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2007/06/19

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  • オニユリ(鬼百合)

    きょうは、雨後曇って、後晴れました(24.8~31.3℃/南東風)。 森の外れの道端に、オニユリ(ユリ科)が咲いていました。夕暮れ間近の暑い空に、触れるのも憚られる真紅の花が、野火の様に燃え上がっていました。中国、朝鮮等に分布し、日本では北海道~九州の山野に自生しますが、一説には古い時代に鱗茎を食用にする為に渡来したもの言われています。草丈は1-2m程で、葉は互生し、茎には暗紫色の斑点があります。7-8月に、...

  • クサギ(臭木)

    きょうは、晴れてとても暑くなりました(28.7~33.9℃/西北西風)。 道沿いに、クサギ(クマツヅラ科)が咲いていました。咲き始めたばかりの様で、芳香もむんむんと、多くの花虻や花蜂を寄せていました。北海道~沖縄の他、朝鮮、中国等の山野に生育する、高さ3-5mの落葉小高木です。葉は対生し、長さ8-20cmの三角状心~広卵形で、先は尖り、基部は心~円形で、薄く柔らかく柔毛を密生します。8月頃、枝先の葉腋から長柄のあ...

  • ミョウガ(茗荷)

    きょうは、曇り時々晴れました(25,.7~32.7℃/南南西風)。 道沿いのミョウガ(ショウガ科ショウガ属)に、花が咲いていました。大きな葉の下に隠れる様にぽつんと一つ、近寄れば、大きな蘭花の様に艶やかでした。本州〜九州の山地~平地の人家周辺の樹陰等に生育、又栽培される、茎高40〜100cmの多年草です。地下茎は横に這って鱗片葉があり、偽茎は一年生で斜に直立し、葉身は披針〜狭長楕円形、長さ20〜30cm、幅3〜6cm...

  • ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)

    きょうは、曇り時々小雨が降り、後晴れました(22.9~32.7℃/西北西風)。 車道沿いに、ムラサキカタバミ(カタバミ科カタバミ属)が咲いていました。ヤブランの葉の間からピンクの花束が顔を出し、近寄れば艶やかな熱帯花にも見えました。南アメリカ原産で、観賞用に輸入された後に野生化し、全国の山地~平地の道端や庭に生育する、高さ10~30㎝の多年草です。実は付かず、地下の鱗茎によって増殖し、葉は幅2~4㎝のハート形の...

  • メタカラコウ(雌宝香)

    きょうは、晴れ後曇って時々強い雨が降りました(20.4~28.3℃/西風)。 小湿地に、メタカラコウ(キク科メタカラコウ属)が咲いていました。既に終わっているものも多いのですが、薄暗い林床に鮮黄の塔が立って、時折寄せる雨風に、大きくゆっくり揺らいでいました。本州〜九州の山地や深山の湿地、林縁等に生育する、花茎の高さ0.8〜1m程の多年草です。根生葉は数個付き、長い葉柄があり、三角状心形で径20〜40cmになり...

  • ハエドクソウ(蠅毒草)

    きょうは、朝までに大雨が止んで、晴れました(22.8~32.6℃/南東風)。 道端で、ハエドクソウ(ハエドクソウ科)が咲いていました。薄暗い林下に、地味な小花が一つ二つなら兎も角、何十も咲き群れると目立って、遠目には萩、近寄れば艶やかな蘭の趣でした。北海道~九州の他、朝鮮、中国、東シベリア、ヒマラヤ等の、山地の少し暗い林床に生育する、高さ30-70㎝の多年草です。葉は長さ7-10㎝、幅4-7㎝で質は薄く、荒い鋸歯の...

  • シロキクラゲ(白木耳)

    きょうは、一日雨が降りました(21.9~30.6℃/北風)。 道沿いの枯れた倒木に、シロキクラゲ(シロキクラゲ科)が生えていました。雨に濡れた純白の塊…こんな海藻もあったな等と思いながら触れると、思わずにゅるにゅるぷるぷる震えて、一瞬さわっと鳥肌が立ちました。春〜秋、全国の山野の広葉樹倒木や枯枝に発生する、直径10㎝、高さ5㎝程になるキクラゲの仲間です。形は不規則で、花弁状~鶏冠状裂片の塊となり、子実...

  • ユウガギク(柚香菊)とアシグロツユムシ(脚黒露虫)幼虫

    きょうは、晴れ後曇りました(19.4~26.4℃/北東風) 道沿いに咲き始めたユウガギク(キク科)に、アシグロツユムシ(キリギリス科)がいました。涼やかな白花に、翠玉の煌きがあって、見ていると此方の方が優雅な趣でした。北海道~九州の亜高山~平地の道沿いの草木周辺に生息する体長30-35mmのツユムシ。成虫は8-11月に出現し、草食性で草の他、木の葉や花弁、若い果実も食べ、自分の抜殻以外の動物質は食べない:。鮮緑色で、名...

