報を見ると晴れ晴れしている。遠くから来て近所で遊んでいる方々がいた、と思い出し連絡。ありがたいことに、かっぱワンダーランドのガレ横エリアを希望してくれた。という訳で楽し、麗しご案内海岸歩き。チャラセナイ滝も水量が落ち着きだした。明るい海岸歩きは楽しい。岩を眺め、海を眺め、釣りのおじさんと話しながら、のんびり歩を進める。ガレ横に着くと、2人はエリアの岩の広がりに子どものように喜んでくれた。だから、端っこまでご案内。この全容については、こちらをご覧ください。端っこにはくじら岩がある。中央部のラインは、だいぶ前に少しやって結局完登していない。マット1枚ではちょっと怖いからだ。逆の端の「イクパスイ」に戻る。2人ともあっさり登った。さすがだ。焚き火をしながらお湯を沸かし、のんびり過ごす。風は冷たいが、...日差しを浴びる海岸ボルダリング
富良野岳から前富良野岳に縦走し、前富良野岳の原始が原向きの斜面を滑って遊ぼう、という、山スキー締めくくり企画だったのだが…。いつものUと原始が原登山口へ。鹿が出迎えてくれた。鹿の視線を気にしながら、テン場を整え2人宴会。賞味期限切れのα米と焼肉に舌鼓を打つ。α米になんで賞味期限があるんだろう。翌日、若干じじい気味の2人の目覚めは早い。4時半にはテン場を発つ。夜中はパラパラ雨が降り続いたが、天気予報は終日晴れ予報。小雨の中、「何時に晴れるかな。」と話しながらスキーを担いで歩きだす。二の沢の手前くらいから、スキーでウロコ登行。残雪期の雪にはウロコはとても利く。調子よく登るが雨が止まない。三の沢付近を登りだすとガスが周りを取り巻く。けっこうな降りになり、濡れるのもやだし、天候回復を待つ必要もあり、2,3度針葉樹...あと、50mだったのに~
やる気もたいしてなく、が、散歩がてらのつもりで赤岩へ。峠から懐かしい方々に出会う。半年ぶりのすーさんとクリスタルフェースへ向かう。44が丸見えの春が美しい。好きものな面々が4名、先にクリスタルで遊んでいた。懐かしきこの眺め。また、来られたことに感謝。だから、もう満足気分でまったり落ち着く。同行すーさんは、今シーズンのトライに向けて、石狩湾にヌン掛けをする。この手伝いができるだけで、満足なのだ。とはいえ、来たからには何か登る。まともにロープを扱うのは11月以来か…。どきどきしながら、赤壁クラック。うむ、問題なし。足は上がるし、視線は上を見ている。続けて、上を見て。これも、問題なし。傾斜が強くなっても、数手先まで読んで突っ込めば、問題ない。写真は、すーさん。さて、44へ向かう予定だったが、考えた。傾斜の続くの...登れてよかった…
森を歩きたいので、少し遠くのネギ畑を見に行く。うむ、雪解けが美しい。なるほど、滝が雪を融かしていく。長靴に穴が空いていることに気付かず、せせらぎをじゃぶじゃぶ越えたので靴下が濡れた。ネギは、いい感じ。ここは2年振りかしら…。写真は少し細めだが、よい太さのものも割とあった。けっこう厄介なところを通るので、今まで人には合わなかったが、今日はじいさんが一人現れた。そして斜面のヤブを漕いで上がっていった。あんなじいさんになりたいものだ。ほどほどに採って引き上げる。前々から気になったいたボルダー、『イオマンテ』が遠くないので、見に行く。教えてもらった場所をしばし彷徨うと、見つけた。おー、存在感ありますな。近寄るとチョーク跡があった。まちがいない。しかし、高い。これ、一人でやったらまずいやつだなあ、と思いつつぐるっと...ネギ狩りと『イオマンテ』探索
富士型山を登った時に、改めて徳富岳を考えた。奥にある上に、アプローチ地点からの地形が複雑で扱いに困る山だ。あちこち行っているうちに真冬は除雪していなくても、春先になると除雪が入る道があることをなんとなく感じていた。「徳富ダムへの道もそうなのではないか。」と思い、代替え案を考えつつ行ってみると、当たり。ダム横まで車が入れた。午前中は、曇り予報だが天気は保証されている。喜び勇んで、ダム横の道を進む。438mへ向かう沢型の左岸の森を歩く。438mに着くと、地図の点線道がなんとなく確認できた。気はまばらなので、あまり気にせず歩きやすいところを歩く。627m三角点ピークは東側をトラバース。その先の細尾根を進んだ。周囲の地形がかっこいい。徳富岳南の914から南に伸びる尾根に取り付くために広い平らな地形を進む。Co50...トップ湖から徳富岳のトップに!
