どうも、どんぐりです。頻度は低いですが、ようやく更新を続けられるようになりました。遅筆けれどね…… このサイトも なんだかんだで7年くらい(実質半年?)続いていますが、またアンケートなどやって、今後の進め方を考えようかな、と思ってます。そのときはどうぞご協
「では、始めます」 言い慣れたフレーズと共に、奥笹は患部を切開する。対面する助手も、それに合わせて奥笹の先手を取るかのようにサポートを始めた。 一瞬、奥笹の眼線が助手に向くが、すぐに患部へと移行する。幾度となく繰り返す手術ではあるが、今日は今までとは違う
「随分とシャレた病院だな、センセイ」 車椅子を押しながら二十歳そこそこと思われる青年は、奥笹と目を合わせず、そう呟いた。 その彼の祖母と思われる、八十を裕に超える外見の女性は、車椅子上で俯き気味に微笑んでいる。「今日はこんな天気の中、ようこそお出でくださ
「ブログリーダー」を活用して、とんぷくアクロさんをフォローしませんか?