  • キキョウ(桔梗)

    きょうは、大体晴れて、とても暑くなりました(25.5~35.5℃/南風)。 道沿いに、キキョウ(キキョウ科)が咲いていました。猛暑の下ですが、まるでそこだけ節が違う様に、清しく正に桔梗色の花が、山風に揺れていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国、ウスリー等の、山野の日当たりの良い場所に生育する、高さ40-100cm程多年生草本です。黄白色の根は太く、葉は互生で長卵形で鋸歯があり、下面はやや白みがかります。袋状の...

  • スジアオゴミムシ(筋青塵虫/芥虫)

    きょうは、晴れてとても暑くなりました(22.7~32.6℃/南風)。 道端に、スジアオゴミムシ(オサムシ科アオゴミムシ亜科)がいました。忙しなく駆けていましたが、一瞬立ち止まると、照かる体を青や赤、緑に輝やかせていました。北海道〜沖縄の山地~平地の林内外に生息する、体長22-23mmの大型のゴミムシです。成虫は3-11月に出現し、頭部と胸部は光沢のある赤銅~銅緑色で、上翅は黒く、多くの縦筋があります。脚は黄褐色で、...

  • クルマユリ(車百合)

    きょうは、晴れて暑くなりました(22.7~32.6℃/南風)。 道沿いに、クルマユリ(ユリ科)が咲いていました。森蔭にすっくと立ち上がる、紅く小さな焔、真夏の山で私の一番好きな、

  • タマツノホコリ(玉角埃)

    きょうは、曇り後晴れました(24.9~32.0℃/南南東風)。 道沿いの倒木に、タマツノホコリ(ツノホコリ科ツノホコリ属)が生えていました。薄暗がりにぷつぷつと、白珊瑚にも海綿にも見える妖精達が、寄り集まって会話している様でした。ツノホコリの変種とも別種ともされる変形菌で、ツノホコリ属では唯一坦子体を形成・群生します。春~秋、湿り気ある林内外の倒木等に発生し、白く(後に帯黄~帯緑色)、無柄、蜂の巣状の径5~8㎜...

  • オオムラサキ(大紫)♀

    きょうは、曇り時々晴れました(22.9~30.1℃/南南東風)。 樹液の出ている木に、オオムラサキ(タテハチョウ科)がいました。地味な柄の♀でしたが、大きくて、金蚊等他の虫達を蹴散らして、悠々と食事を続けていました。北海道南西部~九州中部の山地~平地の広葉樹林に生息する、前翅長43-68mmの大型のタテハチョウです。日本の国蝶。雄の翅は表面が光沢ある青紫色で、雌は雄より大型で暗色。成虫は7-8月に出現し、樹液に...

  • セミスジコブヒゲカミキリ(背三筋瘤髭髪切)

    きょうは、曇り時々晴れました(23.1~28.2℃/南東風)。 道端の葉の上に、セミスジコブヒゲカミキリ(カミキリムシ科フトカミキリ亜科)がいました。小さいけれど触角が長~くて、名の通り背(胸)に三筋があって、髭に瘤があるので判りました。北海道(南部)~九州の、山地~低地の林内に生息する、体長10~20㎜の、瘤のある触角が特徴的なコブヒゲカミキリの一種です。成虫は6~8月に出現し、上翅は淡黄色と黒色の斑模様で...

  • ヒメヤブラン(姫藪蘭〉

    きょうは、曇り時々晴れて、一時小雨が降りました(22.5~28.5℃/南南東風)。 道沿いに、ヒメヤブラン(ナギイカダ科)が咲いていました。むしむしした曇り空の下、薄紫の可憐な小花が、とても爽やかに佇んでいました。北海道~沖縄の他、東~東南アジアの、日当たりの良い林下や草地に生育する多年草です。葉は線形で長さ10-20cm、幅2-3mm。7-9月、葉より短い高さ10~15cmの花茎の先に、淡紫色の径1cm程の小花を疎に咲かせ...

  • モノサシトンボ(物差蜻蛉)

    きょうは、曇り時々晴れました(20.9~26.3℃/南風)。 道端に、モノサシトンボ(モノサシトンボ科)がいました。 近くには池も川もない乾いた場所でしたが、水色のストライプや点々が美しく、水辺を思わせる爽やかでした。北海道~九州の、山地~平地の挺水植物が繁茂し落葉の堆積した池沼周辺の林地等に生息し、岸近くに木立等のある薄暗い環境を好む、腹長31-39mmの大型のイトトンボです。 成虫は5-9月に出現し、細身で...