ちょうどいい時間帯の天気が荒れるようで、雪の山に行く気がせず。クライミング用具の整理でもしようかと思った。するとビレイ系の器具がいろいろ出てきた。あまり物は増やしたくない方だが、長年やっているともらいもんなども重なって増える。だからなんだという感じではあるが、振り返ってみる。エイト管&シュテヒト環。最初は沢登り中のロープワークだった。しかも肩がらみとか腰がらみの時代だったので、簡単な沢では器具は最低限。垂直以上の懸垂下降が必要な時も、スワミベルトとテープスリングで簡易ハーネス状にして、エイト管で懸垂、という感じだった。(今やるとネットでたたかれそう…😊。)そんな時代に青いエイト管はいつもザックに忍ばせておくものだった。しかしエイト管は、行動中の使用回数が増えると、ロープがどんどんキンクする。そこで現れた、...ビレイデバイス雑感
本俱登山1009mは過去3回登っている。2回は普通に登ったが、3回目は赤井川村青井川脇の「天狗岩」探査が目的だったので、美比内稜線から続く稜線に上がり、幸せ稜線を半分歩いた。その時、京極ダム西の稜線と本倶登山稜線がつながっていることに気付いた。素敵な回廊に見えたので、それをつなぎたいと思った。双葉ダムへ向かう道のゲート脇に車を停める。この道はゲートで閉じられているが、除雪されている。あまりアスファルトを歩きたくないので、無理矢理取り付く。雪が硬いのに、ツボだとそこそこ埋まる。だだっ広い樹林を稜線壁までスキーで進む。この傾斜だと、ウロウロ板にシールはいらない。稜線が見えてきた。さて、稜線に上がる急斜面。雪が硬いのでシールをつけても直登できない。ツボだといちいちけっこう埋まる。なので、尾根の末端近くまでトラバ...本俱登山と笹岳をつないでみた
南と北に低気圧があるので高圧部がもちそうな日。予報は曇りだが、北に向かえば快適な高曇り、と予想した。別狩岳は2つある。南の別狩岳は昨年適当に行ってみて、急な細尾根にびびってやめた。あの細尾根はいただけない。行くなら裏から回るのが無難と考え、面倒になった。こちらの別狩岳北は、短めだし、徒渉以外の難点はなさそうだ。林道入口に車を置こうと考えていた。「林内作業中」という旗が立っていて除雪痕があった。どこまで入れるかと少し進んでみたが、車の腹をこすりそうだ。入ってすぐの雪除けスペースに停める。除雪痕は、点線道との分かれ道まで続いた。こすりそうな轍中央はしっかりしていてスキーで進めた。春の林道、ウロコ板は速い。新雪がうっすら積もっていて、白く輝き、美しい。五番川のせせらぎと鳥の声を聞きながら一人で進むのは気持ちがい...好条件が重なった北の別狩岳726m
本当は稲倉石山789mまで足を伸ばすつもりだった3週間前。ピークと、その時滑れなかった822m横の広大な斜面への心残り。それを果たしに行く。3週前の下山時に周回案を考えた。樹林ウロウロと稜線歩き、楽しそうな滑り斜面を取り入れた贅沢コース。車止めからすぐに林間に入る。少し歩くと地図の池が出てくる。池の脇を進み、緩やかな沢型から余計なポコを回避してラインを取る。この時点では強めの風に雪が舞い、不穏な空気を醸す。だが、時間とともに高気圧の端に覆われるはず。余市ダムを眼下にチラチラ見ながら支尾根を進む。聞いていた通り、この尾根の雑木は歩くのに気にならない。2時間ほどで稲倉石ピークを視界にとらえた。ほどほどの重さの一人ラッセルが、じわじわ効いてくる。「このくらいの時間でこんなに疲れていたか。」と考える。「歳のせいか...青空と疲労感
札幌街中、うちの近所は12℃まで気温が上がった翌日、樽前山に向かう。冬はほとんどスキーで登る。まだバックカントリーという言葉が周りから聞こえてこない頃からスキーで登っているので、滑る道具という感覚は薄い。北海道でその辺の山の中で行動するのに最も適した登行用具はスキーだ。ウロウロステップソール板にしてから、さらにそう思う。求めるのは滑りではなく、歩きと眺めと変化。週末の遊びでは重要な要素だと思う。滑りは変化に含まれる。何より下りが楽だし…。で、変化を求めて多峰古峰山登山口から樽前を目指す。多峰古峰方向に向かわず、地図の点線を詰める。支笏湖周辺の針葉樹林は深くていい。道なりに行くと苔の洞門に出た。なにやらゲートがある。多分昔、苔の洞門が観光コースだった頃、通っているのに覚えていない。そのまま苔の洞門内を進む。...どうせガリガリなら、いつもガリガリのところへ