  • ヒグラシ(日暮)

    きょうは、雨後曇って、午後は晴れました(21.4~28.1℃/南南東風)。 道沿いの木に、ヒグラシ(セミ科)がいました。雌でしたが、近寄っても逃げもせず、何か変だなと思っていると、良く見れば片方の翅が半分欠けていて、触ろうとするとパタパタと、直ぐ下に落ちてしまいます。静かに元に戻しましたが、何とか一日でも長く生き抜いて欲しいと思いました。中国等に広く分布し、日本では北海道南部~奄美大島の広葉樹林や杉、桧...

  • 七月観(視)察会

    きょうは雨の予報もありましたが、曇り後晴れて、少し暑めながら快適な観察会になりました(21,4~27.6℃/南東風)。近況報告や配布チラシの案内等あった後、早速の出発です。目の高さのネムノキの花、芝生のネジバナ、池の水蓮や飛び交うショウジョウトンボ等トンボ達、蝶庭の花々、菌従属の蘭・ツチアケビ等眺めながら進むと、周囲は(資料で紹介の)ニイニイゼミの蝉時雨で、試しにと木々の幹を調べると、そこら中に泥付きの小さ...

  • ヤマユリ(山百合)

    きょうは、晴れ時々曇りました(20.3~30.3℃/南南東風)。 道沿いに、ヤマユリ(ユリ科)が咲いていました。街中に近い事もあって、盗掘、採集、藪刈り等が絶えず、すっかり少なくなってしまった当種ですが、車道沿いで出逢う艶やかな大華には、噎せ返る香もあって、心踊ります。日本固有種で、本州の東北~近畿の山地の林縁や草地に生育する、草丈1-1.5mの多年草です。茎は地下の鱗茎から出て、長さ10-15cmの披針形で短柄のあ...

  • アオヤギソウ(青柳草)

    きょうは、晴れ後曇って一時雨が降り、又晴れました(21.3~27.2℃/南南東)。 道端に、アオヤギソウ(シュロソウ科)が咲いていました。緑色の保護色の様な目立たない花ですが、近寄れば、金色の葯を付けて、青金蚊の様に輝いていました。北海道~本州中部の、山地の林内や湿った草原に生育する高さ0.5-1mの多年草です。葉は無毛で、茎の下部に2-3葉集まり、長さ20-30㎝の長楕円形です。基部は鞘になって茎を抱きます。茎の...

  • クモキリソウ(雲切草)

    きょうは、雨後曇りました(22.0~27.0℃/南風)。 道沿いに、クモキリソウ(ラン科)が咲いていました。地味な蘭で、しかも一株だけでしたが、雨の中、大岩を背にすっくと立ち上がって、その存在感はただならぬものがありました。北海道~九州の他、朝鮮、クリル等の、山地の薄暗く少し湿った広葉樹林内に生育する、花茎10-20cmの多年草です。長さ5-12㎝で広卵形の葉が根元から2枚出て、縁が細かく波打ち、葉脈の網目がはっき...

  • ニワトコ(接骨木、庭常) の果実

    きょうは、雨が降ったり止んだりでした(22.8~28.7℃/南風)。 道沿いのニワトコ(スイカズラ科)に、実が生っていました。雨の中、真赤な実が遠くからも良く目立って、近寄れば、洗い小豆の様に濡れ光っていました。北海道~九州の他、朝鮮等の山野に生育する、高さ3-6mの落葉低木です。若枝は淡緑~淡褐色で、古枝は灰褐色の樹皮が縦に裂け、コルク質が発達します。葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉は2-3対あります。4-5...

  • ヒメコウゾ(姫楮)の果実

    きょうは、雨後曇って、一時晴間もありました(22.9~27.6℃/西風)。 道沿いのヒメコウゾ(クワ科)に、実が生っていました。若いのと熟したのの違いに吃驚しながら、雨に濡れた紅く瑞々しい実を一つ試食すると、毛が気になるものの、甘い果汁が口一杯に広がりました。本州~九州の他、朝鮮、中国中南部の低山地の林縁等に生育する、樹高2-5m程の落葉低木です。雌雄同株。長さ5-15㎝の葉は歪んだ卵~広卵形で、時に2-5片に深...