察来山と当別丸山をつなげて稜線歩きを楽しみたいと、前から考えていた。結果的には、それぞれバラバラに登ることになった。さて、その訳は?まずは、察来山に登る。針葉樹の間の林道が気持ちいい。うすらトレースがあり、雪も軽くすいすい進む。林道が尾根に上がると、察来山南東面が見えた。よだれが出るが、あの斜面は危ない。林道を離れ、急斜面をまっすぐピークに向かう。ピーク手前の台地に出たので、ピークに向き合う。ピークはポコっと出ていて、その周囲のみ雪付きが悪い。少しだけ板を外してツボで乗り越えた。ピーク。徳富岳を眺めるのを楽しみにしていたのに、見えない。さて、ここからどう行くかと考えながら、ポケットに手を入れると、車のキーがない。困ったときの笑顔で、しばし探すが、ない。考えてみると、車から外した記憶がない。しかたない。つけ...だいたい天気がいいらしいのに、なぜか曇りの地域を選んだ日
「天気図の割に予報はいいなあ。」と、のん気に考えていたら、朝になって予報が変わっていた。でもまあ低山だしいいか、と余市へ向かう。目指したのは稲倉石山789m。以前余市天狗岳に登ったときと同じ余市ダムからのアプローチ。ダムを越えて続く林道を行く。ガス気味の天気で、気温が高い。そして雪が重い。林道はトレースがあったが、トレース後のラッセルが思いやられる。ありがたいトレースは、林道を行かずに沢沿いを進んでいた。あるから乗ったが、なかなか渋いライン取り。危なっかしいトラバースと徒渉を数回こなして、822m三角点から東に伸びる尾根に取り付く。薄いトレースは途中でなくなり、雪の重さが身に染みる。これまでの思いラッセルがムニュ~だとすると、ウンニュ~という感じの重沈みラッセル。ため息が出る。「当然滑りも楽しみきれないよ...重たい雪に負けました
単独だし、冬型が決まっているし、遠出する意義はない。こういう時は近場で、未探索の場所を歩くのがよい。ふと、星置山を思い出した。最初に聞いたときは、三角点もない稜線上に通称がつく時代になったのだと感心したものの、たいして興味はなかった。普段小樽方面に向かう時、国道337を利用する。新川から離れて、直線部に入ると手稲山稜線上にちらっと輝く広い沢型見える。かなり前だが、ある時それが星置山だと気付いた。パチンコ尾根から奥手稲山という往年の名(迷)ルートをたどっていれば、知らずのうちに踏んでいるはずのピークだが、そのラインで奥手稲には行っていない。手稲西峰は既登で、大昔に発寒川~星置川縦走をしたので、星置山を含むほんの2㎞ほどが全くの稜線部ということになる。金山から歩く。新幹線のトンネル工事でスタートがややこしいこ...やっぱり天気悪いよね
1月だというのに、高い気温の日々が続いている。不満を言ってもしょうがないが、心配だ。でも天気はいい。まともな斜面を滑りたいのでニセコ連峰へ向かう。2023年の4月に岩内側から目訓内に行った。その時に「白樺山にも行きたいものだ。」と話していた。という訳で、老古美ゲートからのアプローチ。少し道路を歩き、まっすぐ白樺山に上がる尾根に取りつく。樹林だが最近の登山のようなヤブではなく幸せ。途中で道路を横切りひたすら稜線に向かう。ピークが2つ並んだ西側が白樺山だ。雪の白樺ピークは多分33年振りぐらい。うれしい。滑りを楽しむためとウロウロ稜線歩きの幸せを感じるために長沼へ向かう。振り返ると、ニセコ連峰らしい広い稜線に白樺ピークが輝きだした。ピークでは若干の強風にあおられたが、天気が回復だ。向かう方向にはシャクナゲ岳の山...厳冬期が終わってしまった…
Thedayと言えそうな今日、またもやヤブ山を彷徨ってしまった。一人の時用に誰も行きたがらなさそうな場所をいくつか選定してある。点名「薄別」854mもその一つ。天気よさそうだからちゃんと滑れる羊蹄とか、喜茂別山とか漁岳とかも頭をよぎったが、未知の場所が一度頭に浮かぶと離れない。「薄別」だけでつまらなかったら困るので、丹沢山からつなぐといいかな、と考えてしまった。スタート地点から点名「庚申草」を臨む。あいつの薄別川向きの斜面も探索してみたい。林道をたどる。この傾斜の林道ならいつものウロウロ板でシールがいらない。詰めていけば、薄別に向かう稜線を通るので、都合がよい。予想に反して積雪が薄く、最初は安心してラッセルをこなしていた。ところが、足を進めた後、荷重するたびに「ムニュ」と2段階で沈むラッセルが、じわじわ体...そろそろちゃんと滑りたいのに…
数年前までは、シーズンに2回くらいは登っていた春香山。登山口付近で新幹線延伸工事が行われているので、車が停められない。だから、2021年の年末を最後に行っていなかった。しかし近年のヤブ山探索と、昨年気付いた「裏から」作戦を考慮すると、別のアプローチがあるのではないかと、ぼんやり考えていた。完全に裏となると、だらだら尾根や林道を長く歩かなければならない。それはつまらないので、ほったらかしにしておいたが、かなり前にオーンズスキー場から、「ひよどり越え」と呼ばれた急斜面を登って春香山北斜面から登ったことを思い出した。これは、90年代初頭に発行された山スキールート図集にも掲載されている。由緒正しいルートに違いない。でも、このルートもだらだら尾根が長く、ヤブが多い。それに下山がスキー場なのは、あまり好みではない。せ...ヤブが濃くても滑る雪ならそれでよし
家の中でウェルビーイング状態を保とうとすると酒の力を借りなければならない。が、真冬のこんな光景を目にすると酒がなくても幸福感に包まれる。岩の上では、いつもの彼が同じ気持ちを感じている。1月なのに、ロープをするという仲間たち。でも、奥の浜に足を踏み入れると、ロープができそうな気温だ。「楽園」10cにもTRを張るというので、リードを買って出る。この1か月、全くクライミングをしていない。で、どれくらいだめになっているか興味津々。案の定、よけいな力が入ること、入ること。レイバック地帯は無事抜けた。が、ハンドジャム地帯で必要以上に力が入る。使っていない腕がどんどん疲労していく。体は十分暖かいが、クラック内はとても冷たく、気付かぬうちに手の感覚がなくなる。いい左カチを取る。手の感覚がなくなっていることに気付く。「あれ...ウェルビーイングフィールド
雨予報を無視して石垣山を目指す。「頭ならびに腹」が、頭からも腹からも消えないからだ。お約束の2人より先に到着し、「頭ならびに腹」の終了点に行く。とてもよい眺め。そして、懸垂ヌン掛けする。半分ほどヌン掛けを済ますと、お約束のお2人が到着。これで準備は完璧。トポでは11dの頭ならびに、だが、2013年のロック&スノー、北海道ベスト10ルートでは12aになっている。これは納得グレードだ。懸垂して気付いたが、50mロープでは微妙に足りない。懸垂はほんとにぎりぎりセーフだが、降ろしてもらうと結んでいる分で足りなくなる。ONさんがTRで、55mロープをかけに行く。上も下もロープでおもしろい。リードトライ1回目。蒸し暑いし、天気がいつ崩れるかわからないので、本気になれない。ボルト2本目で息継ぎテンション。そして3本目、...頭ならびにハラハラ
土日両日、小樽赤岩クリスタルフェース。爽やかな44で待ち合わせ。夏の緑に目が潤む。ONさん、HYさん、N道師匠と合流、「おやすみ」を登らせてもらい、クリスタルフェースへ。福岡からの刺客Sさん、Yさんがいる。お2人には5月にもお会いしている。その時から「石狩湾低気圧」13aをねらっていると言っていた。Sさんは、この2日間でオリジナルムーブを編み出し、試行を重ね、日曜4便目でRPされた。圧倒された。かっぱも石狩湾をお触りしたが、どうもよろしくない。やはり13クライマーの壁は厚い。HYさんは「バトルゾーン」11aに取り組む。初リードでドキドキ感が登りにあふれる。見ていて自分もドキドキ味わいたくなり、懸案の「天まで登る」12bをやった。マスターで核心1を楽に越えられたので、このままRPかと意気込んだが、核心2に翻...暑さに負けず、RP続出