  • チダケサシ(乳茸刺・乳蕈刺)

    きょうは、雨が降ったり止んだりでした(23.2~30.0℃/北風)。 道沿いの小湿地に、チダケサシ(ユキノシタ科)が咲いていました。白や薄紅に染まった花々が群れ立って、風が吹くと、妖精の様に揺れ舞っていました。本州~九州の山野の湿った草地等に生育する、草丈30-80㎝の多年草です。茎や葉柄に長毛があり、葉は2-4回奇数羽状複葉で、小葉は長さ2-4㎝、幅2-3㎝の卵~倒卵形で、葉先は尖らず、縁は重鋸歯。7-8月、円錐花序を...

  • マエカドコエンマコガネ(前角小閻魔黄金虫)

    きょうは、曇り時々晴れて、とても暑くなりました(24.4~34.8℃/西風)。 道沿いのコクサギの葉上に、マエカドコエンマコガネ(コガネムシ科ダイコクコガネ亜科)と思われるコガネムシがいました。何時もなら糞等にいる虫ですが、コクサギの強臭に誘われたのか(食草なのか?)、緑の絨毯にちょこんと、漆黒の小さな体を光らせていました。北海道〜九州の高山地~低地の林内~草地に広く生息する、体長4.2.~8.5mmのコエンマコガネの仲...

  • ツチアケビ(土通、土木通、土通草)の花

    きょうは、晴れ後曇りました(22.7~29.8℃/南南東風)。 道沿いに、ツチアケビ(ラン科)が咲いていました。数株だけでしたが、真鋳の燭台の様な花房に、優美な灯を点していました。北海道~九州の森林内に生育する、高さ50-100㎝の蘭の仲間です。日本固有種。光合成を行う葉を持たない腐生植物で、ナラタケとラン菌根を形成し、養分の全てをこの共生菌に依存しています。初夏に鱗片葉が殆どない黄色い花茎を伸ばし、四方に複総...

  • マメコガネ(豆黄金)

    きょうは、晴れ後曇って暑くなりました(23.4~32.5℃/南南東風)。 藪のオオイタドリの葉上に、マメコガネ(コガネムシ科スジコガネ亜科)がいました。何時行っても大抵雌雄でいるのですが、きょうも葉を食べながら、宝石の様な姿で仲良く睦んでいました。北海道〜九州の、山野の林縁や藪地等に生息する、体長9-13㎜のコガネムシの仲間です。成虫は 5-10月に出現し、胸部が緑で、前翅が茶~緑色、マメ科植物やブドウ類、ヤナギ類、...

  • ムラサキシキブ(紫式部)の花

    きょうは、晴れ時々曇って、暑くなりました(22.0~31.9℃/西北西風)。 道沿いのムラサキシキブ(クマツヅラ科)に、花が咲いていました。ヤブムラサキを追う様に、紅紫の花に黄の葯も鮮やかに、しかも歌人の如く気品高く佇んでいました。北海道~沖縄の他、朝鮮等の低山の森林に生育する高さ3m程の落葉低木です。小枝はやや水平に伸び、葉はを対生し、長さ-13cmの長楕円形、鋭尖頭で細鋸歯があります。6-7月頃、葉腋から対にな...

  • オカトラノオ(丘虎の尾)

    きょうは、晴れ後曇って、後雨が降りました(18,6~27.6℃/南南東風)。 林縁の草原に、オカトラノオ(サクラソウ科)が咲いていました。漸く梅雨っぽくなった空の下、純白の花序を長く垂らし、近寄れば、爽やかな花々が皆空を見上げていました。北海道~九州の他、朝鮮、中国等の山野の日当たりの良い草原等に生育する、高さ50-100cmの多年草です。茎は立ち上がり、地下茎を伸ばして群生します。長楕円形で全縁の葉は茎に互生...

  • キマダラセセリ(黄斑せせり)

    きょうは、曇り時々晴れました(20.8~27.6℃/西北西風)。 道端の葉の上に、キマダラセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)がいました。朱さに魅かれて近付くと、あっと言う間、何処かに弾丸の様に飛び去りました。インド東部~中国、朝鮮、ロシア極東等に分布し、日本では北海道〜九州の山地~低地の草原や河原、林縁度に生息する、体長(前翅長)13-17mmのセセリチョウの仲間です。成虫は6-9月に出現し、茶褐色地に黄色の粗...

  • ヤブカンゾウ(薮萓草)の花

    きょうは、曇り後晴れました(22.9~29.1℃/南南東風)。 池の端に、ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)が咲き始めていました。何時もは群生の、周囲の藪はすっかり刈り払われてしまいましたが、僅かに残る朱い花が、真夏の到来を告げる様でした。有史以前渡来の中国原産とも言われ、日本では北海道~九州の日当たりの良い草地等に生育する、草丈50-100cmの多年草です。葉は根生し、長さ40-60cm幅3㎝前後の広線形。3倍体の為結実せず...

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