土曜(22日)は、クリスタルフェースでミスト。なんかおしゃれなフレーズですな。この状況で…、と考えながら、すーさんトライをほれぼれと眺める。しかし、始めは周囲だけだったミストが、クライマーへもうるおいを与えだした。やがてクライミング中にもミストを浴びる日となった。ミスト前に『サプリ』を登って、『石狩湾低気圧』核心前の確認作業で終了。午後には雨だかミストだかわからなくなった。23日、日曜日。大黒岩がミストに包まれている。この眺めを見ながら、窓岩に行くと、窓岩はシャキッとしている。夏に赤岩下の海岸をうろうろしていると、海岸は見通しがいいのに、岩場は見えないことがある。どうやらその境目がここにあるようだ。この日の境目は、不動岩稜でいうとDフェース⁈今日は付き合ってもらっているKGさんの『フリーランサー』RPデイ...たっぷりミストお肌にはいいのかしら
懲りずに窓岩「フリーランサー」。付き合ってくれる方がいるのがありがたい。先週と同じような天気だろうから午前中は登れるだろう、とタカをくくっている。今回は窓岩リッジを登る気はない。「フリーランサー」に焦点を当て、2人ともさっさと終わらせて、そのまま東の大壁でも行こう、などといつもように大口をたたきながら出発。1p目は、KGさんに登ってもらう。KGさんのアルパインリードも様になってきた。さて、「フリーランサー」マスター便。最終ピンを取り、核心を超えた。体を上げると利きにくくなるガバを取り、次の甘めの一手を取りに行く。甘いのが分かっているので安定した体制で向かいたいのに、この時のみ使った縦カチのせいで粘れるが、安定体制に持ち込めない。体を上げると利きが悪いガバなので、一旦体を下げようとしてフォール。周囲に悔しさ...雷のあとに…
明日登る予定だったし、仕事にやられて気が乗らない土曜日だった。Dzさんから、午後からどうか、というお誘いがあった。これはありがたいと思い、午後から赤岩西を目指す。先にクリスタル下に着くと、見知った親しい方々ばかり。ありがたいことだ。しばし情報交換をしているとDzさんがやってきた。聞けば「上を見て」から、上部へ抜ける3pをやりたいとのこと。それなら、ということで取り付くチャンスの少ない「ロックスミス」をやりたいと申し出る。さて、「上を見て」本来2pルートだ。1p目が10cで、2p目は本来左に行くが、直上ラインもある。直上は、垂壁なのに11cだかdだかのグレードがついている。大昔やってみたことがあるが、手も足もでなかった。Dzさんがリードで2回ほどのテンションで核心を抜けていった。セカンドだから抜ける気で取り...岩が湿り始めている…
窓岩に『フリーランサー』11abを片付けに行った。が、及ばず…。思ったよりよい天気と喜びながら、胎内巡りを下りる。瑞々しい6月の緑が美しい。窓岩リッジを見上げる。少し倒れている部分が2p目『フリーランサー』だ。1998年に吉田和正氏がオンサイトでフリー化した、すぐ横にアブミルートがあるラインだ。しかし、オンサイトでフリー化って、どういう状況を言うのだろう?クラック使って登ったのかな?エイドルートは2009年に登っている。本ブログ内にあるが、記述が適当すぎてちっとも役に立たない。1p目3級リード。早速の高度感。赤岩本では「残置が多く小さいカムもよく決まる」とある。リングボルトを含む残置が多いのはわかったが、「小さいカムが決まる」は、よくわからなかった。2p目取付からミミズク岩稜に目をやると、ミサゴらしき猛禽...あと一歩及ばず
車中泊後の朝素晴らしい天気!いつも通りの早起きなので、待ち合わせ時間まで愛別観光。アートとスポーツが融合した誰もいない公園から愛別町内を眺める。石垣山は10年振り。見晴岩よりましだが記憶は薄い。かっぱの割れ目への楽しみ方は独特で、挟まっていれば幸せなのでRPしたかどうかが気にならない。だから記録も薄い。だが、最初に案内されたところが全く知らないところなのはわかった。左のまっすぐが『蛍』10で、右の細めが『緑の導火線』10d。Akiさんたちが『蛍』をやり始めた。偶然の出会いは大事にするのが常なので、隣の『緑の導火線』をやってみた。カムを決めながら10dは、当たり前のように荷が重かった。何とか最終ピン位置にエイリアンを決めて、終わりにする。その後Fくんがトライし、カムの効きが確かめられホッとする。責任の重い遊...プチ岩旅2石垣山割れ目day
大ベテランAkiさんご案内付きのプチ岩旅。初日は名寄見晴岩へ。いつ以来だっけ?と調べてみると、なんと21年ぶりだった。という訳で、ここを歩くのも21年ぶり。楽しいみなさんに誘われて、ほんとに幸せ。天気も幸せ。21年ぶりを確認したのは帰宅後なので、当時どこを登ったのか定かでない。『デスモスチルス』は記憶していたが、その他はぼんやり状態で、岩を臨む。「これどうですか?」的な感じで目の前の『森のカバさん』をこなす。登っていないと思っていたが、中途半端な記録を見ると登ったような記載を発見。でも記憶がないから純粋に楽しい。『森のカバさん』リードするHYさん、光の当たり方がいい感じ。さて、何を登ろうかとしばし思案。当初は11前半をたくさん楽しもうと思っていたが、現場にいると長くてかっこいいルートが目白押しで目を惹く。...プチ岩旅1名寄見晴岩
それでも、赤岩に行く。今日は6名でクリスタル直下にこもる。ほぼ同時に着いたKGさんが「ドゥマガジン」をやると言うので眺めていると、「天まで登る」のドキドキ感を味わいたくなった。1度目は、核心1を越えられず仕切り直し。2度目は、核心1をごまかして、核心2をずるして、核心3は何とか越えて終了点へ。全身疲労に包まれる好ルートだが、怖いところが多すぎる。天から見下ろすと「サバイバル」試登中のHYさんがいた。KGさんは弱気なことを言いながらも3度の「ドゥマガジン」トライ。3度目はトップアウト。合間に「サバイバル」や「ニューウェーブ」に取り組むみなさんを眺める。「サバイバル」は、このアングルから撮るのがよいと思う。もう「天まで登る」はできる気がしなかった。「ドゥマガジン」を見ていて、ヌンチャク付きなら、と再登したくな...日々、体がツタウルシにむしばまれていく…
早朝から、魔人岩に向かう。寒いが、そのせいか空気が澄んでいて眺めがよい。一人でぶら下がり、岩の乾き具合とムーブの確認をする。そうこうしているうちに、S-さんとN道さんが現れる。寒さに震えしばし談笑。そして、S-さんのRPトライ。見事に成功。後に続こうと取り付くが、体が冷えすぎた。指が冷たくなって持てているかどうかわからない。核心手前までやって、一度仕切り直し。体を動かして暖める。手を岩の温度になじませる。15分ほどそんな活動をして取り付く。核心まではよどみなく動く。核心後に2本指ぎりぎりポケットがある。それを取りに行く動きも先ほど練習済み。でも通してやると、体が上がりきらない。どきどきしながら手を伸ばすと指が入ったが、1本しか入らず。何とか2本添えようとするが、うまくいかない。ここですったもんだしてたらだ...閃光に向かって
またまた赤岩へ。7時過ぎには着いたのに車が多い。クライミングシーズンだ。KGさんと「デビルズダンス」をこなして、窓岩リッジに行こうという予定を立てるが…。新緑と海の碧に包まれた鬼の踊り場にたどり着くと、不動岩稜を登ろうとするパーティーがたくさんいた。初デビルズのKG氏は、不動パーティーの間隙を縫ってトライするも2本目支点で手間取り仕切り直し。2便目で見事RP。毎年登りたいルートの一つなので、KGさんの合間に登る。その動画をニセコクライマーズチャンネルに上げてくれた。弱いのでやたらレストが多い…。2人とも鬼の踊り場の居心地のよさと「デビルズダンス」にやられてしまった。窓岩リッジで「フリーランサー」というフリールートに取り組むつもりだったが、「無理だねえ」という話になり、近くの摩天の稜線を登ることにする。摩天...青空に触れてみようか
大先輩の命により赤岩西のアルパインを巡る。一本目は西壁カンテルート3P。1P目で久々のビレイ点作りをのんびり慎重に復習する。そしてスカイラインへ飛び出す。素晴らしき海の青、いや碧か。3P終了点ではノーマルルートを登っていた若者との会話。天気がよいせいか、みな晴れ晴れしている。ダブル一発懸垂で洞窟前に戻り、西奥を目指す。S田さんのアルパインを楽しみつつもフリーへの回帰という希望を叶えるために、赤壁クラックから西奥バンドルート3P目をこなすラインを考える。赤壁クラック上部は戸惑いながらもノーテンで抜けてきた。さすがである。バンドルート3P目に進む。西奥壁の構造上、バンドルートは3P目のみ未踏だった。灌木のルンゼみたいなラインで判然としないが、赤壁上部をバックに登るので写真映えする。これで西奥壁は全ルート登った...青空に舞う気分
気が付けば5月も半ば。「まだシーズン初めだし…」などと言い訳しながらあちこちの岩場を彷徨っている。昨年はすでに「ソルジャーブルー」のトライ仕切り直しを始めていたことを考えると、何か気持ちの変化があるのかもしれない。今日はシーズン初の修験の壁。眺めのいい岩場で過ごせるのは幸せなことです。現地で待ち合わせなので、下地整備のため早々に森を歩き始める。新緑の瑞々しい美しさには心が躍る。岩場に着くと、一人眺めを堪能しながらリビング整備。いつの間にか、この景色は季節の変わり目ごとに眺めたいと思うようになっている。今度、真冬も来ようかな…。到着した皆様が「陽当たり良好」をされるというので、先に登らせてもらう。新緑にブルーが映えるHYさん。同じように「甘い男」も登らせてもらう。さて、少しまじめに「意志を継ぐ者」をやろうか...だいぶ岩の体になってきたかな
どうでもいいことを考えながら、また魔人岩を訪れる。緑がだいぶ増えた。ここはテーブルリッジを登る人から丸見えで、体内巡りを巡る人を見下ろすことができる場所。目の前の岩塔はエビス岩だ。緑で覆われる前の今頃は、意外と眺めがよく幸せだ。付き合いの気持ちで、体を岩になじませることを目的に来ているので気楽だが、同行の皆様はそうではない。皆様が目的としている「閃光に向かって走れ」は、故吉田和正氏の晩年の作。写真の右手ホールドは、かっぱもなかなか決まらなかった。左手の握り方、左足の位置と置き方、右足の位置をあれこれ試して、今日は決まった。登りたいという気持ちが薄い分、ムーブを試すのを楽しめているのかもしれない。いろいろ考えたいことはあるが、1テンで抜けた。今日は2回も上まで抜けた。上出来すぎるので、3トライほどでやめる。...魔人と魔神はどうちがうのだろう…
春の小樽赤岩がいい。木漏れ日、新緑の芽出し、カタクリの群生…。それらの中に岩が点在しているなんて、夢のようだ。クライマーもハイカーも、まるで新緑のように爽やかに映る。雪融けが早いのは残念だが、雪の中で感じる春にはある程度満足した。少しずつ岩との遊びに向けて体を整えていかなければならない。なので、誰かが居てくれて仲間に入れてくれそうなら赤岩に行く。後ですーさんがやってくるのはわかっているので、早朝から一人で魔人岩に行く。人がいない時に下地の泥や石を取り除き、安全ビレイポイントや休憩処を整える。そして、体が整っていない今は、まだまだできそうにないムーブを考えながらルートを眺める。左足の置き場所や置き方、左手の持ち場所や抑え方について複数選択肢を考える。すーさんは、安定してカチクラックを抑えられるようになってき...のんびり赤岩散策でいいんだよ
雪融けの早さと29日の西暑寒別山行で、かなり雪の山に満足した。なので行けたら岩に行こうかな、ぐらいの気持ちで過ごすGW後半戦。すーさんが魔人岩に行くという情報をキャッチ。お付き合いさせていただいた。急斜面を下りて魔人岩基部に向かう。御大N道さんも同行。傘寿を越えても赤岩を歩き回れる尊敬驚嘆の方だ。かっぱは、まだ12dなどねらえる体ではない。すーさんの登りを見つつ、取り付き足場を整備する。よい眺めの場所で過ごすだけでありがたい。すーさんがTRセットしてくれたので、ムーブを試す。核心の3,4ピン目のムーブだけを何度もやってみる。写真はすーさんだが、試していたのはこの辺りのムーブ。少し足の置き方を変えたり、左手の持ち方を変えたりするだけで、体の降られ方が少し変わる。こういう研究を静かな場所でコツコツ行うのは楽し...シーズン初赤岩は、魔人岩
GWは、雪シーズンの総仕上げ、気持ちのよいルートを巡りたい。そうして選んだのが増毛山塊、中の沢岳~西暑寒別岳~暑寒別岳を巡るコースだ。4月28日に林道入口で前泊。29日に運良く踏破することができた。29日朝は3時起床。星空に月明りが浮かび、好天を期待する。4時半には、登山開始。林道入口すぐの橋を使い、暑寒別川を渡る。ここからスタートすることで徒渉に苦労することもなく、中の沢岳を経由するルートを取ることができる。また、尾根も広いので残雪をつなぎやすいことも魅力と考えた。出だしの急登は、雪が硬いこともありシートラで処理。若干のヤブ歩きを強いられた早朝のシートラ急登は疲れる。1時間ほどすると暑寒別岳の尾根から朝日を拝むことができた。広い尾根は予想通り歩きやすい。残雪量も問題なく、ウロウロステップソール板はシール...大満足の周回ウロウロ&テクテクツアー
今日も義経岩。満開を少し過ぎたが美しい。早く着いたので、ウド探し。少しいただく。たまたま居合わせたMさんにアップ『南中央』のビレイをしていただいた。ありがたい。お約束の皆様が到着する。この日はHYさんの『オレンジつぶつぶ』RP予定日。見事2便目で完登。桜と新緑に紛れて美しい。かっぱは、AMさんと順番に登る。前週はマスターでテンションがかかった『大人の日』を無事クリア。その後『鞍馬の小天狗』11cをテンションいっぱいで2回。最後はお花見『ならの木』見下ろす桜が美しかった。前週と同じ本数。グレードは全体にアップ。シーズン開幕に一歩ずつ…。暖かく美しい春の日。お花見フリー
土曜は岩探索とネギ狩りに費やした。まだ柔らかいネギが満足できるだけ採れた。どんどん瓶に突っ込んで醤油漬けにする。先週漬けたものは、すでに少しずつ食している。うまい。春だ。日曜は義経岩に行く。気温が低めな曇りがちを予想して行ったが、反して暑いほどの好天。爽やかだ。ネギ狩りでロープを使っていたが、クライミングでロープを使うのは11月の半ば以来。5か月ぶりだ。まずは『ブラックホール』10bで体の状態を確かめる。ビレイをお願いするEさんに聞こえるほど体がパキパキ言うが、特に苦労なく登れる。少し足さばきが怖かったが問題ない。冬もきちんと登っている久しい方々にご挨拶。みなさんにとっては冬の室内トレーニングの成果を試す春らしい。『ひよどり越え』『オレンジつぶつぶ』『牛若丸』『大山崎ひとみ』など、4月のかっぱにはキラキラ...ネギ狩り済ませて岩に行く
倶知安と赤井川を隔てる稜線。この稜線中に1つだけ踏んでいないピークがあった。それが二ッ森。でも赤井川から登ると、どうも面白くないような気がして行く気になれなかった。それで倶知安側から登ろうと考えた。ウロウロスキーに最適な林道スタート。振り向くと羊蹄さんのお見送り。春の小川の横を幸せな気分で歩く。大きな砂防ダムまで来ると、適当な地形を登る。663mポコを目指す。送電線の真下まで来ると、地形図の詰まっている部分が崖。崖の前は、休憩によい広場になっていた。そこからの眺めはよい。傾斜は増すが、この季節はウロコがよく効く。シールをつけずに高度がかせげる。663mの東側の先に風情のある露岩があった。上がれば眺めがよさそうなのでボルダリングごっこ。3人で上がって、ピークを捉える。赤井川三角山はこっちから見ると格好のいい...春を満喫二ッ森679m